JP2526537B2 - 配管内エネルギ―供給システム - Google Patents

配管内エネルギ―供給システム

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JP2526537B2
JP2526537B2 JP3220179A JP22017991A JP2526537B2 JP 2526537 B2 JP2526537 B2 JP 2526537B2 JP 3220179 A JP3220179 A JP 3220179A JP 22017991 A JP22017991 A JP 22017991A JP 2526537 B2 JP2526537 B2 JP 2526537B2
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pipe
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佐々木  邦彦
正夫 小寺
服部  正
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日本電装株式会社
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/40Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using two or more transmitting or receiving devices
    • H02J50/402Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using two or more transmitting or receiving devices the two or more transmitting or the two or more receiving devices being integrated in the same unit, e.g. power mats with several coils or antennas with several sub-antennas
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/20Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using microwaves or radio frequency waves

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管内エネルギー供給シ
ステムに関するものであり、例えば熱交換器等の金属配
管内で、検査、修理等の作業を行うマイクロロボットに
対して、マイクロ波を用いてエネルギーを供給するシス
テムに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属配管内、特にその内径が細い
管(直径が数mm程度の管)を分解することなく、検
査、修理等を行うことが可能なマイクロロボットの実現
が切望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述したよう
なマイクロロボットは実現するためには、従来、マイク
ロロボットを駆動するためのエネルギー供給が問題とな
っていた。すなわち、一般的な無線によるエネルギー供
給は電磁誘導(低周波数)によって行われているので、
エネルギーの伝送距離がある程度(数cm程度)限定さ
れてしまい、配管の接続方法によってはマイクロ波発生
源からの移動距離が数mにも及ぶマイクロロボットを駆
動できないという問題がある。また、マイクロ波発生源
とマイクロロボットとを電気結線で接続する方法におい
ては、マイクロロボットは数mm程度の直径の配管内を
移動して検査、修理等を行う体格の小さなものなので、
マイクロロボットが電気結線で接続されているとマイク
ロロボットの移動を妨げてしまうという問題がある。
【0004】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、配管内に配置されたロボットの作動を妨
げることなく、ロボットに対して的確にエネルギー供給
を行うことが可能な配管内エネルギー供給システムを提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため本発明は、導体
で構成された配管内にて作動するロボットと、前記配管
内に電波を伝送する伝送手段と、前記ロボットに設けら
れ、前記電波を受信して電力に変換する変換手段と、前
記ロボットに設けられ、前記変換手段からの電力により
前記ロボットを駆動する駆動手段とを備え、前記伝送手
段により伝送される電波の周波数fは、少なくとも前記
ロボットが配置された配管の直径を遮断周波数特性曲線
に対応させて得られた周波数fS より大きく設定するこ
とを特徴とする配管内エネルギー供給システムを採用す
るものである。
【0006】
【作用】上記構成により、伝送手段からは、少なくとも
ロボットが配置された配管の直径を遮断周波数特性曲線
に対応させて得られた周波数fS より大きく設定された
周波数fを有する電波を伝送し、ロボットに構成された
変換手段は、この電波を受信して電力に変換し、この電
力により、駆動手段はロボットを作動させる。故に、伝
送手段からは電波によりロボットに対してエネルギー供
給を行っているので、伝送手段およびロボットの間に電
気結線を用いることなくエネルギー供給を行うことがで
きる。
【0007】また、伝送手段から伝送される電波は、少
