JP2523871B2 - 自動炊飯器 - Google Patents

自動炊飯器

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JP2523871B2
JP2523871B2 JP1123203A JP12320389A JP2523871B2 JP 2523871 B2 JP2523871 B2 JP 2523871B2 JP 1123203 A JP1123203 A JP 1123203A JP 12320389 A JP12320389 A JP 12320389A JP 2523871 B2 JP2523871 B2 JP 2523871B2
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rice
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rice cooker
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剛 羽田野
基道 三島
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は米びつに貯蔵された米を自動的に洗米し、炊
飯する自動炊飯器に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の自動炊飯器は、筐体内に、炊飯部、米
びつ、米計量装置、洗米装置および米移送装置等を有し
ており、炊飯部は引出しにより筐体から出し入れ自在な
ものであった。
発明が解決しようとする課題 上記従来の構成の自動炊飯器では、引出し内部の炊飯
部、そして米計量装置の電磁石、洗米装置のモーター
等、各駆動部分の運転制御のために多くの内部配線が必
要となり、特に引き出し内の内部配線を筐体と接続する
場合、引出しが可動であるためその内部配線が引出しに
かみ込み、また屈曲による疲労や引っ張り力が掛かり断
線すると言う課題があった。
本発明はこのような従来の課題を解消するもので、第
1に引出しの出し入れによる内部配線の断線等を防止
し、第2に内部配線の引出し摺動部へのかみ込みによる
断線等の支障を防止し、第3に内部配線の折り曲げ、癖
つきによる疲労断線、かみ込みを防止し、第4に引出し
の駆動部分から内部配線を隔絶し、ギヤー等への巻き込
みを防止した、自動炊飯器を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明の自動炊飯器の第
1の手段は、炊飯部を組み込み、筐体に対して出し入れ
自在な引出しと、この引出しの駆動装置と、前記筐体内
に設けた米びつと、この米びつからの米を洗米する洗米
装置と、洗米装置で洗米された米を前記炊飯部へ搬送す
る搬送装置とを備え、前記引出しの下方で筐体内には遮
板を設け、前記引出しと筐体間は、引出しの底面後方よ
り出て前方に向かい2つ折れとなって前記遮板上に位置
して筐体後方に至る内部配線により接続したものであ
る。
第2の手段は、遮板上に位置して筐体後方に至る内部
配線を遮板上に固定して成るものである。
第3の手段は、2つ折れとなって遮板上に位置して筐
体後方に至る内部配線の折り曲げ部を、前方より緊張機
構により引っ張って成るものである。
第4の手段は、遮板上に位置して筐体後方に至る内部
配線の両側で内部配線に沿って遮板にガイド体を設けて
成るものである。
作用 上記第1の手段により、引張力のかかりがちな内部配
線にあって、常に長尺の余裕のある長さの内部配線が引
張力のかからない形で形成でき、引出しより取り出す内
部配線の引っ張りによる断線等の支障を防止出来るもの
である。
第2の手段により、遮板上に位置して筐体後方に至る
内部配線を遮板上に固定して内部配線の余裕分の自由な
移動を防止し、引出し摺動部へのかみ込みによる断線等
の支障を防止するものである。
第3の手段により、内部配線の折り曲げ部に、前方よ
り緊張機構により引っ張って、内部配線の余裕分の自由
な移動を防止し、加えて引出しの移動にともない常に折
り曲げ点を変えて内部配線の折り曲げ、癖つきによる疲
労断線、かみ込みを防止するものである。
第4の手段により、内部配線の両側で内部配線に沿っ
て遮板にガイド体を設け、引出しの駆動部分から内部配
線を隔絶し、ギヤー等の巻き込みを防止するものであ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。図において、1は筐体2の下段に出し入れ自在に設
けられている米びつである。3は米びつ1の下段に設け
られている計量部で、この計量部3は例えば従来から知
られている米計量装置のように電磁石を有し、一回作動
する毎に定体積の米を計量するものである。4は計量部
