JP2523173B2 - パケット交換スイッチ装置 - Google Patents

パケット交換スイッチ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、パケット交換機におけるパケット交換スイ
ッチの優先制御方式を改善したパケット交換スイッチ装
置に関する。
[従来の技術] 第2図に従来のパケット交換スイッチ装置の一例を示
す。
パケット交換スイッチ装置Pの入力端子101〜10nは、
パケット交換スイッチ110の入力に設けた送出待ちキュ
ー161〜16nにそれぞれ接続される。また、パケット交換
スイッチ110の出力はパケット交換スイッチ装置Pの出
力端子171〜17nにそれぞれ接続される。
そして、入力端子101〜10nに各パケットA〜Nが到着
すると、送出待ちキュー161〜16nに順次取り込まれ、処
理の順番を待った上で、パケット交換スイッチ110に送
出されてパケット交換が行われる。
ところで、各送出待ちキュー161〜16nは、取り込むこ
とのできるパケット数に限界があり、この限界を越える
とキューは輻輳する。呼の異常発生等が原因で局部的に
輻輳し、それがもとで他端末の正常な通信が妨げられる
ことを防止するために、通常トラヒック制御がなされ
る。
このトラヒック制御にもかかわらず、送出待ちキュー
161〜16nの何れかが輻輳した場合、次のパケットが到着
しても、その輻輳した送出待ちキューはパケットを受け
付けず、そのパケットを廃棄するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述した従来のパケット交換スイッチ装置で
は、送出待ちキュー161〜16nの何れかが輻輳した場合、
次のパケットが到着しても、パケットをその輻輳した送
出待ちキューが受け付けることができないために、優先
指定されたパケットであっても廃棄されてしまうという
欠点があった。
本発明の目的は、送出待ちキューに空きが生じるまで
優先パケットを確保することによって、上述した従来技
術の欠点を解消して、送出待ちキューが輻輳しても、優
先指定されたパケットが廃棄されることなく、確実にパ
ケット交換スイッチに送出されるパケット交換スイッチ
装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のパケット交換スイッチ装置は、入力端子に到
着するパケットを送出待ちキューに順次取り込んでか
ら、パケット交換スイッチに送出して交換を行うパケッ
ト交換スイッチ装置において、上記入力端子と送出待ち
キューとの間に、優先パケットを格納するバッファ回路
と非優先パケットをバイパスするバイパス回路とからな
る2系統のパケット系路を設ける。
また、入力端子に到着するパケットが、優先パケット
であるか非優先パケットであるかを判断して、優先パケ
ットであるときに切替信号を出力する優先パケット判定
回路と、上記優先パケット判定回路の切替信号によりバ
イパス回路からバッファ回路にパケット系路を切り替え
て、バッファ回路に優先パケットを格納する前段セレク
タとを設ける。
そして更に、バッファ回路内の優先パケットの有無お
よび送出待ちキューの空きの有無をそれぞれ検出して、
バッファ回路内に優先パケットが有り、且つ送出待ちキ
ューに空きがあるときに切替信号を出力するパケット監
視回路と、このパケット監視回路の切替信号によりバイ
パス回路からバッファ回路にパケット系路を切り替え
て、バッファ回路に格納されている優先パケットを送出
待ちキューに転送する後段セレクタとを設けて構成した
ものである。
[作用] 入力端子にパケットが到着すると、この到着したパケ
ットが優先パケットであるか、非優先パケットであるか
が優先パケット判定回路により判断される。
その結果、優先パケットであれば、優先パケット判定
回路から切替信号が出力されるため、前段のセレクタに
よりバイパス回路からバッファ回路にパケット系路が切
り替えられ、バッファ回路に優先パケットがおくられて
格納される。
このように、バッファ回路内に優先パケットが有ると
きに、送出待ちキューに空きが生じると、パケット監視
回路より切替信号が出力されるため、後段のセレクタに
よりバイパス回路からバッファ回路にパケット系路が切
り替えられ、バッファ回路に格納されている優先パケッ
トが送出待ちキューに転送される。
従って、送出待ちキューに輻輳が生じても、優先パケ
ットは廃棄されることなく、輻輳が終わった段階でパケ
ット交換スイッチに送出される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図を用いて説明する。
第1図は本発明のパケット交換スイッチ装置の一例を
示す。
パケット交換スイッチ装置Pの入力端子101〜10nは、
本発明の要部となる優先制御回路を介して、パケット交
換スイッチ110の入力に設けた送出待ちキュー161〜16n
にそれぞれ接続される。また、パケット交換スイッチ11
0の出力はパケット交換スイッチ装置Pの出力端子171〜
17nにそれぞれ接続される。
上記入力端子101〜10nと送出待ちキュー161〜16nとの
間に介挿された優先制御回路は、パケット系路201〜20
n,優先パケット判定回路111〜11n,2組のセレクタ121〜1
2n,151〜15n,パケット監視回路141〜14nから構成されて
いる。
パケット系路201〜20nは2系統の回路、即ち入力端子
101〜10nに到着した優先パケットを格納するバッファ回
路131〜13nと、同じく入力端子101〜10nに到着した非優
先パケットをバイパスするバイパス回路181〜18nとから
成る。
2系統の回路を持つのは、送出待ちキュー161〜16nに
輻輳が生じても優先パケットが廃棄されないように、優
先パケットと非優先パケットとの系路を異ならせるため
である。
なお、バッファ回路131〜13nの容量は、パケット交換
スイッチ110の交換処理能力の範囲で、送出待ちキュー1
61〜16nの容量をオーバしてキューに取り込めなくなっ
たパケットを確保するに足る大きさが有ればよい。容量
をいくら大きくしても、パケット交換スイッチ110の交
換処理能力には限界があり、この限界を越すパケット数
を確保しても、処理できない以上意味が無いからであ
る。
優先パケット判定回路111〜11nは、入力端子101〜10n
に到着するパケットA〜Nが優先指定されたパケットで
あるか、優先指定のない非優先パケットであるかを、指
定情報の有無から判断して、優先パケットであるときに
前段セレクタ121〜12nに切替信号を出力する。
前段セレクタ121〜12nは、優先パケット判定回路111
〜11nの切替信号によりバイパス回路181〜18nからバッ
ファ回路131〜13nにパケット系路201〜20nを切り替え
て、優先パケット判定回路111〜11nを経由してきた優先
パケットをバッファ回路131〜13nに格納する。なお、切
替信号がないときは、パケット系路201〜20nはバイパス
回路181〜18nにつながったままであり、到着したパケッ
トは非優先パケットであるので、これをそのままバイパ
ス回路181〜18nに送る。
パケット監視回路141〜14nは、バッファ回路131〜13n
内の優先パケットの有無および送出待ちキュー161〜16n
の空きの有無をそれぞれ検出して、バッファ回路131〜1
3n内に優先パケットが有り、且つ送出待ちキュー161〜1
6nに空きがあるときにセレクタ151〜15nに切替信号を出
力する。
後段セレクタ151〜15nは、パケット監視回路141〜14n
の切替信号によりバイパス回路181〜18nからバッファ回
路131〜13nにパケット系路201〜20nを切り替えて、バッ
ファ回路131〜13nに格納されている優先パケットを送出
待ちキュー161〜16nに転送する。
なお、切替信号がないときは、パケット系路201〜20n
はバイパス回路181〜18nにつながったままであり、バイ
パス回路を通って来たパケットをそのまま送出待ちキュ
ー161〜16nに送る。従って、送出待ちキュー161〜16nに
空きが無ければ、そのパケットは廃棄されることにな
る。
さて、次に上述した構成の作用を説明する。
先ず、入力端子101〜10nにパケットが到着すると、パ
ケットは優先パケット判定回路111〜11nに導かれ、ここ
で到着パケットが優先パケットであるか、非優先パケッ
トであるかが判断される。
優先パケットであると判断されると、優先パケット判
定回路111〜11nから前段のセレクタ121〜12nに切替信号
が出力されてパケット系路201〜20nをバイパス回路181
〜18nからバッファ回路131〜13nに切り替えてしまうた
め、優先パケットはバッファ回路131〜13nに送られ、こ
こに格納される。
逆に、非優先パケットであると判断されると、セレク
タ121〜12nには切替信号が出力されないので、パケット
系路201〜20nはバイパス回路181〜18nに切り替わったま
まとなるため、非優先パケットはそのまま後段のセレク
タ151〜15nに送られる。
ところで、上述したようにパケット監視回路141〜14n
はバッファ回路131〜13n内の優先パケットの有無と、送
出待ちキュー161〜16nの空きの有無とを常に検出し、優
先パケットが有り、且つ、送出待ちキュー161〜16nに空
きがある場合、切替信号を後段セレクタ151〜15nに出力
して、優先パケットを送出待ちキュー161〜16nに転送す
るようになっている。
このため、バッファ回路131〜13n内に優先パケットが
ある場合には、送出待ちキュー161〜16nに空きができ次
第、パケット監視回路141〜14nから切替信号が出力され
るため、バッファ回路131〜13n内に格納されている優先
パケットは、送出待ちキュー161〜16nに転送される。
逆に、バッファ回路131〜13n内に優先パケットが無い
か、または送出待ちキュー161〜16nに空きが無い場合に
は、パケット監視回路141〜14nから切替信号が出力され
ないので、パケット系路201〜20nはバイパス回路181〜1
8nに切り替わったままとなるため、次に入力端子101〜1
0nに到着したパケットはそのまま送出待ちキュー161〜1
6nに送出される。
従って、送出待ちキュー161〜16nが輻輳しても、非優
先パケットと異なり、優先パケットは廃棄されることな
く、輻輳が終わった段階でパケット交換スイッチ110に
送出される。
以上述べたように本実施例によれば、優先パケットに
関しては送出待ちキュー161〜16nに取り込む前に、バッ
ファ回路131〜13nに一旦格納し、送出待ちキュー161〜1
6nに空きができるまで待機させるようにしたので、優先
パケットは送出待ちキュー161〜16nが輻輳しても、非優
先パケットのように送出待ちキュー161〜16nに直接送出
されて廃棄されることはない。
従って、パケット交換スイッチ110の交換処理能力を
越えた場合はともかく、その能力の範囲内で送出待ちキ
ューがオーバするようなときの、優先パケットの廃棄を
解消することができ、全体として優先パケットの廃棄率
を低く抑えることができる。
[発明の効果] 本発明によれば、送出待ちキューの前段にバッファ回
路を設け、このバッファ回路に優先パケットを一旦格納
し、送出待ちキューに空きが生じるまで送出待ちキュー
への送出を待つようにしたので、送出待ちキューが輻輳
しても、優先指定されたパケットを廃棄することなく、
パケット交換スイッチに有効に送出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるパケット交換スイッチ装置の一実
施例を示すブロック図、第2図は従来例を示すブロック
図である。 101〜10nは入力端子、110はパケット交換スイッチ、111
〜11nは優先パケット判定回路、121〜12nは前段セレク
タ、131〜13nはバッファ回路、141〜14nはパケット監視
回路、151〜15nは後段セレクタ、161〜16nは送出待ちキ
ュー、181〜18nはバイパス回路、201〜20nはパケット系
路、Pはパケット交換スイッチ装置である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力端子に到着するパケットを送出待ちキ
    ューに順次取り込んでから、パケット交換スイッチに送
    出して交換を行うパケット交換スイッチ装置において、 上記入力端子と送出待ちキューとの間に、 優先パケットを格納するバッファ回路と非優先パケット
    をバイパスするバイパス回路とからなる2系統のパケッ
    ト系路と、 入力端子に到着するパケットが優先パケットであるか非
    優先パケットであるかを判断して、優先パケットである
    ときに切替信号を出力する優先パケット判定回路と、 上記優先パケット判定回路の切替信号によりバイパス回
    路からバッファ回路にパケット系路を切り替えて、上記
    バッファ回路に優先パケットを格納する前段セレクタ
    と、 バッファ回路内の優先パケットの有無および送出待ちキ
    ューの空きの有無をそれぞれ検出して、バッファ回路内
    に優先パケットが有り、且つ送出待ちキューに空きがあ
    るときに切替信号を出力するパケット監視回路と、 上記パケット監視回路の切替信号によりバイパス回路か
    らバッファ回路にパケット系路を切り替えて、バッファ
    回路に格納されている優先パケットを送出待ちキューに
    転送する後段セレクタと、 を備えたことを特徴とするパケット交換スイッチ装置。
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