JP2522648B2 - レ−ルタイプ自在平行定規等の縦レ−ル尾部支持装置 - Google Patents

レ−ルタイプ自在平行定規等の縦レ−ル尾部支持装置

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JP2522648B2
JP2522648B2 JP61183044A JP18304486A JP2522648B2 JP 2522648 B2 JP2522648 B2 JP 2522648B2 JP 61183044 A JP61183044 A JP 61183044A JP 18304486 A JP18304486 A JP 18304486A JP 2522648 B2 JP2522648 B2 JP 2522648B2
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roller
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又大 吉田
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Mutoh Industries Ltd
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はレールタイプ自在平行定規・座標解析機等の
縦レール尾部支持装置に関する。
〔従来の技術〕
縦レールの尾部に設けた尾部ローラを図板前端縁の側
部に配置した補助レールに導き、縦レールの尾部を図板
外側方位置に支持するようにた縦レール尾部支持体装置
においては、図板と補助レール端部との継ぎ目部分にギ
ャップあるいは段差が形成される。尾部ローラがこのギ
ャップや段差を通過する際、ゴトンという衝突音が発生
し、これが精神集中の要求される製図作業者にとって耳
ざわりな不快音となっていた。
実開昭57−59693号の装置は、補助レールに設けた磁
石と縦レールの尾部に磁石を設けた構成によって上記不
快音の発生を防止している。
また、特公昭57−36159号の装置は、縦レールの尾部
に側方に突設した傾斜部を有する支持腕と、これを支持
する図板側に設けた支持ローラとの構成によって上記不
快音の発生を防止している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記実開昭57−59693号の装置は、作図時、補助レー
ルが図板の外側方に突出するため、該補助レールに人が
引掛かって危険であった。また、上記特公昭57−36159
号の装置は、支持腕の傾斜面と支持ローラとが縦レール
を図板の側端に移動したときに、係合させるために、傾
斜面を高精度に加工しなければならず、また、支持腕と
支持ローラとの高さ方向を高精度に設定しなければなら
ないため両者の位置設定が容易でないという欠陥が存し
た。
本発明は上記欠陥を除去することを目的とするもので
ある。
〔問題点を解決する手段〕
上記目的を達成するため、本発明はヘッドが移動自在
に取り付けられた縦レールと、該縦レールの一端を、該
縦レールが図板の側方に、所定長さ延長して移動し得る
ように支持する横レールとを備え、前記縦レールの尾部
側に尾部ローラを回転自在に設け、前記縦レールの尾部
側を自重によって前記図板と一体的なローラ走行ガイド
面上に前記尾部ローラを介して走行自在に載置したレー
ルタイプ自在平行定規等において、前記縦レールの尾部
側に前記ヘッド取付側に所定長さ突出してアームを設
け、該アームに磁石を取り付ける一方、前記尾部ローラ
が前記ローラ走行ガイド面の側方端の近傍に位置すると
前記磁石と対向し、相互間に反発磁石が作用するよう
に、前記図板の側方端に磁石を配設し、前記尾部ローラ
が前記ローラ走行ガイド面の側方端の近傍から該ガイド
面から外れる方向に移動するとき前記両磁石の反発磁力
によって前記尾部ローラが前記ローラガイド及びその延
長平面より浮上するようにしたものである。
〔作用〕
上記した構成において、尾部ローラがローラ走行ガイ
ド面の側端近傍に近ずくと、磁石の反発力によって縦レ
ールの尾部側が上方向に付勢されて縦レールの尾部側が
上昇し、尾部ローラはローラ走行ガイド面から浮上す
る。縦レールが図板外側方に移動すると、アームは磁石
の反発力によって支持されるため、尾部ローラは、ロー
ラ走行ガイド面の延長平面上に移動する。尾部ローラ
を、ローラ走行ガイド面の延長平面上からローラ走行ガ
イド面上に移動させると、磁石の反発磁力が除々に減少
して、尾部ローラはゆるやかにローラ走行ガイド面上に
着地する。
このように、本装置は、磁石の反発力によって尾部ロ
ーラを浮上させるため、磁石の対向位置関係に高精度が
要求されず、しかも、図板の側方に突出する補助レール
を必要としない。
〔実施例〕
以下に本発明の構成を添付図面に示すレールタイプ自
在平行定規の実施例を参照して詳細に説明する。
2は図板であり、これの上縁に横レール4が固定さ
れ、該横レール4は、図板2の左側方に所定長さ突出し
ている。6は前記横レール4にコロを介して移動自在に
取り付けられた横カーソルであり、これに縦レール8の
一端が、前記横レール4と平行な軸線を中心として回転
自在に連結している。前記縦レール8には、縦カーソル
10がコロを介して移動自在に取り付けられ、該縦カーソ
ル10にヘッド12が取り付けられている。前記ヘッド12の
スケール取付板にはスケール14,16が取り付けられてい
る。尚、レールタイプ座標解析機の場合には、前記縦カ
ーソル10に読取ヘッドが取り付けられるものである。18
は前記縦レール8の尾部に固設されたブラケットであ
り、これに尾部ローラ20が回転自在に支承されている。
前記尾部ローラ20は、前記縦レール8の自重によって図
板2のローラ走行ガイド面上に走行自在に載置されてい
る。22は前記縦レール8の尾部に直角方向に該縦レール
8のヘッドに取付側に突出するように固設されたアーム
であり、前記図板2面に対して略平行に設定されてい
る。前記アーム22の下面には全長に亘って磁石24が固設
されている。26は前記図板2の左側端の前方面にねじ止
め固設されたブラケットであり、これの上面に、前記磁
石24の走行経路の直下に位置するように磁石28が固設さ
れている。前記ブラケット26は、前記図板2に対して高
さ方向及び回転方向に位置調設し得るように構成されて
いる。
次に本実施例の作用について説明する。
ヘッド12のハンドルを手で第1図上、左方向に加圧す
ると、縦レール8は、横レール4に沿って、これに対し
て直角関係を保持した状態で、第1図上、左方向に移動
する。縦レール8の移動によって尾部ローラ20は図板2
上を回転走行する。縦レール8の一端が横レール4の延
長部4aに位置すると、縦レール8は図板2外側方に移動
する。このとき、尾部ローラ20が図板2上左側端に近ず
くと、第3図に示すように磁石24は磁石28に重なってゆ
き、両者間の反発磁力によって、縦レール8の尾部側は
上方向に除々に付勢され、尾部ローラ20は図板2即ち、
走行ガイド面から浮上する。この尾部ローラ26の浮上動
作は、ローラ走行ガイド面即ち図面の左側端の若干手前
で開始される。縦レール8がなおも左方向に移動する
と、縦レール8の尾部側は磁石24,28間の反発磁力によ
って図板2から外れた位置で支持される(第4図参
照)。縦レール8を図板2外側方位置から図板2上に移
行する場合も上記と同様の動作が行われる。即ち、尾部
ローラ20は、図板2上に移動すると、除々に下降し、ゆ
るやかに図板2上に着地する。
〔効果〕
本発明は上述の如く、対向する磁石によって、尾部ロ
ーラを走行ガイド面の外側方において支持するようにし
たので、両磁石間の対向ギャップを高精度に設定しなく
とも、円滑な尾部ローラ浮上動作を行うことができ、ま
た、図板側の磁石を図板の外側方に突出させる必要がな
いので、引掛かり事故を防止することができる等の効果
が存する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は正面図、第3図は正面図、第
4図は正面図、第5図は説明図である。 2……図板,4……横レール,6……横カーソル,8……縦レ
ール,10……縦カーソル,12……ヘッド,14,16……スケー
ル,18……ブラケット,20……尾部ローラ,22……アーム,
24,28……磁石

