JP2526147Y2 - 移動通信装置 - Google Patents
移動通信装置Info
- Publication number
- JP2526147Y2 JP2526147Y2 JP1990002855U JP285590U JP2526147Y2 JP 2526147 Y2 JP2526147 Y2 JP 2526147Y2 JP 1990002855 U JP1990002855 U JP 1990002855U JP 285590 U JP285590 U JP 285590U JP 2526147 Y2 JP2526147 Y2 JP 2526147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- radio base
- service area
- station
- mobile station
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数個の無線周波数を有する移動局が複数
の無線ゾーン間を移動して互いに通信する移動無線通信
装置に関するものである。
の無線ゾーン間を移動して互いに通信する移動無線通信
装置に関するものである。
第５図は従来の移動通信装置の基本ブロック図であ
り、図において、１は無線回線制御局、21〜23は無線基
地局、３は移動局、41〜43はサービスエリアを示す。
り、図において、１は無線回線制御局、21〜23は無線基
地局、３は移動局、41〜43はサービスエリアを示す。
次に動作について説明する。
定められた基準によって分割された相互に隣接するサ
ービスエリア41〜43と、これらのサービスエリアを個別
に受持つ複数の無線基地局21〜23と、上記サービスエリ
アを移動する移動局３とにより構成され、移動局３はそ
の受信入力電界が所定の判断基準を超える無線基地局21
〜23に対して通信を行うようにした移動通信方式におい
て、無線回線制御局１はサービスエリア（無線ゾーン）
切替時に各基地局21〜23で移動局３からの受信信号のS/
Nを比較し、最適のS/Nのサービスエリア（無線ゾーン）
を優先的に選択して回線接続していた。
ービスエリア41〜43と、これらのサービスエリアを個別
に受持つ複数の無線基地局21〜23と、上記サービスエリ
アを移動する移動局３とにより構成され、移動局３はそ
の受信入力電界が所定の判断基準を超える無線基地局21
〜23に対して通信を行うようにした移動通信方式におい
て、無線回線制御局１はサービスエリア（無線ゾーン）
切替時に各基地局21〜23で移動局３からの受信信号のS/
Nを比較し、最適のS/Nのサービスエリア（無線ゾーン）
を優先的に選択して回線接続していた。
従来の移動通信装置は以上の様に構成されていたの
で、移動局がこれらの基地局との無線周波数を切替るに
は、一般的にに無線回線のS/N比を比較しながら通信の
相手側である無線基地局を選択することにより行うが、
このような場合次の様な問題点があった。
で、移動局がこれらの基地局との無線周波数を切替るに
は、一般的にに無線回線のS/N比を比較しながら通信の
相手側である無線基地局を選択することにより行うが、
このような場合次の様な問題点があった。
（１）基地局が最大容量までの呼量を扱っている時に
は、基地局では隣接するサービスエリアより当該するサ
ービスエリアに流入する通話継続中の移動局を追跡切替
出来ないこと、 （２）基地局の最大容量以上の発着信呼はすべて不接続
になること、第三に、該当基地局で移動局の受信信号が
許容S/Nレベル以上あるが、隣接エリア基地局よりもS/N
レベルが劣るために隣接エリアが最大容量の呼量を扱い
回線接続不可にもかかわらず選択出来ず各基地局の融通
性がないことである。
は、基地局では隣接するサービスエリアより当該するサ
ービスエリアに流入する通話継続中の移動局を追跡切替
出来ないこと、 （２）基地局の最大容量以上の発着信呼はすべて不接続
になること、第三に、該当基地局で移動局の受信信号が
許容S/Nレベル以上あるが、隣接エリア基地局よりもS/N
レベルが劣るために隣接エリアが最大容量の呼量を扱い
回線接続不可にもかかわらず選択出来ず各基地局の融通
性がないことである。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、隣接する相互の基地局の設備に融通性を持
たせ、接続率および設備の利用率が高い移動通信装置を
得ることを目的とする。
れたもので、隣接する相互の基地局の設備に融通性を持
たせ、接続率および設備の利用率が高い移動通信装置を
得ることを目的とする。
この考案はサービスエリア（無線ゾーン）切替時に、
一定レベル以上のS/Nのサービスエリアの中で、回線使
用率に余裕があるサービスエリアを優先的に選択するこ
