JP2525168B2 - 作業車輌における異常検知装置 - Google Patents

作業車輌における異常検知装置

Info

Publication number
JP2525168B2
JP2525168B2 JP62017818A JP1781887A JP2525168B2 JP 2525168 B2 JP2525168 B2 JP 2525168B2 JP 62017818 A JP62017818 A JP 62017818A JP 1781887 A JP1781887 A JP 1781887A JP 2525168 B2 JP2525168 B2 JP 2525168B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse signal
reset
microcomputer
output
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62017818A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63185303A (ja
Inventor
芳弘 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP62017818A priority Critical patent/JP2525168B2/ja
Publication of JPS63185303A publication Critical patent/JPS63185303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2525168B2 publication Critical patent/JP2525168B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)
  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Combines (AREA)
  • Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、コンバイン等の作業車輌における異常検知
装置に係り、詳しくはマイクロコンピュータの暴走を検
知する異常検知装置に関する。
(ロ) 従来の技術 一般に、作業車輌例えばコンバインにおける操向自動
制御は、機体に搭載したマイクロコンピュータに、該機
体の各部に設置している各種センサ及びスイッチ等から
の情報を入力し、該入力情報に基づく各種の信号をマイ
クロコンピュータからアクチュエータ等の各機器に出力
することにより行っている。しかし、機体に搭載したマ
イクロコンピュータは、走行時の振動や外部ノイズ等の
影響により暴走現象を起こすことがあり、これにより自
動制御による操向操作に異常を来たして、オペレータに
対して極めて危険な事態を招く虞れがある。
そこで、従来、マイクロコンピュータの所定出力ポー
トから一定周期又は不定周期のパルス信号を発するよう
にして、該パルス信号が一定時間以上発せられない状態
になった際、マイクロコンピュータをリセットするよう
に構成して、該マイクロコンピュータの動作を実質的に
常時監視し、自動制御装置の暴走により生じる危険な状
態を防止するようにした装置が案出されている(特開昭
58−22402号公報参照)。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 しかし、上記従来のマイクロコンピュータを監視する
装置は、該コンピュータの所定出力ポートからのパルス
信号が一定時間以上発せられない異常を検知した際、マ
イクロコンピュータを単にリセットして自動制御を続行
させようとするものであるため、リセットが機体の単な
る振動等の影響によるものではなく、自動制御系の故障
に起因するものである際には、故障を修理せずに使用し
ていることで装置の損傷を更に大きなものにしてしまう
と共に、操向自動制御時に極めて大きな危険を招く虞れ
がある。
(ニ) 問題を解決するための手段 本発明は、上述問題点を解消することを目的とするも
のであって、例えば第1図に示すように、機体3に搭載
したマイクロコンピュータ17によりアクチュエータ等の
各機器を制御して、操向自動制御を行うように構成した
作業車輌1において、前記マイクロコンピュータ17の所
定出力ポート25aから一定周期t1のパルス信号P1を発信
するように構成すると共に、該パルス信号P1を検知する
パルス信号検知手段35と、該パルス信号検知手段35にて
前記パルス信号P1が所定時間t2以上発信されないことを
検知した際、マイクロコンピュータ17をリセットするリ
セット手段36と、該リセットの回数を検知するリセット
検知手段28と、リセットの回数が所定回数n以上になっ
た際、前記アクチュエータ等の各機器を停止する停止手
段34と、パイロットランプの点滅等により異常発生を知
らせる警報手段38と、を備えたことを特徴とするもので
ある。
(ホ) 作用 上述構成に基づき、作業車輌1をマイクロコンピュー
