JP2520610B2 - 親水性の改良された合成パルプ - Google Patents
親水性の改良された合成パルプInfo
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- JP2520610B2 JP2520610B2 JP61209450A JP20945086A JP2520610B2 JP 2520610 B2 JP2520610 B2 JP 2520610B2 JP 61209450 A JP61209450 A JP 61209450A JP 20945086 A JP20945086 A JP 20945086A JP 2520610 B2 JP2520610 B2 JP 2520610B2
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- Japan
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- pulp
- water
- polypropylene glycol
- synthetic pulp
- synthetic
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、親水性の改良された合成パルプに関し、さ
らに詳しくは、乾燥時でも優れた湿潤性を有する熱可塑
性樹脂製合成パルプに関する。
らに詳しくは、乾燥時でも優れた湿潤性を有する熱可塑
性樹脂製合成パルプに関する。
(従来技術およびその問題点) 熱可塑性樹脂を原料として製造されたパルプ状物質、
いわゆる合成パルプは公知である。例えば、特公昭52−
47049号公報には、ポリオレフィンの炭化水素溶媒およ
び水よりなる高温、高圧の分散液を減圧領域中に放出す
ることによりフラッシュ紡糸して、水中に分散したポリ
オレフィンの繊維状物質を得、これを叩解またはリファ
イニングしてポリオレフィンのパルプ状物質を製造する
方法が記載されている。
いわゆる合成パルプは公知である。例えば、特公昭52−
47049号公報には、ポリオレフィンの炭化水素溶媒およ
び水よりなる高温、高圧の分散液を減圧領域中に放出す
ることによりフラッシュ紡糸して、水中に分散したポリ
オレフィンの繊維状物質を得、これを叩解またはリファ
イニングしてポリオレフィンのパルプ状物質を製造する
方法が記載されている。
このような合成パルプは疎水性であり吸水性を有しな
いので、合成パルプに湿潤性、吸水性を付与するため
に、合成パルプにポリビニルアルコールや非イオン性界
面活性剤などを添加して表面処理することが知られてい
る。
いので、合成パルプに湿潤性、吸水性を付与するため
に、合成パルプにポリビニルアルコールや非イオン性界
面活性剤などを添加して表面処理することが知られてい
る。
しかしながら、例えばポリビニルアルコールでポリオ
レフィン系合成パルプを表面処理したものは、水中に浸
漬した場合は分散性を示すものの、乾燥状態においては
撥水性を示し、湿潤せず吸水しない。
レフィン系合成パルプを表面処理したものは、水中に浸
漬した場合は分散性を示すものの、乾燥状態においては
撥水性を示し、湿潤せず吸水しない。
また、非イオン性界面活性剤で表面処理した合成パル
プは、HLBの大きい界面活性剤を使用した場合は湿潤性
は示すものの湿潤時に泡立ちが大きく、またHLBの小さ
い界面活性剤を使用した場合は湿潤性が不足するという
欠点を持っている。
プは、HLBの大きい界面活性剤を使用した場合は湿潤性
は示すものの湿潤時に泡立ちが大きく、またHLBの小さ
い界面活性剤を使用した場合は湿潤性が不足するという
欠点を持っている。
(発明の目的) 本発明は、乾燥状態において優れた親水性を有し、し
かも湿潤時乃至水中に投入した際に泡立ちが少なく良好
なスラリーが得られるような合成パルプを提供すること
を目的とする。
かも湿潤時乃至水中に投入した際に泡立ちが少なく良好
なスラリーが得られるような合成パルプを提供すること
を目的とする。
(発明の構成) 本発明によれば、熱可塑性樹脂のパルプ状物に、分子
量が200〜10,000であるポリプロピレングリコールがパ
ルプ状物に対して0.01乃至10重量%付着していることを
特徴とする親水性及び泡立ち抑制作用の改良された合成
パルプが提供される。
量が200〜10,000であるポリプロピレングリコールがパ
ルプ状物に対して0.01乃至10重量%付着していることを
特徴とする親水性及び泡立ち抑制作用の改良された合成
パルプが提供される。
(発明の作用効果) 本発明の合成パルプは、乾燥状態においても優れた親
水性、湿潤性を示し、しかも湿潤時乃至水中スラリーに
した時泡立ちがほとんどなく、均一に分散した良好なス
ラリーを形成するという特徴を有している。
水性、湿潤性を示し、しかも湿潤時乃至水中スラリーに
した時泡立ちがほとんどなく、均一に分散した良好なス
ラリーを形成するという特徴を有している。
分子量が200〜10,000であるポリプロピレングリコー
ルが表面活性剤として利用されていることは知られてい
るが、同様に表面活性剤として知られている類似化合物
のポリエチレングリコールを付着させた合成パルプは、
親水性をほとんど示さず、また他の界面活性剤で表面処
理した場合は、親水性は改良されるものの、水中スラリ
ーにしたとき泡立ちが大きいという欠点を有しているの
で、合成パルプの親水性が改良され、しかも水中スラリ
ーにしたとき泡立ちがほとんどなく良好なスラリーを得
ることができる本発明の合成パルプは予想できない顕著
に優れた効果を奏するものである。
ルが表面活性剤として利用されていることは知られてい
るが、同様に表面活性剤として知られている類似化合物
のポリエチレングリコールを付着させた合成パルプは、
親水性をほとんど示さず、また他の界面活性剤で表面処
理した場合は、親水性は改良されるものの、水中スラリ
ーにしたとき泡立ちが大きいという欠点を有しているの
で、合成パルプの親水性が改良され、しかも水中スラリ
ーにしたとき泡立ちがほとんどなく良好なスラリーを得
ることができる本発明の合成パルプは予想できない顕著
に優れた効果を奏するものである。
本発明の合成パルプは、従来、合成パルプが使用され
ている用途、たとえば木材パルプ代替品、不織布用材
料、水性液体吸収材料、油吸収材料、絶縁材料その他の
用途に使用することができる。
ている用途、たとえば木材パルプ代替品、不織布用材
料、水性液体吸収材料、油吸収材料、絶縁材料その他の
用途に使用することができる。
(発明の好適実施態様) 本発明で使用される熱可塑性樹脂のパルプ状物は、そ
れ自体公知の物質である。熱可塑性樹脂としては、ポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアクリロニトリルその
他の疎水性の熱可塑性樹脂を例示することができるが、
特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチ
レン−4−メチル−1−ペンテン共重合体等のエチレン
およびα−オレフィンの1種または2種以上から得られ
るポリオレフィンが、そのパルプ状物の親水性を著しく
改良できる点で好ましい。また、結晶性のポリオレフィ
ンが、パルプ状物を製造するために、および得られるパ
ルプ状物の機械的物性の点で特に好ましい。
れ自体公知の物質である。熱可塑性樹脂としては、ポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアクリロニトリルその
他の疎水性の熱可塑性樹脂を例示することができるが、
特に、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−1−ブテン共重合体、エチ
レン−4−メチル−1−ペンテン共重合体等のエチレン
およびα−オレフィンの1種または2種以上から得られ
るポリオレフィンが、そのパルプ状物の親水性を著しく
改良できる点で好ましい。また、結晶性のポリオレフィ
ンが、パルプ状物を製造するために、および得られるパ
ルプ状物の機械的物性の点で特に好ましい。
熱可塑性樹脂からそのパルプ状物を製造する方法もそ
れ自体公知であり、例えばポリオレフィンからパルプ状
物(合成パルプ)を製造する方法については、例えば特
公昭52−47049号公報に開示されている。
れ自体公知であり、例えばポリオレフィンからパルプ状
物(合成パルプ)を製造する方法については、例えば特
公昭52−47049号公報に開示されている。
本発明において熱可塑性樹脂のパルプ状物に付着させ
るポリプロピレングリコールは、プロピレンオキシドを
常法により重合させることによって得られるもので、分
子量が200〜10,000、好ましくは400〜6,000のものであ
る。
るポリプロピレングリコールは、プロピレンオキシドを
常法により重合させることによって得られるもので、分
子量が200〜10,000、好ましくは400〜6,000のものであ
る。
ここでポリプロピレングリコール(PPG)の分子量と
は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって決定
された値であって、OH価既知の標準PPGと試料PPGとのOH
価の対比から算出される。ポリプロピレングリコールの
分子量が上記範囲をはずれて小さ過ぎるとパルプ状物へ
の付着性が低下し、大き過ぎると親水性付与効果が低下
する。
は、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)によって決定
された値であって、OH価既知の標準PPGと試料PPGとのOH
価の対比から算出される。ポリプロピレングリコールの
分子量が上記範囲をはずれて小さ過ぎるとパルプ状物へ
の付着性が低下し、大き過ぎると親水性付与効果が低下
する。
このポリプロピレングリコールの該パルプ状物への付
着量は、該パルプ状物に対し0.01〜10重量%、特に0.05
〜5重量%であることが好ましい。上記範囲よりも少な
いとパルプ状物の親水性改良効果がほとんど奏されず、
また上記範囲よりも多いと、パルプ状物の合成パルプと
しての性能が低下する。
着量は、該パルプ状物に対し0.01〜10重量%、特に0.05
〜5重量%であることが好ましい。上記範囲よりも少な
いとパルプ状物の親水性改良効果がほとんど奏されず、
また上記範囲よりも多いと、パルプ状物の合成パルプと
しての性能が低下する。
ポリプロピレングリコールを該パルプ状物に付着させ
る方法としては、ポリプロピレングリコールまたはその
水溶液あるいは水分散液をパルプ状物に噴霧する方法
や、パルプ状物の水性スラリーにポリプロピレングリコ
ールまたはその水溶液あるいは水分散液を添加混合する
方法や、ポリプロピレングリコールの水溶液あるいは水
分散液にパルプ状物を添加混合する方法などがある。ポ
リプロピレングリコールは、水溶液中あるいは水分散液
中で、撹拌混合中に、パルプ状物の表面によく吸着、付
着される。ポリプロピレングリコールをパルプ状物に付
着させる際の温度は、一般に0〜90℃であり、室温で行
うのが便利である。
る方法としては、ポリプロピレングリコールまたはその
水溶液あるいは水分散液をパルプ状物に噴霧する方法
や、パルプ状物の水性スラリーにポリプロピレングリコ
ールまたはその水溶液あるいは水分散液を添加混合する
方法や、ポリプロピレングリコールの水溶液あるいは水
分散液にパルプ状物を添加混合する方法などがある。ポ
リプロピレングリコールは、水溶液中あるいは水分散液
中で、撹拌混合中に、パルプ状物の表面によく吸着、付
着される。ポリプロピレングリコールをパルプ状物に付
着させる際の温度は、一般に0〜90℃であり、室温で行
うのが便利である。
実施例 1. ポリエチレンから製造されるパルプ状物(三井石油化
学工業(株)製、登録商標SWP、E400)100gを10の水
に加え、さらに分子量が2000であるポリプロピレングリ
コール(和光純薬製試薬)1.0gを添加した組成物を数回
に分けて家庭用ミキサーに入れ、室温で30秒間激しく撹
拌して、ポリプロピレングリコールを付着させた。
学工業(株)製、登録商標SWP、E400)100gを10の水
に加え、さらに分子量が2000であるポリプロピレングリ
コール(和光純薬製試薬)1.0gを添加した組成物を数回
に分けて家庭用ミキサーに入れ、室温で30秒間激しく撹
拌して、ポリプロピレングリコールを付着させた。
撹拌後の組成物を、25×25cm角型シート・マシーンに
より脱水抄造し、ハンドプレスにて更に脱水して、水分
含有率50重量%で、絶乾秤量1500g/m2のシートを作成し
た。このシートを、循環式乾燥機により50℃で8時間乾
燥して、絶乾状態の乾燥シートを作成した。
より脱水抄造し、ハンドプレスにて更に脱水して、水分
含有率50重量%で、絶乾秤量1500g/m2のシートを作成し
た。このシートを、循環式乾燥機により50℃で8時間乾
燥して、絶乾状態の乾燥シートを作成した。
この乾燥シートの表面に、20±2℃の水を滴下したと
ころ、水は直ちにシートに吸収された。
ころ、水は直ちにシートに吸収された。
また、この乾燥シートをハンマーミル型粉砕機によっ
て粉砕し、得られる綿状物を20±2℃の水中に10g/の
濃度になるように加え、静かに撹拌したところ、均一な
スラリーが得られた。このスラリーから、8カット・ス
クリーンにて塊状物をより分けたところ、その量は10pp
m以下であり、良好な分散状態であることがわかった。
て粉砕し、得られる綿状物を20±2℃の水中に10g/の
濃度になるように加え、静かに撹拌したところ、均一な
スラリーが得られた。このスラリーから、8カット・ス
クリーンにて塊状物をより分けたところ、その量は10pp
m以下であり、良好な分散状態であることがわかった。
比較例1. 実施例1で使用したパルプ状物(SWP、E400)をその
まま、実施例1におけると同様に処理して乾燥シートを
作成し、これに20±2℃の水を滴下したところ、水滴は
シートに吸収されることなく、シート表面に留まってい
た。
まま、実施例1におけると同様に処理して乾燥シートを
作成し、これに20±2℃の水を滴下したところ、水滴は
シートに吸収されることなく、シート表面に留まってい
た。
比較例2. ポリプロピレングリコールの代わりに、ノニオン性界
面活性剤であるPOEノニルフェニルエーテル(花王
(株)製、商品名エマルゲン910、HLB=12.2)1.0gを使
用した他は、実施例1と同様に処理して乾燥シートを作
成した。
面活性剤であるPOEノニルフェニルエーテル(花王
(株)製、商品名エマルゲン910、HLB=12.2)1.0gを使
用した他は、実施例1と同様に処理して乾燥シートを作
成した。
この乾燥シートは水を吸収したが、綿状粉砕物を水中
に投入し撹拌したところ、泡立ちが大きく、良好なスラ
リーは得られなかった。
に投入し撹拌したところ、泡立ちが大きく、良好なスラ
リーは得られなかった。
比較例3. ポリプロピレングリコールの代わりに、分子量が2000
のポリエチレングリコール(和光純薬製試薬)1.0gを使
用した他は、実施例1におけると同様に処理して乾燥シ
ートを作成した。
のポリエチレングリコール(和光純薬製試薬)1.0gを使
用した他は、実施例1におけると同様に処理して乾燥シ
ートを作成した。
この乾燥シートに20±2℃を水を滴下したところ、水
滴はシートに吸収されなかった。
滴はシートに吸収されなかった。
比較例4 実施例1のポリプロピレングリコールの代わりに、ノ
ニオン性界面活性剤であるオキシエチレンオキシプロピ
レンブロックポリマー(花王(株)製,商品名「エマル
ゲンPP−150」,分子量約2000)1.0gを使用した以外
は、実施例1と同様にして乾燥シートを作成した。
ニオン性界面活性剤であるオキシエチレンオキシプロピ
レンブロックポリマー(花王(株)製,商品名「エマル
ゲンPP−150」,分子量約2000)1.0gを使用した以外
は、実施例1と同様にして乾燥シートを作成した。
このシートは水を吸収したが、粉砕物を水中に投入し
撹拌したところ、泡立ちが大きく、良好なスラリーは得
られなかった。
撹拌したところ、泡立ちが大きく、良好なスラリーは得
られなかった。
Claims (2)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂のパルプ状物に、分子量が20
0〜10,000であるポリプロピレングリコールがパルプ状
物に対して0.01乃至10重量%付着していることを特徴と
する親水性及び泡立ち抑制作用の改良された合成パル
プ。 - 【請求項2】該熱可塑性樹脂が結晶性ポリオレフィンで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の合成
パルプ。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61209450A JP2520610B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 親水性の改良された合成パルプ |
DE8787307932T DE3780391T2 (de) | 1986-09-08 | 1987-09-08 | Synthetische pulpe und diese pulpe enthaltendes absorbenz. |
US07/093,773 US4833011A (en) | 1986-09-08 | 1987-09-08 | Synthetic pulp and absorbent comprising the same |
EP19870307932 EP0261832B1 (en) | 1986-09-08 | 1987-09-08 | Synthetic pulp and absorbent comprising the same |
AU78175/87A AU606352B2 (en) | 1986-09-08 | 1987-09-08 | Synthetic pulp and absorbent comprising the same |
NZ22171987A NZ221719A (en) | 1986-09-08 | 1987-09-08 | Synthetic pulping composition containing polypropylene glycol pulp fibre of a thermoplastic resin |
KR1019870009888A KR960004688B1 (ko) | 1986-09-08 | 1987-09-08 | 합성 펄프 및 이를 사용한 흡수재 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61209450A JP2520610B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 親水性の改良された合成パルプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6366380A JPS6366380A (ja) | 1988-03-25 |
JP2520610B2 true JP2520610B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=16573068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61209450A Expired - Lifetime JP2520610B2 (ja) | 1986-09-08 | 1986-09-08 | 親水性の改良された合成パルプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520610B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7008450B2 (ja) * | 2017-09-08 | 2022-02-10 | 三井化学株式会社 | 粉体状合成パルプの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4892691A (ja) * | 1972-03-07 | 1973-12-01 | ||
DE2924539C2 (de) * | 1979-06-19 | 1983-01-13 | Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim | Spinnvlies aus Polyolefin-Filamenten und Verfahren zu seiner Herstellung |
-
1986
- 1986-09-08 JP JP61209450A patent/JP2520610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6366380A (ja) | 1988-03-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |