JP2521848Y2 - キーボードスイッチ装置 - Google Patents
キーボードスイッチ装置Info
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- JP2521848Y2 JP2521848Y2 JP1988036089U JP3608988U JP2521848Y2 JP 2521848 Y2 JP2521848 Y2 JP 2521848Y2 JP 1988036089 U JP1988036089 U JP 1988036089U JP 3608988 U JP3608988 U JP 3608988U JP 2521848 Y2 JP2521848 Y2 JP 2521848Y2
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- Japan
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- conductor
- switch
- key
- switching
- keyboard
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はキーボードスイッチ装置に関し、さらに詳
しく言えば、キートップを所望の大きさのものに変更し
た場合、その信号線の変更も容易に行なうことできるよ
うにしたキーボードスイッチ装置に関するものである。
しく言えば、キートップを所望の大きさのものに変更し
た場合、その信号線の変更も容易に行なうことできるよ
うにしたキーボードスイッチ装置に関するものである。
例えば、金銭登録機においては、キー入力により売上
商品名をその金額とともに、記録することができるよう
に多数のキースイッチが配置可能になっている。一方、
使用者側ではその使用用途によりそれらキースイッチを
全て使用する必要がない場合がある。そこで、所望のキ
ースイッチのみを動作可能にするとともに、例えば使用
頻度の高いキートップのサイズを大きくして、使用者が
使い易いようにレイアウト変更することがしばしば行な
われている。
商品名をその金額とともに、記録することができるよう
に多数のキースイッチが配置可能になっている。一方、
使用者側ではその使用用途によりそれらキースイッチを
全て使用する必要がない場合がある。そこで、所望のキ
ースイッチのみを動作可能にするとともに、例えば使用
頻度の高いキートップのサイズを大きくして、使用者が
使い易いようにレイアウト変更することがしばしば行な
われている。
しかしながら、キートップのみの変更では、その下方
に位置する各キーに対応する信号発生回路はそのままで
あり、例えば、1を表わすキートップを大きくした場
合、このキートップの下には、1を表わす信号線に加え
て2を表わす信号線も位置してしまい、逆に2を表わす
キートップの下には2以外の数値を表わす信号線が位置
してしまうことになる。
に位置する各キーに対応する信号発生回路はそのままで
あり、例えば、1を表わすキートップを大きくした場
合、このキートップの下には、1を表わす信号線に加え
て2を表わす信号線も位置してしまい、逆に2を表わす
キートップの下には2以外の数値を表わす信号線が位置
してしまうことになる。
そこで、キーボードにこれら信号を供給するメイン回
路内や、キーボード以外のユニットにおいて信号を切換
えるスイッチ等を設けて、キートップの変更に伴う信号
線の変更を行なうようにしている。しかしながら、この
方式ではスイッチ等を設けるためには、キーボードを分
解するのみならず、本体側も分解しなければならず、多
大な労力を必要とする。さらに、キーボードとメイン回
路ユニットとを接続する配線やコネクタの数が必要以上
に増えてしまう。
路内や、キーボード以外のユニットにおいて信号を切換
えるスイッチ等を設けて、キートップの変更に伴う信号
線の変更を行なうようにしている。しかしながら、この
方式ではスイッチ等を設けるためには、キーボードを分
解するのみならず、本体側も分解しなければならず、多
大な労力を必要とする。さらに、キーボードとメイン回
路ユニットとを接続する配線やコネクタの数が必要以上
に増えてしまう。
外部から容易に信号の切換えを行い、かつキーボード
とメイン回路ユニットとの接続の数を必要最低限にする
には、信号切換え用のスイッチをキーボード上に設けれ
ば可能である。しかしながら、近来多用されているメン
ブレン方式のキーボードにあっては、カーボン等の電気
的な導体が直接印刷されて回路基板が構成されているの
で、切換えスイッチ等を電気的に装着するために必要な
ハンダ付けが不可能である。
とメイン回路ユニットとの接続の数を必要最低限にする
には、信号切換え用のスイッチをキーボード上に設けれ
ば可能である。しかしながら、近来多用されているメン
ブレン方式のキーボードにあっては、カーボン等の電気
的な導体が直接印刷されて回路基板が構成されているの
で、切換えスイッチ等を電気的に装着するために必要な
ハンダ付けが不可能である。
そこで、この考案の目的は、簡単な構造によりキート
ップの大きさの変更に合わせて信号線の切換えも容易に
行なうことができるようにしたキーボードスイッチ装置
を提供することにある。
ップの大きさの変更に合わせて信号線の切換えも容易に
行なうことができるようにしたキーボードスイッチ装置
を提供することにある。
上記目的を達成するため、この考案は、着脱可能なキ
ートップを有するステムを介してキーボードに所定の配
列をもって配置された複数の操作キーと、これら各操作
キーに対応して配置された複数のキースイッチを含むス
イッチ回路とを備え、上記各キースイッチがマトリクス
状に配線されている横軸導線と縦軸導線の交点部に設け
られ、上記操作キーの押圧操作により、その操作キーに
対応するキースイッチの上記交点部が閉じられて所定の
信号が出力されるキーボードスイッチ装置において、上
記スイッチ回路には、特定のキースイッチの横軸導線
(もしくは縦軸導線)を別の横軸導線(もしくは縦軸導
線)に切り替えて、同特定のキースイッチによる信号が
その特定のキースイッチと縦軸導線(もしくは横軸導
線)を同一とする他のキースイッチの信号と同一となる
ようにする切替えスイッチが設けられており、かつ、上
記キーボードには同切替えスイッチを外部から切り替え
るステム部材を挿入するための開口が形成されているこ
とを特徴としている。
ートップを有するステムを介してキーボードに所定の配
列をもって配置された複数の操作キーと、これら各操作
キーに対応して配置された複数のキースイッチを含むス
イッチ回路とを備え、上記各キースイッチがマトリクス
状に配線されている横軸導線と縦軸導線の交点部に設け
られ、上記操作キーの押圧操作により、その操作キーに
対応するキースイッチの上記交点部が閉じられて所定の
信号が出力されるキーボードスイッチ装置において、上
記スイッチ回路には、特定のキースイッチの横軸導線
(もしくは縦軸導線)を別の横軸導線(もしくは縦軸導
線)に切り替えて、同特定のキースイッチによる信号が
その特定のキースイッチと縦軸導線(もしくは横軸導
線)を同一とする他のキースイッチの信号と同一となる
ようにする切替えスイッチが設けられており、かつ、上
記キーボードには同切替えスイッチを外部から切り替え
るステム部材を挿入するための開口が形成されているこ
とを特徴としている。
上記の構成によると、ステム部材をキーボードの開口
内に挿入することにより、切替えスイッチが切り替えら
れて、特定のキースイッチの例えば横軸導線が例えばそ
の隣りの横軸導線に接続される。
内に挿入することにより、切替えスイッチが切り替えら
れて、特定のキースイッチの例えば横軸導線が例えばそ
の隣りの横軸導線に接続される。
これにより、特定のキースイッチと、その隣りの横軸
導線と同特定のキースイッチと同一の縦軸導線との交点
部にある他のキースイッチとから同一の信号が出力され
ることになるため、その特定のキースイッチと他のキー
スイッチの各ステムに跨がって2個分の大きさを有する
キートップを取り付けることができる。
導線と同特定のキースイッチと同一の縦軸導線との交点
部にある他のキースイッチとから同一の信号が出力され
ることになるため、その特定のキースイッチと他のキー
スイッチの各ステムに跨がって2個分の大きさを有する
キートップを取り付けることができる。
以下、この考案を図面に示す一実施例について説明す
ると、第1図に示すように、上部にキートップ1が取り
付けられたステム2は、キーボード3の開口4に上下動
自在に挿入されている。この場合、キートップ1はステ
ム2に対して着脱自在であり、このキートップ1とステ
ム2によりいわゆる操作キーが構成されている。
ると、第1図に示すように、上部にキートップ1が取り
付けられたステム2は、キーボード3の開口4に上下動
自在に挿入されている。この場合、キートップ1はステ
ム2に対して着脱自在であり、このキートップ1とステ
ム2によりいわゆる操作キーが構成されている。
キーボード3の開口4は、通常のキートップ配列が行
なえるように所定の数だけ形成されている。また、キー
ボード3の開口4に隣接して信号切替え用ステム5の挿
入開口6が形成されている。この挿入開口6はキーボー
ド3の任意の位置に形成してもよいが、好ましくは開口
4の近傍で、かつ、その上方はキートップ1で覆われる
場所に設けておけば、上方からこれら挿入開口6が見え
ることはなく、また、挿入開口6から塵埃等が侵入する
のを防止できる。
なえるように所定の数だけ形成されている。また、キー
ボード3の開口4に隣接して信号切替え用ステム5の挿
入開口6が形成されている。この挿入開口6はキーボー
ド3の任意の位置に形成してもよいが、好ましくは開口
4の近傍で、かつ、その上方はキートップ1で覆われる
場所に設けておけば、上方からこれら挿入開口6が見え
ることはなく、また、挿入開口6から塵埃等が侵入する
のを防止できる。
キーボード3の下面には、このキーボード3に一体的
に形成されたスペーサを構成する支柱部材7を介してス
イッチ回路板8が位置している。このスイッチ回路板8
は、その上面に電気導体9による信号発生回路が印刷さ
れている。この電気導体9による信号発生回路上を覆う
ように、絶縁ゴム等で構成されたカバー11が設けられて
おり、このカバー11の開口4に対応する部分には、上方
に突出する略円錐台形の突出部12が形成されている。
に形成されたスペーサを構成する支柱部材7を介してス
イッチ回路板8が位置している。このスイッチ回路板8
は、その上面に電気導体9による信号発生回路が印刷さ
れている。この電気導体9による信号発生回路上を覆う
ように、絶縁ゴム等で構成されたカバー11が設けられて
おり、このカバー11の開口4に対応する部分には、上方
に突出する略円錐台形の突出部12が形成されている。
各突出部12の頂部内面には、これら突出部12がキート
ップ1の下降によるステム2の押圧でつぶされたとき、
電気導体9間を電気的に接続するための接続導体13が取
付けられている。このような接点機構は、導電ゴムスイ
ッチとして従来のキーボードスイッチ装置にも適用され
ている。
ップ1の下降によるステム2の押圧でつぶされたとき、
電気導体9間を電気的に接続するための接続導体13が取
付けられている。このような接点機構は、導電ゴムスイ
ッチとして従来のキーボードスイッチ装置にも適用され
ている。
スイッチ回路板8には、信号切替え用の電気導体14が
形成され、この電気導体14は挿入開口6に対応する位置
に形成され、これら電気導体14の上方はカバー11による
略円錐台形の突出部15で覆われている。この突出部15の
頂部内面には、同突出部15が信号切替え用ステム5の挿
入によりその押圧でつぶされたとき、電気導体14間を電
気的に接続するための接続導体16が取付けられている。
形成され、この電気導体14は挿入開口6に対応する位置
に形成され、これら電気導体14の上方はカバー11による
略円錐台形の突出部15で覆われている。この突出部15の
頂部内面には、同突出部15が信号切替え用ステム5の挿
入によりその押圧でつぶされたとき、電気導体14間を電
気的に接続するための接続導体16が取付けられている。
次に、この電気導体14と接続導体16による信号発生回
路および信号切換回路の電気的な構成を第2図により説
明する。
路および信号切換回路の電気的な構成を第2図により説
明する。
第2図においては、A,B,Cの3本の横軸導線と、X,Y,Z
の3本の縦軸導線とによりマトリックスが組まれた信号
発生回路を例に取っており、横軸導線Aと縦軸導線Xの
交点部と横軸導線Bと縦軸導線Xの交点の2つの交点部
のいずれからも1つの同一信号を取り出すように、そし
て同様に、横軸導線Aと縦軸導線Yの交点部と横軸導線
Bと縦軸導線Yの交点部のいずれからも別の1つの同一
信号を取り出すようにキートップの変更が可能なように
構成されている。
の3本の縦軸導線とによりマトリックスが組まれた信号
発生回路を例に取っており、横軸導線Aと縦軸導線Xの
交点部と横軸導線Bと縦軸導線Xの交点の2つの交点部
のいずれからも1つの同一信号を取り出すように、そし
て同様に、横軸導線Aと縦軸導線Yの交点部と横軸導線
Bと縦軸導線Yの交点部のいずれからも別の1つの同一
信号を取り出すようにキートップの変更が可能なように
構成されている。
これら導線A,B,C,X,Y,Zが第1図の電気導体9に相当
し、13aから13iは各キースイッチの可動接点部である接
続導体13に相当する接点部である。導線AとCおよび導
線X,Y,Zとの各交点は、これら接点部が位置している
が、導線Bについては導線Zとの交点のみに接点部13h
が位置している。
し、13aから13iは各キースイッチの可動接点部である接
続導体13に相当する接点部である。導線AとCおよび導
線X,Y,Zとの各交点は、これら接点部が位置している
が、導線Bについては導線Zとの交点のみに接点部13h
が位置している。
この場合、接点部13bは接点部13aと13c間の導線X
に、また、接点部13cは接点部13dと13f間の導線Yに接
続されている。
に、また、接点部13cは接点部13dと13f間の導線Yに接
続されている。
また、導線AとBには、それぞれ切替導線14a、14bお
よび14d、14eの各一端が接続されている。通常、切替導
線14bの他端は、一端が接点部13bに接続されている切替
導線14c他端に接続されている。また、通常、切替導線1
4eの他端は、一端が接点部13eに接続されている切替導
線14fの他端と接続されている。
よび14d、14eの各一端が接続されている。通常、切替導
線14bの他端は、一端が接点部13bに接続されている切替
導線14c他端に接続されている。また、通常、切替導線1
4eの他端は、一端が接点部13eに接続されている切替導
線14fの他端と接続されている。
これら接続導線が信号切替用の電気導体14に対応す
る。16aおよび16bは、突出部15内の接続導体16に対応す
るもので、信号切替用ステム5の挿入により押し潰され
て、その下の電気導体14に接触したとき、切替導線14c
と切替導線14aおよび切替導線14fと切替導線14dをそれ
ぞれ接続する。
る。16aおよび16bは、突出部15内の接続導体16に対応す
るもので、信号切替用ステム5の挿入により押し潰され
て、その下の電気導体14に接触したとき、切替導線14c
と切替導線14aおよび切替導線14fと切替導線14dをそれ
ぞれ接続する。
ここで、補足的に上記の接点切り替えについて、第3
図および第4図を参照しながら説明する。なお、第2図
においは接続導体16がスイッチを表す電気的シンボル記
号を用いて示されているが、第3図はこの実施例におけ
る接点部13aと13b間の回路構成をステム5との関係で説
明しやすいように書き替えた回路図であり、また、第4
図には信号切替用ステム5と接続導体16の関係が例示さ
れている。なお、第3図には接点部13aと13b間の構成し
か示されていないが、接点部13dと13e間の構成も同様で
ある。
図および第4図を参照しながら説明する。なお、第2図
においは接続導体16がスイッチを表す電気的シンボル記
号を用いて示されているが、第3図はこの実施例におけ
る接点部13aと13b間の回路構成をステム5との関係で説
明しやすいように書き替えた回路図であり、また、第4
図には信号切替用ステム5と接続導体16の関係が例示さ
れている。なお、第3図には接点部13aと13b間の構成し
か示されていないが、接点部13dと13e間の構成も同様で
ある。
この実施例において、切替導線14cの他端側は切替導
線14aと切替導線14bとにそれぞれ個別的に対応して二股
に分岐されている。これに関連して、第4図に示されて
いるように、突出部15内には2つの接続導体16aが用意
されており、この場合、その一方の接続導体16aは切替
導体14cと切替導線14b間に対応するように配置され、他
方の接続導体16aは切替導線14cと切替導線14a間に対応
するように配置されている。また、この実施例では信号
切替用ステム5として2つステム5A,5Bが用意されてお
り、ステム5Aをキーボード3の挿入開口6に差し込むこ
とにより、一方の接続導体16aのみが押圧され(第4図
(a)参照)、これにより切替導線14cと切替導線14b間
が導通状態となる。これに対して、ステム5Bを用いた場
合には他方の接続導体16aのみが押圧され、これにより
切替導線14cと切替導線14c間が接続される。なお、この
例では2つステム5A,5Bを用いているが、いずれか一方
のステムのみを用いてもよい。すなわち、そのステム5A
(もしくは5B)を挿入開口6に対して180度回転させて
挿入することにより、第4図の(a)もしくは(b)の
いずれかの状態が得られる。
線14aと切替導線14bとにそれぞれ個別的に対応して二股
に分岐されている。これに関連して、第4図に示されて
いるように、突出部15内には2つの接続導体16aが用意
されており、この場合、その一方の接続導体16aは切替
導体14cと切替導線14b間に対応するように配置され、他
方の接続導体16aは切替導線14cと切替導線14a間に対応
するように配置されている。また、この実施例では信号
切替用ステム5として2つステム5A,5Bが用意されてお
り、ステム5Aをキーボード3の挿入開口6に差し込むこ
とにより、一方の接続導体16aのみが押圧され(第4図
(a)参照)、これにより切替導線14cと切替導線14b間
が導通状態となる。これに対して、ステム5Bを用いた場
合には他方の接続導体16aのみが押圧され、これにより
切替導線14cと切替導線14c間が接続される。なお、この
例では2つステム5A,5Bを用いているが、いずれか一方
のステムのみを用いてもよい。すなわち、そのステム5A
(もしくは5B)を挿入開口6に対して180度回転させて
挿入することにより、第4図の(a)もしくは(b)の
いずれかの状態が得られる。
したがって、通常配列のキートップで使用する場合
は、接点部13aに位置するステム2のキートップ1の押
圧により、横軸導線Aと縦軸導線Xとの交点が導通し、
横軸導線Aと縦軸導線Xの信号が取り出され、これを例
えば数字の「1」を表わす信号として使用する。
は、接点部13aに位置するステム2のキートップ1の押
圧により、横軸導線Aと縦軸導線Xとの交点が導通し、
横軸導線Aと縦軸導線Xの信号が取り出され、これを例
えば数字の「1」を表わす信号として使用する。
そして、接点部13bに位置するステム2のキートップ
1の押圧により、横軸導線Bから切替導線14bおよび切
替導線14cを介してその横軸導線Bと縦軸導線Xとの交
点が導通し、横軸導線Bと縦軸導線Xの信号が取り出さ
れ、これを例えば数字の「2」を表わす信号として使用
する。このような動作は金銭登録機等の信号発生回路と
同じである。
1の押圧により、横軸導線Bから切替導線14bおよび切
替導線14cを介してその横軸導線Bと縦軸導線Xとの交
点が導通し、横軸導線Bと縦軸導線Xの信号が取り出さ
れ、これを例えば数字の「2」を表わす信号として使用
する。このような動作は金銭登録機等の信号発生回路と
同じである。
ここで、接点部13aと13bとを1つのキースイッチとし
て、また、接点部13dと13eとを1つのキースイッチとし
てその各々にほぼ2個分の大きさのキートップを取り付
けて使用する場合には、これら2つの交点間に位置する
挿入開口6に信号切替用ステム5(例えば、第4図
(b)のステム5b)を挿入する。これにより、接続導体
16aおよび16bは、切替導線14aと切替導線14cおよび切替
導線14dと切替導線14fをそれぞれ接続する。したがっ
て、大きくされたキートップの押圧により、接点部13a
と13bとが同時にオンとされても、横軸導線Bの信号は
取り出せず、横軸導線Aと縦軸導線Xの信号のみが取り
出される。同様に、大きくされたキートップの押圧によ
り、接点部13dと13eとが同時にオンとされても、横軸導
線Bの信号は取り出せず、横軸導線Aと縦軸導線Yの信
号のみが取り出されることになる。上述実施例では、第
2図において上方に位置するキートップと組合せた大き
さのキートップを使用する場合を示したが、横方向に位
置するキートップと組合せた大きさのキートップを使用
したり、さらには、隣接する4つのキートップを組合せ
て1つの大きいキートップを構成するようにしてもよ
く、信号発生回路および信号切替回路をそれに合わせて
変更すればよい。
て、また、接点部13dと13eとを1つのキースイッチとし
てその各々にほぼ2個分の大きさのキートップを取り付
けて使用する場合には、これら2つの交点間に位置する
挿入開口6に信号切替用ステム5(例えば、第4図
(b)のステム5b)を挿入する。これにより、接続導体
16aおよび16bは、切替導線14aと切替導線14cおよび切替
導線14dと切替導線14fをそれぞれ接続する。したがっ
て、大きくされたキートップの押圧により、接点部13a
と13bとが同時にオンとされても、横軸導線Bの信号は
取り出せず、横軸導線Aと縦軸導線Xの信号のみが取り
出される。同様に、大きくされたキートップの押圧によ
り、接点部13dと13eとが同時にオンとされても、横軸導
線Bの信号は取り出せず、横軸導線Aと縦軸導線Yの信
号のみが取り出されることになる。上述実施例では、第
2図において上方に位置するキートップと組合せた大き
さのキートップを使用する場合を示したが、横方向に位
置するキートップと組合せた大きさのキートップを使用
したり、さらには、隣接する4つのキートップを組合せ
て1つの大きいキートップを構成するようにしてもよ
く、信号発生回路および信号切替回路をそれに合わせて
変更すればよい。
以上説明したように、この考案によれば、2つ以上の
キースイッチを簡単に1つのキートップとして設定可能
であり、この変更に伴う信号発生回路の変更も所定の場
所の挿入開口に信号切替用ステムを挿入するだけの操作
でよいので、ユーザーサイドで簡単にキートップの大き
さを変えることができる。なお、この挿入開口は、各キ
ーボードの開口の近傍のキートップで隠れる位置に設け
れば、上方はキートップで覆われ、上方からこれら挿入
開口が見えることはない。
キースイッチを簡単に1つのキートップとして設定可能
であり、この変更に伴う信号発生回路の変更も所定の場
所の挿入開口に信号切替用ステムを挿入するだけの操作
でよいので、ユーザーサイドで簡単にキートップの大き
さを変えることができる。なお、この挿入開口は、各キ
ーボードの開口の近傍のキートップで隠れる位置に設け
れば、上方はキートップで覆われ、上方からこれら挿入
開口が見えることはない。
第1図はこの考案の一実施例におけるキーボードスイッ
チ装ぬ置の一部を示す縦断面図、第2図はその電気的な
構成を示す回路図、第3図は第2図の回路内の一部分を
ステムとの関係で説明しやすいように書き替えた回路
図、第4図はステムと接続導体との対応関係を説明する
ための模式図である。 図中、1はキートップ、2はステム、3はキーボード、
4は開口、5は信号切替用ステム、6は挿入開口、8は
スイッチ回路板、9は電気導体、11はカバー、12は突出
部、13,16,16a,16bは接続導体、13a〜13iは接点部、14
は電気導体、14a〜14fは切替導線、15は突出部、A,B,C
は横軸導線、X,Y,Zは縦軸導線である。
チ装ぬ置の一部を示す縦断面図、第2図はその電気的な
構成を示す回路図、第3図は第2図の回路内の一部分を
ステムとの関係で説明しやすいように書き替えた回路
図、第4図はステムと接続導体との対応関係を説明する
ための模式図である。 図中、1はキートップ、2はステム、3はキーボード、
4は開口、5は信号切替用ステム、6は挿入開口、8は
スイッチ回路板、9は電気導体、11はカバー、12は突出
部、13,16,16a,16bは接続導体、13a〜13iは接点部、14
は電気導体、14a〜14fは切替導線、15は突出部、A,B,C
は横軸導線、X,Y,Zは縦軸導線である。
Claims (1)
- 【請求項1】着脱可能なキートップを有するステムを介
してキーボードに所定の配列をもって配置された複数の
操作キーと、これら各操作キーに対応して配置された複
数のキースイッチを含むスイッチ回路とを備え、上記各
キースイッチがマトリクス状に配線されている横軸導線
と縦軸導線の交点部に設けられ、上記操作キーの押圧操
作により、その操作キーに対応するキースイッチの上記
交点部が閉じられて所定の信号が出力されるキーボード
スイッチ装置において、 上記スイッチ回路には、特定のキースイッチの横軸導線
(もしくは縦軸導線)を別の横軸導線(もしくは縦軸導
線)に切り替えて、同特定のキースイッチによる信号が
その特定のキースイッチと縦軸導線(もしくは横軸導
線)を同一とする他のキースイッチの信号と同一となる
ようにする切替えスイッチが設けられており、かつ、上
記キーボードには同切替えスイッチを外部から切り替え
るステム部材を挿入するための開口が形成されているこ
とを特徴とするキーボードスイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988036089U JP2521848Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | キーボードスイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988036089U JP2521848Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | キーボードスイッチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01142033U JPH01142033U (ja) | 1989-09-28 |
JP2521848Y2 true JP2521848Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31262706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988036089U Expired - Lifetime JP2521848Y2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | キーボードスイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521848Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0614345Y2 (ja) * | 1985-05-07 | 1994-04-13 | 富士システム機器株式会社 | キ−ボ−ド装置 |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP1988036089U patent/JP2521848Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01142033U (ja) | 1989-09-28 |
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