JP2521294Y2 - 電気機器の筐体 - Google Patents

電気機器の筐体

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JP2521294Y2
JP2521294Y2 JP8877391U JP8877391U JP2521294Y2 JP 2521294 Y2 JP2521294 Y2 JP 2521294Y2 JP 8877391 U JP8877391 U JP 8877391U JP 8877391 U JP8877391 U JP 8877391U JP 2521294 Y2 JP2521294 Y2 JP 2521294Y2
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JP
Japan
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stand
battery
battery lid
housing
engaging
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JP8877391U
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JPH0538960U (ja
Inventor
啓美 福井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気機器例えば音響機
器の筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器例えばポ−タブルタイプ
の音響機器等では、一般に機器本体を安定に設置するた
めのスタンドと電池蓋とは、別々に設けられているもの
が殆どである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この為、従来の電気機
器では部品点数が多くなる欠点があった。又、電池蓋は
一般に小さいものであるから、紛失し易いという問題も
あった。更に電池蓋を着脱する為の弾性係合手段が外部
に露出しているものであれば、特に幼児が使用する際に
安全性の点で問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題に鑑
み、機器本体と、該機器本体の底面の電池出し入れ用開
口を施蓋する電池蓋兼スタンドとからなり、該電池蓋兼
スタンドは、屋根型形状の脚部と、底板部とを備え、前
記屋根型形状脚部の内部に、前記機器本体の係合部と係
合する弾性係合手段を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、電池蓋とスタンドとが兼用さ
れているので、部品点数が少なくて済む。又、電池蓋の
形状が大きくなるので、紛失しにくくなる。更に、電池
蓋の脚部の内部に弾性係合手段を設けたので、この弾性
係合手段が外部に突出することは無い。
【0006】
【実施例】本考案に係る電気機器、例えば子供用のカセ
ットテ−ププレ−ヤに用いた本考案の一実施例を図1、
図2に従い説明する。
【0007】図1は全体構成を示す斜視図、図2は要部
を示す図である。
【0008】各図に於て、1は半円筒状の後面筐体部
で、該後面筐体部には、スピ−カ、カセットメカニズ
ム、音声信号処理用のプリント回路基板(いずれも図示
せず)等が取り付けられている。2はスピ−カ放音孔、
3はカセットメカニズムの操作子に取り付けられるカセ
ット操作釦、4は後面筐体部1の底面部5に形成した電
池収納部で、該電池収納部の下側は電池6を出し入れす
る為、開口7になっている。8は前記後面筐体部1の前
面側に取り付けられて、円筒状の機器本体9を構成する
半円筒状の前面筐体部である。10は該前面筐体部8に
設けた係合用爪片で、この爪片10は電池収納部4の前
面側壁面11に形成した透孔12に挿通され、壁面11
に係合している。13は前面筐体部8に回動自在に設け
られたカセット蓋、14、15は前面筐体部8、カセッ
ト蓋13にそれぞれ設けたスピ−カの音抜き孔である。
16は前面筐体8に設けた係止用突起、17は後面筐体
に設けた係合用突起で、この係合用突起17は後述する
電池蓋兼スタンドとの係合部を構成している。18は電
池収納部4の後面側壁面19に設けた透孔である。
【0009】20は後面筐体部1の電池収納部4の開口
7を施蓋する電池蓋兼スタンドで、該電池蓋兼スタンド
は、屋根型形状の脚部21、22と、盆状の底板部23
とが一体に形成されている。24は前面側の2つの脚部
21の内側屋根部25にそれぞれ形成した係止孔、26
は後面側の2つの脚部22の屋根部27の中央部から脚
部22の内側に向けてそれぞれ形成した弾性係合手段と
しての弾性係合部材で、ヒンジ部28、橈み部29、ロ
ック用爪部30、及び手掛り部31を備えている。32
は鍵状係合爪で、底板部23の後端部に複数個設けられ
ている。33、34、35、36は金型抜き用の開口で
