JP2526418Y2 - トーリックコンタクトレンズ - Google Patents

トーリックコンタクトレンズ

Info

Publication number
JP2526418Y2
JP2526418Y2 JP1990021952U JP2195290U JP2526418Y2 JP 2526418 Y2 JP2526418 Y2 JP 2526418Y2 JP 1990021952 U JP1990021952 U JP 1990021952U JP 2195290 U JP2195290 U JP 2195290U JP 2526418 Y2 JP2526418 Y2 JP 2526418Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact lens
astigmatic
lens
mark
center
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1990021952U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03112724U (ja
Inventor
繁哉 加藤
博史 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Menicon Co Ltd
Original Assignee
Menicon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Menicon Co Ltd filed Critical Menicon Co Ltd
Priority to JP1990021952U priority Critical patent/JP2526418Y2/ja
Publication of JPH03112724U publication Critical patent/JPH03112724U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2526418Y2 publication Critical patent/JP2526418Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、乱視用のコンタクトレンズであるトーリッ
クコンタクトレンズに係り、主にソフトコンタクトレン
ズに付与される乱視軸の存在位置及び乱視度数の確認用
のマーキングの付与形態に関するものである。
(従来技術) 乱視用のコンタクトレンズであるトーリックコンタク
トレンズにおいて、その乱視軸の存在位置及び乱視度数
を把握することは、非常に困難であるところから、何等
かの指標を、かかるトーリックコンタクトレンズ表面に
設けることが、好ましい。そのような指標によって、そ
れぞれのトーリックコンタクトレンズの特性を知ること
が出来るからである。
このため、近年、例えば、米国特許第4268133号明細
書においては、第4図に示されている如き、レンズ2の
凸面4側の上縁部において、該レンズ2を左右に二分す
る中心線(90度経線)Cを挟んで左右対称となるよう
に、「×」印等の所定の指標6を適数設けて、レンズ2
の上下方向や装用時のレンズ2の回転ズレ等を、その指
標6から判別し得るようにしたコンタクトレンズが、提
案されている。
ところが、かかる米国特許明細書に開示のコンタクト
レンズにおいては、確かに、装用時の上下方向、或いは
レンズの回転ズレ等を判別することが可能であるもの
の、コンタクトレンズ自体には、レンス軸の位置、及び
乱視度数の規格の付与が為されていない。そのため、処
方の際には、何枚ものコンタクトレンズを使用する現状
において、コンタクトレンズ自体に、それら乱視軸の位
置及び乱視度数の規格が表示されていないことは、処方
者を非常に困惑させるものとなっているのである。
また、第5図に示されている如き、レンズ2の凸面4
側の下方において、中心線C上に位置する状態で、レン
ズ2の下縁からレンズ2の中心Oに向かって所定長さで
延びる直線状の中心マーク8を設けると共に、その中心
マーク8の左右両側の部位において、前記中心マーク8
との間で、それぞれ30°の角度を成す状態で、前記中心
マークと同一形状の一対の直線状の角度マーク10、10
を、前記下側マーク8と同様の位置関係をもって互いに
対称的に設けてある構造のコンタクトレンズも、従来か
ら知られているが、このようなコンタクトレンズも、前
記米国特許明細書で開示のコンタクトレンズと同様に、
レンズの上下方向及び回転ズレ等の判別は可能となる
が、乱視軸の位置及び乱視度数の規格が表示していない
ことによる、処方の際の問題点を内在したままでいるの
である。
(解決課題) ここにおいて、本考案は、以上のような事情を背景と
して為されたものであって、その解決すべき課題とする
ところは、トーリックコンタクトレンズの処方に際し、
乱視軸の存在位置及び乱視度数をコンタクトレンズ自体
から容易に判別することを可能にし、且つ装用状態での
レンズの中心ズレ及び回転ズレ等を判別することをも可
能にするトーリックコンタクトレンズを提供することに
ある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本考案に従う
トーリックコンタクトレンズにおいては、乱視用のコン
タクトレンズの乱視軸上に、該乱視軸の存在する位置及
び乱視度数を示すマークが、コンタクトレンズの周縁か
ら中心へ向かって延びる直線状に形成され、且つ該マー
クを構成する記号の数により、前記乱視度数が表される
ようにしたものであって、このようなトーリックコンタ
クトレンズにより、コンタクトレンズ自体に前記乱視軸
の存在する位置及び乱視度数が表され得ることとなった
のである。
(実施例) 以下、本考案をより一層具体的に明らかにするため
