JP2526051Y2 - マツトレス - Google Patents

マツトレス

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JP2526051Y2
JP2526051Y2 JP1990020802U JP2080290U JP2526051Y2 JP 2526051 Y2 JP2526051 Y2 JP 2526051Y2 JP 1990020802 U JP1990020802 U JP 1990020802U JP 2080290 U JP2080290 U JP 2080290U JP 2526051 Y2 JP2526051 Y2 JP 2526051Y2
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JP
Japan
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water mattress
mattress
water
heat
heat insulating
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Application number
JP1990020802U
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English (en)
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JPH03112053U (ja
Inventor
智徳 多田
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、マツトレス、特にウオーターマツトレスに
関するものである。
(従来の技術) 従来のウオーターマツトレスとしては第3図に示すよ
うに、高吸水性高分子材料を寝心地の良い硬さに吸水調
整してゾル溶液11とし、このゾル溶液11に発泡スチロー
ル12を添加したものを封入してなるウオーターマツトレ
ス10が考案されている。
これによれば、発泡スチロール12がゾル溶液中に分散
されることにより、マツトレスが軽量化できる。またウ
オーターマツトレス10内に粘性のあるゾル状の流動体を
封入したものなので、マツト上に伏せた時に揺れを防
ぎ、寝心地を良くし、かつ針等で小さい傷がついても漏
水することを防ぐことが出来るというウオーターマツト
レスである。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前記構造のウオータマツトレスは中身がゾル
状の流動体であるため非常に冷たい。発泡スチロールが
ある程度の断熱効果を発するものの、発泡スチロールも
多量に加えるとなるとウオーターマツトレスの利点であ
る浮力効果が減少するため、全体量の約50%以上は加え
ることができない。このため発泡スチロールをウオータ
ーマツトレスの中に挿入するだけでは充分な断熱効果を
あげることは出来ず、ヒーター等の加熱温調整用熱源が
年中必要となつていた。
本考案の技術的課題はウオーターマツトレスにおい
て、加熱温調整用熱源を使用しなくても内容物の冷たさ
を人体に感じさせないようにすることでる。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案において課題を解決するために講じた技術的手
段は、ウオーターマツトレスの上面に断熱手段を設け、
該断熱手段と発泡スチロールをゾル溶液に流入して前記
発泡スチロールが上層部に偏在するように形成されたウ
オータマットレスとを外装体で被覆することである。
(作用) 上記技術的解決手段は次のように作用する。すなわち
発泡スチロール自体の断熱作用と断熱手段の断熱作用と
により、体熱がウオーターマツトレスに奪われることが
なく、加熱温調整用熱源を使用しなくても、内容物の冷
たさを人体に感じさせることはない。
(実施例) 本考案における一実施例を第1図、第2図に基づいて
説明する。
第1図はウオーターマツトレスの破断斜視図を示す。
この図に示されるように1はマツトレスを示し、ウオー
ターマツトレス2と、断熱性立体布地3と、外装シート
4よりなる。
ウオーターマツトレス2は5つのウオーターマツトレ
ス分体5よりなる。このウオーターマツトレス分体5
は、塩ビエラストマーシートがウエルダーにて溶着され
た袋(幅98cm×長さ40cm×厚み6cm)よりなる。内容物
として高吸水性高分子材料であるポリアクリル酸ソーダ
を主成分とする素材を220倍の吸水調整したゾル溶液15l
中に、約40倍に独立発泡した発泡スチロール600gをゾル
溶液中に少しずつ添加し分散させたものを用意する。
分散された発泡スチロール6(第2図)は比較的安定
状態にあり、これをスネークポンプにてスチロールを破
損しないようにマツト注入口(図示せず)から充填して
ウオーターマツトレス分体5を製作し、さらにこれを5
つ連接してウオーターマツトレス2を構成する。
上記のような内容物を詰めた場合、発泡スチロール6
はゾル溶液中に分散されることによりその密度約0.04g/
cm3により添加した体積のほとんどに相当する水の重量
分が軽減できる。また発泡スチロールは軽いのでマツト
上層部に浮いて体温の放散を防ぎ、温かいフイーリング
を提供する。更にゾル溶液の粘性が高いために、小さな
ピンホールが出来ても水の様に吹き出す恐れがない。ま
たこのゾルの粘性が、ウオーターマツトレスの不快な揺
れを小さくしている。
第2図は第1図のI−I線に沿う断面図を模式的に示
したものである。ウオーターマツトレス2の上面には、
断熱性立体布地3を着脱可能に敷き、この断熱性立体布
地3はウオーターマツトレス2の上面と同形にすること
で、ベツド上で横になる場所全てに断熱効果を与える。
また断熱性立体布地3としては、断熱効果を有する布地
であれば綿、化学繊維を問わず利用することができ、例
えば実開昭61-45856に示されるような織物を使用するこ
とができる。次に断熱性立体布地3の敷き方であるが、
後に述べる外装体で断熱性立体布地3とウオーターマツ
トレス2の全体を被覆するため、体の動きによつてマツ
トレスから布地だけがずれる可能性が低い。そのため断
熱性立体布地3をそのままウオーターマツトレス2の上
に敷くことができる。また、ウオーターマツトレス5の
それぞれの上面と断熱性立体布地3の裏側に、デユアル
ロツクテープやホツクのような結合手段を取り付け、ウ
オーターマツトレス2と断熱性立体布地3を結合するこ
ともできる。前者の方法であれば取り外しにかかる手間
はなく、後者の方法であればウオーターマツトレス2に
確実に断熱性立体布地3を接着することが可能となる。
ウオーターマツトレス2と断熱性立体布地3は、綿、
化学繊維等でできた外装シート4で被覆する。
こうして断熱性立体布地3をウオーターマツトレス2
の上に敷くことにより熱伝導性が下がり、発泡スチロー
ルを加えただけでは遮断することのできなかつたウオー
ターマツトレスの冷たさを、遮ることができる。そのた
め加熱温調整熱源を必要としないので、停電時にも冷た
さを感じることなくベツドを使用することができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ウオーターマツトレスの上に断熱手
段を設置することにより、ウオーターマツトレスへの体
温の放出を遮断するため、加熱温調整用装置がなくても
ウオーターベツドの冷たさを感じることなく、温かいフ
イーリングを得ることができる。
更にウオーターベツド内の液体等を漏れても加熱温調
整用装置が取り付けられていないため、漏電する必要が
なく、安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、ウオーターマツトレ
スの一部破断斜視図、第2図は第1図のI−I線に沿う
断面図、第3図は従来技術のウオーターマツトレスの一
部破断斜視図を示す。 符号の説明 2……ウオーターマツトレス、3……立体断熱シート
(断熱手段)、4……外装シート(外装体)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡スチロールをゾル溶液に流入して前記
    発泡スチロールが上層部に偏在するように形成されたウ
    オータマットレスの上面に断熱手段を設け、該断熱手段
    とウオータマットレスとを外装体で被覆してなるマット
    レス。
JP1990020802U 1990-02-28 1990-02-28 マツトレス Expired - Lifetime JP2526051Y2 (ja)

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