ある。
【0010】37は、筐体部1、8の左右両側面にそれ
ぞれ取り付けられる半球面状の飾りパネルである。
【0011】上記の様に、後面筐体部1、前面筐体部
8、及び電池蓋兼スタンド20で構成された筐体に於
て、図2(イ)の実線で示す様に、電池蓋兼スタンド2
0は、各係止孔24に前面筐体部8の係止用突起16が
それぞれ係止され、弾性係合部材26のロック用爪部3
0が係合用突起17にそれぞれ係合し、更に鍵状係合爪
32が後面筐体1の透孔18に係合して、筐体部1、8
に固定されている。
【0012】電池6の交換等で、電池蓋兼スタンド20
を筐体部1、8から取り外す場合は、電池蓋兼スタンド
20の2つの開口34からそれぞれ手指を入れ、図2
(イ)の破線で示す様に2つの弾性係合部材26を同時
に橈ませる。この時ロック用爪部30が係合用突起17
から外れるので、電池蓋兼スタンド20を前面側へスラ
イドさせれば、鍵状係合爪32は透孔18から外れ、係
止用突起16は係止孔24から外れるので、電池蓋兼ス
タンド20を筐体部1、8から取り外すことが出来る。
電池蓋兼スタンド20を筐体部1、8に取り付ける場合
は、上記とは逆に、前面側から後面側へ電池蓋兼スタン
ド20をスライドさせて、係止孔24に係止用突起16
を係止させると共に、鍵状係合爪32を透孔18に係合
させ、更に弾性係合部材26のロック用爪部30を後面
筐体部1の係合用突起17に係合させればよい。
【0013】この様にして、電池蓋兼スタンド20を筐
体部1、8に着脱自在に取り付けることが出来る。
【0014】尚、図1に於て、38は後面筐体部1の左
右両側面に設けた鍵穴状透孔で、長幅孔39と短幅孔4
0とが連通している。41は各先端部が直角に折り曲げ
られたスピーカ取り付け用の棒状金具である。この金具
41の一端部を筐体部1の一側面の透孔38の長幅孔3
9に挿入し、金具41の中央部をスピ−カのフレ−ムに
当て、金具41の他端部を筐体部1の他側面の透孔38
の長幅孔39に挿入し、金具41の各先端部を金具41
の弾性を利用して短幅孔40にもたらすことにより、ス
ピ−カを後面筐体1の内面に固定している。
【0015】以上の様に、上記の実施例では、弾性係合
部材26は電池蓋兼スタンド20の脚部22の内部に設
けられており、外部に突出していないので、幼児等が使
用しても安全であり、デザイン的にも優れている。又、
弾性係合部材26は左右離れた位置に2ケ所ある為、手
指が小さくひ弱な幼児には、簡単に電池蓋兼スタンド2
0を開けられないので、幼児がかってに電池を交換した
り、電池を取り出していたずらしたりするのを防ぐこと
が出来る。
【0016】
【考案の効果】本考案によれば、電池蓋とスタンドとが
兼用されているので、部品点数が少なくて済む。又、電
池蓋の形状が大きくなるので、紛失しにくくなる。更
に、電池蓋の脚部の内部に弾性係合手段を設けたので、
この弾性係合手段が外部に突出することは無く、幼児が
使用しても安全であり、デザイン上の効果も優れてい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の要部を示す図で、(イ)はA−A断面
図、(ロ)は電池蓋兼スタンドの要部斜視図である。
【符号の説明】
1 後面筐体部 7 電池出し入れ用開口 8 前面筐体部 9 機器本体 17 係合用突起 20 電池蓋兼スタンド 21、22 脚部 23 底板部 26 弾性係合部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体と、該機器本体の底面の電池出
    し入れ用開口を施蓋する電池蓋兼スタンドとからなり、
    該電池蓋兼スタンドは、屋根型形状の脚部と、底板部と
    を備え、前記屋根型形状脚部の内部に、前記機器本体の
    係合部と係合する弾性係合手段を設けたことを特徴とす
    る電気機器の筐体。
JP8877391U 1991-10-29 1991-10-29 電気機器の筐体 Expired - Lifetime JP2521294Y2 (ja)

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JPH0538960U JPH0538960U (ja) 1993-05-25
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KR100897983B1 (ko) * 2005-05-15 2009-05-18 소니 컴퓨터 엔터테인먼트 인코포레이티드 엔터테인먼트 장치

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KR100970542B1 (ko) * 2005-05-15 2010-07-16 소니 컴퓨터 엔터테인먼트 인코포레이티드 엔터테인먼트 장치

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