JPH0327011Y2 - - Google Patents

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JPH0327011Y2
JPH0327011Y2 JP1984076445U JP7644584U JPH0327011Y2 JP H0327011 Y2 JPH0327011 Y2 JP H0327011Y2 JP 1984076445 U JP1984076445 U JP 1984076445U JP 7644584 U JP7644584 U JP 7644584U JP H0327011 Y2 JPH0327011 Y2 JP H0327011Y2
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operating lever
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lever
stopper
plate
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車体の取付フロアに固定されたラチ
エツトプレートに操作レバーが揺動可能に枢着さ
れ、該操作レバーを引き起すことによりケーブル
を引いて、車輪を制動するレバー式パーキングブ
レーキ装置に関する。
(従来技術) このような従来のレバー式パーキングブレーキ
装置としては、例えば第3図および第4図に示す
ようなものがある。
すなわち、車体の取付フロア1に固定されたラ
チエツトプレート3に操作レバー4が揺動可能に
枢着され、該操作レバー4のケーブル連結部41
が取付フロア1に穿設された開口部13を揺動可
能に貫通して、取付フロア1の下方に突出し、前
記操作レバー4を引き起した際に、ラチエツトプ
レート3に刻設されたセクタ31と、操作レバー
4に枢着された係止爪5とが係合して、前記ケー
ブル連結部41に連結されたケーブルCを引張つ
て車輪を制動状態に保持し、かつ該制動状態を解
除するときは、操作レバー4の頭部に設けられた
解除ボタン62を押して、前記セクタ31と係止
爪5との係合と解除した後に、操作レバー4を押
し戻すようにしたものである。
しかしながら、このような従来のレバー式パー
キングブレーキ装置2においては、操作レバー4
を引き起した際に、操作レバー4の先端部4bを
ラチエツトプレート3の傾斜端面3aに当接させ
て、操作レバー4の最大引き起し位置を制限し、
かつ操作レバー4を押し戻した際に、操作レバー
4の内側上面4cをラチエツトプレート3の上端
面3bに当接させて、操作レバー4の解除位置を
制限しているので、(a):前記先端部4bが前記傾
斜端面3aに当接した際に、該傾斜端面3aが前
記先端部4bの内側角部40bに食い込んで、操
作レバー4の作動不具合が生じるのを防止するた
めに、ラチエツトプレート3の両側面3c,3d
と操作レバー4の内側面4d,4eとの間に隙間
ができるような形状に操作レバー4を加工しなけ
ればならないので、加工性が悪い、(b):前記先端
部4bを前記傾斜端面3aに当接させるために、
ラチエツトプレート3が大型化し、限られた狭い
取付スペース内でのラチエツトプレート3の取付
スペースの確保が難しい、(c):操作レバー4とラ
チエツトプレート3とが斜めに当たるので、強度
上不利であるとともに、操作レバー4およびラチ
エツトプレート3の加工寸法のバラツキがストツ
パ精度へ与える影響が大きく、操作レバー4の最
大引き起し位置及び解除位置の精度を出しにくい
という問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は、このような問題点に着目して成され
たもので、操作レバーの加工性が良く、操作レバ
ーを小型化でき、かつ強度を向上させることがで
きるとともに、操作レバーの最大引き起し位置お
よび解除位置の精度を向上させたレバー式パーキ
ングブレーキ装置を提供することを目的としてい
る。
(考案の構成) かかる目的を達成するため、本考案において
は、車体の取付フロアのプレート取付部に固定さ
れたラチエツトプレートに操作レバーが揺動可能
に枢着され、該操作レバーのケーブル連結部が前
記取付フロアに穿設された開口部を揺動可能に貫
通して、該取付フロアの下方に突出し、かつ前記
プレート取付部が前記開口部の両側に配設されて
成り、前記操作レバーを引き起した際に、前記連
結部に接続されたケーブルを引いて、車輪を制動
するレバー式パーキングブレーキ装置において、
前記ラチエツトプレート下部両端の第1被取付面
および第2被取付面を、操作レバーのケーブル連
結部の側端部が下方から係合するストツパ基準面
とし、前記操作レバーを最大に引き起した際に、
前記第1被取付面側に平行に対向して当接し、前
記操作レバーの回動を制限する第1ストツパ部を
前記連結部の一方の側端部に設け、前記操作レバ
ーを解除位置に押し戻した際に、前記第2被取付
面側に平行に対向して当接し、前記操作レバーの
回動を制限する第2ストツパ部を前記連結部の他
方の側端部に設けたことを特徴とするレバー式パ
ーキングブレーキ装置としたものである。
