JPH0766845A - 情報流量制限装置 - Google Patents
情報流量制限装置Info
- Publication number
- JPH0766845A JPH0766845A JP22967293A JP22967293A JPH0766845A JP H0766845 A JPH0766845 A JP H0766845A JP 22967293 A JP22967293 A JP 22967293A JP 22967293 A JP22967293 A JP 22967293A JP H0766845 A JPH0766845 A JP H0766845A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 情報ブロックが一部出線に集中しても共有メ
モリを効率的に使用して廃棄する情報ブロック量を少な
くする。 【構成】 共有メモリ2内で各出線1d〜1fへの送出を待
つ情報ブロックの総数と共有メモリ2の使用量に関する
閾値とを比較する第1比較手段と、共有メモリ2内で各
出線への送出を待つ情報ブロックの各数と各出線の待ち
行列長に関する閾値とを比較する第2比較手段と、第1
比較手段および第2比較手段が共に各閾値の方が小さい
と判定したときにのみ、非優先情報ブロックを廃棄する
廃棄手段とを設ける。各出線への送出を待つ情報ブロッ
ク数が各出線毎に割当てた情報ブロックの待ち行列数を
超える場合でも、共有メモリ2の共用部分に余裕があれ
ば、非優先情報ブロックは廃棄されない。共用部分に空
きがなくとも、情報ブロック数が各出線毎の割当に達し
なければ、非優先情報ブロックは廃棄されない。
モリを効率的に使用して廃棄する情報ブロック量を少な
くする。 【構成】 共有メモリ2内で各出線1d〜1fへの送出を待
つ情報ブロックの総数と共有メモリ2の使用量に関する
閾値とを比較する第1比較手段と、共有メモリ2内で各
出線への送出を待つ情報ブロックの各数と各出線の待ち
行列長に関する閾値とを比較する第2比較手段と、第1
比較手段および第2比較手段が共に各閾値の方が小さい
と判定したときにのみ、非優先情報ブロックを廃棄する
廃棄手段とを設ける。各出線への送出を待つ情報ブロッ
ク数が各出線毎に割当てた情報ブロックの待ち行列数を
超える場合でも、共有メモリ2の共用部分に余裕があれ
ば、非優先情報ブロックは廃棄されない。共用部分に空
きがなくとも、情報ブロック数が各出線毎の割当に達し
なければ、非優先情報ブロックは廃棄されない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種情報を情報ブロッ
クの形で転送・交換する転送方式に従う交換機等の通信
制御装置において、情報ブロックを選択的に廃棄する情
報流量制限装置に関し、特に、バッファメモリの使用効
率を高めることにより廃棄される情報ブロック量の低減
を図ったものである。
クの形で転送・交換する転送方式に従う交換機等の通信
制御装置において、情報ブロックを選択的に廃棄する情
報流量制限装置に関し、特に、バッファメモリの使用効
率を高めることにより廃棄される情報ブロック量の低減
を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】各種情報を情報ブロックにして転送・交
換する転送方式では、情報の再現に不可欠なデータをブ
ロック化した「優先情報ブロック」と、情報の再現に不
可欠ではないデータをブロック化した「非優先情報ブロ
ック」とをフラグによって区別している。この優先情報
ブロックと非優先情報ブロックとが多重化されて通信制
御装置に入力する場合には、通信制御装置の出線キュー
(待ち行列)が輻輳状況にあるときは、出線バッファ溢
れにより優先情報ブロックが廃棄されてしまう事態を防
ぐために、到着する非優先情報ブロックを選択的に廃棄
することが行なわれている。つまり、非優先情報ブロッ
クを廃棄しなくて済めば、それに越したことはないが、
非優先情報ブロックを維持することによって出線バッフ
ァが溢れ、優先情報ブロックまでもが廃棄されてしまう
事態を防ぐために、出線からの送出を待つ情報ブロック
の混雑具合を見ながら、入力する非優先情報ブロックの
廃棄が行なわれる。
換する転送方式では、情報の再現に不可欠なデータをブ
ロック化した「優先情報ブロック」と、情報の再現に不
可欠ではないデータをブロック化した「非優先情報ブロ
ック」とをフラグによって区別している。この優先情報
ブロックと非優先情報ブロックとが多重化されて通信制
