JP2524329B2 - 板の両側を縁取りしスリツテイングするための方法及びこの方法を家施するためのシヤ―ライン - Google Patents

板の両側を縁取りしスリツテイングするための方法及びこの方法を家施するためのシヤ―ライン

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JP2524329B2
JP2524329B2 JP61067001A JP6700186A JP2524329B2 JP 2524329 B2 JP2524329 B2 JP 2524329B2 JP 61067001 A JP61067001 A JP 61067001A JP 6700186 A JP6700186 A JP 6700186A JP 2524329 B2 JP2524329 B2 JP 2524329B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、シヤーラインを用いて板の両側を縁取りし
その直後にスリッティングするための方法に関し、より
厳密には、板を、板縁の近くで該板に作用を及ぼす動輪
対を用いて段階的に且つシヤーカッターの有効長さに同
調した送りでダブルサイドカットシヤーとスリッティン
グシヤーのなかをパスさせ、且つシヤーの切断行程の間
に、静止している動輪対によってシヤー走入側とシヤー
走出側とで同時に締め付け、走入側と走出側でダブルサ
イドカットシヤー及びスリッティングシヤーに付設され
る動輪対の両動輪を用いてダブルサイドカットシヤーの
両サイドカットシヤーを相対的に縁取りされた板の幅に
予調整し、さらに両サイドカットシヤーのカッター間隔
及びスリッティングシヤーのカッター間隔を板厚に調整
し、さらに各動輪対の両動輪を板先端の走入と共に閉じ
て板を締め付け、そして板後端の走出と共に開いて板の
搬送面から離間させるようにした前記方法に関し、さら
に本発明は、この方法を実施するためのシヤーラインに
関するものであり、より厳密には、1つのサイドカット
シヤーが固定配置され且つ板の種々のサイドカット幅に
対し調整するための第2のサイドカットシヤーが横方向
に移動可能に且つ固定可能に配置されているダブルサイ
ドカットシヤーと、ダブルサイドカットシヤーの各サイ
ドカットシヤーとスリッティングシヤーとに設けられる
カッター間隔調整装置と、ダブルサイドカットシヤーの
走入側と走出側、並びにスリッティングシヤーの走入側
及び走出側にそれぞれ1つずつ設けられる動輪対とを有
し、すべての動輪対の両動輪が、ダブルサイドカットシ
ヤーの横方向に移動可能なサイドカットシヤーととも
に、即ちそれと同時に、板の種々のサイドカット幅に調
整可能に設けられている前記シヤーラインに関するもの
である。
従来技術 ドイツ特許第2340273号公報から公知なように、板、
特に厚板の両長縁をシヤーラインのなかでまずダブルサ
イドカットシヤーを用いて縁取りすることによって板を
一定の最大幅に分断するのが通常である。この分断の直
後、縁取りされた板は、スリッティングシヤーを用いて
等しい幅の、もしくはより大きな幅の或いはより小さな
幅の2つの帯材に切断される。
縁取りされた板をスリッティングシヤーを用いて等し
い幅の、もしくはより大きな幅の或いはより小さな幅の
2つの帯材に切断できるようにするため、スリッティン
グシヤーはシヤーラインのなかで板の搬送方向に対して
横に走行可能に且つ横方向の位置調整に際し基台に対し
て制動可能に配置されている。
種々の幅、即ち圧延幅をもつ板をも処理することがで
きるように、互いに平行に配置される2つの縁取りカッ
ター対の間に、種々の間隔に位置調整可能で且つ位置固
定可能なダブルサイドカットシヤーも設けられている。
この場合、両サイドカットシヤーの1つは基台上に固定
して配置され、一方第2のサイドカットシヤーは、スリ
ッティングシヤーと同様に、板の搬送方向に対して横に
走行可能に且つ横方向の位置調整に際し基台に対して制
動可能に配置されている。
ドイツ特許第2340273号公報から公知であるような種
類のシヤーラインで板を、特に厚板を処理するにあたっ
ては次のような問題がある。即ち、スリッティングされ
た板の先端領域及び後端領域におけるせん断稜線が直線
からかなりの程度ずれ、一方先端領域と後端領域の間に
ある領域では公差が秀れた直線のせん断稜線が生じると
いう問題である。
せん断稜線の直線からのずれは、スリッティング過程
の間に板がただ1つの動輪によって固持され或は案内さ
れるような領域で生じる。
即ちせん断稜線が直線からずれる原因は、スリッティ
ングシヤーのせん断行程を実施している間に板を一点だ
け保持することにある。これは、せん断された帯材の方
向に作用する上カッターのせん断圧が板を上カッター側
の方向へ回動させることがあり、従ってこの回動(ず
れ)に対応しする量だけ望しい直線からずれた分断が行
なわれるからである。
前記ドイツ特許第2340273号公報には、このような欠
点を解消するための種々の方法が開示されている。
その一つの方法を第12図を用いて説明する。図中200
は切断されるべき板、201は搬入側ローラコンベア、202
は搬出側ローラコンベア、203はダブルサイドカットシ
ヤー、204はスリッティングシヤー、204aはスリッティ
ングシヤーの下側の固定カッター、204bはスリッティン
グシヤーの上側の回動可能なカッター、205は搬入側に
設けられた動輪対、206はダブルサイドカットシヤー203
とスリッティングシヤー204の間に設けられた動輪対、2
07は搬出側に設けられた動輪対である。この公知の方法
によれば、スリッティングシヤー204による板200の剪断
の際に板200が図示のごとくかみ砕き圧のために上側カ
ッター204bを配置した側(第12図においてスリッティン
グシヤー204の右側)にずれるのを防止するため、下側
の固定カッター204aと上側の回動可能なカッター204bと
を有するスリッティングシヤー204の側方に、より厳密
には下側の固定カッター204a側に、締め付けローラ対20
8を設けて板200を押さえつけている。
この構成は、剪断されるべき板が薄い場合には有効で
あるが、板厚が比較的大きな板をスリッティングする場
合、例えば厚さが50mmの厚板をスリッティングする場合
には、締め付けローラ208を設けても、上側の回動可能
なカッター204bのかみ砕き圧のほうが締め付け力よりも
優勢であるので、締め付けローラ208を設けない場合と
同様に板は上側の回動可能なカッター204bのほうへずれ
てしまう(図示参照)。その結果スリッティング断線が
上側のカッター204bのほうへずれて、上側のカッター20
4b側では幅広の帯板が得られ、一方下側の固定カッター
204a側では幅狭の帯板が得られる。スリッティング断線
のこのずれは、板の搬送方向において数メートルの長さ
にわたって存在し、板の品質を損ねてしまう。
目的 本発明の目的は、厚板をスリッティングする場合でも
板がずれないようにこの種の方法及びこの方法を実施す
るためのシヤーラインを提供することである。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、方法に関して
