JP2524676B2 - スイング式表示装置 - Google Patents
スイング式表示装置Info
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- Led Devices (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、手持ち操作などで往
復スイングすることでそのスイング面上に残像効果によ
る画像を表示するスイング式表示装置に関する。
復スイングすることでそのスイング面上に残像効果によ
る画像を表示するスイング式表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、この発明の対象であるスイング式
表示装置の概略的な形態と基本的な使用方法について説
明する。図1はこの発明の実施例によるスイング式表示
装置の使用状況を示すもので、人がスイング式表示装置
の本体1を手で持って、頭上に掲げて左右に繰り返しス
イングしている様子を示している。装置本体1は細長い
棒状の形態をしており、その正面に相当する部分には多
数の発光セル2を本体1の長手方向に沿って直線状に配
列した発光セルアレイ3が設けられている。発光セル2
は通常発光ダイオードからなる。
表示装置の概略的な形態と基本的な使用方法について説
明する。図1はこの発明の実施例によるスイング式表示
装置の使用状況を示すもので、人がスイング式表示装置
の本体1を手で持って、頭上に掲げて左右に繰り返しス
イングしている様子を示している。装置本体1は細長い
棒状の形態をしており、その正面に相当する部分には多
数の発光セル2を本体1の長手方向に沿って直線状に配
列した発光セルアレイ3が設けられている。発光セル2
は通常発光ダイオードからなる。
【0003】装置本体1の基端部分のグリップ部4を手
で持って図1のようにスイングすると、発光セルアレイ
3が面的に走査される。この手動走査と発光セルアレイ
3の個々のセル2の時系列発光制御との組み合せで、前
記走査面上に残像効果による画像を表示することができ
る。図1の例では「STOP」という文字列を表示して
いる。
で持って図1のようにスイングすると、発光セルアレイ
3が面的に走査される。この手動走査と発光セルアレイ
3の個々のセル2の時系列発光制御との組み合せで、前
記走査面上に残像効果による画像を表示することができ
る。図1の例では「STOP」という文字列を表示して
いる。
【0004】つまり装置本体1内に次のように機能する
表示制御回路を内蔵している。ビットマップ化した表示
データをメモリに格納しておき、その表示データを所定
の順番で適宜速度で順次読み出し、そのデータを1ライ
ン分づつ揃えて各発光セル2の駆動信号とし、各発光セ
ル2をオン・オフ駆動する。この表示制御と本体1のス
イング動作をなんらかの手段で同期させると、あたかも
移動ヘッド式のシリアルプリンタで用紙に画像を印刷す
るように、空間内における発光セルアレイ3の移動面
(走査面)上に残像効果による画像が浮び上がるように
表示される。
表示制御回路を内蔵している。ビットマップ化した表示
データをメモリに格納しておき、その表示データを所定
の順番で適宜速度で順次読み出し、そのデータを1ライ
ン分づつ揃えて各発光セル2の駆動信号とし、各発光セ
ル2をオン・オフ駆動する。この表示制御と本体1のス
イング動作をなんらかの手段で同期させると、あたかも
移動ヘッド式のシリアルプリンタで用紙に画像を印刷す
るように、空間内における発光セルアレイ3の移動面
(走査面)上に残像効果による画像が浮び上がるように
表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種のスイング式表
示装置については基本的に次のような問題がある。装置
本体1を人が手で持ってスイングするので、電気的、機
械的に制御された安定な運動と異なり、発光セルアレイ
3の走査速度や走査長さ(スイング速度およびスイング
幅)は操作する人によって異なるし、同一の人が操作し
ても同じ動きで走査を繰り返すのは非常に難しい。これ
らの不安定要因があるので、本体1のスイング動作と前
記表示制御とをうまく同期させることが難しく、そのた
め意図どおりの画像を安定に表示することができなかっ
た。
示装置については基本的に次のような問題がある。装置
本体1を人が手で持ってスイングするので、電気的、機
械的に制御された安定な運動と異なり、発光セルアレイ
3の走査速度や走査長さ(スイング速度およびスイング
幅)は操作する人によって異なるし、同一の人が操作し
ても同じ動きで走査を繰り返すのは非常に難しい。これ
らの不安定要因があるので、本体1のスイング動作と前
記表示制御とをうまく同期させることが難しく、そのた
め意図どおりの画像を安定に表示することができなかっ
た。
【0006】スイング操作と表示制御を同期させる手段
として、例えば前記表示制御を開始する直前に電子ブザ
ーで報知音を出すように構成することが考えられる。こ
の場合、操作者はブザー音を合図に本体1のスイングを
開始する。表示制御を繰り返すごとにブザー音が発生す
るが、その繰り返し音と往復スイングの位相がうまく合
っていると、画像表示が正しく行われることになる。し
かし充分に練習して熟練していないと、正しいスイング
操作を行うことはできない。正常に同期した操作が行え
ないと、画像の冒頭が欠けたり、画像の一部が反転した
り、画像の走査方向の寸法が著しく大きかったり小さか
ったりする。
として、例えば前記表示制御を開始する直前に電子ブザ
ーで報知音を出すように構成することが考えられる。こ
の場合、操作者はブザー音を合図に本体1のスイングを
開始する。表示制御を繰り返すごとにブザー音が発生す
るが、その繰り返し音と往復スイングの位相がうまく合
っていると、画像表示が正しく行われることになる。し
かし充分に練習して熟練していないと、正しいスイング
操作を行うことはできない。正常に同期した操作が行え
ないと、画像の冒頭が欠けたり、画像の一部が反転した
り、画像の走査方向の寸法が著しく大きかったり小さか
ったりする。
【0007】また別の同期手段として、装置本体1に可
動式の錘とこの錘の動きによって作動する機械式スイッ
チ機構を内蔵し、そのスイッチ機構から前記表示制御の
開始タイミング信号を得るように構成することが考えら
れる。つまり、静止しているまたは負方向に振れている
本体1が正方向に振られ、そのときある程度大きな加速
度が前記錘に作用すると、錘がその可動範囲の端にある
前記スイッチ機構に衝突してこれを作動させるように構
成するとともに、このスイッチ信号に応答して前記表示
制御を開始するように回路構成する。しかしこの構成で
も、鏡で自分の操作による表示状況を確かめながら充分
に練習し、本体1のスイング操作の力加減と内部の錘の
動きの関連性や、錘の動きの強さとスイッチ機構の動作
具合との関連性を体得しないと、正しい表示操作を行う
のは難しかった。慣れない人が操作すると、スイング方
向を反転しても前記スイッチ機構が動作しないことが多
く、また予定していないスイング位相ポイントで前記ス
イッチ機構が動作することもある。その結果、画像の一
部が欠けたり反転したりして、意図どおりの表示がなさ
れない。
動式の錘とこの錘の動きによって作動する機械式スイッ
チ機構を内蔵し、そのスイッチ機構から前記表示制御の
開始タイミング信号を得るように構成することが考えら
れる。つまり、静止しているまたは負方向に振れている
本体1が正方向に振られ、そのときある程度大きな加速
度が前記錘に作用すると、錘がその可動範囲の端にある
前記スイッチ機構に衝突してこれを作動させるように構
成するとともに、このスイッチ信号に応答して前記表示
制御を開始するように回路構成する。しかしこの構成で
も、鏡で自分の操作による表示状況を確かめながら充分
に練習し、本体1のスイング操作の力加減と内部の錘の
動きの関連性や、錘の動きの強さとスイッチ機構の動作
具合との関連性を体得しないと、正しい表示操作を行う
のは難しかった。慣れない人が操作すると、スイング方
向を反転しても前記スイッチ機構が動作しないことが多
く、また予定していないスイング位相ポイントで前記ス
イッチ機構が動作することもある。その結果、画像の一
部が欠けたり反転したりして、意図どおりの表示がなさ
れない。
【0008】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、この種のスイング式表示装
置において、装置本体が所定方向にスイングされたこと
を的確なポイントで検出し、その検出信号に基づいて本
体のスイング動作と表示制御とを正しく同期させ、スイ
ング操作にそれほど熟練していなくても期待どおりの画
像を安定に表示することができるようにすることにあ
る。
されたもので、その目的は、この種のスイング式表示装
置において、装置本体が所定方向にスイングされたこと
を的確なポイントで検出し、その検出信号に基づいて本
体のスイング動作と表示制御とを正しく同期させ、スイ
ング操作にそれほど熟練していなくても期待どおりの画
像を安定に表示することができるようにすることにあ
る。
【0009】この発明の他の目的は、装置本体のスイン
グ操作を繰り返すときに、スイング操作の速度やスイン
グ幅が一定しなかったり、人によって異なっても、安定
した視認しやすい画像を繰り返し表示することができる
ようにすることにある。
グ操作を繰り返すときに、スイング操作の速度やスイン
グ幅が一定しなかったり、人によって異なっても、安定
した視認しやすい画像を繰り返し表示することができる
ようにすることにある。
【0010】この発明の他の目的は、重力方向を基準に
して装置本体のスイングモードを変更することで、その
他の選択操作や切り換え操作を行うことなく、表示する
画像を切り換えることができるようにしたスイング式表
示装置を提供することにある。
して装置本体のスイングモードを変更することで、その
他の選択操作や切り換え操作を行うことなく、表示する
画像を切り換えることができるようにしたスイング式表
示装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】以下の各発明に係るスイ
ング式表示装置は、多数の発光セルが線状に配列されて
いる細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復
スイングすることで前記発光セルアレイを面的に走査
し、この手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制
御との組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を
表示するものであって、共通する基本的な構成として、
ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、前記記憶手段から前記表示データを所定の
順番で適宜速度で順次読み出す表示データ読み出し制御
手段と、前記読み出し制御手段によって順次読み出され
る前記表示データをこれに同期して前記発光セルアレイ
に合せたビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号と
し、各発光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、前記
本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が所定
方向へスイングされたことを検出するスイング検出手段
と、前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を
得て前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作の
