JP2524613B2 - 時分割移動体通信方式 - Google Patents
時分割移動体通信方式Info
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Description
【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5図〜第7図) 発明が解決しようとする問題点 問題点を解決するための手段(第1図) 作用 実施例(第2図〜第4図) 発明の効果 〔概要〕 移動局と基地局間で時分割多元接続によって通信を行
う時分割移動体通信方式に関し, フレーム効率の向上を図りつつ受信側において誤りな
く安定した符号再生を行えるようにすることを目的と
し, 基地局によって受信される1フレームの受信信号中に
ビット位相同期用のビット同期部が設けられ,それぞれ
異なる移動局がフレーム別に該ビット同期部に自局用の
ビット同期信号を送出し,基地局は各移動局からのビッ
ト同期信号から得られたビット同期情報を記憶手段に記
憶し,各移動局からのデータ信号の受信に際しては当該
移動局対応のビット同期情報に基づいて信号再生用クロ
ックの位相を補正するように構成される。
う時分割移動体通信方式に関し, フレーム効率の向上を図りつつ受信側において誤りな
く安定した符号再生を行えるようにすることを目的と
し, 基地局によって受信される1フレームの受信信号中に
ビット位相同期用のビット同期部が設けられ,それぞれ
異なる移動局がフレーム別に該ビット同期部に自局用の
ビット同期信号を送出し,基地局は各移動局からのビッ
ト同期信号から得られたビット同期情報を記憶手段に記
憶し,各移動局からのデータ信号の受信に際しては当該
移動局対応のビット同期情報に基づいて信号再生用クロ
ックの位相を補正するように構成される。
本発明は移動局と基地局間で時分割多元接続(TDMA)
によって通信を行う時分割移動体通信方式に関する。
によって通信を行う時分割移動体通信方式に関する。
多数の散在する移動局とこれら移動局に共通の1ない
し数局の無線基地局とで形成される移動体通信システム
において時分割多元接続方式により通信を行う場合,フ
レーム効率を良くしつつ無線基地局において符号誤りの
ない安定した符号再生を行えることが要求される。
し数局の無線基地局とで形成される移動体通信システム
において時分割多元接続方式により通信を行う場合,フ
レーム効率を良くしつつ無線基地局において符号誤りの
ない安定した符号再生を行えることが要求される。
時分割多元接続通信方式は,例えば地上固定局間の通
信,あるいは衛星通信等に使用されている。第5図は地
上固定局間での時分割多元接続通信システムを説明する
図である。このシステムは固定の親局Pとn個の固定の
子局C1〜Cnとからなる通信システムであり,第5図
(1)は親局Pからの送信信号のフレーム構成を示し,
第5図(2)は各子局C1〜Cnでの受信信号を示したもの
である。図示のごとく,親局Pは,各子局C1〜Cnへの親
局送信データD(1)〜D(n)を時間軸t上において
多重化し,これにフレーム同期信号Fを付して1フレー
ムの送信信号として各子局C1〜Cnに向けて一斉に発射す
る。各子局C1〜Cnはこの親局Pから送信された1フレー
ムの送信信号のうちから,フレーム同期信号Fを基準に
して自局割当分のタイムスロットのデータD(1)〜D
(n)をそれぞれ取り出して受信する。
信,あるいは衛星通信等に使用されている。第5図は地
上固定局間での時分割多元接続通信システムを説明する
図である。このシステムは固定の親局Pとn個の固定の
子局C1〜Cnとからなる通信システムであり,第5図
(1)は親局Pからの送信信号のフレーム構成を示し,
第5図(2)は各子局C1〜Cnでの受信信号を示したもの
である。図示のごとく,親局Pは,各子局C1〜Cnへの親
局送信データD(1)〜D(n)を時間軸t上において
多重化し,これにフレーム同期信号Fを付して1フレー
ムの送信信号として各子局C1〜Cnに向けて一斉に発射す
る。各子局C1〜Cnはこの親局Pから送信された1フレー
ムの送信信号のうちから,フレーム同期信号Fを基準に
して自局割当分のタイムスロットのデータD(1)〜D
(n)をそれぞれ取り出して受信する。
一方,各子局C1〜Cnから親局Pへのデータ送信は,親
局Pにおいて各子局C1〜Cnからの子局送信データD
(1)〜D(n)が時間軸上で送信順に整然と並ぶよう
に各子局C1〜Cnと親局P間の信号伝播遅延時間を修正し
送信タイミングを決定して行われる。第6図はかかる子
局C1〜Cnの送信タイミングを説明するための図である。
第6図において,(1)は親局Pのデータ送信タイミン
グを示し,(2)は子局C1における親局送信データの受
信タイミングを示し,(3)は子局C1から親局Pへの子
局送信データD(1)の送信タイミングを示し,(4)
は親局Pにおける各子局C1〜Cnからの子局送信データD
