JP2523893Y2 - 乳母車における駐車ブレーキ装置 - Google Patents
乳母車における駐車ブレーキ装置Info
- Publication number
- JP2523893Y2 JP2523893Y2 JP9031489U JP9031489U JP2523893Y2 JP 2523893 Y2 JP2523893 Y2 JP 2523893Y2 JP 9031489 U JP9031489 U JP 9031489U JP 9031489 U JP9031489 U JP 9031489U JP 2523893 Y2 JP2523893 Y2 JP 2523893Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- locking pin
- mounting member
- diameter portion
- brake device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Carriages For Children, Sleds, And Other Hand-Operated Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は乳母車の停車状態における安全性を保障するた
めの駐車ブレーキ装置に関するものである。
めの駐車ブレーキ装置に関するものである。
従来の技術及び考案が解決しようとする問題点 従来周知の乳母車に付設されている制動状態を長時間
維持するための駐車ブレーキ装置は全体的に構造が複雑
であつて組立が面倒であり、コスト高を招く欠点があつ
た。
維持するための駐車ブレーキ装置は全体的に構造が複雑
であつて組立が面倒であり、コスト高を招く欠点があつ
た。
本案は簡単な構造で廉価に製造し得ると共に制動及び
その解除操作も簡単で確実な機能を発揮する安全性の極
めて高い駐車ブレーキ装置を提供しようとするものであ
る。
その解除操作も簡単で確実な機能を発揮する安全性の極
めて高い駐車ブレーキ装置を提供しようとするものであ
る。
問題点を解決するための手段 本案は操作が簡便で安全性の高い乳母車における駐車
ブレーキ装置に係り、手押杆に固定された取付部材１に
枢軸３を以つてレバー２を回動自在に軸装し、車輪の制
動機構に直結し、該制動機構を牽引作動させるためのワ
イヤーケーブル４が前記取付部材１を貫通して前記レバ
ー２に連結すると共に前記取付部材１に穿つた貫孔５に
スプリング７の弾発を受ける出没可能な係止ピン６を取
付け、該係止ピン６は上半部を太径部6aに下半部を細径
部6bに形成し、該ピン６が没入状態において前記太径部
6aで前記レバー２の復帰を制御するようになる構成を要
旨とするものである。
ブレーキ装置に係り、手押杆に固定された取付部材１に
枢軸３を以つてレバー２を回動自在に軸装し、車輪の制
動機構に直結し、該制動機構を牽引作動させるためのワ
イヤーケーブル４が前記取付部材１を貫通して前記レバ
ー２に連結すると共に前記取付部材１に穿つた貫孔５に
スプリング７の弾発を受ける出没可能な係止ピン６を取
付け、該係止ピン６は上半部を太径部6aに下半部を細径
部6bに形成し、該ピン６が没入状態において前記太径部
6aで前記レバー２の復帰を制御するようになる構成を要
旨とするものである。
実施例 以下本案の詳細を図面に示す実施例について説明する
と、１は車体の手押杆ａに固定した取付部材、２は前記
取付部材１に枢軸３を以つて回動自在に軸装したレバ
ー、４はワイヤーケーブルであつて、先端は車輪の制動
機構ｂに直結し、復帰バネによつて常時車輪方向に牽引
されており、基端部は前記取付部材１を貫通して前記レ
バー２に連結されレバー２を手押杆ａ方向に圧縮回動せ
しめるとワイヤーケーブル４は制動機構を牽引し、該制
動機構が作動し、レバー２の圧縮を解除するとワイヤー
ケーブル４は復帰バネの力で元に戻り制動状態が解放さ
れるようになる。６は取付部材１に穿つた貫孔５に挿入
してなる出没自在の係止ピンであつて、この係止ピン６
は上半部を太径部6aに、下半部を細径部6bに形成され、
スプリング７によつて常時上方に弾発されている。
と、１は車体の手押杆ａに固定した取付部材、２は前記
取付部材１に枢軸３を以つて回動自在に軸装したレバ
ー、４はワイヤーケーブルであつて、先端は車輪の制動
機構ｂに直結し、復帰バネによつて常時車輪方向に牽引
されており、基端部は前記取付部材１を貫通して前記レ
バー２に連結されレバー２を手押杆ａ方向に圧縮回動せ
しめるとワイヤーケーブル４は制動機構を牽引し、該制
動機構が作動し、レバー２の圧縮を解除するとワイヤー
ケーブル４は復帰バネの力で元に戻り制動状態が解放さ
れるようになる。６は取付部材１に穿つた貫孔５に挿入
してなる出没自在の係止ピンであつて、この係止ピン６
は上半部を太径部6aに、下半部を細径部6bに形成され、
スプリング７によつて常時上方に弾発されている。
考案の作用、効果 而して本案は非制動時には係止ピン６はスプリング７
の弾力で突出状態にあつてレバー２は係止ピン６の細径
部6bに接触し、取付部材１と接合状態にある。この状態
においてレバー２を手押杆ａ方向に圧縮回動せしめると
ワイヤーケーブル４が制動機構を牽引作動せしめ、つぎ
に係止ピン６を押圧してレバー２の圧縮を解除するとレ
バー２はワイヤーケーブル４の復帰力によつて係止ピン
６の太径部6aに強く係当し、この係当力で係止ピン６は
突出状態に復帰するのを阻止されて没入状態が維持され
ると同時にレバー２の復帰も阻止され、制動機構ｂは作
動状態で維持されるようになり、この状態でレバー２を
手押杆ａ方向に若干圧縮回動せしめると係止ピン６はレ
バー２の係当力から釈放されて突出状態に戻り、レバー
２の圧縮を解除すると制動機構の作動も解放されるよう
になるものである。
の弾力で突出状態にあつてレバー２は係止ピン６の細径
部6bに接触し、取付部材１と接合状態にある。この状態
においてレバー２を手押杆ａ方向に圧縮回動せしめると
ワイヤーケーブル４が制動機構を牽引作動せしめ、つぎ
に係止ピン６を押圧してレバー２の圧縮を解除するとレ
バー２はワイヤーケーブル４の復帰力によつて係止ピン
６の太径部6aに強く係当し、この係当力で係止ピン６は
突出状態に復帰するのを阻止されて没入状態が維持され
ると同時にレバー２の復帰も阻止され、制動機構ｂは作
動状態で維持されるようになり、この状態でレバー２を
手押杆ａ方向に若干圧縮回動せしめると係止ピン６はレ
バー２の係当力から釈放されて突出状態に戻り、レバー
２の圧縮を解除すると制動機構の作動も解放されるよう
になるものである。
以上のように本案は係止ピン６を押圧すると同時にレ
バー２の圧縮を解除することによつて制動機構ｂが作動
した状態を確実に維持することができ、又レバー２を手
押杆ａ方向に圧縮するだけで係止ピン６が突出して制動
状態が解放されるようになり、操作が簡単でしかも確実
な制動機能を発揮する安全性の高い駐車ブレーキ装置が
得られると共に構造も簡単であつて、製作が容易であ
り、従来のこの種装置に比し故障が少なく廉価に製造し
得る等の利点を有するものである。
バー２の圧縮を解除することによつて制動機構ｂが作動
した状態を確実に維持することができ、又レバー２を手
押杆ａ方向に圧縮するだけで係止ピン６が突出して制動
状態が解放されるようになり、操作が簡単でしかも確実
な制動機能を発揮する安全性の高い駐車ブレーキ装置が
得られると共に構造も簡単であつて、製作が容易であ
り、従来のこの種装置に比し故障が少なく廉価に製造し
得る等の利点を有するものである。
図面は本案の実施例を示し、第１図は非制動状態におけ
る要部の平面図、第２図は同正面図、第３図は制動状態
における要部の一部切欠平面図、第４図は同正面図、第
５図は本案を装備した乳母車の側面図、第６図は同正面
図である。 １…取付部材、２…レバー、３…枢軸、４…ワイヤーケ
ーブル、５…貫孔、６…係止ピン、７…スプリング。
る要部の平面図、第２図は同正面図、第３図は制動状態
における要部の一部切欠平面図、第４図は同正面図、第
５図は本案を装備した乳母車の側面図、第６図は同正面
図である。 １…取付部材、２…レバー、３…枢軸、４…ワイヤーケ
ーブル、５…貫孔、６…係止ピン、７…スプリング。
Claims (1)
- 【請求項１】手押杆に固定された取付部材１に枢軸３を
以つてレバー２を回動自在に軸装し、車輪の制動機構に
直結し、復帰バネにより車輪方向に牽引されているワイ
ヤーケーブル４が前記取付部材１を貫通して前記レバー
２に連結すると共に前記取付部材１に穿つた貫孔５にス
プリング７によつて突出方向に付勢されている出没可能
な係止ピン６を取付け、該係止ピン６は上半部を太径部
6aに、下半部を細径部6bに形成し、非制動時にはレバー
２は係止ピン６の細径部6bに接触し、制動時にはレバー
２は係止ビン６の太径部6aに係当するようになる乳母車
における駐車ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9031489U JP2523893Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 乳母車における駐車ブレーキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9031489U JP2523893Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 乳母車における駐車ブレーキ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0328974U JPH0328974U (ja) | 1991-03-22 |
| JP2523893Y2 true JP2523893Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31639841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9031489U Expired - Lifetime JP2523893Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 乳母車における駐車ブレーキ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2523893Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108082257B (zh) * | 2018-01-22 | 2024-01-30 | 安徽酷贝童车有限公司 | 一种童车的与减震机构连接的停车机构 |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP9031489U patent/JP2523893Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0328974U (ja) | 1991-03-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2523893Y2 (ja) | 乳母車における駐車ブレーキ装置 | |
| ES361462A1 (es) | Un vehiculo a motor. | |
| JPH0321553A (ja) | 車両の前後輪連動パーキングブレーキ装置 | |
| EP1186511A2 (en) | Brake for a hand truck | |
| KR0160261B1 (ko) | 브레이크 페달 고정장치 | |
| JPH031869U (ja) | ||
| JP2585622B2 (ja) | 足踏み式パ−キングブレ−キ装置 | |
| JPH0338913Y2 (ja) | ||
| KR19980075127A (ko) | 자동차 파킹 레버의 릴리스 기구 | |
| JP2525765Y2 (ja) | ブレーキ構造 | |
| JPH044922Y2 (ja) | ||
| JPH027736Y2 (ja) | ||
| JPH0327011Y2 (ja) | ||
| JPH027166U (ja) | ||
| KR0153142B1 (ko) | 차량용 주차 브레이크 시스템 | |
| JPS62187959U (ja) | ||
| JPS6024663U (ja) | 足踏み式パ−キングブレ−キ用の解除レバ− | |
| JPS638056A (ja) | パ−キングブレ−キの操作装置 | |
| JPS6122053Y2 (ja) | ||
| JPS6216551U (ja) | ||
| JPS61122962U (ja) | ||
| JPH0381172U (ja) | ||
| JPS62153171U (ja) | ||
| JPS5827754U (ja) | 車輌のフ−トブレ−キ用自動ブレ−キ装置 | |
| JPH0385287U (ja) |