御装置に入力する場合には、通信制御装置の出線キュー
(待ち行列)が輻輳状況にあるときは、出線バッファ溢
れにより優先情報ブロックが廃棄されてしまう事態を防
ぐために、到着する非優先情報ブロックを選択的に廃棄
することが行なわれている。つまり、非優先情報ブロッ
クを廃棄しなくて済めば、それに越したことはないが、
非優先情報ブロックを維持することによって出線バッフ
ァが溢れ、優先情報ブロックまでもが廃棄されてしまう
事態を防ぐために、出線からの送出を待つ情報ブロック
の混雑具合を見ながら、入力する非優先情報ブロックの
廃棄が行なわれる。
【0003】通信制御装置において、こうした情報ブロ
ックの廃棄は、情報流量制限装置が受持っている。従来
の通信制御装置は、図3に示すように、優先情報ブロッ
クと非優先情報ブロックとが多重化されて入力する通信
回線入線1a、1b、1cと、宛先別に情報ブロックを出力す
る通信回線出線1d、1e、1fと、通信制御装置1内に出線
バッファとして設けられた共有メモリ2と、出線キュー
の輻湊状況に応じて非優先情報ブロックを選択的に廃棄
する情報流量制限装置4a,4b,4cとを備えている。
ックの廃棄は、情報流量制限装置が受持っている。従来
の通信制御装置は、図3に示すように、優先情報ブロッ
クと非優先情報ブロックとが多重化されて入力する通信
回線入線1a、1b、1cと、宛先別に情報ブロックを出力す
る通信回線出線1d、1e、1fと、通信制御装置1内に出線
バッファとして設けられた共有メモリ2と、出線キュー
の輻湊状況に応じて非優先情報ブロックを選択的に廃棄
する情報流量制限装置4a,4b,4cとを備えている。
【0004】この通信制御装置の各通信回線入線1a〜1c
には、優先情報ブロックおよび非優先情報ブロックが多
重化されて到着し、通信制御装置1は、それらの情報ブ
ロックをその宛先に応じて交換し、共有メモリ2に入力
した後、出線1d〜1f毎にFIFO(先に到着したものを
先に出力する)順序で送出する。
には、優先情報ブロックおよび非優先情報ブロックが多
重化されて到着し、通信制御装置1は、それらの情報ブ
ロックをその宛先に応じて交換し、共有メモリ2に入力
した後、出線1d〜1f毎にFIFO(先に到着したものを
先に出力する)順序で送出する。
【0005】共有メモリ入線に設けられた情報流量制限
装置4a、4b、4cは、図4に示すように、共有メモリ2内
で送出を待つ情報ブロック数を計数するキュー長監視ブ
ロック41と、輻輳状態を判定する閾値を保持するレジス
タ48と、非優先情報ブロックの到着を検出する情報ブロ
ック検出器44と、送出待ち情報ブロック数と輻輳判断の
閾値とを比較して輻輳信号または非輻輳信号を発生する
比較器49と、比較器49から輻輳信号を受信した場合に到
着した非優先情報ブロックを廃棄する廃棄制御ブロック
47とを備えている。
装置4a、4b、4cは、図4に示すように、共有メモリ2内
で送出を待つ情報ブロック数を計数するキュー長監視ブ
ロック41と、輻輳状態を判定する閾値を保持するレジス
タ48と、非優先情報ブロックの到着を検出する情報ブロ
ック検出器44と、送出待ち情報ブロック数と輻輳判断の
閾値とを比較して輻輳信号または非輻輳信号を発生する
比較器49と、比較器49から輻輳信号を受信した場合に到
着した非優先情報ブロックを廃棄する廃棄制御ブロック
47とを備えている。
【0006】この情報流量制限装置4a〜4cは次のように
動作する。初期状態において、レジスタ48は、共有メモ
リ2内に形成される出線キューの輻輳状態を判定する閾
値を保持する。キュー長監視ブロック41は、情報ブロッ
クの到着するタイミング毎に共有メモリ2内で送出を待
つ各々の出線宛の情報ブロック数を計数し、その結果を
保持する。情報ブロック検出器44は、情報ブロックの到
着するタイミング毎に、入力する情報ブロックを監視
し、非優先情報ブロックを検出した場合には検出信号を
発生する。
動作する。初期状態において、レジスタ48は、共有メモ
リ2内に形成される出線キューの輻輳状態を判定する閾
値を保持する。キュー長監視ブロック41は、情報ブロッ
クの到着するタイミング毎に共有メモリ2内で送出を待
つ各々の出線宛の情報ブロック数を計数し、その結果を
保持する。情報ブロック検出器44は、情報ブロックの到
着するタイミング毎に、入力する情報ブロックを監視
し、非優先情報ブロックを検出した場合には検出信号を
発生する。
【0007】比較器49は、情報ブロック検出器44から検
出信号を受信すると、キュー長監視ブロック41に保持さ
れた送出待ち情報ブロック数と、レジスタ48に保持され
る輻輳判断の閾値とを比較し、送出待ち情報ブロック数
が輻輳判断の閾値よりも大きい場合には輻輳信号を、ま
た、ブロック数が閾値以下の場合には非輻輳信号を発生
する。
出信号を受信すると、キュー長監視ブロック41に保持さ
れた送出待ち情報ブロック数と、レジスタ48に保持され
る輻輳判断の閾値とを比較し、送出待ち情報ブロック数
が輻輳判断の閾値よりも大きい場合には輻輳信号を、ま
た、ブロック数が閾値以下の場合には非輻輳信号を発生
する。
【0008】廃棄制御ブロック47は、比較器49から輻輳
信号を受信した場合には、到着した非優先情報ブロック
を廃棄する。また、それ以外の場合は、情報ブロックを
共有メモリ2へ送出する。
信号を受信した場合には、到着した非優先情報ブロック
を廃棄する。また、それ以外の場合は、情報ブロックを
共有メモリ2へ送出する。
【0009】このように、廃棄制御ブロック47は、非優
先情報ブロックを受信する毎に、出線キューの輻輳状況
の通知を受け、輻輳していることが検出された場合に
は、その受信した非優先情報ブロックを廃棄する。こう
した動作を繰返すことにより、出線バッファとして設け
られた共有メモリ2の溢れてしまう事態が防止でき、優
先情報ブロックの廃棄が回避できる。
先情報ブロックを受信する毎に、出線キューの輻輳状況
の通知を受け、輻輳していることが検出された場合に
は、その受信した非優先情報ブロックを廃棄する。こう
した動作を繰返すことにより、出線バッファとして設け
られた共有メモリ2の溢れてしまう事態が防止でき、優
先情報ブロックの廃棄が回避できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の情報流
量制限装置では、各入線から到着する情報ブロックの宛
先に偏りがあって、一部出線に情報ブロックが集中する
状況のときは、一部出線の待ち情報ブロック数が他に比
べて長くなり、その結果、共有メモリに十分な余裕があ
っても、その出線の輻輳が検出されて、その出線宛に入
力した非優先情報ブロックが廃棄されてしまう。このよ
うに従来の情報流量制限装置は、共有メモリの使用効率
が悪いために、廃棄される情報ブロック量が多くなると
いう欠点がある。
量制限装置では、各入線から到着する情報ブロックの宛
先に偏りがあって、一部出線に情報ブロックが集中する
状況のときは、一部出線の待ち情報ブロック数が他に比
べて長くなり、その結果、共有メモリに十分な余裕があ
っても、その出線の輻輳が検出されて、その出線宛に入
力した非優先情報ブロックが廃棄されてしまう。このよ
うに従来の情報流量制限装置は、共有メモリの使用効率
が悪いために、廃棄される情報ブロック量が多くなると
いう欠点がある。
【0011】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、一部出線に情報ブロックが集中する、偏
ったトラヒック状況下においても、共有メモリの効率的
な使用により、廃棄される情報ブロック量を少なくする
ことができる情報流量制限装置を提供することを目的と
している。
るものであり、一部出線に情報ブロックが集中する、偏
ったトラヒック状況下においても、共有メモリの効率的
な使用により、廃棄される情報ブロック量を少なくする
ことができる情報流量制限装置を提供することを目的と
している。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、通
信制御装置の出線バッファを構成する共有メモリに接続
して、情報ブロックの廃棄制御を行なう情報流量制限装
置において、共有メモリ内で各出線への送出を待つ情報
ブロックの総数と共有メモリの使用量に関する閾値とを
比較する第1の比較手段と、共有メモリ内で各出線への
送出を待つ情報ブロックの各数と各出線の待ち行列長に
関する閾値とを比較する第2の比較手段と、これらの第
1の比較手段および第2の比較手段が共に、前記各閾値
の方が小さいと判定したときにのみ、受信した制御対象
情報ブロックを廃棄する廃棄手段とを設けている。
信制御装置の出線バッファを構成する共有メモリに接続
して、情報ブロックの廃棄制御を行なう情報流量制限装
置において、共有メモリ内で各出線への送出を待つ情報
ブロックの総数と共有メモリの使用量に関する閾値とを
比較する第1の比較手段と、共有メモリ内で各出線への
送出を待つ情報ブロックの各数と各出線の待ち行列長に
関する閾値とを比較する第2の比較手段と、これらの第
1の比較手段および第2の比較手段が共に、前記各閾値
の方が小さいと判定したときにのみ、受信した制御対象
