JP2524509B2 - バケット式連続アンロ―ダの過負荷制御方法 - Google Patents

バケット式連続アンロ―ダの過負荷制御方法

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JP2524509B2 JP62284270A JP28427087A JP2524509B2 JP 2524509 B2 JP2524509 B2 JP 2524509B2 JP 62284270 A JP62284270 A JP 62284270A JP 28427087 A JP28427087 A JP 28427087A JP 2524509 B2 JP2524509 B2 JP 2524509B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は船舶などから鉱石等のバラ物(以下、扱い物
ともいう)の陸揚げを行うために用いられるバケット式
連続アンローダに関し、特に、バケット式連続アンロー
ダの過負荷を制御する方法に関する。
[従来の技術] この種のバケット式連続アンローダは、一般に、複数
のバケットを連結したバケットエレベータと、扱い物を
バケットで掘削するために、バケットエレベータを水平
方向に移動させるための駆動装置と、バケットで掘削さ
れた扱い物を払出すために、バケットエレベータを回転
させるための油圧モータとを備えている。
従来、このようなバケット式連続アンローダでは、油
圧モータの入口側圧力を検出するための検出器を有し、
動作中の扱い物の崩落や、バケットの過掘削等により過
負荷状態になった場合に、検出器の検出圧力が予め定め
られた設定圧力を越えたときに、バケットエレベータを
停止したり、特開昭62−130929号公報に開示されている
ように、バケットエレベータの回転速度を低くすること
により、この過負荷状態を解消している。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、過負荷状態になった場合にバケットエ
レベータを停止する方法では、設定圧力が低すぎる場合
は再々バケットエレベータが停止するので荷役効率が低
下し、設定圧力が高すぎる場合はバケットエレベータに
無理がかかるのみならず、扱い物の搬送量が計画した量
より大きくなり、アンローダの後方設備に悪影響を与え
てしまう。
一方、過負荷状態になった場合にバケットエレベータ
の回転速度を低くする方法では、バケットエレベータの
移動速度については過負荷状態であるなしに拘らず一定
であるため、バケットエレベータの回転速度を低くする
と、各バケットに多量の扱い物が積まれることになり、
バケットエレベータに無理がかかるという欠点がある。
本発明の目的は、過負荷状態になった場合にも荷役効
率が低下しないバケット式連続アンローダの過負荷制御
方法を提供することにある。
本発明の他の目的は過負荷運転時にバケットエレベー
タに無理がかからないバケット式連続アンローダの過負
荷制御方法を提供することにある。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明によるバケット式連続アンローダの過負荷制御
方法は、複数のバケットを連結したバケットエレベータ
と、扱い物を前記バケットで掘削するために、該バケッ
トエレベータを水平方向に移動させるための駆動手段
と、前記バケットで掘削された扱い物を払出すために、
該バケットエレベータを回転させるための油圧モータと
を有するバケット式連続アンローダの過負荷を制御する
方法において、 前記油圧モータの入口側圧力を検出し、 この検出圧力が予め定められた第1の圧力値以内のと
き、前記バケットエレベータを、前記駆動手段により予
め設定された第1の移動速度で移動させ、前記油圧モー
タにより予め設定された第1の回転速度で回転させ、 前記検出圧力が前記第1の圧力値を越えたとき、前記
バケットエレベータを、前記駆動手段により前記第1の
移動速度より低速の第2の移動速度で移動させ、前記油
圧モータにより前記第1の回転速度より低速の第2の回
転速度で回転させ、 前記検出圧力が前記第1の圧力値より高圧の第2の圧
力値を越えたとき、前記駆動手段による前記バケットエ
レベータの移動を停止し、前記バケットエレベータを前
記油圧モータにより前記第2の回転速度より低速の第3
の回転速度で回転させ、 前記検出圧力が前記第2の圧力値より高圧の第3の圧
力値を越えたとき、前記駆動手段による前記バケットエ
レベータの移動及び前記油圧モータによる前記バケット
エレベータの回転の両方を停止することを特徴とする。
[作用] 本発明では、油圧モータの入口側圧力を検出し、この
検出圧力によって、アンローダを以下に述べる4つの段
階の中のどれか1つで制御する。第1の段階制御は、過
負荷状態でない場合の制御であって、検出圧力が第1の
圧力値以内のときに実施される。この第1の段階制御で
は、バケットエレベータを、駆動手段により予め設定さ
れた第1の移動速度で移動させ、油圧モータにより予め
設定された第1の回転速度で回転させる。従って、この
第1の段階制御は、正規掘削制御と呼ばれる。検出圧力
が第1の圧力値を越えたとき、第2の段階制御に入る。
この第2の段階制御では、バケットエレベータを、駆動
手段により第1の移動速度より低速の第2の移動速度で
移動させ、油圧モータにより第1の回転速度より低速の
第2の回転速度で回転させる。従って、この第2の段階
制御は、低速掘削制御と呼ばれる。検出圧力が第1の圧
力値より高圧の第2の圧力値を越えたとき、第3の段階
制御に移行する。この第3の段階制御では、駆動手段に
よるバケットエレベータの移動を停止し、バケットエレ
ベータを油圧モータにより第2の回転速度より低速の第
3の回転速度で回転させる。従って、この第3の段階制
御は、停止掘削制御と呼ばれる。最後に、検出圧力が第
2の圧力値より高圧の第3の圧力値を越えたとき、第4
の段階制御に移行する。この第4の段階制御では、駆動
手段によるバケットエレベータの移動及び油圧モータに
よるバケットエレベータの回転の両方を停止する。従っ
て、この第4の段階制御は、停止制御と呼ばれる。
[実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第2図を参照すると、本発明が適用されるバケット式
連続アンローダは、複数のバケット11を連結したバケッ
トエレベータ10と、扱い物をバケット11で掘削するため
に、バケットエレベータ10を移動させるための後述する
駆動装置(図示せず)と、バケット11で掘削された扱い
物を払出すために、バケットエレベータ10を回転させる
ための後述する油圧モータ(図示せず)とを有する。バ
ケットエレベータ10によって掘削され払出された扱い物
は、ブームコンベア12、ホッパ13、及び機内コンベア14
を介して図示しない地上コンベアに払い出される。ホッ
パ13には、第1及び第2の満杯検出器13a及び13bが設け
られている。また、図示しないが油圧モータには、その
入口側圧力を検出するための後述する圧力検出器が設け
られている。
第3図を参照すると、第1及び第2の満杯検出器13a
及び13bからの第1及び第2の満杯検出信号FD1及びFD2
と上記圧力検出器15からの圧力検出信号PDは制御部16に
送出され、制御部16は、これらの検出信号に基づいて、
バケットエレベータ10を移動させるための駆動装置17と
バケットエレベータ10を回転させるための油圧モータ18
の駆動を制御する。
制御部16は、第1図に示されたフローチャートに従っ
て、本発明の一実施例による過負荷制御方法を実現す
る。
初期設定として、油圧モータ18の入口側圧力の有効油
圧力が100%圧力として設定される。制御部16は、油圧
モータ18を予め設定された第1の回転速度である正規の
回転速度(エレベータ速度)VB0で、また駆動装置17を
予め設定された第1の移動速度である正規の移動速度
(掘削速度)VT0で駆動する(ステップ101)。すなわ
ち、このステップ101では、正規掘削制御(第1の段階
制御)を実行する。圧力検出信号PDが第1の圧力値であ
る120%圧力以内(ステップ102のNO)の間は、制御部16
は、この正規掘削制御を行っている。
扱い物の崩落等により、圧力検出信号PDが120%圧力
を越える(ステップ102のYES)と、制御部16は、油圧モ
ータ18を正規エレベータ速度VB0より低速の第2の回転
速度であるエレベータ速度VB(正規エレベータ速度VB0
の75%)で、駆動装置17を正規掘削速度VT0より低速の
第2の移動速度である掘削速度VT(正規掘削速度VT0の5
0%)で駆動する(ステップ103)。すなわち、このステ
ップ103では、低速掘削制御(第2の段階制御)を実行
する。この低速掘削制御では、各バケット11に積まれる
扱い物は多少山盛り状態となるが、エレベータ速度VB
それに見合うように減速しているので、持ち揚げ動力及
びピーク率は正規掘削制御のときとほぼ等しくなる。ま
た、掘削速度VTを正規掘削速度VT0の半分にしているの
で、掘削深さが2倍になってもバケットエレベータ10に
無理がかからない。この低速掘削制御は、圧力検出信号
PDが100%圧力〜140%圧力の範囲にある間、続けられ
る。圧力検出信号PDが100%以下になる(ステップ104の
YES)と、正規掘削制御に戻る。
一方、扱い物に非常に大きな崩落が発生したとき等に
より、圧力検出信号PDが第2の圧力値である140%圧力
を越える(ステップ105のYES)と、制御部16は、油圧モ
ータ18をエレベータ速度0.75VBより低速の第3の回転速
度であるエレベータ速度VB(正規エレベータ速度VB0の3
0%)で駆動し、駆動装置17の駆動を停止する(ステッ
プ106)。すなわち、このステップ106では、バケットエ
レベータ10を定位置に止めた状態で、低速に掘削する、
所謂、停止掘削制御(第3の段階制御)を実行する。こ
の停止掘削制御では、例えば、掘削部(バケット11)が
扱い物の中に深く埋まったような場合でも、かなり強力
に荷役を続行できる。この停止掘削制御は、圧力検出信
号PDが100%圧力〜150%圧力の範囲にある間、続けられ
る。圧力検出信号PDが100%以下になる(ステップ107の
YES)と、正規掘削制御に戻る。
一方、船体にバケットエレベータ10が引掛かる等によ
り、圧力検出信号PDが第3の圧力値である150%圧力
(リリーフ圧)を越える(ステップ108のYES)と、制御
部16は、油圧モータ18と駆動装置17の両方の駆動を停止
する(ステップ109)。なぜなら、このような状態で、
荷役を続行するのは危険であるからである。すなわち、
このステップ109では、停止制御(第4の段階制御)を
実行する。
この停止制御の後、手動によりビームの起伏運転等を
行うことにより、ブーム先端に装着されたバケットエレ
ベータ10の上述した船体への引掛かり等を回避し(ステ
ップ110)たら、ステップ101に戻って正規掘削制御を再
開する。
尚、制御部16は、圧力検出信号PDが100%圧力以上の
状態(ステップ111のYES)で、第1の満杯検出信号FD1
を受けると、低速掘削制御(ステップ103)を実行す
る。また、第2の満杯検出信号FD2を受けると、制御部1
6は、油圧モータ18と駆動装置17の両方の駆動を停止す
る(ステップ109)。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、扱い物の崩落や
過掘削等による過負荷状態時でも、バケットエレベータ
をすぐには止めないので、荷役効率を向上できる。ま
た、バケットに積まれる扱い物が山盛り状態になって
も、バケットエレベータの回転速度をそれに見合うよう
に減速しているので、持ち揚げ動力及びピーク率が上昇
しない。また、掘削深さが深くなり掘削抵抗が大きくな
っても、バケットエレベータの移動速度を減速している
ので、掘削量の増加を抑えることができ、バケットエレ
ベータに無理がかからない。さらに、かなり大きな扱い
物の崩落が発生しても、バケットエレベータを停止させ
ることなく、自力で掘削を続けることができる。また、
異常過負荷時には、バケットエレベータを停止して、バ
ケットエレベータが破損するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例によるバケット式連続アンロ
ーダの過負荷制御方法を示す、すなわち第3図の制御部
の動作を説明するためのフローチャート、第2図は本発
明が適用されるバケット式連続アンローダの概略構成を
示す図、第3図は第2図のバケット式連続アンローダを
制御するための制御システムの構成を示すブロック図で
ある。 10……バケットエレベータ、11……バケット、12……ブ
ームコンベア、13……ホッパ、13a、13b……満杯検出
器、14……機内コンベア、15……圧力検出器、16……制
御部、17……駆動装置、18……油圧モータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のバケットを連結したバケットエレベ
    ータと、扱い物を前記バケットで掘削するために、該バ
    ケットエレベータを水平方向に移動させるための駆動手
    段と、前記バケットで掘削された扱い物を払出すため
    に、該バケットエレベータを回転させるための油圧モー
    タとを有するバケット式連続アンローダの過負荷を制御
    する方法において、 前記油圧モータの入口側圧力を検出し、 この検出圧力が予め定められた第1の圧力値以内のと
    き、前記バケットエレベータを、前記駆動手段により予
    め設定された第1の移動速度で移動させ、前記油圧モー
    タにより予め設定された第1の回転速度で回転させ、 前記検出圧力が前記第1の圧力値を越えたとき、前記バ
    ケットエレベータを、前記駆動手段により前記第1の移
    動速度より低速の第2の移動速度で移動させ、前記油圧
    モータにより前記第1の回転速度より低速の第2の回転
    速度で回転させ、 前記検出圧力が前記第1の圧力値より高圧の第2の圧力
    値を越えたとき、前記駆動手段による前記バケットエレ
    ベータの移動を停止し、前記バケットエレベータを前記
    油圧モータにより前記第2の回転速度より低速の第3の
    回転速度で回転させ、 前記検出圧力が前記第2の圧力値より高圧の第3の圧力
    値を越えたとき、前記駆動手段による前記バケットエレ
    ベータの移動及び前記油圧モータによる前記バケットエ
    レベータの回転の両方を停止する ことを特徴とするバケット式連続アンローダの過負荷制
    御方法。
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