なくともロボットが配置された配管の直径を遮断周波数
特性曲線に対応させて得られた周波数fS より大きく設
定された周波数fで伝送されているので、電波は、ロボ
ットの変換手段に低損失で伝送させることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。この実施例では、本発明を、異なる内径を有す
る配管が相互に複数接続された系において、その配管内
を1つのマイクロロボットで移動、作動させるシステム
に適用した場合について説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を表す全体構成図
である。図1において、配管3は、後述するマイクロロ
ボット4がその管内で作動する金属配管(図1は、その
断面を示す)であり、任意の内径(最小内径はD)を有
する複数の配管3が相互に接続された系となっている。
なお、これらの配管の直径は、みな数mm程度である。
【0010】マイクロ波エネルギー源1は、マイクロロ
ボット4が作動する配管へマイクロ波(一般的に、その
周波数は3GHz〜300GHz)を送信するためのエ
ネルギー源であり、例えばマイクロロボット4が最小内
径Dの配管3に配置されている場合には、最小内径Dで
伝送可能な周波数f=fD (後述する遮断周波数特性曲
線により求められた周波数fSDより大きい周波数をfD
とする)でマイクロ波信号を後述するマイクロ波送信器
2へ出力することにより、周波数fD を有するマイクロ
波を発生させて、低損失なマイクロ波の伝送を可能とす
る。
【0011】マイクロ波送信器2は、マイクロロボット
4が配置された配管の内径に対応した周波数fを有する
マイクロ波を発生するものであり、この際には、金属配
管3自体を理想的な伝送線路として用いることができる
ので、効率良くマイクロ波を伝送させることができる。
なお、マイクロ波エネルギー源1およびマイクロ波送信
器2は、送信手段に相当するものである。
【0012】マイクロロボット4は、配管3内に伝送さ
れたマイクロ波を受信して、アクチュエータ駆動用の電
気エネルギーに変換すると共に、この変換した電気エネ
ルギーによって作動する。
【0013】ここで、配管内径とマイクロ波の周波数と
の関係について説明する。図15は、マイクロ波を後述
するTE0Xモード(具体的にはTE11モード)で伝送す
る場合の配管内径−周波数特性曲線を表すものである。
【0014】つまり、配管内径と電波の伝送周波数との
間には、図15に示すような関係があり、遮断周波数特
性曲線Sを境にして、遮断領域、TE11モード領域、高
次モード領域に分かれている。
【0015】ここで、例えば、配管内径が4mmであっ
た場合には、遮断周波数はfS4=45GHzとなって、
この配管4mmの内部をマイクロ波等の電波で伝送させ
ようとする際には、その電波の発振周波数f4 を45G
Hzより大きくすればよい。なお、ここでは、配管内径
Zの時の遮断周波数特性曲線S上の周波数をfSZ、この
周波数fSZより大きい周波数をfZ と表記している。
【0016】また、更なる工夫として、電波を低損失で
伝送させようとする場合には、高次モード領域にならな
い周波数した方が良く、例えば、上述した配管内径が4
mmであった場合では、電波の発振周波数fは、45G
Hz<f<73GHzとすれば、低損失な伝送が可能と
なる。
【0017】次に、このような全体構成を有するシステ
ムにおいて、その各部の詳細な構成および作動を各実施
例に基づいて説明する。なお、各実施例において、均等
の構成を示すものについては、共通の図番号を用いるも
のとし、各実施例とも上述したような、配管内径と遮断
周波数特性曲線とを対応させた周波数fをマイクロ波の
周波数として用いているものとする。
【0018】〔第1実施例〕まず、第1実施例における
マイクロ波送信器2の具体的な構成について説明する。
図2は、第1実施例におけるマイクロ波送信器2を詳細
に表した具体構成図である。
【0019】図2において、入力端子201はマイクロ
波エネルギー源1からのマイクロ波信号を受ける端子で
あり、他端は同軸コネクタ202に接続されている。ル
ープ導体203は線材で構成されたループ形状をしてお
り、一端は同軸コネクタ202の中心導体202aに接
続されると共に、他端は同軸コネクタの外部導体202
b、すなわちアースに接続されている。そして、ループ
導体203にマイクロ波電流が流れることにより、ルー
プを貫通し且つループ面に垂直な磁力線Hを発生すると
共に、電気力線Eを生じて、マイクロ波を配管3内に伝
送させる。また反射板301は、配管3の端部に配置さ
れて同軸コネクタ202およびループ導体203を固定
する電磁波反射体であり、配管3内に伝送されたマイク
ロ波を反射することで磁力線Hに対する境界条件を形成
して、マイクロ波を効率良く伝送させる。
【0020】続いて、マイクロロボット4の構成につい
て説明する。図3は、第1実施例におけるマイクロロボ
ット4を概略的に表した概略構成図である。図3におい
て、マイクロロボット4は、主として配管3内に伝送さ
れたマイクロ波を受信するマイクロ波受信器401と、
後述するアクチュエータ403を駆動すべく、受信した
マイクロ波を電気エネルギーに変換する変換器402
と、マイクロロボット4を作動させるためのアクチュエ
ータ403(駆動手段に相当)とで構成されている。な
お、マイクロ波受信器401および変換器402は、変
換手段に相当する。
【0021】このような概略構成を有するマイクロロボ
ット4は、具体的には図4に示すように構成されてい
る。すなわち、図4において、ループ導体4011は、
上述したマイクロ波送信器2を構成するループ導体20
