JP3170844U - 湯たんぽパック - Google Patents

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Abstract

【課題】お風呂のお湯を利用して蓄熱し、低温火傷の危険性を回避する湯たんぽパックを提供する。【解決手段】袋状態の袋材の二面を略対峙させるように蓄熱材を封入し、蓄熱容器とし、袋材の二面に中央部付近を溶着した溶着部又は仕切部を設ける。蓄熱容器に気や浮き材を入れる浮き袋部を設ける。【選択図】図5

Description

本考案は、袋状体に蓄熱材等封入した、湯たんぽに関する。
従来から、身体を暖めるために身体周辺に触れて暖をとる暖房器具として湯たんぽ(湯湯婆)がある。湯たんぽは容器に湯を注ぎ栓をし、触れて暖をとる。布団などに入れ主に足を暖める、椅子の背もたれや足先において、足や腰をあたためるものがある。容器材質は陶器、金属、プラスチック製がある。温度調節が効かないため、使用時に布を巻かないと火傷することや、しっかりと確実に締めないと、使用中にキャップが緩み足に火傷を負うことがある。また、適温は摂氏40〜50度とされているが、高めの温度使用で低温火傷(以後低温熱傷と記す)となることがある。また、小豆、そばや、ゲル化剤、天然石等を封入し、電子レンジで暖め、肩や足を暖めるものがある。
これらの暖房器具は、本体を暖めた後徐々に冷えるため、一定温度を保つ電気器具に対し身体に負担が掛かりにくい。
従来からの湯たんぽは、お湯を沸かして、お湯を注ぐ行為が面倒であったが、プラスチック容器タイプは、電子レンジで暖める等でより便利になった、しかし、一方で、キャップをしたまま暖めるケースや、熱いままで長時間使用してしまい低温火傷をする等の問題が発生している。お湯は徐々に冷えるため、高めの温度のお湯を注ぎ込みがちなのが人情であり、事故の要因ともなっている。
特許文献1には、「電子レンジで安全に加熱可能な蓄熱材1を、耐熱性樹脂からなる容器2封入し、さらに容器2を袋3に収納しており、使用に際しては、袋3に収納した容器2を家庭用の電子レンジに入れ数分程度加熱する。」とあるが、電子レンジでの蓄熱材の加熱は危険性が伴う。
さらに、特許文献2では、「水密性の容器又は袋に封入された平板状の潜熱蓄熱材を暖房具として用いる。潜熱蓄熱材は黒色の袋で被われる。集熱時には、潜熱蓄熱材は集熱ケースに収められて陽光に曝される。陽光は潜熱蓄熱材の黒色の袋に直接に吸収され、潜熱蓄熱材を加熱する。就寝時には、潜熱蓄熱材は袋ごと集熱ケースから出されて布団内で暖房に使われる。」日の当たる場所の確保が難しいケースや、雨の日や曇りの日には使用できない等の問題が有る。
実用新案登録第3084415号公報 実用新案登録第3165721号公報
湯たんぽは、お湯を入れなければならなく面倒であるのと共に、お湯を扱う為に危険が伴った。また、プラスチック容器のタイプは電子レンジで暖める際にはキャップの開け忘れ等の気遣いが煩わしい。また、キャップのゆるみ等による湯漏れの問題もあった。電気式の湯たんぽ、あんか、毛布等は、電気事故や、電気を纏う事に対する抵抗感、そして一定温度を保つことによる自律神経等の弱体懸念がある。
上記課題を解決するために、本考案の湯たんぽパックは、袋状体の容器の内部に、蓄熱材を封入し蓄熱容器とし、お風呂に浸けておき、一定時間お風呂のお湯で蓄熱したあと、例えば、就寝時に対応し布団にいれ、就寝時足などを暖めるものである。本考案の湯たんぽパックは、浴槽で暖めるため、高温でも42℃から43℃の温度である。このため、蓄熱容器の暖め過ぎによる事故や、使用時の低温火傷を回避する事が出来る。本考案の一態様に係る蓄熱容器は、お風呂で蓄熱容器を効率的に暖め、熱が伝わりやすくするため、蓄熱材を一様に広げ、お湯の熱を一様に吸収しやすくすると共に、温度の高い浴槽のお湯が対流や浮力で上部付近に集まる事を利用し、上部に集まった高い熱を吸収蓄熱し利用することを特徴とする。
