JP2522953B2 - 条播と撒播の切替装置 - Google Patents
条播と撒播の切替装置Info
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- JP2522953B2 JP2522953B2 JP62184225A JP18422587A JP2522953B2 JP 2522953 B2 JP2522953 B2 JP 2522953B2 JP 62184225 A JP62184225 A JP 62184225A JP 18422587 A JP18422587 A JP 18422587A JP 2522953 B2 JP2522953 B2 JP 2522953B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、条播と撒播の切替装置に係るものである。
（従来技術） 従来育苗箱１内に床土２を充填し、床土２の表面に条
付ロールにより条３を作成し、条３内に種籾４を播種
し、その上面を鎮圧ロール５により鎮圧して種籾４が散
水時移動しないようにしたものは公知である（第１〜２
図参照）。
付ロールにより条３を作成し、条３内に種籾４を播種
し、その上面を鎮圧ロール５により鎮圧して種籾４が散
水時移動しないようにしたものは公知である（第１〜２
図参照）。
また、育苗箱１内に床土２を充填し、床土２の表面を
均平に均して、均平播種面を形成し、均平播種装置上に
種籾４を撒播するようにした撒播装置は公知である（第
３〜４図参照）。
均平に均して、均平播種面を形成し、均平播種装置上に
種籾４を撒播するようにした撒播装置は公知である（第
３〜４図参照）。
（発明が解決しようとする問題点） 前記条播装置は、育苗箱１を横送する移送台７に鎮圧
ロール５及び条播ロールを取付けてあるが、前記撒播装
置の移送台７には鎮圧ロール５は取付けられていない。
ロール５及び条播ロールを取付けてあるが、前記撒播装
置の移送台７には鎮圧ロール５は取付けられていない。
したがって、農家は鎮圧ロール５のある条播装置と、
鎮圧ロール５のない撒播装置の２台を購入しなければな
らなかった。
鎮圧ロール５のない撒播装置の２台を購入しなければな
らなかった。
よって本発明は、条播と撒播の兼用構造としたもので
ある。
ある。
（問題を解決するための手段） よって本発明は、移送台７の育苗箱１の移動方向に所
定の間隔をおいて移送ロール８を設け、該移送台７の上
方位置には育苗箱１内の床土２の表面に作成された条３
を鎮圧する鎮圧ロール５を設けたものにおいて、該鎮圧
ロール５と前記移送台７の間には、前記鎮圧ロール５を
人為的に上動させると自動的に前記鎮圧ロール５と前記
移送台７の間に入り込む突っかえ体25を設けて、前記鎮
圧ロール５を高位置に保持するようにした条播と撒播の
切替装置の構成を要旨としたものである。
定の間隔をおいて移送ロール８を設け、該移送台７の上
方位置には育苗箱１内の床土２の表面に作成された条３
を鎮圧する鎮圧ロール５を設けたものにおいて、該鎮圧
ロール５と前記移送台７の間には、前記鎮圧ロール５を
人為的に上動させると自動的に前記鎮圧ロール５と前記
移送台７の間に入り込む突っかえ体25を設けて、前記鎮
圧ロール５を高位置に保持するようにした条播と撒播の
切替装置の構成を要旨としたものである。
（実施例） 本発明の一実施例を図面により説明すると、移送台７
の育苗箱１の移動方向に所定の間隔をおいて移送ロール
８を設ける。９は移送ロール８の回転軸で、回転軸９の
両端は移送台７よりも外方にそれぞれ突き出ており、そ
の突出部10に一方に傾斜伝動ケース11の下端を軸着し、
突出部10の他端には傾斜支持板12の下端を軸着する。傾
斜伝動ケース11の上端には内方に向けて垂直板13を突出
させ、垂直板13の上面には水平水平板14を固定する。同
様に傾斜支持板12の上部の内方には垂直板15を設け、垂
直板15の上面に水平板16を設け、水平板14には縦ネジ17
を螺合し、移送台７に下端を固定したバネ18の上端を縦
ネジ17の下端に固定する。また、水平板16には縦ネジ19
を螺合し、移送台７に下端を固定したバネ20の上端を縦
ネジ19に固定する。
の育苗箱１の移動方向に所定の間隔をおいて移送ロール
８を設ける。９は移送ロール８の回転軸で、回転軸９の
両端は移送台７よりも外方にそれぞれ突き出ており、そ
の突出部10に一方に傾斜伝動ケース11の下端を軸着し、
突出部10の他端には傾斜支持板12の下端を軸着する。傾
斜伝動ケース11の上端には内方に向けて垂直板13を突出
させ、垂直板13の上面には水平水平板14を固定する。同
様に傾斜支持板12の上部の内方には垂直板15を設け、垂
直板15の上面に水平板16を設け、水平板14には縦ネジ17
を螺合し、移送台７に下端を固定したバネ18の上端を縦
ネジ17の下端に固定する。また、水平板16には縦ネジ19
を螺合し、移送台７に下端を固定したバネ20の上端を縦
ネジ19に固定する。
前記傾斜伝動ケース11の上部には、鎮圧ロール５の回
転軸21の一端を軸装し、傾斜伝動ケース11内の突出部10
には歯車22を固定し、傾斜伝動ケース11内の回転軸21に
は歯車23を固定し、歯車22と歯車23の間にチエン24を掛
け回す。同様に傾斜支持板12の上端に鎮圧ロール５の回
