JP2526662Y2 - タンク形遮断器 - Google Patents
タンク形遮断器Info
- Publication number
- JP2526662Y2 JP2526662Y2 JP1991063523U JP6352391U JP2526662Y2 JP 2526662 Y2 JP2526662 Y2 JP 2526662Y2 JP 1991063523 U JP1991063523 U JP 1991063523U JP 6352391 U JP6352391 U JP 6352391U JP 2526662 Y2 JP2526662 Y2 JP 2526662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tank
- circuit breaker
- branch pipe
- disconnector
- insulated cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案はタンク形遮断器に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】ガス形または真空型のようなタンク遮断
器では、その遮断器本体を収納するタンクの上部にブッ
シング形の変流器を設置する構成がよく知られている。
この種遮断器を送配電線の線路に接続する場合、これに
断路器、接地装置を接続する必要がある。従来ではこれ
らを遮断器とは別個に構成し、かつ設置するようにして
いた。
器では、その遮断器本体を収納するタンクの上部にブッ
シング形の変流器を設置する構成がよく知られている。
この種遮断器を送配電線の線路に接続する場合、これに
断路器、接地装置を接続する必要がある。従来ではこれ
らを遮断器とは別個に構成し、かつ設置するようにして
いた。
【０００３】しかしこのような構成によると、遮断器、
断路器、接地装置などを別個に製作しなければならない
し、またこれらの設置面積も広く必要とするなどの欠点
がある。
断路器、接地装置などを別個に製作しなければならない
し、またこれらの設置面積も広く必要とするなどの欠点
がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、遮断器を線
路に接続する場合の構成を縮少化し、設置に必要な面積
が少なくなるようにし、かつ断路器、接地装置の設置の
際の▲高▼さを低く構成することを目的とする。
路に接続する場合の構成を縮少化し、設置に必要な面積
が少なくなるようにし、かつ断路器、接地装置の設置の
際の▲高▼さを低く構成することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案は、ガス形または
真空形のタンクの内部に、遮断器本体を収納するととも
に、前記タンクの上部に一対の枝管を設け、一方の枝管
の上部にはブッシング形変流器を設置し、他方の枝管の
内部をタンクの内部と連通するとともに、この枝管の内
部には断路器、接地装置を組み込んだユニットを設置
し、更に他方の枝管の上端に上端が連通するように連結
されるタンクを設け、このタンクの内部に接地装置に接
続される絶縁ケーブルを下端から挿通してなることを特
徴とする。
真空形のタンクの内部に、遮断器本体を収納するととも
に、前記タンクの上部に一対の枝管を設け、一方の枝管
の上部にはブッシング形変流器を設置し、他方の枝管の
内部をタンクの内部と連通するとともに、この枝管の内
部には断路器、接地装置を組み込んだユニットを設置
し、更に他方の枝管の上端に上端が連通するように連結
されるタンクを設け、このタンクの内部に接地装置に接
続される絶縁ケーブルを下端から挿通してなることを特
徴とする。
【０００６】
【作用】遮断器本体を収納しているタンクと、ユニット
が設置されてある枝管とは、その内部が連通しているの
で、ともに内部が真空またはガス雰囲気となっている。
したがって断路器、接地装置を小型に構成することがで
きるので、従来のタンク形遮断器単体の構成と大差がな
い程度の大きさに構成することができる。
が設置されてある枝管とは、その内部が連通しているの
で、ともに内部が真空またはガス雰囲気となっている。
したがって断路器、接地装置を小型に構成することがで
きるので、従来のタンク形遮断器単体の構成と大差がな
い程度の大きさに構成することができる。
【０００７】また接地装置に接続される電源側からの絶
縁ケーブルは、同じく枝管と内部が連通しているタンク
の内部を通っており、しかもこのタンクと枝管とはその
上端で連結しているので、枝管としてはその▲高▼さを
充分に低くして構成することができる。そのため上方に
▲高▼電圧部分のような危険物が存在しているようなこ
とがあっても、これを避けて遮断器を設置することがで
きるようになる。
縁ケーブルは、同じく枝管と内部が連通しているタンク
の内部を通っており、しかもこのタンクと枝管とはその
上端で連結しているので、枝管としてはその▲高▼さを
充分に低くして構成することができる。そのため上方に
▲高▼電圧部分のような危険物が存在しているようなこ
とがあっても、これを避けて遮断器を設置することがで
きるようになる。
【０００８】
【実施例】本考案の実施例を図によって説明する。１は
内部に遮断器本体２を収納しているタンクで、架台など
の上に設置される。また内部は真空化され、または絶縁
性のガスが収納されてある。
内部に遮断器本体２を収納しているタンクで、架台など
の上に設置される。また内部は真空化され、または絶縁
性のガスが収納されてある。
【０００９】３、４はタンク１の上部に設置された一対
の枝管で、遮断器本体２の電源側、負荷側に設置されて
ある。一方の枝管３の上部には、ブッシング形変流器５
が設置されてあり、その上部にブッシング７が設けられ
てあって、その上端には負荷側に接続される主回路端子
８を備えている。
の枝管で、遮断器本体２の電源側、負荷側に設置されて
ある。一方の枝管３の上部には、ブッシング形変流器５
が設置されてあり、その上部にブッシング７が設けられ
てあって、その上端には負荷側に接続される主回路端子
８を備えている。
【００１０】他方の枝管４はタンク１とその内部におい
て連通している。そしてこの枝管４の内部には、同軸に
設置された断路器９と、接地装置１０を組み込んだユニ
ット１１が収納されてある。断路器９は、固定接触子１
３、可動接触子１２を備え、この可動接触子１２は外部
から操作される駆動部１４により操作される。
て連通している。そしてこの枝管４の内部には、同軸に
設置された断路器９と、接地装置１０を組み込んだユニ
ット１１が収納されてある。断路器９は、固定接触子１
３、可動接触子１２を備え、この可動接触子１２は外部
から操作される駆動部１４により操作される。
【００１１】１５は接地装置１０の接地棒で、点検時な
どにおいて、外部からの操作によってその長手方向に駆