とにより、隣接する相互の無線基地局の設備に融通性を
持たせ、回線使用率および設備の利用率を高めたもので
ある。
一定レベル以上のS/Nのサービスエリアの中で、回線使
用率に余裕があるサービスエリアを優先的に選択するこ
とにより、隣接する相互の無線基地局の設備に融通性を
持たせ、回線使用率および設備の利用率を高めたもので
ある。
この考案における移動通信装置の制御局は、各無線基
地局の回線使用率を集中監視し、サービスエリア切替時
に一定レベル以上のS/Nのサービスエリアの中でS/N最大
の無線基地局の回線使用率が所定値を超え、かっこの基
地局に隣接するS/Nが許容値以上の基地局の回線に空き
がある時に、移動局をどの無線基地局にアクセスさせる
かを決定する。
地局の回線使用率を集中監視し、サービスエリア切替時
に一定レベル以上のS/Nのサービスエリアの中でS/N最大
の無線基地局の回線使用率が所定値を超え、かっこの基
地局に隣接するS/Nが許容値以上の基地局の回線に空き
がある時に、移動局をどの無線基地局にアクセスさせる
かを決定する。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
この考案の一実施例の移動無線通信装置を実現するた
めの無線回線制御局を第１図、移動局を第２図、無線基
地局を第３図に示す。
めの無線回線制御局を第１図、移動局を第２図、無線基
地局を第３図に示す。
第１図において、21〜2nは無線基地局１〜ｎ回線、５
は通信回線、６は回線制御部、７は回線使用率検出部で
ある。
は通信回線、６は回線制御部、７は回線使用率検出部で
ある。
第２図において、８はサービスエリア選択部、９は移
動局送信部、10は移動局受信部、11は移動局送受共用
器、12はシンセサイザ部、13は入力電界検出部、14は制
御部、15は上り音声／データ信号、16は下り音声／デー
タ信号、17は基地局送受共用器である。
動局送信部、10は移動局受信部、11は移動局送受共用
器、12はシンセサイザ部、13は入力電界検出部、14は制
御部、15は上り音声／データ信号、16は下り音声／デー
タ信号、17は基地局送受共用器である。
第３図において、17は基地局送受共用器、18は下り音
声／データ信号線、19は上り音声／データ信号線、20は
基地局送信部、21は基地局受信部である。
声／データ信号線、19は上り音声／データ信号線、20は
基地局送信部、21は基地局受信部である。
次に動作を説明する。
第５図に示すサービスエリア42の地点Ａにいる移動局
３は、基地局22に接続され、基地局22に現在通話に使用
されていないチャンネル（空きチャンネル）があると、
通話可能である。
３は、基地局22に接続され、基地局22に現在通話に使用
されていないチャンネル（空きチャンネル）があると、
通話可能である。
移動局３が地点ＡからＢまで移動した時を考える。
第２図の移動局３では、移動発呼時に制御部14が各基
地局のチャンネルを順次指定し、そのチャンネルの復調
信号（使用率情報）を取込み、サービスエリア選択部８
に渡す。入力電界検出部13が受信入力電界を検出し、サ
ービスエリア選択部８に渡す、サービスエリア選択部８
は、各サービスエリア42、43の回線使用率、及びS/Nレ
ベルをもとに、基地局22、23の中で空きチャンネルがあ
り、かつS/Nレベルがより大きいサービスエリアを選択
する。制御部14は、サービスエリア選択部で指定された
チャンネル番号にシンセサイザ部12を設定する。この時
送信部９はオフ状態にしておく。以上の動作で通話に使
用するチャンネル番号を決定し、送信部９を立上げ発呼
信号（上り音声／データ信号）15を送出する。
地局のチャンネルを順次指定し、そのチャンネルの復調
信号（使用率情報）を取込み、サービスエリア選択部８
に渡す。入力電界検出部13が受信入力電界を検出し、サ
ービスエリア選択部８に渡す、サービスエリア選択部８
は、各サービスエリア42、43の回線使用率、及びS/Nレ
ベルをもとに、基地局22、23の中で空きチャンネルがあ
り、かつS/Nレベルがより大きいサービスエリアを選択
する。制御部14は、サービスエリア選択部で指定された
チャンネル番号にシンセサイザ部12を設定する。この時
送信部９はオフ状態にしておく。以上の動作で通話に使
用するチャンネル番号を決定し、送信部９を立上げ発呼
信号（上り音声／データ信号）15を送出する。
基地局が発呼する時には、移動局３は該当移動局番号
と自番号が一致すれば、上記のシーケンスを開始し、最
大となるレベル情報のチヤンネル番号を決定し応答信号
15を返す。
と自番号が一致すれば、上記のシーケンスを開始し、最
大となるレベル情報のチヤンネル番号を決定し応答信号
15を返す。
移動局に送出される回線使用率情報は、第１図に示す
