JP2525961Y2 - 制御器駆動確認装置 - Google Patents

制御器駆動確認装置

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JP2525961Y2
JP2525961Y2 JP1989084763U JP8476389U JP2525961Y2 JP 2525961 Y2 JP2525961 Y2 JP 2525961Y2 JP 1989084763 U JP1989084763 U JP 1989084763U JP 8476389 U JP8476389 U JP 8476389U JP 2525961 Y2 JP2525961 Y2 JP 2525961Y2
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JP
Japan
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magnetic
drive shaft
controller
drive
insertion hole
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JP1989084763U
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JPH0323275U (ja
Inventor
央欣 目瀬
準治 佐藤
Original Assignee
清原 まさ子
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は磁気センサー式の制御器駆動確認装置の改良
に関するものである。
(従来の技術) 管路の開・閉用制御器には通常モータやエアーシリン
ダ等の自動駆動装置が設けられており、当該自動駆動装
置を遠隔操作することにより制御器の開閉を行なうと共
に、磁気センサーを用いて制御器の駆動を確認し、駆動
確認信号を操作側へ発信するように構成されている。
而して、前記磁気センサー式の制御器駆動確認装置
は、永久磁石から成る磁極板(発磁体)と、当該磁極板
の磁力により作動する受磁部とから構成されており、制
御器の作動シャフト若しくは駆動装置の駆動軸の外表面
に取付けられた磁極が駆動装置の作動に伴ってその位置
を変え、受磁部と対向する位置に来たときに所定の駆動
確認装置(表音信号、表示信号又は転送信号等)が発信
される。
しかし、従前の磁気センサー式の制御器駆動確認装置
に於いては、第4図に示す如く磁極(発磁体)Aを駆動
装置の駆動軸Bの側部外表面へ支持台Cを介して固着
し、駆動軸Bを矢印方向へ回動することにより、磁極A
を受磁部Dへ対向させるようにしているため、駆動軸B
に磁極Aの支持台Cを別途に設ける必要があり、部品点
数が増えると共に支持台Cの固着に手数がかかると云う
難点がある。
また、支持台Cへ固定した磁極Aが一定の断面を有す
る面磁極であるため、駆動軸Bが所定の角度まで回動す
る前に受磁部Dが作動してしまう場合が屡々あり、所謂
駆動確認精度が極めて悪いという難点がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、従前の磁気センサー式制御器駆動確認装置
に於ける上述の如き問題、即ち駆動軸等への磁極支持
台の取付けに手数がかかること、磁極が面磁極である
ため受磁部の駆動確認精度が著しく低いこと、等の問題
を解決せんとするものであり、磁極の取付けを極めて簡
単に出来ると共に、受磁部の駆動確認精度を大幅に向上
し得る様にした制御器駆動確認装置を提供するものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は、駆動装置の駆動軸若しくはこれに連係した
作動シャフトにその軸芯と直角方向に穿設された挿着孔
と、挿着孔内へ埋設される尖頭ピン形の発磁体と、挿着
孔と発磁体との間に介設される磁気シールチューブと、
発磁体の尖頭と対向する位置に配設されて発磁体の磁力
により作動して所望の信号を発信する受磁部と、から構
成したことを考案の基本構成とするものである。
(作用) 駆動軸若しくはこれに連係した作動シャフトが所定角
度だけ回動すると、駆動軸若しくは作動シャフトにその
軸芯と直角方向に埋設した発磁体の尖頭が受磁部と対向
する位置へ到達する。その結果、発磁体からの磁力線が
受磁部内へ入射され、受磁部が動作することにより所望
の駆動確認信号が発信される。
発磁体は尖頭ピン形の永久磁石であって,点磁極に近
いため、発磁体と受磁部とが一直線上の対向関係になっ
た時に始めて受磁部が作動することになり、受磁部の作
動精度が著しく向上する。
(実施例) 以下、第1図、第2図および第3図に基づいて本考案
の一実施例を説明する。
第1図は、本考案に係る駆動確認装置を設けた管路開
閉用制御器の正面図であり、第2図は要部を示す平面
図、第3図は第1図のイ−イ視断面拡大図である。
第1図及び第2図に於いて、1は制御器本体、2は制
御器の作動シャフト、4は制御器の駆動装置、5は駆動
軸、6は連結部、7は尖頭ピン形の発磁体(永久磁
石)、8,9は受磁部である。
前記制御器本体1は、所謂ボール弁構造に形成されて
おり、駆動軸5によって作動シャフト2が回動されるこ
とにより、ボール弁体(図示省略)を介して流体通路が
開閉される。
制御器の駆動確認装置は発磁体7と当該発磁体7から