3(図2)と同様の構成であり、電波の可逆性によりマ
イクロ波送信器2から送信されたマイクロ波の磁力線を
ループ面に対して垂直に受信する。反射板4012は、
後述するハウジング4016の端面に構成された電波反
射体であり、配管3内に伝送されたマイクロ波を反射す
ることで磁力線Hに対する境界条件を形成して、高効率
のマイクロ波受信を可能としている。なお、この反射板
4012は、マイクロロボット4の内部において電気的
に接地されている。
【0022】信号線4013は、その一端がループ導体
4011の非接地側に接続された線材であり、信号線4
014は、その一端がループ導体4011の接地側に接
続された線材である。そして、信号線4013、401
4の両他端は、後述するサーキットボード4015に接
続されている。サーキットボード4015は、ループ導
体4011で受信したマイクロ波エネルギーを信号線4
013、4014を介して入力し、後述するアクチュエ
ータ4032を駆動すべく、電気エネルギーに変換す
る。
【0023】ハウジング4016は、上述したループ導
体4011、反射板4012、サーキットボード401
5等を保持するものであり、連結部4031は、後述す
るアクチュエータ4032とハウジング4032とを連
結する部材である。なお、この連結部4031の内部
は、図示されない信号線が設けられており、サーキット
ボード4016からの電気エネルギーをアクチュエータ
4032に伝達する。そして、アクチュエータ4032
は、この電気エネルギーを受けてマイクロロボット4を
移動、もしくは所定の作動を行わせている。
【0024】次に、上記構成における作動を説明する。
図1〜図4において、マイクロ波エネルギー源1は、マ
イクロロボット4が作動する配管の内径Dで伝送可能な
周波数fD のマイクロ波信号をマイクロ波送信器2へ出
力し、マイクロ波送信器2は、入力端子201にてマイ
クロ波信号を受けると、ループ導体203にマイクロ波
電流を流して、周波数fD のマイクロ波を図1および図
2の矢印方向へ発生する。
【0025】すると、マイクロロボット4のループ導体
4011は、このマイクロ波を受信して、その受信信号
を信号線4013、4014を介してサーキットボード
4015へ入力する。サーキットボード4015では、
入力した受信信号をアクチュエータ4032の駆動用エ
ネルギー(電気エネルギー)に変換して、連結線403
1を介してアクチュエータ4032へエネルギー供給を
行う。そして、このエネルギー供給により、マイクロロ
ボット4は作動、もしくは移動する。
【0026】上記のようにして、内径の異なる配管が相
互に接続された系において、配管3内の検査、修理を行
うマイクロロボット4に対して、信号線を用いることな
くエネルギーの供給が可能となる。しかも、その伝送さ
れるマイクロ波の周波数は、マイクロロボット4が配置
された配管の内径に対応した周波数(もしくはそれより
大きい周波数)しているので、好適にエネルギーの供給
が可能となる。
【0027】次に、上記構成において、特に、マイクロ
波送信器2より発生するマイクロ波の伝送を好適に行う
伝送方法の一例について説明する。ここでは、マイクロ
波をTE0X (Transverse Electric)モードもしくはTM
0X(Transverse Magnetic)モードで伝送する場合につい
て説明する。なお、上述したTE0X、TM0Xの表記にお
いて、‘0’は管の周方向の波数が0であることを示
し、‘X’は管の軸方向(半径方向)の波数がX(X;
正の整数)であることを示す。
【0028】図5(a)〜(c)は、TE0Xモードで伝
送する場合のマイクロ波の発生形態を説明するための説
明図であり、図5(a)は配管3の側面からみた断面図
であり、図5(b)は配管の上面からみた断面図であ
り、図5(c)は管軸方向からみた断面図である。
【0029】図5(a)〜(c)において、TE01モー
ドで伝送する場合には、ループ導体203の設置位置
は、配管内径の1/2の同心円上でループ面は演習の接
線方向に平行な位置に設置されている。そして、同軸コ
ネクタ202に接続されたループ導体203からは、入
力端子201からのマイクロ波信号に応じて、所定周波
数(マイクロロボットが配置された内径に対応もしくは
それより大きい周波数)のマイクロ波をマイクロロボッ
ト4のループ導体4011へ伝送する。ここで、図中、
点線は伝送するマイクロ波の磁力線を示し、実線は電気
力線を示している。
【0030】そして、図5(c)に示すように、このT
0Xモードにおけるマイクロ波は、配管3の周方向の電
磁界エネルギー分布が均一なモードで伝送している。な
お、図5(c)のマイクロ波は、具体的には、TE01
ードで伝送しており、この様なモードで伝送されるマイ
クロ波では、以下に述べるような好適な伝達が可能とな
る。
【0031】すなわち配管3は、一般的には、湾曲、折
れ曲りが多数存在しており、その管内を移動するマイク
ロロボット4は、作業上、管軸に垂直な面内で回転する
場合が多い。そのため、マイクロ波送信用のループ導体
203およびマイクロ波受信用のループ導体4011の
間に、管軸に垂直な面内において角度差が生じてしま
う。すると、互いのループ面が軸方向に垂直となるまで
に角度差が生じてしまうと、マイクロ波の損失が20d
Bにも及び、常時マイクロ波を受信することができなく
なってしまう。
【0032】そこで、本実施例に示すTE01モードの様
に、管の周方向において、電磁界エネルギー分布が均一
なモードを選定することで、マイクロロボット4の周方
向回転によらず、常に一定のマイクロ波を受信すること
が可能となる。
【0033】なお、ここではTE01モードを選定した
