JP2522729B2 - 電気コネクタ―および電気コネクタ―サブアセンブリ― - Google Patents
電気コネクタ―および電気コネクタ―サブアセンブリ―Info
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- JP2522729B2 JP2522729B2 JP3103740A JP10374091A JP2522729B2 JP 2522729 B2 JP2522729 B2 JP 2522729B2 JP 3103740 A JP3103740 A JP 3103740A JP 10374091 A JP10374091 A JP 10374091A JP 2522729 B2 JP2522729 B2 JP 2522729B2
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- terminal
- housing
- electrical connector
- locking
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/502—Bases; Cases composed of different pieces
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/46—Bases; Cases
- H01R13/52—Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ターミナル整列手段を
有する電気コネクターおよび電気コネクターサブアセン
ブリーに関する。
有する電気コネクターおよび電気コネクターサブアセン
ブリーに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の電気コネクターは、広い範囲
の温度、湿度、振動にさらされ、又、時には直接的接触
ということもある。結果として、自動車向けの適用を意
図する電気コネクターはその中の電気的伝導ターミナル
をロック式に受け入れ、保護でき、更に、嵌合により対
となるコネクターとロック式にかみ合える、環境的に密
封可能なハウジングを配備しなければならない。自動車
製造業者達は同様に電気伝導性のターミナルがコネクタ
ーのハウジング内に適正にはめ込まれることを積極的に
確保するために、一般的にターミナル位置確保手段(T
PA)を求める。同様に組み立てが容易で簡単に嵌合す
ることができる電気コネクターを提供することも望まし
い。
の温度、湿度、振動にさらされ、又、時には直接的接触
ということもある。結果として、自動車向けの適用を意
図する電気コネクターはその中の電気的伝導ターミナル
をロック式に受け入れ、保護でき、更に、嵌合により対
となるコネクターとロック式にかみ合える、環境的に密
封可能なハウジングを配備しなければならない。自動車
製造業者達は同様に電気伝導性のターミナルがコネクタ
ーのハウジング内に適正にはめ込まれることを積極的に
確保するために、一般的にターミナル位置確保手段(T
PA)を求める。同様に組み立てが容易で簡単に嵌合す
ることができる電気コネクターを提供することも望まし
い。
【0003】先行技術には、その中のターミナルの積極
的なロック式かみ合いをいく分か確保し、他のコネクタ
ーとロック式に嵌合する多くの電気コネクターが含まれ
る。更には電気コネクター用の環境的密封手段が各種含
まれる。自動車向けの応用を意図した典型的な先行技術
コネクターは、1985年12月10日にコレン等に付
与された米国特許NO.4,557,542に示されて
いる。この特許に示された電気コネクターには、それを
通して伸張する対のターミナル受け入れ空洞を有するハ
ウジングが含まれる。各々の対の中のターミナル受け入
れ空洞は、そこに挿入されるターミナルとかみ合うため
の一対の前方に突出する偏向可能なラッチにより分離さ
れる。ターミナルはハウジングの後部より、それぞれの
空洞内に挿入されて、ラッチを最初に偏向させ、その後
ターミナルとかみ合うために弾性で復帰するようにさせ
る。この特許に示されるコネクターには更に、ハウジン
グの前方の端部に滑り込まされるTPAコンポーネント
が含まれる。ターミナルが適正にはめ込まれ、ロックさ
れている場合には、TPAコンポーネントは各対の中の
前方に突出するラッチの間に前進する。いずれかのター
ミナルが適正にはめ込まれていない場合には、TPAコ
ンポーネントは電気コネクターのハウジングの前方の端
部内に完全には前進しない。この特許に示される電気コ
ネクターはターミナルをターミナル受入れ空洞の内部の
前方に配備される部分と整列させるための手段は提供し
ない。であるからターミナルの挿入はむずかしくなり、
小さなターミナルが損傷してしまうことがある。更には
典型的にはターミナルがある場所で製造され、終結リー
ドが挿入される別の場所に輸送される。同様にターミナ
ルが挿入される他の場所に輸送しなければならない、完
全に分離したTPAコンポーネントの提供は在庫管理面
での問題をおこすことがある。加えて、この特許に示さ
れる偏向可能なターミナルロッキング手段は、偏向不能
な構造とした、同等のターミナルロッキング手段よりも
弱く、又、ターミナルの移動がより大きくなることがあ
る。更には前方に配置されるTPAコンポーネントの場
合、嵌合される相手コネクタ内でシールと干渉すること
がある。
的なロック式かみ合いをいく分か確保し、他のコネクタ
ーとロック式に嵌合する多くの電気コネクターが含まれ
る。更には電気コネクター用の環境的密封手段が各種含
まれる。自動車向けの応用を意図した典型的な先行技術
コネクターは、1985年12月10日にコレン等に付
与された米国特許NO.4,557,542に示されて
いる。この特許に示された電気コネクターには、それを
通して伸張する対のターミナル受け入れ空洞を有するハ
ウジングが含まれる。各々の対の中のターミナル受け入
れ空洞は、そこに挿入されるターミナルとかみ合うため
の一対の前方に突出する偏向可能なラッチにより分離さ
れる。ターミナルはハウジングの後部より、それぞれの
空洞内に挿入されて、ラッチを最初に偏向させ、その後
ターミナルとかみ合うために弾性で復帰するようにさせ
る。この特許に示されるコネクターには更に、ハウジン
グの前方の端部に滑り込まされるTPAコンポーネント
が含まれる。ターミナルが適正にはめ込まれ、ロックさ
れている場合には、TPAコンポーネントは各対の中の
前方に突出するラッチの間に前進する。いずれかのター
ミナルが適正にはめ込まれていない場合には、TPAコ
ンポーネントは電気コネクターのハウジングの前方の端
部内に完全には前進しない。この特許に示される電気コ
ネクターはターミナルをターミナル受入れ空洞の内部の
前方に配備される部分と整列させるための手段は提供し
ない。であるからターミナルの挿入はむずかしくなり、
小さなターミナルが損傷してしまうことがある。更には
典型的にはターミナルがある場所で製造され、終結リー
ドが挿入される別の場所に輸送される。同様にターミナ
ルが挿入される他の場所に輸送しなければならない、完
全に分離したTPAコンポーネントの提供は在庫管理面
での問題をおこすことがある。加えて、この特許に示さ
れる偏向可能なターミナルロッキング手段は、偏向不能
な構造とした、同等のターミナルロッキング手段よりも
弱く、又、ターミナルの移動がより大きくなることがあ
る。更には前方に配置されるTPAコンポーネントの場
合、嵌合される相手コネクタ内でシールと干渉すること
がある。
【0004】類似の別の電気コネクターが1987年1
2月22日にディキイに付与された米国特許NO.4,
714,437に示されている。この特許に示されるコ
ネクターにも同様に電気コネクターハウジング内にター
ミナル受入れ空洞の対が含まれる。この対のターミナル
受入れ空洞間の壁は、前方に突出する偏向可能レバーの
対により部分的に形成される。この特許のコネクターの
ラッチは偏向可能なレバー上に配置されるのではなく
て、電気コネクターのハウジングの外部壁上の所定位置
に堅固に配置される。上記に説明のように、これにより
ロック力が追加されターミナルを積極的に位置づけるこ
とができる。しかしながら、この特許に示されるコネク
ターもTPAコンポーネントがターミナルの挿入後、前
