JPH05347783A - 移動通信システムにおけるチャネル割当制御装置 - Google Patents

移動通信システムにおけるチャネル割当制御装置

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JPH05347783A
JPH05347783A JP4154671A JP15467192A JPH05347783A JP H05347783 A JPH05347783 A JP H05347783A JP 4154671 A JP4154671 A JP 4154671A JP 15467192 A JP15467192 A JP 15467192A JP H05347783 A JPH05347783 A JP H05347783A
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unit
channel
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JP4154671A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Motohashi
和俊 本橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明はトラフィックが多い場合はサブレート
化を行うことによってチャネル数を増加することがで
き、かつトラフィックが少ない場合は通話品質を良くす
ることができる移動通信システムにおけるチャネル割当
制御装置を提供することを目的とする。 【構成】子機との標準レートでの通話電波の周波数帯域
を狭めるサブレート化を行うことにより、子機との通話
可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部をチャ
ネル割当制御装置が制御する構成であって、チャネル割
当制御装置のトラフィック監視手段が、子機2から送出
されてきた通信信号より検出したトラフィック量を検出
し、そのトラフィック量が所定量以上であれば同装置の
レート制御手段が無線部に対してサブレート化を行う制
御をするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信システムにおけ
るチャネル割当制御装置に関する。このチャネル割当制
御装置は基地局に設置されるものであり、多数の携帯電
話機等の子機が基地局の制御によって通話を行う場合
に、できるだけ良好な通話品質を保ちつつ限られた電波
資源を効率的に利用するためのものである。
【0002】電波を利用するシステムが近年増加するこ
とによって、電波利用の需要が益々増大している。この
ため電波利用の効率化が求められ、限られた電波の帯域
内での通話可能チャネル数を増やすために、標準レート
での通話電波の周波数帯域を1/2とするハーフレート
化や1/4とするクォータレート、通話時の伝送レート
を1/2とするハーフレート化や1/4とするクォータ
レータ化等のサブレート化を行うチャネル割当制御技術
が実用化されている。
【0003】しかし、サブレート化を行った場合通話品
質が劣化するので、無闇にサブレート化することは利用
者に品質のよい通話サービスを提供出来なくなるのであ
まり望ましくない。
【0004】そこで、電波利用効率と通話品質をバラン
ス良く両立させることができるチャネル割当制御を行う
ことができる装置が要望されている。
【0005】
【従来の技術】携帯電話システムを構築する施設設計に
当たっては、サブレート化を利用するか否かを、同時に
どれだけの通話があるかどうかを示すトラフィックや、
どれだけの通話品質を必要とするかの品質要求を考慮し
ながら実施する必要がある。
【0006】そこで、定められた無線周波数帯域に対し
てトラフィックが高い場合はサブレート化によって同時
通話可能数を増やすようにチャネルを割り当て、高い通
話品質を要求される場合はサブレート化をしないように
チャネルを割り当てている。
【0007】このようなチャネルの割り当て、即ち多数
の子機の回線接続制御を行う回線接続装置や子機におい
てサブレート機能を利用してチャネルの割り当てを行う
か否かは、その携帯電話システムの施設設計条件により
固定的に決められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに携帯電話システムの施設設計条件により固定的にサ
ブレート化を行うような方法では、施設設計時におい
て、最繁時のトラフィックが捌けるようなサブレート化
を行うように設計すると、トラフィックが少ない場合で
も低品質のままで通話を行わなければならず、また、逆
に高品質を得るためにサブレート化を行わないように設
計すると最繁時にチャネル数が不足して回線接続が行え
ず通話が出来ないといった問題がある。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、トラフィックが多い場合はサブレート化を
行うことによってチャネル数を増加することができ、か
つトラフィックが少ない場合は通話品質を良くすること
ができる移動通信システムにおけるチャネル割当制御装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理図を
示す。図中、3は無線部であり、子機2との標準レート
での通話電波の周波数帯域を狭めるサブレート化を行う
ことにより、子機2との通話可能チャネル数を増加させ
る機能を有するものである。
【0011】6はトラフィック監視手段であり、子機2
から送出されてきた通信信号よりトラフィックを監視
し、そのトラフィック量を検出するものである。7はレ
ート制御手段である。このレート制御手段7は、トラフ
ィック監視手段6で検出されたトラフィック量に応じて
無線部3が行う標準レート化又はサブレート化を行う動
作を制御するものであり、トラフィック量が所定量以上
であれば無線部3に対してサブレート化を行う制御を行
うものである。
【0012】
【作用】上述した本発明によれば、トラフィック量が所
定以上となった場合にレート制御手段7が無線部3に対
して現在標準レートで通信が行われている無線チャネル
をサブレート化するように制御するので、この制御によ
り無線部3が、そのサブレート化する無線チャネルを子
機2へ通知し、これによって、空きチャネルが作られ
る。
【0013】従って、トラフィック量が少ない場合は標
準レートでの通話品質のよい通信を行うことができ、ま
た、トラフィック量が多い場合はサブレート化によりチ
ャネル数を多くすることによって、より多くの子機2と
の通信を可能とすることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図2は本発明の第1実施例による移動通信
システムにおけるチャネル割当制御装置の構成を示す図
である。
【0015】図2において、1は回線接続装置である。
この回線接続装置1は、基地局の交換機等が設置された
主装置(図示せず)にケーブルにより接続され、多数の
携帯電話機等の子機2の各々に所定チャネルの回線を割
り当て、子機2が行う無線通信を制御するものである。
【0016】回線接続装置1において、3は無線部、4
はチャネル割当制御装置である。無線部3は、制御信号
及び通話信号等の通信信号を無線周波数帯の信号に変換
し、アンテナ5を介して子機2へ送信したり、子機2か
ら送られてきた通信信号を中間周波数帯の通信信号に変
換するものである。
【0017】更に、無線部3は、子機2との無線通信を
標準レート及びハーフレートの何れかで行う機能を有す
ると共に、通信中にそれらレートの切り替えを行うこと
ができる機能を有するものである。
【0018】チャネル割当制御装置4は、図示せぬCP
Uによって回線接続装置1を総括的に制御するものであ
り、この実施例の特徴要素であるトラフィック監視部6
及びレート制御部7を具備して構成されている。
【0019】トラフィック監視部6は、無線部3から出
力される子機2からの通信信号を受け取ることにより、
子機2との無線通信におけるトラフィックを監視し、そ
のトラフィック量をレート制御部7へ出力するものであ
る。
【0020】レート制御部7は、トラフィック量に応じ
て、無線部3が行う標準レート化又はハーフレート化の
設定を制御するものである。トラフィック量が定められ
た値よりも多い場合は、無線部3がハーフレート化を行
うように制御し、定められた値よりも少ない場合は、標
準レート化を行うように制御する。
【0021】子機2は、無線部8及び制御部9を具備し
て構成されている。無線部8は、回線接続装置1との無
線通信を標準レート及びハーフレートの何れかで行う機
能を有すると共に、通信中にそれらレートの切り替えを
行うことができる機能を有するものである。制御部9
は、子機2を総括的に制御するものである。
【0022】このような構成において、子機2から回線
接続要求が回線接続装置1の無線部3を介してチャネル
割当制御装置4へ通知されると、レート制御部7は、標
準レート及びハーフレートの何れを適用するかを回線毎
に判断し、制御装置4のCPUへ通知する。
【0023】チャネル割当制御装置4のCPUは、通知
されたレートの空きチャネル検索を無線部3へ要求し、
無線部3は、アンテナ5を介して受信される電波から、
他の誰も使用していない無線チャネルを検索する。
【0024】この検索された無線チャネルは制御装置4
のCPUへ通知される。CPUは通知された無線チャネ
ルの回線を使用して無線通信を行うように無線部3へ要
求すると共に、子機2へその旨を通知するように無線部
3へ指令する。
【0025】この指令を受けた無線部3は、子機2の無
線部8へ使用する無線チャネルとどのレートで通信を行
うかを通知する。これによって、回線接続装置1と子機
2とが指定された無線チャネルの回線で且つ標準レート
又はハーフレートでの通信を行う。
【0026】また、通信中に、トラフィックが多くなっ
た場合、トラフィック監視部6からその多くなったこと
を示すトラフィック量の情報がレート制御部7へ通知さ
れる。これが、定められたトラフィック量を越えるもの
であれば、レート制御部7は、無線部3に対して現在標
準レートで通信が行われているチャネル回線をハーフレ
ート化するように制御する。
【0027】無線部3は、ハーフレート化するチャネル
回線を子機2の無線部8へ通知する。これによって、空
きチャネルが作られる。以降、前述した空きチャネルが
ある場合と同様の動作が行われることにより、回線接続
装置1と子機2とが指定された無線チャネルの回線で且
つハーフレートで通信を行う。
【0028】以上説明したように、第1実施例によれ
ば、トラフィック量に応じてハーフレートに切り替える
ことができるので、トラフィックが少ない場合は標準レ
ートでの通話品質のよい通信を行うことができ、また、
トラフィックが多い場合はハーフレート化によりチャネ
ル数を多くすることによって、より多くの子機2との通
信を可能とすることができる。
【0029】即ち、従来のように、最繁時のトラフィッ
クが捌けるようなサブレート化を行うように設計する
と、トラフィックが少ない場合でも低品質のままで通話
を行わなければならず、また、逆に高品質を得るために
サブレート化を行わないように設計すると最繁時にチャ
ネル数が不足して回線接続が行えず通話が出来ないとい
った問題を解決することができる。
【0030】次に、第2実施例を図3を参照して説明す
る。但し、図3において図2に示した第1実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。この第2実施例の特徴は、空きチャネル数に応じて
標準レート化又はハーフレート化を行うようにしたこと
にある。
【0031】図3において、符号11で示すチャネル割
当制御装置は、空チャネル数監視部12及びレート制御
部13を具備して構成されている。空チャネル数監視部
12は、無線部3から出力される子機2からの通信信号
を受け取ることにより、空きチャネル数を監視し、その
空きチャネル数をレート制御部7へ出力するものであ
る。
【0032】レート制御部7は、空きチャネル数が定め
られた数になるまで無線部3が標準レートで通信を行う
ように制御し、空きチャネル数が定められた数になった
場合に無線部3がハーフレートで通信を行うように制御
するものである。
【0033】例えば、空きチャネル数が0になった場合
にハーフレートで通信を行うように制御する。このよう
な構成においては、回線接続装置1は空チャネル数監視
部12によって常時空きチャネル数を監視しており、そ
の数が0又は定められた数になるとレート制御部13が
無線部3にてハーフレート化が行われるように制御す
る。
【0034】そして、無線部3が、子機2の無線部8へ
ハーフレートで通信を行うように通知する。これによっ
て、空きチャネルが作られ、回線接続装置1と子機2と
が指定された無線チャネルの回線で且つハーフレートで
通信を行う。
【0035】以上説明した第2実施例によれば、空きチ
ャネル数に応じてハーフレートに切り替えることができ
るので、空きチャネルがある場合は標準レートでの通話
品質のよい通信を行うことができ、また、空きチャネル
が無くなった場合、又は空きチャネル数が定められた少
ない数になった場合には、ハーフレート化によりチャネ
ル数を多くすることによって、より多くの子機2との通
信を可能とすることができる。
【0036】次に、第3実施例を図4を参照して説明す
る。但し、図4において図2に示した第1実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。この第3実施例の特徴は、時間帯に応じて標準レー
ト化又はハーフレート化を行うようにしたことにある。
【0037】図4において、符号15で示すチャネル割
当制御装置は、時間設定部16及びレート制御部17を
具備して構成されている。時間設定部16は、レート制
御部17が無線部3に対して行うハーフレート化の制御
時間を設定するものである。
【0038】例えば通話量の多い午後12時〜午後1時
にハーフレート化制御時間を設定すると、時間設定部1
6からその時間帯のみハーフレート化の指令がレート制
御部17へ通知され、この通知に基づいてレート制御部
17が無線部3にハーフレート化を行うように制御する
指令を送出する。
【0039】この指令を受けた無線部3は、子機2の無
線部8へハーフレートで通信を行うように通知し、これ
によって、空きチャネルが作られるので、回線接続装置
1と子機2とが指定された無線チャネルの回線で且つハ
ーフレートで通信を行う。
【0040】以上説明した第3実施例によれば、時間帯
に応じてハーフレートに切り替えることができるので、
通話量の多い時間帯のみハーフレートで通話を行うよう
にすることによってチャネル数を多くし、より多くの子
機2との通信を可能とすることができ、また、その他の
通話量が少ない時間帯では、標準レートでの通話品質の
よい通信を行うようにすることができる。
【0041】次に、第4実施例を図5を参照して説明す
る。但し、図5において図2に示した第1実施例の各部
に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略す
る。この第4実施例の特徴は、子機2のクラスに応じて
標準レート化又はハーフレート化を行うようにしたこと
にある。
【0042】子機2のクラスとは、一般の通話に使用さ
れるものと、重要な通話に使用されるものとを区別する
ものである。図5において、符号19で示すチャネル割
当制御装置は、子機クラス判定部20及びレート制御部
21を具備して構成されている。
【0043】子機クラス判定部20は、無線部3から出
力される子機2からの通信信号を受け取ることにより、
各子機2のクラスを判定し、この判定によって識別され
た子機2のクラスをレート制御部7へ出力するものであ
る。子機2のクラスの判定に当たっては予め分かってい
る加入者コード等を認識することにより行う。
【0044】レート制御部7は、子機クラス判定部20
から通知される子機2のクラスを受け取ることによっ
て、重要なクラス子機2が使用しているチャネル以外の
チャネルを無線部3がハーフレート化するように制御す
る。
【0045】つまり、重要なクラスの子機2は、常時通
話品質の良い標準レートで通信を行うことができ、ま
た、他の一般クラスの子機2は、ハーフレートで通信を
行うことによって、より多くの子機2が通信を行えるよ
うになる。
【0046】次に、第5実施例を図6を参照して説明す
る。但し、図6において図2に示した第1実施例及び図
5に示した第4実施例の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0047】この第5実施例の特徴は、トラフィック量
が多い場合に、一般クラスの子機2が使用するチャネル
のみをハーフレート化するようにしたことにある。図6
において、符号23で示すチャネル割当制御装置は、子
機クラス判定部20と、トラフィック監視部6と、レー
ト制御部24とを具備して構成されている。
【0048】通信中に、トラフィックが多くなった場
合、トラフィックを監視しているトラフィック監視部6
からその多くなったことを示すトラフィック量の情報が
レート制御部23へ通知される。
【0049】この時、子機クラス判定部20からレート
制御部23に、通信中の各子機2のクラスが通知され
る。レート制御部23に通知されたトラフィック量が、
定められたトラフィック量を越えるものであれば、レー
ト制御部7は、各子機2のクラス情報によって、一般ク
ラスの子機2が通信を行っているチャネルをハーフレー
ト化するように無線部3に対して制御を行う。
【0050】この制御が行われた無線部3は、ハーフレ
ート化するチャネル回線を子機2の無線部8へ通知す
る。これによって、空きチャネルが作られ、より多くの
子機2が通信を行うことが可能となる。
【0051】つまり、トラフィックが多くなった場合で
も、重要なクラスの子機2は、常時通話品質の良い標準
レートで通信を行うことができ、また、他の一般クラス
の子機2は、ハーフレートで通信を行うことによって、
より多くの子機2が通信を行えるようになる。
【0052】次に、第6実施例を図7を参照して説明す
る。但し、図7において図3に示した第2実施例及び図
5に示した第4実施例の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0053】この第6実施例の特徴は、空きチャネルが
無くなった場合、又は少なくなった場合に、一般クラス
の子機2が使用するチャネルのみをハーフレート化する
ようにしたことにある。
【0054】図7において、符号26で示すチャネル割
当制御装置は、子機クラス判定部20と、空チャネル数
監視部12と、レート制御部27とを具備して構成され
ている。
【0055】通信中に、レート制御部27に、空チャネ
ル数監視部12から空きチャネル数が通知されると共
に、子機クラス判定部20から各子機2のクラスが通知
される。
【0056】その通知された空きチャネル数が0となる
か、又は定められた数を下回った場合、レート制御部7
は、各子機2のクラス情報によって、一般クラスの子機
2が通信を行っているチャネルをハーフレート化するよ
うに無線部3に対して制御を行う。
【0057】この制御が行われた無線部3は、ハーフレ
ート化するチャネル回線を子機2の無線部8へ通知す
る。これによって、空きチャネルが作られ、より多くの
子機2が通信を行うことが可能となる。
【0058】つまり、空きチャネル数が無くなるか、又
はその数が極少なくなった場合でも、重要なクラスの子
機2は、常時通話品質の良い標準レートで通信を行うこ
とができ、また、他の一般クラスの子機2は、ハーフレ
ートで通信を行うことによって、より多くの子機2が通
信を行えるようになる。
【0059】次に、第7実施例を図8を参照して説明す
る。但し、図8において図4に示した第3実施例及び図
5に示した第4実施例の各部に対応する部分には同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0060】この第7実施例の特徴は、設定時間帯に応
じて一般クラスの子機2が使用するチャネルのみをハー
フレート化するようにしたことにある。図7において、
符号29で示すチャネル割当制御装置は、子機クラス判
定部20と、時間設定部16と、レート制御部30とを
具備して構成されている。
【0061】時間設定部16に設定された時間帯になる
と、レート制御部7は、各子機2のクラス情報によっ
て、一般クラスの子機2が通信を行っているチャネルを
ハーフレート化するように無線部3に対して制御を行
い、無線部3は、ハーフレート化するチャネル回線を子
機2の無線部8へ通知する。
【0062】これによって、空きチャネルが作られ、よ
り多くの子機2が通信を行うことが可能となるので、設
定時間帯においては、重要なクラスの子機2が、常時通
話品質の良い標準レートで通信を行うことができ、ま
た、他の一般クラスの子機2が、ハーフレートで通信を
行うことによって、より多くの子機2が通信を行えるよ
うになる。
【0063】以上説明した第1〜第7実施例によるチャ
ネル割当制御装置4,11,15,19,23,26,
29を、図9に示すように、複数の回線接続装置1がケ
ーブルで接続され、かつ交換機(PBX)33を有する
主装置32に設け、回線接続装置1の無線部3を制御す
るようにしても、各実施例と同様な効果をうることがで
きる。
【0064】なお、上述では、標準レートをハーフレー
トとすることを説明したが、クォータレートとするよう
にしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トラフィックが多い場合にサブレート化を行うことによ
ってチャネル数を増加することができ、かつトラフィッ
クが少ない場合には標準レートで通話を行うようにする
ことにより通話品質を良くすることができる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図5】本発明の第4実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図6】本発明の第5実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図7】本発明の第6実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図8】本発明の第7実施例による移動通信システムに
おけるチャネル割当制御装置を説明するための図であ
る。
【図9】本発明の他の実施例によるチャネル割当制御装
置を説明するための図である。
【符号の説明】
3 無線部 2 子機 4 チャネル割当制御装置 6 トラフィック監視手段 7 レート制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記子機(2) から送出されてきた通信信号よりトラフィ
    ックを監視し、そのトラフィック量を検出するトラフィ
    ック監視手段(6) と、 該トラフィック監視手段(6) で検出されたトラフィック
    量に応じて該無線部(3) が行う標準レート化又はサブレ
    ート化を行う動作を制御するレート制御手段(7) とを具
    備し、 前記トラフィック量が所定量以上であれば前記レート制
    御手段(7) が前記無線部(3) に対してサブレート化を行
    う制御をするようにしたことを特徴とする移動通信シス
    テムにおけるチャネル割当制御装置。
  2. 【請求項2】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記子機(2) から送出されてきた通信信号より空きチャ
    ネル数を監視し、その空きチャネル数を検出する空チャ
    ネル数監視手段(12)と、 該空チャネル数監視手段(12)で検出された空きチャネル
    数に応じて該無線部(3) が行う標準レート化又はサブレ
    ート化を行う動作を制御するレート制御手段(13)とを具
    備し、 前記空きチャネル数が定められた数となった場合に前記
    レート制御手段(13)が前記無線部(3) に対してサブレー
    ト化を行う制御をするようにしたことを特徴とする移動
    通信システムにおけるチャネル割当制御装置。
  3. 【請求項3】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記無線部(3) がサブレート化を行う時間帯を設定する
    時間設定手段(16)と、 該時間設定手段(16)に設定された時間帯で該無線部(3)
    がサブレート化を行うように制御するレート制御手段(1
    3)とを具備したことを特徴とする移動通信システムにお
    けるチャネル割当制御装置。
  4. 【請求項4】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記子機(2) から送出されてきた通信信号より、予め設