タイミングを制御するタイミング制御手段とを備えてい
る。
ング式表示装置は、多数の発光セルが線状に配列されて
いる細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復
スイングすることで前記発光セルアレイを面的に走査
し、この手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制
御との組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を
表示するものであって、共通する基本的な構成として、
ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、前記記憶手段から前記表示データを所定の
順番で適宜速度で順次読み出す表示データ読み出し制御
手段と、前記読み出し制御手段によって順次読み出され
る前記表示データをこれに同期して前記発光セルアレイ
に合せたビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号と
し、各発光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、前記
本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が所定
方向へスイングされたことを検出するスイング検出手段
と、前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を
得て前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作の
タイミングを制御するタイミング制御手段とを備えてい
る。
【0012】そして第1の発明では、前記スイング検出
手段を、前記本体のスイング動作の加速度に対応した出
力を発生する加速度センサと、この加速度センサの出力
波形を処理して前記本体のスイング動作における特定の
動作ポイントを検出する信号処理手段とにより構成し
た。
手段を、前記本体のスイング動作の加速度に対応した出
力を発生する加速度センサと、この加速度センサの出力
波形を処理して前記本体のスイング動作における特定の
動作ポイントを検出する信号処理手段とにより構成し
た。
【0013】また第2の発明では、前記スイング検出手
段を、前記本体が往復スイングされたときにガイド機構
によって規制された所定範囲内で往復運動する可動体
と、この可動体がその運動範囲の中間の所定位置を通過
したことを非接触で検出する位置センサとにより構成し
た。
段を、前記本体が往復スイングされたときにガイド機構
によって規制された所定範囲内で往復運動する可動体
と、この可動体がその運動範囲の中間の所定位置を通過
したことを非接触で検出する位置センサとにより構成し
た。
【0014】また第3の発明では、前記本体の往復スイ
ングが繰り返されるときに、前記タイミング制御手段に
おいて、前記スイング検出手段の検出信号が発生してか
ら前記読み出し制御手段で前記表示データの読み出しを
開始するまでの遅延時間を、前記スイング動作の適宜ポ
イントの瞬時速度および繰り返し周期の一方または両方
に基づいて可変調整する表示開始タイミング調整手段を
付加した。
ングが繰り返されるときに、前記タイミング制御手段に
おいて、前記スイング検出手段の検出信号が発生してか
ら前記読み出し制御手段で前記表示データの読み出しを
開始するまでの遅延時間を、前記スイング動作の適宜ポ
イントの瞬時速度および繰り返し周期の一方または両方
に基づいて可変調整する表示開始タイミング調整手段を
付加した。
【0015】また第4の発明では、前記本体の往復スイ
ングが繰り返されるときに、前記タイミング制御手段に
おいて、前記読み出し制御手段による前記表示データの
読み出し速度を、前記スイング動作の適宜ポイントの瞬
時速度および繰り返し周期の一方または両方に基づいて
可変調整するデータ出力速度調整手段とを付加した。ま
た第5の発明では、前記の表示開始タイミング調整手段
とデータ出力速度調整手段の両方を付加した。
ングが繰り返されるときに、前記タイミング制御手段に
おいて、前記読み出し制御手段による前記表示データの
読み出し速度を、前記スイング動作の適宜ポイントの瞬
時速度および繰り返し周期の一方または両方に基づいて
可変調整するデータ出力速度調整手段とを付加した。ま
た第5の発明では、前記の表示開始タイミング調整手段
とデータ出力速度調整手段の両方を付加した。
【0016】また第6の発明では、前記本体の往復スイ
ングの動作モードが重力方向を基準にして予め分類設定
されている複数のモードのどれに属するのかを弁別する
スイングモード弁別手段と、前記スイングモード弁別手
段の出力に応じて前記記憶手段に格納されている複数の
表示データのどれを前記読み出し制御手段で読み出すの
かを選択的に指定するデータ選択手段とを付加した。
ングの動作モードが重力方向を基準にして予め分類設定
されている複数のモードのどれに属するのかを弁別する
スイングモード弁別手段と、前記スイングモード弁別手
段の出力に応じて前記記憶手段に格納されている複数の
表示データのどれを前記読み出し制御手段で読み出すの
かを選択的に指定するデータ選択手段とを付加した。
【0017】
【作用】第1の発明では、スイングされている前記本体
の加速度を比較的忠実に反映した信号が前記加速度セン
サから得られるので、前記信号処理手段にて前記センサ
出力に比較的簡単な処理を施すことで、前記スイング動
作における特定の動作ポイントを正確に捕らえることが
できる。この信号処理手段の出力から前記タイミング制
御手段のトリガ信号を得るので、前記本体のスイング操
作と表示制御の開始タイミングとを適切に同期させるこ
とができる。
の加速度を比較的忠実に反映した信号が前記加速度セン
サから得られるので、前記信号処理手段にて前記センサ
出力に比較的簡単な処理を施すことで、前記スイング動
作における特定の動作ポイントを正確に捕らえることが
できる。この信号処理手段の出力から前記タイミング制
御手段のトリガ信号を得るので、前記本体のスイング操
作と表示制御の開始タイミングとを適切に同期させるこ
とができる。
【0018】第2の発明では、前記本体のスイング動作
中において、その加速度の向きが反転したのに応動し
て、前記可動体が一方の端から他方の端へと移動する。
この可動体のストロークの中間位置が前記位置センサの
検出点となっているので、前記本体のスイング操作の力
加減に係わらず、前記本体のスイング範囲の途中で前記
位置センサから確率よく検出信号が得られる。この位置
センサの出力から前記タイミング制御手段のトリガ信号
を得るので、前記本体のスイング操作と表示制御の開始
タイミングとを適切に同期させることができる。
中において、その加速度の向きが反転したのに応動し
て、前記可動体が一方の端から他方の端へと移動する。
この可動体のストロークの中間位置が前記位置センサの
検出点となっているので、前記本体のスイング操作の力
加減に係わらず、前記本体のスイング範囲の途中で前記
位置センサから確率よく検出信号が得られる。この位置
センサの出力から前記タイミング制御手段のトリガ信号
を得るので、前記本体のスイング操作と表示制御の開始
タイミングとを適切に同期させることができる。
【0019】前記本体のスイング速度やスイング幅は人
によってまたは場合によって一定しないが、スイング操
作を繰り返して同じ画像(文字列)を繰り返し表示する
場合に、空間に浮び上がるように表示されては消える画
像の位置が揃っている方が見やすいのは当然である。第
3の発明によれば、表示画像の先頭位置を揃えることが
できる。また第4の発明によれば、表示画像のスイング
方向の長さを整えることができる。さらに第5の発明に
よれば、表示画像の先頭位置を揃えるとともに長さを整
えることができる。
によってまたは場合によって一定しないが、スイング操
作を繰り返して同じ画像(文字列)を繰り返し表示する
場合に、空間に浮び上がるように表示されては消える画
像の位置が揃っている方が見やすいのは当然である。第
3の発明によれば、表示画像の先頭位置を揃えることが
できる。また第4の発明によれば、表示画像のスイング
方向の長さを整えることができる。さらに第5の発明に
よれば、表示画像の先頭位置を揃えるとともに長さを整
えることができる。
【0020】また、表示しようとする画像を変更するの
にはいろいろな手段がある。例えば、前記記憶手段の表
示データをキーボードなどのデータ書き込み手段を用い
て書き換えたり、前記記憶手段にいくつかの表示データ
を予め格納しておいてスイッチなどの選択入力手段を用
いて出力しようとするデータを指定すれば良い。これに
対して第6の発明では、前記本体のスイングモードによ
って表示される画像が自動的に変わる。スイングモード
は重力方向を基準にして分類設定されており、例えば、
重力方向(鉛直線)に交差するように左右対称にスイン
グするモードと、ほぼ重力方向に沿って上下にスイング
するモードとが区別され、それぞれのモードで異なる画
像が表示される。
にはいろいろな手段がある。例えば、前記記憶手段の表
示データをキーボードなどのデータ書き込み手段を用い
て書き換えたり、前記記憶手段にいくつかの表示データ
を予め格納しておいてスイッチなどの選択入力手段を用
いて出力しようとするデータを指定すれば良い。これに
対して第6の発明では、前記本体のスイングモードによ
って表示される画像が自動的に変わる。スイングモード
は重力方向を基準にして分類設定されており、例えば、
重力方向(鉛直線)に交差するように左右対称にスイン
グするモードと、ほぼ重力方向に沿って上下にスイング
するモードとが区別され、それぞれのモードで異なる画
像が表示される。
【0021】
【実施例】図1に示した細長い円筒棒形の本体1に、図
2に示す細長い長方形状のプリント配線基板5が内蔵さ
れている。この基板5に前記発光セルアレイ3として3
2個の発光ダイオード(LED)2が一直線状に一定間
隔をおいて配設されているとともに、以下に順次詳述す
る画像表示のための制御回路が実装されている。また、
前記第2の発明に係るスイング検出手段の主要な構成要
素としての、ガイドレール6に装着されたスライダ7と
位置センサ8とが基板5の下端部に配設されている。基
板5が装置本体1に内蔵された状態では、図1に示すよ
うにLEDアレイ3がスリット状の透明窓部分に並ぶ。
また本体1のグリップ部4には電源電池が内蔵される。
2に示す細長い長方形状のプリント配線基板5が内蔵さ
れている。この基板5に前記発光セルアレイ3として3
2個の発光ダイオード(LED)2が一直線状に一定間
隔をおいて配設されているとともに、以下に順次詳述す
る画像表示のための制御回路が実装されている。また、
前記第2の発明に係るスイング検出手段の主要な構成要
素としての、ガイドレール6に装着されたスライダ7と
位置センサ8とが基板5の下端部に配設されている。基
板5が装置本体1に内蔵された状態では、図1に示すよ
うにLEDアレイ3がスリット状の透明窓部分に並ぶ。
また本体1のグリップ部4には電源電池が内蔵される。
【0022】前記プリント配線基板5に実装されている
表示制御回路の構成を図4に示し、図5にその動作のタ
イミングを示している。
表示制御回路の構成を図4に示し、図5にその動作のタ
イミングを示している。
【0023】図4において、メモリ9にビットマップ化
された表示データが格納されている。後述するように本
体1のスイング操作に同期して、メモリ9の表示データ
が所定の順番で適宜速度で1ビットづつ読み出されてシ
フトレジスタ10に入力され、シフトレジスタ10に3
2ビットのデータが揃う毎にその32ビットのデータ
(1ライン分の表示データ)が並列にラインバッファ1
1に転送される。ラインバッファ11の32ビットのデ
ータがそれぞれドライバ12を介して32個のLED2
の駆動信号となり、各LED2がオン・オフ駆動(点灯
または消灯)される。なお、表示データ読み出し時のメ
モリ9のアドレスはアドレスカウンタ13から与えられ
る。また表示データの読み出し開始時にレジスタ14か
らアドレスカウンタ13に先頭アドレスがプリセットさ
れる。
された表示データが格納されている。後述するように本
体1のスイング操作に同期して、メモリ9の表示データ
が所定の順番で適宜速度で1ビットづつ読み出されてシ
フトレジスタ10に入力され、シフトレジスタ10に3
2ビットのデータが揃う毎にその32ビットのデータ
(1ライン分の表示データ)が並列にラインバッファ1
1に転送される。ラインバッファ11の32ビットのデ
ータがそれぞれドライバ12を介して32個のLED2
の駆動信号となり、各LED2がオン・オフ駆動(点灯
または消灯)される。なお、表示データ読み出し時のメ
モリ9のアドレスはアドレスカウンタ13から与えられ
る。また表示データの読み出し開始時にレジスタ14か
らアドレスカウンタ13に先頭アドレスがプリセットさ
れる。
【0024】画像表示のための前記の一連の動作のタイ
ミング制御はCPU(マイクロプロセッサ)15が行
う。CPU15は、スイング検出手段の出力に基づいて
以下のように本体1のスイング操作と表示制御とを同期
させる。
ミング制御はCPU(マイクロプロセッサ)15が行
う。CPU15は、スイング検出手段の出力に基づいて
以下のように本体1のスイング操作と表示制御とを同期
させる。
【0025】図2の実施例におけるスイング検出手段の
構成を図3に拡大して示している。図2、図3、図4に
おいて、スライダ7は適宜な質量の円筒体で、その中心
穴7aをガイドレール6が貫通しており、ガイドレール
6に沿ってスライダ7がスムーズに移動することができ
る。ガイドレール6の両端部は直角に折り曲げられ、基
板5にハンダ付けされて固定されている。ガイドレール
6の中央の直線部分がスライダ7の運動範囲となってい
る。この実施例では、スライダ7のストロークはスライ
ダ7の全長とほぼ等しく設定されている。
構成を図3に拡大して示している。図2、図3、図4に
おいて、スライダ7は適宜な質量の円筒体で、その中心
穴7aをガイドレール6が貫通しており、ガイドレール
6に沿ってスライダ7がスムーズに移動することができ
る。ガイドレール6の両端部は直角に折り曲げられ、基
板5にハンダ付けされて固定されている。ガイドレール
6の中央の直線部分がスライダ7の運動範囲となってい
る。この実施例では、スライダ7のストロークはスライ
ダ7の全長とほぼ等しく設定されている。
【0026】また図示しているように、ガイドレール6
はLEDアレイ3の配列方向(本体1の長手方向)に対
して約60度の角度で交差する方向性で基板5に取り付
けられている。したがって、本体1のグリップ部4を手
で持って上に向けてほぼ垂直に構えたとき、斜になって
いるガイドレール6の左下方の端部にスライダ7が当接
している。この状態のスライダ7の位置を左端位置と呼
び、ここからスライダ7がガイドレール6に沿って移動
して反対側の端部に当接した状態を右端位置と呼ぶ。
はLEDアレイ3の配列方向(本体1の長手方向)に対
して約60度の角度で交差する方向性で基板5に取り付
けられている。したがって、本体1のグリップ部4を手
で持って上に向けてほぼ垂直に構えたとき、斜になって
いるガイドレール6の左下方の端部にスライダ7が当接
している。この状態のスライダ7の位置を左端位置と呼
び、ここからスライダ7がガイドレール6に沿って移動
して反対側の端部に当接した状態を右端位置と呼ぶ。
【0027】位置センサ8は、スライダ7がガイドレー
ル6に沿って移動するのを非接触で検出するもので、特
に、スライダ7のストロークの途中でこれを検出するよ
うに設定されている。この実施例の位置センサ8は反射
型のフォトインタラプタからなり、図4からも解るよう
に、次のような動作特性になるようにスライダ7のスト
ロークと位置センサ8の関係が調整されている。
ル6に沿って移動するのを非接触で検出するもので、特
に、スライダ7のストロークの途中でこれを検出するよ
うに設定されている。この実施例の位置センサ8は反射
型のフォトインタラプタからなり、図4からも解るよう
に、次のような動作特性になるようにスライダ7のスト
ロークと位置センサ8の関係が調整されている。
【0028】…スライダ7が左端位置にあるとき、位
置センサ8では、発光部からの光の反射は受光部に入ら
ず、出力はローレベルになる。
置センサ8では、発光部からの光の反射は受光部に入ら
ず、出力はローレベルになる。
【0029】…スライダ7が左端位置から右端側へ少
し(設定距離)移動すると、位置センサ8では、発光部
からの光がスライダ7に当たって反射し、その一部が受
光部に入り、出力はハイレベルになる。なお過渡的に
は、位置センサ8の出力はスライダ7の移動速度に比例
した変化率でアナログ的に増加する。
し(設定距離)移動すると、位置センサ8では、発光部
からの光がスライダ7に当たって反射し、その一部が受
光部に入り、出力はハイレベルになる。なお過渡的に
は、位置センサ8の出力はスライダ7の移動速度に比例
した変化率でアナログ的に増加する。
【0030】…スライダ7が右端位置に達しても、位
置センサ8では、発光部からの光の反射が受光部に入
り、出力はハイレベルになっている。
置センサ8では、発光部からの光の反射が受光部に入
り、出力はハイレベルになっている。
【0031】次に、本体1のスイング動作とスライダ7
の動作および位置センサ8の出力との関係を図5に従っ
て説明する。
の動作および位置センサ8の出力との関係を図5に従っ
て説明する。
【0032】図1のように本体1のグリップ部4を手で
持って上に向けて構えて左右にほぼ対称に往復スイング
する場合、本体1の先端の位置変化をグラフ化すると図
5の(A)のようになる。なお、このグラフにおけるゼ
ロ基準線は本体1が垂直状態になったときの先端位置で
ある。本体1を往復スイングすると内部のスライダ7が
ガイドレール6に沿って往復移動する。ガイドレール6
上のスライダ7の位置変化をグラフ化して前記特性
(A)の時間軸に重ね合わせたのが(B)である。本体
1を手で往復スイングするとき、一方の端からほぼ中間
点まではスイング速度は増加し、そこから他方の端に向
けてスイング速度は減少する。つまりスイング幅のほぼ
中間点でスイング加速度の向きが変わる。内部のスライ
ダ7は、スイング加速度の向きが反転するのに応動して
一方の端(左端位置)から他方の端(右端位置)へ移動
する。しかも、スライダ7の移動速度はスイング幅のほ
ぼ中間点でのスイング速度に対応している。以上の関係
が特性(A)と(B)に表わされている。
持って上に向けて構えて左右にほぼ対称に往復スイング
する場合、本体1の先端の位置変化をグラフ化すると図
5の(A)のようになる。なお、このグラフにおけるゼ
ロ基準線は本体1が垂直状態になったときの先端位置で
ある。本体1を往復スイングすると内部のスライダ7が
ガイドレール6に沿って往復移動する。ガイドレール6
上のスライダ7の位置変化をグラフ化して前記特性
(A)の時間軸に重ね合わせたのが(B)である。本体
1を手で往復スイングするとき、一方の端からほぼ中間
点まではスイング速度は増加し、そこから他方の端に向
けてスイング速度は減少する。つまりスイング幅のほぼ
中間点でスイング加速度の向きが変わる。内部のスライ
ダ7は、スイング加速度の向きが反転するのに応動して
一方の端(左端位置)から他方の端(右端位置)へ移動
する。しかも、スライダ7の移動速度はスイング幅のほ
ぼ中間点でのスイング速度に対応している。以上の関係
が特性(A)と(B)に表わされている。
【0033】前記のスライダ7の移動特性(B)に対応
した位置センサ8の出力変化を図5の(c)に示してい
る。先に詳しく説明したように、スライダ7が左端位置
から少し移動した時点で位置センサ8の出力(c)がロ
ーレベルからハイレベルに変化し(変化率はスイング速
度に比例する)、また左端位置に戻る直前でハイレベル
からローレベルに変化する。
した位置センサ8の出力変化を図5の(c)に示してい
る。先に詳しく説明したように、スライダ7が左端位置
から少し移動した時点で位置センサ8の出力(c)がロ
ーレベルからハイレベルに変化し(変化率はスイング速
度に比例する)、また左端位置に戻る直前でハイレベル
からローレベルに変化する。
【0034】位置センサ8の前記の出力(c)を前処理
回路8aの2つのコンパレータ8bと8cにより大小2
つのしきい値E1とE2でそれぞれ2値化し、その2つ
の2値化出力(d)と(e)をゲート8dで処理するこ
とでトリガ信号Stを得ている。図5から明らかなよう
に、トリガ信号Stは、スライダ7が左端位置から少し
移動した時点で立上り(すなわち本体1がスイング幅の
ほぼ中間点を所定方向に通過した時点で立上り)、その
パルス幅Tvはスイング幅のほぼ中間点における本体1
のスイング速度に反比例した信号となる。また、トリガ
信号Stの周期Tfは本体1のスイング周期に等しい。
回路8aの2つのコンパレータ8bと8cにより大小2
つのしきい値E1とE2でそれぞれ2値化し、その2つ
の2値化出力(d)と(e)をゲート8dで処理するこ
とでトリガ信号Stを得ている。図5から明らかなよう
に、トリガ信号Stは、スライダ7が左端位置から少し
移動した時点で立上り(すなわち本体1がスイング幅の
ほぼ中間点を所定方向に通過した時点で立上り)、その
パルス幅Tvはスイング幅のほぼ中間点における本体1
のスイング速度に反比例した信号となる。また、トリガ
信号Stの周期Tfは本体1のスイング周期に等しい。
【0035】前記のトリガ信号Stと、発振器16から
の充分高い周波数の基準クロック信号CKとに基づい
て、CPU15が次のように画像表示のためのタイミン
グ制御を実行する。CPU15の制御手順の概要を図6
に示している。
の充分高い周波数の基準クロック信号CKとに基づい
て、CPU15が次のように画像表示のためのタイミン
グ制御を実行する。CPU15の制御手順の概要を図6
に示している。
【0036】図4に示すように、CPU15には、基準
クロック信号CKによってインクリメントされる2つの
カウンタ15aと15bと、基準クロック信号CKを1
/Nに分周して後述のライン同期信号LCKをつくる分
周器15cが設定されている。
クロック信号CKによってインクリメントされる2つの
カウンタ15aと15bと、基準クロック信号CKを1
/Nに分周して後述のライン同期信号LCKをつくる分
周器15cが設定されている。
【0037】前記トリガ信号Stが立上がる毎に、カウ
ンタ15aのカウント値Tfをレジスタ15dに移し、
カウンタ15aをリセットした後、カウント動作を再ス
タートする(図6のステップ611、612)。つま
り、カウンタ15aはトリガ信号Stの周期Tf(以下
スイング周期とする)を計測し、計測値Tfを一回毎に
レジスタ15dにストアする。
ンタ15aのカウント値Tfをレジスタ15dに移し、
カウンタ15aをリセットした後、カウント動作を再ス
タートする(図6のステップ611、612)。つま
り、カウンタ15aはトリガ信号Stの周期Tf(以下
スイング周期とする)を計測し、計測値Tfを一回毎に
レジスタ15dにストアする。
【0038】もう1つのカウンタ15bもトリガ信号S
tの立上りでリセットして再スタートをかけ(ステップ
612)、トリガ信号Stが立下がったときにカウント
を停止し、その時点のカウント値Tvを読み取って以下
のように分周比Nを決める処理を行う(ステップ62
1)。つまり、カウンタ15bはトリガ信号Stのパル
ス幅Tv(以下スイング速度反比例値とする)を計測
し、計測値Tvに基づいて分周比Nを逐次更新してい
く。
tの立上りでリセットして再スタートをかけ(ステップ
612)、トリガ信号Stが立下がったときにカウント
を停止し、その時点のカウント値Tvを読み取って以下
のように分周比Nを決める処理を行う(ステップ62
1)。つまり、カウンタ15bはトリガ信号Stのパル
ス幅Tv(以下スイング速度反比例値とする)を計測
し、計測値Tvに基づいて分周比Nを逐次更新してい
く。
【0039】基準クロック信号CKを1/Nに分周する
ことでつくられるライン同期信号LCKは、次に詳述す
るように、前記ラインバッファ11のデータを更新する
ラッチ信号RCKにもなるし(データ出力速度を決める
信号)、トリガ信号Stが発生してから表示出力を開始
するまでの前記遅延時間を計測する基準信号にもなる。
ことでつくられるライン同期信号LCKは、次に詳述す
るように、前記ラインバッファ11のデータを更新する
ラッチ信号RCKにもなるし(データ出力速度を決める
信号)、トリガ信号Stが発生してから表示出力を開始
するまでの前記遅延時間を計測する基準信号にもなる。
【0040】ステップ621では、トリガ信号Stが立
下がった時点でカウンタ15bにより求まったスイング
速度反比例値Tvに適宜な定数nを掛け、その値を分周
比Nとしてレジスタ15eにセットする。分周器15c
はレジスタ15eの値Nに従って基準クロック信号CK
を分周し、ライン同期信号LCKをつくる。したがっ
て、スイング速度反比例値Tvが大きいほど(実際のス
イング速度1/Tvが小さいほど)分周比Nが大きくな
り、ライン同期信号LCKの周期Tlが大きくなる(ラ
イン同期信号LCKの周波数Flが小さくなる)。基準
クロック信号CKの周期をΔtとすると、ライン同期信
号LCKの周期Tlは(Δt×N)である。
下がった時点でカウンタ15bにより求まったスイング
速度反比例値Tvに適宜な定数nを掛け、その値を分周
比Nとしてレジスタ15eにセットする。分周器15c
はレジスタ15eの値Nに従って基準クロック信号CK
を分周し、ライン同期信号LCKをつくる。したがっ
て、スイング速度反比例値Tvが大きいほど(実際のス
イング速度1/Tvが小さいほど)分周比Nが大きくな
り、ライン同期信号LCKの周期Tlが大きくなる(ラ
イン同期信号LCKの周波数Flが小さくなる)。基準
クロック信号CKの周期をΔtとすると、ライン同期信
号LCKの周期Tlは(Δt×N)である。
【0041】ライン同期信号LCKが発生する毎にライ
ンカウンタ15fをインクリメントし(ステップ63
3)、トリガ信号Stの立上り毎にラインカウンタ15
fをリセットする(ステップ612)。つまり、トリガ
信号Stの発生時点からのライン同期信号LCKのパル
ス数がラインカウンタ15fでカウントされる。以下で
はラインカウンタ15fのカウント値をライン数Lと呼
ぶ。
ンカウンタ15fをインクリメントし(ステップ63
3)、トリガ信号Stの立上り毎にラインカウンタ15
fをリセットする(ステップ612)。つまり、トリガ
信号Stの発生時点からのライン同期信号LCKのパル
ス数がラインカウンタ15fでカウントされる。以下で
はラインカウンタ15fのカウント値をライン数Lと呼
ぶ。
【0042】トリガ信号Stが発生してから前記のライ
ン数LがLsになるまでは、ドライバ12に印加する表
示許可信号ENBをオフにし、アレイ3のすべてのLE
D2を消灯しておく(ステップ632→633)。ライ
ン数LがLsになったなら、レジスタ14に所定の先頭
アドレスをセットし、所定のデータ転送信号SCKを発
生してメモリ9から所定の表示データの最初の1ライン
分のデータを読み出して、ラッチ信号RCKによりライ
ンバッファ11にラッチし、さらに表示許可信号ENB
をオンにする(ステップ634→635→637)。こ
れによりビットマップ化されている表示データの先頭の
1ラインデータ(32ビット)に従って32個のLED
2が点灯または消灯される。
ン数LがLsになるまでは、ドライバ12に印加する表
示許可信号ENBをオフにし、アレイ3のすべてのLE
D2を消灯しておく(ステップ632→633)。ライ
ン数LがLsになったなら、レジスタ14に所定の先頭
アドレスをセットし、所定のデータ転送信号SCKを発
生してメモリ9から所定の表示データの最初の1ライン
分のデータを読み出して、ラッチ信号RCKによりライ
ンバッファ11にラッチし、さらに表示許可信号ENB
をオンにする(ステップ634→635→637)。こ
れによりビットマップ化されている表示データの先頭の
1ラインデータ(32ビット)に従って32個のLED
2が点灯または消灯される。
【0043】続いてライン同期信号LCKが発生する毎
に、ライン数Lが(Ls+Ld)に達するまでは、表示
データの読み出しラインを順番に更新していき、各ライ
ンデータでLEDアレイ3を駆動する(ステップ636
→637)。ここでLdは表示データのライン数であ
る。
に、ライン数Lが(Ls+Ld)に達するまでは、表示
データの読み出しラインを順番に更新していき、各ライ
ンデータでLEDアレイ3を駆動する(ステップ636
→637)。ここでLdは表示データのライン数であ
る。
【0044】ライン数Lが(Ls+Ld)以上になる
と、本体1がスイングされていないことを判定するため
の充分大きな値Lzに達するまでは、表示許可信号EN
Bをオフにして、アレイ3のすべてのLED2を消灯す
る(ステップ638→639)。ライン数LがLz以上
になると、本体1がスイングされていないものとし、適
宜個数のLED2を同時に点滅させる動作モードに移行
する(ステップ638→640)。なお、トリガ信号S
tが発生すると点滅モードから通常の表示モードに復帰
する。
と、本体1がスイングされていないことを判定するため
の充分大きな値Lzに達するまでは、表示許可信号EN
Bをオフにして、アレイ3のすべてのLED2を消灯す
る(ステップ638→639)。ライン数LがLz以上
になると、本体1がスイングされていないものとし、適
宜個数のLED2を同時に点滅させる動作モードに移行
する(ステップ638→640)。なお、トリガ信号S
tが発生すると点滅モードから通常の表示モードに復帰
する。
【0045】以上の表示制御処理において、表示データ
を読み出して表示を開始する前記ライン数Lsは固定で
はなく、トリガ信号Stの立下がりで実行されるステッ
プ622にて可変設定される値である。
を読み出して表示を開始する前記ライン数Lsは固定で
はなく、トリガ信号Stの立下がりで実行されるステッ
プ622にて可変設定される値である。
【0046】前述したように、前記スイング速度反比例
値Tvに応じて分周比Nを決定しているが、このNと前
記スイング周期Tfに応じて表示開始ライン数Lsを決
める。基準クロック信号CKを1/N分周した信号がラ
イン同期信号LCKであるから、基準クロック信号CK
の周期をΔtとすると、ライン同期信号LCKの周期T
lは(Δt×N)である。スイング周期Tfを(Δt×
N)で割った値は1周期中のライン数の合計であり、そ
の値に1以下の適宜定数を掛けた値を表示開始ライン数
Lsとする。例えば、1周期中の合計ライン数が100
であったとすると、表示開始ライン数Lsを例えば40
にする。ステップ622では、mを定数とし、(Tf/
N)×(m/Δt)を計算してLsを決めている。
値Tvに応じて分周比Nを決定しているが、このNと前
記スイング周期Tfに応じて表示開始ライン数Lsを決
める。基準クロック信号CKを1/N分周した信号がラ
イン同期信号LCKであるから、基準クロック信号CK
の周期をΔtとすると、ライン同期信号LCKの周期T
lは(Δt×N)である。スイング周期Tfを(Δt×
N)で割った値は1周期中のライン数の合計であり、そ
の値に1以下の適宜定数を掛けた値を表示開始ライン数
Lsとする。例えば、1周期中の合計ライン数が100
であったとすると、表示開始ライン数Lsを例えば40
にする。ステップ622では、mを定数とし、(Tf/
N)×(m/Δt)を計算してLsを決めている。
【0047】以上のように行われる表示制御と本体1の
スイング動作との関連を図7に模式的に示している。
スイング動作との関連を図7に模式的に示している。
【0048】ここでライン同期信号LCKの周期はTl
=Δt×Nであるので、トリガ信号Stが発生してから
表示出力を開始するまでの遅延時間Tdelay は、 Tdelay =Tl×Ls=Δt×N×Ls =Δt×N×(Tf/N)×(m/Δt)=Tf×m となり、スイング周期Tfの(m×100)%が遅延時
間となる。つまりスイング時間Tfに比例して遅延時間
が変化する。また、表示速度はライン同期信号LCKの
周期(Tl=Δt×N=Δt×Tv×n)に反比例する
ので、実際のスイング速度1/Tvが大きいほど(カウ
ンタ15bで求めたスイング速度反比例値Tvが小さい
ほど)表示速度が速くなる。
=Δt×Nであるので、トリガ信号Stが発生してから
表示出力を開始するまでの遅延時間Tdelay は、 Tdelay =Tl×Ls=Δt×N×Ls =Δt×N×(Tf/N)×(m/Δt)=Tf×m となり、スイング周期Tfの(m×100)%が遅延時
間となる。つまりスイング時間Tfに比例して遅延時間
が変化する。また、表示速度はライン同期信号LCKの
周期(Tl=Δt×N=Δt×Tv×n)に反比例する
ので、実際のスイング速度1/Tvが大きいほど(カウ
ンタ15bで求めたスイング速度反比例値Tvが小さい
ほど)表示速度が速くなる。
【0049】図7に示すように、スイング端点XからY
までをスイング幅Wsとし、スイング端点Xから表示開
始ラインLsまでを無表示幅W1とし、表示開始ライン
Lsから表示終了ライン(Ls+Ld)までを表示幅W
2とし、表示終了ラインからスイング端点Yまでを無表
示幅W3とする。また、前記遅延時間Tdelay にスイン
グ速度1/Tvを掛けた値(Tdelay /Tv)を遅延幅
Wdとすると、無表示幅W1は遅延幅Wdにほぼ比例す
る。
までをスイング幅Wsとし、スイング端点Xから表示開
始ラインLsまでを無表示幅W1とし、表示開始ライン
Lsから表示終了ライン(Ls+Ld)までを表示幅W
2とし、表示終了ラインからスイング端点Yまでを無表
示幅W3とする。また、前記遅延時間Tdelay にスイン
グ速度1/Tvを掛けた値(Tdelay /Tv)を遅延幅
Wdとすると、無表示幅W1は遅延幅Wdにほぼ比例す
る。
【0050】あるスイング幅Wsをある速度で繰り返し
スイングしている場合と、同じスイング幅Wsを2倍
の速度でスイングしている場合とを比較する。の場
合は、スイング速度1/Tvはの2倍になり、スイン
グ周期Tfはの半分になる。スイング周期Tfが半分
になることで遅延時間Tdelay は半分になるが、のほ
ぼ2倍の速度で本体1が移動するので、前記遅延幅Wd
は同じになる。したがって無表示幅W1は変わらない。
同様に、スイング速度1/Tvが2倍になることで表示
速度が2倍になるが(表示区間の時間幅が半分にな
る)、のほぼ2倍の速度で本体1が移動するので、表
示幅W2は変わらない。このように、スイング幅Wsが
一定であれば、スイング速度が変動しても無表示幅W
1、表示幅W2、無表示幅W3はほとんど変化せず、ス
イングの繰り返しにより空間に浮び上がるように表示さ
れては消える画像の位置と大きさがほとんど一定に保た
れる。
スイングしている場合と、同じスイング幅Wsを2倍
の速度でスイングしている場合とを比較する。の場
合は、スイング速度1/Tvはの2倍になり、スイン
グ周期Tfはの半分になる。スイング周期Tfが半分
になることで遅延時間Tdelay は半分になるが、のほ
ぼ2倍の速度で本体1が移動するので、前記遅延幅Wd
は同じになる。したがって無表示幅W1は変わらない。
同様に、スイング速度1/Tvが2倍になることで表示
速度が2倍になるが(表示区間の時間幅が半分にな
る)、のほぼ2倍の速度で本体1が移動するので、表
示幅W2は変わらない。このように、スイング幅Wsが
一定であれば、スイング速度が変動しても無表示幅W
1、表示幅W2、無表示幅W3はほとんど変化せず、ス
イングの繰り返しにより空間に浮び上がるように表示さ
れては消える画像の位置と大きさがほとんど一定に保た
れる。
【0051】また、あるスイング幅Wsをあるスイング
周期Tfで繰り返しスイングしている場合と、2倍の
スイング幅2×Wsを2倍のスイング周期2×Tfでス
イングしている場合とを比較する。の場合は、スイ
ング速度1/Tvはと同じである。スイング周期が2
倍になることで遅延時間Tdelay も2倍になり、とほ
ぼ同じ速度で本体1が移動するので、前記遅延幅Wdは
ほぼ2倍になる。したがって無表示幅W1はほぼ2倍に
なる。同様に、スイング速度1/Tvが同じなので表示
速度は同じで、したがって表示幅W2はほとんど同じに
なる。つまり、スイング幅Wsが大きくなっても、表示
幅W2(画像の大きさ)はほとんど変わらず、無表示幅
W1が大きくなって画像の位置変動を少なくする。
周期Tfで繰り返しスイングしている場合と、2倍の
スイング幅2×Wsを2倍のスイング周期2×Tfでス
イングしている場合とを比較する。の場合は、スイ
ング速度1/Tvはと同じである。スイング周期が2
倍になることで遅延時間Tdelay も2倍になり、とほ
ぼ同じ速度で本体1が移動するので、前記遅延幅Wdは
ほぼ2倍になる。したがって無表示幅W1はほぼ2倍に
なる。同様に、スイング速度1/Tvが同じなので表示
速度は同じで、したがって表示幅W2はほとんど同じに
なる。つまり、スイング幅Wsが大きくなっても、表示
幅W2(画像の大きさ)はほとんど変わらず、無表示幅
W1が大きくなって画像の位置変動を少なくする。
【0052】さらに、あるスイング幅Wsをあるスイン
グ周期Tfで繰り返しスイングしている場合と、同じ
スイング周期Tfで2倍のスイング幅2×Wsをスイン
グしている場合とを比較する。の場合は、スイング
速度1/Tvはのほぼ2倍になる。スイング周期Tf
が同じであれば遅延時間Tdelay は同じであり、のほ
ぼ2倍の速度で本体1が移動するので、前記遅延幅Wd
はほぼ2倍になる。したがって無表示幅W1はほぼ2倍
になる。同様に、スイング速度1/Tvが2倍になるこ
とで表示速度が2倍になるが(表示区間の時間幅が半分
になる)、のほぼ2倍の速度で本体1が移動するの
で、表示幅W2はほとんど変わらない。つまり前記の例
と同様に、スイング幅Wsが大きくなっても、表示幅W
2(画像の大きさ)はほとんど変わらず、無表示幅W1
が大きくなって画像の位置変動を少なくする。
グ周期Tfで繰り返しスイングしている場合と、同じ
スイング周期Tfで2倍のスイング幅2×Wsをスイン
グしている場合とを比較する。の場合は、スイング
速度1/Tvはのほぼ2倍になる。スイング周期Tf
が同じであれば遅延時間Tdelay は同じであり、のほ
ぼ2倍の速度で本体1が移動するので、前記遅延幅Wd
はほぼ2倍になる。したがって無表示幅W1はほぼ2倍
になる。同様に、スイング速度1/Tvが2倍になるこ
とで表示速度が2倍になるが(表示区間の時間幅が半分
になる)、のほぼ2倍の速度で本体1が移動するの
で、表示幅W2はほとんど変わらない。つまり前記の例
と同様に、スイング幅Wsが大きくなっても、表示幅W
2(画像の大きさ)はほとんど変わらず、無表示幅W1
が大きくなって画像の位置変動を少なくする。
【0053】図1のように手動で装置本体1の往復スイ
ングを繰り返す場合、そのスイング周期およびスイング
速度は不規則に変動するが、前記の動作説明の例のよう
に変動量は大きくないし、通常はそれほど急激な変動と
はならない。したがって、前記の遅延時間および表示速
度の自動調整メカニズムが複合的に作用することで、ス
イングの繰り返しにより空間に浮び上がるように表示さ
れては消える画像の位置と大きさがきわめて安定し、非
常に視認しやすい連続的な表示を行うことができる。
ングを繰り返す場合、そのスイング周期およびスイング
速度は不規則に変動するが、前記の動作説明の例のよう
に変動量は大きくないし、通常はそれほど急激な変動と
はならない。したがって、前記の遅延時間および表示速
度の自動調整メカニズムが複合的に作用することで、ス
イングの繰り返しにより空間に浮び上がるように表示さ
れては消える画像の位置と大きさがきわめて安定し、非
常に視認しやすい連続的な表示を行うことができる。
【0054】なお、以上詳述した実施例では前記遅延時
間の自動調整と前記表示速度の自動調整の両方を複合的
に行っているが、いずれか一方のみの自動調整を行うこ
とでも、繰り返し表示される画像を安定化させるという
改善効果が得られる。また、装置本体1のスイング幅W
sの変動量は実用上無視することができる程度に小さい
と仮定するならば、前述のスイング周期Tfとスイング
速度反比例値Tvとはほぼ比例するパラメータと見なせ
るので、いずれか一方のパラメータで前記遅延時間と表
示速度の一方または両方の自動調整を前述のように行う
ことで、安定な画像を表示する面で充分な効果が得られ
る。装置の具体的な使用目的や使用形態と、装置のコス
トとの兼ね合いで、どのような自動調整方式を採用する
か決定すれば良い。
間の自動調整と前記表示速度の自動調整の両方を複合的
に行っているが、いずれか一方のみの自動調整を行うこ
とでも、繰り返し表示される画像を安定化させるという
改善効果が得られる。また、装置本体1のスイング幅W
sの変動量は実用上無視することができる程度に小さい
と仮定するならば、前述のスイング周期Tfとスイング
速度反比例値Tvとはほぼ比例するパラメータと見なせ
るので、いずれか一方のパラメータで前記遅延時間と表
示速度の一方または両方の自動調整を前述のように行う
ことで、安定な画像を表示する面で充分な効果が得られ
る。装置の具体的な使用目的や使用形態と、装置のコス
トとの兼ね合いで、どのような自動調整方式を採用する
か決定すれば良い。
【0055】また、前記実施例のもう1つの変形例につ
いて説明する。図4、図5、図6で説明した制御方式で
は分周器15cの分周比Nをスイング速度反比例値Tv
に応じて変化させているが、これを次のように変更す
る。前記のようにスイング周期をTf、基準クロック信
号Ckの周期をΔtとする。また、1周期中の前記ライ
ン数の合計を以下の制御により適宜に設定したLmax に
揃えるものとする。
いて説明する。図4、図5、図6で説明した制御方式で
は分周器15cの分周比Nをスイング速度反比例値Tv
に応じて変化させているが、これを次のように変更す
る。前記のようにスイング周期をTf、基準クロック信
号Ckの周期をΔtとする。また、1周期中の前記ライ
ン数の合計を以下の制御により適宜に設定したLmax に
揃えるものとする。
【0056】そこでカウンタ15aで検出したスイング
周期Tfに基づいて次のように分周比Nを決定する。 N=Tf/(Lmax ×Δt) なお、このように制御すると前記表示開始ライン数Ls
は一定になる(したがってLsをTfに応じて変える処
理は不要)。
周期Tfに基づいて次のように分周比Nを決定する。 N=Tf/(Lmax ×Δt) なお、このように制御すると前記表示開始ライン数Ls
は一定になる(したがってLsをTfに応じて変える処
理は不要)。
【0057】以上の制御方式によると、図7のスイング
幅Wsを変えると、それに比例して無表示幅W1、表示
幅W2、無表示幅W3が変化する。つまり、スイング幅
Wsに応じて表示画像の幅が伸縮する。このような自動
調整方式も、装置の使用目的および使用方法によっては
有益なものとなる。
幅Wsを変えると、それに比例して無表示幅W1、表示
幅W2、無表示幅W3が変化する。つまり、スイング幅
Wsに応じて表示画像の幅が伸縮する。このような自動
調整方式も、装置の使用目的および使用方法によっては
有益なものとなる。
【0058】この種のスイング式表示装置の基本性能を
左右する重要な要素が前記スイング検出手段の精度、信
頼性、安定度である。図2、図3、図4に示した実施例
のスイング検出手段は、ガイドレール6に沿って軽く往
復運動するスライダ7と、スライダ7のストロークの途
中の所定位置を通過することを非接触で検出する位置セ
ンサ8とからなる。本体1のスイング動作の加速度の向
きが反転するのに高感度に応答してスライダ7が移動
し、その移動をまったく妨げることなく位置センサ8が
スライダ7の動きを一定の位置で正確に検出する。その
結果、本体1が所定方向にスイングされたことを安定し
た動作ポイントで高精度に検出することができる。した
がって前記のような自動調整を行わない場合でも、本体
1のスイング操作と表示開始タイミングとを適切に同期
させることができるため、スイング操作にそれほど熟練
していなくても期待どおりの画像を安定に表示すること
ができる。
左右する重要な要素が前記スイング検出手段の精度、信
頼性、安定度である。図2、図3、図4に示した実施例
のスイング検出手段は、ガイドレール6に沿って軽く往
復運動するスライダ7と、スライダ7のストロークの途
中の所定位置を通過することを非接触で検出する位置セ
ンサ8とからなる。本体1のスイング動作の加速度の向
きが反転するのに高感度に応答してスライダ7が移動
し、その移動をまったく妨げることなく位置センサ8が
スライダ7の動きを一定の位置で正確に検出する。その
結果、本体1が所定方向にスイングされたことを安定し
た動作ポイントで高精度に検出することができる。した
がって前記のような自動調整を行わない場合でも、本体
1のスイング操作と表示開始タイミングとを適切に同期
させることができるため、スイング操作にそれほど熟練
していなくても期待どおりの画像を安定に表示すること
ができる。
【0059】前記の位置センサ8は反射型フォトインタ
ラプタであるが、スライダ7側に磁石を設け、ホール素
子を用いた位置センサでスライダ7を検出するなど、他
の方式の非接触位置検出手段を採用することができる。
また、前記の実施例では位置センサ8のアナログ出力を
2つの異なるしきい値E1とE2で2値化し、両2値化
信号の時間差からスイング速度情報Tvを得ている。し
かし、このような適当なアナログ出力が得られない位置
センサを用いる場合は、検出点を近接させた2つの位置
センサを設け、両センサの検出信号の時間差からスイン
グ速度情報Tvを得るようにすれば良い。
ラプタであるが、スライダ7側に磁石を設け、ホール素
子を用いた位置センサでスライダ7を検出するなど、他
の方式の非接触位置検出手段を採用することができる。
また、前記の実施例では位置センサ8のアナログ出力を
2つの異なるしきい値E1とE2で2値化し、両2値化
信号の時間差からスイング速度情報Tvを得ている。し
かし、このような適当なアナログ出力が得られない位置
センサを用いる場合は、検出点を近接させた2つの位置
センサを設け、両センサの検出信号の時間差からスイン
グ速度情報Tvを得るようにすれば良い。
【0060】次に、スイング検出手段として加速度セン
サを用いた発明について詳細に説明する。
サを用いた発明について詳細に説明する。
【0061】図8に加速度センサを用いたスイング検出
手段の機械的な構成の具体例を示している。前述のよう
にLEDアレイや表示制御回路などを実装した細長い中
方形のプリント配線基板5の先端部分に加速度センサ2
0を取り付けている。加速度センサ20のベースは短冊
型の板バネ21の基端部を直角に折り曲げたもので、そ
の基端部をネジ22で基板5に固定している。板バネ2
1はその長手方向がLEDアレイの配列方向と平行に配
置され、かつ基板5に対して直交した配置になってい
る。また、板バネ21の先端部には適宜な錘23が固着
され、さらに板バネ21の中間部分の両面に歪ゲージ2
4が固着されている。
手段の機械的な構成の具体例を示している。前述のよう
にLEDアレイや表示制御回路などを実装した細長い中
方形のプリント配線基板5の先端部分に加速度センサ2
0を取り付けている。加速度センサ20のベースは短冊
型の板バネ21の基端部を直角に折り曲げたもので、そ
の基端部をネジ22で基板5に固定している。板バネ2
1はその長手方向がLEDアレイの配列方向と平行に配
置され、かつ基板5に対して直交した配置になってい
る。また、板バネ21の先端部には適宜な錘23が固着
され、さらに板バネ21の中間部分の両面に歪ゲージ2
4が固着されている。
【0062】前記本体1が往復スイングされると、その
スイング加速度を受けて前記板バネ21が左右に撓み、
その撓みが歪ゲージ24で電気信号に変換される。歪ゲ
ージ24は図9に示すセンサ回路25に組み込まれてお
り、このセンサ回路25から図10に示すように本体1
のスイング動作の加速度にほぼリニアに対応した検出信
号(F)が出力される。図10において、(A)は図5
で説明したスイング動作による本体1の先端の位置変化
であり、これに対応した加速度センサ20の出力が
(F)である。
スイング加速度を受けて前記板バネ21が左右に撓み、
その撓みが歪ゲージ24で電気信号に変換される。歪ゲ
ージ24は図9に示すセンサ回路25に組み込まれてお
り、このセンサ回路25から図10に示すように本体1
のスイング動作の加速度にほぼリニアに対応した検出信
号(F)が出力される。図10において、(A)は図5
で説明したスイング動作による本体1の先端の位置変化
であり、これに対応した加速度センサ20の出力が
(F)である。
【0063】加速度センサ20の出力(F)は本体1の
スイング動作を非常に忠実に反映しているので、その処
理および表示制御への利用は容易である。図9の実施例
では、センサ出力(F)をディジタル処理部26で次の
ように処理している。センサ出力(F)をA/D変換部
26aでディジタル化し、極大値検出部26bおよび極
性判定部26cに入力する。図10に示すように、極大
値検出部26bではセンサ出力(F)の極大値Amax と
極大タイミング(g)の両方を検出する。極性判定部2
6cではセンサ出力(F)をゼロ基準で2値化した信号
(h)を得る。次に速度演算部26dでは、極大タイミ
ング(g)と極性判定信号(h)の立下がりとの時間差
ΔTを求め、そのΔTと前記極大値Amax とを掛けた値
Vsをスイング速度データとして出力する。また、セン
サ出力(F)の極大タイミングまたは極小タイミングあ
るいは極性判定信号(h)の立下がりタイミングまたは
立上がりタイミングに同期したトリガ信号Stを作成し
て出力する。このトリガ信号Stのパルス幅を前記スイ
ング速度データVsに反比例したものとすれば、図4で
説明した前記実施例と同様に表示制御を行うことができ
る。もちろんトリガ信号Stの周期がスイング周期とな
る。
スイング動作を非常に忠実に反映しているので、その処
理および表示制御への利用は容易である。図9の実施例
では、センサ出力(F)をディジタル処理部26で次の
ように処理している。センサ出力(F)をA/D変換部
26aでディジタル化し、極大値検出部26bおよび極
性判定部26cに入力する。図10に示すように、極大
値検出部26bではセンサ出力(F)の極大値Amax と
極大タイミング(g)の両方を検出する。極性判定部2
6cではセンサ出力(F)をゼロ基準で2値化した信号
(h)を得る。次に速度演算部26dでは、極大タイミ
ング(g)と極性判定信号(h)の立下がりとの時間差
ΔTを求め、そのΔTと前記極大値Amax とを掛けた値
Vsをスイング速度データとして出力する。また、セン
サ出力(F)の極大タイミングまたは極小タイミングあ
るいは極性判定信号(h)の立下がりタイミングまたは
立上がりタイミングに同期したトリガ信号Stを作成し
て出力する。このトリガ信号Stのパルス幅を前記スイ
ング速度データVsに反比例したものとすれば、図4で
説明した前記実施例と同様に表示制御を行うことができ
る。もちろんトリガ信号Stの周期がスイング周期とな
る。
【0064】以上説明したディジタル処理部26の機能
は表示制御を行うマイクロプロセッサ(図4におけるC
PU15に相当する)によって容易に実現することがで
きる。また、センサ出力(F)の処理方式としては前記
実施例と異なるさまざまなアルゴリズムが容易に考えら
れる。
は表示制御を行うマイクロプロセッサ(図4におけるC
PU15に相当する)によって容易に実現することがで
きる。また、センサ出力(F)の処理方式としては前記
実施例と異なるさまざまなアルゴリズムが容易に考えら
れる。
【0065】次に、装置本体1のスイングモードを弁別
して表示画像を自動的に切り換える発明について詳細に
説明する。
して表示画像を自動的に切り換える発明について詳細に
説明する。
【0066】まず、スイングモードの分類方法と弁別方
法を説明する。ここまでの説明では、図1のように本体
1のグリップ部4を手で持って上に構えて鉛直線に対し
てほぼ左右対称にスイングするものとしてきた。このス
イングの仕方が図11の上スイングモードである。図8
および図9で説明した加速度センサ20を用いた装置で
は、上スイングモードの場合のセンサ出力(F)は図1
0のようにゼロ基準線に対して比較的対称に近い波形と
なる。このセンサ出力(F)の極性判定信号(h)のデ
ューティ比は35〜60%の範囲内にある。
法を説明する。ここまでの説明では、図1のように本体
1のグリップ部4を手で持って上に構えて鉛直線に対し
てほぼ左右対称にスイングするものとしてきた。このス
イングの仕方が図11の上スイングモードである。図8
および図9で説明した加速度センサ20を用いた装置で
は、上スイングモードの場合のセンサ出力(F)は図1
0のようにゼロ基準線に対して比較的対称に近い波形と
なる。このセンサ出力(F)の極性判定信号(h)のデ
ューティ比は35〜60%の範囲内にある。
【0067】図11の右スイングモードは、本体1のグ
リップ部4を手で持って右横に構え、鉛直線にほぼ沿っ
て上下にスイングするモードである。このようにスイン
グすると、スイング方向に重力加速度が重畳されること
になり、この場合の加速度センサ20の出力(F)は、
図12のように、ゼロ基準線に対して全体が下にスライ
ドした波形となる。したがって、センサ出力(F)の極
性判定信号(h)のデューティ比は35パーセント以下
となる。
リップ部4を手で持って右横に構え、鉛直線にほぼ沿っ
て上下にスイングするモードである。このようにスイン
グすると、スイング方向に重力加速度が重畳されること
になり、この場合の加速度センサ20の出力(F)は、
図12のように、ゼロ基準線に対して全体が下にスライ
ドした波形となる。したがって、センサ出力(F)の極
性判定信号(h)のデューティ比は35パーセント以下
となる。
【0068】図11の左スイングモードは、本体1のグ
リップ部4を手で持って左横に構え、鉛直線にほぼ沿っ
て上下にスイングするモードである。このようにスイン
グすると、スイング方向に重力加速度が前記右スイング
モードとは逆に重畳されることになり、この場合の加速
度センサ20の出力(F)は、図12のように、ゼロ基
準線に対して全体が上にスライドした波形となる。した
がって、センサ出力(F)の極性判定信号(h)のデュ
ーティ比は60パーセント以上となる。
リップ部4を手で持って左横に構え、鉛直線にほぼ沿っ
て上下にスイングするモードである。このようにスイン
グすると、スイング方向に重力加速度が前記右スイング
モードとは逆に重畳されることになり、この場合の加速
度センサ20の出力(F)は、図12のように、ゼロ基
準線に対して全体が上にスライドした波形となる。した
がって、センサ出力(F)の極性判定信号(h)のデュ
ーティ比は60パーセント以上となる。
【0069】以上のように上スイングモードと右スイン
グモードと左スイングモードとは、加速度センサ20の
出力(F)の極性判定信号(h)のデューティ比に基づ
いて容易に弁別することができる。このスイングモード
の弁別結果に従って表示画像を切り換えるには、図4の
構成において、メモリ9に各モード用の表示データを予
め格納しておき、表示出力開始時に該当する表示データ
の先頭アドレスをレジスタ14にプリセットすれば良
い。このような処理はCPU15で容易に行うことがで
きる。
グモードと左スイングモードとは、加速度センサ20の
出力(F)の極性判定信号(h)のデューティ比に基づ
いて容易に弁別することができる。このスイングモード
の弁別結果に従って表示画像を切り換えるには、図4の
構成において、メモリ9に各モード用の表示データを予
め格納しておき、表示出力開始時に該当する表示データ
の先頭アドレスをレジスタ14にプリセットすれば良
い。このような処理はCPU15で容易に行うことがで
きる。
【0070】図2、図3、図4に示したようにスライダ
7と位置センサ8からなるスイング検出手段を採用した
装置の場合でも、上スイングモードと右スイングモード
と左スイングモードとでは重力加速度の影響でスライダ
7の運動特性が変わり、図5に示す位置センサ8の出力
(c)のデューティ比が明らかに異なる。したがって前
記と同様に3つのスイングモードを弁別することができ
る。
7と位置センサ8からなるスイング検出手段を採用した
装置の場合でも、上スイングモードと右スイングモード
と左スイングモードとでは重力加速度の影響でスライダ
7の運動特性が変わり、図5に示す位置センサ8の出力
(c)のデューティ比が明らかに異なる。したがって前
記と同様に3つのスイングモードを弁別することができ
る。
【0071】また図11の下スイングモードは、本体1
のグリップ部4を手で持って下向きに構えて鉛直線に対
してほぼ左右対称にスイングするモードである。この下
スイングモードをも弁別するには、本体1が上向きに構
えられているか下向きに構えられているのかを検出する
センサを別に設けるのが望ましい。例えば、本体1の上
下方向に移動する錘と、その錘が上にあるか下にあるの
かを検出する位置センサとを本体1に内蔵すれば良い。
また図8、図9、図10で説明した加速度センサ20を
採用した装置では、センサ出力(F)の波形の上下非対
称性に基づいて上スイングモードと下スイングモードと
を弁別することが可能である。
のグリップ部4を手で持って下向きに構えて鉛直線に対
してほぼ左右対称にスイングするモードである。この下
スイングモードをも弁別するには、本体1が上向きに構
えられているか下向きに構えられているのかを検出する
センサを別に設けるのが望ましい。例えば、本体1の上
下方向に移動する錘と、その錘が上にあるか下にあるの
かを検出する位置センサとを本体1に内蔵すれば良い。
また図8、図9、図10で説明した加速度センサ20を
採用した装置では、センサ出力(F)の波形の上下非対
称性に基づいて上スイングモードと下スイングモードと
を弁別することが可能である。
【0072】なお図4、図6で説明した実施例におい
て、一回分の表示データの途中またはその出力を終了し
た時点(ライン数LがLs+Ldになった時点)で、電
子ブザーをならすように構成すれば、操作者に必要なス
イング幅で振られているか否かを自覚させることがで
き、操作を容易にする面で効果的である。
て、一回分の表示データの途中またはその出力を終了し
た時点(ライン数LがLs+Ldになった時点)で、電
子ブザーをならすように構成すれば、操作者に必要なス
イング幅で振られているか否かを自覚させることがで
き、操作を容易にする面で効果的である。
【0073】ところで以上に実施例では、本体1を往復
スイングしても、一方向へのスイング時にのみ表示出力
を行っている。これに対して、戻りのスイング時にも表
示出力を行うことができる。その場合は、往路のスイン
グ時の表示画像と復路のスイング時の表示画像とが空間
で重なって見えるように、表示データの出力順序を変え
(出力するライン順番を逆にする)、また出力開始のタ
イミングを適切に自動調整する。前述したこの発明の技
術は往復表示にもきわめて有効である。
スイングしても、一方向へのスイング時にのみ表示出力
を行っている。これに対して、戻りのスイング時にも表
示出力を行うことができる。その場合は、往路のスイン
グ時の表示画像と復路のスイング時の表示画像とが空間
で重なって見えるように、表示データの出力順序を変え
(出力するライン順番を逆にする)、また出力開始のタ
イミングを適切に自動調整する。前述したこの発明の技
術は往復表示にもきわめて有効である。
【0074】なお、発光セルアレイ3はLEDアレイに
限られず、液晶シャッタアレイとバックライトの組み合
せ、PLZTシャッタアレイとバックライトの組み合
せ、蛍光表示管などの他のデバイスを用いることができ
る。
限られず、液晶シャッタアレイとバックライトの組み合
せ、PLZTシャッタアレイとバックライトの組み合
せ、蛍光表示管などの他のデバイスを用いることができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
では、スイングされている装置本体の加速度を比較的忠
実に反映した信号が前記加速度センサから得られるの
で、センサ出力に比較的簡単な処理を施すことで、スイ
ング動作における特定の動作ポイントを正確に捕らえる
ことができる。その信号処理手段の出力から表示制御の
トリガ信号を得るので、前記本体のスイング操作と表示
制御の開始タイミングとを適切に同期させることができ
る。
では、スイングされている装置本体の加速度を比較的忠
実に反映した信号が前記加速度センサから得られるの
で、センサ出力に比較的簡単な処理を施すことで、スイ
ング動作における特定の動作ポイントを正確に捕らえる
ことができる。その信号処理手段の出力から表示制御の
トリガ信号を得るので、前記本体のスイング操作と表示
制御の開始タイミングとを適切に同期させることができ
る。
【0076】第2の発明では、前記本体のスイング動作
中において、その加速度の向きが反転したのに高感度に
応動して、可動体が一方の端から他方の端へと移動す
る。この可動体のストロークの中間位置が非接触式の位
置センサの検出点となっているので、前記本体のスイン
グ操作の力加減に係わらず、前記本体のスイング範囲の
途中で前記位置センサから確率よく検出信号が得られ
る。この位置センサの出力から表示制御のトリガ信号を
得るので、前記本体のスイング操作と表示制御の開始タ
イミングとを適切に同期させることができる。
中において、その加速度の向きが反転したのに高感度に
応動して、可動体が一方の端から他方の端へと移動す
る。この可動体のストロークの中間位置が非接触式の位
置センサの検出点となっているので、前記本体のスイン
グ操作の力加減に係わらず、前記本体のスイング範囲の
途中で前記位置センサから確率よく検出信号が得られ
る。この位置センサの出力から表示制御のトリガ信号を
得るので、前記本体のスイング操作と表示制御の開始タ
イミングとを適切に同期させることができる。
【0077】前記本体のスイング速度やスイング幅は人
によってまたは場合によって一定しないが、スイング操
作を繰り返して同じ画像(文字列)を繰り返し表示する
場合に、空間に浮び上がるように表示されては消える画
像の位置が揃っていると非常に視認しやすい。第3の発
明によれば、表示画像の先頭位置を揃えることができ
る。また第4の発明によれば、表示画像のスイング方向
の長さを整えることができる。さらに第5の発明によれ
ば、表示画像の先頭位置を揃えるとともに長さを整える
ことができる。
によってまたは場合によって一定しないが、スイング操
作を繰り返して同じ画像(文字列)を繰り返し表示する
場合に、空間に浮び上がるように表示されては消える画
像の位置が揃っていると非常に視認しやすい。第3の発
明によれば、表示画像の先頭位置を揃えることができ
る。また第4の発明によれば、表示画像のスイング方向
の長さを整えることができる。さらに第5の発明によれ
ば、表示画像の先頭位置を揃えるとともに長さを整える
ことができる。
【0078】また第6の発明では、前記本体のスイング
モードによって表示される画像が自動的に変わる。スイ
ングモードは重力方向を基準にして分類設定されてお
り、例えば、重力方向(鉛直線)に交差するように左右
対称にスイングするモードと、ほぼ重力方向に沿って上
下にスイングするモードとが区別され、それぞれのモー
ドで異なる画像が表示される。この装置は、例えば交通
整理を行う係員の合図灯として、使い勝手の良いきわめ
て有用なものとなる。
モードによって表示される画像が自動的に変わる。スイ
ングモードは重力方向を基準にして分類設定されてお
り、例えば、重力方向(鉛直線)に交差するように左右
対称にスイングするモードと、ほぼ重力方向に沿って上
下にスイングするモードとが区別され、それぞれのモー
ドで異なる画像が表示される。この装置は、例えば交通
整理を行う係員の合図灯として、使い勝手の良いきわめ
て有用なものとなる。
【図1】この発明の一実施例によるスイング式表示装置
の概略的な形態と基本的な使用状況を示す図である。
の概略的な形態と基本的な使用状況を示す図である。
【図2】この発明の第1実施例の内部構成図である。
【図3】同上第1実施例のスイング検出センサ部分の詳
細図である。
細図である。
【図4】同上第1実施例の信号処理システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図5】同上第1実施例の動作を示すタイミングチャー
トである。
トである。
【図6】同上第1実施例の信号処理手順を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】同上第1実施例の動作を模式的に整理した説明
図である。
図である。
【図8】この発明の第2実施例のスイング検出センサ部
分の構成図である。
分の構成図である。
【図9】同上第2実施例のスイング検出センサ系の信号
処理回路の概略図である。
処理回路の概略図である。
【図10】同上第2実施例のスイング検出センサ系の動
作を示すタイミングチャートである。
作を示すタイミングチャートである。
【図11】表示装置本体のスイングモードの区別を示す
説明図である。
説明図である。
【図12】同上第2実施例のスイング検出センサ系にて
スイングモードを弁別する方法を示す波形図である。
スイングモードを弁別する方法を示す波形図である。
1 装置本体 2 発光セル(LED) 3 発光セルアレイ 4 グリップ部 5 プリント配線基板 6 ガイドレール 7 スライダ(可動体) 8 位置センサ 20 加速度センサ 21 板バネ 23 錘 24 歪ゲージ 25 センサ回路
Claims (17)
- 【請求項1】 多数の発光セルが線状に配列されている
細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復スイ
ングすることで前記発光セルアレイを面的に走査し、こ
の手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制御との
組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を表示す
るスイング式表示装置であって、 ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、 前記記憶手段から前記表示データを所定の順番で適宜速
度で順次読み出す表示データ読み出し制御手段と、 前記読み出し制御手段によって順次読み出される前記表
示データをこれに同期して前記発光セルアレイに合せた
ビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号とし、各発
光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、 前記本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が
所定方向へスイングされたことを検出するスイング検出
手段と、 前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を得て
前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段とを備え、 かつ前記スイング検出手段は、前記本体のスイング動作
の加速度に対応した出力を発生する加速度センサと、こ
の加速度センサの出力波形を処理して前記本体のスイン
グ動作における特定の動作ポイントを検出する信号処理
手段とからなることを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項2】 請求項1の構成において、前記スイング
検出手段の前記信号処理手段は、前記加速度センサの出
力波形の極大点あるいは極小点のタイミングを検出する
ことを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項3】 請求項1の構成において、前記スイング
検出手段の前記信号処理手段は、前記加速度センサの出
力波形のゼロクロス点のタイミングを検出することを特
徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項4】 請求項1の構成において、前記加速度セ
ンサの出力から前記スイング動作の繰り返し周期を検出
するスイング周期検出手段を備えたことを特徴とするス
イング式表示装置。 - 【請求項5】 請求項1の構成において、前記加速度セ
ンサの出力に基づいて前記スイング動作の適宜ポイント
の瞬時速度を検出するスイング速度検出手段を備えたこ
とを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項6】 請求項1の構成において、前記加速度セ
ンサの出力波形の振幅基準ラインに対する対称性および
非対称性に基づいて、前記本体の往復スイングの動作モ
ードが重力方向を基準にして予め分類設定されている複
数のモードのどれに属するのかを弁別するスイングモー
ド弁別手段を備えたことを特徴とするスイング式表示装
置。 - 【請求項7】 多数の発光セルが線状に配列されている
細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復スイ
ングすることで前記発光セルアレイを面的に走査し、こ
の手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制御との
組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を表示す
るスイング式表示装置であって、 ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、 前記記憶手段から前記表示データを所定の順番で適宜速
度で順次読み出す表示データ読み出し制御手段と、 前記読み出し制御手段によって順次読み出される前記表
示データをこれに同期して前記発光セルアレイに合せた
ビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号とし、各発
光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、 前記本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が
所定方向へスイングされたことを検出するスイング検出
手段と、 前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を得て
前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段とを備え、 かつ前記スイング検出手段は、前記本体が往復スイング
されたときにガイド機構によって規制された所定範囲内
で往復運動する可動体と、この可動体がその運動範囲の
中間の所定位置を通過したことを非接触で検出する位置
センサとからなることを特徴とするスイング式表示装
置。 - 【請求項8】 請求項7の構成において、前記位置セン
サの出力から前記スイング動作の繰り返し周期を検出す
るスイング周期検出手段を備えたことを特徴とするスイ
ング式表示装置。 - 【請求項9】 請求項7の構成において、前記位置セン
サの出力からその検出点における前記可動体の瞬時速度
を検出するスイング速度検出手段を備えたことを特徴と
するスイング式表示装置。 - 【請求項10】 請求項7の構成において、前記位置セ
ンサの出力を処理し、前記可動体の往復運動の前記位置
センサによる検出位置に対する対称性または非対称性に
基づいて、前記本体の往復スイングの動作モードが重力
方向を基準にして予め分類設定されている複数のモード
のどれに属するのかを弁別するスイングモード弁別手段
を備えたことを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項11】 請求項7の構成において、前記可動体
が前記位置センサの検出点とごく近接した第2の検出点
を通過したことを非接触で検出する第2の位置センサ
と、前記第2の位置センサの出力から前記スイング動作
の繰り返し周期を検出するスイング周期検出手段を備え
たことを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項12】 請求項7の構成において、前記可動体
が前記位置センサの検出点とごく近接した第2の検出点
を通過したことを非接触で検出する第2の位置センサ
と、前記位置センサと前記第2の位置センサの検出信号
の時間差から前記スイング動作の瞬時速度を検出するス
イング速度検出手段を備えたことを特徴とするスイング
式表示装置。 - 【請求項13】 請求項7の構成において、前記可動体
が前記位置センサの検出点とごく近接した第2の検出点
を通過したことを非接触で検出する第2の位置センサ
と、前記第2の位置センサの出力、または前記位置セン
サの出力および前記第2の位置センサの出力を処理し、
前記可動体の往復運動の前記両位置センサによる検出位
置に対する対称性または非対称性に基づいて、前記本体
の往復スイングの動作モードが重力方向を基準にして予
め分類設定されている複数のモードのどれに属するのか
を弁別するスイングモード弁別手段を備えたことを特徴
とするスイング式表示装置。 - 【請求項14】 多数の発光セルが線状に配列されてい
る細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復ス
イングすることで前記発光セルアレイを面的に走査し、
この手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制御と
の組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を表示
するスイング式表示装置であって、 ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、 前記記憶手段から前記表示データを所定の順番で適宜速
度で順次読み出す表示データ読み出し制御手段と、 前記読み出し制御手段によって順次読み出される前記表
示データをこれに同期して前記発光セルアレイに合せた
ビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号とし、各発
光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、 前記本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が
所定方向へスイングされたことを検出するスイング検出
手段と、 前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を得て
前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段と、 前記本体の往復スイングが繰り返されるときに、前記タ
イミング制御手段において、前記スイング検出手段の検
出信号が発生してから前記読み出し制御手段で前記表示
データの読み出しを開始するまでの遅延時間を、前記ス
イング動作の適宜ポイントの瞬時速度および繰り返し周
期の一方または両方に基づいて可変調整する表示開始タ
イミング調整手段と、 を備えたことを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項15】 多数の発光セルが線状に配列されてい
る細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復ス
イングすることで前記発光セルアレイを面的に走査し、
この手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制御と
の組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を表示
するスイング式表示装置であって、 ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、 前記記憶手段から前記表示データを所定の順番で適宜速
度で順次読み出す表示データ読み出し制御手段と、 前記読み出し制御手段によって順次読み出される前記表
示データをこれに同期して前記発光セルアレイに合せた
ビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号とし、各発
光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、 前記本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が
所定方向へスイングされたことを検出するスイング検出
手段と、 前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を得て
前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段と、 前記本体の往復スイングが繰り返されるときに、前記タ
イミング制御手段において、前記読み出し制御手段によ
る前記表示データの読み出し速度を、前記スイング動作
の適宜ポイントの瞬時速度および繰り返し周期の一方ま
たは両方に基づいて可変調整するデータ出力速度調整手
段と、 を備えたことを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項16】 多数の発光セルが線状に配列されてい
る細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復ス
イングすることで前記発光セルアレイを面的に走査し、
この手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制御と
の組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を表示
するスイング式表示装置であって、 ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、 前記記憶手段から前記表示データを所定の順番で適宜速
度で順次読み出す表示データ読み出し制御手段と、 前記読み出し制御手段によって順次読み出される前記表
示データをこれに同期して前記発光セルアレイに合せた
ビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号とし、各発
光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、 前記本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が
所定方向へスイングされたことを検出するスイング検出
手段と、 前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を得て
前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段と、 前記本体の往復スイングが繰り返されるときに、前記タ
イミング制御手段において、前記スイング検出手段の検
出信号が発生してから前記読み出し制御手段で前記表示
データの読み出しを開始するまでの遅延時間を、前記ス
イング動作の適宜ポイントの瞬時速度および繰り返し周
期の一方または両方に基づいて可変調整する表示開始タ
イミング調整手段と、 前記本体の往復スイングが繰り返されるときに、前記タ
イミング制御手段において、前記読み出し制御手段によ
る前記表示データの読み出し速度を、前記スイング動作
の適宜ポイントの瞬時速度および繰り返し周期の一方ま
たは両方に基づいて可変調整するデータ出力速度調整手
段と、 を備えたことを特徴とするスイング式表示装置。 - 【請求項17】 多数の発光セルが線状に配列されてい
る細長い形態の装置本体を手持ち操作などにより往復ス
イングすることで前記発光セルアレイを面的に走査し、
この手動走査と前記発光セルアレイの時系列発光制御と
の組み合せで前記走査面上に残像効果による画像を表示
するスイング式表示装置であって、 ビットマップ化された表示データを記憶する表示データ
記憶手段と、 前記記憶手段から前記表示データを所定の順番で適宜速
度で順次読み出す表示データ読み出し制御手段と、 前記読み出し制御手段によって順次読み出される前記表
示データをこれに同期して前記発光セルアレイに合せた
ビット数分づつ揃えて各発光セルの駆動信号とし、各発
光セルをオン・オフ駆動する駆動手段と、 前記本体のスイング動作の加速度に感応して前記本体が
所定方向へスイングされたことを検出するスイング検出
手段と、 前記スイング検出手段の検出信号からトリガ信号を得て
前記読み出し制御手段および前記駆動手段の動作のタイ
ミングを制御するタイミング制御手段と、 前記本体の往復スイングの動作モードが重力方向を基準
にして予め分類設定されている複数のモードのどれに属
するのかを弁別するスイングモード弁別手段と、 前記スイングモード弁別手段の出力に応じて前記記憶手
段に格納されている複数の表示データのどれを前記読み
出し制御手段で読み出すのかを選択的に指定するデータ
選択手段と、 を備えたことを特徴とするスイング式表示装置。
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JP3-109883 | 1991-12-12 | ||
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1992
- 1992-12-11 JP JP33148092A patent/JP2524676B2/ja not_active Expired - Fee Related
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