低温熱傷は極端に熱源の接触時間が長いため、発赤や水疱形成だけに見えても深部に深い損傷を負っていることが多い。睡眠時は痛みに気づかないため深達性II度(DDB)まで傷を負い、さらに進行性に深くなりIII度(DB)まで達することもまれにはある。深くなる理由としては、皮膚の血流量より脂肪層の血流量が少なく、皮膚の血流で受傷した創が冷やされて軽症に見えても脂肪層では血流により冷却されないことが挙げられる。
また、低温火傷は接触部の温度が44℃だと約6から10時間で受傷する。
また44ー51℃までのあいだは接触する温度が高くなるにつれて受傷する時間が短縮される場合もある。低温熱源とは湯たんぽ、懐炉、ストーブ、ホットカーペットなどおもに暖房器具。受傷者側の要因としては、熟睡していたり体が不自由であったり、知覚麻痺、泥酔、一酸化炭素中毒、糖尿病による循環不良、などの状態にあると受傷しやすいと言われており、高齢化社会において受傷の増加が考えられる。
潜熱蓄熱は、物質の比熱を利用する顕熱蓄熱に対し、物質の相変化、転移の際に外部とやりとりされる潜熱を熱エネルギーとして蓄える技術を潜熱蓄熱と呼ぶ。代表例としては氷(水)、パラフィン、無機塩などがあり、それらの融点での融解熱、および凝固点での凝固熱を利用する。これらの材料は固−液間の相変化を伴うため、潜熱蓄熱に用いられる材料をPCM(Phase Change Materiales)と呼称している。
潜熱蓄熱材は単位容積当たり水の約5倍、コンクリートの約10倍の蓄熱量が得られる。
このようなことから、これらの蓄熱材を封入した湯たんぽパックを使用することで、例えば、寒い夜にふとんの足下に入れれば低温火傷することなく、朝方まで暖かく安眠できる。本考案の湯たんぽパックはこれらの蓄熱材等を入れた蓄熱容器で、お風呂のお湯を有効に利用し内部の蓄熱材を暖める事ができる。
本考案の湯たんぽパックの第1の実施例の平面図である。 本考案の湯たんぽパックの第1の実施例の蓄熱状態を示す斜視図である。 本考案の湯たんぽの第1の実施例の使用説明の斜視図である。 本考案の湯たんぽパックの第1の実施例の変形例の平面図である。 本考案の湯たんぽパックの第2の実施例の斜静図である。 本考案の湯たんぽパックの第2の実施例の蓄熱状態を示す斜視図である。 本考案の湯たんぽパックの第3の実施例の平面図である。 本考案の湯たんぽパックの第4の実施例の斜静図である。
本考案の実施の形態について、以下、図に基づいて説明する。
図1は、本考案の湯たんぽパックの第1の実施例の平面図を示す。
湯たんぽパック1は蓄熱材2を袋状体の蓄熱容器3に封入したものを示す。詳細には、蓄熱容器3は二枚のシートの外周を溶着面17で溶着密封し、袋状体とし、二面を対峙させる様に蓄熱材を封入し、対峙する二面の中央部付近に複数箇所(6カ所)の星マークの点状に溶着した溶着部20を設けたものを示す。また、溶着部20の表面に、星のマークの磁性体9を張り付けたものを示す。蓄熱材2には、例えば無機水和塩系の潜熱蓄熱材を使用し、使用適温とするためには、相変化温度にするための融点調整剤を添加したりする。無機水和塩として塩化カルシウム水和物、硫酸ナトリウム水和物、チオ硫酸ナトリウム水和物、酢酸ナトリウム水和物等がある、耐久性を高めるために過冷却防止剤、相分離防止剤等を添加した混合物をポリポロピレンの合成樹脂製の容器に充填し蓄熱容器3とする。他に塩化ビニルやポリエチレン等に充填してもよい。また、パラフィン系潜熱蓄熱材を使用する場合は、パラフィンをゴムまたは合成樹脂に練り込み、板状に成形したものをアルミラミネート被覆材で被覆した蓄熱容器3として用いる。パラフィンは可燃性が有り、このような注意が必要である。容器は、ゴムやシリコンゴムを用いてもよい。
ここでは、蓄熱容器3をそのまま、湯たんぽパック1としたものである。