方に組み付けられ、そのために在庫管理上の問題とな
り、又、対となる構造上のシールと干渉すると言う点
で、前に説明したコネクターと類似の欠点がある。更に
はターミナル受入れ空洞の最小限断面エリアが、ハウジ
ングの後部入口のはるか前方に位置しているために、ハ
ウジングへの挿入中にターミナルを適正に整列させるこ
とが難しくなる。
2月22日にディキイに付与された米国特許NO.4,
714,437に示されている。この特許に示されるコ
ネクターにも同様に電気コネクターハウジング内にター
ミナル受入れ空洞の対が含まれる。この対のターミナル
受入れ空洞間の壁は、前方に突出する偏向可能レバーの
対により部分的に形成される。この特許のコネクターの
ラッチは偏向可能なレバー上に配置されるのではなく
て、電気コネクターのハウジングの外部壁上の所定位置
に堅固に配置される。上記に説明のように、これにより
ロック力が追加されターミナルを積極的に位置づけるこ
とができる。しかしながら、この特許に示されるコネク
ターもTPAコンポーネントがターミナルの挿入後、前
方に組み付けられ、そのために在庫管理上の問題とな
り、又、対となる構造上のシールと干渉すると言う点
で、前に説明したコネクターと類似の欠点がある。更に
はターミナル受入れ空洞の最小限断面エリアが、ハウジ
ングの後部入口のはるか前方に位置しているために、ハ
ウジングへの挿入中にターミナルを適正に整列させるこ
とが難しくなる。
【0005】更に別の類似の電気コネクターが1988
年6月7日ベッツイに付与された米国特許NO.4,7
49,372に示されている。この特許に示されるコネ
クターにも、同様に一対のターミナル受入れ空洞間に配
置される一対の前方に突出するラッチが含まれる。TP
Aコンポーネントはコネクターの前方の端部に挿入可能
で、それにより上記説明の欠点のうちの少なくともいく
つかを持っている。しかしながら、TPAコンポーネン
トの外部に配備された部分はハウジングに挿入される部
分より分離可能である。この特許に示されるコネクター
の場合には、ハウジングに挿入のためのターミナルの整
列のための手段は提供されない。
年6月7日ベッツイに付与された米国特許NO.4,7
49,372に示されている。この特許に示されるコネ
クターにも、同様に一対のターミナル受入れ空洞間に配
置される一対の前方に突出するラッチが含まれる。TP
Aコンポーネントはコネクターの前方の端部に挿入可能
で、それにより上記説明の欠点のうちの少なくともいく
つかを持っている。しかしながら、TPAコンポーネン
トの外部に配備された部分はハウジングに挿入される部
分より分離可能である。この特許に示されるコネクター
の場合には、ハウジングに挿入のためのターミナルの整
列のための手段は提供されない。
【0006】より効果的なワイヤー対ワイヤーの自動車
向け電気コネクターが、1988年10月11日ウイル
ソン等に付与され、この発明の譲受人に譲渡された米国
特許NO.4,776,813に示されている。この特
許のコネクターにはハウジングの後部に組み付けられる
TPAコンポーネントを伴なう電気コネクターのハウジ
ングが含まれる。こうすればTPAコンポーネントはそ
れが組み付けられる電気コネクターと対となる相手コネ
クター間で、シールと干渉することはない。加えて、こ
の特許に記載される実施例ではTPAコンポーネントが
電気コネクターのハウジングの後方端部に配置されるシ
ールに対して当接され、コネクターの後部の密封に役立
つ。この特許に示されるコネクターは、大成功であった
ことが証明された。しかしながら、こうした電気コネク
ターに、更なる改良を行なうことが望ましい。より具体
的には電気コネクターにその中のターミナルのより強い
ロッキング力を供給し、そこにおいてハウジング内のタ
ーミナル受入れ空洞に対するターミナルの整列が電気コ
ネクターの組み立てを促進するように達成されることが
望ましいと考えられている。更に、現在ではコネクター
の嵌合端部上のシールがコネクター上のロック構造と干
渉しないということをより確実にすることが望ましいと
考えられている。
向け電気コネクターが、1988年10月11日ウイル
ソン等に付与され、この発明の譲受人に譲渡された米国
特許NO.4,776,813に示されている。この特
許のコネクターにはハウジングの後部に組み付けられる
TPAコンポーネントを伴なう電気コネクターのハウジ
ングが含まれる。こうすればTPAコンポーネントはそ
れが組み付けられる電気コネクターと対となる相手コネ
クター間で、シールと干渉することはない。加えて、こ
の特許に記載される実施例ではTPAコンポーネントが
電気コネクターのハウジングの後方端部に配置されるシ
ールに対して当接され、コネクターの後部の密封に役立
つ。この特許に示されるコネクターは、大成功であった
ことが証明された。しかしながら、こうした電気コネク
ターに、更なる改良を行なうことが望ましい。より具体
的には電気コネクターにその中のターミナルのより強い
ロッキング力を供給し、そこにおいてハウジング内のタ
ーミナル受入れ空洞に対するターミナルの整列が電気コ
ネクターの組み立てを促進するように達成されることが
望ましいと考えられている。更に、現在ではコネクター
の嵌合端部上のシールがコネクター上のロック構造と干
渉しないということをより確実にすることが望ましいと
考えられている。
【0007】ターミナルロッキング手段、及び或いは、
ターミナル位置確保手段を伴なう別の電気コネクターが
以下のものに示されている。即ち、1989年5月2日
にシアン等に付与された米国特許NO.4,826,4
52:1989年3月7日にグラディに付与された米国
特許NO.4,810,205:1988年11月15
日にオダに付与された米国特許NO.4,784,61
7:及び、1987年12月8日にスエヨシに付与され
た米国特許NO.4,711,508。これ等の特許に
おけるコネクターは、しかしながら、組み立て中の最も
効率的なターミナルロック、ターミナル配列、及び嵌合
されるコネクタとの間のシーリングを提供しない。
ターミナル位置確保手段を伴なう別の電気コネクターが
以下のものに示されている。即ち、1989年5月2日
にシアン等に付与された米国特許NO.4,826,4
52:1989年3月7日にグラディに付与された米国
特許NO.4,810,205:1988年11月15
日にオダに付与された米国特許NO.4,784,61
7:及び、1987年12月8日にスエヨシに付与され
た米国特許NO.4,711,508。これ等の特許に
おけるコネクターは、しかしながら、組み立て中の最も
効率的なターミナルロック、ターミナル配列、及び嵌合
されるコネクタとの間のシーリングを提供しない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記の事を考慮して、
自動車応用向けの改良型電気コネクターを提供すること
が、本発明の目的である。コネクターの組み立てを促進
するためのターミナルの整列を効率的にする電気コネク
ターを提供することが本発明の別の目的である。シーリ
ング及びターミナル整列に貢献するTPAコンポーネン
トを伴なう電気コネクターを提供することが、本発明の
追加的目的である。嵌合端部において効率的なシール手
段を有する電気コネクターを提供することが本発明の更
なる目的である。
自動車応用向けの改良型電気コネクターを提供すること
が、本発明の目的である。コネクターの組み立てを促進
するためのターミナルの整列を効率的にする電気コネク
ターを提供することが本発明の別の目的である。シーリ
ング及びターミナル整列に貢献するTPAコンポーネン
トを伴なう電気コネクターを提供することが、本発明の
追加的目的である。嵌合端部において効率的なシール手
段を有する電気コネクターを提供することが本発明の更
なる目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明はワイヤーからワ
イヤーへの電気接続のための密封電気コネクターアセン
ブリーに向けられる。電気コネクターアセンブリーは対
の対となる電気コネクターより成る。この対の中の各々
のコネクターは前方の嵌合端部、後方の端部、及びその
間に伸張する複数のターミナル受入れ空洞を有する鋳造
非伝導ハウジングより成る。前方の嵌合端部は相互に極