は、ダブルサイドカットシヤーの幅予調整と同時に、ス
リッティングシヤーの領域で板稜サイドガイドの横方向
位置調整を適宜な量だけ行うことと、この横方向位置調
整の際にダブルサイドカットシヤーのカッター間隔調整
或いはスリッティングシヤーのカッター間隔調整を考慮
することと、ダブルサイドカットシヤーとスリッティン
グシヤーの間に配置された動輪対を閉じたときに板稜サ
イドガイドを板から離隔させ、一方ダブルサイドカット
シヤーとスリッティングシヤーの間に配置された動輪対
を開いたときに、板稜サイドガイドを板の板稜へ接触さ
せて板を案内することを特徴とするものであり、この方
法を実施するためのシヤーラインにおいては、スリッテ
ィングシヤー内での板の案内及びスリッティングシヤー
の側方での板の案内の少なくとも一方を行なう板稜サイ
ドガイドが、横方向に移動可能に且つ板の搬送面に対し
て相対的に昇降可能に配置されていることと、板稜サイ
ドガイドのための横方向移動装置が、同期移動のため
に、ダブルサイドカットシヤーの横方向移動装置及び動
輪対の横方向移動装置の少なくとも一方と同期し、且つ
横方向に移動可能なサイドカットシヤーのカッター間隔
調整装置及びスリッティングシヤーのカッター間隔調整
装置の少なくとも一方と追値調整可能に結合しているこ
とと、板稜サイドガイドのための位置調整装置が、ダブ
ルサイドカットシヤーとスリッティングシヤーの間に配
置された動輪値の開閉調整装置と連結していることとを
特徴とするものである。
特に有利であるのは、特許請求の範囲第2項に従っ
て、板稜サイドガイドによるスリッティングシヤー内で
の板の案内及びスリッティングシヤーの側方での板の案
内の少なくとも一方をシヤーラインの片側だけで行うこ
とである。特に特許請求の範囲第3項によれば、板稜サ
イドガイドによる板の案内は、シヤーラインの、スリッ
ティングカッターの上側カッターを配置した側で行われ
る。
板稜サイドガイドを行なっている時に、上カッターに
よって分断される帯材が下カッターのカッター隆起部と
板稜サイドガイドとの間で締付けられて損傷しないよう
にするため、特許請求の範囲第4項に従って、板稜サイ
ドガイドをカッター対の走入側端部の側方でのみ行うの
が合目的であり、このようにすると、スリッティングカ
ッターの大部分にわたってサイドガイドをする必要がな
くなる。
本発明によるシヤーラインの一つの有利な構成とし
て、特許請求の範囲第6項によれば、板稜サイドガイド
のための横方向移動装置が、ダブルサイドカットシヤー
の横方向移動装置と機械的に位置調整可能に結合し、且
つ追調整連結部を介して横方向に移動可能なサイドカッ
トシヤーのカッター間隔調整装置と間接的に結合してい
る。
本発明によるシヤーラインでは、特許請求の範囲第7
項に従って、追調整連結部が、カッター間隔調整装置に
依存して制御可能な調整装置、例えば液圧シリンダを介
して操作可能であるのが重要である。また特許請求の範
囲第8項に従って、追調整連結部が、横方向移動装置内
の2つの位置固定制動装置、例えばディスクブレーキの
間に配置されていることも重要である。
特に有利なのは、特許請求の範囲第9項に従って、追
調整連結部が曲がり歯連結装置として形成され、該曲が
り歯連結装置が、軸線方向に移動可能に且つ回転可能に
装着されている連結ナットを有し、該連結ナットは、平
歯車装置とはすば歯車装置とを介して、横方向移動装置
の互いに隣接する軸部分と係合していることである。
連結ナットが軸線方向に移動するその距離に依存し
て、横方向に移動可能なサイドカットシヤーでのカッタ
ー間隔調整に対応するような横方向移動装置の追調整が
はすば歯車装置を介して行なわれる。
他の特に有利な実施例は、特許請求の範囲第10項に従
って、板稜サイドガイドのための横方向移動装置が固有
の電動機、特に直流モータを有し、該電動機が、ダブル
サイドカットシヤーのための横方向移動装置の同様の電
動機、特に直流モータと同期回路を介して調整結合して
いることと、板稜サイドガイドの横方向移動装置のため
の電動機に、横方向に移動可能なサイドカットシヤーの
カッター間隔調整装置の作用を受ける追値制御回路が結
合していることである。この追値制御装置は、同期回路
とは独立に、板稜サイドガイドの横方向移動装置のため
の電動機に作用し、板稜サイドガイドのための横方向移
動装置を、横方向に移動名翁なサイドカットシヤーのカ
ッター間隔調整に比例して追調整する。
特許請求の範囲第10項によるシヤーラインの有利な構
成は、特許請求の範囲第11項に従って、板稜サイドガイ
ドのための位置調整装置が、ダブルサイドカットシヤー
の走出側とスリッティングシヤーの走入側との間に設け
られる動輪対のための開閉調整装置の駆動装置と制御結
合している電子駆動装置、液圧式駆動装置、或いは電子
・液圧式駆動装置であるように構成することである。
本発明によるシヤーラインの構成で特に有利なのは、
特許請求の範囲第12項に従って、板稜サイドガイドが、
鉛直軸線のまわりに回転自在な支持ローラから成り、該
支持ローラが、板の搬送方向に対して平行に延びる水平
軸線のまわりに位置調整可能な旋回アームに装着され、
該旋回アームが、板の搬送方向に対して横に且つ水平方
向に走行可能なワゴンまたは往復台に取付けられている
ことである。板稜サイドガイドを、スリッティングされ
るべき板と比較的短時間協働させるための板稜サイドガ
イドの運動成分はすべてこのようにして簡単に、正確に
且つ機能的に確実に行なわれる。
特許請求の範囲第13項に従って、板稜サイドガイドの
ための昇降装置がワゴンまたは往復台に取付けられ、且
つ旋回アームに係合しているのが構成上有利である。他
方、安定な稼動を得るためには、特許請求の範囲第14項
に従って、横方向移動装置がラック伝動装置を有し、該
ラック伝動装置が、ラックと噛み合う駆動ピニオンのた
めの定置のケーシングを有し、ラックの一端が枢着部、
ナット等を介してワゴンに固定されているのが有利であ
る。この場合、特許請求の範囲第15項に従って、横方向
移動装置の駆動ピニオンは、減速装置の駆動軸と同軸に
且つ共通の軸上でディスクブレーキのブレーキディスク
と連結され、ディスクブレーキは、減速装置と駆動ピニ
オンを収納しているケーシングとの間にあることができ
る。このディスクブレーキは、横方向移動装置の電動機
がサイドカットシヤーの横方向移動装置のための電動機
と同期調整され、他方横方向に移動可能なサイドカット
シヤーのカッター間隔調整に比例する付加運動の作用を
受けた後に、板稜サイドガイドのための横方向移動装置
をその作動位置で保持する。
最後に、特許請求の範囲第16項によれば、旋回アーム
を鉛直ローラとともに担持しているワゴンまたは往復台
は、サイドカットシヤーのカッター対の走入側端部から
板の搬送方向において下流側に小さな間隔をもって位置
している鉛直な面に沿って走行可能である。
作用 まず、ダブルサイドカットシヤーの幅予調整と同時
に、スリッティングシヤーの領域で板稜サイドガイドの
横方向位置調整を適宜な量だけ行う。この場合、ダブル
