JP2521099B2 - 透過率可変着色ガラス - Google Patents

透過率可変着色ガラス

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JP2521099B2
JP2521099B2 JP62172715A JP17271587A JP2521099B2 JP 2521099 B2 JP2521099 B2 JP 2521099B2 JP 62172715 A JP62172715 A JP 62172715A JP 17271587 A JP17271587 A JP 17271587A JP 2521099 B2 JP2521099 B2 JP 2521099B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は眼用レンズに使用される、可変の透過率を有
する着色ガラスに関する。
(従来の技術) 本明細書において、「透過率可変着色」ガラスとはう
すい色(例えば灰色,灰褐色,茶色,ピンク色など)を
し、化学線源にさらされた作用として非常に急速に変わ
り、化学線源から離れると元の状態に戻る視感透過率を
もつが、従来の、化学線源にさらされる前の視感透過率
が60〜80%の範囲内にあるフォトクロミックガラスに比
べて視感透過率が比較的少ししか変わらないガラスを意
味する。
フォトクロミックガラスに関する特許の大半は、暗変
によって室温(20°−25℃)で10〜40%の範囲の透過率
を達成できる眼用の生産品を作れるような組成物につい
て記載している。
このような進歩によって、今日では太陽光線からの目
の保護という点に関して眼用レンズを使用する多くの人
々の要望を満たしている。実際、フォトクロミックガラ
スの市場においてユーザーは暗化度が10−60%の範囲に
及び種々の製品から特定の用途にあったものを選ぶこと
ができるようになっている。
しかし、透過率が変わらない、「固定した色」の眼用
レンズすなわち眼鏡をかけている人も数多くいる。こう
いう人々は、レンズの視感透過率が約60%より小さい眼
鏡は求めないし、また視感透過率が70%以上のものが好
ましいと思っている。
(「固定した色」AおよびA−B) (発明の目的) 本発明は前述した基準に応じた可変の透過率をもつ着
色ガラス−好ましくは「固定した色」の眼鏡をかけてい
る人々に一般的に望まれているような色のついたガラス
−を形成することを目的とするものである。その主な長
所は、眼鏡が屋外で化学線に当たって暗変した時、その
眼鏡をかけている使用者に「色付き」眼鏡あるいは透過
率が固定した眼鏡と同様の効果を与えるが、一方屋内で
は、即ち、化学線から離れると、殆んど光を吸収しない
ということである。さらに、ガラスを製造する間に少な
くとも1つの添加着色剤を任意に添加することにより明
るい好ましい色を付けることができ、眼鏡の使用者に美
しさの面での楽しみを与える。我々の知る限りでは眼鏡
使用者にこのようなレンズが提案されるのは始めてのこ
とである。
(発明の構成) さらに明確には、本発明は、基体組成が、酸化物を基
礎とする重量パーセントで表わされた以下の必須成分か
ら成る透過率可変着色ガラスに関するものである。
SiO2 46-60 MgO 0-3.5 B2O3 16-28 CaO 0-6 Al2O3 4-11 SrO 0-6 ZrO2 2-6 BaO 0-6 Li2O 1.5-5 P2O5 0-5 Na2O 0-6 TiO2 0-3 K2O 2.5-9 また、以下の(A),(B)のような特徴をもつフォ
トクロミック要素と呼ばれる少量のAg,Cl,BrおよびCuO
も存在している。
(A)前記フォトクロミック要素はガラス中における分
析値を重量パーセントで以下に示した割合で存在してい
る。
Ag 0.08-0.18 Br 0.08-0.18 Cl 0.06-0.26 CuO 0.0001-0.0020 (この場合、 i)Agの量が0.12重量%以上の時は、Br:(Cl+Br)の
比は Br:(Cl+Br)≧0.25を満たし、 ii)Agの量が0.12重量%未満の時は、Br:(Cl+Br)の
