JP2525825B2 - 全血中のヘマトクリットを測定する方法及び装置 - Google Patents
全血中のヘマトクリットを測定する方法及び装置Info
- Publication number
- JP2525825B2 JP2525825B2 JP62202635A JP20263587A JP2525825B2 JP 2525825 B2 JP2525825 B2 JP 2525825B2 JP 62202635 A JP62202635 A JP 62202635A JP 20263587 A JP20263587 A JP 20263587A JP 2525825 B2 JP2525825 B2 JP 2525825B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- measuring
- electrical conductivity
- plasma
- whole blood
- concentration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3621—Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3669—Electrical impedance measurement of body fluids; transducers specially adapted therefor
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
- A61M1/00—Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
- A61M1/36—Other treatment of blood in a by-pass of the natural circulatory system, e.g. temperature adaptation, irradiation ; Extra-corporeal blood circuits
- A61M1/3607—Regulation parameters
- A61M1/3609—Physical characteristics of the blood, e.g. haematocrit, urea
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/483—Physical analysis of biological material
- G01N33/487—Physical analysis of biological material of liquid biological material
- G01N33/49—Blood
- G01N33/492—Determining multiple analytes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Hematology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Anesthesiology (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Cardiology (AREA)
- Urology & Nephrology (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Ecology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、全血の伝導度と血漿の伝導度とを測定し、
得られた伝導度値からヘマトクリットを求める方式の、
全血中のヘマトクリットを測定する方法に関する。
得られた伝導度値からヘマトクリットを求める方式の、
全血中のヘマトクリットを測定する方法に関する。
なお、本願明細書において、「伝導度」なる語は、特
に断りのある場合を除いて、電気的な伝導度、すなわ
ち、電気伝導度を指している。
に断りのある場合を除いて、電気的な伝導度、すなわ
ち、電気伝導度を指している。
本発明は、また、全血の伝導度を測定するための装
置、血漿液における伝導度を測定するための装置及び測
定値記録ユニットを備えたヘマトクリット測定装置に関
する。
置、血漿液における伝導度を測定するための装置及び測
定値記録ユニットを備えたヘマトクリット測定装置に関
する。
ヘマトクリットは、一般医療分野において、なかんず
く集中治療分野において、例えば心臓切開術時、ならび
に透析治療等において患者の状態の判定に利用される重
要な生理学的パラメーターである。
く集中治療分野において、例えば心臓切開術時、ならび
に透析治療等において患者の状態の判定に利用される重
要な生理学的パラメーターである。
ヘマトクリットの測定方法に伝導度の測定がある。伝
導度測定をベースとした血液のヘマトクリット測定装置
は、例えば米国特許第4,547,735号ならびにそれに挙げ
られている刊行物あるいはBiomed.Tech.Band 27(198
2),S.171〜175に開示されている。この場合、血液サン
プルは、その伝導度を2つの電極の間で測定されるが、
その際、血液サンプルの沈降は基本的に除かれる。
導度測定をベースとした血液のヘマトクリット測定装置
は、例えば米国特許第4,547,735号ならびにそれに挙げ
られている刊行物あるいはBiomed.Tech.Band 27(198
2),S.171〜175に開示されている。この場合、血液サン
プルは、その伝導度を2つの電極の間で測定されるが、
その際、血液サンプルの沈降は基本的に除かれる。
このような測定装置では、測定された伝導度値を比較
するための検量線が必要である。
するための検量線が必要である。
更に、公知の装置にあっては、絶対伝導度は測定され
るが、比伝導度が測定されないことから、細胞定数の不
変性が前提とされる。また更に、かかる方法にあっては
必然的に温度の安定化が要求される。
るが、比伝導度が測定されないことから、細胞定数の不
変性が前提とされる。また更に、かかる方法にあっては
必然的に温度の安定化が要求される。
しかしながら、患者から採決した血液サンプルが2つ
の電極の間に置かれるこの種の据え付け装置の使用は、
電解質含有量の異なった患者血液サンプルが測定される
べき場合には、問題あるものとなる。つまり、全血にお
ける伝導度はヘマトクリットによって規定されるのみな
らず、電流を伝える媒体たる血清ないし血漿の伝導度に
よっても大幅に規定されるからである。
の電極の間に置かれるこの種の据え付け装置の使用は、
電解質含有量の異なった患者血液サンプルが測定される
べき場合には、問題あるものとなる。つまり、全血にお
ける伝導度はヘマトクリットによって規定されるのみな
らず、電流を伝える媒体たる血清ないし血漿の伝導度に
よっても大幅に規定されるからである。
さらに、伝導度は、電解質含有量と緊密に相関し、換