性化される対となるような形態となっていてもよく、又
コネクターをその対となる状態でロック及びシールする
手段を含んでも良い。シーリング手段はターミナル、或
いはターミナルを対となった状態にロックする手段のど
ちらかと干渉するシール手段なしで、効率的な対を確保
するように配置されていても良い。各々のターミナル受
入れ空洞には、更にターミナル位置づけ手段、及びター
ミナルかみ合い手段が含まれても良い。各々のターミナ
ル受入れ空洞のターミナル位置づけ手段は後方に突出す
る偏向可能ターミナル位置づけビームにより構成されて
も良い。各々のターミナル受入れ空洞のターミナルかみ
合い手段はランプ状のロッキング突出部により構成され
ても良い。以下により詳細に説明する望ましい実施例に
おいては、ターミナル位置づけ手段は内部に配置される
のに対し、ターミナルかみ合い手段は外部壁内面に配置
される。ターミナルかみ合い手段は引き出し力に対して
より強力な抵抗力を供給し、ハウジング内のターミナル
の正確な位置づけを確保するためにハウジングの外部壁
内面上のランプ状のロッキング突出部で形成しても良
い。ターミナルかみ合い手段のランプ状の構造により、
それぞれのターミナルが内方向にランプ上斜面に乗り上
げるようになり、ターミナル位置づけ手段の偏向が引き
起こされる。しかしながらターミナルの完全な挿入時
に、ターミナルに形成したロッキングアパーチャーはラ
ンプ状のロッキング突出部の上方でかみ合うようにな
り、ターミナル位置づけ手段がその偏向されない状態に
弾性的に復帰できるようになり、又ターミナルをロッキ
ング突出部とかみ合うように付勢する。ターミナル位置
づけ手段はその間のスペースがTPAコンポーネントの
ウエッジの挿入を許容するように一般的に相互に平行
で、間隔を空けられた関係で後方に伸張するビームを形
成しても良い。特にTPAコンポーネントのウエッジは
それぞれのターミナル位置づけビームがその偏向されな
い状態に弾性的に復帰するように、全てのターミナルが
適正にはめ込まれ、ロックされた状態においてのみ完全
挿入が可能とする。電気コネクターアセンブリー内の各
々の電気コネクターのハウジングの後方端部は、端部シ
ールを受入れるための手段、及びTPAコンポーネント
を交互の第1及び第2位置においてロック式にかみ合わ
せるための手段を備えても良い。この構造によってハウ
ジングシール、及びハウジングに組み付けられたTPA
コンポーネントを有する電気コネクターサブアセンブリ
ーが製造可能となり、又、前組み立て施設においてワイ
ヤーリードが終結され、及び或いは、電気コネクターサ
ブアセンブリーに挿入されて電気コネクターが完成され
る別の場所に輸送できるようになる。TPAコンポーネ
ントはハウジングのターミナル受入れ空洞とそれぞれ整
列するターミナル受入れアパーチャーを備える。TPA
コンポーネントの各々のターミナル受入れアパーチャー
はターミナルを電気コネクターのハウジングのターミナ
ル受入れ空洞に適正に挿入できるような構造になってい
る。従って、ターミナル受入れ空洞がハウジングの前方
の嵌合端部と後方の端部の中間に配置される場合であっ
ても、ハウジングの後方に配置されるTPAコンポーネ
ントにより適正な整列が確保される。使用に当ってター
ミナルは、TPAコンポーネントのターミナル受入れア
パーチャーを介して、前方方向にハウジングのターミナ
ル受入れ空洞へ挿入される。充分に挿入されるとターミ
ナルのロックアパーチャーは関連するターミナル受入れ
空洞のランプ状のロッキング突出部と、ロック式にかみ
合う。ハウジング内でのターミナルのこのかみ合いが行
なわれると、一般的にはターミナルが充分にはめ込まれ
たことを、聴覚的、或いは触覚的に確認できる。ターミ
ナルが充分にはめ込まれると、TPAコンポーネントは
前方方向にハウジングの後方の端部上のその最終的なロ
ック位置内に移動される。TPAコンポーネントが充分
に前進できないということは、ターミナルの少なくとも
1つがハウジング内に適正にはめ込まれておらず、又か
み合っていないことを示すものである。
イヤーへの電気接続のための密封電気コネクターアセン
ブリーに向けられる。電気コネクターアセンブリーは対
の対となる電気コネクターより成る。この対の中の各々
のコネクターは前方の嵌合端部、後方の端部、及びその
間に伸張する複数のターミナル受入れ空洞を有する鋳造
非伝導ハウジングより成る。前方の嵌合端部は相互に極
性化される対となるような形態となっていてもよく、又
コネクターをその対となる状態でロック及びシールする
手段を含んでも良い。シーリング手段はターミナル、或
いはターミナルを対となった状態にロックする手段のど
ちらかと干渉するシール手段なしで、効率的な対を確保
するように配置されていても良い。各々のターミナル受
入れ空洞には、更にターミナル位置づけ手段、及びター
ミナルかみ合い手段が含まれても良い。各々のターミナ
ル受入れ空洞のターミナル位置づけ手段は後方に突出す
る偏向可能ターミナル位置づけビームにより構成されて
も良い。各々のターミナル受入れ空洞のターミナルかみ
合い手段はランプ状のロッキング突出部により構成され
ても良い。以下により詳細に説明する望ましい実施例に
おいては、ターミナル位置づけ手段は内部に配置される
のに対し、ターミナルかみ合い手段は外部壁内面に配置
される。ターミナルかみ合い手段は引き出し力に対して
より強力な抵抗力を供給し、ハウジング内のターミナル
の正確な位置づけを確保するためにハウジングの外部壁
内面上のランプ状のロッキング突出部で形成しても良
い。ターミナルかみ合い手段のランプ状の構造により、
それぞれのターミナルが内方向にランプ上斜面に乗り上
げるようになり、ターミナル位置づけ手段の偏向が引き
起こされる。しかしながらターミナルの完全な挿入時
に、ターミナルに形成したロッキングアパーチャーはラ
ンプ状のロッキング突出部の上方でかみ合うようにな
り、ターミナル位置づけ手段がその偏向されない状態に
弾性的に復帰できるようになり、又ターミナルをロッキ
ング突出部とかみ合うように付勢する。ターミナル位置
づけ手段はその間のスペースがTPAコンポーネントの
ウエッジの挿入を許容するように一般的に相互に平行
で、間隔を空けられた関係で後方に伸張するビームを形
成しても良い。特にTPAコンポーネントのウエッジは
それぞれのターミナル位置づけビームがその偏向されな
い状態に弾性的に復帰するように、全てのターミナルが
適正にはめ込まれ、ロックされた状態においてのみ完全
挿入が可能とする。電気コネクターアセンブリー内の各
々の電気コネクターのハウジングの後方端部は、端部シ
ールを受入れるための手段、及びTPAコンポーネント
を交互の第1及び第2位置においてロック式にかみ合わ
せるための手段を備えても良い。この構造によってハウ
ジングシール、及びハウジングに組み付けられたTPA
コンポーネントを有する電気コネクターサブアセンブリ
ーが製造可能となり、又、前組み立て施設においてワイ
ヤーリードが終結され、及び或いは、電気コネクターサ
ブアセンブリーに挿入されて電気コネクターが完成され
る別の場所に輸送できるようになる。TPAコンポーネ
ントはハウジングのターミナル受入れ空洞とそれぞれ整
列するターミナル受入れアパーチャーを備える。TPA
コンポーネントの各々のターミナル受入れアパーチャー
はターミナルを電気コネクターのハウジングのターミナ
ル受入れ空洞に適正に挿入できるような構造になってい
る。従って、ターミナル受入れ空洞がハウジングの前方
の嵌合端部と後方の端部の中間に配置される場合であっ
ても、ハウジングの後方に配置されるTPAコンポーネ
ントにより適正な整列が確保される。使用に当ってター
ミナルは、TPAコンポーネントのターミナル受入れア
パーチャーを介して、前方方向にハウジングのターミナ
ル受入れ空洞へ挿入される。充分に挿入されるとターミ
ナルのロックアパーチャーは関連するターミナル受入れ
空洞のランプ状のロッキング突出部と、ロック式にかみ
合う。ハウジング内でのターミナルのこのかみ合いが行
なわれると、一般的にはターミナルが充分にはめ込まれ
たことを、聴覚的、或いは触覚的に確認できる。ターミ
ナルが充分にはめ込まれると、TPAコンポーネントは
前方方向にハウジングの後方の端部上のその最終的なロ
ック位置内に移動される。TPAコンポーネントが充分