潜熱蓄熱材として、他に、糖アルコール等の有機物として、エリスリトール、トリメチルエタン等がある。
ここでは、蓄熱体として潜熱蓄熱体を記載したが、蓄熱材はポリエチレン・グリコール、ポロピレン・グリコール等や、塩水、水等、熱を蓄えられるものならよい。
図2は、本考案の湯たんぽパック1を浴槽に入れお湯により蓄熱している状態を示す斜視図である。
浴槽8の金具8aにS字金具8bを用い、湯たんぽパック1の吊り穴3bに掛けて、お湯の湯面8c下に浸し、蓄熱を行っている状態を示す。湯たんぽパック1内の比重の重い(例えば比重1.4)蓄熱材2は中央付近に設けた複数箇所の星マークの点状に溶着した溶着部20により、蓄熱容器3の下部に集中し集まり風船を膨らませた様な状態となることなく、より均一に対峙した袋材の2面に沿って蓄熱容器3内に広がり、略板状を形成し浴槽内でお湯からの熱を蓄熱し易くするものである。蓄熱材2は、膨張や、過負荷時の破裂を考え蓄熱容器3に容量一杯に入れず、緩やかに入れる。このため蓄熱材2は傾けると、どちらかに依る傾向がある。また、蓄熱した湯たんぽパックを使用時には、例えば平面上におき、布団等を暖めている状態時に、蓄熱材は板状を保ち、畜熱材の偏りを防止する。
ここでの潜熱蓄熱材2は41℃前後で融解(例えば41℃)し、凝固開始温度を38℃前後(例えば38℃)とし、例えば入浴時に浸して置き、就寝時に引き上げて使用するものである。これにより、長時間の蓄熱が可能となり、引き上げ後、外気温で38℃となるまで下がり凝固を開始し38℃付近で凝固熱をだしはじめる。また、蓄熱容器3には例えば浴槽から寝室に持ち運ぶ際、持ち運びやすい様に、把手3aを設けている。さらに、浴槽などに吊り下げ易く、吊り穴3bが設けられていることを示す。
図3は、布状のカバー4に湯たんぽパック1を入れ湯たんぽとしたものを示す。カバー4は、カバー切り欠き部11やマジックテープ(登録商標)等で構成した留め具16を有し、湯たんぽパック1をカバー4により包み使用する例を示す。切り欠き部10は、カバー切り欠き部11にはまり込む構造とする事により、カバー4にセットし易いと共に、カバー4内部で移動を防止する。また、図示しないが、老人ホーム等の様に大量に使用する際に、連続してセットする保管台や蓄熱台にセット時に、この切り欠き部により縦掛ける事が出来る。さらに、図示しないがカバー内に足や手を入れて、足や手を暖めに使用しても良いものである。また、カバー4にポケットを設けてもよい。特に、ここでは、使用方法は限定しない。以後、ここまで説明した点と共通な点は省略して、異なる点を中心に説明する。
図4は、本考案の湯たんぽパックの第1の実施例の変形例の平面図である。
湯たんぽパック1aは、図1と溶着部20を点状でなく、帯状とした点が異なり、帯状とした複数の溶着部20aが蓄熱材をより安定的に板状に保つ。また、帯状箇所で折り曲げ易く、丸めやすくなり、丸める事によりスペースが減り収納や持ち運びに便利であると共に、腕や、腰等に巻く事も出来る。また、図示しないが、吊り穴3bに紐やベルトを通して固定する事も出来る。
図5は、本考案の湯たんぽパックの第2の実施例の平面図である。
湯たんぽパック1bは、蓄熱容器3に浴槽に浮かべる為の空気を入れる浮き袋部12を周囲(外周)に設けたものを示す。浮き袋部12は、空汽栓13が設けられ、空汽栓13から空気を出し入れできる。蓄熱容器3は輪状に溶着され、仕切部18を形成し、蓄熱材2は4カ所に分離され、仕切部18は、一部に貫通部19を設け、蓄熱材2が貫通部19を介し、仕切部18間を行き来する。これにより、蓄熱材は、一気に片側に依ることが防止出来ると共に、平面上に置いたときに平面を形成しやすく、蓄熱材の偏りを防止する。また、浴槽内外で、座布団代わりにしたときにも、蓄熱材の偏りが防止できる。湯たんぽパック1b、又は、蓄熱容器3を成型後に蓄熱体2を入れる蓄熱体挿入部14があり、注入後、蓄熱体挿入部14を溶着する。