サイドカットシヤーのカッター間隔調整或いはスリッテ
ィングシヤーのカッター間隔調整を考慮して板稜サイド
ガイドの横方向位置調整量を決定する。板稜サイドガイ
ドは、ダブルサイドカットシヤーとスリッティングシヤ
ーの間に配置された動輪対を閉じたときに、即ち板を搬
送するときには板から離隔させて板の搬送を阻害しない
ように待避させ、一方この動輪対を開いたとき、即ちス
リッティングシヤーを用いて板をスリッティングすると
きには板稜に接触して板を案内する。このように板稜サ
イドガイドは、板をスリッティングする際に板を係止す
ることにより、板がかみ砕き圧のために横方向へずれる
のを防止する。
実施例 次に、本発明の実施例を添付の図面を用いて説明す
る。
第1図及び第2図は、板2を特に厚材を両側で縁取り
しすぐに帯材にするためのシヤーライン1の側面図及び
平面図である。
シヤーライン1には、定置のサイドカットシヤー3aと
板2の搬送方向2aに対して横に移動可能に且つ固定可能
に配置されるサイドカットシヤー3bとを有しているダブ
ルサイドカットシヤー3が設けられている。
さらにシヤーライン1には、板2の帯材幅を種々に調
整するめのスリッティングシヤー4が設けられている。
このスリッティングシヤー4も同様に横に移動可能に且
つ固定可能に配置されている。
ダブルサイドカットシヤー3の走入側前方(走入側端
部から板の搬送方向において上流側。以下同様)には、
動輪対5が配置されている。この動輪対5の1つの動輪
5aは定置のサイドカットシヤー3aに付設され、一方他の
動輪対5bは横に移動可能なサイドカットシヤー3bに付設
されている。同様の動輪対6がダブルサイドカットシヤ
ー3の走入側後方(走入側端部から板の搬送方向におい
て下流側。以下同様)即ち、スリッティングシヤー4の
走入側前方に設けられている。動輪対6のうち動輪6aは
定置のサイドカットシヤー3aの後方にあり、他の動輪6b
は横に移動可能なサイドカットシヤー3bの後方にある。
またスリッティングシヤー4の走出側後方にも動輪対
7が設けられている。この動輪対も、定置の動輪7aと横
に移動可能な動輪7bとを有している。
3つの動輪対5,6,7において動輪5b,6b,7bは、ロール
パス8に供給される板2のその都度の縁取り幅に依存し
て横方向に移動させることによって、動輪5a,6a,7aに対
し位置固定される。この場合動輪5b,6b,7bの横方向の移
動量は、定置のサイドカットシヤー3aに対してサイドカ
ットシヤー3bをどの程度位置調整し、位置固定すべきか
に依存している。
第2図では、個々の動輪対5,6,7において動輪5b,6b,7
bと動輪5a,6a,7aとの最大間隔を実線で示したが、横方
向の最小間隔は一点鎖線で示してある。同様にダブルサ
イドカットシヤー3の横方向に移動可能なサイドカット
シヤー3bと定置のサイドカットシヤー3aとの横方向の最
大間隔を実線で示し、最小間隔を一点鎖線で示した。
さらに第2図では、板2の最大可能搬送幅に対するス
リッティングシヤー4の基本位置を実線で示し、一方縁
取りされるべき板2が最小搬送幅をもっている場合にス
リッティングシヤー4が板2に対して横方向に移動でき
る距離を一点鎖線で示した。
さらに第2図には、板2の最大縁取り幅2bと最小縁取
り幅2cをも示した。スリッティングシヤー4によって板
2から切り取られる帯板9a,9bの幅は、最大縁取り幅が
量10a′,10b′と量10a″,10b″の間にあれば変えること
ができる。一方、縁取り幅が最初のときは、帯板9aを幅
10a″でつくることができ、帯板9bを幅10bでつくるこ
とができる。
ロールパス11(第1図)は、スリッティングシヤー4
によって板2から分離された帯板9a及び9bを、例えば
(図示していない)トランスバースシヤーの領域へ搬送
するために用いる。
スリッティングシヤー4の作業行程の間、帯板9aを特
別な締付けロール対12によってスリッティングシヤー4
に密接させて締付けることができる。
シヤーライン1を用いて、板2の両長縁での縁取り過
程と、縁取りされた板2を2つの帯板9aと9bに切断する
過程とが、板2を段階的に搬送しながら行なわれる。こ
の場合、板2の段階的な送りは動輪対5,6,7を用いて行
なう。
縁取り過程の当初には、即ち板先端をダブルサイドカ
ットシヤー3に送入する際には、動輪対5だけが作動
し、縁取りされていない板を段階的に搬送せしめる。段
階的に搬送させる際のステップの長さは、両サイドカッ
トシヤー3a及び3bのカッター対の有効長さに対応してい
る。
板先端が動輪対6に達すると該動輪対6も作動し始
め、即ち動輪対5と同期して板2に作用を及ぼし、縁取
りに必要なステップだけ板2を段階的に搬送させる。
両動輪対5と6は、縁取りされた板2をスリッティン
グシヤー4の走入側に送り込み、スリッティングシヤー
4が切断行程を行なっている間に板2が長手方向及び横
方向にずれないように板2をクランプする。
スリッティングシヤー4の一定回数の作業行程(ダブ
ルサイドカットシヤー3或は3a,3bの作業行程と同時に
行なうことができる)が終了すると、板先端即ち両帯板
9aと9bの先端が動輪対7に達し、該動輪対7は動輪対5
及び6と同期して作動し、相前後する2つの作業行程の
間に板を所定ステップだけ前進させる。動輪対5,6,7は
各作業行程の間に板2即ち帯板9a,9bをクランプして位
置固定させる。
このようにして3つの動輪値5,6,7全部を用いて板2
を段階的に送り移動させながら板2の縁取り過程とスリ
ッティング過程が終了するが、その際動輪対5a,5b;6a,6
b;7a,7bはともに板2即ち帯板9a,9bに対して締付け力を
作用せしめ、その間ダブルサイドカットシヤーのサイド
カットシヤー3a,3bとスリッティングシヤー4は切断行
程を行なう。
板端がダブルサイドカットシヤー3の走出側にて作動
する、即ちスリッティングシヤー4の走入側前方にて作
動する動輪対6を通過するほどに板2がシヤーライン1
を搬送されると、板2即ち該板2からスリッティングに
より形成される帯板9a,9bは、動輪対7だけで搬送さ
れ、締付けローラ12によって付加的に締付けられる。
動輪対7と締付けローラ12によってスリッティングシ
ヤー4の走出側でのみ板2即ち帯板9aと9bが保持される
ことにより、せん断圧の作用及びその結果生じるかみ砕
き圧のために、板2がスリッティング中に横へずれると
いう不具合が生じる。この横ずれは、スリッティングが
板端の近くであればあるほど、大きくなる。最終的にこ
の横ずれが大きくなって、スリッティングシヤー4の通
常の作業に対し絶対に厳守されるべき、定置の下カッタ
ーと可動な上カッターとのカッター間隔よりも著しく大
きくなることがある。カッター間隔の調整の度合はシヤ
ーライン1で処理される板2の厚さに依存し、しかも板
厚の10%までであるので、スリッティング断線が板端の
方向へずれ、理想的な切断における望ましい直線から大
きくずれてしまう。この場合板厚が50mmであば、スリッ
ティングの板端方向への上記直線からのずれが7mm以上
になることがある。この板端におけるずれは数メートル
の長さにおよび、従って帯板9a,9bの端部の品質を損ね
ることになる。
スリッティングシヤー4に締付けローラ12を付設する
ことによって、後に帯板9aを形成する板幅2b或は2cの部
分を側面支持して、スリッティングの板端方向への延び
をかなりの程度開演することはできる。
しかしながら、締付けローラ12が厚板の下部肉厚領域
だけにしか十分な締付け作業を及ぼさないことが判明し
た。しかも板厚が30mm以上あると、締付けローラ対12は
もはやスリッティングシヤー4のせん断圧から生じる該
スリッティングシヤーのカッター間のかみ砕き圧に反作
用するような、従って板の横ずれに反作用するような大
きな抵抗を与えることはできなくなる。
しかしそれにもかかわらず、スリッティング時におけ
る板端での切断線が申し分なく直線になるようにするた
め、シヤーライン1の作業に対し、及び/またはその作
業中に、特別な方法技術的な予防措置がとられる。
即ち、両2bと2cの間にある板2の縁取り幅に対し必要
なダブルサイドカットシヤー3の幅予調整によって、つ
まりサイドカットシヤー3aに対するサイドカットシヤー
3bの間隔を種々の値に変えることにより、及び/または
これに伴なって生じる動輪対5,6,7の動輪5a,6a,7aに対
する動輪5b,6b,7bの間隔を適当に調整するとともに、ス
リッティングシヤー4の領域で板稜サイドガイド13を適
当量側方へ位置調整することも行われる。このように、
ダブルサイドカットシヤー3或は動輪対5,6,7の幅予調
整に依存して板稜サイドガイド13を側方へ位置調整する
際には、板厚に対応して予め設定されるカッター間隔調
整も考慮する。このカッター間隔は、例えば移動可能な
サイドカットシヤー3bの定置の下カッターと可動な上カ
ッターとの間で行われ、定置のサイドカットシヤー3a及
びスリッティングシヤー4でのカッター間隔調整にも対
応している。この場合、その都度所定量のカッター間隔
だけダブルサイドカットシヤー3の幅予調整に対して板
稜サイドガイド13が側方へ位置調整される。
第1図に図示されているように、シヤーライン1が標
準稼動している間、より厳密にはダブルサイドカットシ
ヤー3の走出側とスリッティングシヤー4の走入側との
間に配置される動輪対6を閉じることによって標準稼動
している間、板稜サイドガイド13は板2の搬送面の下へ
強制的に沈められる。板稜サイドガイド13が沈降してい
る場合、図示していない位置調整部を用いて板稜サイド
ガイド13が水平方向にわずかに変位するようにして、該
板稜サイドガイド13が板の縁取り稜のそばを支障なく通
り過ぎることができるようにしなければならない。しか
しながら、動輪対6を板端が通過すると同時に、従って
両動輪6aと6bが開くと同時に、板稜サイドガイド13は同
様に強制的に板2の搬送路を越えて持ち上げられ、板2
の縁取り稜2dと接触してこれを支持する。これに続くス
リッティングシヤー4によるスリッティングでは、カッ
ター対のせん断圧とせん断の際に生じるかみ砕き圧との
結果生じる水平方向の横力成分は板稜サイドガイド13に
よって完全に受容され、スリッティングシヤー4の上カ
ッター側への板2の側方移動を生じさせる。
板稜サイドガイド13を上下動させる代わりに、水平方
向にだけ移動するようにしてもよい。
板2がその縦稜2dを介して板稜サイドガイド13と時間
的に制限されながらも協働することによって、板端にお
いてもスリッティング断線を完全に直線にすることが保
証される。
スリッティングシヤー4内での、及び/またはスリッ
ティングシヤー4の側方での板稜サイドガイド13の時間
的に制限された作用を、締付けローラ対12を作動させず
に片側だけに、即ちスリッティングシヤー4の上カッタ
ー側にだけ及ぼすのが有利であることが判明した。しか
しながら、板2の縁取り稜2eの近くで締付けローラ対12
を板2の上面及び下面に作用せしめ、一方縦稜2eを支持
させないようにすることも可能である。
このような方法を最良に実施するには、板稜サイドガ
イド13がスリッティングシヤー4のカッター対の走入側
端部から板の搬送方向2aにおいて下流側に位置し、板端
の縦稜2dが板稜サイドガイド13と可能な限り短かい距離
にわたって接触し、スリッティングシヤー4のスリッテ
ィング断線が1本であるのがよい。
第2図では、板稜サイドガイド13が、スリッティング
シヤー4のカッター対の走入側端部から板2の搬送方向
2aにおいて下流側に小さな間隔13bをもって位置する鉛
直な面13aに沿って、板2の搬送方向2aに対して横にか
なりの距離にわたって側方へ位置調整することができる
様子を一点鎖線で示した。このような板稜サイドガイド
13の側方への位置調整により、量2bと2cの間にある縁取
り幅が種々異なっていても、板稜サイドガイド13と板2
の縦稜2dとを一時的に作用結合させることが保証され
る。
第3図及び第4図は、シヤーライン1の、板を縁取り
し次にスリッティングするための長手方向の領域だけを
図示したもので、この領域は第2図では路程IIIの領域
である。第3図には、ダブルサイドカットシヤー3の走
出側後方及び/またはスリッティングシヤー4の走入側
前方に配置されている動輪対6の両動輪6aと6bが図示さ
れている。また、スリッティングシヤー4の走出側に付
設されている動輪対7の両動輪7aと7bも図示されてい
る。
第3図では、動輪対6の両動輪6aと6b及び動輪対7の
両動輪7aと7bも、板2の最大縁取り幅2bに対応した位置
調整状態で図示されている。横方向位置調整装置6cによ
って動輪6bを動輪6aに対して位置調整することができる
が、最小縁取り幅を越えなければ、他の縁取り幅に対し
て位置調整することができる。
動輪7にも適当な横方向位置調整装置7cが付設されてい
るので、動輪7aと7bの相対位置を板2の縁取り幅に対し
て調整することができる。
第3図で、両動輪対6と7の間にはスリッティングシ
ヤー4が配置されているが、簡単のためスリッティング
シヤー4のうち定置のカッター台14と、該カッター台14
のなかに設けられる下カッター15だけを図示した。
これに対して第1図及び第4図では、上カッター17が
設けられている昇降可能なカッタースライダ16も図示さ
れている。上カッター17は、第1図によれば湾曲カッタ
ーとして形成されている。
第4図にはカッター間隔18も図示されている。このカ
ッター間隔18は、定置の下カッター15の湾曲部と昇降可
能な上カッター17の湾曲との間で板厚に依存して種々に
調整される必要があり、その大きさはスリッティングさ
れるべき板2の厚さの10%以下である。
カッター間隔18の調整のため、通常は適当な調整装置16
aによってカッタースライダ16全体をカッター刃先の長
手方向に対して横に、即ち板2の搬送方向2aに対して横
にシヤースタンド19の内側で移動させ、カッター間隔18
の幅を決定している作用面上で位置固定させる。
スリッティングシヤー4全体は、そのスタンド19を用
いて横方向移動装置20により定置の案内軌道に沿って板
2の搬送方向2aに対して横に走行することができ、より
厳密にはスリッティングシヤー4のカッター15と17の切
断面が板2を2枚の平行な帯板9aと9bに分断させること
ができるように走行する。
第3図のスリッティングシヤー4は、板2が同じ幅10
a′或は10b′(第2図)をもつ2枚の帯板9aと9bに最大
縁取り幅2bで分断されるような横方向移動位置を占めて
いる。第3図に図示したスリッティングシヤー4の横方
向移動位置は、第2図で実線で示した基本位置に対応し
ている。この場合スリッティングシヤー4のシヤースタ
ンド19は、横方向移動装置20によって定置のストッパー
21で止められている。
もちろんスリッティングシヤー4を横方向移動装置20
により第3図に示した基本位置から右方向へも走行させ
ることができ、より厳密には両帯板9aと9bのその都度の
所望の幅に依存して走行させることができる。最大縁取
り幅2bの場合には、第2図からわかるように、帯板9aが
最小幅10a″を、そして帯板9bが最大幅10b″を得るよう
にスリッティングシヤー4を右方向へ走行させることが
できる。
これに対して最小縁取り幅2cの場合には、第2図から
わかるように、帯板9aが幅10a″をもち、そして帯板9b
が幅10bしかもたないようにして、スリッティングシ
ヤー4を横方へ適当量移動させることにより板2を分断
させることができる。
両動輪対6と7の両動輪6aと6b或は7aと7bの間隔は、
横方向位置調整装置6c及び7cを介して且つサイドカット
シヤー3bの横移動と同期してダブルサイドカットシヤー
3の定置のサイドカットシヤー3aに対し相対的に調整さ
れるが、スリッティングシヤー4は、その横方向移動装
置20を介してダブルサイドカットシヤー3とは全く独立
に変位させることができ、従ってダブルサイドカットシ
ヤー3に依存せずに、縁取りされた板2の所望のスリッ
ティング幅に調整することができる。
第3図と第4図からわかるように、スリッティングシ
ヤー4のスタンド19のなかには、支持車輪24を備えたワ
ゴン23を走行させるための定置の走行軌道22が板2の搬
送方向2aに対して横に、即ち板の切断面に対して横に突
出している。走行軌道22はサイドカット25をも有し、こ
のサイドガイド25の間へワゴン23が垂直軸線のまわりに
回転可能なガイドローラ26により係入している。
ワゴン23には枢着部27を介してラック28が係合してい
る。ラック28は、位置固定された伝動装置ケーシング29
のなかに設けられているピニオン30と噛み合い、第4図
と第5図に示すようにラック式伝動装置を形成してい
る。ピニオン30は、ディスクブレーキ32のブレーキディ
スク31とともに、共通の軸33に装着されている。この共
通の軸33は、伝動装置34(例えばねじ式伝動装置または
ウォーム式伝動装置)を介して電動機35によって駆動さ
れる。電動機35(例えば直流電動機)は、横方向移動装
置としてのラック28を介してワゴン23に作用を及ぼし、
その際ワゴン23は、減速装置を介して非常に正確に、即
ち1mm以下の精度で定置の走行軌道22上を移動すること
ができる。この場合ディスクブレーキ32によりワゴン23
をピニオン30とラック28とを介して可能な位置で正確に
制止させることができる。
ワゴン23内では、板2の搬送方向2aに対して平行に延
びる水平軸36のまわりに旋回する旋回アーム37が鉛直面
内で可動に保持されている。旋回アーム37は自由端に上
向きの支持軸38を担持し、該支持軸38には円筒状の表面
をもつローラ39が回転自在に装着されている。旋回アー
ム37を正確に側方へ案内するため、旋回アーム37は、そ
の下面に且つローラ39の付近に、定置の2つのサイドガ
イド41と協働することができる他のローラ40を具備して
いる。
旋回アーム37には、ワゴン23に碇着され電動式駆動装
置、液圧式駆動装置または電動・液圧式駆動装置として
も形成することができる昇降装置42が係合している。こ
の昇降装置42を用いると、旋回アーム37を第4図で実線
で示す上昇した作用位置と、破線で示す降下した静止位
置との間で変位させることができる。旋回アーム37が上
昇した作用位置にあるとき、ローラ39はその軸38によっ
て鉛直方向に指向し、且つ板2の搬送面43を越えて上方
へ突出している。これに対し旋回アーム37が降下した静
止位置にあるときは、ローラ39はその支持軸38によって
鉛直軸線に対し傾斜した状態を占め、且つ安全に板2の
搬送面43の下にある。
ワゴン23の横方向移動装置28ないし35の電動機35は、
第2図によれば、電気的同期回路即ち同期調整機44を介
してダブルサイドカットシヤー3の横方向に位置調整可
能なサイドカットシヤー3bのための横方向移動装置3cの
電動機3dと次のように連結され、即ち横方向移動装置28
ないし35によって操作されるワゴン23が、定置のサイド
カットシヤー3aに対して横方向移動可能なサイドカット
シヤー3bと同じ調整経路を常に正確に走行するように連
結されている。
ワゴン23のための横方向移動装置28ないし35の電動機
35は、同様に第2図によれば、横方向に移動可能なサイ
ドカットシヤー3bで追値制御回路45を介してカッター間
隔調整装置46と次のように結合し、即ち電動機35が、サ
イドカットシヤー3bの上カッターと下カッターのカッタ
ー間隔調整にその大きさが常に対応しているような、ワ
ゴン23に対する付加的な横方向調整を生じさせるように
結合している。ところで、ダブルサイドカットシヤー3
の両サイドカットシヤー3aと3bでのカッター間隔調整の
大きさがスリッティングシヤー4のカッター間隔と一致
するように、即ち分断されるべき板厚に依存して調整さ
れるため、ワゴン23の横方向の移動経路がサイドカット
シヤー3bにおけるカッター間隔を考慮して該サイドカッ
トシヤー3bの横方向移動経路に対応するよう保証されて
いる。
横方向移動装置28ないし35の電動機35或いは図示して
いない水平に作用する位置調整装置は、動輪対6のため
の開閉調整装置の駆動部43a及び43bと直接に制御結合し
ている。この制御結合は、駆動部43aと43bが動輪対6の
開閉調整装置を開くように負荷すると、最初に挙げた駆
動部が板稜サイドガイド13を作動位置にもたらすように
実施されている。逆に、開閉調整装置の駆動部43a43bが
動輪対6を閉じようとすると、即ち搬送されている板2
に対して圧下させようとすると、最初に挙げた駆動部に
よって板稜サイドガイド13はその静止位置へ戻される。
横方向に走行可能なワゴン23の旋回アーム37に回転自
在に支持されているローラ39は、第1図と第2図に関し
て説明した板稜サイドガイド13を形成している。このロ
ーラ39は、スリッティング過程にある板の後端がスリッ
ティングシヤー4の走入側動輪対6から自由になるとき
だけ、縁取りされたスリッティングされるべき板2と作
用結合される。板稜2dを板稜サイドガイド13と、即ち該
板稜サイドガイド13を形成している鉛直ローラ39と支持
接触させることにより、スリッティングされるべき板2
の端部領域においてもスリッティング断線は正確に直線
に延び、従って分断された両帯板9a及び9bも正確に直線
に延びる。
横方向に位置調整可能なサイドカットシヤー3bのため
の横方向移動装置3cの電動機3dと、板稜サイドガイド13
のための横方向移動装置28ないし35の電動機35との間に
ある電気的同期装置、即ち同期調整装置44は通常の同期
調整器であってもよい。この場合、各電動機3dと35の軸
には回転速度計として速度計用発電機が設けられてい
る。両速度計用発電機の電圧は差動的に接続される。差
動的電圧は増幅器の入力に接続している。両電動機3dと
35の間に回転数の差があると、この差の大きさと方向に
比例する電圧が増幅器の入力に生じる。増幅された電圧
は1つの電動機、例えば電動機35の補助界磁巻線に送ら
れる。このとき励磁界は、この電動機の回転数が他の電
動機、例えば電動機3dの回転数と再び一致するように変
化する。
この場合目標値は電動機3dの回転数であり、実際値は
電動機35の回転数である。速度計用発電機と増幅器と補
助界磁巻線とは比例動作型調整装置を形成する。サイド
カットシヤー3bのカッター間隔調整装置46と協働する追
値制御回路45は、その都度のカッター間隔調整を遠隔伝
達に適した電気量に変換する行程設定装置を有してい
る。数ミリメートルの行程をも正確に検知する行程設定
装置といては、巻型がその中心に第1次巻線を担持し、
この両側にそれぞれ1つずつ第2次巻線を担持している
ような差動変換器を使用することができる。両第2次巻
線は差動的に接続されている。鉄心は中心位置を占め、
このとき両第2次巻線のそれぞれには大きさが等しい交
流電圧が誘導される。このとき出力側の差動電圧はゼロ
である。鉄心が移動すると、磁気的な連結が変わるた
め、1つの第2次巻線にはより大きな電圧が、そして他
の第2次巻線にはより小さな電圧が生じ、それによって
出力側の電圧は鉄心の変位とともに直線的に上昇する。
第6図ないし第11図には、第1図及び第2図のシヤー
ライン1の板稜サイドガイド13に該当する部分が図示さ
れているが、この部分は第3図ないし第5図のこれに対
する部分とは異なった構造をもっている。
以下では、第6図ないし第11図の板稜サイドガイドの
構成要素が第3図ないし第5図の板稜サイドガイド13の
構成要素と一致している場合には、後者で使用した符号
に100をプラスして使用することにする。
第6図と第7図からわかるように、スリッティングシ
ヤー4のスタンド19内に、支持車輪124を介してワゴン1
23を走入させるための走入軌道122が突出している。走
行軌道122もサイドガイド125を有し、該サイドガイド12
5の間には、鉛直軸のまわりに回転自在なガイドローラ1
26によりワゴン123が係入する。
ワゴン123には、より厳密には該ワゴンの連結用突出
部127には、ピニオン130と噛み合うラック128が係合し
ている。ピニオン130は定置の伝動装置ケーシング129内
にあり、ラック128とともにラック式伝動装置を形成し
ている。
このラック式伝動装置のピニオン130は、ディスクブ
レーキ132のブレーキディスク131とともに共通の軸133
に取り付けられている。軸133は伝動装置134、例えばか
さ歯車伝動装置として形成されるマイタ歯車と結合して
いる。伝動装置134は、複数個の中間軸134a及び134bと
複数個の中間マイタ歯車134c及び134dとを介して、マイ
タ歯車135aに接続されている駆動軸135と結合してい
る。マイタ歯車135aは、ディスクブレーキ135dのブレー
キディスク135cが装着されている軸135bによって駆動さ
れる。この軸135bは、電動機3dと連結している。ダブル
サイドカットシヤー3の横方向に位置調整可能なサイド
カットシヤー3bための横方向移動装置3cと駆動結合して
いる。
ピニオン130とマイタ歯車134とを結合させている軸13
3は、ディスクブレーキ132とマイタ歯車134の間で2つ
の同心の軸部分133aと133bに分かれている。これらの軸
部分133aと133bの回転駆動結合は、曲がり歯連結装置13
3cによって常に保持される。
曲がり歯連結装置133cは、軸線方向に移動可能な連結
ナット133dを有している。連結ナット133dは、はすば歯
車装置133eを介して、軸部分133aに取り付けられた連結
ボス133fと係合している。他方連結ナット133dは、平歯
車装置133gを介して、軸部分133bに取り付けられている
連結ボス133hと係合し保持されている。
ラック128は、ピニオン130、該ピニオンの軸133、伝
動装置134及び135とともに、横方向に移動可能なサイド
カットシヤー3bのための横方向移動装置3cと同期結合す
る、ワゴン123のための横方向移動装置128ないし135を
形成している。
このような構成により、横方向に位置調整可能なサイ
ドカットシヤー3bが横方向に移動すると、ワゴン123は
これに同期して同じ量だけ横方向に位置調整移動を行な
う。
曲がり歯連結装置133cの連結ナット133dは、位置調整
装置145を介して軸133に対して同軸に、即ち該軸の軸部
分133aと133bに対して同軸に、且つ連結ボス133f及び13
3hに対して相対的に位置調整可能に設けられている。こ
の場合位置調整装置145は例えば液圧シリンダとして形
成され、その調整運動は、横方向に位置調整可能なサイ
ドカットシヤー3bのカッター間隔調整装置46に直接依存
している。
位置調整装置145によって生じる、曲がり歯連結装置1
33cの連結ナット133bに対する軸線方向の位置調整経路
は、カッター間隔調整装置46によって得られるカッター
間隔調整に比例している。この連結ナット133bに対する
軸線方向の位置調整経路は、曲がり歯連結装置133cはす
ば歯車装置133eを介して横方向移動装置128ないし135に
付加運動が重畳されるように選定されている。従ってワ
ゴン123の位置調整経路は、横方向に位置調整可能なサ
イドカットシヤー3bの位置調整経路に比べてカッター間
隔の大きさだけ変化する。
他方曲がり歯連結装置133cの操作を、ディスクブレー
キ132をゆるめ且つディスクブレーキ135dを締めた状態
で位置調整装置145を介して行ってもよい。
これに対して、ワゴン123がスリッティングシヤー4
に対して最終的な作業位置へ走行した場合には、ディス
クブレーキ132は締められる。
ワゴン123にも、板2の搬送方向2aに対して平行に延
びる水平軸136のまわりに旋回し、鉛直面に沿って移動
可能な旋回アーム137が支持されている。旋回アーム137
は自由端に上方へ指向する支持軸138を担持し、該支持
軸138に、円筒状の表面をもつ回転自在なローラ139が装
着されている。
旋回アーム137の正確なサイドガイドのようを成すロ
ーラ140は、ローラ139の付近にして旋回アーム137の下
面に取付けられ、サイドガイド125と同じ鉛直面上にあ
る2つの定置のサイドガイド141と協同することができ
る。
旋回アーム137には、ワゴン123に固定されている昇降
装置142が係合している。この昇降装置142によって、旋
回アームを第7図に示す持ち上げられた作動位置と降下
した静止位置との間で変位させることができる。旋回ア
ーム137は持ち上げられた作動位置で、ローラ139の軸線
138が鉛直方向に延びるようにローラ139と整列するが、
一方降下した静止位置では、ローラ139はその支持軸138
が鉛直線に対して傾斜した状態になるように保持され
る。持ち上げられた作動位置でローラ139はスリッティ
ングされるべき板2の搬送面を越えて突出し、板稜サイ
ドガイド13として板の縁取り稜2dと協働する。
旋回アーム137のための昇降装置142は、動輪対6の開
閉調整装置のための駆動部と直接に制御結合させること
ができる。この制御結合は、動輪対6が開き方向へ移動
すると昇降装置142を介して旋回アーム137がその作動位
置へ上方へ持ち来たされるように行なわれる。他方、開
閉調整装置が動輪対6を閉めさせようとする場合、即ち
板2に対して圧下させようとする場合には、昇降装置14
2により旋回アーム137はその静止位置へ降下せしめられ
る。
効果 本発明によれば、板をスリッティングする際にかみ砕
き圧により板がずれる側に、板を係止し案内する板稜サ
イドガイドが板の搬送方向にたいして横方向に位置調整
可能に設けられているので、厚い板を処理する場合にで
も従来のように板がずれて、スリッティングシヤーの両
側で幅広の帯板と幅狭の帯板が得られるという不都合が
生じず、板の品質を損ねない。
また板稜サイドガイドは、ダブルカットシヤー、及
び、該ダブルカットシヤーとスリッティングシヤーとの
間に配置される動輪対と同期して位置調整されるので、
板の搬送時に搬送を阻害させない。
【図面の簡単な説明】
第1図は板を両側で縁取りしたスリッティングするため
のシヤーラインを図式的に簡単に示した側面図、第2図
は第1図のシヤーラインをさらに簡単に示した図式平面
図、第3図は第1図及び第2図で符号IIIで示したシヤ
ーラインのスリッティング部分の詳細平面図、第4図は
第3図の線IV-IVによる断面図、第5図は第4図の線V
−Vによる断面図、第6図は第1図及び第2図で符号II
Iで示した領域の平面図であって、第3図に比べて構成
を変形させた例、第7図は第6図に図示した部分を矢印
方向VIIに見た側面図、第8図は第7図の線VIII-VIIIに
よる断面図、第9図は第6図及び第8図の線IX-IXによ
る断面図、第10図は第6図及び第8図の線X−Xによる
断面図、第11図は第8図の線XI-XIによる断面図、第12
図は従来のシヤーラインの一例を示す平面図である。 1……シヤーライン、2……板 3,3a,3b……ダブルサイドカットシヤー 3c,3d,5c,6c……幅予調整装置 4……スリッティングシヤー 5,5a,5b;6,6a,6b;7,7a,7b……動輪対 13……板稜サイドガイド 15,17……カッター対 16a,46……カッター間隔調整装置 23;123……ワゴン 28ないし35;128ないし135……横方向移動装置 37,42;137,142……旋回アーム 42;142……昇降装置 45……追値制御回路

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シヤーラインを用いて板の両側を縁取りし
    その直後にスリッティングするための方法であって、板
    を、板縁の近くで該板に作用を及ぼす動輪対を用いて段
    階的に且つシヤーカッターの有効長さに同調した送りで
    ダブルサイドカットシヤーとスリィッティングシヤーの
    なかをパスさせ、且つシヤーの切断行程の間に、静止し
    ている動輪対によってシヤー走入側とシヤー走出側とで
    同時に締め付け、走入側と走出側でダブルサイドカット
    シヤー及びスリッティングシヤーに付設される動輪対の
    両動輪を用いてダブルサイドカットシヤーの両サイドカ
    ットシヤーを相対的に、縁取りされる板の幅に予調整
    し、さらに両サイドカットシヤーのカッター間隔及びス
    リッティングシヤーのカッター間隔を板厚に調整し、さ
    らに各動輪対の両動輪を板先端の走入と共に閉じて板を
    締め付け、そして板後端の走出と共に開いて板の搬送面
    から離間させるようにした前記方法において、 ダブルサイドカットシヤー(3,3a,3b)の幅予調整と同
    時に、スリッティングシヤー(4)の領域で板稜サイド
    ガイド(13)の横方向位置調整を適宜な量だけ行うこと
    と、 この横方向位置調整の際にダブルサイドカットシヤー
    (3,3a,3b)のカッター間隔調整或いはスリッティング
    シヤー(4)のカッター間隔調整を考慮することと、 ダブルサイドカットシヤー(3,3a,3b)とスリッティン
    グシヤー(4)の間に配置された動輪対(6,6a,6b)を
    閉じたときに板稜サイドガイド(13)を板(2)から離
    隔させ、一方ダブルサイドカットシヤー(3,3a,3b)と
    スリッティングシヤー(4)の間に配置された動輪対
    (6,6a,6b)を開いたときに、板稜サイドガイド(13)
    を板(2)の板稜へ接触させて板(2)を案内すること
    と、 を特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】板稜サイドガイド(13)によるスリッティ
    ングシヤー(4)内での板(2)の案内及びスリッティ
    ングシヤー(4)の側方での板(2)の案内の少なくと
    も一方を片側だけで行うことを特徴とする、特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
  3. 【請求項3】板稜サイドガイド(13)によるスリッティ
    ングシヤー(4)内での板(2)の案内及びスリッティ
    ングシヤー(4)の側方での板(2)の案内の少なくと
    も一方を上カッター側だけで行う特徴とする、特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】板稜サイドガイドをカッター対(15,17)
    の走入側端部の側方でのみ行うことを特徴とする、特許
    請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1つに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】1つのサイドカットシヤーが固定配置され
    且つ板の種々のサイドカット幅に対し調整するための第
    2のサイドカットシヤーが横方向に移動可能に且つ固定
    可能に配置されているダブルサイドカットシヤーと、ダ
    ブルサイドカットシヤーの各サイドカットシヤーとスリ
    ッティングシヤーとに設けられるカッター間隔調整装置
    と、ダブルサイドカットシヤーの走入側及び走出側、並
    びにスリッティングシヤー走入側及び走出側にそれぞれ
    1つずつ設けられる動輪対とを有し、すべての動輪対の
    両動輪が、ダブルサイドカットシヤーの横方向に移動可
    能なサイドカットシヤーとともに、即ちそれと同時に、
    板の種々のサイドカット幅に調整可能に設けられている
    シヤーラインにおいて、 スリッティングシヤー(4)内での板(2)の案内及び
    スリッティングシヤー(4)の側方での板(2)の案内
    の少なくとも一方を行なう板稜サイドガイド(13)が、
    横方向に移動可能に且つ板の搬送面(43)に対して相対
    的に昇降可能に配置されていることと、 板稜サイドガイド(13)のための横方向移動装置(28な
    いし35或いは128ないし135)が、同期移動のために、ダ
    ブルサイドカットシヤー(3,3a,3b)の横方向移動装置
    及び動輪対(5,6,7)の横方向移動装置の少なくとも一
    方と同期し、且つ横方向に移動可能なサイドカットシヤ
    ー(3b)のカッター間隔調整装置(46)及びスリッティ
    ングシヤー(4)のカッター間隔調整装置(16a)の少
    なくとも一方と追値調整可能に結合していることと、 板稜サイドガイド(13)のための位置調整装置(37,42
    或いは137,142)が、ダブルサイドカットシヤー(3,3a,
    3b)とスリッティングシヤー(4)の間に配置された動
    輪対(6)の開閉調整装置(43a,43b)と連結している
    ことと、を特徴とする前記シヤーライン。
  6. 【請求項6】板稜サイドガイド(13)のための横方向移
    動装置(128ないし135)が、ダブルサイドカットシヤー
    (3,3a,3b)の横方向移動装置(3c,3d)と機械的に位置
    調整可能に結合し、且つ追調整連結部(133c)を介して
    横方向に移動可能なサイドカットシヤー(3d)のカッタ
    ー間隔調整装置(46)と間接的に結合していることを特
    徴とする、特許請求の範囲第5項に記載のシヤーライ
    ン。
  7. 【請求項7】追調整連結部(133c)が、カッター間隔調
    整装置(46)に依存して制御可能な調整装置(145)を
    介して操作可能であることを特徴とする、特許請求の範
    囲第5項または第6項に記載のシヤーライン。
  8. 【請求項8】追調整連結部(133c)が、横方向移動装置
    (128ないし135)内の2つの位置固定制動装置(135d,1
    32)の間に配置されていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第5項から第7項までのいずれか1つに記載のシ
    ヤーライン。
  9. 【請求項9】追調整連結部(133c)が曲がり歯連結装置
    として形成され、該曲がり歯連結装置が、軸線方向に移
    動可能に且つ回転可能に装着されている連結ナット(13
    3d)を有し、該連結ナットは、平歯車装置(133g)とは
    すば歯車装置(133e)とを介して、横方向移動装置(12
    8ないし135)の互いに隣接する軸部分(133a,133b)と
    係合していることを特徴とする、特許請求の範囲第5項
    から第8項までのいずれか1つに記載のシヤーライン。
  10. 【請求項10】板稜サイドガイド(13)のための横方向
    移動装置(28ないし35)が固有の電動機(35)を有し、
    該電動機が、ダブルサイドカットシヤー(3,3a,3b)の
    ための横方向移動装置(3c)の同様の電動機(3d)と同
    期回路(44)を介して調整結合していることと、板稜サ
    イドガイド(13)の横方向移動装置(28ないし35)のた
    めの電動機(35)に、横方向に移動可能なサイドカット
    シヤー(3b)のカッター間隔調整装置(46)の作用を受
    ける追値制御回路(45)が結合していることを特徴とす
    る、特許請求の範囲第5項に記載のシヤーライン。
  11. 【請求項11】板稜サイドガイド(13)のための位置調
    整装置(37,42或いは137,142)が、ダブルサイドカット
    シヤー(3,3a,3b)とスリッティングシヤー(4)の間
    に設けられる動輪対(6)のための開閉調整装置の駆動
    装置(43a,43b)と制御結合している電子駆動装置、液
    圧式駆動装置、或いは電子・液圧式駆動装置であること
    を特徴とする、特許請求の範囲第5項から第10項までの
    いずれか1つに記載のシヤーライン。
  12. 【請求項12】板稜サイドガイド(13)が、鉛直軸線
    (38或いは138)のまわりに回転自在な支持ローラ(39
    或いは139)から成り、該支持ローラは、板(2)の搬
    送方向(2a)に対して平行に延びる水平軸線(36或いは
    136)のまわりに位置調整可能な旋回アーム(37或いは1
    37)に装着され、該旋回アーム(37或いは137)が、板
    (2)の搬送方向(2a)に対して横に且つ水平方向に走
    行可能なワゴン(23或いは123)または往復台に取付け
    られていることを特徴とする、特許請求の範囲第5項か
    ら第11項までのいずれか1つに記載のシヤーライン。
  13. 【請求項13】板稜サイドガイド(13)のための昇降装
    置(42或いは142)がワゴン(23或いは123)または往復
    台に取付けられ、且つ旋回アーム(37或いは137)に係
    合していることを特徴とする、特許請求の範囲第5項か
    ら第12項までのいずれか1つに記載のシヤーライン。
  14. 【請求項14】横方向移動装置(28ないし35或いは128
    ないし135)がラック伝動装置(38,30或いは128,130)
    を有し、該ラック伝動装置が、ラックと噛み合う駆動ピ
    ニオン(30或いは130)のための定置のケーシング(29
    或いは129)を有し、ラック(28或いは128)の一端が枢
    着部(27)、ナット(127)等を介してワゴン(23或い
    は123)に固定されていることを特徴とする、特許請求
    の範囲第5項から第13項までのいずれか1つに記載のシ
    ヤーライン。
  15. 【請求項15】横方向移動装置(28ないし35)の駆動ピ
    ニオン(30)が、減速装置(34)の駆動軸と同軸に且つ
    共通の軸(33)上でディスクブレーキ(32)のブレーキ
    ディスク(31)と連結され、ディスクブレーキ(32)
    は、減速装置(34)と駆動ピニオン(30)を収納してい
    るケーシング(29)との間にあることを特徴とする、特
    許請求の範囲第5項、第10項から第14項までのいずれか
    1つに記載のシヤーライン。
  16. 【請求項16】旋回アーム(37或いは137)を鉛直ロー
    ラ(39或いは139)とともに担持しているワゴン(23或
    いは123)または往復台が、サイドカットシヤー(4)
    のカッター対(15,17)の走入側端部から板(2)の搬
    送方向(2a)において下流側に小さな間隔(13b)をも
    って位置している鉛直な面(13a)に沿って走行可能で
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第5項から第15
    項までのいずれか1つに記載のシヤーライン。
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