に前進できないということは、ターミナルの少なくとも
1つがハウジング内に適正にはめ込まれておらず、又か
み合っていないことを示すものである。
【0010】
【実施例】本発明の電気コネクターアセンブリーは一般
的に図1の数字10により識別される。電気コネクター
アセンブリー10は相互に密封された電気接続におい
て、ロック式にかみ合い可能な雄コネクター12、及び
雌コネクター14より成る。電気コネクターアセンブリ
ー10は、雄コネクター12が複数の終結ワイヤーリー
ド16を受入れ、雌コネクター14が対応する複数の終
結ワイヤーリード18を受入れる状態のワイヤーからワ
イヤーへの電気接続を意図している。
的に図1の数字10により識別される。電気コネクター
アセンブリー10は相互に密封された電気接続におい
て、ロック式にかみ合い可能な雄コネクター12、及び
雌コネクター14より成る。電気コネクターアセンブリ
ー10は、雄コネクター12が複数の終結ワイヤーリー
ド16を受入れ、雌コネクター14が対応する複数の終
結ワイヤーリード18を受入れる状態のワイヤーからワ
イヤーへの電気接続を意図している。
【0011】雄コネクター12の終結ワイヤーリード1
6の各々に組み付けられるターミナルは図2に示され一
般的に数字20によって識別される。ターミナル20
は、しんちゅう合金のような伝導性金属の単独片よりス
タンピング成形される。ターミナル20には、一般的に
平坦な刃22を定義する対となる端部、及び終結ワイヤ
ーリード16におけるコンダクターへのクリンプ電気接
続のためのクリンプ可能部分を定義するワイヤー組み付
け端部24が含まれる。ターミナル20の中間部26
は、一般的に平坦で以後により詳細に説明するように、
雄コネクター12のハウジング内のランプ状のロッキン
グ突出部とロック式にかみ合うためのロックアパーチャ
ー28により特徴づけられる。ターミナル20の中間部
26には、更に一般的に相互に同一平面の関係で、中間
部26の対向縁より伸張する一対のターミナル配列ウイ
ング30が含まれる。ターミナル配列ウイング30はこ
こに説明するように、ターミナル20の最大断面寸法を
定義し、雄コネクター12のハウジング内への挿入中の
ターミナル20の適正な配列を確保する。
6の各々に組み付けられるターミナルは図2に示され一
般的に数字20によって識別される。ターミナル20
は、しんちゅう合金のような伝導性金属の単独片よりス
タンピング成形される。ターミナル20には、一般的に
平坦な刃22を定義する対となる端部、及び終結ワイヤ
ーリード16におけるコンダクターへのクリンプ電気接
続のためのクリンプ可能部分を定義するワイヤー組み付
け端部24が含まれる。ターミナル20の中間部26
は、一般的に平坦で以後により詳細に説明するように、
雄コネクター12のハウジング内のランプ状のロッキン
グ突出部とロック式にかみ合うためのロックアパーチャ
ー28により特徴づけられる。ターミナル20の中間部
26には、更に一般的に相互に同一平面の関係で、中間
部26の対向縁より伸張する一対のターミナル配列ウイ
ング30が含まれる。ターミナル配列ウイング30はこ
こに説明するように、ターミナル20の最大断面寸法を
定義し、雄コネクター12のハウジング内への挿入中の
ターミナル20の適正な配列を確保する。
【0012】雌ターミナルはここには示していないが、
図2に示されるターミナル20の平坦な刃22に対する
適市な電気接続のための、既知の前方の対となる端部を
含む。雌ターミナルには、更にターミナル20の後方の
ワイヤー組み付け端部24と同一であっても良い後部ワ
イヤー組み付け端部、及び図2に示されるターミナル2
0の中間部26と同一であることが望ましい中間部が含
まれる。こうすれば前方の対となる端部が異なった形態
であるにも関わらず、雌ターミナルはここに説明するよ
うに、雌コネクター14のハウジングとの適正な整列、
及びロッキングを達成する。
図2に示されるターミナル20の平坦な刃22に対する
適市な電気接続のための、既知の前方の対となる端部を
含む。雌ターミナルには、更にターミナル20の後方の
ワイヤー組み付け端部24と同一であっても良い後部ワ
イヤー組み付け端部、及び図2に示されるターミナル2
0の中間部26と同一であることが望ましい中間部が含
まれる。こうすれば前方の対となる端部が異なった形態
であるにも関わらず、雌ターミナルはここに説明するよ
うに、雌コネクター14のハウジングとの適正な整列、
及びロッキングを達成する。
【0013】雄コネクター12は図3−6により詳細に
示される。より具体的には雄コネクター12には雌コネ
クター14と対となる前方の嵌合端部34、及び後方の
端部36を有する単独鋳造のハウジング32が含まれ
る。ハウジング32は一般的に円筒状であるが、しかし
前方の嵌合端部34は以下により詳細に説明するよう
に、雌コネクター14との適正な極性化された対を達成
するために、非円筒形、及び左右非対称である。
示される。より具体的には雄コネクター12には雌コネ
クター14と対となる前方の嵌合端部34、及び後方の
端部36を有する単独鋳造のハウジング32が含まれ
る。ハウジング32は一般的に円筒状であるが、しかし
前方の嵌合端部34は以下により詳細に説明するよう
に、雌コネクター14との適正な極性化された対を達成
するために、非円筒形、及び左右非対称である。
【0014】一般的に番号38により識別される前方空
洞はハウジング32の前方の嵌合端部34より後方に伸
張する。前方空洞38は前方の嵌合端部34に近接する
主要巾部分40、及びこれの後方に位置する主要でない
巾部分42により特徴づけられる。前方空洞38はこれ
の主要でない巾部分42に隣接する後方壁44において
終結する。ハウジング32には更に前方空洞38の主要
巾部分40において、それを介して伸張するロックアパ
ーチャー46が具備される。ロックアパーチャー46を
主要巾部分40に配備すると、その上にシールを伴なう
雌コネクター14のハウジング32の前方空洞38への
挿入が促進される。より具体的には雌コネクター14上
のエラストマーシールは以下により詳細に説明するよう
に挿入中のロックアパーチャー46との意図しないかみ
合いを起こさなくなる。
洞はハウジング32の前方の嵌合端部34より後方に伸
張する。前方空洞38は前方の嵌合端部34に近接する
主要巾部分40、及びこれの後方に位置する主要でない
巾部分42により特徴づけられる。前方空洞38はこれ
の主要でない巾部分42に隣接する後方壁44において
終結する。ハウジング32には更に前方空洞38の主要
巾部分40において、それを介して伸張するロックアパ
ーチャー46が具備される。ロックアパーチャー46を
主要巾部分40に配備すると、その上にシールを伴なう
雌コネクター14のハウジング32の前方空洞38への
挿入が促進される。より具体的には雌コネクター14上
のエラストマーシールは以下により詳細に説明するよう
に挿入中のロックアパーチャー46との意図しないかみ
合いを起こさなくなる。
【0015】ハウジング32は更に、図6により詳細に
表わされるように、それの後方の端部36に隣接する後
方空洞48により特徴づけられる。後方空洞48は以下
により詳しく説明するように、端部シール50、及びT
PAコンポーネント52の部分を受入れるような寸法に
なっている。図3に示すように、ハウジング32には更
に、完全な組み立てに先立って、TPAコンポーネント
52の第1の位置におけるかみ合いのための第1TPA
ロックアパーチャー54、及びTPAコンポーネント5
2の第2の位置である最終的なロック位置におけるロッ
ク式かみ合いのための第2TPAロックアパーチャー5
6が含まれる。
表わされるように、それの後方の端部36に隣接する後
方空洞48により特徴づけられる。後方空洞48は以下
により詳しく説明するように、端部シール50、及びT
PAコンポーネント52の部分を受入れるような寸法に
なっている。図3に示すように、ハウジング32には更
に、完全な組み立てに先立って、TPAコンポーネント
52の第1の位置におけるかみ合いのための第1TPA
ロックアパーチャー54、及びTPAコンポーネント5
2の第2の位置である最終的なロック位置におけるロッ
ク式かみ合いのための第2TPAロックアパーチャー5
6が含まれる。
【0016】ハウジング32は更に、後方空洞48及び
