JP2522348Y2 - 居住装置 - Google Patents

居住装置

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JP2522348Y2
JP2522348Y2 JP1989096472U JP9647289U JP2522348Y2 JP 2522348 Y2 JP2522348 Y2 JP 2522348Y2 JP 1989096472 U JP1989096472 U JP 1989096472U JP 9647289 U JP9647289 U JP 9647289U JP 2522348 Y2 JP2522348 Y2 JP 2522348Y2
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JP
Japan
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pole
box
boxes
passage
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JP1989096472U
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充弘 藤原
隆行 藤原
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充弘 藤原
隆行 藤原
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Emergency Lowering Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、居住装置に関する。
〔従来の技術〕
たとえば、海水浴に行くと、海浜に海の家などが数多
く設置されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、これまでの海の家は、柱に板を打ち付けた非
常に貧弱なものであり、また宿泊施設も別になってい
た。さらに、貧弱であるので、強風や津波などがくる
と、それに対応し切れないなど数多くの点で問題があっ
た。
この考案は前記事情に鑑みてなされたものであり、そ
の課題とするところは、海浜などに設置することによ
り、豪華で種々の用途に利用できるとともに強風や津波
などに対しても極めて有利である居住装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記課題を解決するため、この考案は、ポールと複数
個のボックスとを組み合わせて簡易的に居住空間を構成
する装置であって、前記ポールはパイプ状のもので、基
盤内に埋め込まれたコンクリートに基部を結合されて縦
向きに軸心が向くようにして基盤から上方に向けて立設
されているとともに、同ポールの上下間には、前記ボッ
クスの複数個が上下に多少離間して固定して配置される
とともに、離間した個所には、各階毎に複数個の台脚が
介装され、かつ、各ボックスは、同ボックスに明けられ
た貫通孔を前記ポールに嵌め合わせてポールの所定高さ
に保持されるようになっているとともに、前記ポール
は、各ボックス間を行き来するための通路と上方からの
空気を採り入れる換気通路を兼ねていることを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図示した実施例を参照しつつ詳しく説明する。
第1図ないし第4図は、この考案の一実施例を示して
いる。この居住装置は、ボックス1とポール10を備えて
いる。ボックス1は、一方向にやや長い直方体をした箱
体であり、密閉性に優れたものになっている。同ボック
ス1には、ドア2や窓3…が明けられているとともに、
内部空間は、居住(宿泊も含むことがある)が可能な空
間になっている。
この空間は、音楽鑑賞空間(カラオケなど)を完備し
たものにすることができる。音楽鑑賞空間(カラオケな
ど)のみを目的としたボックスにしてもよい。
また、津波などの緊急避難用のボックスとすることも
ある。
同ボックス1の底面4点には、上下方向のアジャスタ
4を備えた台脚5が設けられている。ボックス1の上面
4点には、凹み6…が設けられている。
前記避難用に使う時には、砂浜7にアンカー8,8を埋
め込んで固定し、ワイヤ9,9を介してボックス1を引っ
張って固定するようにする。
ポール10は、内径が60センチ〜100センチ程度の円柱
(あるいは角柱など)であり、1本物で長いものあるい
は短い物を継ぎ足して長いものにするように構成され
る。同ポール10は、下端に基板11を備え、これがコンク
リート12で外から固められている。コンクリート12は、
砂浜7の中に埋め込まれ、これにより、ポール10は直立
に立てられる。ポール10の砂浜7よりやや上位には、第
4図に示すように外周四方に突部13a…を有する固定リ
ング13が溶接などの方法により水平に固定されるように
なっている。ボックス1の底面には、前記突部13a…に
嵌まり合いボックス1の回転により固定リング13に係合
するようになる溝16a…を内周四方に有する係合リング1
6が取り付けられている。ボックス1は、中央の貫通孔1
aをポール10に嵌め込むようにして上方から降ろし係合
リング16が固定リング13上に乗り掛かるようにしてセッ
トされる。前記突部13a…の上に係合リング16が乗り掛
かるようにされ、ボルト17…で互いに結合される。同ボ
ックス1の向きはこの際に既に決定される。そのあと、
アジャスタ4を操作して台脚5…が砂浜7上に均等な圧
力で乗り掛かるように調整される。この調整が終わった
ならば、アンカー8に結ばれたワイヤ9,9をボックス1
に結び付けて同ボックス1を完全に固定する。
なお、ポール10を長くすることで、同ポール10の回り
に階段状に他のボックス10…を設置することができる。
この場合、固定リング13…を段階的に設けておくと、上
のボックス1…をポール10に差し込むときに、係合リン
グ16…が固定リング13に引っ掛かるおそれがあるが、前
記係合リング16の溝16aが固定リング13の突部13aを通過
し、ボックス1を少し水平に回転させることで係合リン
グ16が固定リング13上に乗り掛かるようになっている。
これで、上方に他のボックス1…を設定できる。各ボッ
クス1は底面の台脚5を下方のボックス1の凹み6内に
係合させるようにする。なお、複数段のボックス1…に
するとき、階段は必要であるが、この階段は前記ポール
10内の空間を利用して構成することができる。その一例
として、同ポール10内には、避難用の階段14…が上端ま
で設けられている。このようにすればよい。同階段14…
を利用するには、第3図に示すように、ポール10の壁に
開口18を設け、同開口18にドア19を設けておけばよい。
前記ポール10の上端には開放されていてこの邂逅が換気
口になっているとともに避難用の開口にもなっている。
ポール10の上端には空気を取り入れつつ避難者を外部に
導くような傘20が設けられ、同傘20は上方から降ってく
るものからボックス1…を守るガードにもなっている。
第5図は付加的な提案例を示している。この例は、*
型を90°回転させて横に向けたような側面形状をした骨
組通路50を備え、同通路50の上下に水平な台51,51が一
体化されたものになっている。一方の台51は砂浜52に埋
め込まれ、骨組通路50は立設される。同通路50の内部空
間には階段53…などが設けられ、矢印の方向に自在に行
き来することができるようになっている。前記通路50に
は、箱状に示した各種のボックス54…がユーザーが好み
に合わせてセットされ、位置にも自在に選択できるよう
になっている。前記通路50の砂浜52上にある個所には出
入り口が設けられ、この口を通して入った者は階段53に
より上がることができる。通路50の中央にくる者は、放
射状の通路を通して自分のボックス54に入れるようにな
っている。
なお、前記骨組通路は、併設されるようになっていて
もよい。この併設には、骨組面が平行になるようなもの
や、同図に2点鎖線で示すように通路を結ぶようにする
ものも含まれる。骨組通路はさらに上方に接続するよう
にしてもよい。前記骨組通路は面が水平になるように設
置し、さらにその上段に他の骨組を設けるようにもでき
る。
〔考案の効果〕
この考案は以上のようであるので、豪華で種々の用途
に利用できるとともに強風や津波などに対しても極めて
有利である居住装置を提供することができる。
特に、この考案は、支持部材としてパイプ状のポール
を立設して、同ポールに貫通するようにして複数階にわ
たりボックスを固定し、各ボックス間を多少開けてその
間に台脚を介装して支持し、さらに、ポールが、各ボッ
クス間を行き来するための通路と上方からの空気を採り
入れる換気通路を兼ねていることを特徴としている。
従って、複数階のボックスがポールの貫通により簡単
構造でもって非常に強固に支持されるものとなり、しか
も、各ボックス間は離間しているので、上下間の騒音は
カットされて各室の静粛化が図られる一方、台脚により
ボックスの安定化が図られ、また、前記ポールが単なる
支持部材でなく、上下階間の通路としてしかも上方から
の換気通路としても機能するので、上下の行き来が安全
であるとともに津波などの災害があっても換気機能を確
実に果たすことができる構造簡単で安価な居住装置を提
供することができるに到ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す居住装置側面図、第
2図はそのII-II線断面図、第3図はボールの出入り口
構造を示す断面図、第4図は固定リングと係合リングと
を示す平面図、第5図は骨組通路システムである提案例
を示す正面図である。 1……ボックス、10……ポール。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポールと複数個のボックスとを組み合わせ
    て簡易的に居住空間を構成する装置であって、前記ポー
    ルはパイプ状のもので、基盤内に埋め込まれたコンクリ
    ートに基部を結合されて縦向きに軸心が向くようにして
    基盤から上方に向けて立設されているとともに、同ポー
    ルの上下間には、前記ボックスの複数個が上下に多少離
    間して固定して配置されるとともに、離間した個所に
    は、各階毎に複数個の台脚が介装され、かつ、各ボック
    スは、同ボックスに明けられた貫通孔を前記ポールに嵌
    め合わせてポールの所定高さに保持されるようになって
    いるとともに、前記ポールは、各ボックス間を行き来す
    るための通路と上方からの空気を採り入れる換気通路を
    兼ねていることを特徴とする居住装置。
JP1989096472U 1989-08-17 1989-08-17 居住装置 Expired - Lifetime JP2522348Y2 (ja)

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JPH0335101U JPH0335101U (ja) 1991-04-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5248738A (en) * 1975-10-13 1977-04-19 Bosch Gmbh Robert Method and apparatus for control of proportion of mass of fuel air mixture supplied to internal combustion engine

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