JP2009051399A - 車体部品の検査用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体部品の検査用治具の一部を汎用化することで、この検査用治具の製作コストを低減すると共に設置スペースを縮小する。
【解決手段】相互に隣接するフードモデル3と右側のフェンダーモデル5の双方の取付け部31,51を、隣接するフードモデル3とフェンダーモデル5相互間の位置を規制するように相互に結合すると共に、同じく相互に隣接するフードモデル3と左側のフェンダーモデル4の双方の取付け部31,41を、隣接するフードモデル3とフェンダーモデル4相互間の位置を規制するように相互に結合する。上記取付け部31,51を相互に結合するのと同時に、取付け基準となるベース部材2の右側の取付け面23に右側のフェンダーモデル5を取付ける。また、取付け部31,41を相互に結合するのと同時に、取付け基準となるベース部材2の上側の取付け面21にフードモデル3を取付ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体部品の検査用治具に関する。
自動車の内外装部品の組付け精度やカラーマッチング等を検査するための検査用治具としては、種々のものが提案されており、最近では、これら内外装部品の検査用治具(検査ゲージ)を完成車体を模して一体化したものが提案され、実際に使用されている。
例えば、実登第2520557号公報(特許文献1)には、検査治具基盤上にモデル取付け用のフレームを設け、このフレーム上に、各種内装用モデルや外装用モデルを固定してなる内外装部品組立検査治具が提案されている。
また、特開2000−142511号公報(特許文献2)には、フロアモデルやダッシュモデル等の内装用モデルと、ボデーサイドモデルやルーフモデル等の外装用モデルとからなり、ボデーサイドモデルを他のモデルから離隔するための移動手段を設けた自動車内・外装材の検査用治具が提案されている。
実登第2520557号公報 特開2000−142511号公報
この種の車体一体型の検査用治具を用いる場合、デザインの異なる車種ごとに当該検査用治具を製作する必要があり設備投資費が高騰する。また、原則、全ての車種数の検査用治具が必要となるため多大な設置スペースが必要となる。
例えば、図4に示すように、検査用治具101を、外装部品を装着するための複数の車体部品モデル(同図では、フードモデル103と左側のフェンダーモデル104を示し、右側のフェンダーモデルについては図示を省略している)と、これら車体部品モデル103,104を固定するためのベース部材102とで構成し、このベース部材102を車種によらず共通の形状とすれば、検査用治具101の一部を汎用化することができ、製作コストや設置スペースの節約が可能となる。
しかし、上述の構成を採用するに当っては下記の問題が障害となる。すなわち、取付け精度を確保しつつその汎用化を図るため、ベース部材はなるべく単純な形状(直方体など)とするのがよいが、その場合には、例えば図4に示すように、ベース部材102に設けた複数の取付け面121,122を基準として、各車体部品モデル103,104の取付け部131,141がそれぞれ取付け面121,122に取付けられる。そのため、取付け面121,122の何れか1つにでも寸法精度の狂いがあると、フェンダーモデル104がフードモデル103に対して傾斜して取付けられたり、フードモデル103との間に許容できない大きさの隙間を形成した状態で取付けられる恐れがある。
そのため、各車体部品モデルを製作するごとに、ベース部材との組付け精度を検査・調整する作業が必要となり、製作時には常にベース部材が必要となる。これでは、少なくとも新たな車体部品モデルの製作時には他の車種用にベース部材を使用できないことになり、実質的なベース部材の汎用化は困難となる。
