JP2522067Y2 - 防塵ハウス - Google Patents

防塵ハウス

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JP2522067Y2
JP2522067Y2 JP1990021457U JP2145790U JP2522067Y2 JP 2522067 Y2 JP2522067 Y2 JP 2522067Y2 JP 1990021457 U JP1990021457 U JP 1990021457U JP 2145790 U JP2145790 U JP 2145790U JP 2522067 Y2 JP2522067 Y2 JP 2522067Y2
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JP
Japan
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house
opening
dustproof
divided
ceiling
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JP1990021457U
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一郎 千田
真 石川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、防塵ハウス、例えば大型機器の組立や分
解などを現場で行う際に、防塵のためその機器のまわり
を囲む防塵ハウスに関するものである。
[従来の技術] 第4図は従来のこの種の防塵ハウスの一例を示す概略
の斜視図であり、図において符号(1)及び(2)は多
数本のエアチューブを並べてなる空気袋状(空気膜構
造)の側壁部及び天井部、(3)は透明ビニールシート
からなる妻面部である。
上記のような従来の防塵ハウスにおいては、側壁部
(1)及び天井部(2)内に空気を送り込むことによ
り、全体が図のように起立する。このため、この防塵ハ
ウスを現場で起立させ、その内部で、例えばガス絶縁開
閉装置などの機器の組立や分解を行うことができる。
また、上記のような防塵ハウスは、空気を送り込むだ
けで組立が完了し、柱や梁を必要としないので、現場へ
の運搬が容易であり、かつ万一倒れた場合でも内側に置
かれている機器に被害がなく安全である。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように構成された従来の防塵ハウスにおいて
は、機器全体を収容しているため、大型機器の組立や分
解を行うためには、それに適応する大きさが必要であっ
た。しかし、全体の寸法を大きくすると自重も大きくな
り、空気を送り込むだけで起立させることが困難になっ
てしまうため、従来の防塵ハウスは、大型機器の組立や
分解には使用できないことがあるという問題点があっ
た。
この考案は、上記のような問題点を解決することを課
題としてなされたものであり、大型の被保護物にも使用
することができる防塵ハウスを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係る防塵ハウスは、ハウス本体を設置面と
交差する面に沿って分割可能にし、かつその分割部に臨
んでハウス本体に開口部を設けたものである。
[作用] この考案においては、被保護物の一部を開口部から外
部へ突出させることにより、大型の被保護物をハウス本
体の内側に置き、また撤去の際にはハウス本体を分割部
で分割する。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図について説明する。第1
図はこの考案の一実施例による防塵ハウスを示す斜視
図、第2図は第1図の防塵ハウス内に大形機器を置いた
状態を示す側面図である。
図において、符号(4)及び(5)は従来同様の空気
膜構造になっている側壁部及び天井部、(6)は透明ビ
ニールシートからなる妻面部、(7)は側壁部(4),
天井部(5)及び妻面部(6)からなるハウス本体であ
り、このハウス本体(7)は、その設置面(8)と直交
する面に沿って設けられている分割部(7a)に沿って長
手方向に2分割可能になっている。また、ハウス本体
(7)の天井部(5)には、分割部(7a)を挟んで開口
部(7b)が設けられている。
(9)はハウス本体(7)内に置かれている被保護物
としての大形のガス絶縁開閉装置であり、このガス絶縁
開閉装置(9)は、ブッシング(9a)が開口部(7b)か
らハウス本体(7)外へ突出している。
また、開口部(7b)には、ブッシング(7b)が貫通し
ているシート(図示せず)が、開口部(7b)を塞ぐよう
に被せられている。
上記のように構成された防塵ハウスにおいては、ガス
絶縁開閉装置(9)を現場で組み立てる場合、側壁部
(4)及び天井部(5)内に空気を送り込むことにより
ハウス本体(7)を起立させ、この後ハウス本体(7)
の内側でガス絶縁開閉装置(9)の組立を行う。このと
き、天井部(6)より高いブッシング(9a)を、開口部
(7b)からハウス本体(7)外へ突出させることによ
り、ハウス本体(7)全体の大きさを大きくすることな
く、従来より大形のガス絶縁開閉装置(9)の組立を行
うことができるようになっている。また、シートにより
開口部(7b)を塞ぐことにより、開口部(7b)からの塵
埃等の侵入が防止されている。
このようにして、ガス絶縁開閉装置(9)の組立が完
了したら、第3図に示すように、分割部(7a)でハウス
本体(7)を分割すれば、防塵ハウスは容易に撤去でき
る。
なお、分割部(7a)は、例えば防水ファスナーやロー
プなどを用いて接合すればよい。
また、上記実施例では2分割されるハウス本体(7)
を示したが、3分割以上に分割されるものでもよい。
さらに、上記実施例では側壁部(4)と天井部(5)
とが空気膜構造になっているハウス本体(7)を示した
が、ハウス本体(7)は気体を送り込むことにより起立
するものであればよく、例えば妻面部(6)が空気膜構
造になっていてもよい。
さらにまた、上記実施例では開口部(7b)を天井部
(5)に設けたが、開口部(7b)は他の面に設けてもよ
い。
また、上記実施例では開口部(7b)が中央で分割され
るものを示したが、例えば第1図の2点鎖線に示すよう
に、開口部(7b)の端部に沿って分割部(7a)を設けて
もよい。
さらに、ハウス本体(7)の全体形状は、上記実施例
に限定されるものではない。
さらにまた、上記実施例では被保護物としてガス絶縁
開閉装置(9)を示したが、例えば大形の変圧器などで
あってもよく、上記実施例に限定されるものではない。
また、上記実施例では空気を送り込むことによりハウ
ス本体(7)を起立させたが、ハウス本体(7)を起立
させることができれば他の気体を送り込んでもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案の防塵ハウスは、ハウ
ス本体を設置面と交差する面に沿って分割可能にし、か
つその分割部に臨んでハウス本体に開口部を設け、被保
護物の一部を開口部から外部へ突出さるようにしたの
で、従来より大形の被保護物にも使用することができ、
かつ容易に撤去することができるなどの効果を奏する。
また、開口部を分割部に臨んで設けたので、撤去が一層
容易であるとともに、ハウス本体内の被保護物の両側の
作業エリアを必要最小限の広さにすることができ、これ
によりハウス全体の容積を最小にすることができるなど
の効果も奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は第
1図の防塵ハウス内に大形機器を置いた状態を示す側面
図、第3図は第2図のハウス本体を分割した状態を示す
側面図、第4図は従来例を示す斜視図である。 図において、(4)は側壁部(壁部)、(7)はハウス
本体、(7a)は分割部、(7b)は開口部、(8)は設置
面、(9)はガス絶縁開閉装置(被保護物)である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁部内に気体を送り込むことにより起立
    し、内側に被保護物が置かれるハウス本体を備えている
    防塵ハウスにおいて、前記ハウス本体は、設置面と交差
    する面に沿って分割可能になっているとともに、前記被
    保護物の一部を外部へ突出させる開口部が分割部に臨ん
    で設けられていることを特徴とする防塵ハウス。
JP1990021457U 1990-03-05 1990-03-05 防塵ハウス Expired - Lifetime JP2522067Y2 (ja)

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JPH03113063U JPH03113063U (ja) 1991-11-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57123446U (ja) * 1981-01-26 1982-07-31
JPS63122553U (ja) * 1987-02-04 1988-08-09

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