言すれば、伝導度を主として規定するイオン種の濃度に
依存する。
言すれば、伝導度を主として規定するイオン種の濃度に
依存する。
したがって、カリウムが4ミリモル/で不変である
際にナトリウムイオン濃度が130から150ミリモル/で
変化する場合、血漿の伝導度は約15%変動する。ナトリ
ウム濃度が130ミリモル/の場合に測定された検量線
に基けば、30%のヘマトクリットは今や22〜23%と測定
されることになろう。
際にナトリウムイオン濃度が130から150ミリモル/で
変化する場合、血漿の伝導度は約15%変動する。ナトリ
ウム濃度が130ミリモル/の場合に測定された検量線
に基けば、30%のヘマトクリットは今や22〜23%と測定
されることになろう。
電解質に障害がある場合には、前記した方法によれ
ば、患者固有の検量線が必要となろう。しかし、この方
法は、電解質含有量が治療中に変化する場合、例えば透
析時あるいは高浸透圧液もしくは低浸透圧液の注入時等
に際しては全面的に機能不全となる。
ば、患者固有の検量線が必要となろう。しかし、この方
法は、電解質含有量が治療中に変化する場合、例えば透
析時あるいは高浸透圧液もしくは低浸透圧液の注入時等
に際しては全面的に機能不全となる。
体外透析時における絶対ヘマトクリットの測定のた
め、米国特許第4,484,135号には、全血の伝導度値及び
血漿液の伝導度値をそれぞれ測定する方法が開示されて
いる。この場合、血漿液は、限外過装置を用いて全血
から得、次いでこれを伝導度測定に供する。
め、米国特許第4,484,135号には、全血の伝導度値及び
血漿液の伝導度値をそれぞれ測定する方法が開示されて
いる。この場合、血漿液は、限外過装置を用いて全血
から得、次いでこれを伝導度測定に供する。
この場合、赤血球の体積が全体として一定である限
り、ヘマトクリットの変化は血液の体積変化と相関して
いることが確認され得た。
り、ヘマトクリットの変化は血液の体積変化と相関して
いることが確認され得た。
しかしながら、前記した公知装置は、血漿液を先ず
過によって得なければならない必要性からして、非常に
コストがかかるという欠点を有している。更に、ヘモフ
ィルターは、公知のギブス−ドナン〔Gibbs−Donnan〕
−効果のため、蛋白質含有量に応じたイオン濃度の変化
をひきおこす。こうして変化せしめられる伝導度は、ヘ
マトクリット測定における数%の小さな誤差をもたらし
得るであろう。
過によって得なければならない必要性からして、非常に
コストがかかるという欠点を有している。更に、ヘモフ
ィルターは、公知のギブス−ドナン〔Gibbs−Donnan〕
−効果のため、蛋白質含有量に応じたイオン濃度の変化
をひきおこす。こうして変化せしめられる伝導度は、ヘ
マトクリット測定における数%の小さな誤差をもたらし
得るであろう。
最後に、フランス特許第2308099号から、量的に把握
された血液サンプルに一定量の電解質溶液が加えられる
ヘマトクリット測定方法が公知であるが、この場合、血
液サンプル中の測定さるべき電解質と電解質溶液中の電
解質とは同一である。この方法の場合には、初期濃度と
電解質混合濃度とを測定し、得られる値からヘマトクリ
ットを算出することができる。
された血液サンプルに一定量の電解質溶液が加えられる
ヘマトクリット測定方法が公知であるが、この場合、血
液サンプル中の測定さるべき電解質と電解質溶液中の電
解質とは同一である。この方法の場合には、初期濃度と
電解質混合濃度とを測定し、得られる値からヘマトクリ
ットを算出することができる。
本発明の目的は、したがって、全血において全血伝導
度と共に血漿伝導度を測定し、それにより絶対ヘマトク
リットを測定し得る方法及び装置を提供することにあ
る。
度と共に血漿伝導度を測定し、それにより絶対ヘマトク
リットを測定し得る方法及び装置を提供することにあ
る。
前記目的は、本発明によれば、血液中に存在するナト
リウムイオン濃度あるいは塩化物イオン濃度を測定し、
得られた濃度値から血漿伝導度を求めることによって達
成することができる。
リウムイオン濃度あるいは塩化物イオン濃度を測定し、
得られた濃度値から血漿伝導度を求めることによって達
成することができる。
本発明による方法は、先ず、全血を直性に全血伝導度
値の測定にも血漿液伝導度値の測定にも共に使用し得る
という利点を有している。
値の測定にも血漿液伝導度値の測定にも共に使用し得る
という利点を有している。
この場合、血漿液の伝導度は基本的にナトリウムイオ
ンもしくは塩化物イオンによって構成され、その際、例
えばナトリウムが伝導度値の約97%を構成し、カリウム
ならびにその他の陽イオンが約3%の残留値を表してい
る。この考察法は、基本的に、ここで対象とされる生理
学的分野における伝導度の変化に関係している。重炭酸
塩陰イオンの伝導度寄与を基本的に不変であるとみなす
場合には(重炭酸塩濃度の±4ミリモル/の変動は最
高1%のヘマトクリットの変化を導く)、陽イオンの変
化は塩化物陰イオンの変化と相関している。したがっ
て、陰イオンの選択的影響は第一近似に於いて考察され
るには及ばない。
ンもしくは塩化物イオンによって構成され、その際、例
えばナトリウムが伝導度値の約97%を構成し、カリウム
ならびにその他の陽イオンが約3%の残留値を表してい
る。この考察法は、基本的に、ここで対象とされる生理
学的分野における伝導度の変化に関係している。重炭酸
塩陰イオンの伝導度寄与を基本的に不変であるとみなす
場合には(重炭酸塩濃度の±4ミリモル/の変動は最
高1%のヘマトクリットの変化を導く)、陽イオンの変
化は塩化物陰イオンの変化と相関している。したがっ
て、陰イオンの選択的影響は第一近似に於いて考察され
るには及ばない。
イオン選択性電極の使用は、赤血球体積とは独立した
電解質濃度が該電極により測定される限りで有利であ
る。これから求められる濃度は、固有なイオンの比伝導
度をそれに乗じて、イオンの伝導度値に換算することが
でき、これから血漿液の総伝導度を適当な外挿法によっ
て算出することができる。
電解質濃度が該電極により測定される限りで有利であ
る。これから求められる濃度は、固有なイオンの比伝導
度をそれに乗じて、イオンの伝導度値に換算することが
でき、これから血漿液の総伝導度を適当な外挿法によっ
て算出することができる。
別の実施形態において、ナトリウムイオン選択性電極
に加えて更にカリウムイオン選択性電極を使用して血漿
中の総電解質伝導度をもっと正確に−つまり少なくとも
99%−測定することができる。この場合、基本的にマグ
ネシウム及びカルシウムイオンに帰するところの不特定
の電解質成分は総伝導度に関して不変であるとみなすこ
とができ、重大な誤差が生ずることはない。
に加えて更にカリウムイオン選択性電極を使用して血漿
中の総電解質伝導度をもっと正確に−つまり少なくとも
99%−測定することができる。この場合、基本的にマグ
ネシウム及びカルシウムイオンに帰するところの不特定
の電解質成分は総伝導度に関して不変であるとみなすこ
とができ、重大な誤差が生ずることはない。