曲方空洞38の間で伸張する複数のターミナル受入れ空
洞58により特徴づけられる。より具体的にはターミナ
ル受入れ空洞58は一般的に円筒状のハウジング32の
長手方向の軸の回りに、一般的に左右対称に配置され
る。各々のターミナル受入れ空洞58には、これの外壁
上のランプ状の固定的なロッキング突出部60が含まれ
る。より具体的にはロッキング突出部60にはハウジン
グ32の長手方向の軸に対して鋭角を定義する後方のラ
ンプ状表面62、及び長手方向の軸に対して、一般的に
直角に伸張する前方のロック表面64が含まれる。ロッ
キング突出部60はターミナル20上のロックアパーチ
ャー28内に、ロック式に受入れられるような寸法にな
っている。各々のターミナル受入れ空洞58には更に、
ロッキング突出部60より放射状に内方向に配置され
る、弾性的に偏向可能なターミナル位置づけビーム66
が含まれる。ターミナル位置づけビーム66は以下に説
明するように軸中心の配列スペース67がTPAコンポ
ーネント52のウエッジ部分72を受入れるために、そ
の間に存在するようにハウジング32の長手方向の軸の
回りに左右対称に配置される。各々のターミナル位置づ
けビーム66は更に、ターミナル20の前方の平坦な刃
22をターミナル受入れ空洞58内へ誘導する役割りを
果たす為の、後方及び、外方向に面するテーパー状の表
面68により特徴づけられる。
曲方空洞38の間で伸張する複数のターミナル受入れ空
洞58により特徴づけられる。より具体的にはターミナ
ル受入れ空洞58は一般的に円筒状のハウジング32の
長手方向の軸の回りに、一般的に左右対称に配置され
る。各々のターミナル受入れ空洞58には、これの外壁
上のランプ状の固定的なロッキング突出部60が含まれ
る。より具体的にはロッキング突出部60にはハウジン
グ32の長手方向の軸に対して鋭角を定義する後方のラ
ンプ状表面62、及び長手方向の軸に対して、一般的に
直角に伸張する前方のロック表面64が含まれる。ロッ
キング突出部60はターミナル20上のロックアパーチ
ャー28内に、ロック式に受入れられるような寸法にな
っている。各々のターミナル受入れ空洞58には更に、
ロッキング突出部60より放射状に内方向に配置され
る、弾性的に偏向可能なターミナル位置づけビーム66
が含まれる。ターミナル位置づけビーム66は以下に説
明するように軸中心の配列スペース67がTPAコンポ
ーネント52のウエッジ部分72を受入れるために、そ
の間に存在するようにハウジング32の長手方向の軸の
回りに左右対称に配置される。各々のターミナル位置づ
けビーム66は更に、ターミナル20の前方の平坦な刃
22をターミナル受入れ空洞58内へ誘導する役割りを
果たす為の、後方及び、外方向に面するテーパー状の表
面68により特徴づけられる。
【0017】TPAコンポーネント52には後方に配置
されるベース70、及び前方に片持ちになっている、タ
ーミナル位置づけビーム66の間のスペース67に摺動
的に挿入される寸法となっている前方に突出するウエッ
ジ部分72が含まれる。ウエッジ部分72にはTPAコ
ンポーネント52の整列、及び端部シール50を介して
のハウジング32の配列スペース67への初期の挿入を
促進するテーパー状のリード端部74が含まれる。TP
Aコンポーネント52のベース70の外側部分は更に、
ハウジング32の第1TPAロックアパーチャー54と
のかみ合いのための第1ラッチ75、及び第2TPAロ
ックアパーチャー56とのかみ合いのための第2ラッチ
76により特徴づけられる。ベース70は更に、TPA
コンポーネント52のハウジング32との適正な回転方
向の角度の整列を確保するための極性化突出部78によ
って特徴づけられる。TPAコンポーネント52のベー
ス70には更に、ターミナル20、及びこれとかみ合う
ワイヤー16の部分を受入れる寸法になっている複数の
軸を中心とした配列のターミナル受入れアパーチャー8
0が含まれる。各々のターミナル受入れアパーチャー8
0にはターミナル20のターミナル配列ウイング30を
受入れるための、それより外方向に伸張する一対の同一
平面上のターミナル配列チャンネル82が含まれる。こ
うしてターミナル配列チャンネル82はハウジング32
のターミナル受入れ空洞58内への挿入のためのターミ
ナル20の適正な整列を確保するターミナル整列手段を
構成している。ターミナル配列ウイング30のTPAコ
ンポーネント52のターミナル配列チャンネル82への
摺動的かみ合いにより達成されるこの初期の整列によ
り、更にターミナル20のロックアパーチャー28がハ
ウジング32のターミナル受入れ空洞58におけるロッ
キング突出部60とのかみ合いのために整列することが
確実にされる。雌コネクター14は図7及び図8により
詳細に示される。雌コネクター14には前方の嵌合端部
86、及び後方の端部88を有するハウジング84が含
まれる。
されるベース70、及び前方に片持ちになっている、タ
ーミナル位置づけビーム66の間のスペース67に摺動
的に挿入される寸法となっている前方に突出するウエッ
ジ部分72が含まれる。ウエッジ部分72にはTPAコ
ンポーネント52の整列、及び端部シール50を介して
のハウジング32の配列スペース67への初期の挿入を
促進するテーパー状のリード端部74が含まれる。TP
Aコンポーネント52のベース70の外側部分は更に、
ハウジング32の第1TPAロックアパーチャー54と
のかみ合いのための第1ラッチ75、及び第2TPAロ
ックアパーチャー56とのかみ合いのための第2ラッチ
76により特徴づけられる。ベース70は更に、TPA
コンポーネント52のハウジング32との適正な回転方
向の角度の整列を確保するための極性化突出部78によ
って特徴づけられる。TPAコンポーネント52のベー
ス70には更に、ターミナル20、及びこれとかみ合う
ワイヤー16の部分を受入れる寸法になっている複数の
軸を中心とした配列のターミナル受入れアパーチャー8
0が含まれる。各々のターミナル受入れアパーチャー8
0にはターミナル20のターミナル配列ウイング30を
受入れるための、それより外方向に伸張する一対の同一
平面上のターミナル配列チャンネル82が含まれる。こ
うしてターミナル配列チャンネル82はハウジング32
のターミナル受入れ空洞58内への挿入のためのターミ
ナル20の適正な整列を確保するターミナル整列手段を
構成している。ターミナル配列ウイング30のTPAコ
ンポーネント52のターミナル配列チャンネル82への
摺動的かみ合いにより達成されるこの初期の整列によ
り、更にターミナル20のロックアパーチャー28がハ
ウジング32のターミナル受入れ空洞58におけるロッ
キング突出部60とのかみ合いのために整列することが
確実にされる。雌コネクター14は図7及び図8により
詳細に示される。雌コネクター14には前方の嵌合端部
86、及び後方の端部88を有するハウジング84が含
まれる。
【0018】前方の嵌合端部86は雄コネクター12の
前方空洞38の主要でない巾部分42内へ摺動的に挿入
できる寸法となっている。前方の嵌合端部86に隣接す
るハウジング84の外側の部分には、前面シール90が
具備される。雄コネクター12の前方空洞38への入口
がテーパー状であることを考慮すれば、前面シール90
は雄コネクター12上のロックアパーチャー46との干
渉、或いはこれへの障害を起こすことはなくなる。より
具体的には前面シール90は雄コネクタ12の前方空洞
38の主要巾部分40を容易に通過するが、前方空洞3
8の主要でない巾部分42とはシーリング的にかみ合
う。
前方空洞38の主要でない巾部分42内へ摺動的に挿入
できる寸法となっている。前方の嵌合端部86に隣接す
るハウジング84の外側の部分には、前面シール90が
具備される。雄コネクター12の前方空洞38への入口
がテーパー状であることを考慮すれば、前面シール90
は雄コネクター12上のロックアパーチャー46との干
渉、或いはこれへの障害を起こすことはなくなる。より
具体的には前面シール90は雄コネクタ12の前方空洞
38の主要巾部分40を容易に通過するが、前方空洞3
8の主要でない巾部分42とはシーリング的にかみ合
う。
【0019】ハウジング84には、更に構造的、及び機
能的にハウジング32上の第1TPAロックアパーチャ
ー54及び第2TPAロックアパーチャー56と類似で