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドが移動自在に取り付けられた縦レー
    ルと、該縦レールの一端を、該縦レールが図板の側方
    に、所定長さ延長して移動し得るように支持する横レー
    ルとを備え、前記縦レールの尾部側に尾部ローラを回転
    自在に設け、前記縦レールの尾部側を自重によって前記
    図板と一体的なローラ走行ガイド面上に前記尾部ローラ
    を介して走行自在に載置したレールタイプ自在平行定規
    等において、前記縦レールの尾部側に前記ヘッド取付側
    に所定長さ突出してアームを設け、該アームに磁石を取
    り付ける一方、前記尾部ローラが前記ローラ走行ガイド
    面の側方端の近傍に位置すると前記磁石と対向し、相互
    間に反発磁石が作用するように、前記図板の側方端に磁
    石を配設し、前記尾部ローラが前記ローラ走行ガイド面
    の側方端の近傍から該ガイド面から外れる方向に移動す
    るとき前記両磁石の反発磁力によって前記尾部ローラが
    前記ローラガイド及びその延長平面より浮上するように
    構成したことを特徴とする縦レール尾部支持装置。
JP61183044A 1986-08-04 1986-08-04 レ−ルタイプ自在平行定規等の縦レ−ル尾部支持装置 Expired - Lifetime JP2522648B2 (ja)

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JPS6339398A JPS6339398A (ja) 1988-02-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57107899A (en) * 1981-11-02 1982-07-05 Mutoh Ind Ltd Supporter for tail section of longitudinal rail of rail type universal parallel rule

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JPS6339398A (ja) 1988-02-19

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