蓄熱容器3と浮き袋部12は、一体で成形しても、後から溶着しても良い。外周に浮き袋を設けた事により湯たんぽパック1bを浴槽に浮かべる事により、浴槽の上部の高い温度の湯面での蓄熱を望める。特に冬場の残り湯は、対流や、暖かいお湯の浮力による浮上により上部に高温部が集まる。また、湯面に湯たんぽパック1bが平面状に漂うことにより、より多くの面が蓄熱材2の表面を暖める結果となる。また、中心部には湯が上面を浸すように湯が回る為の穴を設けてある。ここでは中央に1個で有るが、周囲に複数の穴をあけてもよい。周囲に設けた浮き袋部12は、使用時に空気を抜いても良いが、空気を入れておき、例えば、布団の足下に置いた場合に、周囲の厚みが布団を持ち上げる事により、布団と湯たんぽパックの周囲に空間を作る。このため暖める空間を広める効果が得られる、さらに、足に触れた時にも柔らかな感触で湯たんぽパックの存在位置を示す効果も得られる。その上、蓄熱時に浴槽内や周辺で座布団として使用する事も可能である。冬場の浴槽内外で冷たい箇所に座る時に敷くことにより、お尻が冷やされない。
図6は、湯たんぽパック1dを浴槽に浮かべた状態を示す。浴槽の湯面に浮き袋部12により浮かび、浮き袋より稍低く形成された蓄熱容器3の部分が湯内に浸り、蓄熱効果を高める。
図7は、本考案の湯たんぽパックの第3の実施例の平面図と断面図である。
蓄熱容器2を浴槽に浮かべる為の空気を入れた浮き袋部12aを設けた湯たんぽパック1cを示し、図5とは空気を入れた浮き袋部12aを前もって成形して取り付けてある点、及び、浮き袋部12aを形成する面と、蓄熱材2を封入した蓄熱容器面を対面側(背中合わせ)とした点で異なる。例えば、浮き袋部12aと蓄熱容器3はそれぞれに成形し、最後に背中合わせに接着し、外周を溶着面17で溶着し形成する。浴槽に浸す際は、浮き袋を上面にする事により、下の面の蓄熱材2が湯面に触れて蓄熱される。また、上面は浮き袋のため空気による断熱効果が働き、湯の蒸発を押える働きが発生し、湯面の熱を保つ作用をする。
図8は、本考案の湯たんぽパックの第4の実施例の斜静図である。
蓄熱容器3を浴槽に浮かべる為の浮き材を入れた浮き袋部12bを設けた湯たんぽパック1dを示し、図7とは、浮き材を入れた浮き袋部12bとしたところが異なる。また、蓄熱材2はそれぞれを小分けしたブロック状区分けし形成したものを示す。これにより、小分けしたブロック面のそれぞれが浴槽のお湯で浸され効果的に蓄熱される。図8(a)では、浮き輪部12bに把手3aを設け、蓄熱容器3と別に成形された状態を示し、(b)では、浮き輪部12bと蓄熱容器3を溶着部17で溶着し、湯たんぽパック1dとしたものを示す。
また、浮き材として発泡ウレタンや、発泡ポリエチレン等を使用し、外部をポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレンのシートなどで密閉したものである。
図示しないが、図1から図8に説明してきた蓄熱容器内に封入した蓄熱材に、蓄熱材2に指標温度で色の変化する温度指標材料(サーモクロミズムを起こす材料)を混入し、例えば、蓄熱材の溶融温度と同じ指標温度の指標材を混入することにより内部の蓄熱材の蓄熱が完了した事を色の変化で確認する。例えば、凝固温度より少し低い指標温度の指標材を入れ、放熱が完了した事を色の変化で明示することが可能である。また、図示しないが、湯たんぽパック1dの表面に温度指標材料を張り付けたり、塗りつけたりしてもよい。
また、図示しないが、蓄熱材2に微細な発泡粒子を混入し、蓄熱材の硬化(例えば潜熱蓄熱材の凝固)を和らげると共に、浴槽に浮きやすくする。発泡粒子は、ポリウレタン、ポリエチレン発泡体や、エチレン−α−オレフィン共重合体や、ニトリル系モノマーとエポキシ基含有モノマーとの共重合体が上げられる。