情報ブロックを廃棄する廃棄手段とを設けている。
【0013】
【作用】そのため、各出線への送出を待つ情報ブロック
数が各出線毎に割当てた情報ブロックの待ち行列数を超
える場合でも、共有メモリの共用部分に余裕があるとき
は、受信した制御対象情報ブロックの廃棄は行なわれ
ず、また逆に、共用部分に空きがない場合でも、各出線
への送出を待つ情報ブロック数が各出線毎の割当てに達
していない場合には、その出線宛の制御対象情報ブロッ
クを受信したときに、それを廃棄しない。
数が各出線毎に割当てた情報ブロックの待ち行列数を超
える場合でも、共有メモリの共用部分に余裕があるとき
は、受信した制御対象情報ブロックの廃棄は行なわれ
ず、また逆に、共用部分に空きがない場合でも、各出線
への送出を待つ情報ブロック数が各出線毎の割当てに達
していない場合には、その出線宛の制御対象情報ブロッ
クを受信したときに、それを廃棄しない。
【0014】
【実施例】本発明の実施例における情報流量制限装置を
組込んだ通信制御装置は、図1に示すように、情報ブロ
ックが到着するタイミング毎に共有メモリ2内で各出線
1d〜1fへの送出を待つ情報ブロックの総数を計数する共
有メモリ量監視ブロック3を備えている。
組込んだ通信制御装置は、図1に示すように、情報ブロ
ックが到着するタイミング毎に共有メモリ2内で各出線
1d〜1fへの送出を待つ情報ブロックの総数を計数する共
有メモリ量監視ブロック3を備えている。
【0015】また、情報流量制限装置4a〜4cは、図2に
示すように、共有メモリ2内で送出を待つ各々の出線宛
の情報ブロック数を計数するキュー長監視ブロック41
と、共有メモリ2の総使用量に関する閾値を保持する第
一のレジスタ42と、各出線キューの輻輳状態を判定する
閾値を保持する第二のレジスタ43と、非優先情報ブロッ
クの到着を検出する情報ブロック検出器44と、共有メモ
リ量監視ブロック3に保持された共有メモリ2内の情報
ブロック総数と第一のレジスタ42に保持された共有メモ
リ使用量に関する閾値とを比較する第一の比較器45と、
キュー長監視ブロック41に保持された各出線宛の送出待
ち情報ブロック数と第二のレジスタ43に保持された各出
線毎の輻輳判断の閾値とを比較する第二の比較器46と、
第一の比較器45および第二の比較器46の比較結果に基づ
いて非優先情報ブロックを廃棄する廃棄制御ブロック47
とを備えている。
示すように、共有メモリ2内で送出を待つ各々の出線宛
の情報ブロック数を計数するキュー長監視ブロック41
と、共有メモリ2の総使用量に関する閾値を保持する第
一のレジスタ42と、各出線キューの輻輳状態を判定する
閾値を保持する第二のレジスタ43と、非優先情報ブロッ
クの到着を検出する情報ブロック検出器44と、共有メモ
リ量監視ブロック3に保持された共有メモリ2内の情報
ブロック総数と第一のレジスタ42に保持された共有メモ
リ使用量に関する閾値とを比較する第一の比較器45と、
キュー長監視ブロック41に保持された各出線宛の送出待
ち情報ブロック数と第二のレジスタ43に保持された各出
線毎の輻輳判断の閾値とを比較する第二の比較器46と、
第一の比較器45および第二の比較器46の比較結果に基づ
いて非優先情報ブロックを廃棄する廃棄制御ブロック47
とを備えている。
【0016】この情報流量制限装置4a〜4cは、次のよう
に動作する。初期状態において、第一のレジスタ42は、
共有メモリ総使用量に関する輻輳判断の閾値を保持し、
第二のレジスタ43は、それぞれの出線キューの使用量に
関する輻輳判断の閾値を保持する。キュー長監視ブロッ
ク41は、情報ブロックの到着するタイミング毎に共有メ
モリ2内で送出を待つそれぞれの出線宛の情報ブロック
数を計数し、その結果を保持する。情報ブロック検出器
44は、情報ブロックが到着する毎にそれを監視し、非優
先情報ブロックを検出した場合には検出信号を発生して
第一の比較器45と第二の比較器46とに送る。
に動作する。初期状態において、第一のレジスタ42は、
共有メモリ総使用量に関する輻輳判断の閾値を保持し、
第二のレジスタ43は、それぞれの出線キューの使用量に
関する輻輳判断の閾値を保持する。キュー長監視ブロッ
ク41は、情報ブロックの到着するタイミング毎に共有メ
モリ2内で送出を待つそれぞれの出線宛の情報ブロック
数を計数し、その結果を保持する。情報ブロック検出器
44は、情報ブロックが到着する毎にそれを監視し、非優
先情報ブロックを検出した場合には検出信号を発生して
第一の比較器45と第二の比較器46とに送る。
【0017】第一の比較器45は、情報ブロック検出器44
から検出信号を受信すると、共有メモリ量監視ブロック
3に保持された共有メモリ2内の送出待ち情報ブロック
の総数と、第一のレジスタ42に保持された共有メモリ使
用量に関する閾値とを比較して、情報ブロック数が閾値
よりも大きい場合には、共有メモリ溢れ警告信号を発生
し、廃棄制御ブロック47に送る。
から検出信号を受信すると、共有メモリ量監視ブロック
3に保持された共有メモリ2内の送出待ち情報ブロック
の総数と、第一のレジスタ42に保持された共有メモリ使
用量に関する閾値とを比較して、情報ブロック数が閾値
よりも大きい場合には、共有メモリ溢れ警告信号を発生
し、廃棄制御ブロック47に送る。
【0018】また、第二の比較器46は、情報ブロック検
出器44から検出信号を受信すると、キュー長監視ブロッ
ク41に保持された、それぞれの出線への送出を待つ情報
ブロック数と、第二にレジスタ43に保持された各出線キ
ューの輻輳判断に関する閾値とを比較し、送出待ち情報
ブロック数が閾値よりも大きい場合には出線キュー輻輳
信号を、また、ブロック数が閾値以下の場合には出線キ
ュー非輻輳信号を発生して廃棄制御ブロック47に送る。
出器44から検出信号を受信すると、キュー長監視ブロッ
ク41に保持された、それぞれの出線への送出を待つ情報
ブロック数と、第二にレジスタ43に保持された各出線キ
ューの輻輳判断に関する閾値とを比較し、送出待ち情報
ブロック数が閾値よりも大きい場合には出線キュー輻輳
信号を、また、ブロック数が閾値以下の場合には出線キ
ュー非輻輳信号を発生して廃棄制御ブロック47に送る。
【0019】廃棄制御ブロック47は、第一の比較器45か
ら共有メモリ溢れ警告信号を受信し、且つ、第二の比較
器46から出線キュー輻輳信号を受信した場合には、到着
した非優先情報ブロックを廃棄する。それ以外の場合に
は、情報ブロックを共有メモリ2へ送出する。
ら共有メモリ溢れ警告信号を受信し、且つ、第二の比較
器46から出線キュー輻輳信号を受信した場合には、到着
した非優先情報ブロックを廃棄する。それ以外の場合に
は、情報ブロックを共有メモリ2へ送出する。
【0020】このように、廃棄制御ブロック47は、非優
先情報ブロックの受信に合わせて、共有メモリの使用量
が一定値を越えるかどうかの通知と、各出線キューの輻
輳状況を知らせる通知とを受け、共有メモリの使用量が
一定値を越えると共に、その出線キューが輻湊状況にあ
るときにのみ、受信した非優先情報ブロックの廃棄を行
なう。廃棄制御ブロック47は、非優先情報ブロックを受
信する毎に、こうした動作を繰返す。
先情報ブロックの受信に合わせて、共有メモリの使用量
が一定値を越えるかどうかの通知と、各出線キューの輻
輳状況を知らせる通知とを受け、共有メモリの使用量が
一定値を越えると共に、その出線キューが輻湊状況にあ
るときにのみ、受信した非優先情報ブロックの廃棄を行
なう。廃棄制御ブロック47は、非優先情報ブロックを受
信する毎に、こうした動作を繰返す。
【0021】これは、云わば共有メモリに、各出線毎の
専用枠と、共通枠とを設けたものに相当しており、専用
枠が使い尽くされたとしても、共通枠に余地があれば、
非優先情報ブロックの廃棄は行なわず、また逆に、共通
枠が使い尽くされたとしても、その出線の専用枠に余地
があれば、その出線宛の非優先情報ブロックを廃棄しな
いようにしたものであり、そうすることにより、廃棄さ
れる情報ブロックの量をできるだけ少なくしている。
専用枠と、共通枠とを設けたものに相当しており、専用
枠が使い尽くされたとしても、共通枠に余地があれば、
非優先情報ブロックの廃棄は行なわず、また逆に、共通
枠が使い尽くされたとしても、その出線の専用枠に余地
があれば、その出線宛の非優先情報ブロックを廃棄しな
いようにしたものであり、そうすることにより、廃棄さ
れる情報ブロックの量をできるだけ少なくしている。
【0022】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の情報流量制限装置は、共有メモリを効率良
く使用することによって、廃棄される情報ブロックの量
を少なくすることができ、情報の伝送品質の低下を抑え
ることができる。
に、本発明の情報流量制限装置は、共有メモリを効率良
く使用することによって、廃棄される情報ブロックの量
を少なくすることができ、情報の伝送品質の低下を抑え
ることができる。
【図1】実施例の情報流量制限装置を組込んだ通信制御
装置のブロック図、
装置のブロック図、