タ17の操向自動制御にて操向して行う刈取り等の作業
時、機体3からの振動や外部ノイズ等の影響によりマイ
クロコンピュータ17が暴走現象を起こした場合、所定出
力ポート25aからの一定周期t1のパルス信号P1が出力さ
れなくなるため、パルス信号検知手段35にてパルス信号
P1が所定時間t2以上発信されないことが検知されて、リ
セット手段36によりマイクロコンピュータ17がリセット
される。更に、該リセットにより作業車輌1は操向自動
制御を続行されるが、何らかの原因により前記マイクロ
コンピュータ17の暴走現象が頻発した場合、該コンピュ
ータ17は前述同様にして繰返しリセットされ、かつ該リ
セットの回数がリセット検知手段28にてカウントされ
る。そして、該リセット検知手段28によるカウントが所
定回数nに至ると、停止手段34の作動により機体3に備
えた全アクチュエータが停止されると共に、警報手段38
の作動によりパイロットランプが点滅されて、オペレー
タにマイクロコンピュータ17の異常が知らせられる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に沿って、本発明を具体化した実施例につ
いて説明する。
コンバイン1は、第5図に示すように、クローラ2に
支持されている機体3を有しており、該機体3の一側に
は前方から運転席5、グレンタンク6及びエンジン7が
配設され、また、他側には自動脱穀装置が配設されてい
る。更に、機体3の前方には前処理部9が昇降自在に支
持されており、該前処理部9には機体略々前幅に亘って
多数のディバイダ10…が配設され、かつすき上げ装置、
刈刃11及び搬送装置等が設置されている。また、運転席
5には、その前方に操作台12が立設され、かつその後方
にはシートフレームを介してシート13が設置されてい
る。更に、操作台12にはその上面にて上方に突出してモ
ノレバー15が左右方向揺動自在に配設され、かつ各種計
器類、予備のサイドクラッチレバー16,16が設置されて
いる。
一方、第1及び第2図に示すように、機体3に搭載し
たマイクロコンピュータ17は、左右サイドクラッチ操作
用スイッチ19,20、方向自動制御時のメインスイッチ21
及び方向センサスイッチ22が入力インタフェース23を介
してCPU24に接続されており、各入力ポートは接点が開
いた時にはハイレベルに、かつ接点が閉じた時にはロー
レベルになるように構成されている。更に、CPU24には
出力インターフェース25を介して、左右サイドクラッチ
操作用等のソレノイド26,27,29、及びモニタランプ30,3
1等が接続されていると共に、ROM32及びRAM33が接続さ
れている。そして、該ROM32には、例えば左サイドクラ
ッチ操作用スイッチ19がオンされると左サイドクラッチ
操作用ソレノイド26をオンしたり、方向自動制御時のメ
インスイッチ21がオンされるとモニタランプ30を点灯す
る等の制御を行うための制御プログラムが格納されてお
り、又演算制御中の必要データの格納は前記RAM33を用
いて行われる。また、ROM32の制御プログラムはその実
行中において、特定の出力ポート25aからモノマルチバ
イブレータ35のトリガ端子に向けて、一定のパルス間隔
t1にてパルス信号P1が出力されてトリガされるようにな
っており、マイクロコンピュータ17が正常に制御プログ
ラムを実行している間は、出力ポート25aからパルス信
号P1が逐次出力されるので、モノマルチバイブレータ35
から出力されるパルス信号P2はハイレベルを維持し、こ
れによりインバータ36の出力はローレベルにされるよう
になっている。そして、何らかの異常により出力ポート
25aからのパルス信号が一定のパルス間隔t1を維持でき
ない場合、最終のパルス信号P′が出力されてから時
間t2以上が経過すると、モノマルチバイブレータ35から
出力されるパルス信号P2がローレベルになるように構成
されている。この際、パルス信号P2の時間t2は、パルス
信号P1のパルス間隔t1より長くなるようにされている。
従って、インバータ36の出力がハイレベルとなり、CPU2
4のリセット端子24aを時間t3の間ハイレベルとし、該CP
U24をリセットする。そして、該リセットにより制御プ
ログラムは初期状態に戻り、時間t3経過後、初期状態か
ら再び制御が開始されるように構成されている。また、
前記マイクロコンピュータ17に備えたリセット検知手段
28にて、パワーオンリセット以外のリセットが所定回数
nだけ検知されると、停止手段34の作動により機体3に
備えた全アクチュエータが停止されると共に、警報手段
38の作動によりパイロットランプ等が点滅されて、マイ
クロコンピュータ17の異常がオペレータに知らせられる
ように構成されている。
更に、モノマルチバイブレータ35の出力端子は、イン
バータ36,ORゲート37を介してCPU24のリセット端子24a
に連絡されており、またORゲート37には、キースイッチ
39のオン作動時にCPU24をリセットするためのパワーオ
ンリセット回路40が接続されている。そして、キースイ
ッチ39をオンすると、該キースイッチ39及びパワーオン