制御局の回線使用率検出部７において、回線制御部６の
接続状態から各基地局毎の回線使用率を検出し、ある基
地局のサービスエリアにいる移動局３に対して、その基
地局及び隣接する基地局の回線使用率情報を検出し、基
地局用回線２′を通して送出する。
制御局の回線使用率検出部７において、回線制御部６の
接続状態から各基地局毎の回線使用率を検出し、ある基
地局のサービスエリアにいる移動局３に対して、その基
地局及び隣接する基地局の回線使用率情報を検出し、基
地局用回線２′を通して送出する。
第３図に示す基地局は、第１図の制御局からの使用率
情報を、下り音声／データ信号線18より入力し送信部20
及び送受共用器17を介してアンテナから移動局３へ送出
される。
情報を、下り音声／データ信号線18より入力し送信部20
及び送受共用器17を介してアンテナから移動局３へ送出
される。
逆に移動局からの信号は送受共用器17及び受信部21で
復調され、上り音声／データ信号線19から制御局へ送出
される。
復調され、上り音声／データ信号線19から制御局へ送出
される。
なお、上記実施例では制御局に回線使用率検出部７を
設け、移動局３が存在するサービスエリア及び隣接サー
ビスエリアの基地局の空いた通話チヤンネル情報を送出
できるような通信方式を説明したが、制御局に各基地局
の予約待数をカウントする予約回数検出部22を設けても
よい。
設け、移動局３が存在するサービスエリア及び隣接サー
ビスエリアの基地局の空いた通話チヤンネル情報を送出
できるような通信方式を説明したが、制御局に各基地局
の予約待数をカウントする予約回数検出部22を設けても
よい。
移動局から発呼した時に空いた通話チヤンネルがない
時に、上限値（最大予約数）の範囲内で予約待ちを許可
し、空きチヤンネルが発生すると予約待ちの順番にチヤ
ンネル割当てをする移動通信システムにおいては、サー
ビスエリア切替時に、一定レベル以上のS/Nのサービス
エリアの中で、予約待数がないか、又は予約待数が少な
いサービスエリアを優先的に選択することにより、隣接
する相互の基地局の設備に融通性を持たせ、予約待時間
および設備の利用率が高い移動通信方式が提供できる。
時に、上限値（最大予約数）の範囲内で予約待ちを許可
し、空きチヤンネルが発生すると予約待ちの順番にチヤ
ンネル割当てをする移動通信システムにおいては、サー
ビスエリア切替時に、一定レベル以上のS/Nのサービス
エリアの中で、予約待数がないか、又は予約待数が少な
いサービスエリアを優先的に選択することにより、隣接
する相互の基地局の設備に融通性を持たせ、予約待時間
および設備の利用率が高い移動通信方式が提供できる。
移動局、及び基地局は第２図、第３図と同一構成であ
る。
る。
以上述べたように、この考案によれば、各基地局の回
線使用率を制御局が検出して集中監視し、この使用率情
報を基地局を通じて移動局に送出するように制御局を構
成することにより、移動局は各基地局の使用率程度を把
握すると共に、各基地局の受信入力電界検出レベル情報
と合せそ総合的に判断して接続すべき基地局を指定でき
る。
線使用率を制御局が検出して集中監視し、この使用率情
報を基地局を通じて移動局に送出するように制御局を構
成することにより、移動局は各基地局の使用率程度を把
握すると共に、各基地局の受信入力電界検出レベル情報
と合せそ総合的に判断して接続すべき基地局を指定でき
る。
回線の使用率に応じて全体としての回線接続率を高く
でき、通信網が充軟に対応できるので、全体として扱え
る呼量が多くなり、接続率を一定とすれば、従来より少
ない設備で通信網の運用をすることができる効果があ
る。
でき、通信網が充軟に対応できるので、全体として扱え
る呼量が多くなり、接続率を一定とすれば、従来より少
ない設備で通信網の運用をすることができる効果があ
る。
第１図はこの考案の一実施例の移動無線通信方式を実現
するための無線回線制御局を示す図、第２図は移動局を
示す図、第３図は無線基地局を示す図、第４図はその他
の実施例の移動無線通信方式を実現するための無線回線
制御局を示す図、第５図は従来の移動無線通信方式の基
本ブロック図である。 図において、１は無線回線制御局、21〜2nは無線基地
局、３は移動局、４はサービスエリア、５は通信回線、
６は回線制御部、７は回線使用率検出部、８はサービス
エリア選択部、９は移動局送信部、10は移動局送受共用
器、12はシンセサイザ部、13は入力電界検出部、14は制
御部、15は上り音声／データ信号、16は下り音声／デー
タ信号、17は基地局送受共用器、18は下り音声／データ
信号線、19は上り音声／データ信号線、20は基地局送信
部、21は基地局受信部、22は予約回数検出部である。 なお、図中、同一、又は相当部分を示す。