転軸21の他端を軸装する。
転軸21の一端を軸装し、傾斜伝動ケース11内の突出部10
には歯車22を固定し、傾斜伝動ケース11内の回転軸21に
は歯車23を固定し、歯車22と歯車23の間にチエン24を掛
け回す。同様に傾斜支持板12の上端に鎮圧ロール５の回
転軸21の他端を軸装する。
しかして、垂直板13には突っかえ体25の上端を軸着26
し、突っかえ体25の下端27は移送台７の上面よりも長く
形成して移送台７の外側に自由端となるように吊設す
る。同様に垂直板15にも突っかえ体28の上端を軸着29
し、垂直板15の下端30を移送台７上面よりも長く形成し
て移送台７の外側に自由端として吊設する。
し、突っかえ体25の下端27は移送台７の上面よりも長く
形成して移送台７の外側に自由端となるように吊設す
る。同様に垂直板15にも突っかえ体28の上端を軸着29
し、垂直板15の下端30を移送台７上面よりも長く形成し
て移送台７の外側に自由端として吊設する。
前記下端27及び下端30は、鎮圧ロール５を持上げて、
第６図の状態にすると垂直となり、移送台７の上面にそ
れぞれ係合して鎮圧ロール５を高位置にする。
第６図の状態にすると垂直となり、移送台７の上面にそ
れぞれ係合して鎮圧ロール５を高位置にする。
（作用） 次に作用を述べる。
（条播の場合） この場合、第５図に図示したように、突っかえ体25と
突っかえ体28の下端27と下端30はそれぞれ移送台７に当
接しない外方位置に回動させる。すると、鎮圧ロール５
はバネ18、バネ20の弾力で育苗箱１の条３に弾力的に当
接し、移送ロール８で移送される育苗箱１の条３を鎮圧
ロール５により押し崩し、種籾４を第２図のように定位
置に埋没させる。
突っかえ体28の下端27と下端30はそれぞれ移送台７に当
接しない外方位置に回動させる。すると、鎮圧ロール５
はバネ18、バネ20の弾力で育苗箱１の条３に弾力的に当
接し、移送ロール８で移送される育苗箱１の条３を鎮圧
ロール５により押し崩し、種籾４を第２図のように定位
置に埋没させる。
したがって、その後散水しても種籾４は移動しない。
（撒播の場合） この場合は、鎮圧ロール５を持って上動させると、突
っかえ体25と突っかえ体28の下端27と下端30は、その自
重で、第６図のように垂直となり、自動的に移送台７の
上面に臨むことになる。
っかえ体25と突っかえ体28の下端27と下端30は、その自
重で、第６図のように垂直となり、自動的に移送台７の
上面に臨むことになる。
したがって、鎮圧ロール５は、第６図の如く高位置で
停止し、種籾４に当接しない。したがって、撒播が簡単
に行なえる。
停止し、種籾４に当接しない。したがって、撒播が簡単
に行なえる。
（効果） 従来育苗箱１内に床土２を充填し、床土２の表面に条
付ロールにより条３を作成し、条３内に種籾４を播種
し、その上面を鎮圧ロール５により鎮圧して種籾４が散
水時移動しないようにしたものは公知である（第１〜２
図参照）。
付ロールにより条３を作成し、条３内に種籾４を播種
し、その上面を鎮圧ロール５により鎮圧して種籾４が散
水時移動しないようにしたものは公知である（第１〜２
図参照）。
また、育苗箱１内に床土２を充填し、床土２の表面を
均平に均して、均平播種面を形成し、均平播種装置上に
種籾４を撒播するようにした撒播装置は公知である（第
３〜４図参照）。
均平に均して、均平播種面を形成し、均平播種装置上に
種籾４を撒播するようにした撒播装置は公知である（第
３〜４図参照）。
前記条播装置は、育苗箱１を横送する移送台７に鎮圧
ロール５及び条播ロールに取付けてあるが、前記撒播装
置の移送台７には鎮圧ロール５は取付けられていない。
ロール５及び条播ロールに取付けてあるが、前記撒播装
置の移送台７には鎮圧ロール５は取付けられていない。
したがって、農家は鎮圧ロール５のある条播装置と、
鎮圧ロール５のない撒播装置の２台を購入しなければな
らなかった。
鎮圧ロール５のない撒播装置の２台を購入しなければな
らなかった。
しかるに、本発明は、移送台７の育苗箱１の移動方向
に所定の間隔をおいて移送ロール８を設け、該移送台７
の上方位置には育苗箱１内の床土２の表面に作成された
条３を鎮圧する鎮圧ロール５を設けたものにおいて、該
鎮圧ロール５と前記移送台７の間には、前記鎮圧ロール
５を人為的に上動させると自動的に前記鎮圧ロール５と
前記移送台７の間に入り込む突っかえ体25を設けて、前
記鎮圧ロール５を高位置に保持するようにした条播と撒
播の切替装置としたから、通常は第５図に図示したよう
に、突っかえ体25と突っかえ体28の下端27と下端30はそ
れぞれ移送台７に当接しない外方位置にあり、鎮圧ロー
ル５はバネ18、バネ20の弾力で育苗箱１の条３に弾力的
に当接するから、移送ロール８で移送される育苗箱１の
条３を鎮圧ロール５により押し崩し、種籾４を第２図の
ように定位置に埋没させて条播でき、鎮圧ロール５を持
って上動させると、突っかえ体25と突っかえ体28の下端
27と下端30は、その自重で、第６図のように垂直とな
り、自動的に移送台７の上面に臨むことになるので撒播
でき、条播と撒播が兼用できるばかりでなく、操作も容
易である。
に所定の間隔をおいて移送ロール８を設け、該移送台７
の上方位置には育苗箱１内の床土２の表面に作成された
