JP2525677Y2 - 子供用三輪車における前輪の軸受構造 - Google Patents
子供用三輪車における前輪の軸受構造Info
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- JP2525677Y2 JP2525677Y2 JP1993055874U JP5587493U JP2525677Y2 JP 2525677 Y2 JP2525677 Y2 JP 2525677Y2 JP 1993055874 U JP1993055874 U JP 1993055874U JP 5587493 U JP5587493 U JP 5587493U JP 2525677 Y2 JP2525677 Y2 JP 2525677Y2
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- Japan
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- bearing
- front wheel
- groove
- cover
- crankshafts
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、子供用三輪車における
前輪の軸受構造に関するものである。
前輪の軸受構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、子供用三輪車の前車1は、左右ク
ランク軸2、3各々の水平軸部2a、3aにパイプ用の固定
筒部9aを有する軸受9を回転可能に外嵌し、軸受9を備
えた該左右クランク軸2a、3aの先端を前輪1に各々差込
固定し、その後、軸受9の固定筒部9a内にハンドルパイ
プ4を差し込むと共に同ハンドルパイプ4を固定筒部9a
にネジ止めすることで組付けられている(図8、図
9)。
ランク軸2、3各々の水平軸部2a、3aにパイプ用の固定
筒部9aを有する軸受9を回転可能に外嵌し、軸受9を備
えた該左右クランク軸2a、3aの先端を前輪1に各々差込
固定し、その後、軸受9の固定筒部9a内にハンドルパイ
プ4を差し込むと共に同ハンドルパイプ4を固定筒部9a
にネジ止めすることで組付けられている(図8、図
9)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この組付け構造は、軸
受9が固定筒部9aの重みで下向きに回転するため、図9
に示すように車体Aを逆さまに反転させてハンドルパイ
プ4、4を上向きにし、そのハンドルパイプ4、4の上
端に軸受9の固定筒部9aを差し込んでネジ止めされる。
しかし、現実的には、固定筒部9aが微妙に揺動するため
両固定筒部9a、9aをハンドルパイプ4、4に同時に差し
込むには複数人を必要とし作業性が非常に悪い。また一
人で組付作業を行うと、片方の固定筒部9aのみがハンド
ルパイプ4に差し込まれて他方の固定筒部9aへのハンド
ルパイプ4の差込が出来なくなったり、片方の固定筒部
9a内にハンドルパイプ4が誤って傾斜状にきつく差し込
まれて再度やり直す場合に抜けなくなる等組付時の問題
を惹き起こす。そのため、生産者は前輪組付作業の面倒
さを考慮して工場にて完成品に組立状態で出荷してお
り、輸送時の嵩張りの原因になっている。
受9が固定筒部9aの重みで下向きに回転するため、図9
に示すように車体Aを逆さまに反転させてハンドルパイ
プ4、4を上向きにし、そのハンドルパイプ4、4の上
端に軸受9の固定筒部9aを差し込んでネジ止めされる。
しかし、現実的には、固定筒部9aが微妙に揺動するため
両固定筒部9a、9aをハンドルパイプ4、4に同時に差し
込むには複数人を必要とし作業性が非常に悪い。また一
人で組付作業を行うと、片方の固定筒部9aのみがハンド
ルパイプ4に差し込まれて他方の固定筒部9aへのハンド
ルパイプ4の差込が出来なくなったり、片方の固定筒部
9a内にハンドルパイプ4が誤って傾斜状にきつく差し込
まれて再度やり直す場合に抜けなくなる等組付時の問題
を惹き起こす。そのため、生産者は前輪組付作業の面倒
さを考慮して工場にて完成品に組立状態で出荷してお
り、輸送時の嵩張りの原因になっている。
【0004】本考案は、上記従来事情に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は、前輪を簡単に組付ること
ができる子供用三輪車における前輪の軸受構造を提供す
ることにある。
もので、その目的とする処は、前輪を簡単に組付ること