が、TM01モードでも同様の効果が得られ、その他、T
E又はTMモードの最初の係数が0(すなわち、周方向
の波数が0)であるモードであれば同様の効果が得られ
る。また、ここでは、所定の位置に設置されたループ導
体203及びループ導体4011で磁力線と結合して、
マイクロ波を伝送しているが、図14に示すように、電
気力線と結合可能な位置に設置される棒状導体204で
も、同様な効果を得ることができる。
【0034】〔第2実施例〕この第2実施例において
は、マイクロ波を円偏波として送信する場合のシステム
について説明する。
【0035】まず、第2実施例におけるマイクロ波送信
器2の具体的な構成について説明する。図6(a)は第
2実施例におけるマイクロ波送信器2を詳細に表した具
体構成図であり、図6(b)は管軸方向からみた断面図
である。
【0036】図6(a)において、電力分配器212
は、入力端子211からのマイクロ波信号を入力して、
2つの出力(後述する位相器213および第2の同軸コ
ネクタ215)に対して同位相で同じ割合の電力を分配
するものであり、第2の同軸コネクタ215は電力分配
器212の一方の出力を受けて、第2のループ導体21
7にマイクロ波電流を流す。この第2のループ導体21
7は、図6(b)に示すように、後述するループ導体2
16に対して管の周方向に90°ずれた位置に設置され
ている。
【0037】また、位相器213は、電力分配器211
の他方の出力を受けて、入力されたマイクロ波の位相を
電気角90°遅らせ、この遅らせたマイクロ波信号を第
1の同軸コネクタ214を介して第1のループ導体21
6にマイクロ波電流を流す。
【0038】続いて、第2実施例におけるマイクロロボ
ットの構成についてであるが、基本的には上記第1実施
例のマイクロロボット4と同様の構成であり、円偏波の
送信および受信は電波の可逆性があるから、第1実施例
におけるループ導体4011を円偏波のマイクロ波を受
信するために図6(a)、(b)に記載された第1、第
2のループ導体216、217と同様に間の周方向に9
0゜ずらした位置に設置して構成すればよいので、ここ
では構成・作動を省略する。
【0039】次に、上記構成における作動を説明する。
図6(a)において、入力端子211にマイクロ波信号
が入力されると、電力分配器212では、このマイクロ
波信号の電力を等配分して、位相器213および第2の
同軸コネクタ215へ出力する。そして、この電力分配
器212で等配分された一方のマイクロ波信号を受けた
第2の同軸コネクタ215は、第2のループ導体217
へマイクロ波電流を流す。
【0040】また位相器213では、電力分配器212
で等配分された他方のマイクロ波信号を電気角90°遅
延させて、この遅延させたマイクロ波信号を第1の同軸
コネクタ214を介して第1のループ導体216へマイ
クロ波電流を流す。すると、図6(b)に示すように、
管の周方向に90°ずれた位置に設置された第1、第2
のループ導体216、217に各々印加することで、配
管3内を伝送するマイクロ波は円偏波になる。
【0041】この円偏波は電磁界がマイクロ波の周波数
で回転するために周方向の電磁界エネルギー分布は均一
となるので、管内を伝送するマイクロ波のモードおよび
マイクロロボット4の周方向回転によることなく、常に
一定のマイクロ波を受信することが可能ができる。
【0042】なお、円偏波のマイクロ波を発生させるも
のとして、ここではループ導体を示したが、管の周方向
に角度90°ずれた所定の位置に設置された電気力線と
結合する棒状導体でも同様の効果が得られる。
【0043】次に、上述したような円偏波のマイクロ波
を利用した際に、マイクロロボットの作動制御に有用な
方法について説明する。 (A)データ伝送によるマイクロロボットの作動制御 ここでは、マイクロ波送信器より駆動用エネルギーに利
用される第1のマイクロ波と、制御データを伝送してマ
イクロロボットの作動をコントロールするマイクロ波と
をそれぞれ発生する場合について説明する。
【0044】まず、マイクロ波送信器2およびマイクロ
ロボット4の構成を図7を用いて説明する。図7におい
て、第1のマイクロ波発生器221は、マイクロロボッ
ト4のアクチュエータ415駆動用のエネルギーとなる
マイクロ波を発生すべく、第1のマイクロ波信号を出力
する。右旋円偏波送信器223は、この第1のマイクロ
波発生器221より出力された第1のマイクロ波信号を
入力して、配管3内に、右旋円偏波のマイクロ波を発生
する。
【0045】また、第2のマイクロ波発生器222は、
マイクロロボット4の制御データ、例えば、マイクロロ
ボット4のアクチュエータ415の駆動状態を制御する
ためのディジタルデータ等で変調された第2のマイクロ
波信号を出力する。左旋円偏波送信器224は、この第
2のマイクロ波発生器222からの第2のマイクロ波信
号を入力して、配管3内に、左旋円偏波のマイクロ波を
発生させる。
【0046】マイクロロボット4に構成された右旋円偏
波受信器411は、右旋円偏波のマイクロ波のみを受信
して受信信号を出力し、変換器413はその受信信号に
よりアクチュエータ415を駆動用の電気エネルギーを
変換により得て、その電気エネルギーをアクチュエータ
415へ出力する。
【0047】一方、マイクロロボット4に構成された左
旋円偏波受信器411は、左旋円偏波のマイクロ波のみ
を受信して受信信号を出力し、復調器414は、この受
信信号、すなわち変調したディジタルデータを復調す
る。制御回路416は、復調されたディジタルデータに
応答して、所定のプログラムによりアクチュエータ41
5の作動を制御する。
【0048】次に、上記構成における作動を説明する。
図7において、例えばマイクロロボット4が配置された
管内の現在位置から同じ管の他の位置へ移動させたい際
には、第1のマイクロロボット発生器221、右旋円偏
波送信器223によって右旋偏波のマイクロ波を配管3
内に発生すると共に、第2のマイクロロボット発生器2
22、左旋円偏波送信器224によって所望の位置への
移動データに対応した変調をかけて、左旋偏波のマイク
ロ波を配管3内に発生させる。
【0049】すると、右旋偏波のマイクロ波を受信した
右旋円偏波送信器223は、変換器413によりアクチ
ュエータ415へ駆動用エネルギーを供給すると共に、
左旋偏波のマイクロ波を受信した左旋円偏波送信器22
3は、復調器414により作動制御用のディジタルデー
タ415を復調して、制御回路416にアクチュエータ
の作動制御を行わせる。
【0050】このように、マイクロ波の円偏波には、右
旋円偏波と左旋円偏波であっても配管3のような線形空
間においては独立に伝搬する性質があるので、配管3の
内径により規定される所定周波数のマイクロ波を2系統
同時に同一伝送経路で伝送することができる。すなわ
ち、図7に示すように、右旋円偏波マイクロ波を用いて
マイクロロボットのアクチュエータ駆動用のエネルギー
を供給し、左旋円偏波マイクロ波を用いてアクチュエー
タ制御用の制御データを送信することで、遠隔からのマ
イクロロボットの作動制御を可能とする。
【0051】なお、本実施例ではエネルギー供給に右旋
円偏波、データ通信に左旋円偏波を用いたが、逆であっ
ても差し支えない。また、送信するデータをアクチュエ
ータ用の制御データとしたが、他の目的(修理を行うた
めに溶接する等)の他の形態(溶接用のデータ形態)の
データ伝送でも良い。
【0052】(B)マイクロロボットのアクチュエータ
として、電磁ステップモータを使用した場合。ここで
は、マイクロロボットのアクチュエータとして電磁ステ
ップモータを使用した場合について説明する。
【0053】まず、マイクロ波送信器2およびマイクロ
ロボット4の構成を図8を用いて説明する。図8におい
て、マイクロ波発生器231は、後述する電磁ステップ
モータ4251駆動エネルギー用のマイクロ波を発生さ
せるべくマイクロ波信号を出力し、方形波発生器232
は、電磁ステッピングモータ4215の駆動回転数を制
御するための方形波信号を発生する。
【0054】そしてマイクロ波スイッチ233は、方形
波発生器232からの方形波信号の2値レベルに応じ
て、マイクロ波発生器231からのマイクロ波信号の出
力経路を、後述する右旋円偏波送信器234および左旋
円偏波送信器235の2方向へ切り換えるものである。
【0055】右旋円偏波送信器234は、マイクロ波ス
イッチ233の一方の断続的な出力を受けて右旋円偏波
のマイクロ波を送信し、左旋円偏波送信器235は、他
方の断続的な出力を受けて左旋円偏波のマイクロ波を送
信する。
【0056】マイクロロボット4を構成する右旋円偏波
受信器421は、右旋円偏波のマイクロ波を受信し、第
1の検波器423は、この受信信号を検波して直流電力
へと変換する。また、マイクロロボット4を構成する左
旋円偏波受信器422は、左旋円偏波のマイクロ波を受
信し、第2の検波器424は、この受信信号を検波して
直流電力へと変換する。そして、モータユニット425
は、第1、第2の検波器423、424から供給される
直流電力を受けて動作する電磁ステップモータ4251
及び駆動回路よりなっている。
【0057】このモータユニット425は、具体的には
図9のように構成されている。すなわち、図9におい
て、端子Aは第1の検波器423からの直流電力を受け
る端子であり、端子Bは、第2の検波器424からの直
流電力を受ける端子である。電磁ステップモータ425
1は、端子xおよび端子yに交番電圧が交互にかけられ
ることで発生する交番電流(すなわち、x←y方向の電
流とy←x方向の電流)により回転駆動されるモータで
ある。また、第1、第2のスイッチ回路4252、42
53は、NPNトランジスタと抵抗で構成されるスイッ
チ回路であり、このNPNトランジスタのベースに電流
が流入すると、コレクタ−エミッタ間が導通するもので
ある。
【0058】次に、上記構成における作動を説明する。
マイクロ波発生器231より出力されたマイクロ波信号
は、マイクロ波スイッチ233に入力される。この際、
方形波発生器232により、マイクロ波信号は2つの出
力経路(右旋円偏波送信器234への出力経路および左
旋円偏波送信器235への出力経路)に交互に出力され
る。その結果、右旋円偏波送信器234と左旋円偏波送
信器235とから、配管3の内部に交互に偏波方向を変
えながらマイクロ波が伝送される。
【0059】一方マイクロロボット4では、この伝送さ
れたマイクロ波を、右旋偏波受信器421および左旋偏
波受信器422で交互に受信して、各々の受信信号を第
1、第2の検波器423、424に入力する。すると、
第1、第2の検波器423、424の出力は交互に正の
電圧が発生される。
【0060】第1、第2の検波器423、424より交
互に出力された正の電圧は、図9に示すように、端子
A,Bにそれぞれ交互に印可される。これにより、例え
ば端子Aに電圧が印可されている(すなわち端子Bには
印可されていない)場合には、電磁ステップモータ42
51のy端子には正の電圧が印可されると共に、第1の
スイッチ回路4252がNPNトランジスタの作動によ
り導通状態となるため、x端子は接地され、これにより
電磁ステップモータ4251にはy→x方向に電流が流
れる。
【0061】一方、端子Bに電圧が印可されている(端
子Aには印可されていない)場合には、電磁ステップモ
ータ4251のx端子には正の電圧が印可されると共