の磁力により作動する受磁部8,9とから構成されてお
り、前記発磁体7は駆動軸5の上端部に埋込み固着され
ている。
前記発磁体7は、先端部を尖頭状に形成した直径1〜
3mmφのピン形の永久磁石であり、第3図に示す如く駆
動軸5の上端部に駆動軸5の軸芯と直角方向に嵌込み固
着されている。即ち、前記発磁体7は、駆動軸5に穿設
した挿着孔10内へ非磁性材製の磁気シールチューブ11を
介設して挿入固定されており、該磁気シールチューブ11
によって駆動軸5と発磁体7間の磁気シールが図られて
いる。
尚、本実施例に於いては、発磁体7を駆動装置4の駆
動軸5の上端部へ配設しているが、その取付位置は駆動
軸5の下端部であってもよく、或いは制御器の作動シャ
フト2の上端部であっても良いことは勿論である。
また、本実施例では前記挿着孔10を貫通状に形成し、
その中に駆動軸5の直径とほぼ同じ長さの発磁体7を嵌
挿するようにしているが、挿着孔10を埋込孔型式とし、
その中に極く短い発磁体7を挿着するようにしてもよ
い。
前記受磁部8,9は90°の相差角をもって発磁体7と同
レベル位置に配設されており、また、発磁体7と受磁部
8,9の間隙は可能な限り小さく選定されている。
受磁部9は発磁体7からの磁力を受けることにより作
動し、ボイス信号や表示信号等を発すると共に、制御器
の操作側へ所望の制御器駆動確認信号を発信する。
尚、本実施例では二個の受磁部8,9を90°の相差角を
もって配設し、駆動軸5が基準位置(管路の全閉又は全
開位置)から90°だけ回転した位置(管路の全開又は全
閉位置)で制御器の駆動を確認するようにしているが、
前記相差角を90°以外の角度に設定しても良いことは勿
論である。
次に、本考案の作動について説明する。制御器が非作
動状態の場合には、発磁体7の先端は受磁部9と対向す
る位置にある。発磁体7の磁力によって受磁部9が作動
し、制御器が非作動状態にあることを示す信号が受磁部
9より発信される。
尚、制御器が非作動状態にあることを示す信号が不要
な場合には、前記受磁部9を省略してもよい。
制御器の駆動装置4へ操作信号が入力され、これによ
って駆動軸5が回動されると、制御器の作動シャフト2
も回動され、流体通路が開放(又は閉鎖)されて行く。
駆動軸5が90°だけ回動されると、発磁体7の先端が
受磁部8と対向することになり、発磁体7の磁力線が受
磁部8内へ入射して受磁部8が作動する。これにより、
所定の制御器確認信号が発信される。
(考案の効果) 本考案に於いては、駆動装置の駆動軸若しくは作動シ
ャフトの適宜位置にその軸芯と直角方向に挿着孔を穿設
し、該挿着孔内へ磁気シールチューブを介設して尖頭ピ
ン形の発磁体を埋設する構成としている。その結果、発
磁体を極めて簡単且つ確実に軸の所望位置へ固着する事
が出来、駆動確認装置の制御器への取付けが著しく容易
となる。
また、尖頭ピン形の発磁体としているため、より点磁
極近づくことになり、従前の面磁極状の発磁体の場合に
比較して受磁部の作動精度が向上し、駆動確認装置の確
認精度が大幅に向上する。
更に、挿着孔内に磁気シールチューブを介設して発磁
体が埋設されているので、磁気シールチューブ及び発磁
体が外力から防護され、これらの損傷を防止する事がで
きる。
本考案は上述の通り優れた実用的効用を奏するもので
ある。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本考案に係る駆動確認装置を設けた管路開閉
用制御器の正面図であり、第2図はその正面図である。 第3図は第1図のイ−イ視断面拡大図である。 第4図は、従前の駆動確認装置を設けた管路開閉用制御
器の一例を示すものである。 1……制御器本体 2……作動シャフト 3……支持架台 4……駆動装置 5……駆動軸 6……連結部 7……発磁体 8,9……受磁部 10……挿着孔 11……磁気シールチューブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動装置の駆動軸若しくはこれに連係した
    作動シャフトにその軸芯と直角方向に穿設された挿着孔
    と、挿着孔内へ埋設される尖頭ピン形の発磁体と、挿着
    孔と発磁体との間に介設される磁気シールチューブと、
    発磁体の尖頭と対向する位置に配設されて発磁体の磁力
    により作動して所望の信号を発信する受磁部と、から構
    成したことを特徴とする制御器駆動確認装置。
JP1989084763U 1989-07-18 1989-07-18 制御器駆動確認装置 Expired - Lifetime JP2525961Y2 (ja)

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JPH0323275U JPH0323275U (ja) 1991-03-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58106576U (ja) * 1982-01-12 1983-07-20 松下電器産業株式会社 給湯用ポンプ駆動装置

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JPH0323275U (ja) 1991-03-11

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