ができる子供用三輪車における前輪の軸受構造を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、ハンドルパイプの下端に固定さ
れ軸受用溝を下面から凹設して該軸受用溝の溝底を左右
クランク軸の水平軸部用の軸受面上半部とする軸受本体
と、前記軸受本体とで弾性的に掛合する掛止部を構成す
る軸受カバーとを備え、該軸受カバーは、左右クランク
軸の直角軸部を同左右クランク軸の長さ方向延長上から
挿通させる案内部を周面頂部部位から切欠状に形成し、
且つ該軸受カバーに、軸受本体との掛止時に前記軸受用
溝の溝底とで前記水平軸部径よりも僅かに大きな間隔を
確保して軸受用溝部分を閉塞する塞ぎ部を設け、該塞ぎ
部を軸受面下半部としたことを要旨とする。そして、請
求項1の掛止部を、左右クランク軸に平面視で交差する
軸受本体の側面部と軸受カバーとのどちらか一方に形成
された掛止用縦矩形孔部と、その掛止用縦矩形孔部に挿
嵌してその縦孔縁に弾性的に掛止する爪部を先端に備え
た掛止用突片部とで形成した場合には有効である。
に講じた技術的手段は、ハンドルパイプの下端に固定さ
れ軸受用溝を下面から凹設して該軸受用溝の溝底を左右
クランク軸の水平軸部用の軸受面上半部とする軸受本体
と、前記軸受本体とで弾性的に掛合する掛止部を構成す
る軸受カバーとを備え、該軸受カバーは、左右クランク
軸の直角軸部を同左右クランク軸の長さ方向延長上から
挿通させる案内部を周面頂部部位から切欠状に形成し、
且つ該軸受カバーに、軸受本体との掛止時に前記軸受用
溝の溝底とで前記水平軸部径よりも僅かに大きな間隔を
確保して軸受用溝部分を閉塞する塞ぎ部を設け、該塞ぎ
部を軸受面下半部としたことを要旨とする。そして、請
求項1の掛止部を、左右クランク軸に平面視で交差する
軸受本体の側面部と軸受カバーとのどちらか一方に形成
された掛止用縦矩形孔部と、その掛止用縦矩形孔部に挿
嵌してその縦孔縁に弾性的に掛止する爪部を先端に備え
た掛止用突片部とで形成した場合には有効である。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば下記の作用を奏する。 (請求項1)ハンドルパイプ下端に固定された軸受本体
の軸受用溝に、前輪に差込固定された左右クランク軸の
水平軸部を開放縁から軸受面上半部に当接するように挿
入し、左右クランク軸の直角軸部を案内部で避けながら
軸受本体に軸受カバーを弾性的に掛止する。これによ
り、左右クランク軸の水平軸部が上記軸受面上半部と軸
受カバーの塞ぎ部で構成される軸受面下半部とで軸承さ
れ、左右クランク軸は摺接回転可能になる。 (請求項2)左右クランク軸を介して軸受カバーに作用
する重みを、落下方向に交差する方向に縦長な掛止用突
片部の難変形性を利用した爪部と掛止用縦矩形孔部の縦
孔縁とのしっかりとした掛止力で安定して受圧する。
の軸受用溝に、前輪に差込固定された左右クランク軸の
水平軸部を開放縁から軸受面上半部に当接するように挿
入し、左右クランク軸の直角軸部を案内部で避けながら
軸受本体に軸受カバーを弾性的に掛止する。これによ
り、左右クランク軸の水平軸部が上記軸受面上半部と軸
受カバーの塞ぎ部で構成される軸受面下半部とで軸承さ
れ、左右クランク軸は摺接回転可能になる。 (請求項2)左右クランク軸を介して軸受カバーに作用
する重みを、落下方向に交差する方向に縦長な掛止用突
片部の難変形性を利用した爪部と掛止用縦矩形孔部の縦
孔縁とのしっかりとした掛止力で安定して受圧する。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したから下記
の利点がある。 (請求項1)ハンドルパイプ下端に固定された軸受本体
の軸受用溝に、前輪に差込固定された左右クランク軸の
水平軸部を溝底に当接するように挿入し、左右クランク
軸の直角軸部を案内部で避けながら軸受本体に軸受カバ
ーを弾性的に掛止するだけで前輪を組付むものであるか
ら、前輪の組付を複数人を必要とせずに婦女子一人でも
簡単且つ確実に行うことができる。また、前輪に左右ク
ランク軸を差込固定したユニットを車体に対して分割し
た状態で出荷することが可能になり、梱包時の包装ケー
スの小型化を図り、輸送時の嵩張りを解消することがで
きる。 (請求項2)左右クランク軸を介して軸受カバーに作用
する前輪、左右クランク軸の重みを、落下方向に交差す
る方向に縦長な掛止用突片部の難変形性でしっかりと掛
止する爪部と掛止用縦矩形孔部の縦孔縁との掛止力によ
って受圧するようにしたから、三輪車の出し入れ時に持
ったりして前輪、左右クランク軸の重みが軸受カバーに
作用しても該軸受カバーが外れることがなく、安全であ
る。