3の下部で筐体2の底部に設けられている洗米装置で、
内部にブラシとラス網を有しており、搬送装置5に接続
されている。前記搬送装置5は洗米装置4から空気を吸
引し、排気管へ排気して洗米装置4で研米された米をエ
ジェクタ6から輸送管7を介して後記する炊飯部へ移送
するものである。8は筐体2に出し入れ自在に設けた上
段の引出しである。この引出し8には炊飯部および水タ
ンク9が設けられ、炊飯部は炊飯鍋10、蓋11、誘導加熱
コイル12、炊飯センサ13等より構成されている。14は蓋
11の中央部に設けられた給米筒であり、給米筒14は下端
に弁15を備えている。水タンク9は水計量装置を備えて
おり、また上部には電磁バルブを備えた水道管が設置さ
れ、底面に設けたポンプ16により、送水ホース17と給米
筒14を通して炊飯鍋10へ水を供給する。18は米吹き出し
パイプ19を降下させて給米筒14に当接させる駆動装置で
ある。20は炊飯時に発生する蒸気を筐体2の前面から排
出する蒸気排出装置である。
21は筐体2内に固定したギャドモータからなる引出し
8の駆動装置、22は駆動装置21のギャドモータの出力軸
に取り付けたピニオンギア、23は引出し8の底部に設け
たラックギアである。ピニオンギア22とラックギア23は
噛み合っており、駆動装置21の回転力によって引出し8
は自動的に引き出されまたは押し込まれる。24、25はリ
ミットスイッチで、引出し8の底部に設けた突起26に当
接して引出し8の位置決めを行なう。駆動装置21は、引
き出しまたは押し込みの途中に、ある設定した以上の負
荷がかかった時、逆回転して引出し8を自動的に初期状
態に戻すようにし、引出し8の底部に設けた突起26がリ
ミットスイッチ24または25に当接して停止する。このた
めの制御は別に設けた制御装置(図示せず)によって行
われる。
27は引出し8の前面に設けられた表示板で、自動炊飯
器の機能や行程等を表示する。28はスイッチ部で、引出
し8の前面に格納可能な構成になっており、その上端部
を押すとスイッチ部28は引出し8の前面内に格納され内
部に設けたロック装置により固定される。再度その上端
部を押すと前記ロック装置が解除されて、第1図、第2
図のようにその操作面が若干、手前に傾斜した状態で出
てくる。
29は、引出し8に設けられたスイッチ部28及び表示板
27、制御装置(図示せず)、引出し外の蒸気排出装置2
0、計量部3、洗米装置4、外部制御装置(図示せ
ず)、電源等の内部配線で、前記引出し8の底面後方よ
り出て前方に向かい2つ折れとなって筐体2後方に至
り、ここでコネクタ30に接続されている。
31は前記引出し8の下方で筐体2内に水平に設けた遮
板で、引出し8と米びつ1を隔絶している。この遮板31
上には内部配線29が位置している。なお、内部配線29の
後方の少なくとも遮板31の長さの1/2以下については遮
板31上に固定するようにしてもよい。
32は第3図に示す通り内部配線29の折り返し部33にか
かるローラー34および前記筐体2の前方にローラー34を
付勢したばね等の可撓体35よりなる緊張装置である。36
は遮板31上に位置して筐体2後方に至る内部配線29の両
側で内部配線29に沿って遮板31に設けたガイド体で、前
記内部配線29の横方向への動きを防止するとともに引出
し8の駆動装置21と隔絶するものである。このガイド体
36はリブあるいはピンにより構成してもよい。
さて37はテレコントロール用アダプタ、38はテレコン
トローラ、39はプッシュ式の電話器、40は電灯線のコン
セントである。41は引出し8の駆動を操作するためのタ
ッチスイッチで、ワンタッチ操作で駆動装置21が動作す
るものである。
次に、以上説明した構成においてその動作を説明す
る。先ずスイッチ部28の上端部を押してその操作面を手
前に出し、ここで炊飯量、炊飯時刻、水加減等を指示す
る。この操作は電話器39によっても同様にできる。設定
した時刻になると、米吹き出しパイプ19が降下して給米
筒14と当接し、同時に弁15を押し下げて開く。続いてフ
ァン(図示せず)とブラシが回転し、計量部3である単
位に計量された米は洗米装置4に入り、研米(洗米)さ
れた後、エジェクタ6によって輸送管7を通って、米吹
き出しパイプ19より炊飯鍋10へ移送される。米表面から
除去された糖はラス網の外に出てファンで吸引され、サ
イクロン(図示せず)で回収される。
設定した量の米が洗米された炊飯鍋10へ移送された
後、設定量の水が水タンク9に入り、ポンプ16により送
水ホース17と給米筒14を通って炊飯鍋10が送られる。続
いて米吹き出しパイプ19が上昇し弁15が閉じた後、誘導
加熱コイル12に通電されて炊飯行程に入る。炊飯終了の
検知等は従来から行われている方法によって行なわれ
る。
炊飯が終了すればタッチスイッチ41を押し、筐体2か
ら炊飯部が収納されている引出し8を自動的に引き出し
て茶碗につぐ。そして、タッチスイッチ41をまた押す
と、引出し8は自動的に収納される。引出し8が引き出
される時、それを無理に止めたり、収納しつつある時に
手等が誤って筐体2と引出し8の間に挟まれても駆動装
置21はある設定した以上の負荷がかかった時、逆回転し
て引出し8の底部に設けた突起30がリミットスイッチ24
または25に当接して停止するように制御されているの
で、引出し8は元の状態に戻る。
第4図はこの引出し8の引出し状態と収納状態を示し
たもので、内部配線29の折り返し部33はローラー34と共
に遮板31上でA位置とB位置間を移動し、常に内部配線
29そのものに無用な力がかからない動きをするものであ
る。これによって、引出し8より取り出す内部配線29の
引っ張りによる断線等の支障を防止出来るものである。
また内部配線29後方の少なくとも遮板31の長さの1/2以
下を遮板31上に固定して引出し8の収納時の内部配線29
の余裕分の自由な移動を防止すると、引出し8の摺動部
へのかみ込みによる断線等の支障を防止することができ
るものである。さらに内部配線29の折り返し部33に、前
方よりばね等の可撓体35により付勢されたローラー34等
の緊張機構32を設けることで、引出し収納時の引出し8
より取り出す内部配線29の余裕分の自由な移動を防止
し、加えて引出し8の移動にともない常に折り返し部33
の位置を変え、引出し8より取り出す内部配線29の折り
曲げ、癖つきによる疲労断線、かみ込みを防止出来るも
のである。さらにまた内部配線29の両側で内部配線29に
沿って前記遮板31にガイド体36を設け、引出し8の駆動
装置21から内部配線29を隔絶したことによりギヤー等へ
の巻き込みを防止出来るものである。
以上述べた通り、本発明によれば、炊飯部を組み込ん
だ引出しを有する自動炊飯器において、より確実な内部
配線処理を行うことで、より故障が少なく使いやすい自
動炊飯器を提供することが出来るものである。
発明の効果 以上の実施例で説明した通り、本発明によれば、以下
に列挙する効果を得ているものである。
(1).引張力のかかりがちな内部配線にあって、常に
長尺の余裕のある長さの内部配線が引張力のかからない
形で形成でき、引出しより取り出す内部配線の引っ張り
による断線等の支障を防止出来るものである。
(2).遮板上に位置して筐体後方に至る内部配線を遮
板上に固定して引出し収納時の引出しより取り出す内部
配線の余裕分の自由な移動を防止し、引出し摺動部への
かみ込みによる断線等の支障を防止するものである。
(3).内部配線の折り返し部に緊張機構を設けること
で、引出し収納時の引出しより取り出す内部配線の余裕
分の自由な移動を防止し、加えて引出しの移動にともな
い常に折り返し点を変え、引出しより取り出す内部配線
の折り曲げ、癖つきによる疲労断線、かみこみを防止出
来るものである。
(4).内部配線の両側で内部配線に沿って遮板にガイ
ド体を設けることにより、引出しの駆動部分から内部配
線を隔絶し、ギヤー等への巻き込みを防止出来るもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の自動炊飯器の一実施例を示す縦断面
図、第2図は同自動炊飯器の外観斜視図、第3図は同自
動炊飯器の要部斜視図、第4図は同自動炊飯器の原理説
明用の断面図である。 1……米びつ、4……洗米装置、8……引出し、21……
駆動装置、29……内部配線、33……折り返し部、31……
遮板、34……緊張装置。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炊飯部を組み込み、筐体に対し出し入れ自
    在な引出しと、この引出しの駆動装置と、前記筐体内に
    設けた米びつと、この米びつからの米を洗米する洗米装
    置と、洗米装置で洗米された米を前記炊飯部で搬送する
    搬送装置とを備え、前記引出しの下方で筐体内には遮板
    を設け、前記引出しと筐体間は、引出しの底面後方より
    出て前方に向かい2つ折れとなって前記遮板上に位置し
    て筐体後方に至る内部配線により接続した自動炊飯器。
  2. 【請求項2】遮板上に位置して筐体後方に至る内部配線
    を遮板上に固定して成る請求項1記載の自動炊飯器。
  3. 【請求項3】2つ折れとなって遮板上に位置して筐体後
    方に至る内部配線の折り曲げ部を、前方より緊張機構に
    より引っ張って成る請求項1記載の自動炊飯器。
  4. 【請求項4】遮板上に位置して筐体後方に至る内部配線
    の両側で内部配線に沿って遮板にガイド体を設けて成る
    請求項1記載の自動炊飯器。
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