に、第2のスイッチ回路4253は導通状態となってx
端子が接地され、これにより電磁ステップモータ425
1にはx→y方向に電流が流れる。
【0062】このように、右旋円偏波のマイクロ波と左
旋円偏波のマイクロ波とを交互に連続して発生させるこ
とにより、電磁ステップモータ2451駆動用の交番電
流を形成することができる。
【0063】このことは、電磁ステップモータを駆動す
る駆動回路において交番電流を発生する回路を不要とす
るため、極めて小規模でシンプルな回路構成にて回路で
回転駆動及び回転数制御を行うことができ、超小型化が
不可欠なマイクロロボットに対して極めて有効な手段と
なる。
【0064】なお、ここではNPNトランジスタによる
スイッチ回路を示したが、他のスイッチでも同様の効果
を得ることができる。また、上述したような交番電流を
得る手段は、電磁ステップモータ以外の交番電流を必要
とする電気的負荷(例えば、アクチュエータとして交流
モータ、静電モータを使用する場合とか、溶接を行うた
めに昇圧を行う場合)に対しても有効である。
【0065】〔第3実施例〕この第3実施例において
は、マイクロ波送信器2とマイクロロボットとの間で電
波の送受信を行う場合のシステムについて説明する。
【0066】まず、第3実施例におけるマイクロ波送信
器2およびマイクロロボット4の具体的な構成について
説明する。図12は第3実施例におけるマイクロ波送信
器2およびマイクロロボット4を詳細に表した具体構成
図である。
【0067】図12において、マイクロ波発生器241
は、マイクロロボット4のアクチュエータ433を駆動
するための駆動用エネルギーのマイクロ波を発生すべ
く、マイクロ波信号を出力するものであり、後述する送
信制御回路244により、マイクロ波信号の周波数及び
電力値を変更することができる。また、マイクロ波送信
器242は、マイクロ波発生器241からのマイクロ波
波信号に応じて配管3内にマイクロ波を送信するもので
ある。
【0068】マイクロロボット4を構成するマイクロ波
受信器431は、送信されたマイクロ波を受信して変換
器432へ出力し、変換器432は、このマイクロ波受
信器431からの受信信号を入力、変換して、アクチュ
エータ433駆動用の電気エネルギーを得る。そして、
この電気エネルギーをアクチュエータ433(駆動手段
に相当)に出力して、アクチュエータ433を駆動する
と共に、後述する受信レベル信号発生器434へ出力す
る。なお、マイクロ波受信器431および変換器432
は、変換手段に相当する。
【0069】受信レベル信号発生器434は変換器43
2からの出力レベルをモニタして、この出力レベルに応
じたレベル信号を出力し、情報信号発生器435は、こ
のレベル信号を入力して、レベル信号に応じた変調がか
けられた情報電波を配管3内に送信する。
【0070】すると、配管3の端部に構成された情報電
波受信器243は、マイクロロボット4からの情報電波
を受信して送信制御回路244に出力し、送信制御回路
244にて情報電波からレベル信号を検出して、そのレ
ベル値に基づいて、マイクロ波発生器241のマイクロ
波信号の周波数および電力値を制御する。なお、信号線
2441、2442はマイクロ波発生器241の電力値
および周波数を制御する第1、第2の制御信号を出力す
るための信号線である。
【0071】次に、上記構成における作動を説明する。
図12において、マイクロ波発生器241よりマイクロ
波信号が出力されると、マイクロ波送信器242よりマ
イクロ波が配管3内に送信される。すると、送信された
マイクロ波は、マイクロロボット4のマイクロ波受信器
431にて受信され、変換器432で電気エネルギーに
変換される。この電気エネルギーは、アクチュエータ4
33を駆動する駆動エネルギーとして供給されると共
に、受信レベル信号発生器434へ出力される。
【0072】受信レベル信号発生器434では、変換器
432からの出力レベルをモニタして、この出力レベル
に応じたレベル信号を出力し、情報信号発生器435
は、レベル信号に応じた変調がかけられた情報電波を配
管3内に送信する。
【0073】すると、配管3の端部に構成された情報電
波受信器243は、マイクロロボット4からの情報電波
を受信して送信制御回路244に出力し、送信制御回路
244にて情報電波からレベル信号を検出して、そのレ
ベル値に基づいて、マイクロ波発生器241のマイクロ
波信号の周波数および電力値を信号線2441、244
2を介して制御する。
【0074】これによって、レベル信号により現在のマ
イクロロボットのマイクロ波受信レベルを把握すること
ができるので、受信レベルに応じた制御を行うことによ
りマイクロロボット4を好適に作動させることができ
る。
【0075】すなわち、受信レベルが徐々に低下する場
合には、マイクロロボット4がマイクロ波送信器に対し
て遠方に移動していると判断できるので、その受信レベ
ル低下を修正すべく、送信制御回路244は、マイクロ
波発生器241に対して送信電力値を上げる制御信号を
出力し、マイクロ波発信器241は、これに応答して送
信マイクロ波信号の電力値を増加を行う。これにより、
マイクロロボット4がマイクロ波送信器2に対して遠方
に位置していたとしても、安定した動作を維持すること
ができる。
【0076】また、受信レベルが急激な低下を示した場
合には、マイクロロボット4の作動する配管の内径が移
動により変化したと判断することができるので、送信制
御回路244は、マイクロ波発生器241の周波数値を
変化させるべく、制御信号を出力し、マイクロ波発生器
241は、これに応答してマイクロ波信号の周波数変更
を行う。これにより、マイクロロボットの安定した動作