【図2】実施例の情報流量制限装置の構成を示すブロッ
ク図、
ク図、
【図3】従来の情報流量制限装置を組込んだ通信制御装
置のブロック図、
置のブロック図、
【図4】従来の情報流量制限装置の構成を示すブロック
図である。
図である。
1 通信制御装置 1a、1b、1c 通信回線入線 1d、1e、1f 通信回線出線 2 共有メモリ 3 共有メモリ量監視ブロック 4a、4b、4c 情報流量制限装置 41 キュー長監視ブロック 42、43、48 レジスタ 44 情報ブロック検出器 45、46、49 比較器 47 廃棄制御ブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04L 12/28
Claims (1)
- 【請求項1】 通信制御装置の出線バッファを構成する
共有メモリに接続して、情報ブロックの廃棄制御を行な
う情報流量制限装置において、 前記共有メモリ内で各出線への送出を待つ情報ブロック
の総数と前記共有メモリの使用量に関する閾値とを比較
する第1の比較手段と、 前記共有メモリ内で各出線への送出を待つ情報ブロック
の各数と各出線の待ち行列長に関する閾値とを比較する
第2の比較手段と、 前記第1の比較手段および第2の比較手段が共に、前記
各閾値の方が小さいと判定したときにのみ、受信した制
御対象情報ブロックを廃棄する廃棄手段とを設けたこと
を特徴とする情報流量制限装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22967293A JPH0766845A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 情報流量制限装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22967293A JPH0766845A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 情報流量制限装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0766845A true JPH0766845A (ja) | 1995-03-10 |
Family
ID=16895878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22967293A Pending JPH0766845A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 情報流量制限装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0766845A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6009078A (en) * | 1996-02-09 | 1999-12-28 | Nec Corporation | ATM switch device capable of favorably controlling traffic congestion |
US6192028B1 (en) | 1997-02-14 | 2001-02-20 | Advanced Micro Devices, Inc. | Method and apparatus providing programmable thresholds for half-duplex flow control in a network switch |
JP2003008628A (ja) * | 2001-06-26 | 2003-01-10 | Furukawa Electric Co Ltd:The | データ中継方法およびその装置 |
US6804198B1 (en) | 1999-05-24 | 2004-10-12 | Nec Corporation | ATM cell buffer system and its congestion control method |
JP2009207208A (ja) * | 1997-02-07 | 2009-09-10 | Alcatel-Lucent Usa Inc | Tcp接続の性能改善方法 |
-
1993
- 1993-08-24 JP JP22967293A patent/JPH0766845A/ja active Pending
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