JP2524207Y2 - 充電回路 - Google Patents

充電回路

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JP2524207Y2
JP2524207Y2 JP6152090U JP6152090U JP2524207Y2 JP 2524207 Y2 JP2524207 Y2 JP 2524207Y2 JP 6152090 U JP6152090 U JP 6152090U JP 6152090 U JP6152090 U JP 6152090U JP 2524207 Y2 JP2524207 Y2 JP 2524207Y2
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誠治 山下
一美 山口
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日本電気ホームエレクトロニクス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は安定化電源及び電源回路双方によりバックア
ップ回路のコンデンサを充電させる充電回路に関する。
〔従来の技術〕
この種充電回路は例えば第2図に示すものがある。こ
の充電回路11は車両に搭載されるエアバックシステムを
作動させるものである。充電回路11には安定化電源12及
び安定化電源12から順方向に接続されたダイオード12a
を介して昇圧されるDC−DCコンバータ13が接続されてい
る。この安定化電源12及びDC−DCコンバータ13の間には
各々に順方向に接続されたダイオード12b、13bを介して
エアバックシステムの作動回路14及びバックアップ回路
15がそれぞれ並列に接続されている。作動回路14は、車
両の衝撃を検出する第1Gセンサ14A、第2Gセンサ14Bが直
列に接続され、両センサ14A、14B間にスクイブ(火薬)
14Cが直列に接続されて構成されている。また、バック
アップ回路15は充電用負荷15A及びコンデンサ15Dが直列
に接続されて構成されている。なお、16は充電用負荷15
A及びコンデンサ15Bの間と作動回路14との間に順方向に
接続された放電時バイパス用のダイオードである。
そして、安定化電源12の出力電圧が所望の値にあると
きは、安定化電源12から出力された電流はダイオード12
bを介してバックアップ回路15の充電用負荷15Aに流れて
コンデンサ15Dを充電するとともに、ダイオード12aを介
してDC−DCコンバータ13に流れ、DC−DCコンバータ13で
は安定化電源12の出力を所望の電圧として出力する。一
方、安定化電源12の出力レベルが低下した場合は、DC−
DCコンバータ13で昇圧して出力し、安定化電源12の出力
をダイオード13bを介してバックアップ回路15の充電用
負荷15Aに流れてコンデンサ15Dを充電する。
そして、車両に衝撃が加わり、この衝撃が第1Gセンサ
14A及び第2Gセンサ14Bに検知されると、常時は安定化電
源12から電流が作動回路14に流れ、作動回路14中に接続
されたスクイブ14Cに着火して爆発し、エアバックシス
テムが作動する。一方、車両に衝撃が加わり、この衝撃
が第1Gセンサ14A及び第2Gセンサ14Bに検知されても、安
定化電源12との間に断線等の事故が生じているときは、
安定化電源12からの供電によってはスクイブ14Cに着火
せず爆発しないが、この際はコンデンサ15Dが放電しダ
イオード16を介してスクイブ14Cが着火して爆発し、エ
アバックシステムが作動する。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上記のものは、バックアップ回路15のコン
デンサ15Dは安定化電源12及び電源回路13の双方からの
出力により、共に充電用負荷15Aを介して充電される。
すなわち充電用負荷15Aは安定化電源12及び電源回路13
からのコンデンサ15Dの充電時に共用されている。この
ため、電源回路13の出力電流容量も安定化電源12と同じ
にする必要がある。したがって、電源回路13の規模が大
型化してしまう課題がある。
本考案は上記実情に鑑みて創案されたものであって、
エアバックシステムのスクイブに対して安定化電源及び
電源回路双方から同レベルの出力を確保することができ
るものでありながら、電源回路の規模を小型化できる充
電回路を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、所定の設定レベ
ルを出力する安定化電源と、安定化電源の出力が設定レ
ベル以下になったときに所定の設定レベルを出力する電
源回路と、前記安定化電源及び電源回路の出力に接続さ
れこの出力により充電されるコンデンサ及び充電用負荷
からなるバックアップ回路と、このバックアップ回路、
前記安定化電源及び前記電源回路の出力に接続された負
荷とを有する充電回路において、前記バックアップ回路
の前記充電用負荷の抵抗値を前記安定化電源からの充電
時には小さく、電源回路からの充電時には大きくして構
成された。
また、前記充電用負荷は複数の抵抗を直列接続して構
成してなり、前記各抵抗の接続点と前記安定化電源の出
力とを接続して構成された。
〔作用〕
本考案の構成によれば、安定化電源からの出力により
バックアップ回路の充電用抵抗を介してコンデンサが充
電され、安定化電源からの出力が所定の設定レベル以下
になったときは電源回路からの出力によりバックアップ
回路の充電用抵抗を介してコンデンサが充電され、回路
の異常等により安定化電源からの出力がなくなると、バ
ックアップ回路のコンデンサからの放電により負荷が所
定の設定レベルになるが、このコンデンサへの充電時
に、安定化電源からの充電時には充電用負荷の抵抗値が
小さく、電源回路からの充電時には充電用負荷の抵抗値
か大きくなる。
また、前記充電用負荷は、複数の抵抗を直列接続して
構成され、前記各抵抗の接続点と前記安定化電源の出力
とを接続してあり、安定化電源からコンデンサに充電す
るときには、電源回路からコンデンサに充電するときよ
り、少ない抵抗を介して充電が行われる。
〔実施例〕
本考案を第1図に回路構成を示す一実施例に基づいて
説明する。
充電回路1は従来例同様車両に搭載されるエアバック
システムを作動させるものである。充電回路1には安定
化電源2及び安定化電源2から順方向に接続されたダイ
オード2aを介して昇圧されるDC−DCコンバータ3が接続
されている。この安定化電源2及びDC−DCコンバータ3
の間には各々に順方向に接続されたダイオード2b、3bを
介してエアバックシステムの作動回路4及びバックアッ
プ回路5がそれぞれ並列に接続されている。作動回路4
は、車両の衝撃を検出する第1Gセンサ4A、第2Gセンサ4B
が直列に接続され、両センサ4A、4B間にスクイブ(火
薬)4Cが直列に接続されて構成されている。また、バッ
クアップ回路5は充電用負荷5A及びコンデンサ5Dが直列
に接続されて構成されている。充電用負荷5Aは、抵抗5
B、5Cから形成され、両抵抗5B、5C間に安定化電源2に
順方向に接続されたダイオード2cのカソード側が接続さ
れている。
なお、6は充電用負荷5A及びコンデンサ5Dの間と作動
回路4との間に順方向に接続された放電時バイパス用の
ダイオードである。
かかる構成において、安定化電源2の出力電圧が所望
の値にあるときは、安定化電源2から出力された電流は
ダイオード2cを介してバックアップ回路5の充電用負荷
5Aの抵抗5Cのみを流れてコンデンサ5Dを充電するととも
に、ダイオード2aを介してDC−DCコンバータ3に流れ、
DC−DCコンバータ3では安定化電源2の出力を所望の電
圧にして出力する。一方、安定化電源2の出力レベルが
低下した場合には、安定化電源2の出力をDC−DCコンバ
ータ3で昇圧して出力し、この出力がダイオード3bを介
してバックアップ回路5の充電用負荷5Aの抵抗5B、5C双
方に流れてコンデンサ5Dが充電される。このため、DC−
DCコンバータ3からコンデンサ5Dを充電する場合には、
安定化電源2から充電する場合に比べて、充電用負荷5A
の抵抗値が大きくなるために、出力電流容量が小さくて
済みDC−DCコンバータ3の回路構成の規模を小さくする
ことができる。
そして、車両に衝撃が加わり、この衝撃が第1Gセンサ
4A及び第2Gセンサ4Bに検知されると、常時は安定化電源
2からダイオード2bを介して電流が作動回路4に流れ、
作動回路4中に接続されたスクイブ4Cに着火して爆発
し、エアバックシステムが作動する。そして、車両に衝
撃が加わり、この衝撃が第1Gセンサ4A及び第2Gセンサ4B
に検知されても、安定化電源2との間に断線等の事故が
生じているときは、安定化電源2からの供電によっては
スクイブ4Cを爆発させることができないが、この際はコ
ンデンサ5Dからダイオード6を介して放電され、この放
電によりスクイブ4Cが着火して爆発し、エアバックシス
テムが作動する。
なお、抵抗5Cは抵抗5Bとコンデンサ5Dとの間に直列に
接続したものを示したが、位置は限定されず、例えば、
ダイオード2c側に接続してもよい。要は、充電要負荷5A
が電源回路3から充電時に安定化電源2からの充電時よ
り軽減されるものであればよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、電
源回路と安定化電源との双方によりコンデンサを充電で
きるものでありながら、電源回路からの充電時には、充
電用負荷が安定化電源からの充電時より軽減されるの
で、電源回路の規模を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に関する充電回路の一実施例を示す回路
構成図、第2図は従来例の回路構成図である。 (主要部分を示す図面の符号の説明) 1……充電回路、2……安定化電源 2a、2b、2c、3b、6……コンデンサ 3……電源回路 4……作動回路、4A、4B……Gセンサ 5……バックアップ回路 5A……充電用負荷、5B、5C……抵抗

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の設定レベルを出力する安定化電源
    と、安定化電源の出力が設定レベル以下になったときに
    所定の設定レベルを出力する電源回路と、前記安定化電
    源及び電源回路の出力に接続されこの出力により充電さ
    れるコンデンサ及び充電用負荷からなるバックアップ回
    路と、このバックアップ回路、前記安定化電源及び前記
    電源回路の出力に接続された負荷とを有する充電回路に
    おいて、前記バックアップ回路の前記充電用負荷の抵抗
    値を前記安定化電源からの充電時には小さく、電源回路
    からの充電時には大きくしたことを特徴とする充電回
    路。
  2. 【請求項2】前記充電用負荷は複数の抵抗を直列接続し
    て構成してなり、前記各抵抗の接続点と前記安定化電源
    の出力とを接続したことを特徴とする請求項1記載の充
    電回路。
JP6152090U 1990-06-11 1990-06-11 充電回路 Expired - Lifetime JP2524207Y2 (ja)

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