操作レバーの連結部の第1ストツパ部が、前記
第1被取付面側に平行に対向して広い面積で当接
することにより、操作レバーの最大引き起し位置
が制限され、かつ前記連結部の第2ストツパ部
が、前記第2被取付面側に平行に対向して広い面
積で当接することにより、操作レバーの解除位置
が制限される。
操作レバーの各ストツパ部は、各被取付面側に
平行に対向して広い面積で当接するから、操作レ
バーとラチエツトプレートとが斜めに当たる場合
に比べて、接触面積が大きく強度上有利であると
ともに、操作レバーの最大引き起し位置および解
除位置の精度が向上する。
(実施例) 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、車体の取付フロア1に設置されたレバー
式パーキングブレーキ装置2は、取付フロア1の
プレート取付部11,12に固定されたラチエツ
トプレート3と、該ラチエツトプレート3に揺動
可能に枢着された操作レバー4とから構成されて
いる。
操作レバー4のケーブル連結部41は、取付フ
ロア1に穿設された開口部13を揺動可能に貫通
して、取付フロア1の下方に突出している。ケー
ブル連結部41には、車輪側に連結されたケーブ
ルCの一端が連結されている。
前記ラチエツトプレート3下部両端の第1被取
付面32および第2被取付面33は、開口部13
の両側でプレート取付部11および12にそれぞ
れ固定されている。該第1および第2被取付面3
2,33がストツパ基準面となつている。
ラチエツトプレート3にはセクタ31が刻設さ
れており、セクタ31に係合する係止爪5が操作
レバー4の側面4aに枢着されている。
前記操作レバー4の頭部には操作部6が設けら
れている。該操作部6、操作レバー4の先端部外
側に固着されたグリツプ61と、グリツプ61に
摺動可能に嵌挿した解除ボタン62と、一端63
aが解除ボタン62に固結され、他端63bが係
止爪5の係合溝51に結合したロツド63と、解
除ボタン62の端面62aと操作レバー4に固着
されたストツパ64との間に張設され、係止爪5
がセクタ31に係合する方向に解除ボタン62を
付勢するばね部材65とから構成されている。
前記ケーブル連結部41の一方の側端部41a
には、操作レバー4を最大に引き起した際に、一
方のプレート取付部11の下面11aに平行に対
向して当接し(ストツパ基準面としての前記第1
被取付面32に一方のプレート取付部11を介し
て平行に対向して当接し)、操作レバー4の回動
を制限する第1ストツパ部41bが設けられてい
る。
ケーブル連結部41の他方の側端部41cに
は、操作レバー4を第1図の実線で示す解除位置
に押し戻した際に、他方のプレート取付部12の
下面12aに平行に対向して当接し(ストツパ基
準面としての前記第2被取付面33に他方のプレ
ート取付部12を介して平行に対向して当接し)、
操作レバー4の回動を制限する第2ストツパ部4
1dが設けられている。
上記構成を有するレバー式パーキングブレーキ
装置2では、操作レバー4を引き起した際には、
ケーブル連結部41の第1ストツパ部41bが一
方のプレート取付部11の下面11aに平行に対
向して当接することにより、操作レバー4が第1
図の二点鎖線で示す最大引き起し位置で回動制限
され、かつ操作レバー4を押し戻した際には、ケ
ーブル連結部41の第2ストツパ部41dが他方
のプレート取付部12の下面12aに平行に対向
して当接することにより、操作レバー4が第1図
の実線で示す解除位置で回動制限されている。こ
のように、操作レバー4の各ストツパ部41b,
41dが、ストツパ基準面としてのラチエツトプ
レート3の各被取付面32,33に、プレート取
付部11,12を介して平行に対向して広い面積
で当接するから、接触面積が大きく強度上有利で
るとともに、操作レバー4の最大引き起し位置お
よび解除位置の精度が向上する。
車輪を制動するために、グリツプ61を把持し
て操作レバー4を第1図において引き起し操作す
ると、ケーブルCが図において左方向に引かれ
て、車輪が制動される。グリツプ61から手を離
すと、係止爪5がセクタ31の係合し、車輪の制
動状態が保持される。
次に、車輪の制動を解除するために操作レバー
4を押し戻す際には、解除ボタン62をばね部材
65の付勢力に抗してグリツプ61内へ押し込む
ことにより、係止爪5を時計方向に回動させて、
係止爪5をセクタ31から離脱させ、この状態で
操作レバー4を押し戻せばよい。これによつてケ
ーブルCが復帰し、車輪の制動が解除される。
なお、操作レバー4が揺動する際に、操作レバ
ー4の先端部42および内側上面43はラチエツ
トプレート3には一切当接しないので、操作レバ
ー4の内側面44,4は平面状に加工されてお
り、該内側面44,45とラチエツトプレート3
の両側面3c,3dとの間に隙間は設けられてい
ない。
なお、上記実施例では、第1ストツパ部41b
が一方のプレート取付部11の下面11aに、第
2ストツパ部41dが他方のプレート取付部12
の下面12aにそれぞれ当接するように構成した
が、第1ストツパ部41bが前記第1被取付面3
2に直接に当接し、かつ第2ストツパ部41dが
前記第2被取付面33に直接に当接するように構
成してもよい。また、各ストツパ部およびその当
接する部位が操作レバー4の揺動中心から遠ざけ
れば遠ざける程、最大引き起し位置および解除位
置の精度は向上する。
(考案の効果) 本考案に係るレバー式パーキングブレーキ装置
によれば、(a):操作レバーが揺動する際に、操作
レバーの先端部および内側上面はラチエツトプレ
ートには一切当接しないので、操作レバーの内側
面とラチエツトプレートの両側面との間に隙間を
設ける必要がなく、操作レバーの内側面を平面状
に加工すればよいため、操作レバーの加工性が良
くなり、(b):操作レバーの先端部をラチエツトプ
レートの傾斜端面に当接させる必要がないので、
ラチエツトプレートを小型化でき、限られた狭い
取付スペース内でのラチエツトプレートの確保が
容易になり、かつ(c):ラチエツトプレート下部両
端の第1被取付面および第2被取付面をストツパ
基準面とするとともに、操作レバーのケーブル連
結部に第1ストツパ部および第2ストツパ部を設
け、該第1ストツパ部が前記第1被取付面側に平
行に対向して広い面積で当接することにより、操
作レバーが最大引き起し位置で回動制限され、か
つ前記第2ストツパ部が前記第2被取付面側に平
行に対向して広い面積で当接することにより、操
作レバーが解除位置で回動制限されているので、
強度が向上するとともに操作レバーの最大引き起
し位置および解除位置の精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示し
ており、第1図は取付状態を示す正面図、第2図
は第1図の−線断面図、第3図および第4図
は従来例を示しており、第3図は取付状態を示す
正面図、第4図は第3図の−線断面図であ
る。 C……ケーブル、1……取付フロア、2……レ
バー式パーキングブレーキ装置、3……ラチエツ
トプレート、4……操作レバー、11,12……
プレート取付部、13……開口部、32……第1
被取付面、33……第2被取付面、41……ケー
ブル連結部、41a,41c……側端部、41b
……第1ストツパ部、41d……第2ストツパ
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体の取付フロアのプレート取付部に固定され
    たラチエツトプレートに操作レバーが揺動可能に
    枢着され、該操作レバーのケーブル連結部が前記
    取付フロアに穿設された開口部を揺動可能に貫通
    して、該取付フロアの下方に突出し、かつ前記プ
    レート取付部が前記開口部の両側に配設されて成
    り、前記操作レバーを引き起した際に、前記連結
    部に接続されたケーブルを引いて、車輪を制動す
    るレバー式パーキングブレーキ装置において、 前記ラチエツトプレート下部両端の第1被取付
    面および第2被取付面を、操作レバーのケーブル
    連結部の側端部が下方から係合するストツパ基準
    面とし、 前記操作レバーを最大に引き起した際に、前記
    第1被取付面側に平行に対向して当接し、前記操
    作レバーの回動を制限する第1ストツパ部を前記
    連結部の一方の側端部に設け、 前記操作レバーを解除位置に押し戻した際に、
    前記第2被取付面側に平行に対向して当接し、前
    記操作レバーの回動を制限する第2ストツパ部を
    前記連結部の他方の側端部に設けたことを特徴と
    するレバー式パーキングブレーキ装置。
JP7644584U 1984-05-24 1984-05-24 レバ−式パ−キングブレ−キ装置 Granted JPS60188058U (ja)

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JPS60188058U JPS60188058U (ja) 1985-12-13
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JP7644584U Granted JPS60188058U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 レバ−式パ−キングブレ−キ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191153A (en) * 1981-05-18 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Floor type parking brake lever

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191153A (en) * 1981-05-18 1982-11-24 Nissan Motor Co Ltd Floor type parking brake lever

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JPS60188058U (ja) 1985-12-13

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