    定された重要な通信を行う子機と一般的な通信を行う子
    機とを判別する子機のクラスを判定し、その子機(2) の
    クラスを認識する子機クラス判定手段(20)と、 該子機クラス判定手段(20)が認識した子機のクラスに応
    じて該無線部(3) が行う標準レート化又はサブレート化
    を行う動作を制御するレート制御手段(21)とを具備し、 前記子機(2) のクラスが重要な通信を行う子機を示す場
    合に、前記レート制御手段(21)が前記無線部(3) に対し
    て標準レート化を行う制御をし、前記子機のクラスが一
    般的な通信を行う子機を示す場合に、前記レート制御手
    段(21)が前記無線部(3) に対してサブレート化を行う制
    御をするようにしたことを特徴とする移動通信システム
    におけるチャネル割当制御装置。
  5. 【請求項5】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記子機(2) から送出されてきた通信信号よりトラフィ
    ックを監視し、そのトラフィック量を検出するトラフィ
    ック監視手段(6) と、 該子機(2) から送出されてきた通信信号より、予め設定
    された重要な通信を行う子機と一般的な通信を行う子機
    とを判別する子機のクラスを判定し、その子機(2) のク
    ラスを認識する子機クラス判定手段(20)と、 該トラフィック監視手段(6) で検出されたトラフィック
    量と、該子機クラス判定手段(20)で認識された子機(2)
    のクラスとに応じて、該無線部(3) が行う標準レート化
    又はサブレート化を行う動作を制御するレート制御手段
    (24)とを具備し、 前記トラフィック量が所定量以上の場合に、前記レート
    制御手段(7) が、前記子機クラス判定手段(20)で認識さ
    れた重要な通信を行う子機の通信レートを、標準レート
    とするように前記無線部(3) に対して制御を行い、一般
    的な通信を行う子機の通信レートを、サブレートとする
    ように前記無線部(3) に対して制御を行うようにしたこ
    とを特徴とする移動通信システムにおけるチャネル割当
    制御装置。
  6. 【請求項6】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記子機(2) から送出されてきた通信信号より空きチャ
    ネル数を監視し、その空きチャネル数を検出する空チャ
    ネル数監視手段(12)と、 該子機(2) から送出されてきた通信信号より、予め設定
    された重要な通信を行う子機と一般的な通信を行う子機
    とを判別する子機のクラスを判定し、その子機(2) のク
    ラスを認識する子機クラス判定手段(20)と、 該空チャネル数監視手段(12)で検出された空きチャネル
    数と、該子機クラス判定手段(20)で認識された子機(2)
    のクラスとに応じて、該無線部(3) が行う標準レート化
    又はサブレート化を行う動作を制御するレート制御手段
    (27)とを具備し、 前記空きチャネル数が定められた数となった場合に、前
    記レート制御手段(7)が、前記子機クラス判定手段(20)
    で認識された重要な通信を行う子機の通信レートを、標
    準レートとするように前記無線部(3) に対して制御を行
    い、一般的な通信を行う子機の通信レートを、サブレー
    トとするように前記無線部(3) に対して制御を行うよう
    にしたことを特徴とする移動通信システムにおけるチャ
    ネル割当制御装置。
  7. 【請求項7】 子機(2) との標準レートでの通話チャネ
    ルを狭めるサブレート化を行うことにより、子機(2) と
    の通話可能チャネル数を増加させる機能を有する無線部
    (3) を制御するチャネル割当制御装置において、 前記無線部(3) がサブレート化を行う時間帯を設定する
    時間設定手段(16)と、前記子機(2) から送出されてきた
    通信信号より、予め設定された重要な通信を行う子機と
    一般的な通信を行う子機とを判別する子機のクラスを判
    定し、その子機(2) のクラスを認識する子機クラス判定
    手段(20)と、 該時間設定手段(16)に設定された時間帯で、子機クラス
    判定手段(20)で認識された重要な通信を行う子機の通信
    レートを、標準レートとするように前記無線部(3) に対
    して制御を行い、一般的な通信を行う子機の通信レート
    を、サブレートとするように前記無線部(3) に対して制
    御を行うレート制御手段(30)とを具備したことを特徴と
    する移動通信システムにおけるチャネル割当制御装置。
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