以上の事情に鑑み、本発明では、車体部品の検査用治具の一部を汎用化することで、この検査用治具の製作コストを低減すると共に設置スペースを縮小することを技術的課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、複数の取付け面を有するベース部材と、ベース部材の取付け面上にそれぞれ配置され、取付け面に取付けるための取付け部を有する複数の車体部品モデルとで構成され、検査対象となる車体部品を車体部品モデルに装着することでその装着状態を検査する車体部品の検査用治具であって、相互に隣接する複数の車体部品モデルの取付け部が、隣接する車体部品モデル相互間の位置を規制するように相互に結合され、かつ、複数の取付け面のうち車体部品モデルの取付け基準となる面に、対応する車体部品モデルの取付け部が取付けられていることを特徴とする車体部品の検査用治具を提供する。
このように、本発明では、相互に隣接する複数の車体部品モデルのベース部材への取付けに関し、複数の車体部品モデルの取付け部が、隣接する車体部品モデル相互間の位置を規制するように相互に結合されるようにし、かつ、複数の取付け面のうち車体部品モデルの取付け基準となる面に、対応する車体部品モデルの取付け部が取付けられるようにした。この構成によれば、隣接する全ての車体部品モデルを一体化した状態でベース部材に取付けることができる。また、全ての車体部品モデルを一体化した状態でベース部材に取付けることで、十分な加工精度が保障されている面のみを取付け基準面として使用することができる。そのため、各車体部品モデルの加工精度を出しておくだけで、複数の車体部品モデルを高精度に組付けた状態でベース部材に取付けることができる。
また、逆に言えば、加工精度が出ていない取付け面を上記基準面として使用することなく全ての車体部品モデルをベース部材に取付けることができるので、ベース部材無しでも車体部品モデル同士の組付け調整を行うことができる。そのため、実質的にベース部材は検査実施側に1つあればよく、かかるベース部材を全ての車種に対して共用化(汎用化)することが可能となる。従い、車種の変更等に対しても車体部品モデルの製作コストだけで済み、設置スペースに関しても実質的に車体一台分で済む。
ここで、相互に隣接する複数の車体部品モデルの取付け部を、隣接する車体部品モデル相互間の位置を規制するように相互に結合するための手段として、例えば取付け部間で互いに係合し、これにより係合方向(例えば取付け面に沿った方向)で相互の位置関係を規制する手段が考えられる。あるいは、取付け部に共通に設けた孔にノックピン等を挿通することでこれら取付け部を連結する方法などが考えられる。
また、車体部品モデル相互間の結合と、車体部品モデルの基準となる取付け面への取付けとを同時に実施することもできる。例えば、結合すべき双方の取付け部に加えて、ベース部材にも共通の孔を設けておき、これら共通の孔にノックピン等を挿通することで、取付け部の相互結合と当該取付け部のベース部材への取付けとを同時に実施することができる。
以上の構成は、相互に隣接する2以上の車体部品モデルをベース部材に取付ける場合に適用でき、もちろん、相互に隣接する3以上の車体部品モデルを取付ける場合にも適用できる。その場合、例えば相互間の位置を規制された複数の車体部品モデルのうち互いに離隔する一対の車体部品モデルが、それぞれの取付け部から離れた位置に固定した連結部材により相互に連結されている構成を採ることができる。
このような構成とすることで、一対の車体部品モデル間の対向間隔が連結部材により規制される。そのため、当該車体部品モデルの、相互に結合される取付け部の側から離れた箇所であっても、自重等により変形するのを防いで、各モデル相互間の位置関係を確保することが可能となる。
また、上記構成を、具体的に、フードモデルおよび左右一対のフェンダーモデルのベース部材への取付けに適用する場合、一方のフェンダーモデルの取付け部が、前記ベース部材の前記取付け基準となる取付け面に取付けられるようにすることができる。また、併せて、一対のフェンダーモデルそれぞれの下方に連結部材を固定し、この連結部材により一対のフェンダーモデルが相互に連結されるようにすることもできる。
以上のように、本発明によれば、車体部品の検査用治具の一部を汎用化することで、この検査用治具の製作コストを低減すると共に設置スペースを縮小することができる。