するための無線回線制御局を示す図、第２図は移動局を
示す図、第３図は無線基地局を示す図、第４図はその他
の実施例の移動無線通信方式を実現するための無線回線
制御局を示す図、第５図は従来の移動無線通信方式の基
本ブロック図である。 図において、１は無線回線制御局、21〜2nは無線基地
局、３は移動局、４はサービスエリア、５は通信回線、
６は回線制御部、７は回線使用率検出部、８はサービス
エリア選択部、９は移動局送信部、10は移動局送受共用
器、12はシンセサイザ部、13は入力電界検出部、14は制
御部、15は上り音声／データ信号、16は下り音声／デー
タ信号、17は基地局送受共用器、18は下り音声／データ
信号線、19は上り音声／データ信号線、20は基地局送信
部、21は基地局受信部、22は予約回数検出部である。 なお、図中、同一、又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項１】相互に隣接する複数のサービスエリアを個
別に受け持つ複数の無線基地局と、この無線基地局を制
御する無線回線制御局と、前記サービスエリアを移動
し、無線基地局からの受信入力電界レベルを検出する移
動局とを有する移動通信装置において、前記無線回線制
御局は前記移動局が所属するサービスエリアおよび隣接
するサービスエリアの無線基地局の回線使用率情報を検
出する回線使用率検出部を有し、前記移動局は前記無線
回線制御局から無線基地局を経て送出された前記回線使
用率情報および受信入力電界レベルに基づいて、回線接
続する無線基地局を選択するサービスエリア選択部を有
することを特徴とする移動通信装置。 - 【請求項２】相互に隣接する複数のサービスエリアを個
別に受け持つ複数の無線基地局と、この無線基地局を制
御する無線回線制御局と、前記サービスエリアを移動
し、無線基地局からの受信入力電界レベルを検出する移
動局とを有する移動通信装置において、前記無線回線制
御局は前記移動局が所属するサービスエリアおよび隣接
するサービスエリアの無線基地局の予約待数を検出する
予約待数検出部を有し、前記移動局は前記無線回線制御
局から無線基地局を経て送出された前記予約待数および
受信入力電界レベルに基づいて、回線接続する無線基地
局を選択するサービスエリア選択部を有することを特徴
とする移動通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990002855U JP2526147Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | 移動通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990002855U JP2526147Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | 移動通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0394850U JPH0394850U (ja) | 1991-09-27 |
| JP2526147Y2 true JP2526147Y2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=31506701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990002855U Expired - Lifetime JP2526147Y2 (ja) | 1990-01-16 | 1990-01-16 | 移動通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2526147Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007222648A (ja) * | 2007-03-27 | 2007-09-06 | Sagami Chemical Metal Co Ltd | 永久磁石リング |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0691492B2 (ja) * | 1987-07-23 | 1994-11-14 | 日本電気株式会社 | 移動無線通信方式 |
-
1990
- 1990-01-16 JP JP1990002855U patent/JP2526147Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0394850U (ja) | 1991-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |