JP2526140B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP2526140B2
JP2526140B2 JP1308262A JP30826289A JP2526140B2 JP 2526140 B2 JP2526140 B2 JP 2526140B2 JP 1308262 A JP1308262 A JP 1308262A JP 30826289 A JP30826289 A JP 30826289A JP 2526140 B2 JP2526140 B2 JP 2526140B2
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JP
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antenna
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whip
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whip antenna
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Inventor
睦 田村
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株式会社船井電機研究所
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、携帯電話機等に用いられるアンテナ装置に
関する。
[従来の技術] 携帯電話機等におけるアンテナ装置の概略構成は、第
2図に示すようになっている。同装置は、電波を送受信
するホイップアンテナ11と、同じく電波を送受信する内
蔵アンテナ12と、図外の送受信機器本体(Tx−Rxユニッ
ト)側の信号送受信端13とを有している。また、外部機
器が接続可能な外部出力コネクタ14と、信号送受信端13
とホイップアンテナ11または内蔵アンテナ12あるいは外
部出力コネクタとの接続を切換えるマイクロスイッチSW
1と、該スイッチSW1がb側にあるとき、信号送受信端13
と内蔵アンテナ12または外部出力コネクタ14の接続を切
換えるリレー接点SW2とを備えている。なお、マイクロ
スイッチSW1は、ホイップアンテナ11の伸び縮みに連動
し、伸びるとa側に入り、縮むとb側に入る。また、リ
レー接点SW2は、リレーコイル15に電圧をかけることに
より、a側からb側に切換わる。なお、上記の回路配線
は第3図に示すように同軸ケーブル16a,b,c,dにて構成
されている。
次に、その動作について説明する。アンテナ装置は、
ホイップアンテナ11が伸ばされると、マイクロスイッチ
SW1はa側に入り、ホイップアンテナ11は、信号送受信
端13に接続され、図外の送受信機器本体からの信号は、
信号送受信端13よりマイクロスイッチSW1を介してホイ
ップアンテナ11に導かれる。逆に、ホイップアンテナ11
が縮められると、マイクロスイッチSW1はb側に入り、
ホイップアンテナ11は信号送受信端13から切り離され
る。リレー接点SW2は、通常、a側に入っているので、
今度は、内蔵アンテナ12が信号送受信端13に接続される
ことになる。ここで、リレー接点SW2のコイル15に電圧
を印加すると、リレー接点SW2はb側に入り、外部出力
コネクタ14が信号送受信端13と導通状態になる。なお、
以上は送信時についての説明であるが、受信時も、同様
の動作が行われる。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のように送受信機器本体側の信号送受
信端と各アンテナの間は、マイクロスイッチやリレー接
点を用いて切換えなければならない。また、その配線
に、第3図に示すように、同軸ケーブルを多数使用しな
ければならないため、高価となっていた。
本発明は、上記の問題点を解消するもので、マイクロ
スイッチやリレー接点あるいは同軸ケーブルを使用する
ことなく、ホイップアンテナと内蔵アンテナと外部機器
を必要に応じて切換えることができ、構造が簡単で安価
なアンテナ装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明は、電波を送受信す
るホイップアンテナおよび内蔵アンテナと、外部へ出力
を取出すための外部出力コネクタとを備え、送受信機器
本体側の信号送受信端がホイップアンテナまたは内蔵ア
ンテナもしくは外部出力コネクタに接続されるアンテナ
装置において、前記ホイップアンテナは、所定の誘電率
を有する誘電体が充填された金属筒の中心部に収納ある
いは金属筒上端より突出自在で、収納されたときに金属
筒との間で同軸の伝送路が形成されるように設けられる
と共に、金属筒の上部近傍で該アンテナと前記送受信端
とが接触されており、また、前記外部出力コネクタは、
ホイップアンテナが金属筒に収納されたとき該アンテナ
の下端部と接触し得るように金属筒の下端中心部に設け
られ、さらに、前記内蔵アンテナと外部出力コネクタと
は着脱自在な接続導体にて必要に応じて接続されるもの
である。
[作用] 上記構成によれば、ホイップアンテナを縮めて金属筒
内に収納した状態にすると、ホイップアンテナと金属筒
とで同軸の伝送路が形成され、送受信機器本体側の信号
送受信端は、その同軸の伝送路、外部出力コネクタ、接
続導体を介して、内蔵アンテナと接続状態になり、機器
本体からの信号が、内蔵アンテナに導かれる。上記状態
から接続導体を取り外し、外部出力コネクタに外部機器
の接続導体を接続すると、今度は、該外部機器と信号送
受信端が接続状態になる。また、ホイップアンテナを伸
ばすと、送受信機器本体側からの信号は、ホイップアン
テナに導かれるようになる。
[実施例] 本発明のアンテナ装置の一実施例として、第1図を参
照して説明する。
携帯電話に用いられるアンテナ装置は、電波を送受信
するホイップアンテナ1と、同じく電波を送受信する内
蔵アンテナ2とを備えている。また、図外の送受信機器
本体は、信号送受信端3を有している。ホイップアンテ
ナ1は、金属筒5の中心部に収納し、あるいはその上端