以下、本発明に係る車体部品の検査用治具の一実施形態を図1〜図3に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車体部品の検査用治具の分解斜視図を示している。同図に示すように、この検査用治具1は、主として自動車外装部品の検査用治具として用いられるものであり、ベース部材2と、ベース部材2への取付け部31を有するフードモデル3と、ベース部材2への取付け部41を有する左側のフェンダーモデル4と、同じくベース部材2への取付け部51を有する右側のフェンダーモデル5(図3のみ略示し、図1ないし図2では省略している)と、左右一対のフェンダーモデル4,5間を連結する連結部材6とを主に備える。なお、実際には、これら図示のモデル以外にも多くの外装部品を取付けるための車体部品モデルが取付けられるが、この実施形態では、これらモデルの図示および説明は省略するものとする。
ベース部材2は、この実施形態では、大きさの異なる大小2つの略直方体を上下に重ね合せた形状をなし、その前方部分の上面およびその両側面には、各車体部品モデル(フードモデル3やフェンダーモデル4,5)を取付けるための取付け面21,22,23が設けられている。この実施形態では、上側の取付け面21と右側の取付け面23および両取付け面21,23間の直角度については所要の加工精度が得られていることから、これら取付け面21,23が、フードモデル3あるいは右側のフェンダーモデル5の取付けのための基準となる面として使用される。
上側の取付け面21の所定位置には複数の孔24が形成されており、これらの孔24は、ノックピンやボルト等で図2に示す状態にフードモデル3やフェンダーモデル4をベース部材2に固定するのに用いられる。また、この実施形態では、ベース部材2の下方に、左右両側の取付け面22,23間を略水平に貫通する貫通孔25が形成されており、後述する連結部材6を挿通できるようになっている。
フードモデル3は、ベース部材2の取付け面21上に配置される。フードモデル3の下面側には、ベース部材2の取付け面21に取付けるための取付け部31が設けられている。この実施形態では、上記構成の取付け部31は、フードモデル3下面側の車体前後方向に2ヶ所、かつ左右両側に2ヶ所設けられている。また、これら取付け部31には、ノックピンやボルトを挿通するための複数の孔32が形成されている。
左側のフェンダーモデル4は、ベース部材2の左側(図1でいえば同図右側)に設けた取付け面22上に配置される。左側のフェンダーモデル4の内側上方には、ベース部材2の取付け面22に取付けるための取付け部41が設けられている。この実施形態では、取付け部41はフェンダーモデル4内側の車体前後方向2ヶ所のみに設けられている。また、これら取付け部41には、上記と同様、ノックピンやボルトを挿通するための複数の孔42が形成されている。
右側のフェンダーモデル5は、図3にて略示するように、ベース部材2の右側に設けた取付け面23上に配置される。右側のフェンダーモデル5の内側上方には、ベース部材の取付け面23に取付けるための取付け部51が設けられると共に、その下方にも取付け部52が設けられる。また、これら取付け部51,52には、上記と同様、ノックピンやボルトを挿通するための複数の孔が形成されている。
連結部材6は、この実施形態では角柱状をなし、ベース部材2に設けた貫通孔25を貫通可能な形状ないし大きさに形成される。連結部材6の両端には、ノックピンやボルトを挿通可能な孔が形成されており、連結部材6を挿通した状態で、連結部材6を左右一対のフェンダーモデル4,5とそれぞれその下方で連結できるようになっている。
上記構成の車体部品の検査用治具は、例えば以下の方法により組立てられる。
まず、図3に示すように、右側のフェンダーモデル5の各取付け部51,52をベース部材2の右側の取付け面23に当接させ、フェンダーモデル5のベース部材2に対する車幅方向位置を合せる。そして、この状態から、フードモデル3の取付け部31をベース部材2の上側の取付け面21に当接させると共に、フードモデル3の右側の取付け部31に設けた孔32と、フェンダーモデル5の上側の取付け部51に設けた孔、さらにベース部材2の取付け面21右側に予め形成しておいた孔24とを合せた状態でノックピンを挿通し、双方の取付け部31,51をベース部材2に位置決め固定する。この実施形態では、さらにボルトによる共締めを行い、双方の取付け部31,51をベース部材2に固定する。これにより、右側のフェンダーモデル5とフードモデル3相互間の位置を規制した状態で、双方の取付け部31,51が相互に結合される。同時に、取付け基準となる右側の取付け面23に右側のフェンダーモデル5が取付けられ、かつ、この実施形態では同じく取付け基準となる上側の取付け面21にフードモデル3および右側のフェンダーモデル5が取付けられる。