リセット回路40の間に介設した定電圧回路41が徐々に立
上って設定電圧にされる。また、パワーオンリセット回
路40は、定格電圧回路41の出力端子とアース間に介設し
たツェナーダイオード42と抵抗43とでなす直列回路、及
びツェナーダイオード42のカソードに抵抗45を介してト
ランジスタ47のコレクタを接続し、かつ前記直列回路の
中間アノードを抵抗46を介してトランジスタ47のベース
に接続し、更に該トランジスタ47のエミッタをアースす
ると共に前記コレクタを、出力端子として前記ORGゲー
ト37に接続している。また、前記ツェナーダイオード42
のツェナー電圧は、定電圧回路41の設定電圧よりもやや
低くなるように設定されている。なお、図中49はバッテ
リである。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、コンバ
イン1を操向自動制御して穀稈の刈取り作業を行う際、
まずオペレータがキースイッチ39をオン作動すると、定
格電圧回路41の出力がツェナーダイオード42のツェナー
電圧を上回る間、トランジスタ47はオフしており、これ
によりCPU24のリセット端子24aはハイレベルとなり、CP
U24はパワーオンリセットされる。更に、その後、定電
圧回路41の出力がツェナー電圧を上回るとトランジスタ
47がオンし、ORゲート37の入力はローレベルとなり、こ
れによりUPC24のリセットが解消され、所要の制御が可
能となる。そして、第3図に示すRAM33のメモリのアド
レスFFE0番地をクリアし(S1)、出力インタフェース25
の出力ポート25aから一定のパルス間隔t1にてパルス信
号P1が出力され(S2)、これによりモノマルチバイブレ
ータ35の出力がハイレベルとなって、マイクロコンピュ
ータ17は正常に作動され、左右サイドクラッチ操作用ソ
レノイド27,27等が適宜自動操作され、方向自動制御等
の操向自動制御が行われる(S3)。
一方、上述操向自動制御を行っている際に、機体3か
ら受ける振動や外部ノイズ等の影響により、マイクロコ
ンピュータ17が暴走現象を起こした場合には、出力ポー
ト25aから出力されていたパルス信号P1が一定のパルス
間隔t1を維持できなくなる。これにより、出力ポート25
aから最終のパルス信号P′が出力されてから時間t3
を超えて経過すると、モノマルチバイブレータ35から出
力されるパルス信号P2がローレベルにされ、更にインバ
ータ36の出力がハイレベルとなり、CPU24のリセット端
子24aを時間t3の間ハイレベルにする。これにより、CPU
24は1回目のリセットをされて制御プログラムが初期状
態に戻され、時間t3後に制御が開始され、出力ポート25
aから一定のパルス間隔t1にてパルス信号が出力され
る。この際、リセット検知手段28によりリセットが1回
目としてカウントされ、RAM33のアドレスFFE0番地に1
が加えられる(S4)。
そして、コンバイン1の操向自動制御が続行される
が、マイクロコンピュータ17が何らかの異常により再度
暴走現象を起こすと、前回のリセット時と同様にしてCP
U24がリセットされ、リセット検知手段28によりリセッ
トが2回目としてカウントされて、前記アドレスFFE0番
地に更に1が加えられる。そして、その後もマイクロコ
ンピュータ17の暴走が頻発すると、該アドレスFFE0番地
には続けてリセット回数が加えられ、更にリセット検知
手段28によりリセット回数が所定数nまでカウントされ
ると、停止手段34の作動により機体3に備えた全アクチ
ュエータが停止されると共に(S5)、警報手段38の作動
によりパイロットランプが点滅され(S6)、オペレータ
にマイクロコンピュータ17の異常が知らせられる。
(ト) 発明の効果 以上、説明したように、本発明によれば、所定出力ポ
ート25aからのパルス信号P1が所定時間t2以上発信され
ない場合、マイクロコンピュータ17をリセット手段36に
てリセットすると共に、該リセットの回数が所定回数n
以上になった際、停止手段34により全アクチュエータが
停止され、かつ警報手段38によりパイロットランプを点
滅する等して異常発生を知らせるように構成したので、
数回だけの単発的なマイクロコンピュータ17の暴走時に
は、該コンピュータ17を単にリセットするだけで暴走を
表示せず操向自動制御を続行することにより、作業をス
ムーズに行うことができる。また、暴走現象が頻繁に続
くマイクロコンピュータ17の異常時には、機体3に備え
た全アクチュエータを全て停止して、異常作動による危
険を防止することができると共に、パイロットランプの
点滅等を見ることで、オペレータは作業車輌1の故障を
直ちに知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施回路図、第2図はパルス信号
のパルス間隔等を示すタイムチャート、第3図はRAMの
メモリにおけるアドレスを示す図、第4図は本発明の作
動を示すフローチャートである。そして、第5図はコン
バイン全体を示す側面図である。 1……作業車輌(コンバイン)、3……機体、17……マ