前記したイオン選択性電極は、伝導度測定装置ととも
に単一の装置内に設けられている点が有利であり、その
結果、血液サンプル中に含まれている電解質も血液サン
プルの伝導度もともに並行して測定することができ、全
血からヘモフィルターを用いて血漿液を分離することは
不要となる。
に単一の装置内に設けられている点が有利であり、その
結果、血液サンプル中に含まれている電解質も血液サン
プルの伝導度もともに並行して測定することができ、全
血からヘモフィルターを用いて血漿液を分離することは
不要となる。
イオン選択性電極と伝導度セルとが組み込まれる流路
を有した貫流装置を使用するのが特に有利である。この
ような流路には注射器を用いて血液サンプルを注入する
ことができるが、また、流路の端部を体外血液誘導管と
結合させ、該管にポンプ作用を及ぼし、それによって流
量測定装置を通して連続的に血液をポンプ供給すること
もできる。したがって、例えば血液透析時に設けられる
体外血液循環系から分岐管を用いて連続的に血液を取り
出し、該血液を前記した類の貫流分析器で分析すること
も可能である。更にまた、前記した類の血液サンプルを
体内血液管に挿入された留置カテーテルを介して採血す
ることもできる。この方法は、集中治療中の患者の監視
に有利に使用することができる。
を有した貫流装置を使用するのが特に有利である。この
ような流路には注射器を用いて血液サンプルを注入する
ことができるが、また、流路の端部を体外血液誘導管と
結合させ、該管にポンプ作用を及ぼし、それによって流
量測定装置を通して連続的に血液をポンプ供給すること
もできる。したがって、例えば血液透析時に設けられる
体外血液循環系から分岐管を用いて連続的に血液を取り
出し、該血液を前記した類の貫流分析器で分析すること
も可能である。更にまた、前記した類の血液サンプルを
体内血液管に挿入された留置カテーテルを介して採血す
ることもできる。この方法は、集中治療中の患者の監視
に有利に使用することができる。
その他の長所、特徴及び詳細については、以下、実施
例に基き第1図を参照しながら説明する。
例に基き第1図を参照しながら説明する。
第1図において、ヘマトクリット測定装置が10で示さ
れている。この装置10は、ケーシング12を有しており、
このケーシングには、ナトリウムイオン選択性電極14、
カリウムイオン選択性電極16、そして伝導度セル18が収
容されており、また、電極14及び16は図示されていない
補助電極装置と公知の方法で結合されている。更に、ケ
ーシング12は流路20を有しており、該流路は入口コネク
タ22及び出口コネクタ24と結合している。
れている。この装置10は、ケーシング12を有しており、
このケーシングには、ナトリウムイオン選択性電極14、
カリウムイオン選択性電極16、そして伝導度セル18が収
容されており、また、電極14及び16は図示されていない
補助電極装置と公知の方法で結合されている。更に、ケ
ーシング12は流路20を有しており、該流路は入口コネク
タ22及び出口コネクタ24と結合している。
流路20には、ナトリウムイオン選択性電極14、カリウ
ムイオン選択性電極16、そして伝導度セル18が、流路20
を通る血液がこれらの電極及びセルと接触し、したがっ
てそれぞれ測定信号を発し得るように結合されている。
ムイオン選択性電極16、そして伝導度セル18が、流路20
を通る血液がこれらの電極及びセルと接触し、したがっ
てそれぞれ測定信号を発し得るように結合されている。
このような貫通装置は、例えば、ドイツ特許出願公開
公報第3416956号から公知であり、本願明細書の開示で
もこれを参照する。したがって、かかる公知なイオン選
択性電極の更なる詳細な説明はここでは省略することが
できよう。更に伝達度セルも同じく公知であり、したが
って詳細な説明を行なうには及ばないであろう。
公報第3416956号から公知であり、本願明細書の開示で
もこれを参照する。したがって、かかる公知なイオン選
択性電極の更なる詳細な説明はここでは省略することが
できよう。更に伝達度セルも同じく公知であり、したが
って詳細な説明を行なうには及ばないであろう。
血液は、図示されていない供給装置により流路20に供
給し、該流路を通して案内することができる。血液サン
プルは、測定のため、流路20に静止して残留せしめら
れ、次いでフラッシング工程においてフラッシング液
(空気,食塩溶液等)と共に流路から駆出される。
給し、該流路を通して案内することができる。血液サン
プルは、測定のため、流路20に静止して残留せしめら
れ、次いでフラッシング工程においてフラッシング液
(空気,食塩溶液等)と共に流路から駆出される。
ケーシング12には、更に、図示されていないサーモス
タット装置もしくは流路に配置された温度測定装置26を
設け、温度効果を安定化によるかもしくは計算によって
補償することができる。これにより、装置10も、サーモ
スタットコントロールを必要とすることなく、周囲の熱
的に平衡させることができる。
タット装置もしくは流路に配置された温度測定装置26を
設け、温度効果を安定化によるかもしくは計算によって
補償することができる。これにより、装置10も、サーモ
スタットコントロールを必要とすることなく、周囲の熱
的に平衡させることができる。
ナトリウムイオン選択性電極14、カリウムイオン選択
性電極16及び伝導度セル18は、図面に鎖線で示された計
算機30と結合されている。計算機30は、以下に述べるユ
ニットを有しており、この装置により、電極及び伝導度
セルより発される信号からヘマトクリットを算出するこ
とができる。
性電極16及び伝導度セル18は、図面に鎖線で示された計
算機30と結合されている。計算機30は、以下に述べるユ
ニットを有しており、この装置により、電極及び伝導度
セルより発される信号からヘマトクリットを算出するこ
とができる。
計算ユニット32もしくは34においては、先ず、ナトリ
ウムイオン選択性電極1もしくはカリウムイオン選択性
電極16の信号からナトリウムイオン濃度CNaもしくはカ
リウムイオン濃度CKを算出する。このため、イオン選択
性電極は公知な方法により基準溶液で検量されるが、そ
の際、イオ濃度算出のための計算ユニット32及び34は測
定された信号を基準信号と比較し、それにより血液中に
含まれている実際のイオン濃度を決定する。
ウムイオン選択性電極1もしくはカリウムイオン選択性
電極16の信号からナトリウムイオン濃度CNaもしくはカ
リウムイオン濃度CKを算出する。このため、イオン選択
性電極は公知な方法により基準溶液で検量されるが、そ
の際、イオ濃度算出のための計算ユニット32及び34は測
定された信号を基準信号と比較し、それにより血液中に
含まれている実際のイオン濃度を決定する。
計算ユニット32及び34において求められた濃度値に
は、コーディネーションユニット36及び38において、経
験に基く定数AもしくはBが対応させられ、これから、
ナトリウムイオン濃度については積A×CNaが導びか
れ、カリウムイオン濃度については積B×CKが導びかれ