条３を鎮圧する鎮圧ロール５を設けたものにおいて、該
鎮圧ロール５と前記移送台７の間には、前記鎮圧ロール
５を人為的に上動させると自動的に前記鎮圧ロール５と
前記移送台７の間に入り込む突っかえ体25を設けて、前
記鎮圧ロール５を高位置に保持するようにした条播と撒
播の切替装置としたから、通常は第５図に図示したよう
に、突っかえ体25と突っかえ体28の下端27と下端30はそ
れぞれ移送台７に当接しない外方位置にあり、鎮圧ロー
ル５はバネ18、バネ20の弾力で育苗箱１の条３に弾力的
に当接するから、移送ロール８で移送される育苗箱１の
条３を鎮圧ロール５により押し崩し、種籾４を第２図の
ように定位置に埋没させて条播でき、鎮圧ロール５を持
って上動させると、突っかえ体25と突っかえ体28の下端
27と下端30は、その自重で、第６図のように垂直とな
り、自動的に移送台７の上面に臨むことになるので撒播
でき、条播と撒播が兼用できるばかりでなく、操作も容
易である。
第１図は条播の状態図、第２図は第１図を鎮圧した状態
図、第３図は撒播前の状態図、第４図は撒播の状態図、
第５図は条播装置の断面図、第６図は撒播装置の断面
図。 符号の説明 １……育苗箱、２……床土、３……条、４……種籾、５
……鎮圧ロール、６……均平播種面、７……移送台、８
……移送ロール、９……回転軸、10……突出部、11……
伝動ケース、12……支持板、13……垂直板、14……水平
板、15……垂直板、16……水平板、17……縦ネジ、18…
…バネ、19……縦ネジ、20……バネ、21……回転軸、22
……歯車、23……歯車、24……チエン、25……突っかえ
体、26……軸着、27……下端、28……突っかえ体、29…
…軸着、30……下端。
図、第３図は撒播前の状態図、第４図は撒播の状態図、
第５図は条播装置の断面図、第６図は撒播装置の断面
図。 符号の説明 １……育苗箱、２……床土、３……条、４……種籾、５
……鎮圧ロール、６……均平播種面、７……移送台、８
……移送ロール、９……回転軸、10……突出部、11……
伝動ケース、12……支持板、13……垂直板、14……水平
板、15……垂直板、16……水平板、17……縦ネジ、18…
…バネ、19……縦ネジ、20……バネ、21……回転軸、22
……歯車、23……歯車、24……チエン、25……突っかえ
体、26……軸着、27……下端、28……突っかえ体、29…
…軸着、30……下端。
Claims (1)
- 【請求項１】移送台７の育苗箱１の移動方向に所定の間
隔をおいて移送ロール８を設け、該移送台７の上方位置
には育苗箱１内の床土２の表面に作成された条３を鎮圧
する鎮圧ロール５を設けたものにおいて、該鎮圧ロール
５と前記移送台７の間には、前記鎮圧ロール５を人為的
に上動させると自動的に前記鎮圧ロール５と前記移送台
７の間に入り込む突っかえ体25を設けて、前記鎮圧ロー
ル５を高位置に保持するようにした条播と撒播の切替装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62184225A JP2522953B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 条播と撒播の切替装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62184225A JP2522953B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 条播と撒播の切替装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6427408A JPS6427408A (en) | 1989-01-30 |
| JP2522953B2 true JP2522953B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=16149559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62184225A Expired - Lifetime JP2522953B2 (ja) | 1987-07-23 | 1987-07-23 | 条播と撒播の切替装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2522953B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107750534A (zh) * | 2017-11-02 | 2018-03-06 | 湖南农业大学 | 一种穴播和撒播快速转换装置 |
| CN111802031B (zh) * | 2020-07-02 | 2022-11-22 | 湖南农业大学 | 一种条撒播互换播种装置 |
-
1987
- 1987-07-23 JP JP62184225A patent/JP2522953B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6427408A (en) | 1989-01-30 |
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