比は Br:(Cl+Br)≧0.30 を満たすことを条件とする。) および、 (B)2mmの厚さのレンズ状をしている時、このガラス
は次の(a),(e)の光学特性をもつ。
(a)約86%を超える明るい状態での視感透過率(To) (b)約60〜80%の、0°−25℃の温度範囲全域にわた
って、15分間化学線にさらした後の暗変状態での視感透
過率(TD15) (c)化学線から5分間離れた後、少なくとも78%の視
感透過率(TF5)を示す程の、室温(20°〜25℃)での
褪色速度 (d)透過率の5パーセントポイント未満の、0°〜25
℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 (e)透過率の6パーセントポイント未満の、25°〜40
℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 最後の2つのパラメータ(d)および(e)は、本発
明によるガラスは温度に対する依存性が非常に低いこと
を表わしており、あたパラメータ(a),(b),
(c)と関連して0°−40℃の温度範囲全域にわたって
のレンズの光学特性を表わしている。
本発明を実施する好適な実施例によると、ガラスの基
体組成は、酸化物を基礎とする重量パーセントで表わさ
れた以下の必須成分から成る。
SiO2 50-60 MgO 0-1 B2O3 16-25 CaO 0-4 Al2O3 5-8 SrO 0-4 ZrO2 2-6 BaO 0-4 Li2O 1.5-4.5 P2O5 0-3.5 Na2O 0.4-4.5 TiO2 0-2.5 K2O 4-8 フォトクロミック要素はガラス中における分析値を重
量パーセントで以下に示した割合で存在している。
Ag 0.09-0.15 Br 0.010-0.15 Cl 0.10-0.22 CuO 0.0001-0.0010 この場合、Agの量が0.12重量%以上のときは、Br:(C
l+Br)の比はBr:(Cl+Br)≧0.30を満たし、Agの量が
0.12重量%未満の時は、Br:(Cl+Br)の比はBr:(Cl+
Br)≧0.40を満たしている。そして、2mmの厚さのレン
ズ状をしている時、このガラスは次の(a)〜(e)の
光学特性をもつ。
(a)約86%を超える明るい状態での視感透過率(To) (b)約70〜77%の、0°−25℃の温度範囲全域にわた
って、15分間化学線にさらした後に暗変状態での視感透
過率(TD15) (c)化学線から5分間離れた後、少なくとも83%の視
感透過率(TF5)を示す程の、室温(20°〜25℃)での
褪色速度 (d)透過率の3パーセントポイント未満の、0°〜25
℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 (e)透過率の4パーセントポイント未満の、25°〜40
℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 上に規定したガラスの基体組成の成分の限定範囲はそ
のまま、良好な溶融成形特性を示し、要求されるフォト
クロミック挙動と同様に光学および眼用ガラスに要求さ
れる化学的および物理的特性(例えば、化学的および/
または物理的焼もどしによる強化、良好な耐久性、屈折
率)を有するガラスを得るための臨界でもある。
暗化の程度が低い(TD15≧60%ガラスは、本発明によ
るとガラスの基本組成に投入する成分Ag,Cl,BrおよびCu
Oを比較的少量にすることによって製造される。特にCuO
の量は、ガラスが透過特性、とりわけ、温度に対する依
存性が非常に低く、明るい状態に速く戻る特性を得るた
めに抑制しなければならない。本発明によるガラスを製
造するために規定されたように、Ag,Cl,およびBrの量を
少なくすることにより、ガラスの使用にとって有害な乳
光が発生しやすくなる。この乳光の発生を避けるために
前述したようなBr:(Cl+Br)の比に関する関係を満た
していることが必要である。
一般にガラスの中に含まれているAgの量が少ないほど
Br:(Cl+Br)の比を大きくすべきである。
前述した暗変状態におけるガラスの色は無彩灰色また
は灰褐色である。
しかし、ガラス化バッチの中に次の着色剤のうちの1
つあるいは幾つかをガラス成分の枠を超えて以下に重量
パーセントで表わされた割合で添加することによってガ
ラスに他の色を出すことが可能である。
Pd 0.00003-0.00015 Er2O3 0.2-1.3 SnO2 0.05-0.3 Nd2O3 0-0.7 Fe2O3 0.05-0.15 Co3O4 0-0.0080 NiO 0.005-0.015 市場に出ている固定した色のガラスの茶色に似た色合
いおよび同じ範囲の透過率をもつ、暗変状態における茶
色を透過率可変ガラスに出すためには、Pd,SnO2,Fe
2O3,NiOの中から選んでガラスの中に加えればよい。Pd
は好ましく使用される成分である。望ましい色合いを出
すためにガラスの中に加えるPdの量は0.00003重量%以
上であるが、明るい状態においてガラスが黄色をおびた
色になることを避けるために0.00015重量%以下にすべ
きである。
ガラス組成の中に前記の割合で加えるSnO2,Fe2O3
るいはNiOは、Pdと同じように、暗変状態においてガラ
スに茶色を出すために使用され得るが、Pdを使用した時
よりも、明るい状態においてガラスがずっと明白に黄色
をおびてしまうので好ましくない。
ガラスにピンク色を出すことはガラスの基本組成にFr
2O3を加えることで達成される。この場合のFr2O3の最小
含有量は0.2重量%である。明るい状態での視感透過率
の著しい低下を避けるため、最大含有量は1.3重量%を
超えない。
暗変状態において、茶色からピンク色までの他の色を
ガラスに出すためには、PdとFr2O3の組合せを適宜使用
すればよい。
明るい状態におけるガラスの色の調整は、Nd2O3およ
びCo3O4を添加することにより達成される。さらに、こ
れらの2つの酸化物Nd2O3およびCo3O4を単独に加えるこ
とによって灰色あるいは灰青色を出すことができる。
(実施例) 以下の第I表にガラス組成物を酸化物を基礎とする重
量部で示し、本発明によるガラスについて説明する。個
々の成分(ガラスに着色するために使用される成分を除
く)の合計は100になるかあるいは100に近似した値とな
るかなので、表に示した個々の値は実際上は重量パーセ
ントで表わされたものと考えることができる。着色成分
Pd,Er2O3,Nd2O3,NiO,SnO2,Fe2O3およびCo3O4は、100
%枠の外にある。
ガラス化バッチの成分は、バッチを溶融した時に適当
な割合で望ましい酸化物に転化するものであれば、酸化
物でも他の化合物でも、どんな材料を含んでもよい。ハ
ロゲンであるClおよびBrは通常アルカリ金属ハロゲン化
物の形で添加されている。ガラスを着色するために使用
される化合物は、通常酸化物あるいは類似した金属塩の
形で添加されている。
ガラス化バッチの成分は、化合し、ボールミルの中で
均質の塊となることを促進するように入念に混合され、
その後ジュール効果により加熱された白金るつぼに連続
的に移され、るつぼの中で約1400℃で3時間溶融させ
る。成形後、できたガラスは約450℃にて焼なまされ
る。
第I表に示したガラス試料は電気によって加熱される
炉に入れられ、それぞれ第II表に示される時間(分)お
よび温度(℃)で加熱された。その後試料は炉から取り
出され、約2mmの厚さになるまで研磨された。通常、600
℃〜675℃の範囲の温度が望ましい光学特性を得るため
に満足なものであることが照明されている。
第II表はまたガラスの色と、ガラスのフォトクロミッ
ク挙動の測定値をも示している。
ガラスの色は光源として光源Cを用いた1931C.I.E.三
原色比色系により決定された色度座標(x,y)で表わさ
れたものである。この比色系および光源はエー・シー・
ハーディー(A.C.Hardy)により、比色ハンドブック(H
andbook of Colorimetry,Technology Press,M.I.T.,Cam
bridge,Massachusetts,U.S.A.(1936))に説明されて
いる。
暗変状態(x20,y20)の色は、紫外線光源(B.L.B.
“Black−Light−Blue"ランプ)に25℃で20分間さらし
た後決まる。これに対応する視感透過率はTD20で示され
ている。
太陽光線に類似した化学線の作用に対するガラスの挙
動をシュミレートする視感透過率は太陽模擬装置を用い
て測定され得る。この原理は米国特許第4,190,451号に
記載されている。
第II表において: Toは明るい状態(暗変していない状態)でのガラスの
視感透過率を示し、TD15(25℃)は前記の化学線太陽模
擬光源に25℃で15分間さらした後暗変状態でのガラスの
視感透過率を示し、TF5(25℃)は化学線太陽模擬光源
から取り去り、25℃で5分間の褐色後のガラスの視感透
過率を示し、DT15(0℃−25℃)は暗変状態でのガラス
の視感透過率の、0°〜25℃の温度範囲における差を示
し、DT15(25℃−40℃)は、暗変状態でのガラスの視感
透過率の、25℃−40℃の温度範囲における差を示す。
例1〜10は、様々な量のAg,Br,Cl,CuOを含み、添加着
色剤を含まない、暗化の程度が低いガラスの代表例であ
る。暗変状態での色は、無彩灰色あるいは灰褐色であ
る。例9におけるCuOの量は規定した量を超えており、
このため、この試料は望ましい透過率の範囲から逸脱し
ており、それ故、本発明の範囲外のものであることをこ
とわっておく。
例1および例2は、ガラスの特性に及ぼす熱処理の影
響を示すものであり、例11〜例39は、明るい状態および
暗変状態におけるガラスの色に及ぼす種々の着色剤の影
響を示すものである。例11〜例19は、暗変状態での茶色
の色合いを付ける1つの着色剤を含んだガラスの代表例
である。SnO2の含有量を多くしたために起こる、明るい
状態での視感透過率の低下が例15によって示されてい
る。例15はこのため、本発明の範囲外のものである。
例20〜例25は、明るい状態および暗変状態におけるガ
ラスの色に及ぼすFr2O3,Nd2O3およびCo3O4の影響を示
す。例26は、Co3O4が規定された量を超えてガラスに添
加された場合、明るい状態での視感透過率に及ぼすCo3O
4の影響を示すものである。この例26も本発明の範囲外
のものである。
前記の着色剤のうちの1つを添加することによってガ
ラスの、明るい状態における色を出すことができる。そ
して、必要であるなら、さらに第2あるいは第3までも
の着色剤を添加することによってガラスの、明るい状態
における色を調整することができる。ガラスに添加する
着色剤の割合に注意して配合することによって、同じ範
囲の透過率を維持しつつ既存の固定された色合いに類似
した好みの色合いをガラスに出すことができる。各着色
剤の量と同様、各着色剤の性質も明るい状態および暗変
状態におけるガラスの色に加えたいと思う色合いの要素
である。
例27〜例39はこのような着色剤の配合がガラスの色に
及ぼす影響を示す。例27−例34は茶色のガラスの代表例
であり、例35−例39はピンクのガラスの代表例である。
例6は灰色、例29、32、34は茶色、例35、37、38はピ
ンク色を出すのにそれぞれ好ましい形態を示すものであ
る。
第II表にはフォトクロミック挙動を起こすために各試
料に施される熱処理が、温度は℃、時間は分を単位とし
て記録されている。x0およびy0は明るい状態での色度座
標(x,y)の値を表わし、x20およびy20は“Black−ligh
t−Blue"ランプに20分間さらした後の色度座標(x,y)
を表わす。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸化物を基礎とする重量パーセントで表わ
    された以下の必須成分から成る基礎組成を有し、 SiO2 46-60 MgO 0-3.5 B2O3 16-28 CaO 0-6 Al2O3 4-11 SrO 0-6 ZrO2 2-6 BaO 0-6 Li2O 1.5-5 P2O5 0-5 Na2O 0-6 TiO2 0-3 K2O 2.5-9 また、少量のフォトクロミック要素Ag,Cl,BrおよびCuO
    を含み、 (A)前記フォトクロミック要素はガラス中における分
    析値を重量パーセントで以下に示した割合で存在してお
    り、 Ag 0.08-0.18 Br 0.08-0.18 Cl 0.06-0.26 CuO 0.0001-0.0020 (この場合、 i)Agの量が0.12重量%以上の時は、Br:(Cl+Br)の
    比は Br:(Cl+Br)≧0.25を満たし、 ii)Agの量が0.12重量%未満の時は、Br:(Cl+Br)の
    比は Br:(Cl+Br)≧0.30 を満たすことを条件とする。) および、 (B)2mmの厚さのレンズ状をしている時、このガラス
    は、 (a)約86%を超える明るい状態での視感透過率(To) (b)約60〜80%の、0°−25℃の温度範囲全域にわた
    って、15分間化学線にさらした後の暗変状態での視感透
    過率(TD15) (c)化学線から5分間離れた後、少なくとも78%の視
    感透過率(TF5 )を示す程の、室温(20°〜25℃)での
    褪色速度 (d)透過率の5パーセントポイント未満の、0°〜25
    ℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 (e)透過率の6パーセントポイント未満の、25°〜40
    ℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 上記(a)〜(e)の光学特性をもつことを特徴とする
    透過率可変着色ガラス。
  2. 【請求項2】基体組成が、酸化物を基礎とする重量パー
    セントで以下のように示されたものであり、 SiO2 50-60 MgO 0-1 B2O3 16-25 CaO 0-4 Al2O3 5-8 SrO 0-4 ZrO2 2-6 BaO 0-4 Li2O 1.5-4.5 P2O5 0-3.5 Na2O 0.4-4.5 TiO2 0-2.5 K2O 4-8 フォトクロミック要素が、ガラス中における分析値を重
    量パーセントで以下に示した割合で存在しており、 Ag 0.09-0.15 Br 0.010-0.15 Cl 0.10-0.22 CuO 0.0001-0.0010 (この場合、 Agの量が0.12重量%以上の時は、Br:(Cl+Br)の比はB
    r:(Cl+Br)≧0.30を満たし、Agの量が0.12重量%未満
    の時は、Br:(Cl+Br)の比はBr:(Cl+Br)≧0.40を満
    たしている。) および、 前記ガラスが、2mmの厚さのレンズ状をしている時、こ
    のガラスは、 (a)約86%を超える明るい状態での視感透過率(To) (b)約70〜77%の、0°−25℃の温度範囲全域にわた
    って、15分間化学線にさらした後に暗変状態での視感透
    過率(TD15) (c)化学線から5分間離れた後、少なくとも83%の視
    感透過率(TF5)を示す程の、室温(20°〜25℃)での
    褪色速度 (d)透過率の3パーセントポイント未満の、0°〜25
    ℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 (e)透過率の4パーセントポイント未満の、25°〜40
    ℃の温度範囲にわたった暗変状態での視感透過率の差 上記(a)〜(e)の光学特性をもつことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のガラス。
  3. 【請求項3】基体組成に、以下に前記ガラスの基体組成
    の枠を超えて重量パーセントで示した割合で、以下に示
    した着色剤の少なくとも1つをも含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のガラス。 Pd 0.00003-0.00015 Er2O3 0.2-1.3 SnO2 0.05-0.3 Nd2O3 0-0.7 Fe2O3 0.05-0.15 Co3O4 0-0.0080 NiO 0.005-0.015
  4. 【請求項4】基体組成に、以下に前記ガラスの基体組成
    の枠を超えて重量パーセントで示した割合で、以下に示
    した着色剤の少なくとも1つをも含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第2項記載のガラス。 Pd 0.00003-0.00015 Er2O3 0.2-1.3 SnO2 0.05-0.3 Nd2O3 0-0.7 Fe2O3 0.05-0.15 Co3O4 0-0.0080 NiO 0.005-0.015
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