JP2524636B2 - フロアパネルおよびフロアパネル装置 - Google Patents

フロアパネルおよびフロアパネル装置

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JP2524636B2 JP1112196A JP11219689A JP2524636B2 JP 2524636 B2 JP2524636 B2 JP 2524636B2 JP 1112196 A JP1112196 A JP 1112196A JP 11219689 A JP11219689 A JP 11219689A JP 2524636 B2 JP2524636 B2 JP 2524636B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はフロアパネルおよびフロアパネル装置、とく
に電気配線に適したフロアパネルおよびこのフロアパネ
ルを用いたフロアパネル装置に関する。
背景技術 電子計算機室やオフィスオートメーション室などの電
気機器室では通常、各機器への給電線、信号線、通信線
などのケーブルが床に配線される。最近では、通常の事
務室でも各種OA機器や情報機器などの電気機器が多数設
置され、それらへの接続線がしばしば床に配線される。
このように床を配線路として活用するために、床面に
フロアパネルを敷設し、フロアパネルに設けられた溝な
どを電気機器の接続線を配設する配線用空間として使用
することが行われている。
フロアパネルは、一般のオフィスなどに建築上の配慮
を必要とせずに手軽に適用できるように、たとえば100m
m程度の高さの平板部材に支持脚を一体に形成し、コン
クリート床面などの上に敷き詰めてゆく敷設式のものが
実用化されている。
このようなフロアパネルは、支持脚間の限られた配線
スペースに配線材を収めるため、脚部が障害となってメ
ッセンジャワイヤを使用して配線することが難しいた
め、配線通路上のフロアパネル機器などを全て移動させ
てから接続線を敷設しなければならない。また、配線材
の位置が脚部の据付部分の位置にずれて、設置される脚
部はふまれ、損傷する可能性があるため、配線作業時に
細心の注意を払う必要がある。
さらに、配線空間は任意の方向に伸びていて自由な方
向に配線を行うことができるため、配線材の種別、経路
などが乱雑な状態で配線される傾向があって、たとえば
強電および弱電系統の配線材が入り乱れ、これらが接近
することによって、弱伝系回路上に誘導障害が発生する
など、配線管理上問題となってくる。
目 的 本発明はこのような従来技術の問題点を解消し、配線
の作業性を向上させ、配線処理、管理を簡単、確実に行
えるフロアパネルおよびフロアパネル装置を提供するこ
とを目的とする。
発明の開示 本発明によれば、フロアパネルは、平坦面を有し、1
つの方向に長く形成され、所定間隔を開けて複数並設さ
れる上面部と、上面部よりも下方で、所定間隔に対向す
る位置であって、平坦面を有し、前記方向と同一方向に
所定間隔を開けて複数並設される下面部と、上面部およ
び下面部の長手方向の両側端縁に連設され、上面部と下
面部とを連結する脚部とを有し、上面部と下面部とが脚
部により上側の開口溝と下側の開口溝を所定の一方向に
形成するように交互に連続形成され、少なくとも上側の
開口溝の開口幅を開口溝幅よりも狭める長手方向に形成
される突出部を上面部の端縁に設けたものである。
また、本発明によれば、フロアパネルは、平坦面を有
し、1つの方向に長く形成され、所定間隔を開けて複数
並設される上面部と、上面部よりも下方で、所定間隔に
対向する位置であって、平坦面を有し、前記方向と同一
方向に所定間隔を開けて複数並設される下面部と、上面
部および下面部の長手方向の両側端縁に連設され、上面
部と下面部とを連結する脚部とを有し、上面部と下面部
とが脚部により上側の開口溝と下側の開口溝を所定の一
方向に形成するように交互に連続形成され、上面部、下
面部、脚部の少なくともいずれか1つには、フロアパネ
ルの任意位置で部分的に切断可能となるように、長手方
向に沿う方向と、方向と略直交する方向との少なくとも
どちらかに所定間隔で設けられた切除部を有するもので
ある。
その上、本発明によれば、フロアパネル装置は、平坦
面を有し、1つの方向に長く形成され、所定間隔を開け
て複数並設される上面部と、上面部よりも下方で、所定
間隔に対向する位置であって、平坦面を有し、前記方向
と同一方向に所定間隔を開けて複数並設される下面部
と、上面部および下面部の長手方向の両側端縁に連設さ
れ、上面部と下面部とを連結する脚部とを有し、上面部
と下面部とが脚部により上側の開口溝と下側の開口溝を
所定の一方向に形成するように交互に連続形成され床面
に敷設されるフロアパネルを有し、フロアパネルの上側
の開口溝と下側の開口溝の端部側と側面側との少なくと
もいずれかに敷設され、パネルの高さと略同一高さとな
るような上面が平坦な上面部と脚部とから形成されたカ
バー部材とを有し、カバー部材が、敷設されたパネルの
上側の開口溝と下側の開口溝との少なくともいずれかの
端部側の隙間部分を埋め、パネルの高さと略同一になる
ように平らにするものである。
作用 上面部と垂直に脚部の上端が連設され、下面部と垂直
に脚部の下端が連設され、且つ、上面部と下面部とが脚
部を挟んで交互に設けられているので、上側溝と下側溝
を交互に形成している。すなわち、上面部の間には上側
溝が形成され、下面部の間には下側溝が形成されてい
る。
また、少なくとも上側の開口溝の開口幅を開口溝幅よ
りも狭める突出部を上面部の端縁に設け、突出部の上端
に設けた段部にカバー板で上側の開口溝を覆い略同一平
面としている。
さらに、長手方向に沿う方向と、その方向と略直交す
る方向との少なくともどちらかに所定間隔で設けられた
切除部によりフロアパネルの任意位置での部分的な切断
を可能とする。
実施例の説明 次に添付図面を参照して本発明によるフロアパネルお
よびフロアパネル装置の実施例を詳細に説明する。
第1図には本発明によるフロアパネルの一実施例が示
されている。同図に示されるように、フロアパネル10
は、複数の上面部12を有する。上面部12は同図に示すよ
うに、細長い長方形に形成され、平坦な上面を有してい
る。上面部12はフロアパネル10を床に敷設した後、この
上に各種の機器などが載置されるため、平坦でかつ他の
上面部12と同一の高さになるように形成されている。
上面部12の長手方向の両側端部には、上面部12と垂直
に脚部14が連設されている。脚部14は同図に示されるよ
うに、上面部12と同一の長さで所定の高さに形成され
る。脚部14の下端には複数の下面部16が連設されてい
る。下面部16はそれぞれ近接する脚部14を連結するよう
に、近接する脚部14の下端に連設されている。
このように形成された近接する脚部14とこれらの脚部
14を連結する下面部16とによって、各上面部12の間には
上側溝18が形成される。一方、近接する脚部14とこれら
の脚部14を連結する上面部12とによって、各下面部16の
間には下側溝20が形成される。上側溝18および下側溝20
は上面部12および下面部16の長手方向と同一の方向に形
成され、ここに配線材が挿通される。これらの上側溝18
および下側溝20は同一方向に平行に設けられ、フロアパ
ネル10の大きさ、挿通される配線材の容量等を考慮して
任意の数を設ければよい。
上面部12の幅方向の端部には上側溝18の上部に突出す
るリブなどの突出部12aが形成されている。また下面部1
6の幅方向の端部には下側溝20の下部に突出するリブ16a
などの突出部が形成されている。これらのリブ12a、16a
はフロアパネル10を補強し、下面部16に設けられたリブ
16aはフロアパネル10を敷設した場合の安定性を増し、
上面部12に設けられたリブ12aは上側溝18の開口部を小
さくすることによって、敷設されたフロアパネル10上に
機器を設置する場合の安定感を増す。上側溝18の配線を
収容する空間を大きく取り、かつ開口部を小さくするた
めには、リブ16aを大きくするのが好ましいが、配線材
の収容作業その他を考慮して適宜の大きさとすればよ
い。
フロアパネル10の材質としては、パネル上の人の歩行
や機器の載置による荷重に耐えられる強度を有するもの
が用いられる。例えばポリ塩化ビニル系樹脂(PVC)やA
BS樹脂等の硬質プラスチックを用いて、注型、射出、押
出、プレス等により一体成型されたプラスチック成型
品、アルミニウム、鉄等の金属を用いて押出、プレス等
により成型された成型品等が用いられる。
フロアパネル10の各部分の大きさは、例えば近接する
上側溝18の中央部間の長さを40〜50mm、上面部12と下面
部16との高低差を25mm、脚部14間の距離、すなわち上側
溝18の幅を15mm、リブ12aに挟まれた溝の上端の開口部
分の幅を10mmとすればよい。
このようなフロアパネル10によれば、上面部12の長手
方向の両側端部に、上面部12と同一の長さに脚部14が設
けられている。したがって、脚部14はその幅を広く形成
することなく、十分な支持力を有するから、脚部14と上
面部12または脚部14と下面部16との間に形成される上側
溝18および下側溝20のために広い空間を得ることができ
る。これにより配線材を収容する広いスペースを確保す
ることができ、これらの溝18および20へ配線を挿通する
配線作業も容易である。したがって、配線時における配
線材の損傷を防止することができる。
また、上側溝18および下側溝20の2種類の溝が脚部14
により隔離されて設けられているから、それぞれの溝
に、例えば電力用の配線材および電話用の配線材を挿
通、配線すれば、これらの配線は脚部14により隔離され
ることにより、これらの線の接近による障害を防止する
ことができる。
さらに後述するように、上記のフロアパネルを上側溝
18および下側溝20の端部がそれぞれ接触するように複数
配置して使用すれば、連続した長い溝が形成されるか
ら、前記のようにそれぞれの溝18および20に配線材を挿
通することができる。
なお、このようなフロアパネルは上側溝18が上面に露
出した状態のまま使用することもできるが、歩行し易さ
や美感等を考慮して、パネルの上面にカーペットタイル
等の仕上材を敷設、載置またはパネルに接着してもよ
い。
第2図には本発明によるフロアパネルの他の実施例が
示されている。このフロアパネル10は、同図に示すよう
に、下面部16にリブ16aが設けられていない。その他の
構成は第1図の実施例と同様であるから、説明を省略す
る。この実施例の場合に、第6A図に示すように上面部12
のリブ12aの形状を上側溝18の縦方向になだらかに変化
する形状としてもよい。さらに、図示しないが、上面部
12のリブ12aを設けないように構成してもよい。
第3図には本発明によるフロアパネルの他の実施例が
示されている。このフロアパネル10は、上面部12が下面
部16のほぼ2倍の幅に形成され、上面部12の下面の幅方
向中央部には補強脚部14aが連設されている。補強脚部1
4aにはリブ14bが連設されている。したがって、下側溝2
0は補強脚部14aにより2つの溝20a、20bに分割されてい
る。このように上面部12の幅を広く形成することによっ
て、フロアパネル10上への機器の載置を容易にし、補強
脚部14aによって幅広の下側溝20を2つの部分に分け、
支持性を向上させている。
第4図には本発明によるフロアパネルの他の実施例が
示されている。このフロアパネル10においては、第3図
のリブ14bが除去されている。
第5図には本発明によるフロアパネルのさらに他の実
施例が示されている。
このフロアパネル10においては、上側溝18の上面開口
を被覆するカバー板22が設けられている。カバー板22は
第5図および第6B図に示すように、上面部12およびリブ
12aに形成された段部24に載置され、1つの上側溝1を
数枚のカバー板22によって被覆している。カバー板22
は、上面が上面部12と同一平面となるような厚みに形成
される。カバー板22は、その長手方向端部に図示のよう
な半円状の切り欠き22aが設けられ、長手方向に隣接す
る2つのカバー板22の切り欠き22aが接することによっ
て第5図に示すように円形の開口が形成される。開口の
形状は円形に限られず、四角形その他適宜の形状となる
ように、切り欠き22aの形状を選択すればよい。カバー
板22には第6B図に示すように嵌着突片22bが設けられ、
カバー板22が上面部12とリブ12aに形成された段部24に
装着されるときに、嵌着突片22bがリブ12aを押圧し、カ
バー板22がパネル10に確実に装着される。
なお、第6C図に示すようにカバー板22に嵌着突片22b
を設けず、リブ12aが設けられていないパネル10の脚部1
4上端に設けられた段部26にカバー板22を載置するよう
にしてもよい。
カバー板22の幅は上側溝の幅またはリブの間隔に応じ
て設定すればよい。また、長さは適宜の長さに設定すれ
ばよい。カバー板22の材質としては、前記のフロアパネ
ル10と同様のものを用いればよい。
このようなカバー板22を設けることにより、敷設され
たフロアパネル10の上面を平らにすることができ、歩
行、機器の設置が容易となる。しかも上側溝18の開口部
を大きくできるから、配線材収容作業を容易にすること
ができる。
また、カバー板22には切り欠き22aが設けられている
から、隣接するカバー板22の切り欠き22aにより開口が
形成され、ケーブル導出孔として利用できる。また、カ
バー板22の取り扱い作業が容易である。
第7図には本発明によるフロアパネルのさらに他の実
施例が示されている。
この実施例においては、第1図に示すフロアパネル10
の下面部16および脚部14が、長手方向の所定間隔ごとに
スリット28によって分離されている。スリット28は下面
部16および脚部14の長手方向と直角の方向に設けられ、
下面部16およびその両側の脚部14に連続して設けられて
いる。スリット28はさらに、上面部12の下側略半分の部
分に設けられている。上面部12の上側半分にはスリット
28は設けられず、この部分がスリット28によって分離さ
れた下面部16および脚部14の連結部として機能してい
る。
このようにフロアパネル10は上面部12の一部が、スリ
ット28で分離された下面部16および脚部14の連結部材と
して機能し、連結された上面部12が可撓性を有し、この
連結部材が屈曲することによってスリット28で分離され
た部分が敷設する床面の凹凸を吸収するので、これによ
って敷設する床面に凹凸がある場合にもパネル10の上面
も凹凸が吸収された状態になり、上面での凹凸が減少す
る。
また、スリット28によって分離された下面には長手方
向に長孔30が穿設されている。これによってフロアパネ
ル10をたとえば上側溝18によって切断する場合に、この
長孔30の部分を用いて切断することができるから、フロ
アパネル10の部分切除が容易である。
なお、長孔30に代えて、丸孔、角形孔等を連続形成し
てもよい。
第8図に、フロアパネル10の一部を切除した実施例を
示す。同図に示すパネル10においては、2列の上面部12
およびこれらに隣接する上側溝18を形成する下面部16を
切除し、凹部32を形成している。この凹部32にはたとえ
ば図示のように、枝線ケーブル34および導出ケーブル36
が接続された分岐プラグ38が配設され、カットカバー40
が被せられて、上面部12と同一平面に構成される。カッ
トカバー40は、平らな上面部42および上面部42の両端に
連設された脚部44から構成され、たとえば一方の端部に
ケーブル導出用凸部46が設けられている。凹部32の大き
さ、形状は図示のものに限られず任意の大きさ、形状と
してよいことはもちろんである。なお、凹部32は、配線
器具としての分岐プラグ38の設置場所の他、ケーブルに
余長部分を生じたときの巻きだめスペースにも利用でき
る。
なお、同図において、枝線ケーブル34に接続されたコ
ンセント48はフロアパネル10の上面部12の上に載置さ
れ、接続に使用される。
第2図、第3図、第4図、第5図のフロアパネル10に
おいても第7図のパネルのように、スリット28および孔
30を形成して、複数の部分に切断するようにしてもよ
い。
上記の種々のフロアパネル10は、一体成型によって形
成すれば、製造が容易であり、施工時の作業能率が良
い。また大量生産が可能でコストも安価にすることがで
きる。
また、スリット28および孔30を設けたパネル10は可撓
性を有するため、床の凹凸に応じて屈曲配設されるの
で、安定したパネルフロアを形成することができる。
第9A図には、本発明によるフロアパネル装置の一実施
例が概念的に示されている。
この装置50は第9B図に示すように、壁52に囲まれた室
内の床面54上に敷設された複数のフロアパネル10と、パ
ネル10に挿通された配線材56、58とからなっている。こ
れらのフロアパネル10の一端、すなわち1つの壁52に接
する床54の端部にはキャビネット60が配設されている。
フロアパネル10は溝の端部がキャビネット60に接するよ
うに配設されている。
キャビネット60上部内は第9C図に示すように、隔壁板
62によって室の壁52に平行な方向に複数の通路に分割さ
れている。電話幹線64、電力幹線66がそれぞれ隔壁板62
によって仕切られた通路に配線され、これらの電話幹線
64、電力幹線66から分岐された分岐線56、58はそれぞれ
接続器具68、70を介して分岐線用空間72に配線されてい
る。キャビネット60の背面側の分岐線用空間72に配線さ
れた配線材56、58は、第9B図に示すように、それぞれフ
ロアパネル10により形成されている複数の上側溝18およ
び下側溝20にその端部から挿通される。たとえば電話用
の配線材56が上側溝18に、電力用の配線材58が下側溝20
に配設される。
フロアパネル10により形成された通路に挿通された電
力用の配線材58は、たとえば第8図に示すコンセント48
に接続され、フロアパネル10上に電力端末として、適宜
の位置に露出される。同様に、電話用の配線材56は、フ
ロアパネル10上に電話端末として、適宜の位置に露出さ
れる。
このように、フロアパネル10を複数敷設し、これらに
よって形成される複数の溝18、20による通路に、それぞ
れ配線材56、58が挿通されてパネル装置50が構成され
る。この装置によれば、2種類の配線材56、58がそれぞ
れ異なる通路に配線されるから、異なる配線材56、58の
近傍による障害の発生などを防ぐことができる。
第9A図〜第9C図に示すフロアパネル装置は、次のよう
にして製作される。
まず、キャビネット60を室内の側壁部に配設する。次
にパネルユニットをキャビネットに対して溝の端部が接
触するように配設する。キャビネット60上部の電話幹線
64、電力幹線66から分岐された分岐線56、58をそれぞれ
接続器具68、70を介して分岐線用空間72に配設し、キャ
ビネット60の背面から床面上に垂下させる。
フロアパネル10を所定の個数敷設し、フロアパネル10
の溝の他端のようなケーブル導出部からメッセンジャワ
イヤヲキャビネット60の方向に向かってパネル10の溝内
を挿通させ、キャビネット60から垂下されたケーブルを
メッセンジャワイヤ先端に取り付ける。
メッセンジャワイヤをケーブル導出部で引き戻してケ
ーブル先端を導出部に引き止せる。ケーブル先端をコン
セント等に接続する端末処理を行い、接続処理を行うこ
とにより、フロアパネル装置50が出き上る。フロアパネ
ル10の溝18、20に収容できないような接続機器に上記の
ケーブルを接続する場合には、第8図の凹部32のように
フロアパネルの一部を切除して収納し、必要に応じて同
図に示すようなカットカバー40を被覆する。
上記の配線は電力用および電話用のいずれの線につい
ても同様に行えばよい。
なお、上記のようにキャビネット60を設けることに代
えて、壁と床のコーナー部に沿ってケーブルコンセント
が配設されるダクトを用いてもよい。
第10A図および第10B図には、本発明によるフロアパネ
ル装置の他の実施例が概念的に示されている。
この装置50においては、敷設された複数のフロアパネ
ル10と、これらのパネル10の周囲に配設された配線材収
容部材などのカバー部材74とからなる。フロアパネル10
は前述のいずれかのタイプのパネルを使用すればよい。
配線材収容部材74は、たとえば第11A図〜第11C図に示す
ような形状のものを使用することができる。
第11A図に示す配線材収容部材74は、平坦な上面部76
と上面部76の両端に連設された脚部78とからなり、脚部
78には図示のようなアーチ状の切り欠き78aが、フロア
パネル10の溝の間隔と同一の間隔lで設けられている。
このような配線材収容部材74が、第10A図に示されるよ
うに敷設された複数のフロアパネル10の周囲に配置さ
れ、配線材収容部材74に収容された電話幹線64から分岐
された電話枝線56および電力幹線66から分岐された電力
枝線58が、切り欠き78aを通してフロアパネル10の前記
上側溝18または下側溝20に挿通される。切り欠き78aの
形状は同図に示されるアーチ形に限られず、四角形、三
角形等適宜のものを用いればよい。また、同図に示され
るように、使用時にはゴム、プラスチック等のシートS
を配線材収容部材74の下に敷くことによって、配線材収
容部材74のガタつきによる音を消すことができる。
第11B図に示される配線材収容部材74は、第11A図の部
材のようにあらかじめ切り欠き78aを設けることに代え
て、脚部78に所定の間隔でスリット78bが設けられてい
る。使用時にはたとえば2つのスリット78bを用いてこ
れらのスリット78b間の脚部78を除去し、第11A図のよう
な切り欠き78aを形成する。第11C図に示される配線材収
容部材74は、第11B図のようなスリット78bを設けず、2
点鎖線で示すように、任意の間隔の切り欠き78aを使用
時に現場で切り抜き形成するものである。
配線材収容部材74の材質は前記のフロアパネル10と同
様のものを用いればよい。また、高さはフロアパネル10
と同一とし、大きさは配線材の収容容量を考慮して定め
られ、例えば脚部78間の幅を50mmとすればよい。
第10A図のフロアパネル10により形成された通路に挿
通された枝線配線材56、58は、第9A図に示す装置と同様
に、フロアパネル10上の適宜の位置に設けられた電話端
末80、電力端末(コンセント)48に接続される。
第10A図、第10B図に示すフロアパネル装置は、次のよ
うにして製作される。
室内に盤88を配設し、盤88の配設された壁側および他
の2つの壁側に配線材収容部材74を配設して盤88からの
ケーブルの通路を形成する。2つの壁側に配設した配線
材収容部材74の側面に溝端が接するようにフロアパネル
10を所定の個数配設する。メッセンジャワイヤを盤88側
の配線材収容部材74に挿通し、盤88から導出されたケー
ブルをメッセンジャワイヤ先端に取り付けて引き寄せ
る。同様に2つの壁側に配設した配線材収容部材74の必
要な個所を取り外してメッセンジャワイヤを挿通する。
フロアパネル10のケーブル導出部からメッセンジャワイ
ヤを2つの壁側に配設した配線材収容部材74の方向にパ
ネル10の溝内を挿通させて、ワイヤ先端にケーブルを取
り付ける。
その後、前記の第9A図〜第9C図に示すフロアパネル装
置と同様に、メッセンジャワイヤをケーブル導出部で引
き戻してケーブル先端を導出部に引き寄せ、ケーブル先
端をコンセント等の配線器具に接続する端末処理を行
い、接続処理を行うことにより、フロアパネル装置が出
き上る。また、接続機器にケーブルを接続する場合に
は、第8図の凹部32のようにフロアパネルの一部を切除
し、必要に応じて同図に示すようなカットカバー40を被
覆する。
なお、配線材収容部材74を複数本並列に配設し、多数
の通路を形成するようにしてもよい。配線材収容部材74
は、第10A図の上部および下部に配設された部分のよう
に、フロアパネル10の溝の端部に配設され、溝から取り
出される配線材を収容する他、同図左側部に配設された
部分のようにパネルの溝と平行に配設され、配線の幹線
の中継配線路として利用することもできる。
第12図には、配線材収容部材74の他の実施例が示され
ている。この配線材収容部材74においては、上面部76の
両端部および中央部に脚部78が設けられ、上面部76の両
端部の脚部78には切り欠き78aが設けられている。中央
部の脚部78にはコンセント48が配設され、コンセント48
に差し込まれたケーブル82が切り欠き78aから取り出さ
れ、フロアパネル10の溝に挿通される。このように、配
線材収容部材74内に仕切りを設け、一方の通路を電力幹
線ケーブル66の配線に、他方の通路を分岐器具用および
分岐線の配置に用いることができる。なお、電力幹線ケ
ーブル66は電話・情報幹線ケーブルに、またコンセント
48はモジュラージャック・コネクタ等い置きかえること
ができる。
このような配線材収容部材74を用いれば、必要な本数
のケーブルを盤88から直接引き出して必要箇所に配線す
ることに代えて、配線材収容部材74内においてケーブル
を分岐し、枝線をフロアパネルに導くことができ、盤88
からの導出ケーブルの本数を少なくすることができる。
第13A図および第13B図には、フロアパネル装置50の他
の実施例が示され、他の配線材収容部材74が示されてい
る。この装置においては、配線材収容部材74な平坦な上
面部に5つの脚部78が連設され、これらの脚部78によっ
て配線材を収容する4つの通路が形成されている。第13
A図に示されるように、中央の脚部78を除いて、配線を
通過させるための切り欠き78aが形成されている。同図
に示されるように、形成された通路は2つずつに分離さ
れ、それぞれ電力線用、電話線用として使用されてい
る。同図左側の2つの通路部分においては、中央側の通
路に電力幹線66が配置され、分離された電力幹線66は切
り欠き78aを通して端部側の通路へ導かれ、端部側の通
路において床面に固定された配線器具86により電力分岐
線58に配線される。右側の2つの通路部分においては、
中央側の通路に電話幹線64が配置され、分離された電話
幹線64は切り欠き78aを通して端部側の通路へ導かれ、
端部側の通路において床面に固定された配線器具86によ
りさらに分岐され、電話分岐線56に配線される。
配線材収容部材74の両側にはそれぞれ前記のフロアパ
ネル10がその溝の端部を配線材収容部材74の外側の脚部
に接するように配置されている。これにより端部側の通
路で分岐された電力分岐線58および電話分岐線56がフロ
アパネル10の溝に挿通される。
第14A図および第14B図には本発明によるフロアパネル
装置の他の実施例が示されている。
同図に示されるものは、フロアパネル10からなるフロ
アパネル群の3辺を配線材収容部材74によって囲繞する
ように構成したものである。室の中央部に配置された配
線材収容部材74には電力幹線66が配設され、室の端部に
配置された配線材収容部材74には電話幹線64が配設され
ている。これらの幹線が交差する壁側の位置には分電盤
88が配置されている。幹線64および66から分岐した電力
枝線58および電話枝線56はフロアパネル10に挿通されて
いる。
この装置によれば、室の中央部に2列の配線材収容部
材74を設けているから、中央部において使用可能な通路
が増えるため、配線管理が容易である。
第14A図および第14B図の装置において、例えば幹線ケ
ーブルをフロアパネル10の下側溝20に配置し、枝線ケー
ブルを上側溝18に配置するようにすれば、これらを区分
け配線することができる。
上記の種々のフロアパネル装置によれば、フロアパネ
ル10および配線材収容部材74ともに配線用の通路が直線
状であるから、メッセンジャワイヤを使用して配線を容
易に行うことができる。また、カーペット、タイル等の
仕上材をパネル10の上面に敷設する場合においても、配
設の際にこれらの配線に沿って仕上材を外すことなく、
最小限の所要箇所のみを外し、メッセンジャワイヤを使
用して配線を行うことができる。
フロアパネル10および配線材収容部材74ともに複数の
配線用の通路が形成されるから、配線材の種類に応じて
使用する配線路を区分けすることができ、異種配線系統
による乱雑化を防止することができる。これにより、例
えば強電、弱電の配線が接近することによる誘導障害を
生ずることがない。また、室内の区画配線が可能である
ので、配線材のメインテナンスも容易である。
なお、上記のフロアパネル装置の実施例においては、
上記の種々の配線材収容部材74が使用されているが、こ
のような配線材収容部材74に代えてダクトや、ダクト内
に絶縁材で被覆された配線材を納めたバスダクト、上面
部材に脚を取り付けたフリーアクセスフロア等を用いて
もよい。
効 果 本発明によれば、フロアパネルは配線を挿通する配線
作業が容易であり、配線時における配線材の損傷を防止
することができる。
またフロアパネル装置は、フロアパネルの配線用の通
路が直線状であるから、仕上材を敷設する場合にも、配
線を容易に行うことができる。
フロアパネルおよび必要に応じて設けられる配線材収
容部材ともに複数の配線用の通路が形成されるから、配
線材の種類に応じて使用する配線路を区分けすることが
でき、異種配線系統による乱雑化を防止することができ
る。これにより、例えば強電、弱電の配線が接近するこ
とによる誘導障害を防止でき、また、室内の区画配線が
可能であるので、配線材のメンテナンスも容易である。
その上、パネル本体は、1つの方向に長い形の上面部、
下面部および脚部の主要構成で、上下側開口溝が形成さ
れるので、特に上側開口溝への配線敷設がパネル本体を
引き上げることなしに極めて容易にでき、また両溝を仕
切った状態で配線敷設できるので異種配線の混触が簡単
に防止でき、配線変更も極めて容易に行うことができる
し、また上側開口溝に設けられた突出部により、パネル
端部や、什器および機器設置等の安定性向上や、パネル
面歩行性の向上や、脚部の連結構造により可撓性による
床面不陸追従性の確保が可能であり、又、突出部を設け
ることにより脚部自体の肉厚が薄い状態でもフロアパネ
ルの強度を維持することが可能であり、さらに切除部
は、上面部および下面部の長手方向に沿う方向と、その
方向と直交する方向とに交互に設けた構造のため、切除
時、敷設面積や、形状に応じて切除部により方向を変え
て切除することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるフロアパネルの一実施例を示す斜
視図、 第2図、第3図、第4図、第5図は本発明によるフロア
パネルの他の実施例を示す斜視図、 第6A図第6B図第6C図は本発明によるフロアパネルの実施
例の一部を示す側面図、 第7図は本発明によるフロアパネルのさらに他の実施例
を裏側から示す斜視図、 第8図は本発明によるフロアパネルのさらに他の実施例
を示す分解斜視図、 第9A図は本発明によるフロアパネル装置の一実施例を概
念的に示す平面図、 第9B図は第9A図の側面図、 第9C図は第9B図のキャビネットの断面図、 第10A図は本発明によるフロアパネル装置の他の実施例
を概念的に示す平面図、 第10B図は第10A図の側面図、 第11A図〜第11C図は本発明によるフロアパネル装置に使
用される配線材収容部材の実施例を示す斜視図、 第12図は配線材収容部材の他の実施例を示す斜視図、 第13A図は本発明によるフロアパネル装置の他の実施例
の一部を示す断面図、 第13B図は第13A図の側断面図、 第14A図は本発明によるフロアパネル装置の他の実施例
を概念的に示す平面図、 第14B図は第14A図の側面図である。 主要部分の符号の説明 10……フロアパネル 14……脚部 18……上側溝 20……下側溝 12a,16a……突出部 22……カバー板 28……スリット 30……長孔 32……凹部 50……フロアパネル装置 56,58……枝線配線材 60……キャビネット 64,66……幹線配線材 74……カバー部材

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平坦面を有し、1つの方向に長く形成さ
    れ、所定間隔を開けて複数並列される上面部と、 該上面部よりも下方で、前記所定間隔に対向する位置で
    あって、平坦面を有し、前記方向と同一方向に所定間隔
    を開けて複数並列される下面部と、 前記上面部および前記下面部の長手方向の両側端縁に連
    設され、該上面部と該下面部とを連結する脚部とを有
    し、 上面部と下面部とが脚部により上側の開口溝と下側の開
    口溝を所定の一方向に形成するように交互に連続形成さ
    れたフロアパネルにおいて、 少なくとも前記上側の開口溝の開口幅を前記開口溝幅よ
    りも狭める長手方向に形成される突出部を前記上面部の
    端縁に設けたことを特徴とするフロアパネル。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のフロアパネルにおいて、 前記突出部には、長手方向に形成されて設けられた段部
    と、 前記段部に嵌り前記上側の開口溝を覆い、前記上面部と
    略同一平面に形成されるカバー板と、を有することを特
    徴とするフロアパネル。
  3. 【請求項3】平坦面を有し、1つの方向に長く形成さ
    れ、所定間隔を開けて複数並設される上面部と、 該上面部よりも下方で、前記所定間隔に対向する位置で
    あって、平坦面を有し、前記方向と同一方向に所定間隔
    を開けて複数並設される下面部と、 前記上面部および前記下面部の長手方向の両側端縁に連
    設され、該上面部と該下面部とを連結する脚部とを有
    し、 上面部と下面部とが脚部により上側の開口溝と下側の開
    口溝を所定の一方向に形成するように交互に連続形成さ
    れたフロアパネルにおいて、 前記上面部、前記下面部、前記脚部の少なくともいずれ
    か1つには、前記フロアパネルの任意位置で部分的に切
    断可能となるように、前記長手方向に沿う方向と、該方
    向と略直交する方向との少なくともどちらかに所定間隔
    で設けられた切除部を有することを特徴とするフロアパ
    ネル。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のフロアパネルにおいて、 前記上面部と前記下面部との幅は異なって、前記上面部
    が前記下面部よりも幅広に形成されたことを特徴とする
    フロアパネル。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のフロアパネルにおいて、 前記上面部には、前記下側の開口溝が分割される補強脚
    部を設けたことを特徴とするフロアパネル。
  6. 【請求項6】請求項1ないし2のいずれかに記載のフロ
    アパネルにおいて、 前記上面部と前記下面部との幅は異なって、前記上面部
    が前記下面部よりも幅広に形成されたことを特徴とする
    フロアパネル。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のフロアパネルにおいて、 前記上面部には、前記下側の開口溝が分割される補強脚
    部を設けたことを特徴とするフロアパネル。
  8. 【請求項8】請求項4または5に記載のフロアパネルに
    おいて、 前記上面部の長手方向の両側部に、前記上側の開口溝に
    突出する突出部を有することを特徴とするフロアパネ
    ル。
  9. 【請求項9】請求項2に記載のフロアパネルにおいて、 前記カバー板には、前記段部に前記カバー板が嵌った時
    に、前記突出部に嵌着固定される嵌着突片を有すること
    を特徴とするフロアパネル。
  10. 【請求項10】請求項1、2、6、7、9のいずれかに
    記載のフロアパネルにおいて、 前記上面部、前記下面部、前記脚部の少なくともいずれ
    か1つには、前記フロアパネルの任意位置で部分的に切
    断可能となるように、前記長手方向に沿う方向と、該方
    向と略直交する方向との少なくともどちらかに所定間隔
    で設けられた切除部を有することを特徴とするフロアパ
    ネル。
  11. 【請求項11】請求項3、4、5、8、10のいずれかに
    記載のフロアパネルにおいて、 前記切除部により、前記フロアパネルの上面部、下面
    部、脚部の少なくともいずれかが部分的に切除された任
    意位置に形成され所定領域の略凹部に配設される配線器
    具類と、 前記略凹部に前記配設された配線器具類を覆い、前記上
    面部と略同一高さになるように形成されたカットカバー
    とを有し、 前記カットカバーと上面部とを略同一高さになるように
    フロアパネル上面を略平らにすることを特徴とするフロ
    アパネル。
  12. 【請求項12】平坦面を有し、1つの方向に長く形成さ
    れ、所定間隔を開けて複数並設される上面部と、 該上面部よりも下方で、前記所定間隔に対向する位置で
    あって、平坦面を有し、前記方向と同一方向に所定間隔
    を開けて複数並設される下面部と、 前記上面部および前記下面部の長手方向の両側端縁に連
    設され、該上面部と該下面部とを連結する脚部とを有
    し、 上面部と下面部とが脚部により上側の開口溝と下側の開
    口溝を所定の一方向に形成するように交互に連続形成さ
    れ床面に敷設されるフロアパネルを有するフロアパネル
    装置において、 前記フロアパネルの前記上側の開口溝と前記下側の開口
    溝の端部側と側面側との少なくともいずれかに敷設さ
    れ、前記パネルの高さと略同一高さとなるような上面が
    平坦な上面部と脚部とから形成されたカバー部材とを有
    し、 前記カバー部材が、前記敷設されたパネルの前記上側の
    開口溝と前記下側の開口溝との少なくともいずれかの端
    部側の壁部とパネル間又はパネルとパネル間の隙間部分
    を埋め、前記パネルの高さと略同一になるようにカバー
    部材の上面を平らにすることを特徴とするフロアパネル
    装置。
  13. 【請求項13】請求項12に記載のフロアパネル装置にお
    いて、 前記フロアパネルを複数敷設して形成される前記上側の
    開口溝と前記下側の開口溝内に、複数種類の配線を前記
    脚部で仕切った前記上側の開口溝と前記下側の開口溝毎
    に敷設することを特徴とするフロアパネル装置。
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