る。経験値A及びBは予め実験的に決定されており、し
たがってそれらは適合値を表している。これらの値は、
基本的に、当該濃度範囲におけるナトリウムイオンもし
くはカリウムイオンの伝導度定数を含んでいる。
は、コーディネーションユニット36及び38において、経
験に基く定数AもしくはBが対応させられ、これから、
ナトリウムイオン濃度については積A×CNaが導びか
れ、カリウムイオン濃度については積B×CKが導びかれ
る。経験値A及びBは予め実験的に決定されており、し
たがってそれらは適合値を表している。これらの値は、
基本的に、当該濃度範囲におけるナトリウムイオンもし
くはカリウムイオンの伝導度定数を含んでいる。
コーディネーションユニット36及び38において求めら
れた積は、したがって、血漿液中におけるナトリウムイ
オン及びカリウムイオンそれぞれの伝導度を表してい
る。また、これらの伝導度には、血液中に含まれている
残りのマグネシウムイオン及びカルシウムイオンを考慮
したもう1つの定数Dが更に加えられなければならな
い。このため、ユニット36及び38において求められた値
に、下記の等式(1)から認められるように、加算機40
において定数Dが加えられ、血漿伝導度LFPが導びかれ
る。
れた積は、したがって、血漿液中におけるナトリウムイ
オン及びカリウムイオンそれぞれの伝導度を表してい
る。また、これらの伝導度には、血液中に含まれている
残りのマグネシウムイオン及びカルシウムイオンを考慮
したもう1つの定数Dが更に加えられなければならな
い。このため、ユニット36及び38において求められた値
に、下記の等式(1)から認められるように、加算機40
において定数Dが加えられ、血漿伝導度LFPが導びかれ
る。
(1)LFP=(A×CNa)+E (2)LFP=(A×CNa)+(B×CK)+D したがって、この場合、E=(B×CK)+Dである。
伝導度セル18及び場合により温度測定装置26は、全血
伝導度LFVBを決定するためのユニット42と結合されてお
り、その際、求められた値は場合により温度補償され得
る。ユニット42は、それに伝達された信号から伝導度値
を算出し、その値をユニット44に伝達し、同ユニットに
おいて次の等式(3): からヘマトクリットHKTが求められる。ここで、定数K
は経験的な適合定数である。上記定数K,A,B,D又はEは
すべて、通例、相関度の測定に基き、例えば遠心分離機
におけるヘマトクリット値測定から与えられる既知血漿
伝導度値を用いて規格化される。
伝導度LFVBを決定するためのユニット42と結合されてお
り、その際、求められた値は場合により温度補償され得
る。ユニット42は、それに伝達された信号から伝導度値
を算出し、その値をユニット44に伝達し、同ユニットに
おいて次の等式(3): からヘマトクリットHKTが求められる。ここで、定数K
は経験的な適合定数である。上記定数K,A,B,D又はEは
すべて、通例、相関度の測定に基き、例えば遠心分離機
におけるヘマトクリット値測定から与えられる既知血漿
伝導度値を用いて規格化される。
このユニット44には、更に、加算機40において求めら
れた伝導度値がメモリされ、こうして、前記等式に従っ
てヘマトクリット値が求められる。
れた伝導度値がメモリされ、こうして、前記等式に従っ
てヘマトクリット値が求められる。
このユニットは、通常の表示装置(図示せず)又は求
められた値をメモリするためのその他の装置が接続され
ている。
められた値をメモリするためのその他の装置が接続され
ている。
本発明による装置を用いて求められたヘマトクリット
値は遠心分離によって測定されたヘマトクリット値と一
致することが明らかにされた。イオン選択性電極を用い
ることによって、イオンの活性度及び、簡単な換算によ
り、血液の水性相中のイオンの濃度を決定することが可
能である。したがって、全血においてイオン選択性電極
を用いて決定されたイオン濃度から、血漿液の伝導度を
求めることができる。次いで、前述したように、求めら
れた血漿伝導度値と全血伝導度値を用いてヘマトクリッ
ト値を算出することができる。
値は遠心分離によって測定されたヘマトクリット値と一
致することが明らかにされた。イオン選択性電極を用い
ることによって、イオンの活性度及び、簡単な換算によ
り、血液の水性相中のイオンの濃度を決定することが可
能である。したがって、全血においてイオン選択性電極
を用いて決定されたイオン濃度から、血漿液の伝導度を
求めることができる。次いで、前述したように、求めら
れた血漿伝導度値と全血伝導度値を用いてヘマトクリッ
ト値を算出することができる。
既に述べたように、陽イオン選択性電極に代えて陰イ
オン選択性電極、例えば塩化物選択性電極及び−場合に
より−重炭酸塩選択性電極−も使用することができる。
オン選択性電極、例えば塩化物選択性電極及び−場合に
より−重炭酸塩選択性電極−も使用することができる。
HKTに関する前記関係式は、比較的に狭いヘマトクリ
ットの範囲に限って適用することができる。ヘマトクリ
ット−伝導度の関係式における公知の非線形性を共に考
慮するためには、HKT値を二次又は三次の近似式で求め
るのが有利である。これにより、約15〜65%の全範囲に
おけるヘマトクリット値を決定することができる。
ットの範囲に限って適用することができる。ヘマトクリ
ット−伝導度の関係式における公知の非線形性を共に考
慮するためには、HKT値を二次又は三次の近似式で求め
るのが有利である。これにより、約15〜65%の全範囲に
おけるヘマトクリット値を決定することができる。
さらに、ユニット36もしくは加算機40には、イオン濃
度と結合して血漿伝導度値が導かれる対応の定数が与え
られる。
度と結合して血漿伝導度値が導かれる対応の定数が与え
られる。
ナトリウムイオン濃度と同様な手法で塩化物イオン選
択性電極を用いて血漿の塩化物含有量を決定することが
でき、また、この含有量から、次の等式(4): LFP=(F×CCl)+G (4) に基きヘマトクリットを算出することができる。この場
合に、定数F及びGは、再び前記の定数K等と同じく、
自体公知の血漿伝導度値もしくはヘマトクリット値との
比較によって求められる経験定数である。
択性電極を用いて血漿の塩化物含有量を決定することが
でき、また、この含有量から、次の等式(4): LFP=(F×CCl)+G (4) に基きヘマトクリットを算出することができる。この場
合に、定数F及びGは、再び前記の定数K等と同じく、
自体公知の血漿伝導度値もしくはヘマトクリット値との
比較によって求められる経験定数である。
同様に、定数Kも前記したように既知のヘマトクリッ
ト値を有する血漿サンプルから求めることができる。
ト値を有する血漿サンプルから求めることができる。
今や、可使のヘマトクリット値が下記の値を以って得
られることが判明した。ここで、全血伝導度はmS/cm
2で、そして濃度はミリモル/で測定される。
られることが判明した。ここで、全血伝導度はmS/cm
2で、そして濃度はミリモル/で測定される。
定数Kは約72〜88の範囲、特に約80であり、定数Aは
約0.058〜0.082、特に約0.07であり、定数Bは約1.2×
Aであり、そして定数Dは0〜2、特に約1である。こ
れらの値を以って求められるヘマトクリット値は、同じ
く異なった値を導く通常のヘマトクリット測定方法によ
る値と約2〜3のヘマトクリット度の範囲内で一致して
おり、その際、前記定数が約18〜48のヘマトクリットの
範囲内で使用可能であるのが特に有利である。
約0.058〜0.082、特に約0.07であり、定数Bは約1.2×
Aであり、そして定数Dは0〜2、特に約1である。こ
れらの値を以って求められるヘマトクリット値は、同じ
く異なった値を導く通常のヘマトクリット測定方法によ
る値と約2〜3のヘマトクリット度の範囲内で一致して
おり、その際、前記定数が約18〜48のヘマトクリットの
範囲内で使用可能であるのが特に有利である。
前記した線方程式とならんで、次の等式(5): HKT=(P×N2)+(Q×N) (5) に基く二次近似式も有利に実施することができる。この
等式に於いて、値P及びQは、前記した計算方法に基い
て経験的に求められる値であり、Nは等式(3)のカッ
コ内に示されている式の値である。この場合、定数Pは
約37〜57、特に約47であり、そして定数Qは44〜60、特
に約52である。
等式に於いて、値P及びQは、前記した計算方法に基い
て経験的に求められる値であり、Nは等式(3)のカッ
コ内に示されている式の値である。この場合、定数Pは
約37〜57、特に約47であり、そして定数Qは44〜60、特
に約52である。
二次近似式を用いて、HKTの測定範囲を60%よりも大
及び15%よりも小に拡大することができ、その際線方程
式に挙げた偏差を守ることができる。
及び15%よりも小に拡大することができ、その際線方程
式に挙げた偏差を守ることができる。
第1図は、2個のイオン選択性電極及び1個の伝導度セ
ルを備えた本発明によるヘマトクリット測定装置を示し
た構成図である。 図中、10はヘマトクリット測定装置、12はケーシング、
14及び16はイオン選択性電極、18は伝導度セル、20は流
路、30は計算機、32及び34はイオン濃度測定ユニット、
36及び38はコーディネーションユニット、そして40は加
算機である。
ルを備えた本発明によるヘマトクリット測定装置を示し
た構成図である。 図中、10はヘマトクリット測定装置、12はケーシング、
14及び16はイオン選択性電極、18は伝導度セル、20は流
路、30は計算機、32及び34はイオン濃度測定ユニット、
36及び38はコーディネーションユニット、そして40は加
算機である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス メツナー ドイツ連邦共和国,デー−6382 フリー ドリヒスドルフ,グラディオレンベク 49
Claims (14)
- 【請求項1】全血の電気伝導度と血漿の電気伝導度とを
測定し、得られた電気伝導度値からヘマトクリットを求
めることによって全血中のヘマトクリットを測定する方
法において、血液中に存在するナトリウムイオンの濃度
又は塩化物イオンの濃度を測定し、そして得られた濃度
値から血漿の電気伝導度を求めることを特徴とする、全
血中のヘマトクリットを測定する方法。 - 【請求項2】全血の電気伝導度と血漿の電気伝導度とを
測定し、得られた電気伝導度値からヘマトクリットを求
めることによって全血中のヘマトクリットを測定する方
法において、 血液中に存在するナトリウムイオンの濃度又は塩化物イ
オンの濃度を測定し、 血液中に存在するカリウムイオンの濃度を測定し、そし
て 得られた濃度値から血漿の電気伝導度を求めることを特
徴とする、全血中のヘマトクリットを測定する方法。 - 【請求項3】血漿の電気伝導度を次の線方程式: LFP=(A×CNa)+(B×CK)+D に基いて算出し、その際、式中のLFPは血漿の電気伝導
度であり、CNaは全血中のナトリウムイオンの濃度であ
り、CKは全血中のカリウムイオンの濃度であり、そして
A,B及びDは既知の血漿電気伝導度値から求められる相
関定数である、特許請求の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項4】定数Aが0.058〜0.082、定数Bが1.2×
A、そして定数Dが0〜2である、特許請求の範囲第3
項記載の方法。 - 【請求項5】Aが0.07、そしてDが1である、特許請求
の範囲第4項記載の方法。 - 【請求項6】次式: HKt=(P×N2)+(Q×N) に対応する二次近似式を使用し、その際、式中のHKtは
ヘマトクリットであり、Pは37〜57であり、Qは44〜60
であり、そしてN=1−(LFVB/LFP)であり、式中のLF
VBは全血の電気伝導度であり、LFPは血漿の電気伝導度
でありかつ(A×CNa)+(B×CK)+Dに等しく、CNa
は全血中のナトリウムイオンの濃度であり、CKは全血中
のカリウムイオンの濃度であり、そしてA,B及びCは既
知の血漿電気伝導度値から求められる相関定数である、
特許請求の範囲第2項記載の方法。 - 【請求項7】Pが47であり、そしてQが52である、特許
請求の範囲第6項記載の方法。 - 【請求項8】イオン濃度の測定をイオン選択性電極を用
いて行う、特許請求の範囲第1項記載の方法。 - 【請求項9】全血の電気伝導度を測定するための装置、
血漿液の電気伝導度を測定するための装置及び測定値記
録ユニットを備えたヘマトクリットを測定するための装
置であって、血漿液の電気伝導度を測定するための装置
が、全血中のナトリウムイオンの濃度又は塩化物イオン
の濃度を直接に測定するナトリウムイオン選択性電極
(14)又は塩化物イオン選択性電極、そしてナトリウム
イオン選択性電極(14)又は塩化物イオン選択性電極の
信号から血漿電気伝導度を測定するための計算ユニット
(32〜40)を有することを特徴とする、ヘマトリックス
を測定する装置。 - 【請求項10】全血の電気伝導度を測定するための装
置、血漿液の電気伝導度を測定するための装置及び測定
値記録ユニットを備えたヘマトクリットを測定するため
の装置であって、血漿液の電気伝導度を測定するための
装置が、全血中のナトリウムイオンの濃度又は塩化物イ
オンの濃度及びカリウムイオンの濃度を直接に測定する
ナトリウムイオン選択性電極(14)又は塩化物イオン選
択性電極及びカリウムイオン選択性電極(16)、そして
ナトリウムイオン選択性電極(14)又は塩化物イオン選
択性電極及びカリウムイオン選択性電極(16)の信号か
ら血漿電気伝導度を測定するための計算ユニット(32〜
40)を有することを特徴とする、ヘマトクリットを測定
する装置。 - 【請求項11】前記計算ユニットが、ナトリウムイオン
選択性電極及びカリウムイオン選択性電極(14,16)の
信号からナトリウムイオンの濃度及びカリウムイオンの
濃度を測定するためのユニット(32,34)、ユニット(3
2,34)において求められた濃度値にそれぞれ定数A又は