を維持すると共に、マイクロ波4が作動する配管内径に
低損失で伝送可能な周波数に設定することができる。
【0077】なお、ここでは、レベル信号はその媒体を
特定しなかったが、例えばマイクロロボット4にて受信
したマイクロ波の一部を変調して返信するものでも良い
し、他の伝送可能な媒体(例えば音波)でも良い。但
し、上記のように、マイクロ波の一部を返信する手段を
用いる場合には、マイクロ波が受信するものと送信する
ものとで同一周波数になってしまうので、旋回方向を変
えた円偏波を用いることにより、往復のアイソレーショ
ンを向上させて、好適な通信を可能とすることができ
る。
【0078】以上、第1〜3実施例で述べたようにし
て、マイクロ波によるマイクロロボットの駆動を行うこ
とができるが、ここで、各実施例に共通していえる配管
形態に対応したマイクロ波の低損失伝送の方法について
説明する。
【0079】第1の方法としては、図10に示すよう
に、T字型の配管において、マイクロロボット4が配置
されていない側の配管に所定のマイクロ波反射係数を有
する反射板5を設置する方法である。これは、配管3に
分岐が存在した際にマイクロ波は電力が分配されてしま
い、マイクロロボット4に対して十分なエネルギーを供
給できなくなることを防止せんとするものであり、例え
ばマイクロロボット4の動作により、予め分岐により分
かれる経路のうち、進行予定の方向でない側の配管経路
に反射板5を設置して、マイクロ波の流入を防止できる
ものである。
【0080】これにより、マイクロ波は図10中の矢印
方向に伝送されて、効率の良いエネルギー供給が可能と
なる。なお、この反射板5は、マイクロロボット4によ
り、搬送、設置されるものとしたが、同様の反射板を有
する自律走行タイプのマイクロロボットをマイクロロボ
ット4とは別に構成してもよい。
【0081】続いて、第2の方法としては、図11に示
すように、L字型の配管において、その折れ曲がり部に
所定のマイクロ波リアクタンスを有する整合体を設置す
る方法である。これは、伝送されたマイクロ波は、L字
構成の配管の折れ曲がり部でリアクタンス成分により反
射を受ける場合が有り、折れ曲がりの先に位置するマイ
クロロボット4に対して十分なエネルギーを供給できな
くなることを防止せんとするものであり、マイクロロボ
ット4が予め折れ曲がり部の所定位置に整合体6を搬
送、配置して、この整合体により反射を生じさせるリア
クタンス成分を取り除いて、折れ曲がり部での反射を防
止することができる。
【0082】これにより、マイクロ波は図11の矢印方
向に伝送されて、マイクロ波の伝送を効率良く行うこと
が可能となる。なお、この整合体6は、マイクロロボッ
ト4により搬送、設置されるものとしたが、同様の整合
体を有する自律走行タイプのマイクロロボットをマイク
ロロボット4とは別に構成してもよい。
【0083】また、上述した各実施例では、異なる内径
を有する配管が相互に複数接続された系において、その
配管内を1つのマイクロロボットで移動、作動させるシ
ステムに適用した場合について説明したが、図13に示
すように、系の各配管内に各々1つのマイクロロボット
を配置したシステムでもよい。この場合には、第2実施
例に示すようにマイクロロボットの作動を制御する必要
があり、作動不要のマイクロロボットに対しては作動不
要のデータを送信することによりマイクロロボットのア
クチュエータ駆動を停止させて、作動させたいマイクロ
ロボットのみを動かすようにする。これにより、上述し
た反射板5、整合体6を有するマイクロロボットを所定
の位置に移動、固定させることができる。
【0084】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、伝
送手段およびロボットの間に電気結線を用いることなく
エネルギー供給を行うことができるので、例えば、直径
が極めて小さい配管内で体格の小さなロボットを駆動さ
せたとしても、電気結線がないために、ロボットの移動
を滞りなく行わせることができるという優れた効果があ
る。
【0085】また、伝送手段より送信される電波は、ロ
ボットの変換手段に低損失で伝送させることができるの
で、電波の伝送距離を伸ばすことができ、伝送手段とロ
ボットとの間の距離が離れている場合でも、的確にロボ
ットを作動させることができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表す全体構成図である。
【図2】本発明の第1実施例におけるマイクロ波送信器
の具体的な構成を表す構成図である。
【図3】上記第1実施例におけるマイクロロボットの構
成を概略的に表す概略図である。
【図4】上記第1実施例におけるマイクロロボットの具
体的な構成を表す構成図である。
【図5】上記第1実施例において、磁力線を用いてTE
01モードで伝送する場合のマイクロ波の発生形態を説明
する説明図である。
【図6】本発明の第2実施例におけるマイクロ波送信器
の具体的な構成を表す構成図である。
【図7】上記第2実施例における円偏波のマイクロ波を
用いた場合の具体利用例を説明する、マイクロ波送信器
およびマイクロロボットの具体的な構成を表す構成図で
ある。
【図8】上記第2実施例における円偏波のマイクロ波を
用いた場合の他の具体利用例を説明する、マイクロ波送
信器およびマイクロロボットの具体的な構成を表す構成
図である。
【図9】上記他の具体利用例のモータユニットの具体的
な構成を表す構成図である。
【図10】配管形態に対応したマイクロ波の低損失伝送
の一例を説明するための説明図である。
【図11】配管形態に対応したマイクロ波の低損失伝送
の他の一例を説明するための説明図である。