図示しないが、蓄熱材2や蓄熱容器3に血行等を促進する効果を利用するために、磁性体や、遠赤外線放射物(機能性セラミックス、天然鉱石、チタン等)、イオン発生物質(トルマリン等)を含有したり、磁性体や、遠赤外線放射物質や、イオン発生物質を蓄熱容器3に取り付けたり、貼り付けたり、塗布してもよい。
本考案では布団の足下に置く湯たんぽパックを主に説明してきたが、肩や、手、足、背中等を暖める為のものでも良く、本体、カバー形状も色々の形態のものとする事が出来る。また、本体を複数個使用する事もよい。また、カバーの形状はショルダー型や、巻き付けできる形式にも出来る。さらに、人間以外の動物や、植物等の保温に使用しても良い。このような範囲は本考案の使用面での応用範囲と考えられる。
1・1a・1b・1c・1d:湯たんぽパック、2:蓄熱材、3:蓄熱容器、3a:把手、3b:吊り穴、4:カバー、8:浴槽、8a:金具、8b:S字金具、8c:湯面、9:磁性体、10:切り掻き部、11:カバー切り掻き部、12・12a・12b:浮き輪部、13:空気栓、14:蓄熱体挿入部、15:穴、16:留め具、17:溶着面、18:仕切部、19:貫通部、20・20a:溶着部

Claims (9)

  1. 蓄熱材を袋状体の内部に封入した湯たんぽで、
    袋状体の袋材の二面を略対峙させる様に蓄熱材を封入し蓄熱容器とし、
    蓄熱容器の袋材の略対峙する二面に少なくとも中央部付近に複数箇所の溶着した溶着部を設けたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  2. 蓄熱材を袋状体の内部に封入した湯たんぽで、
    袋状体の袋材の二面を略対峙させる様に蓄熱材を封入し蓄熱容器とし、
    蓄熱容器の袋材の略対峙する二面に複数の溶着による蓄熱材の仕切を設け仕切部としたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  3. 蓄熱材を袋状体の内部に封入した湯たんぽで、
    蓄熱容器に浴槽に浮かべる為の空気や浮き材を入れた浮き袋部、または、蓄熱容器に浴槽に浮かべる為の空気を出し入れ出来る浮き袋部を設けたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  4. 請求項1から2の何れか一項に記載の湯たんぽパックにおいて、
    蓄熱容器に浴槽に浮かべる為の空気や浮き材を入れた浮き袋部、または、蓄熱容器に浴槽に浮かべる為の空気を出し入れ出来る浮き袋部を設けたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の湯たんぽパックにおいて、
    蓄熱容器の外周付近に持ち運びやすい把手部を設けたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の湯たんぽパックにおいて、
    蓄熱容器の外周付近に、浴槽内に吊したりするための吊り穴を設けたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の湯たんぽパックにおいて、
    蓄熱材に指標温度で色の変化する温度指標材料を混入、又は蓄熱容器に温度指標材料を貼り付け塗布したこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の湯たんぽパックにおいて、
    蓄熱材に微細な発泡粒子を混入し、蓄熱材の硬化を和らげると共に、浴槽に浮きやすくしたこと
    を特徴とする湯たんぽパック。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の湯たんぽパックにおいて、
    磁性体や、遠赤外線放射物質や、イオン発生物質を蓄熱材に混入、または、袋状体に、貼り付け、または、塗布したこと
    を特徴とする湯たんぽパック。





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