より突出自在に設けられており、かつ、該アンテナ1
は、後述する金属筒5の上部近傍に対応する位置で、信
号送受信端3に接続されている接続端子4と接触されて
いる。この金属筒5には所定の誘電率を有する誘電体
(空気を含む)6が充填されている。そして、ホイップ
アンテナ1が金属筒5内に収納されたとき、ホイップア
ンテナ1と金属筒5とで同軸の伝送路が形成されるよう
になっている。また、ホイップアンテナ1を収納したと
き、該アンテナ1下端部と接続し得るように金属筒の下
端中心部には外部出力コネクタ7が設けられている。こ
の外部出力コネクタ7と内蔵アンテナ2とは着脱自在な
接続導体8により接続され得るようになっている。ま
た、接続導体8を取り外すと、内蔵アンテナ2と外部出
力コネクタ7とは独立し、外部出力コネクタ7には外部
機器9を接続し得るようになっている。
次に、その動作について説明する。ホイップアンテナ
1を金属筒5より突出して伸ばすと、送受信機器本体か
らの信号は、接触端子4を介してホイップアンテナ1に
導かれ、該アンテナ1より送信される。なお、同時に、
ホイップアンテナ1は電波の受信をも行う。
次に、ホイップアンテナ1を金属筒5内に収納する
と、金属筒5、ホイップアンテナ1、誘電体6によって
同軸構造の伝送路が形成される。これを特性インピーダ
ンスZoに設計すれば、機器本体からの信号は、この同軸
伝送路を通して、外部出力コネクタ7に導くことができ
る。
この時、接続導体8でもって外部出力コネクタ7と内
蔵アンテナ2との間を接続した状態とすれば、機器本体
からの信号は内蔵アンテナ2に導かれ送信される。この
接続導体8を取去り、外部出力コネクタ7に外部機器9
を接続すれば、この外部機器9に機器本体からの信号を
導くこともできる。
以上のようにして、ホイップアンテナ1を金属筒5に
収納したり、金属筒5より突出させて使用するだけで、
スイッチ等や同軸ケーブルを使用することなく、各アン
テナを切換え、送受信機器本体から電波を送受信するこ
とができる。
なお、上記金属筒5は、パイプや携帯電話のキャビネ
ット内部に導電塗装をすることによって代替することも
できる。
[発明の効果] 以上のように本発明のアンテナ装置によれば、ホイッ
プアンテナを金属筒から突出した状態ではホイップアン
テナを使用することができ、また、金属筒に収納する
と、ホイップアンテナと金属筒と該金属筒に充填された
所定の誘電率を有する誘電体とでもって、同軸構造の伝
送路が形成され、この伝送路と接続導体を介して送受信
機器本体からの信号を内蔵アンテナに導くことができ
る。また、接続導体を取外し、外部出力コネクタに外部
機器を接続することにより、機器本体からの信号を外部
機器に導くこともできる。
このように、ホイップアンテナを金属筒に収納した
り、突出したりすることにより、スイッチやリレー接
点、あるいは、同軸ケーブルを使用することなく、使用
するアンテナを任意に切換えて送受信を行うことがで
き、従来に比し構成が簡単となり低コスト化が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるアンテナ装置の構成
図、第2図は従来のアンテナ装置の概略構成図、第3図
は従来のアンテナ装置の詳細構成を示した図である。 1……ホイップアンテナ、2……内蔵アンテナ、3……
信号送受信端、4……接触端子、5……金属筒、6……
誘電体、7……外部出力コネクタ、8……接続導体。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電波を送受信するホイップアンテナおよび
    内蔵アンテナと、外部機器が接続可能であって該機器へ
    出力を取出すための外部出力コネクタとを備え、送受信
    機器本体側の信号送受信端がホイップアンテナまたは内
    蔵アンテナもしくは外部出力コネクタに接続されるアン
    テナ装置において、 前記ホイップアンテナは、所定の誘電率を有する誘電体
    が充填された金属筒の中心部に該誘電体に摺動案内され
    て収納あるいは金属筒上端より突出自在で、収納された
    ときに金属筒との間で同軸の伝送路が形成されるように
    設けられると共に、金属筒の上部近傍で該アンテナと前
    記送受信端とが接触されており、また、前記外部出力コ
    ネクタは、ホイップアンテナが金属筒に収納されたとき
    該アンテナの下端部と接触し得るように金属筒の下端中
    心部に設けられ、さらに、前記内蔵アンテナを使用する
    ときは前記ホイップアンテナを前記金属筒内に収納する
    とともに、該内蔵アンテナと外部出力コネクタとを着脱
    自在な接続導体にて接続し、前記内蔵アンテナを用い
    ず、前記送受信端をホイップアンテナを介して前記外部
    機器に接続するときには、該外部出力コネクタに該外部
    機器を接続するようにしたことを特徴とするアンテナ装
    置。
JP1308262A 1989-11-27 1989-11-27 アンテナ装置 Expired - Lifetime JP2526140B2 (ja)

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JPH03167904A JPH03167904A (ja) 1991-07-19
JP2526140B2 true JP2526140B2 (ja) 1996-08-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6226907U (ja) * 1985-08-02 1987-02-18
JPH01261004A (ja) * 1988-04-12 1989-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナ切替え装置

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Publication number Publication date
JPH03167904A (ja) 1991-07-19

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