【図12】第3実施例におけるマイクロ波送信器および
マイクロロボットの具体的な構成を表す構成図である。
【図13】本発明の一実施例における全体構成の他の例
を表す全体構成図である。
【図14】上記第1実施例において、電気力線を用いて
TE01モードで伝送する場合のマイクロ波の発生形態を
説明する説明図である。
【図15】マイクロ波を後述するTE0X(具体的にはT
11モード)で伝送する場合の配管内径−周波数特性曲
線を表す特性図である。
【符号の説明】
1 マイクロ波エネルギー源 2 マイクロ波送信器 3 配管 4 マイクロロボット 401 マイクロ波受信器 402 変換器 403 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01P 1/16 B62D 57/02 J (56)参考文献 特開 平2−9202(JP,A) 特開 平2−223201(JP,A) 特開 平2−222203(JP,A) 特開 平3−107341(JP,A) 米国特許4006359(US,A) 米国特許4057781(US,A) 米国特許4839644(US,A) 米国特許4795993(US,A) 電子情報通信学会第1回マイクロ波無 線送電時限研究会資料(MET90−1) 「マイクロ波送電研究の現状」松本紘 (平成2年11月14日) IEEE TRANSACTIONS ON MICROWAVE THEO RY AND TECHNIQUES, VOL.MTT−32,NO.9,PP. 1230−1242”THE HISTORY OF POWER TRANSMISS ION BY RADIO WAVE S”WILLIAM C.BROWN (1984.09)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体で構成された配管内にて作動するロ
    ボットと、 前記配管内に電波を伝送する伝送手段と、 前記ロボットに設けられ、前記電波を受信して電力に変
    換する変換手段と、 前記ロボットに設けられ、前記変換手段からの電力によ
    り前記ロボットを駆動する駆動手段とを備え、 前記伝送手段により伝送される電波の周波数fは、少な
    くとも前記ロボットが配置された配管の直径を遮断周波
    数特性曲線に対応させて得られた周波数fSより大きく
    設定することを特徴とする配管内エネルギー供給システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記配管内を伝送する電波は、マイクロ
    波であることを特徴とする請求項1記載の配管内エネル
    ギー供給システム。
  3. 【請求項3】 前記マイクロ波は、管軸に垂直な面内に
    おいて周方向の電磁界エネルギー分布が均一な伝送形態
    であることを特徴とする請求項2記載の配管内エネルギ
    ー供給システム。
  4. 【請求項4】 前記マイクロ波は、円偏波であることを
    特徴とする請求項3記載の配管内エネルギー供給システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記マイクロ波は、配管内伝送モード
    が、配管の周方向の波数が0である、TE0xモードもし
    くはTM0xモード(X;正の整数)であることを特徴と
    する請求項3記載の配管内エネルギー供給システム。
  6. 【請求項6】 前記配管において、分岐を有する配管の
    一方に前記ロボットが存在する場合には、他方の配管に
    前記マイクロ波の短絡条件を満たす部材を設けることを
    特徴とする請求項1記載の配管内エネルギー供給システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記配管に折れ曲がり部を有する配管が
    ある場合には、前記折れ曲がり部を構成するリアクタン
    ス成分を除去する部材を前記折れ曲がり部に設けること
    を特徴とする請求項1記載の配管内エネルギー供給シス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記マイクロ波は、右旋及び左旋の2系
    統の円偏波を伝送することを特徴とする請求項4記載の
    配管内エネルギー供給システム。
  9. 【請求項9】 前記2系統の円偏波のうち、一方の円偏
    波を、前記ロボットを駆動するための電力変換用のマイ
    クロ波として伝送し、他方の円偏波を、情報を伝達する
    ための情報伝達用のマイクロ波として伝送することを特
    徴とする請求項8記載の配管内エネルギー供給システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記送信手段は前記2系統の円偏波を
    交互に伝送し、前記変換手段は前記2系統の円偏波を交
    互に電力に変換して出力することにより、前記駆動手段
    に交番電流を発生させることを特徴とする請求項8記載
    の配管内エネルギー供給システム。
  11. 【請求項11】 前記ロボットに設けられ、前記変換手
    段が受信したマイクロ波のレベルを検出する検出手段
    と、 前記ロボットに設けられ、前記レベルのレベル値を伝達
    するレベル値伝達手段と、 このレベル値伝達手段からのレベル値に基づいて、前記
    伝送手段が発生するマイクロ波の電力レベルもしくは周
    波数を変更する変更手段とを備えることを特徴とする請
    求項1記載の配管内エネルギー供給システム。
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