イクロコンピュータ、25a……出力ポート、28……リセ
ット検知手段、34……停止手段、35……パルス信号検知
手段(モノマルチバイブレータ)、36……リセット手段
(インバータ)、38……警報手段、n……所定回数、P1
……パルス信号、t1……一定周期(パルス間隔)、t2
…所定時間。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体に搭載したマイクロコンピュータによ
    りアクチュエータ等の各機器を制御して、操向自動制御
    を行うように構成した作業車輌において、 前記マイクロコンピュータの所定出力ポートから一定周
    期のパルス信号を発信するように構成すると共に、 該パルス信号を検知するパルス信号検知手段と、 該パルス信号検知手段にて前記パルス信号が所定時間以
    上発信されないことを検知した際、マイクロコンピュー
    タをリセットするリセット手段と、 該リセットの回数を検知するリセット検知手段と、 リセットの回数が所定回数以上になった際、前記アクチ
    ュエータ等の各機器を停止する停止手段と、 パイロットランプの点滅等により異常発生を知らせる警
    報手段と、を備えてなる 作業車輌における異常検知装置。
JP62017818A 1987-01-27 1987-01-27 作業車輌における異常検知装置 Expired - Lifetime JP2525168B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62017818A JP2525168B2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27 作業車輌における異常検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62017818A JP2525168B2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27 作業車輌における異常検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63185303A JPS63185303A (ja) 1988-07-30
JP2525168B2 true JP2525168B2 (ja) 1996-08-14

Family

ID=11954313

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62017818A Expired - Lifetime JP2525168B2 (ja) 1987-01-27 1987-01-27 作業車輌における異常検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2525168B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63185303A (ja) 1988-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2374187A (en) Vehicle safety system ceasing fuel supply during a power interruption in a crash
JP2525168B2 (ja) 作業車輌における異常検知装置
JP2019170192A (ja) コンバイン
JP4188577B2 (ja) コンバインにおける故障診断手段の起動システム
JP7764819B2 (ja) 電源制御装置
JP2000065691A (ja) セルフシャットオフ機能の診断装置
JP2578030Y2 (ja) 制御装置の出力診断装置
JP2588530Y2 (ja) コンバインにおける故障警報装置
JPH0342481Y2 (ja)
US10047685B2 (en) Output circuit for an engine control device, and monitoring method for such a circuit
JPS60142436A (ja) 農機におけるマイクロコンピユ−タの異常表示方式
JP2537389Y2 (ja) 作業用走行車における自動制御の状態報知装置
JPH0233650Y2 (ja)
JP2651790B2 (ja) 農機における自動制御装置の故障診断装置
US20230417027A1 (en) Construction Machine
JPH0142234Y2 (ja)
JPH0221329Y2 (ja)
KR20230047121A (ko) 표시 장치, 및 그것을 구비하는 작업 기계
JPS63289467A (ja) 農機における自動制御装置の故障診断装置
JPH0345555Y2 (ja)
JP2529402B2 (ja) Ha制御機器の運転制御装置
JPS5829003A (ja) 作業用機械
JPH0140447Y2 (ja)
JPS6091918A (ja) 刈取収穫機
JPH0552945U (ja) 暴走監視装置