に、その実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、第1図には、本考案に従うトーリックコンタク
トレンズの一例であるソフトコンタクトレンズ20の凸面
22側から見た正面図が示されている。そして、そこにお
いて、Oはレンズ20のレンズ中心を、またCは前記レン
ズ20を左右に二分する中心線(90度経線)を、またTは
レンズ軸の存在する位置(経線)を示している。
この図において、マーク24は、乱視軸の存在する位置
及び乱視度数を示すマークである。
なお、本考案の明細書中で延べる乱視軸の存在する位
置とは、コンタクトレンズの弱主経線、或いは強主経線
に一致すべき角度の経線のことを言い、乱視度数とは、
前記乱視軸方向にコンタクトレンズの度数と前記乱視軸
とレンズ20の中心Oで直交する方向のコンタクトレンズ
の度数との相対的な差のことである。
かかる第1図から明らかなように、そこでは、乱視軸
の存在する位置及び乱視度数を示すマーク24は、記号で
ある点26をコンタクトレンズ20の周縁部から中心部へ直
線状に羅列して形成され、コンタクトレンズ20の凸面側
の乱視軸上に付与されている。ここにおいて、点26は乱
視度数を示すものであり、点26の1つ当たりの度数を予
め決定しておけば、点26の数により、コンタクトレンズ
20の乱視度数を容易に判別することが出来るのである。
即ち、点26の1つ当たりの乱視度数の単位は任意に決め
られるため、一般的な乱視度数の最小単位である0.25D
(ディオプトリー)とした場合には、4つの点にて示さ
れる例示のコンタクトレンズ20の乱視度数は、0.25D×
4=1.00Dとなる。また、点26の大きさは、比較的容易
に認識出来る程度の大きさでよく、より具体的には、直
径が0.3〜0.5mm程度の円で形成されていることが好まし
い。
また、ここで、前述のマーク24(点26の集合体)は、
ドリルを用いたドリリング法やレーザを用いたレーザー
マーキング法にて、レンズ凸面22を凹加工したり、バッ
ト染料を用いたバットマーキング法にてレンズ凸面22に
着色したりすること等によって形成されることとなる。
従って、本明細書中でのコンタクトレンズ周縁部とは、
実際には採用されるマーキング方法の如何によって、コ
ンタクトレンズ外周縁部よりやや中心側のコンタクトレ
ンズ外周縁部近傍付近も含むことになる。
このように、第1図に示されるコンタクトレンズ20に
おいては、該コンタクトレンズ20の凸面22に直線状に付
与されたマーク24により、乱視軸の存在する位置、ま
た、点26からなる記号の数により乱視度数が示されてい
ることから、その処方の際に、多数の前記コンタクトレ
ンズ20を使用しても、処方者は、個々のコンタクトレン
ズ20の規格をそのコンタクトレンズ自体から容易に判別
することが出来るのであり、以て、処方者の混乱を良好
に回避することが可能となる。
また、処方者が装着者に実際に処方する際にも、予
め、処方者は、装着者の目のどの位置、或いはどの角度
に乱視軸がくるべきかを測定し、理解しているので、前
記マーク24により、その回転ズレ状態、中心ズレ状態等
を容易に判別することが可能となる。
さらに、第1図において、乱視度数を示すマークは点
26にて構成されているのであるが、必ずしもその形状が
円である必要はなく、第2図及び第3図で示される如
き、矢印32或いは横線34であっても、何等差支えない。
そしてまた、それら矢印32及び横線34の大きさは、前記
点26と同様に、比較的容易に認識出来る程度の大きさで
よく、より具体的には、一般に、乱視軸方向の幅が0.3
〜0.5mm程度であり、乱視軸に対して90度方向の幅は1.0
〜2.5mm程度の大きさで形成されることが好ましい。
これら第2図及び第3図で示されるコンタクトレンズ
も、矢印32或いは横線34から構成されるマークが配置さ
れている限りにおいて、第1図で示されるコンタクトレ
ンズと同様の効果を得ることが可能となる。
なお、これら乱視軸の存在する位置及び乱視度数を示
すマークは、コンタクトレンズの凹面側に付与すること
も可能であり、更にまた、ハードコンタクトレンズに本
考案を適用することも、勿論可能である。
その他、本考案に従う各種具体例を一々列挙すること
は割愛するが、本考案が、上述の具体例に限定されるこ
となく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる
変更、修正、改良等を施した態様で実施され得るもので
あることは、言うまでもないところである。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案に従うトーリ
ックコンタクトレンズにおいては、乱視用のコンタクト
レンズの乱視軸上に、該乱視軸の存在する位置及び乱視
度数を示すマークが、前記コンタクトレンズの周縁部か
ら中心方向へ向かって延びる直線状に形成され、且つマ
ークを構成する記号の数により、前記乱視度数を表すよ
うにされていることにより、上記2つの規格を上記コン
タクトレンズそれ自体から判別することが可能となり、
従って処方の歳には、数多く使用するそれらトーリック
コンタクトレンズの個々の規格の判別が極めて容易とな
るのであり、しかも、装用者に実際に処方する際の回転
ズレ、中心ズレ等の認識が、そのマークを基準とするこ
とにより、容易となり、更には装着者自身が装着すると
きにおいてさえ、装着の際の基準とすることが可能にな
るという、優れた特徴を有しているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に従うトーリックコンタクトレンズの
一例を示す正面図であり、第2図乃至第3図は、それぞ
れ、本考案の別の実施例を示す第1図に対応する図であ
り、第4図及び第5図は、それぞれ、従来例を示す第1
図に対応する図である。 20:ソフトコンタクトレンズ 22:凸面 24:乱視軸の存在する位置及び乱視度数を示すマーク 26:点マーク 32:矢印 34:横線

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】乱視用のコンタクトレンズの乱視軸上に、
    該乱視軸の存在する位置及び乱視度数を示すマークが、
    前記コンタクトレンズの周縁部から中心方向へ向かって
    延びる直線状に形成され、且つ、該マークを構成する記
    号の数により前記乱視度数を表すことを特徴とするトー
    リックコンタクトレンズ。
JP1990021952U 1990-03-05 1990-03-05 トーリックコンタクトレンズ Expired - Fee Related JP2526418Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990021952U JP2526418Y2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 トーリックコンタクトレンズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990021952U JP2526418Y2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 トーリックコンタクトレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03112724U JPH03112724U (ja) 1991-11-18
JP2526418Y2 true JP2526418Y2 (ja) 1997-02-19

Family

ID=31524981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990021952U Expired - Fee Related JP2526418Y2 (ja) 1990-03-05 1990-03-05 トーリックコンタクトレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2526418Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4593656B2 (ja) * 2008-07-07 2010-12-08 株式会社メニコン コンタクトレンズのマーキング方法およびコンタクトレンズ
WO2016024431A1 (ja) * 2014-08-11 2016-02-18 株式会社メニコンネクト 着色コンタクトレンズ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5515192A (en) * 1978-07-14 1980-02-02 Milton Roy Co Soft contact lens

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03112724U (ja) 1991-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4095878A (en) Soft contact lens with flattened region for automatic orientation
US5062701A (en) Asymmetric contact lens
EP0346032B1 (en) Contact lens and methods for determining rotation using such contact lens
US7410256B2 (en) Method and apparatus for marking eyeglass lens for placement of reading segment
JP2526418Y2 (ja) トーリックコンタクトレンズ
JP2541303Y2 (ja) トーリックコンタクトレンズ
US4244639A (en) Lens sizing device
JP4730007B2 (ja) 累進屈折力レンズ
JPS6395415A (ja) 老眼用コンタクトレンズ
US20190179174A1 (en) Eyewear Measuring Systems, Methods and Devices
JP2507645Y2 (ja) 眼鏡レンズのレイアウト補助具
JP3650300B2 (ja) 瞳孔位置測定具
GB2240405A (en) Ophthalmic measures and templates
CN219332202U (zh) 一种角膜散光轴位标记器
CN208596261U (zh) 一种眼镜架矫正装置
JPH0315062Y2 (ja)
JP2507644Y2 (ja) 眼鏡レンズの枠入れ補助具
CN204618186U (zh) 一种手持式交叉圆柱镜
JPS6016897Y2 (ja) 眼鏡レンズ整形用型板
JP2503770Y2 (ja) 眼鏡レンズの枠入れ補助具
JP2525604Y2 (ja) 累進多焦点レンズ
JP2507643Y2 (ja) 単焦点非球面眼鏡レンズ
JPH06138422A (ja) 度数測定補助具
JP6764212B1 (ja) スポーツ用眼鏡およびスポーツ用眼鏡のレンズ貼付フィルム
US4292030A (en) Teaching device for progressive power lenses

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees