JP2520557Y2 - 組立検査治具 - Google Patents

組立検査治具

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JP2520557Y2
JP2520557Y2 JP1990060115U JP6011590U JP2520557Y2 JP 2520557 Y2 JP2520557 Y2 JP 2520557Y2 JP 1990060115 U JP1990060115 U JP 1990060115U JP 6011590 U JP6011590 U JP 6011590U JP 2520557 Y2 JP2520557 Y2 JP 2520557Y2
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哮 伊藤
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車の室内外に装着する内・外装部品相互
の組立精度、見栄え、連続感等の組立状態を検査する
際、使用され得る内・外装部品のための組立検査治具に
関する。
〔従来の技術〕
自動車内・外装部品の製造工程における各内装部品相
互の組み付け精度を検査するため、例えば第5図に示す
ように、各内装部品組立検査用のモデル治具(以下、〜
モデルと呼ぶ)を1つの検査治具定盤上に設置して、そ
れまで多くても2,3の内装部品の組み付け精度しか検査
できなかったのに対して、内装部品全点の合わせや、形
状、連続感、カラーマッチング等を1つの治具で検査し
ようとした組立検査治具を、本出願人は既に出願してい
る(実願平1−144180号)。
また、自動車の各外装部品相互の組み付け精度検査に
関しても、例えば第6図に示すように、上記組立検査治
具同様、1つの検査治具定盤上に各外装部品組立検査用
モデルを設置して、外装部品をこのモデルに装着して検
査する組立検査治具が、作業現場において現在使用され
ている。
即ち自動車の室内外を形成するこれら内外装部品の組
み付け状態の検査は、例えば上述したような2台の組立
検査治具を用いて夫々別個になされているのが現状であ
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながらこのように実際の検査ラインに、自動車
2台分にも相当する2つの組立検査治具を設置すること
は、検査スペースが増大化することにもなり、またこれ
に伴って検査作業が複雑化したり検査設備自体のコスト
が多くかかる等の問題がある。
このような現状に鑑み、最近では上述したこれら内・
外装部品用検査治具を同一定盤上に設置して合体・小型
化し、検査スペースを出来るだけ小さくすることが望ま
れている。
しかしながらこの合体化に関しては、第5図に示すよ
うに定盤51の両側方に突出する、インナサイドメンバア
ッシ用検査モデル設置のためのサイドフレーム52の外方
に、アウタサイドメンバアッシ用検査モデルを設置しな
ければならず、総じて合体化された検査治具が自動車巾
方向に長くなり治具が大型化してしまう。このため現状
では自動車の乗降口を形成するインナサイドメンバアッ
シ用検査モデルとアウタサイドメンバアッシ用検査モデ
ルとの表裏一体化が求められている。
しかしながら現在では、このような同一治具定盤上に
おいて実車両とほぼ同じ肉厚を有するサイドメンバアッ
シを実車とほぼ同じ間隔で保持する表裏一体モデル化
は、モデル造型の際の基準の設定が難かしいことや、ま
た仮りに一体化されたとしてもそれ自体の剛性確保や定
盤上での支持のために複雑な機構を必要とするため、実
施されていない。即ち、現状では依然として、第7図の
センタピラー部のアウタサイドメンバアッシモデル71の
横断面及び第8図のインナサイドメンバアッシモデル81
の横断面に夫々示すように、モデル取付ベース72及び82
を基準として夫々造型されている。従って例えば内装か
ら外装へとまたがる部品などについては検査ができない
等の問題もある。
本考案はかかる現状に鑑み、上述した内・外装部品検
査用モデルを表裏一体化する技術を開示し、検査スペー
スを小さくすると共に、検査作業を単純化することが可
能であってかつ検査設備のコストを低減し得る組立検査
治具を提供することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案によれば自動車の
各内・外装部品を取り付けるための左右のサイドメンバ
ファイナルアッシを正規寸法でモデル造型し、造型され
た上記モデル同志を同一定盤上に組み立て、内・外装部
品を上記モデル治具に装着することによりこれら部品の
組立状態を検査する組立検査治具であって、 自動車乗降口を形成する左右のサイドメンバファイナ
ルアッシの位置に対応して上記定盤上に、自動車巾方向
に対向設置され、該サイドメンバファイナルアッシのモ
デル造型の際の基準位置を提供する2つの支えベース
と、該支えベースに支持された骨材と、該骨材を芯材と
し上記サイドメンバファイナルアッシの正規形状に対応
してモデル造型される左右のサイドメンバファイナルア
ッシモデルと、該左右のサイドメンバファイナルアッシ
モデルの上部に係合してサイドメンバファイナルアッシ
モデルの上部間距離を適正化する車巾方向位置決め部材
とを有する組立検査治具が提供される。
〔作用〕
定盤上に、インナサイドメンバアッシ検査用モデル及
びアウタサイドメンバアッシ検査用モデルを一体化した
サイドメンバファイナルアッシモデル造型の基準となる
支えベースを設置し、この支えベースを基点として、サ
イドメンバファイナルアッシモデルの基礎となる骨材を
張り巡らし、サイドメンバファイナルアッシの形状を造
形する。従ってこれまで基準として必要とされていたモ
デル取付用ベースが支えベースによって代用され2つの
モデル治具を一体化することができる。またその剛性は
骨材によって確保され、サイドメンバファイナルアッシ
モデルは、下方において支えベースに、また上方におい
て車巾方向位置決め部材に夫々支持される。
〔実施例〕
図面を参照しながら本考案の実施例を以下説明する。
第1図は、本考案による内・外装部品組立検査治具の
外観斜視図であって、検査治具定盤1の上には、後述す
るモデル治具(以下、〜モデルと呼ぶ)を取り付けるフ
レーム2が自動車フロント側よりリア側に向けて延設さ
れ、このフレーム2上には自動車フロント側より、フロ
ントフード・フェンダ外装用モデル3、カウルインナモ
デル(図示せず)、フロントフロアモデル4、フロント
フロア・クロスモデル5、リアフロアモデル6、アッパ
バックモデル7、及びリアクォータ外装用モデル8が夫
々正規なる相対位置関係を以て固定される。
又、この検査治具定盤1上であってかつその上方に自
動車の乗降口9及び10が位置することになる所定部位に
は、後述するサイドメンバファイナルアッシモデル造型
の際に仮基準を提供すると共に、造型後においてこのサ
イドメンバファイナルアッシモデル14を下方より支持す
ることになる支えベース11が、四角柱状のヒールガイド
12と共に設けられる。
このヒールガイド12は、第2図に示すように支えベー
ス11の前後端に固定されて、サイドメンバファイナルア
ッシモデル14をその前後方向より支持するようになって
おり、又第1図に示すように定盤1上に立脚するヒール
ガイド支持スタンド13に対して脱着可能に取り付けら
れ、変動する車種バリェーションに応じてこのサイドメ
ンバファイナルアッシモデルユニットを他のものと交換
できるようになっている。
以下、第2図のサイドメンバファイナルアッシモデル
14の縦断面を含む第3図を参照してこのモデルの造型法
及び構造について説明する。
本考案の特徴となるサイドメンバファイナルアッシモ
デル14は、上記支えベース11を仮基準として例えばNC加
工機等によって所定形状に加工され、モデル造型される
ことになる。又、支えベース11より離れた位置にあるサ
イドメンバファイナルアッシモデル上部の造型に関して
は、第2図に示すようなブロック15を仮基準としてモデ
ル造型する。
サイドメンバファイナルアッシモデル14の内部には支
えベース11やブロック15に接続固定れる、パイプやハニ
カム等の骨材16が通っており、これはサイドメンバファ
イナルアッシモデル14の芯材として剛性を確保してい
る。
以上のように本実施例によれば、支えベース11やブロ
ック15を仮基準としてサイドメンバファイナルアッシモ
デル14のモデル造型をするために、第4図のセンタピラ
ー部断面に代表されるように、これまで内・外装ボデー
部品検査用として夫々別個に提供されてきた2つのモデ
ル(第7図及び第8図参照)の基準としての取付ベース
72及び82を廃し、支えベース11より上方に延びる骨材17
を芯材として一体化することができる。尚、本図におい
て18は、上記骨材17に溶接等の手段によって接続される
ドアヒンジ取付用ブロックであり、19はドアオープニン
グ部フランジを示している。
以上のように本考案は通常、内外2つのモデル治具よ
り構成されていたサイドメンバアッシモデルを一体化す
ることで、本来少なくとも2つの検査治具に頼っていた
検査作業を1つの検査治具によって内外装部品の検査を
可能とするものである。尚、必要に応じて、サイドメン
バアッシ以外のモデルを一体的に取り付けることもでき
る。このようにすれば、サイドメンバファイナルアッシ
モデルと他のモデルにまたがる部分についての検査が出
来ると同時に、他のモデルが一体化されるため検査治具
の設置スペースをさらに縮少することができる。
さらに本実施例によれば、上述した構成に加えて左右
の、サイドメンバファイナルアッシモデル14のモデル間
距離を所定寸法に保つため、第1図に示すようにサイド
メンバファイナルアッシモデル14の上部に、車巾方向の
位置決め用部材として、先のブロック15に対して当接す
る所定長さの3本のルーフヘッタインナモデル取付バー
20、ルーフセンタ補強モデル取付バー21、及びバックウ
インドインナモデル取付バー22が設けられ、左右2つの
サイドメンバファイナルアッシモデル14を相互連結して
その上部を支持する。
第3図は上述したサイドメンバファイナルアッシモデ
ル14とルーフセンタ補強モデル取付バー21の位置関係を
も示しており、このバー21の下方には室内部品モデルと
してのルーフセンタ補強モデル23が取付けられ、又その
両端部(図では片方のみ示す)には組み立て時、サイド
メンバファイナルアッシモデル14側のブロック15に係合
して、モデル上部の車巾方向の位置を決める位置決めブ
ロック24が装着される。尚、このブロック24は、他のル
ーフヘッタインナモデル取付バー20、及びバックウイン
ドインナモデル取付バー22の夫々両端部にも装着される
ものである。又、前後するがこのルーフヘッタインナ取
付バー20には第1図に示すウインドシールドヘッタモデ
ル25、バックウインドインナモデル取付バー22にはバッ
クウインドアッパモデル(図示せず)が夫々取付けられ
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、左右のサイド
メンバファイナルアッシモデルの造型にあたっては、同
一定盤上に、モデル造型基準となる支えベースを設置
し、この支えベースを基点として左右のサイドメンバフ
ァイナルアッシモデルの基礎となる骨材を張り巡らし、
左右のサイドメンバファイナルアッシの形状を造形す
る。そしてこの左右の内・サイドメンバモデルを一体化
することにより、コンパクトな組立検査治具を提供する
ことができ、また一体なるサイドメンバファイナルアッ
シモデル治具によりこれまで検査不可能であった内・外
装にまたがる部品の評価が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による組立検査治具の外観斜視図;第2
図は本考案の特徴となるサイドメンバファイナルアッシ
モデルの外観斜視図;第3図は第2図III−III線に沿う
組立検査治具の部分的縦断面図;第4図は第3図IV−IV
線に沿ったセンタピラー部のサイドメンバファイナルア
ッシモデル横断面図;第5図は内装部品検査のための組
立検査治具の外観斜視図;第6図は外装部品検査のため
の組立検査治具の外観斜視図;第7図は第4図に類似
し、センタピラー部の外装部品検査用モデルの横断面
図;第8図は第4図に類似し、センタピラー部の内装部
品検査用モデルの横断面図。 1…定盤、9,10…乗降口、11…支えベース、14…サイド
メンバファイナルアッシモデル、16,17…骨材、20…ル
ーフヘッタインナモデル取付バー(車巾方向位置決め部
材)、21…ルーフセンタ補強モデル取付バー(車巾方向
位置決め部材)、22…バックウインドインナモデル取付
バー(車巾方向位置決め部材)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車の各内・外装部品を取り付ける左右
    のサイドメンバファイナルアッシを正規寸法でモデル造
    型したモデル治具を、自動車完成時の左右のサイドメン
    バファイナルアッシの配置関係にほぼ対応して同一定盤
    上に組み立て、内・外装部品を上記モデル治具に装着す
    ることによりこれら部品の組立状態を検査する組立検査
    治具であって、 自動車乗降口を形成する左右のサイドメンバファイナル
    アッシの位置に対応して上記定盤上に、自動車巾方向に
    対向配置され、該サイドメンバファイナルアッシのモデ
    ル造型の際の基準位置を提供する2つの支えベースと、
    該支えベースに支持された骨材と、上記サイドメンバフ
    ァイナルアッシの正規形状に対応してモデル造型された
    左右のサイドメンバファイナルアッシモデルと、該左右
    のサイドメンバファイナルアッシモデルの上部に係合し
    てサイドメンバファイナルアッシモデルの上部間距離を
    適正化する車巾方向位置決め部材とを有し、 前記サイドメンバファイナルアッシモデルがサイドメン
    バファイナルアッシに取り付けられる内・外装部品が同
    時に取り付けることができる室内側表面部分と室外側表
    面部分を有して一体に形成されていてその内部に前記骨
    材が芯材として内封されていることを特徴とする組立検
    査治具。
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