(1)〜D(n)の受信タイミングを示す。
局Pにおいて各子局C1〜Cnからの子局送信データD
(1)〜D(n)が時間軸上で送信順に整然と並ぶよう
に各子局C1〜Cnと親局P間の信号伝播遅延時間を修正し
送信タイミングを決定して行われる。第6図はかかる子
局C1〜Cnの送信タイミングを説明するための図である。
第6図において,(1)は親局Pのデータ送信タイミン
グを示し,(2)は子局C1における親局送信データの受
信タイミングを示し,(3)は子局C1から親局Pへの子
局送信データD(1)の送信タイミングを示し,(4)
は親局Pにおける各子局C1〜Cnからの子局送信データD
(1)〜D(n)の受信タイミングを示す。
すなわち親局Pは各子局C1〜Cn向けの親局送信データ
D(1)〜D(n)を1フレームの長さの連続信号とし
て送出する(第6図の(1))。子局C1においては,こ
の親局Pからの送信データD(1)〜D(n)は,親局
Pと子局C1との間の信号伝播遅延時間T(a)だけ遅れ
て到着する(第6図の(2))。子局C1はこの親局送信
信号を受信すると,これに含まれたフレーム同期信号に
同期して自局に割り当てられたTDMAフレームの時間帯に
親局Pに向けて子局送信データD(1)をバースト信号
で送出するが,この際,親局Pにおいて受信される各子
局C1〜Cnからの子局送信データD(1)〜D(n)が時
間軸上に整然と配列されるように,子局と親局間の信号
伝播遅延時間を修正する遅延時間Δa分だけ遅延等化器
等を用いて送信タイミングを遅らせて送信する(第6図
の(3))。なおこの遅延時間Δaは各子局C1〜Cn毎に
親局Pとの離隔距離によってそれぞれ異なる。
D(1)〜D(n)を1フレームの長さの連続信号とし
て送出する(第6図の(1))。子局C1においては,こ
の親局Pからの送信データD(1)〜D(n)は,親局
Pと子局C1との間の信号伝播遅延時間T(a)だけ遅れ
て到着する(第6図の(2))。子局C1はこの親局送信
信号を受信すると,これに含まれたフレーム同期信号に
同期して自局に割り当てられたTDMAフレームの時間帯に
親局Pに向けて子局送信データD(1)をバースト信号
で送出するが,この際,親局Pにおいて受信される各子
局C1〜Cnからの子局送信データD(1)〜D(n)が時
間軸上に整然と配列されるように,子局と親局間の信号
伝播遅延時間を修正する遅延時間Δa分だけ遅延等化器
等を用いて送信タイミングを遅らせて送信する(第6図
の(3))。なおこの遅延時間Δaは各子局C1〜Cn毎に
親局Pとの離隔距離によってそれぞれ異なる。
この結果,親局Pにおいては,各子局C1〜Cnからの子
局送信データD(1)〜D(n)が各々重ならず時間軸
上に整然と配列されて受信される(第6図の(4))。
局送信データD(1)〜D(n)が各々重ならず時間軸
上に整然と配列されて受信される(第6図の(4))。
以上により子局送信データD(1)〜D(n)が整然
と配列されたフレーム構成で受信することができるもの
であるが,親局Pにおいて各子局C1〜Cnからの受信信号
を誤りなく符号再生するためには,さらに各子局送信デ
ータD(1)〜D(n)のビット同期をとる必要があ
る。すなわち親局Pにおける受信信号の符号再生時に
は,受信データビットの中央位置付近でサンプリングし
ないと符号誤りを生じることになる。このため,各子局
C1〜Cnから親局Pへのバースト信号には,送信データの
前にビット同期タイミング抽出用のプリアンブルワード
(例えば101010…のパターン)が挿入され,親局Pにお
いてはこれら各子局C1〜Cnのプリアンブルワードに基づ
いて子局送信データD(1)〜D(n)毎にそれぞれ標
本化クロックの位相を修正し,符号再生を行っている。
と配列されたフレーム構成で受信することができるもの
であるが,親局Pにおいて各子局C1〜Cnからの受信信号
を誤りなく符号再生するためには,さらに各子局送信デ
ータD(1)〜D(n)のビット同期をとる必要があ
る。すなわち親局Pにおける受信信号の符号再生時に
は,受信データビットの中央位置付近でサンプリングし
ないと符号誤りを生じることになる。このため,各子局
C1〜Cnから親局Pへのバースト信号には,送信データの
前にビット同期タイミング抽出用のプリアンブルワード
(例えば101010…のパターン)が挿入され,親局Pにお
いてはこれら各子局C1〜Cnのプリアンブルワードに基づ
いて子局送信データD(1)〜D(n)毎にそれぞれ標
本化クロックの位相を修正し,符号再生を行っている。
第7図はかかるビット位相の修正回路を含む親局受信
部の構成を示すブロック図である。第7図において,20
は受信信号の復調を行う復調器,21は復調器20の復調信
号をサンプリングして符号識別を行う識別再生回路,22
は送信クロックおよび受信クロックとして用いられるク
ロックを発生するクロック発振器,231〜23nはクロック
発振器22からのクロックを各子局C1〜Cn対応に位相シフ
トする移相器,24は受信信号の子局送信データD(1)
〜D(n)のタイミングに合わせて移相器231〜23nの出
力の一つを選択し識別再生回路21に標本化クロックとし
て供給するセレクタである。
部の構成を示すブロック図である。第7図において,20
は受信信号の復調を行う復調器,21は復調器20の復調信
号をサンプリングして符号識別を行う識別再生回路,22
は送信クロックおよび受信クロックとして用いられるク
ロックを発生するクロック発振器,231〜23nはクロック
発振器22からのクロックを各子局C1〜Cn対応に位相シフ
トする移相器,24は受信信号の子局送信データD(1)
〜D(n)のタイミングに合わせて移相器231〜23nの出
力の一つを選択し識別再生回路21に標本化クロックとし
て供給するセレクタである。
この受信回路では各移相器231〜23nの位相シフト量は
親局Pと各子局C1〜Cnとの離隔距離に合わせてそれぞれ
固定的に設定されている。
親局Pと各子局C1〜Cnとの離隔距離に合わせてそれぞれ
固定的に設定されている。
移動体通信システムにおいては,各移動局は無線ゾー
ン内を移動しているのが普通であるため,無線基地局と
各移動局との離隔距離は固定的ではなく,したがって基
地局と移動局間の信号伝播遅延時間は常に変化する。こ
のため,移動体通信システムに時分割多元接続方式を適
用した場合,各移動局から発射されたバースト信号を無
線基地局において時間軸上で各々重ならないように順番
に配列するためには,信号伝播遅延時間の変動を許容す
べく各移動局からのバースト信号間のガードタイムを大
きくとる必要がある。しかしながらガードタイムを大き
くすることはデータ伝送の効率を低下させ,しいてはフ
レーム効率(実際にデータが送れる容量対伝送速度)を
低下させることになり好ましくない。
ン内を移動しているのが普通であるため,無線基地局と
各移動局との離隔距離は固定的ではなく,したがって基
地局と移動局間の信号伝播遅延時間は常に変化する。こ
のため,移動体通信システムに時分割多元接続方式を適
用した場合,各移動局から発射されたバースト信号を無
線基地局において時間軸上で各々重ならないように順番
に配列するためには,信号伝播遅延時間の変動を許容す
べく各移動局からのバースト信号間のガードタイムを大
きくとる必要がある。しかしながらガードタイムを大き
くすることはデータ伝送の効率を低下させ,しいてはフ
レーム効率(実際にデータが送れる容量対伝送速度)を
低下させることになり好ましくない。
一方,例えば第2図に示されるように,各移動局と基
地局間の離隔距離Lが小さくなるようにシステムを構成
すれば,各移動局から基地局へのバースト信号送出に際
して基地局と各移動局間の信号伝播遅延時間τ1,τ2,τ
3の相違の影響を無視することができ,よってガードタ
イムを短くしつつTDMA方式の採用が可能になる。
地局間の離隔距離Lが小さくなるようにシステムを構成
すれば,各移動局から基地局へのバースト信号送出に際
して基地局と各移動局間の信号伝播遅延時間τ1,τ2,τ
3の相違の影響を無視することができ,よってガードタ
イムを短くしつつTDMA方式の採用が可能になる。
すなわち,移動体通信に用いられるデータ速度は最大
でも数100k bps程度である。いま仮に200k bpsであると
すると1ビットの長さは5μsとなる。ここで移動局と
基地局との距離Lが1km以下となるようにすれば(すな
わち基地局の無線ゾーンが半径1km以内となるようにシ
ステムを構成すれば),移動局と基地局間の伝播遅延時
間τは約3μsとなる。したがって移動局から基地局へ
の送信バースト信号の伝播遅延時間τの変動は1ビット
幅の範囲内になる。このためバースト信号間のガードビ
ットとして1ビット以上とれば,各移動局が基地局から
受信したフレーム同期信号を基準にして一定の遅延時間
後にそれぞれ自局バースト信号を発射するようにして
も,基地局においては各移動局からのバースト信号が重
なり合うことなく整然と配列されることになる。
でも数100k bps程度である。いま仮に200k bpsであると
すると1ビットの長さは5μsとなる。ここで移動局と
基地局との距離Lが1km以下となるようにすれば(すな
わち基地局の無線ゾーンが半径1km以内となるようにシ
ステムを構成すれば),移動局と基地局間の伝播遅延時
間τは約3μsとなる。したがって移動局から基地局へ
の送信バースト信号の伝播遅延時間τの変動は1ビット
幅の範囲内になる。このためバースト信号間のガードビ
ットとして1ビット以上とれば,各移動局が基地局から
受信したフレーム同期信号を基準にして一定の遅延時間
後にそれぞれ自局バースト信号を発射するようにして
も,基地局においては各移動局からのバースト信号が重
なり合うことなく整然と配列されることになる。
このように基地局との離隔距離Lが小となるように通
信システムを構成すればガードタイムを短くしつつTDMA
方式の採用が可能となるものであるが,この場合でもビ
ット同期については保証されていない。そこで前述のよ
うにビット同期をとるため,各移動局からのバースト信
号にプリアンブルワードを付加することが考えられる。
信システムを構成すればガードタイムを短くしつつTDMA
方式の採用が可能となるものであるが,この場合でもビ
ット同期については保証されていない。そこで前述のよ
うにビット同期をとるため,各移動局からのバースト信
号にプリアンブルワードを付加することが考えられる。
しかしながら移動体通信は固定局間通信の場合に比べ
てS/N比が非常に悪い条件下で使用されることが多く
(通常はビット誤り率BERが10-2または10-1程度),従
ってプリアンブルワードはワード長の長いものが要求さ
れる。この結果,通話データに対してプリアンブルワー
ド等の占める割合が大きくなり,フレーム効率が低下し
てしまう。
てS/N比が非常に悪い条件下で使用されることが多く
(通常はビット誤り率BERが10-2または10-1程度),従
ってプリアンブルワードはワード長の長いものが要求さ
れる。この結果,通話データに対してプリアンブルワー
ド等の占める割合が大きくなり,フレーム効率が低下し
てしまう。
したがって本発明の目的は,時分割多元接続方式を採
用し,フレーム効率の向上を図りつつ受信側において誤
りなく安定した符号再生を行える時分割移動体通信方式
を提供することにある。
用し,フレーム効率の向上を図りつつ受信側において誤
りなく安定した符号再生を行える時分割移動体通信方式
を提供することにある。
第1図は本発明に係る移動体通信方式を説明する原理
図である。
図である。
本発明に係る移動体通信方式は,複数の移動局311〜3
1nと基地局30とが時分割多元接続によって無線通信を行
うものであって,基地局30によって受信される1フレー
ムの受信信号40中にビット位相同期用のビット同期部41
が設けられ,それぞれ異なる移動局がフレーム別にビッ
ト同期部41に自局用のビット同期信号を送出し,基地局
30は各移動局311〜31nからのビット同期信号から得られ
たビット同期情報を記憶手段32に記憶し,各移動局311
〜31nからのデータ信号の受信に際しては当該移動局対
応のビット同期情報に基づいて信号再生用クロックの位
相を補正するように構成される。
1nと基地局30とが時分割多元接続によって無線通信を行
うものであって,基地局30によって受信される1フレー
ムの受信信号40中にビット位相同期用のビット同期部41
が設けられ,それぞれ異なる移動局がフレーム別にビッ
ト同期部41に自局用のビット同期信号を送出し,基地局
30は各移動局311〜31nからのビット同期信号から得られ
たビット同期情報を記憶手段32に記憶し,各移動局311
〜31nからのデータ信号の受信に際しては当該移動局対
応のビット同期情報に基づいて信号再生用クロックの位
相を補正するように構成される。
各移動局311〜31nはフレーム別に自局用ビット同期信
号をビット同期部41に載せて基地局30に向けて送出す
る。基地局30はこれらフレーム別に送られてきた各移動
局311〜31nのビット同期信号から各移動局311〜31nのデ
ータ信号再生用のビット同期情報を得て,これを記憶手
段32に記憶する。各移動局311〜31nからのデータ信号の
受信に際しては,当該移動局対応のビット同期情報を記
憶手段32から読み出し,このビット同期情報に基づいて
データ信号再生用のクロックの位相を補正して,再生ク
ロックがデータビットの中央位置付近となるようにして
誤りのない安定した信号再生を行う。
号をビット同期部41に載せて基地局30に向けて送出す
る。基地局30はこれらフレーム別に送られてきた各移動
局311〜31nのビット同期信号から各移動局311〜31nのデ
ータ信号再生用のビット同期情報を得て,これを記憶手
段32に記憶する。各移動局311〜31nからのデータ信号の
受信に際しては,当該移動局対応のビット同期情報を記
憶手段32から読み出し,このビット同期情報に基づいて
データ信号再生用のクロックの位相を補正して,再生ク
ロックがデータビットの中央位置付近となるようにして
誤りのない安定した信号再生を行う。
以下,図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例としての移動体通信方式が
適用される通信システムを示す図であり,第3図は第2
図における無線基地局Bの受信部の1構成例を示すブロ
ック図である。第2図において,無線基地局Bは半径L
(Lは1km程度)の無線ゾーンを有し,この無線ゾーン
内に複数の移動局M1〜Mnが散在しているものとする。
適用される通信システムを示す図であり,第3図は第2
図における無線基地局Bの受信部の1構成例を示すブロ
ック図である。第2図において,無線基地局Bは半径L
(Lは1km程度)の無線ゾーンを有し,この無線ゾーン
内に複数の移動局M1〜Mnが散在しているものとする。
この通信システムでは,無線基地局Bから各移動局M1
〜Mnに向けては第5図(1)に示されるようなフレーム
構成の送信信号が発射されるものとし,無線基地局Bに
おいて各移動局M1〜Mnから受信される受信信号のフレー
ム構成は第4図(1)示されるようになっている。すな
わち,受信信号の先頭に1010101…のパターンを持つプ
リアンブルワードPWがあり,これに続いて各移動局M1〜
MnからのバーストデータD(1)〜D(n)が順に並ん
でいる。
〜Mnに向けては第5図(1)に示されるようなフレーム
構成の送信信号が発射されるものとし,無線基地局Bに
おいて各移動局M1〜Mnから受信される受信信号のフレー
ム構成は第4図(1)示されるようになっている。すな
わち,受信信号の先頭に1010101…のパターンを持つプ
リアンブルワードPWがあり,これに続いて各移動局M1〜
MnからのバーストデータD(1)〜D(n)が順に並ん
でいる。
無線基地局Bの受信部は,第3図に示されるように,
各移動局から受信されたIF信号を復調器1で復調し,そ
の復調信号を,移相器11で位相補正された送信クロック
源8からの再生クロックを用いつつ識別再生回路2で標
本化および符号識別し出力データとして出力するように
構成されている。移相器11による位相補正はクロック抽
出回路3,位相比較器4,サンプルホールド回路5,A/D変換
器6,メモリ7,セレクタ9,制御器10等を含む回路で行われ
る。
各移動局から受信されたIF信号を復調器1で復調し,そ
の復調信号を,移相器11で位相補正された送信クロック
源8からの再生クロックを用いつつ識別再生回路2で標
本化および符号識別し出力データとして出力するように
構成されている。移相器11による位相補正はクロック抽
出回路3,位相比較器4,サンプルホールド回路5,A/D変換
器6,メモリ7,セレクタ9,制御器10等を含む回路で行われ
る。
ここに,クロック抽出回路3は復調器1からの復調信
号からクロック成分を抽出し,位相比較器4はクロック
抽出回路3で抽出された受信クロックと送信クロック源
8で発生されたクロックとの位相を比較してその位相差
に応じた位相差電圧Vdを出力し,サンプルホールド回路
5は受信信号のプリアンブルワードPW部分の位相差電圧
Vdをサンプルホールドし,A/D変換器6はサンプルホール
ド回路5の出力信号をA/D変換してメモリ7に出力し,
メモリ7は各移動局対応に設けられた記憶領域71〜7nを
有していた各移動局の受信信号の位相差電圧Vdをそれぞ
れに対応する記憶領域71〜7nに記憶し,セレクタ9はメ
モリ7のうちの一つの記憶領域を選択して当該記憶領域
に記憶されている位相差電圧を移相器11に送出し,制御
器10はサンプルホールド回路5のホールドタイミング制
御,メモリ7の書込み読出し制御,セレクタ9の制御選
択等を行い,移相器11はセレクタ9からの位相差電圧に
応じて送信クロック源8からのクロックの位相をシフト
させて識別器2に供給するものである。
号からクロック成分を抽出し,位相比較器4はクロック
抽出回路3で抽出された受信クロックと送信クロック源
8で発生されたクロックとの位相を比較してその位相差
に応じた位相差電圧Vdを出力し,サンプルホールド回路
5は受信信号のプリアンブルワードPW部分の位相差電圧
Vdをサンプルホールドし,A/D変換器6はサンプルホール
ド回路5の出力信号をA/D変換してメモリ7に出力し,
メモリ7は各移動局対応に設けられた記憶領域71〜7nを
有していた各移動局の受信信号の位相差電圧Vdをそれぞ
れに対応する記憶領域71〜7nに記憶し,セレクタ9はメ
モリ7のうちの一つの記憶領域を選択して当該記憶領域
に記憶されている位相差電圧を移相器11に送出し,制御
器10はサンプルホールド回路5のホールドタイミング制
御,メモリ7の書込み読出し制御,セレクタ9の制御選
択等を行い,移相器11はセレクタ9からの位相差電圧に
応じて送信クロック源8からのクロックの位相をシフト
させて識別器2に供給するものである。
以下,本実施例システムの動作を説明する。第4図は
本実施例システムの動作説明図である。まず無線基地局
Bから各移動局M1〜Mnに向けて第5図(1)のフレーム
の構成の送信信号が送出されて各移動局M1〜Mnによって
受信される。各移動局M1〜Mnはこの送信信号を受信する
と,その送信信号中のフレームの同期信号を基準として
自局に割り当てられた時間帯にデータバースト信号を無
線基地局Bに発射する。これにより無線基地局Bにおい
ては,第4図(1)に示されるようなフレーム構成で各
移動局M1〜Mnからのバーストデータ信号D(1)〜D
(n)が受信されることになる。
本実施例システムの動作説明図である。まず無線基地局
Bから各移動局M1〜Mnに向けて第5図(1)のフレーム
の構成の送信信号が送出されて各移動局M1〜Mnによって
受信される。各移動局M1〜Mnはこの送信信号を受信する
と,その送信信号中のフレームの同期信号を基準として
自局に割り当てられた時間帯にデータバースト信号を無
線基地局Bに発射する。これにより無線基地局Bにおい
ては,第4図(1)に示されるようなフレーム構成で各
移動局M1〜Mnからのバーストデータ信号D(1)〜D
(n)が受信されることになる。
ここで各バーストデータ信号D(1)〜D(n)の先
頭にはプリアンブルワードPWが付されており,ここには
各移動局M1〜Mnが各フレーム別に順番に,自局バースト
データ信号を再生するためのビット同期用のデータ再生
クロックを送出する。
頭にはプリアンブルワードPWが付されており,ここには
各移動局M1〜Mnが各フレーム別に順番に,自局バースト
データ信号を再生するためのビット同期用のデータ再生
クロックを送出する。
すなわち第4図(2)に示されるように,無線基地局
Bにおいては受信信号フレーム#1〜#nが連続して順
次に到来するものであるが,各フレーム#1〜#nのプ
リアンブルワードPWには,例えばフレーム#1のプリア
ンブルワードPWには移動局M1からのデータ再生クロック
が,またフレーム#2のプリアンブルワードPWには移動
局M2からのデータ再生クロックがというように,各移動
局M1〜Mnからのデータ再生クロックがそれぞれフレーム
別に載せられている。あるいは各移動局のデータ再生ク
ロックを複数のフレームにわたって連続させて載せるこ
ともできる。プリアンブルワードとしては10101…のパ
ターンを繰り返したものが用いられる。このような各移
動局M1〜Mnによるデータ再生用クロックの送出がプリア
ンブルワードPWを用いて周期的に行われる。なおどの移
動局がどのフレームのプリアンブルワードPWにデータ再
生クロックを送出するかは,無線基地局Bからの送信信
号中にその順番を指定する信号を含めてもよいし,ある
いは固定的な順番を予め定めておいてもよい。
Bにおいては受信信号フレーム#1〜#nが連続して順
次に到来するものであるが,各フレーム#1〜#nのプ
リアンブルワードPWには,例えばフレーム#1のプリア
ンブルワードPWには移動局M1からのデータ再生クロック
が,またフレーム#2のプリアンブルワードPWには移動
局M2からのデータ再生クロックがというように,各移動
局M1〜Mnからのデータ再生クロックがそれぞれフレーム
別に載せられている。あるいは各移動局のデータ再生ク
ロックを複数のフレームにわたって連続させて載せるこ
ともできる。プリアンブルワードとしては10101…のパ
ターンを繰り返したものが用いられる。このような各移
動局M1〜Mnによるデータ再生用クロックの送出がプリア
ンブルワードPWを用いて周期的に行われる。なおどの移
動局がどのフレームのプリアンブルワードPWにデータ再
生クロックを送出するかは,無線基地局Bからの送信信
号中にその順番を指定する信号を含めてもよいし,ある
いは固定的な順番を予め定めておいてもよい。
無線基地局Bは上述のようにして各フレーム別に送ら
れてきた各移動局M1〜Mnからのデータ再生クロックから
ビット同期情報(すなわち位相差電圧)を取り出して記
憶しておき,これら各移動局M1〜Mn対応のビット同期情
報を用いて再生クロックの位相を各移動局M1〜Mn対応に
補正して受信バーストデータ信号D(1)〜D(n)の
符号再生をそれぞれ行う。
れてきた各移動局M1〜Mnからのデータ再生クロックから
ビット同期情報(すなわち位相差電圧)を取り出して記
憶しておき,これら各移動局M1〜Mn対応のビット同期情
報を用いて再生クロックの位相を各移動局M1〜Mn対応に
補正して受信バーストデータ信号D(1)〜D(n)の
符号再生をそれぞれ行う。
このように各移動局M1〜Mnのビット同期情報は各フレ
ーム別に送られるのでその更新にやや時間がかかるもの
であるが,例えば自動車等の移動局が高速度で移動して
いるのではなく人間が歩いているような場合には各移動
局M1〜Mnのデータ再生クロックの位相変化は速くはない
ので,このようなビット同期情報を用いても符号再生に
支障はない。
ーム別に送られるのでその更新にやや時間がかかるもの
であるが,例えば自動車等の移動局が高速度で移動して
いるのではなく人間が歩いているような場合には各移動
局M1〜Mnのデータ再生クロックの位相変化は速くはない
ので,このようなビット同期情報を用いても符号再生に
支障はない。
次に無線基地局Bの受信部の詳細な動作を説明する。
第4図(1)図示の受信信号が復調器1で復調され,そ
のクロック成分がクロック抽出回路3で抽出されて位相
比較器4に入力されると,位相比較器4はこの抽出クロ
ックと送信クロック源8からのクロックとの位相を比較
して位相差を検出し,その位相差に応じた位相差電圧Vd
をサンプルホールド回路5に出力する。
第4図(1)図示の受信信号が復調器1で復調され,そ
のクロック成分がクロック抽出回路3で抽出されて位相
比較器4に入力されると,位相比較器4はこの抽出クロ
ックと送信クロック源8からのクロックとの位相を比較
して位相差を検出し,その位相差に応じた位相差電圧Vd
をサンプルホールド回路5に出力する。
サンプルホールド回路5は制御器10の制御により各フ
レーム#1〜#nにおけるプリアンブルワードPW部分の
位相差電圧Vdを各フレーム毎にホールドする。ホールド
された位相差電圧VdはA/D変換器6でA/D変換された後,
各移動局M1〜Mn対応にメモリ7に格納される。
レーム#1〜#nにおけるプリアンブルワードPW部分の
位相差電圧Vdを各フレーム毎にホールドする。ホールド
された位相差電圧VdはA/D変換器6でA/D変換された後,
各移動局M1〜Mn対応にメモリ7に格納される。
メモリ7に記憶されたこれら各移動局対応の位相差電
圧Vdは,各データ信号D(1)〜D(n)毎に,それぞ
れ対応する移動局M1〜Mnのビット同期情報としてセレク
タ9を介して読み出されて移相器11に送られる。移相器
11は位相差電圧Vdに応じて送信クロック源10からのクロ
ックの位相を補正し,それにより識別再生回路2に与え
られる再生クロックが受信データビットの中心位置に入
るようにする。このような操作を各受信バーストデータ
信号毎に行う。
圧Vdは,各データ信号D(1)〜D(n)毎に,それぞ
れ対応する移動局M1〜Mnのビット同期情報としてセレク
タ9を介して読み出されて移相器11に送られる。移相器
11は位相差電圧Vdに応じて送信クロック源10からのクロ
ックの位相を補正し,それにより識別再生回路2に与え
られる再生クロックが受信データビットの中心位置に入
るようにする。このような操作を各受信バーストデータ
信号毎に行う。
本発明の実施にあたっては種々の変形形態が可能であ
る。上述の実施例では基地局との距離Lを1km以内程度
して説明したが,勿論これに限られず,これよりも距離
Lが大きい場合にも本発明は適用可能である。この場
合,信号伝播遅延時間により無線基地局Bにおいてクロ
ック1ビット以上のズレが生じることを考慮してプリア
ンブルワードPWはその固定長より前後に1,2ビット程度
のガードビットを付して送出するようにする。
る。上述の実施例では基地局との距離Lを1km以内程度
して説明したが,勿論これに限られず,これよりも距離
Lが大きい場合にも本発明は適用可能である。この場
合,信号伝播遅延時間により無線基地局Bにおいてクロ
ック1ビット以上のズレが生じることを考慮してプリア
ンブルワードPWはその固定長より前後に1,2ビット程度
のガードビットを付して送出するようにする。
第4図(5)〜(9)はこのようなガードビットの付
加とビット数のズレの検出とを示している。すなわち第
4図(5)に示されるように,プリアンブルワードパタ
ーンの前後に幅aのガードビットを付す。そしてこのよ
うなプリアンブルワードの固定長に入るクロックビット
数を該4図(6)図示のようにnとすれば,第4図
(8)に示されるような場合にはこの固定長に入るビッ
ト数はn−1となり後方に1ビットずれたことにより,
また第4図(9)に示されるような場合には前方に1ビ
ットずれたことになる。これによりビット数のズレを検
出できる。
加とビット数のズレの検出とを示している。すなわち第
4図(5)に示されるように,プリアンブルワードパタ
ーンの前後に幅aのガードビットを付す。そしてこのよ
うなプリアンブルワードの固定長に入るクロックビット
数を該4図(6)図示のようにnとすれば,第4図
(8)に示されるような場合にはこの固定長に入るビッ
ト数はn−1となり後方に1ビットずれたことにより,
また第4図(9)に示されるような場合には前方に1ビ
ットずれたことになる。これによりビット数のズレを検
出できる。
また本発明の時分割移動体通信方式に使用できる変調
方式はFSK,MSK,FM変調,PSK,QAM等の種々の変調方式があ
り,特にPSK,QAM等の位相変調方式や多値化した変調方
式では大きな効果が得られるものである。
方式はFSK,MSK,FM変調,PSK,QAM等の種々の変調方式があ
り,特にPSK,QAM等の位相変調方式や多値化した変調方
式では大きな効果が得られるものである。
また本実施例では各フレームのプリアンブルワードに
はそれぞれ1局の移動局を対応させてビット同期信号を
載せるようにしているが,これに限らず,例えばプリア
ンブルワードを2つに区分し,各区分にそれぞれ異なる
移動局のビット同期信号を載せるようにすることによっ
て一つのプリアンブルワード部で2局の移動局のビット
同期信号を送るようにすることも可能である。
はそれぞれ1局の移動局を対応させてビット同期信号を
載せるようにしているが,これに限らず,例えばプリア
ンブルワードを2つに区分し,各区分にそれぞれ異なる
移動局のビット同期信号を載せるようにすることによっ
て一つのプリアンブルワード部で2局の移動局のビット
同期信号を送るようにすることも可能である。
本発明によれば,時分割多元接続による時分割移動体
通信方式において,フレーム効率の向上を図りつつ受信
側において誤りのない安定した符号再生を行えるように
なる。
通信方式において,フレーム効率の向上を図りつつ受信
側において誤りのない安定した符号再生を行えるように
なる。
第1図は本発明に係る時分割移動体通信方式の原理を説
明する図, 第2図は本発明の一実施例としての時分割移動体通信方
式による通信システムを示す図, 第3図は第2図における無線基地局の受信部の構成例を
示すブロック図, 第4図は実施例の動作を説明するための図, 第5図および第6図は従来の通信方式の動作を説明する
ための図,および, 第7図は従来の親局の受信部の構成例を示すブロック図
である。 図において, 30,B……基地局 311〜31n,M1〜Mn……移動局 1,20……復調器 2,21……識別再生回路 3……クロック抽出回路 4……位相比較器 5……サンプルホールド回路, 6……A/D変換器 7……メモリ、71〜7n……記憶領域 8……送信クロック源 9,24……セレクタ 11,231〜23n……移相器 10……制御器
明する図, 第2図は本発明の一実施例としての時分割移動体通信方
式による通信システムを示す図, 第3図は第2図における無線基地局の受信部の構成例を
示すブロック図, 第4図は実施例の動作を説明するための図, 第5図および第6図は従来の通信方式の動作を説明する
ための図,および, 第7図は従来の親局の受信部の構成例を示すブロック図
である。 図において, 30,B……基地局 311〜31n,M1〜Mn……移動局 1,20……復調器 2,21……識別再生回路 3……クロック抽出回路 4……位相比較器 5……サンプルホールド回路, 6……A/D変換器 7……メモリ、71〜7n……記憶領域 8……送信クロック源 9,24……セレクタ 11,231〜23n……移相器 10……制御器
Claims (1)
- 【請求項1】複数の移動局(311〜31n)と基地局(30)
とが時分割多元接続によって無線通信を行う時分割移動
体通信方式であって, 該基地局(30)によって受信される1フレームの受信信
号(40)中にビット位相同期用のビット同期部(41)が
設けられ, それぞれ異なる移動局(311〜31n)がフレーム別に該ビ
ット同期部(41)に自局用のビット同期信号を送出し, 該基地局(30)は該各移動局(311〜31n)からのビット
同期信号から得られたビット同期情報を記憶手段(32)
に記憶し,各移動局(311〜31n)からのデータ信号の受
信に際しては当該移動局対応のビット同期情報に基づい
て信号再生用クロックの位相を補正するように構成され
た時分割移動体通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013962A JP2524613B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 時分割移動体通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63013962A JP2524613B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 時分割移動体通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01190035A JPH01190035A (ja) | 1989-07-31 |
JP2524613B2 true JP2524613B2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=11847835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63013962A Expired - Lifetime JP2524613B2 (ja) | 1988-01-25 | 1988-01-25 | 時分割移動体通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524613B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE502168C2 (sv) * | 1993-12-29 | 1995-09-04 | Ericsson Telefon Ab L M | Förfarande och anordning vid ett radiokommunikationssystem |
-
1988
- 1988-01-25 JP JP63013962A patent/JP2524613B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01190035A (ja) | 1989-07-31 |
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