続いて、左側のフェンダーモデル4の取付け部41をベース部材2の左側の取付け面22に接近させ、取付け部41に設けた孔42と、フードモデル3の左側の取付け部31に設けた孔32と、ベース部材2の取付け面21の左側に予め形成しておいた孔24とを合せた状態でノックピンを挿通し、双方の取付け部31,41をベース部材2に位置決め固定する。この実施形態では、さらにボルトによる共締めを行い、双方の取付け部31,41をベース部材2に固定する。これにより、左側のフェンダーモデル5とフードモデル3相互間の位置を規制した状態で、双方の取付け部31,41が相互に結合される。同時に、取付け基準となる上側の取付け面21にフードモデル3および左側のフェンダーモデル4が取付けられる。
また、この実施形態では、予め左側のフェンダーモデル4に固定しておいた角柱状の連結部材6を、フェンダーモデル4のベース部材2への設置と共にその下方に設けた貫通孔25に挿通させ、その先端を既に取付けられた右側のフェンダーモデル5にノックピン等適宜の手段で固定する。これにより、左右一対のフェンダーモデル4,5がその下方に固定した連結部材6により相互に連結される。
なお、この際、フェンダーモデル4の取付け部41とベース部材2の取付け面22との間には、取付け面22の加工公差を考慮して相当量の隙間S(例えば、当該加工公差の最大値)を設けておくのが好ましい。言い換えると、最大で上記寸法の隙間が形成されるよう、左右のフェンダーモデル4,5の取付け部41,51間の対向間隔を設定しておくのが好ましい。これにより、常に、右側のフェンダーモデル5の取付け面23、あるいはフードモデル3の取付け面21を基準として左側のフェンダーモデル4がベース部材2に取付けられる。
このように、相互に隣接するフードモデル3と右側のフェンダーモデル5の双方の取付け部31,51を、隣接するフードモデル3とフェンダーモデル5相互間の位置を規制するように相互に結合すると共に、同じく相互に隣接するフードモデル3と左側のフェンダーモデル4の双方の取付け部31,41を、隣接するフードモデル3とフェンダーモデル4相互間の位置を規制するように相互に結合するようにしたので、相互に隣接するフードモデル3および左右一対のフェンダーモデル4,5を一体化した状態でベース部材2に取付けることができる。そのため、十分な加工精度が保障されている面、この実施形態では、上側の取付け面21と右側の取付け面23をモデル取付けの基準面として使用し、かつ、上述のフードモデル3やフェンダーモデル4,5の加工精度を出しておくことで、フードモデル3とフェンダーモデル4,5とを高精度に組み付けた状態でベース部材2に取付けることができる。
また、上述の構成であれば、全ての取付け面21,22,23を取付け基準面として使用することなく全ての車体部品モデル3,4,5をベース部材2に取付けることができるので、ベース部材2無しでも車体部品モデル3,4,5の組付け調整を行うことができる。そのため、実質的にベース部材2は1つで済む。さらには、ベース部材2に、フードモデル3やフェンダーモデル4,5の取付け孔を車種ごとに複数設けておくことで、このベース部材2を全ての車種に対して共用化(汎用化)することが可能となる。従い、車種の変更等に対しても車体部品モデルの製作コストだけで済み、設置スペースに関しても実質的に車体一台分で済む。
特に、この実施形態では、共締めにより、右側のフェンダーモデル5とフードモデル3相互間の位置を規制した状態で双方の取付け部31,51を相互に結合すると共に、取付け基準となる右側の取付け面23に右側のフェンダーモデル5を取付けるようにしたので、取付け部31,51を簡素化することができる。また、取付け作業に要する時間を短くすることができる。左側のフェンダーモデル4とフードモデル3との結合作業についても同様のことがいえる。
また、この実施形態では、ベース部材2の下方に車幅方向に貫通する貫通孔25を形成し、この貫通孔25を挿通させた状態の連結部材6を左右のフェンダーモデル4,5の下方に固定し、これら一対のフェンダーモデル4,5を連結するようにした。そのため、例えば各車体部品モデルの剛性が十分でなく、取付け時に自重等によりたわむ恐れがある場合でも、連結部材6により連結することで、左右のフェンダーモデル4,5相互間の位置を規制して、結果、フェンダーモデル4,5の取付け位置精度を確保することができる。また、たわみ等の変形を考慮しなくてよいので、この実施形態でいえば、左側のフェンダーモデル4の下側の取付け部は不要となる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明に係る車体部品の検査用治具は、上記例示に限られることなく、本発明の範囲内において種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、相互に結合すべき取付け部31,51、およびベース部材2に共通の孔を設けておき、これら孔にノックピン等を挿通することで、取付け部31,51相互の結合を図ると同時に、これら取付け部31,51のベース部材2への取付けを図るようにした場合を説明したが、特にこの手段に限られる必要はなく、他の種々の手段でもって取付け部31,51相互の結合およびベース部材2への取付けが可能である。あるいは、必ずしも、取付け部31,51相互の結合とベース部材2への取付けを同時に実施する必要はなく、相互結合の手段とベース部材2への取付け手段とを別々に構成するようにしても構わない。
また、ベース部材2の汎用化に係る構成に関して言えば、例えばその一部をベース部材2本体に対して相対移動可能に構成することも可能である。具体的には、例えば、ベース部材2の上方の直方体部分を下方の直方体部分に対して水平方向に摺動可能に構成することで、ルーフパネルモデルの取付け位置を車種ごとに変更することができる。これにより、当該モデルの取付け位置が異なる車種間についてもかかるベース部材2を共用することができる。
また、以上の説明では、フードモデル3と左右一対のフェンダーモデル4,5のベース部材2への取付けについて説明したが、取付け対象が特にこれらに限られるものではない。例えば、車体後方側に配置されるルーフモデルと、その両側に配置されるサイドアウタなど、相互に隣接する複数の車体部品モデルである限りにおいて、本発明を適用することが可能である。
本発明の一実施形態に係る車体部品の検査用治具の分解斜視図である。 車体部品の検査用治具の組立状態における斜視図である。 各車体部品モデルの取付け状態を概念的に示す車体部品の検査用治具の概略正面図である。 従来の車体部品の検査用治具の斜視図である。
符号の説明
1 検査用治具
2 ベース部材
3 フードモデル
4 左側のフェンダーモデル
5 右側のフェンダーモデル
6 連結部材
21,22,23 取付け面
31,41,51 取付け部
S 隙間

Claims (3)

  1. 複数の取付け面を有するベース部材と、該ベース部材の取付け面上にそれぞれ配置され、該取付け面に取付けるための取付け部を有する複数の車体部品モデルとで構成され、検査対象となる車体部品を前記車体部品モデルに装着することでその装着状態を検査する車体部品の検査用治具であって、
    相互に隣接する複数の前記車体部品モデルの取付け部が、該隣接する前記車体部品モデル相互間の位置を規制するように相互に結合され、かつ、
    前記複数の取付け面のうち前記車体部品モデルの取付け基準となる面に、対応する前記車体部品モデルの取付け部が取付けられていることを特徴とする車体部品の検査用治具。
  2. 前記相互間の位置を規制された複数の車体部品モデルのうち互いに離隔する一対の車体部品モデルが、それぞれの取付け部から離れた位置に固定した連結部材により相互に連結されている請求項1記載の車体部品の検査用治具。
  3. 前記相互間の位置を規制された複数の前記車体部品モデルが、フードモデルと左右一対のフェンダーモデルであって、前記一方のフェンダーモデルの取付け部が、前記ベース部材の前記取付け基準となる取付け面に取付けられており、かつ、
    前記一対のフェンダーモデルが、それぞれの下方に固定した連結部材により相互に連結されている請求項1記載の車体部品の検査用治具。
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