の利点がある。 (請求項1)ハンドルパイプ下端に固定された軸受本体
の軸受用溝に、前輪に差込固定された左右クランク軸の
水平軸部を溝底に当接するように挿入し、左右クランク
軸の直角軸部を案内部で避けながら軸受本体に軸受カバ
ーを弾性的に掛止するだけで前輪を組付むものであるか
ら、前輪の組付を複数人を必要とせずに婦女子一人でも
簡単且つ確実に行うことができる。また、前輪に左右ク
ランク軸を差込固定したユニットを車体に対して分割し
た状態で出荷することが可能になり、梱包時の包装ケー
スの小型化を図り、輸送時の嵩張りを解消することがで
きる。 (請求項2)左右クランク軸を介して軸受カバーに作用
する前輪、左右クランク軸の重みを、落下方向に交差す
る方向に縦長な掛止用突片部の難変形性でしっかりと掛
止する爪部と掛止用縦矩形孔部の縦孔縁との掛止力によ
って受圧するようにしたから、三輪車の出し入れ時に持
ったりして前輪、左右クランク軸の重みが軸受カバーに
作用しても該軸受カバーが外れることがなく、安全であ
る。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1乃至図7は本実施例子供用三輪車における前
輪の軸受構造を示し、符号1は前輪、2、3は左右クラ
ンク軸、4はハンドルパイプ、5は軸受本体、6は軸受
カバーである。
する。図1乃至図7は本実施例子供用三輪車における前
輪の軸受構造を示し、符号1は前輪、2、3は左右クラ
ンク軸、4はハンドルパイプ、5は軸受本体、6は軸受
カバーである。
【0009】前輪1は、一端部にペダル12、13を有する
左右クランク軸2、3の他端部を中心部に差込固定した
もので、その他の車体A部分とは分離した状態で出荷さ
れる。
左右クランク軸2、3の他端部を中心部に差込固定した
もので、その他の車体A部分とは分離した状態で出荷さ
れる。
【0010】上記する前輪1、左右クランク軸2、3を
除く車体Aには、周知の通りフレーム(図示せず)、後
輪(図示せず)、ハンドル(図示せず)、サドル(図示
せず)、所望する装飾品(図示せず)等が一体的に装設
され、ハンドルパイプ4、4に軸受本体5を固定した状
態で出荷される。
除く車体Aには、周知の通りフレーム(図示せず)、後
輪(図示せず)、ハンドル(図示せず)、サドル(図示
せず)、所望する装飾品(図示せず)等が一体的に装設
され、ハンドルパイプ4、4に軸受本体5を固定した状
態で出荷される。
【0011】軸受本体5は、図2乃至図5に示すように
ハンドルパイプ4の先端部を差し込む一端を開放した固
定筒部15とその固定筒部15の底部分に一体に連設した軸
受機能部25とからなっている。
ハンドルパイプ4の先端部を差し込む一端を開放した固
定筒部15とその固定筒部15の底部分に一体に連設した軸
受機能部25とからなっている。
【0012】上記固定筒部15は、ハンドルパイプ4の先
端部近傍部位の側面に開孔したネジ孔14に対応して取付
孔15aを有し、この取付孔15aを挿通するネジ7をネジ
孔14に螺合させて、差し込まれたハンドルパイプ4先端
に固定されている。
端部近傍部位の側面に開孔したネジ孔14に対応して取付
孔15aを有し、この取付孔15aを挿通するネジ7をネジ
孔14に螺合させて、差し込まれたハンドルパイプ4先端
に固定されている。
【0013】軸受機能部25は、ペダル12、13側とは逆側
の側面部を開放した側面視円状を呈する横向きな短筒状
を呈し、該短筒部25aに全幅に亘って下面から中心まで
軸受用溝25bを凹設し、該溝底に下向きな半円筒部25c
を全幅に亘って一体に横設して軸受面上半部25dを形成
している。
の側面部を開放した側面視円状を呈する横向きな短筒状
を呈し、該短筒部25aに全幅に亘って下面から中心まで
軸受用溝25bを凹設し、該溝底に下向きな半円筒部25c
を全幅に亘って一体に横設して軸受面上半部25dを形成
している。
【0014】また、この軸受機能部25は、左右クランク
軸2、3に平面視で交差するペダル12、13側の側面部25
eに上記軸受用溝25bを挟んで掛止部8の一方を構成す
る掛止用縦矩形孔部18を開孔し、且つ同側面部25eにお
いて前記半円筒部25cの延長上に下面を下向き湾曲面25
f’とする突部25fを一体に突設している。
軸2、3に平面視で交差するペダル12、13側の側面部25
eに上記軸受用溝25bを挟んで掛止部8の一方を構成す
る掛止用縦矩形孔部18を開孔し、且つ同側面部25eにお
いて前記半円筒部25cの延長上に下面を下向き湾曲面25
f’とする突部25fを一体に突設している。
【0015】軸受カバー6は、図6に示すように円盤状
のカバー本体16に周面頂部から中心までの長さをもって
案内部26を縦方向に切欠状に形成すると共に、前記側面
部25eと対向する内側面に掛止部8の他方を構成する爪
部28’付きの掛止用突片部28を一体に突設し、且つ案内
部26の底部分に、前記掛止用縦矩形孔部18に掛止用突片
部28を挿嵌した際、前記軸受用溝25bの中途部を塞ぐ塞
ぎ部36を、軸受本体5方向に向けて一体に突設してい
る。
のカバー本体16に周面頂部から中心までの長さをもって
案内部26を縦方向に切欠状に形成すると共に、前記側面
部25eと対向する内側面に掛止部8の他方を構成する爪
部28’付きの掛止用突片部28を一体に突設し、且つ案内
部26の底部分に、前記掛止用縦矩形孔部18に掛止用突片
部28を挿嵌した際、前記軸受用溝25bの中途部を塞ぐ塞
ぎ部36を、軸受本体5方向に向けて一体に突設してい
る。
【0016】上記塞ぎ部36は、軸受面下半部36aを構成
するものであり、軸受面上半部25dとで左右クランク軸
2、3の水平軸部2a、3aを回転可能に軸着する適宜な上
面形状に形成してある。
するものであり、軸受面上半部25dとで左右クランク軸
2、3の水平軸部2a、3aを回転可能に軸着する適宜な上
面形状に形成してある。
【0017】次に、車体Aに前輪組み付け時のその手順
を簡単に説明すると、車体Aのハンドルパイプ4、4先
端に固定された軸受本体5、5の軸受用溝25b、25b内
に、前輪1に差込固定された左右クランク軸2、3の水
平軸部2a、3a所定部位を挿入する。次に、軸受本体5の
掛止用縦矩形孔部18に掛止用突片部28が弾性的に挿嵌す
るように軸受カバー6を左右クランク軸2、3の延長方
向から軸受本体5の前記側面部25eに人為的に圧接させ
る(図7)。詳細には右クランク軸3または左クランク
軸2のどちらか一方の直角軸部3bまたは2bをまず真上に
向け、その状態から直角軸部3bまたは2bを案内部26で案
内しながら軸受カバー6を軸受本体5に人為的に圧接
し、それが終了すると他方の直角軸部2bまたは3bを真上
に向けて同様に軸受カバー6を圧接させる。これにより
左右クランク軸2、3の水平軸部2a、3aは、軸受面上半
部25dと軸受面下半部36aとで回転可能に軸承される。
を簡単に説明すると、車体Aのハンドルパイプ4、4先
端に固定された軸受本体5、5の軸受用溝25b、25b内
に、前輪1に差込固定された左右クランク軸2、3の水
平軸部2a、3a所定部位を挿入する。次に、軸受本体5の
掛止用縦矩形孔部18に掛止用突片部28が弾性的に挿嵌す
るように軸受カバー6を左右クランク軸2、3の延長方
向から軸受本体5の前記側面部25eに人為的に圧接させ
る(図7)。詳細には右クランク軸3または左クランク
軸2のどちらか一方の直角軸部3bまたは2bをまず真上に
向け、その状態から直角軸部3bまたは2bを案内部26で案
内しながら軸受カバー6を軸受本体5に人為的に圧接
し、それが終了すると他方の直角軸部2bまたは3bを真上
に向けて同様に軸受カバー6を圧接させる。これにより
左右クランク軸2、3の水平軸部2a、3aは、軸受面上半
部25dと軸受面下半部36aとで回転可能に軸承される。
【0018】圧接時には軸受カバー6の掛止用突片部28
の爪部28’が掛止用縦矩形孔部18の縦孔縁に弾性的に掛
止し、左右クランク軸2、3の落下は軸受本体5に掛止
する軸受カバー6で受けられる。また、三輪車の出し入
れ時に持ったりして前輪1、左右クランク軸2、3の重
みが軸受カバー6に作用しても、落下方向に交差する方
向に縦長な掛止用突片部28の難変形性を利用して爪部2
8’と掛止用縦矩形孔部18の縦孔縁とがしっかりと掛止
しているため、外れる心配がない。
の爪部28’が掛止用縦矩形孔部18の縦孔縁に弾性的に掛
止し、左右クランク軸2、3の落下は軸受本体5に掛止
する軸受カバー6で受けられる。また、三輪車の出し入
れ時に持ったりして前輪1、左右クランク軸2、3の重
みが軸受カバー6に作用しても、落下方向に交差する方
向に縦長な掛止用突片部28の難変形性を利用して爪部2
8’と掛止用縦矩形孔部18の縦孔縁とがしっかりと掛止
しているため、外れる心配がない。
【0019】尚、本考案では図示しないが車体Aを逆さ
まに反転した状態で前輪1を組み付けることも同様な手
順で簡単に行える。
まに反転した状態で前輪1を組み付けることも同様な手
順で簡単に行える。
【図1】本実施例子供用三輪車における前輪の軸受構造
の使用状態を示す正面断面図。
の使用状態を示す正面断面図。
【図2】軸受本体の斜視図。
【図3】図2の(3)−(3)線断面図。
【図4】図3の左側面図。
【図5】図4の(5)−(5)線断面図。
【図6】軸受カバーの斜視図。
【図7】要部の斜視図で一部切欠して示す。
【図8】従来の子供用三輪車における前輪の軸受構造を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図9】同従来の前輪組み付け状態を示す部分正面図。
1 :前輪 4、4 :ハンドルパ
イプ 2、3 :左右クランク軸 2a 、3a:水平軸
部 2b 、3b:直角軸部 5 :軸受本
体 25 b:軸受用溝 25d:軸受面上
半部 8 :掛止部 6 :軸受カバー 26 :案内部 36 :塞ぎ部 18 :掛止用縦矩形孔部 28 :掛止用突片部 28 ’:爪部 25e:軸受本体の側面部
(ペダル側の側面部) 36a:軸受面下半部
イプ 2、3 :左右クランク軸 2a 、3a:水平軸
部 2b 、3b:直角軸部 5 :軸受本
体 25 b:軸受用溝 25d:軸受面上
半部 8 :掛止部 6 :軸受カバー 26 :案内部 36 :塞ぎ部 18 :掛止用縦矩形孔部 28 :掛止用突片部 28 ’:爪部 25e:軸受本体の側面部
(ペダル側の側面部) 36a:軸受面下半部
Claims (2)
- 【請求項1】 ハンドルパイプの下端に固定され軸受用
溝を下面から凹設して該軸受用溝の溝底を左右クランク
軸の水平軸部用の軸受面上半部とする軸受本体と、前記
軸受本体とで弾性的に掛合する掛止部を構成する軸受カ
バーとを備え、該軸受カバーは、左右クランク軸の直角
軸部を同左右クランク軸の長さ方向延長上から挿通させ
る案内部を周面頂部部位から切欠状に形成し、且つ該軸
受カバーに、軸受本体との掛止時に前記軸受用溝の溝底
とで前記水平軸部径よりも僅かに大きな間隔を確保して
軸受用溝部分を閉塞する塞ぎ部を設け、該塞ぎ部を軸受
面下半部としたことを特徴とする子供用三輪車における
前輪の軸受構造。 - 【請求項2】 上記掛止部を、左右クランク軸に平面視
で交差する軸受本体の側面部と軸受カバーとのどちらか
一方に形成された掛止用縦矩形孔部と、その掛止用縦矩
形孔部に挿嵌してその縦孔縁に弾性的に掛止する爪部を
先端に備えた掛止用突片部とで形成したことを特徴とす
る請求項1記載の子供用三輪車における前輪の軸受構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055874U JP2525677Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 子供用三輪車における前輪の軸受構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993055874U JP2525677Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 子供用三輪車における前輪の軸受構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724693U JPH0724693U (ja) | 1995-05-09 |
JP2525677Y2 true JP2525677Y2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=13011246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993055874U Expired - Lifetime JP2525677Y2 (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 子供用三輪車における前輪の軸受構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525677Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5620364B2 (ja) * | 1973-11-01 | 1981-05-13 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP1993055874U patent/JP2525677Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0724693U (ja) | 1995-05-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
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