Bを乗ずるためのコーディネーションユニット(36,3
8)、及びコーディネーションユニット(36,38)におい
て求められた値に別の定数Dを加算するための加算機
(40)を有する、特許請求の範囲第10項記載の装置。 - 【請求項12】全血の電気伝導度を測定するための装置
が、電気伝導度セル(18)及び電気伝導度セルから発せ
られた信号から電気伝導度値を測定するためのユニット
(42)を有する、特許請求の範囲第9項記載の装置。 - 【請求項13】加算機(40)から導びかれた血漿電気伝
導度値とユニット(42)から導びかれた全血電気伝導度
値とからヘマトクリットを求めるためのユニット(44)
を有する計算機(30)を装備する、特許請求の範囲第12
項記載の装置。 - 【請求項14】イオン選択性電極(14,16)及び電気伝
導度セル(18)が流路(20)を有するケージング(12)
内に設けられている、特許請求の範囲第10項記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19863627814 DE3627814A1 (de) | 1986-08-16 | 1986-08-16 | Vorrichtung zur bestimmung des haematokrit |
DE3627814.9 | 1986-08-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6426157A JPS6426157A (en) | 1989-01-27 |
JP2525825B2 true JP2525825B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=6307527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62202635A Expired - Lifetime JP2525825B2 (ja) | 1986-08-16 | 1987-08-15 | 全血中のヘマトクリットを測定する方法及び装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4835477A (ja) |
EP (1) | EP0265602B1 (ja) |
JP (1) | JP2525825B2 (ja) |
DE (2) | DE3627814A1 (ja) |
ES (1) | ES2019911B3 (ja) |
Families Citing this family (30)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4991428A (en) * | 1989-09-25 | 1991-02-12 | Heyde H Paul | Ion chromatography method for low concentrations |
US5642734A (en) * | 1990-10-04 | 1997-07-01 | Microcor, Inc. | Method and apparatus for noninvasively determining hematocrit |
US5526808A (en) * | 1990-10-04 | 1996-06-18 | Microcor, Inc. | Method and apparatus for noninvasively determining hematocrit |
DE4104302C2 (de) * | 1991-02-13 | 1998-10-22 | Fresenius Ag | Verfahren zur Kontrolle und Kalibrierung von Meßwertanzeigen eines Analysegerätes für physiologische Flüssigkeiten |
DE4107689A1 (de) * | 1991-03-09 | 1992-09-10 | Fresenius Ag | Verfahren und vorrichtung zur bestimmung des gesamteiweisses und des onkotischen druckes eiweisshaltiger koerperfluessigkeiten |
US5631552A (en) * | 1992-09-30 | 1997-05-20 | Cobe Laboratories, Inc. | Hemodynamic monitor for detecting air bubbles |
US5644240A (en) * | 1992-09-30 | 1997-07-01 | Cobe Laboratories, Inc. | Differential conductivity hemodynamic monitor |
US5441049A (en) * | 1992-12-28 | 1995-08-15 | Automata Medical Instrumentation, Inc. | Conductivity meter |
US5408184A (en) * | 1993-04-02 | 1995-04-18 | Valence Technology, Inc. | Constant-temperature jacket for syringe-type electrolyte conductivity test cells |
US5385846A (en) * | 1993-06-03 | 1995-01-31 | Boehringer Mannheim Corporation | Biosensor and method for hematocrit determination |
US5437598A (en) * | 1994-01-21 | 1995-08-01 | Cobe Laboratories, Inc. | Automation of plasma sequestration |
US5633169A (en) * | 1995-10-27 | 1997-05-27 | Nova Biomedical Corporation | Measurement of carbon dioxide in blood |
US5750906A (en) * | 1995-11-02 | 1998-05-12 | Chiron Diagnostics Corporation | Multifunction valve |
US6058934A (en) * | 1995-11-02 | 2000-05-09 | Chiron Diagnostics Corporation | Planar hematocrit sensor incorporating a seven-electrode conductivity measurement cell |
NL1016247C2 (nl) * | 2000-09-22 | 2002-03-25 | Martil Instr B V | Hart-long machine voorzien van een inrichting voor elektrische impedantiemeting ter signalering van microemboliÙn en/of fibrinogeen- concentratie. |
US6794877B2 (en) * | 2002-07-31 | 2004-09-21 | International Technidyne Corporation | Apparatus and method for analytical determinations |
AU2003234944A1 (en) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Bayer Healthcare, Llc | Methods of Determining Glucose Concentration in Whole Blood Samples |
US7723099B2 (en) | 2003-09-10 | 2010-05-25 | Abbott Point Of Care Inc. | Immunoassay device with immuno-reference electrode |
US8088271B2 (en) * | 2003-12-04 | 2012-01-03 | Panasonic Corporation | Method of measuring hematocrit (Hct), sensor used in the method, and measuring device |
CA2548440C (en) * | 2003-12-04 | 2016-01-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of measuring blood component, sensor used in the method, and measuring device |
CA2559297C (en) * | 2004-04-19 | 2012-05-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method for measuring blood components and biosensor and measuring instrument for use therein |
US7373195B2 (en) * | 2004-07-30 | 2008-05-13 | Medtronic, Inc. | Ion sensor for long term use in complex medium |
EP2058651B1 (en) | 2006-10-19 | 2015-09-02 | Panasonic Healthcare Holdings Co., Ltd. | Method for measuring hematocrit value of blood sample, method for measuring concentration of analyte in blood sample, sensor chip and sensor unit |
JP4814952B2 (ja) * | 2006-10-19 | 2011-11-16 | パナソニック株式会社 | 血液試料のヘマトクリット値の測定方法、血液試料中の分析物の濃度の測定方法、センサチップおよびセンサユニット |
US8760178B2 (en) * | 2009-09-30 | 2014-06-24 | Arkray, Inc. | Method for measuring target component in erythrocyte-containing specimen |
US9213043B2 (en) | 2012-05-15 | 2015-12-15 | Wellstat Diagnostics, Llc | Clinical diagnostic system including instrument and cartridge |
US9075042B2 (en) | 2012-05-15 | 2015-07-07 | Wellstat Diagnostics, Llc | Diagnostic systems and cartridges |
US9625465B2 (en) | 2012-05-15 | 2017-04-18 | Defined Diagnostics, Llc | Clinical diagnostic systems |
ES2910952T3 (es) * | 2014-05-23 | 2022-05-17 | Nova Biomedical Corp | Procedimiento y sistema de detección de hemólisis y del hematocrito |
CN112034009A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-12-04 | 深圳市康立生物医疗有限公司 | 一种钠离子校正的红细胞压积测试系统及测试方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3997838A (en) * | 1975-04-14 | 1976-12-14 | Technicon Instruments Corporation | Apparatus and method for measurement of total volume of particles in a liquid sample |
US4202747A (en) * | 1978-07-06 | 1980-05-13 | Beckman Instruments, Inc. | Flow cell fluid and sample supply mechanism |
US4452682A (en) * | 1980-10-24 | 1984-06-05 | Hitachi, Ltd. | Apparatus for measuring clinical emergency check items of blood |
JPS5829450A (ja) * | 1981-08-18 | 1983-02-21 | 株式会社豊田中央研究所 | ヘマトクリツト測定装置 |
DE3202067C2 (de) * | 1982-01-23 | 1984-06-20 | Holger Dr. 5100 Aachen Kiesewetter | Vorrichtung zur Bestimmung des Hämatokritwertes |
DE3416956C2 (de) * | 1984-05-08 | 1986-12-04 | Fresenius AG, 6380 Bad Homburg | Meßvorrichtung zur Bestimmung der Aktivität oder der Konzentration von Ionen in Lösungen |
US4686479A (en) * | 1985-07-22 | 1987-08-11 | Young Chung C | Apparatus and control kit for analyzing blood sample values including hematocrit |
-
1986
- 1986-08-16 DE DE19863627814 patent/DE3627814A1/de active Granted
-
1987
- 1987-08-01 DE DE8787111147T patent/DE3767123D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-08-01 EP EP87111147A patent/EP0265602B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-08-01 ES ES87111147T patent/ES2019911B3/es not_active Expired - Lifetime
- 1987-08-14 US US07/086,495 patent/US4835477A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-08-15 JP JP62202635A patent/JP2525825B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3767123D1 (de) | 1991-02-07 |
US4835477A (en) | 1989-05-30 |
EP0265602B1 (de) | 1990-12-27 |
DE3627814C2 (ja) | 1988-08-04 |
EP0265602A1 (de) | 1988-05-04 |
ES2019911B3 (es) | 1991-07-16 |
JPS6426157A (en) | 1989-01-27 |
DE3627814A1 (de) | 1988-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2525825B2 (ja) | 全血中のヘマトクリットを測定する方法及び装置 | |
US5330634A (en) | Calibration solutions useful for analyses of biological fluids and methods employing same | |
US4818361A (en) | Combined pH and dissolved carbon dioxide gas sensor | |
CA2124809C (en) | Hemodialysis monitoring system for hemodialysis machines | |
DK1926510T3 (en) | Automation and optimization of CRRT treatment using regional citratantikoagulering | |
CN101801433B (zh) | 肾脏替代治疗的减少率或Kt/V值的测定方法及用于实现该方法的仪器 | |
EP1545652B1 (en) | Blood treatment equipment | |
US4736748A (en) | Blood component monitoring system | |
US6258027B1 (en) | Method and device for calculating dialysis efficiency | |
CN106659833B (zh) | 具有确定透析患者的血液的透析前特性的能力的透析机 | |
US7341568B2 (en) | Method and device for determining blood volume during an extracorporeal blood treatment | |
WO2014077082A1 (ja) | 透析ユニットおよびアクセス再循環率の測定方法 | |
JPH03173569A (ja) | 血液透析パラメーターの体内測定法 | |
CN112203578A (zh) | 用于确定体外血液回路中循环的血液的至少一个参数的传感器和设备 | |
JP2002503501A (ja) | シリコンチップと一体となった微小透析用プローブ | |
JPH05253293A (ja) | 血液透析の進展をモニターする方法及びその装置 | |
JP2008541028A (ja) | 組織液中のグルコース濃度の決定のための方法および装置 | |
Nakao et al. | Body protein index based on bioelectrical impedance analysis is a useful new marker assessing nutritional status: applications to patients with chronic renal failure on maintenance dialysis | |
Kadwa et al. | Sources of error in acid-base analysis from a blood gas analyser result: a narrative review | |
Johnson et al. | Non-invasive, optical measurement of absolute blood volume in hemodialysis patients | |
Biswas et al. | Heparin effect on ionised calcium concentration | |
Valverde et al. | Effects of fluid therapy on total protein and its influence on calculated unmeasured anions in the anesthetized dog | |
US20200086027A1 (en) | Absolute blood volume estimation device and method | |
Jacobs et al. | The Influence of Hematocrit Uremia, and Hemodialysis on Whole Blood Glucose Analysis | |
JPS612867A (ja) | 人工腎臓透析監視装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080531 Year of fee payment: 12 |