動される。そして固定接触子１３に接触されたとき、電
源側である固定接触子１３が接地されるようになってい
る。
どにおいて、外部からの操作によってその長手方向に駆
動される。そして固定接触子１３に接触されたとき、電
源側である固定接触子１３が接地されるようになってい
る。
【００１２】枝管４の内部とタンク１とは互いに連通さ
れている。したがって枝管４の内部は真空または絶縁ガ
ス雰囲気となっている。そのため断路器９、接地装置１
０間の絶縁距離を短くすることができる。これによって
断路器９、接地装置１０の小型化が可能となるので、枝
管４として短く構成することができる。
れている。したがって枝管４の内部は真空または絶縁ガ
ス雰囲気となっている。そのため断路器９、接地装置１
０間の絶縁距離を短くすることができる。これによって
断路器９、接地装置１０の小型化が可能となるので、枝
管４として短く構成することができる。
【００１３】本考案では更に別に絶縁ケーブル用のタン
ク１６を用意する。そしてその上端と枝管４の上端とを
連結し、このタンク１６の下端から絶縁ケーブル１７を
内部に挿通する。絶縁ケーブル１７はその一端は電源に
接続され、他端は断路器９に接続されている。タンク１
６と枝管４とは互いに連通し合うように連結されるの
で、タンク１６の内部も真空または絶縁ガス雰囲気とな
っている。そのためタンク１６はその長さを短くするこ
とができる。またこのタンク１６の支持も容易となる。
ク１６を用意する。そしてその上端と枝管４の上端とを
連結し、このタンク１６の下端から絶縁ケーブル１７を
内部に挿通する。絶縁ケーブル１７はその一端は電源に
接続され、他端は断路器９に接続されている。タンク１
６と枝管４とは互いに連通し合うように連結されるの
で、タンク１６の内部も真空または絶縁ガス雰囲気とな
っている。そのためタンク１６はその長さを短くするこ
とができる。またこのタンク１６の支持も容易となる。
【００１４】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、タ
ンク形遮断器に断路器、接地装置を組み込むことによっ
て、従来の遮断器単体と大差のない程度の大きさで複合
化が可能となるため、縮少化ができ、その接地面積の縮
少も可能となるとともに、断路器、接地装置を電源側に
接続する構成として、従来のような碍子を使用すること
なく、絶縁ケーブルをタンクに収納し、このタンクと断
路器、接地装置を収納する枝管の各端部同志を連結する
ようにしたので、前記枝管としての▲高▼さを低く構成
することができる効果を奏する。
ンク形遮断器に断路器、接地装置を組み込むことによっ
て、従来の遮断器単体と大差のない程度の大きさで複合
化が可能となるため、縮少化ができ、その接地面積の縮
少も可能となるとともに、断路器、接地装置を電源側に
接続する構成として、従来のような碍子を使用すること
なく、絶縁ケーブルをタンクに収納し、このタンクと断
路器、接地装置を収納する枝管の各端部同志を連結する
ようにしたので、前記枝管としての▲高▼さを低く構成
することができる効果を奏する。
【図１】本考案の実施例を示す正面図である。
【図２】図１の部分側面図である。
【図３】接続関係を示す単線接続図である。
１ タンク ２ 遮断器本体 ３ 枝管 ４ 枝管 ５ ブッシング形変流器 ９ 断路器 １０ 接地装置 １１ ユニット １６ タンク １７ 絶縁ケーブル
Claims (1)
- 【請求項１】 内部が絶縁ガスまたは真空雰囲気とされ
たタンクの内部に遮断器本体を収納するとともに、前記
タンクの上部に、対をなす第１及び第２の枝管を設け、
前記第１の枝管の上部に前記遮断器本体の負荷側に接続
されるブッシング形変流器を設置してなるタンク形遮断
器において、前記タンクの内部と互いに連通している前
記第２の枝管の内部に、前記遮断器本体の電源側に一端
が接続された断路器及び前記断路器の他端と接地側との
間に接続された接地装置とを組み込んだユニットを収納
するとともに、前記第２の枝管の内部と互いに連通して
いる絶縁ケーブル用のタンクの上端を、前記第２の枝管
の上端に連結して設け、前記絶縁ケーブル用のタンク
に、その下端から一端が電源側に接続される絶縁ケーブ
ルを挿通し、挿通された前記絶縁ケーブルの他端を前記
断路器の他端に接続してなるタンク形遮断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991063523U JP2526662Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | タンク形遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991063523U JP2526662Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | タンク形遮断器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126643U JPH04126643U (ja) | 1992-11-18 |
| JP2526662Y2 true JP2526662Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31930181
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991063523U Expired - Lifetime JP2526662Y2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | タンク形遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526662Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63154003A (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-27 | 株式会社東芝 | ガス絶縁開閉装置 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP1991063523U patent/JP2526662Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126643U (ja) | 1992-11-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
|
| R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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