あることが望ましい第1、及び第2TPAロックアパー
チャー92、及び94が含まれる。より具体的には第1
TPAロックアパーチャー92及び第2TPAロックア
パーチャー94はTPAコンポーネント96の、ハウジ
ング84の第1、及び第2位置への組み付けを可能とす
る。ハウジング84は更に、前方の嵌合端部86及び、
後方の端部88の間に伸張する、複数のターミナル受入
れ空洞(示してはいない)により特徴づけられる。ター
ミナル受入れ空洞にはハウジング32に関して説明した
ように、ロッキング突出部、及びターミナル位置づけビ
ームが含まれることが望ましい。図3−6に戻ると、雄
コネクター12は初期的に端部シール50が、ハウジン
グ32の後方空洞48内に組み込まれ、その後TPAコ
ンポーネント52をこれの第1ラッチ75が、ハウジン
グ32の第1TPAロックアパーチャー54とかみ合う
第1ロック位置へと押し込まれる。これは最終組み立て
のために、1つの場所から他の場所へ輸送できる電気コ
ネクターサブアセンブリーを効率的に構成する。雄コネ
クター12の最終組み立ては、各々のターミナル20が
対応する終結ワイヤーリード16にクリンプされた後に
達成される。より具体的にはターミナル20はターミナ
ル受入れアパーチャー80を通して、TPAコンポーネ
ント52に組み付けられる。各々のターミナル20の適
正な回転方向の整列は、各々のターミナル20の横方向
に伸張するターミナル配列ウイング30とかみ合い、
又、誘導する対向するターミナル配列チャンネル82に
より確保される。各々のターミナル20のこの整列によ
り平坦な刃22が適市な回転的配列において、ハウジン
グ32の関連するターミナル受入れ空洞58内に組み立
てられることが確実にされる。ターミナル20のターミ
ナル受入れ空洞58への初期の挿入により、ターミナル
20の前方の平坦な刃22がターミナル受入れ空洞58
のランプ状のロッキング突出部60の上に乗るようにな
る。
能的にハウジング32上の第1TPAロックアパーチャ
ー54及び第2TPAロックアパーチャー56と類似で
あることが望ましい第1、及び第2TPAロックアパー
チャー92、及び94が含まれる。より具体的には第1
TPAロックアパーチャー92及び第2TPAロックア
パーチャー94はTPAコンポーネント96の、ハウジ
ング84の第1、及び第2位置への組み付けを可能とす
る。ハウジング84は更に、前方の嵌合端部86及び、
後方の端部88の間に伸張する、複数のターミナル受入
れ空洞(示してはいない)により特徴づけられる。ター
ミナル受入れ空洞にはハウジング32に関して説明した
ように、ロッキング突出部、及びターミナル位置づけビ
ームが含まれることが望ましい。図3−6に戻ると、雄
コネクター12は初期的に端部シール50が、ハウジン
グ32の後方空洞48内に組み込まれ、その後TPAコ
ンポーネント52をこれの第1ラッチ75が、ハウジン
グ32の第1TPAロックアパーチャー54とかみ合う
第1ロック位置へと押し込まれる。これは最終組み立て
のために、1つの場所から他の場所へ輸送できる電気コ
ネクターサブアセンブリーを効率的に構成する。雄コネ
クター12の最終組み立ては、各々のターミナル20が
対応する終結ワイヤーリード16にクリンプされた後に
達成される。より具体的にはターミナル20はターミナ
ル受入れアパーチャー80を通して、TPAコンポーネ
ント52に組み付けられる。各々のターミナル20の適
正な回転方向の整列は、各々のターミナル20の横方向
に伸張するターミナル配列ウイング30とかみ合い、
又、誘導する対向するターミナル配列チャンネル82に
より確保される。各々のターミナル20のこの整列によ
り平坦な刃22が適市な回転的配列において、ハウジン
グ32の関連するターミナル受入れ空洞58内に組み立
てられることが確実にされる。ターミナル20のターミ
ナル受入れ空洞58への初期の挿入により、ターミナル
20の前方の平坦な刃22がターミナル受入れ空洞58
のランプ状のロッキング突出部60の上に乗るようにな
る。
【0020】ターミナル20のこのロッキング突出部6
0への乗り上げによる放射状の内方向の運動により、対
応するターミナル位置づけビーム66の放射状の内方向
の偏向が引き起こされる。しかしながら、ターミナル2
0の充分な挿入時に、これのロックアパーチャ28はタ
ーミナル受入れ空洞58においてロッキング突出部60
と整列する。こうした整列時に、ターミナル位置づけビ
ーム66は、その偏向されない状態に弾性的に復帰し、
ターミナル20のロックアパーチャー28をロッキング
突出部60との確実なロックかみ合せへと付勢する。
0への乗り上げによる放射状の内方向の運動により、対
応するターミナル位置づけビーム66の放射状の内方向
の偏向が引き起こされる。しかしながら、ターミナル2
0の充分な挿入時に、これのロックアパーチャ28はタ
ーミナル受入れ空洞58においてロッキング突出部60
と整列する。こうした整列時に、ターミナル位置づけビ
ーム66は、その偏向されない状態に弾性的に復帰し、
ターミナル20のロックアパーチャー28をロッキング
突出部60との確実なロックかみ合せへと付勢する。
【0021】各々のターミナル20がハウジング32に
完全にはめ込まれた後、TPAコンポーネント52は、
これのウエッジ部分72がそれぞれのターミナル位置づ
けビーム66の間で軸を中心に配列される配列スペース
67内に進入されるように、前方に前進させることがで
きる。ターミナル20のうちのいずれかが対応するター
ミナル受入れ空洞58に完全にはめ込まれていない場合
には、対応するターミナル位置づけビーム66の内方向
の偏向はTPAコンポーネント52のウエッジ部分72
のハウジング32の軸を中心とした配列スペース67内
への前進を妨げる。これに対して、TPAコンポーネン
ト52が完全に前方に進行し、又第2ラッチ76及び第
2TPAロックアパーチャー56間のロック式かみ合い
が完全であれば、各々のターミナル20の完全、かつ正
確なはめ込みが積極的に保障される。ターミナル20と
対となる雌コネクター14のターミナルのハウジング8
4内への同様の挿入が上記説明のようにしてできること
は理解できるであろう。
完全にはめ込まれた後、TPAコンポーネント52は、
これのウエッジ部分72がそれぞれのターミナル位置づ
けビーム66の間で軸を中心に配列される配列スペース
67内に進入されるように、前方に前進させることがで
きる。ターミナル20のうちのいずれかが対応するター
ミナル受入れ空洞58に完全にはめ込まれていない場合
には、対応するターミナル位置づけビーム66の内方向
の偏向はTPAコンポーネント52のウエッジ部分72
のハウジング32の軸を中心とした配列スペース67内
への前進を妨げる。これに対して、TPAコンポーネン
ト52が完全に前方に進行し、又第2ラッチ76及び第
2TPAロックアパーチャー56間のロック式かみ合い
が完全であれば、各々のターミナル20の完全、かつ正
確なはめ込みが積極的に保障される。ターミナル20と
対となる雌コネクター14のターミナルのハウジング8
4内への同様の挿入が上記説明のようにしてできること
は理解できるであろう。
【0022】雄コネクター12及び雌コネクター14は
雌コネクター14の前方の嵌合端部86を雄コネクター
12のハウジング32の前方の嵌合端部34において、
前方空洞38内に嵌合するだけで対とすることができ
る。前方の嵌合端部86の前方空洞38内への初期の移
動は大きな主要巾部分40を考えれば容易に行なえる。
特に雌コネクター14の前面シール90は雄コネクター
12のハウジング32内で、ロックアパーチャー46と
干渉しない、或いはこれに意図せぬ障害を与えない。更
に対となる動きを行なうと、前面シール90は前方空洞
38の主要でない巾部分42と緊密にかみ合い、ハウジ
ング84のロッキング突部91はハウジング32のロッ
クアパーチャー46とかみ合う。この完全に組み立てら
れた状態において、図1に示されるように、雄コネクタ
ー12及び雌コネクター14の対となるそれぞれの前方
の嵌合端部34、86はロックアパーチャー46とロッ
キング突部91のロック式かみ合いにより、又、前方空
洞38の主要でない中部分42における前面シール90
の緊密な当接により、環境的に確実にシールされる。加
えて、雄コネクター12及び雌コネクター14の各々の
後方の端部36、88はそれぞれのハウジング32,8
4及び対応するTPAコンポーネント52,96の間の
端部シール50の緊密な当接により効率的にシールされ
る。
雌コネクター14の前方の嵌合端部86を雄コネクター
12のハウジング32の前方の嵌合端部34において、
前方空洞38内に嵌合するだけで対とすることができ
る。前方の嵌合端部86の前方空洞38内への初期の移
動は大きな主要巾部分40を考えれば容易に行なえる。
特に雌コネクター14の前面シール90は雄コネクター
12のハウジング32内で、ロックアパーチャー46と
干渉しない、或いはこれに意図せぬ障害を与えない。更
に対となる動きを行なうと、前面シール90は前方空洞
38の主要でない巾部分42と緊密にかみ合い、ハウジ
ング84のロッキング突部91はハウジング32のロッ
クアパーチャー46とかみ合う。この完全に組み立てら
れた状態において、図1に示されるように、雄コネクタ
ー12及び雌コネクター14の対となるそれぞれの前方
の嵌合端部34、86はロックアパーチャー46とロッ
キング突部91のロック式かみ合いにより、又、前方空
洞38の主要でない中部分42における前面シール90
の緊密な当接により、環境的に確実にシールされる。加
えて、雄コネクター12及び雌コネクター14の各々の
後方の端部36、88はそれぞれのハウジング32,8
4及び対応するTPAコンポーネント52,96の間の
端部シール50の緊密な当接により効率的にシールされ
る。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した如くこの発明によれば、自
動車用に好適な電気コネクターを提供できる。更に電気
コネクターの組み立てを促進するためのターミナルの整
列を効率的に行なえる電気コネクターを提供できる。更
にシーリングを図ること及びターミナル整列に寄与する
ターミナル位置確保手段(TPA)を有する電気コネク
ターを提供できる。
動車用に好適な電気コネクターを提供できる。更に電気
コネクターの組み立てを促進するためのターミナルの整
列を効率的に行なえる電気コネクターを提供できる。更
にシーリングを図ること及びターミナル整列に寄与する
ターミナル位置確保手段(TPA)を有する電気コネク
ターを提供できる。
【図1】 本発明の実施例の、電気コネクターアセン
ブリーの側面図である。
ブリーの側面図である。
【図2】 同じく実施例の、ターミナルの平面図であ
る。
る。
【図3】 同じく実施例の、雄コネクターの側面図で
ある。
ある。
【図4】 図3の左側から見た、雄コネクターの正面
図である。
図である。
【図5】 図3の右側から見た、雄コネクターの背面
図である。
図である。
【図6】 図5の線6−6に沿う拡大断面図である。
【図7】 同じく実施例の、雌コネクターの側面図で
ある。
ある。
【図8】 図7の左側から見た、雌コネクターの正面
図である。
図である。
10 電気コネクターアセンブリー 12 雄コネクター 14 雌コネクター 16 終結ワイヤーリード 18 終結ワイヤーリード 20 ターミナル 22 平坦な刃 24 ワーヤー組み付け端部 26 ターミナルの中間部 28 ロックアパーチャー 30 ターミナル配列ウイング 32 ハウジング 34 前方の嵌合端部 36 後方の端部 38 前方空胴 40 主要巾部分 42 主要でない巾部分 44 曲方空洞の後方壁 46 ロックアパーチャー 48 後方空洞 50 端部シール 52 TPAコンポーネント 54 第1TPAロックアパーチャー 56 第2TPAロックアパーチャー 58 ターミナル受入れ空洞 60 ロッキング突出部 62 ランプ状表面 64 ロック表面 66 ターミナル位置づけビーム 67 配列スペース 68 テーパー状の表面 70 TPAコンポーネントのベース 72 ウエッジ部分 74 リード端部 75 第1ラッチ 76 第2ラッチ 78 極性化突出部 80 ターミナル受入れアパーチャー 82 ターミナル配列チャンネル 84 ハウジング 86 前方の嵌合端部 88 後方の端部 90 前面シール 91 ロッキング突部 92 第1TPAロックアパーチャー 94 第2TPAロックアパーチャー 96 TPAコンポーネント
Claims (16)
- 【請求項1】 前方の嵌合端部、後方の端部及びその間
に延びる複数のターミナル受け入れ空洞であって、各々
の上記ターミナル受け入れ空洞が、ターミナルを十分に
挿入した時に、ターミナルとロック式にかみ合うように
各々のターミナル受け入れ空洞に内方向に突出させて、
固定的に配置されたターミナルかみ合い手段、及び当該
ターミナルかみ合い手段に対向して位置し、上記ターミ
ナルを当該ターミナルかみ合い手段とのかみ合い方向に
付勢し、かつ、上記ターミナルかみ合い手段と対向する
滑らかな表面とを有し、上記ターミナルのターミナル受
け入れ空洞内への挿入中に偏向し、ターミナルの完全な
挿入後に非偏向状態に弾性的に復帰するように配置され
るターミナル位置づけビームであって、このターミナル
位置づけビームが、相互に間隔をおかれた関係で配置さ
れているハウジングと、更に、ハウジングの後方の端部
と選択的にロック式にかみ合せ可能なベース、及び上記
ターミナル位置づけビームが偏向されていない時に、間
隔を空けられた位置づけビームの間に、摺動的に挿入す
るために上記ベースより前方に突出するウエッジ部分と
を有するターミナル位置確保(TPA)コンポーネント
を有する電気コネクターにおいて、上記ターミナルの挿
入に先立ち、ターミナルの視覚的な整列を可能とし、そ
れにより上記ターミナル受け入れ空洞のうちの1つにお
いて、ターミナルを上記ターミナルかみ合い手段と整列
させることができるターミナル整列手段が、上記ターミ
ナル位置確保コンポーネントの上記ベースの端部に位置
して設けられていることを特徴とする電気コネクター。 - 【請求項2】 ターミナル位置確保コンポーネントのベ
ースが、第1及び第2位置の何れかでハウジングとロッ
ク式にかみ合い、ターミナル位置確保コンポーネントの
ベースが上記第1の位置でハウジングに組み付けられる
時にターミナルをハウジング内に部分的に組み付け可能
となり、ターミナル位置確保コンポーネントのベースの
ハウジング上の上記第2の位置への運動により、上記タ
ーミナル全てのハウシングへの完全な挿入が確保される
ための手段を備えている請求項1に記載の電気コネクタ
ー。 - 【請求項3】 ターミナル位置確保コンポーネントのベ
ースのターミナル整列手段が、ターミナルのハウシング
のターミナル受け入れ空洞への選択された回転配列を確
保するために、関連ターミナルの一部を受け入れるため
の各々のターミナル受け入れアパーチャーより伸張する
少なくとも1つのターミナル配列チャンネルより成る請
求項1に記載の電気コネクター。 - 【請求項4】 ターミナル受け入れ空洞のうちの相応す
るものへ選択的に挿入可能な複数の電気伝導性のターミ
ナルを備え、各々のターミナルがこれより横断的に伸張
しターミナルの最大巾を定義するターミナル配列ウイン
グを備え、ターミナル位置確保コンポーネントのベース
がターミナルの最大巾より狭い巾で形成されたターミナ
ル受け入れアパーチャーを有し、ターミナル位置確保コ
ンポーネントのベース内のターミナル整列手段がその中
のターミナル受け入れアパーチャーより横断的に伸張
し、当該ターミナルのうちの関連する1つのターミナル
配列ウイングを受け入れる寸法となっているターミナル
配列チャンネルを形成し、ターミナル配列チャンネルが
ターミナルを選択された角度でターミナル受け入れ空洞
との整列を確保するように構成されている請求項3に記
載の電気コネクター。 - 【請求項5】 各々のターミナルがそれの両側縁より伸
張する複数の同一平面にあるターミナル配列ウイングを
備え、更に各々のターミナル受け入れアパーチャーのタ
ーミナル整列手段が、当該ターミナル受け入れアパーチ
ャーの対向縁より横断的に伸張する複数の同一平面にあ
るターミナル配列チャンネルより成り、この結果、各々
のターミナルが相互に60度の角度を成して分離されて
関連ターミナル受け入れアパーチャーを通して通過でき
るようにされた請求項4に記載の電気コネクター。 - 【請求項6】 ターミナル位置確保コンポーネントのベ
ース、及びハウジングのターミナル受け入れ空洞の中間
にエラストマーシール手段が更に配置されている請求項
1に記載の電気コネクター。 - 【請求項7】 ハウジングの前方の嵌合端部が嵌合空洞
を区画し、この嵌合空洞がコネクターの前方の嵌合端部
に隣接する主要巾部分、及びその主要巾部分より後方に
間隔を空けられた、主要でない巾部分を形成し、上記主
要でない巾部分が、嵌合されるコネクターのシールを受
け入れる寸法となっており、上記嵌合空洞の主要巾部分
を形成する上記ハウジングの部分が、これを通して伸張
するロッキングアパーチャーにより特徴づけられてお
り、この結果、嵌合されるコネクターのシールが嵌合空
洞の主要巾部分を形成するハウジングの部分において、
上記ロッキングアパーチャーとの干渉を避ける構成とさ
れた請求項1に記載の電気コネクター。 - 【請求項8】 各々のターミナルかみ合わせ手段が、タ
ーミナルの挿入中にターミナル位置づけビームを偏向さ
せるため、上記ターミナルの関連する1つを対応するタ
ーミナル受け入れ空洞への挿入中に、上記ターミナルを
上記ターミナル位置づけビーム方向へ付勢するための、
後方に面するランプを具備した壁面を形成している請求
項1に記載の電気コネクター。 - 【請求項9】 前方の嵌合端部、後方の端部、及びその
間に延びる複数のターミナル受け入れ空洞を有する非伝
導ハウジングであって、上記ターミナル受け入れ空洞の
各々が、ロッキングアパーチャーが形成されたターミナ
ルとロック式にかみ合うように内方向に突出し、固定的
に配置されたロッキング突出部及び各々の上記ターミナ
ル受け入れ空洞の形成のための、後方に突出する偏向可
能なターミナル位置づけビームとを有し、上記ロッキン
グ突出部に対向する滑らかな表面を有するターミナル位
置づけビームがロッキング突出部と相互に間隔を空けら
れた関係で配置され、それにより、ターミナルのハウジ
ング内への挿入中にロッキング突出部により上記ターミ
ナル位置づけビームが偏向可能とされ、それにより、タ
ーミナルのハウジング内への挿入中のターミナルのロッ
キングアパーチャーのロッキング突出部との整列時に、
ターミナル位置づけビームが、その偏向されていない状
態に弾性的に復帰し、ターミナルのロッキングアパーチ
ャーとロッキング突出部とのかみ合いを確保するように
構成したハウジングと、ターミナル位置確保コンポーネ
ントであって、ハウジングの後方の端部とロック式にか
み合い可能なベース、及びターミナルのハウジング内へ
の適正なはめ込みを確保するための前方に突出するウエ
ッジを有するターミナル位置確保コンポーネントとを備
えた電気コネクターにおいて、それぞれのターミナルに
横断的に伸張するターミナル配列ウイングが設けられて
いると共に、ターミナルに設けたターミナル配列ウイン
グを視覚的に整列ができるようにし、而も、ハウジング
内におけるターミナルとターミナルロッキング手段との
正しい角度での整列を確保する為に、ターミナル位置確
保コンポーネントの一方の端部に位置するベース内にタ
ーミナル配列チャンネルが形成してあることを特徴とす
る電気コネクター。 - 【請求項10】 ハウジングに設けた、ターミナル受け
入れ空洞形成用の、後方に突出する偏向可能なターミナ
ル位置づけビームが一般的に相互に平行に間隔を空けら
れた関係で又、関連するターミナル受け入れ空洞のロッ
キング突出部に対向する関係で配置され、それによりタ
ーミナルがハウジング内へ挿入中にロッキング突出部に
より偏向され、又、ターミナルのロッキングアパーチャ
ーとロッキング突出部との整列時にターミナル位置づけ
ビームがその偏向されていない状態に弾性的に復帰し、
ターミナルの関連するロッキング突出部とのかみ合いを
確保する構成とした請求項9に記載の電気コネクター。 - 【請求項11】 ターミナル位置確保コンポーネントの
ウエッジが、ハウジングに偏向可能に設けたターミナル
位置づけビームの中間へ摺動させて挿入ができる寸法に
なっており、それによりターミナルの挿入が不完全の
時、ウエッジをターミナル位置づけビームの中間に挿入
できないようにした、請求項9に記載の電気コネクタ
ー。 - 【請求項12】 ターミナル位置確保コンポーネント
が、これをハウジングと回転方向で整列させるための極
性化手段を備えている請求項9に記載の電気コネクタ
ー。 - 【請求項13】 ターミナル位置確保コンポーネントの
ベースが第1及び、第2の交互の位置において、ハウジ
ングとロック式にかみ合い可能で、ターミナル位置確保
コンポーネントのウエッジが、ベースが第1位置におい
てハウジングにロックされる場合にターミナル位置づけ
ビームより離れており、上記ウエッジがベースのハウジ
ング上の第2の位置内への移動時にターミナル位置づけ
ビームの間隔内に前進させられる構成とした請求項9に
記載の電気コネクター。 - 【請求項14】 複数のターミナル及びこれに終端した
ワイヤーを受け入れるための電気コネクターサブアセン
ブリーであって、上記各々のターミナルがこの電気コネ
クターサブアセンブリーとのロック式のかみ合いのた
め、その中に形成されたロッキング手段及び、上記ター
ミナルの最大断面寸法を形成する少なくとも1つのター
ミナル配列ウイングを備えている構成の電気コネクター
サブアセンブリーであって; 前方の嵌合端部及び複数のターミナル受け入れ空洞を有
する鋳造された非伝導ハウジングで、上記ターミナル受
け入れ空洞がその中にターミナルの一部分を受け入れる
寸法となっており、各々のターミナル受け入れ空洞が、
相互間隔を空けられた関係で配置され、それぞれのター
ミナル受け入れ空洞の後方に、一端が飛び出した偏向可
能なターミナル位置づけビームを備えており、更に、タ
ーミナル挿入の初期の段階中にターミナルをターミナル
位置づけビームの方向へ付勢し、又、ターミナルの挿入
の完了時にターミナルのロッキング手段とかみ合うため
の、内方向に突出して、固定的に配置されたランプ状の
ロッキング突出部を備えており、上記ターミナル位置づ
けビームが、上記ランプ状のロッキング突出部に対向す
る滑らかな表面を有しているハウジングと、更に、ハウ
ジングの後方端部とかみ合う第1の位置と、ハウジング
内の前方の第2の位置との間で選択的に移動可能なベー
スを備えたターミナル位置確保コンポーネントで、その
ベースが、ハウジングのそれぞれのターミナル受け入れ
空洞と整列する複数のターミナル受け入れアパーチャー
を有し、上記ベースの一方の端部に位置してターミナル
配列チャンネルが形成され、ターミナルの上記ターミナ
ル受け入れアパーチャーへの挿入に先立って、ターミナ
ルのターミナル配列ウィングをターミナル配列チャンネ
ルに視覚的に整列ができるようにされ、かつ、ベースの
上記ターミナル受け入れアパーチャーが、ターミナルの
1つの配列ウイングを受け入れ、ターミナルとハウジン
グの対応するロッキング突出部とを回転方向で整列させ
るようにしたターミナル位置確保コンポーネントとを備
えており、ターミナル位置確保コンポーネントが、更に
ベースのハウジング上の第2の位置への移動時に、ター
ミナル位置づけビームの間に挿入できる寸法とされた、
前方に突出するウェッジ部分を有しており、ターミナル
位置確保コンポーネントのベースが第1の位置にある時
にターミナルがサブアセンブリー内に挿入でき、又ター
ミナルが完全に挿入された時のみ、ウエッジをターミナ
ル位置づけビームの間に挿入して、ベースがハウジング
の第2位置に移動できるように構成されたことを特徴と
する電気コネクターサブアセンブリー。 - 【請求項15】 ハウジングが円筒状であり、ベースの
ターミナル受け入れアパーチャーとハウジングのターミ
ナル受け入れ空洞との整列を確保するために、ベースを
ハウジングと回転方向で整列させるための極性化手段を
ターミナル位置確保コンポーネントに設けてある請求項
14に記載の電気コネクターサブアセンブリー。 - 【請求項16】 ハウジングのターミナル受け入れ空洞
が、円筒状ハウジングの長手方向の軸の回りで左右対称
に配置され、ターミナル位置づけビームが、上記ハウジ
ングに放射状に内方向に向けて配置され、又、ターミナ
ル位置確保コンポーネントのウエッジが、ターミナル位
置づけビームの間への挿入のために一般的に中心軸に沿
って設けてある請求項15に記載の電気コネクターサブ
アセンブリー。
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