JP2520548B2 - コアドリル - Google Patents
コアドリルInfo
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- JP2520548B2 JP2520548B2 JP4240553A JP24055392A JP2520548B2 JP 2520548 B2 JP2520548 B2 JP 2520548B2 JP 4240553 A JP4240553 A JP 4240553A JP 24055392 A JP24055392 A JP 24055392A JP 2520548 B2 JP2520548 B2 JP 2520548B2
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- core
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- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
ンタードリルで中心孔を先行して穿孔し、この後からコ
ア体によって中心孔と同心円とする大径孔を穿孔するコ
アドリルに関する。
様のドリルが開発され市販されている。大径孔の穿孔を
円滑に遂行するために、開口周縁に穿孔刃を設けた円筒
状のコア体とセンタードリルを組合せたコアドリルが広
く実用されている。
に対してセンタードリルで中心孔を先行して穿孔し、こ
の後からコア体の穿孔刃を切り込ませて大径孔を穿孔す
るもので、穿孔を終えた時点でコア体内にはセンタード
リルが中心孔に突き刺さった形で切抜き廃材が残る。こ
の切抜き廃材は、その中心孔がセンタードリル径に略等
しく、切抜き廃材外径がコア体内径に略等しいために、
穿孔後に切抜き廃材はコア体内に引っ掛かる等して簡単
には抜け出てこないことがあり、穿孔作業の進捗を妨げ
る。
出しを容易にするために、シャンクと一体とする基体に
対してコア体を着脱自在にし、穿孔後に両者を分離して
コア体内から切抜き廃材を取り出す構成のコアドリルが
先に本出願人によって提案されている。
れたコアドリルは、上面中央にシャンクを有する基体
と、下端開口周縁に穿孔刃を設けた円筒状のコア体から
なり、基体にコア体取着部を形設し、このコア体取着部
上部からコア体取着部周面に向け基体軸心方向ならびに
基体半径方向の2方向に傾斜させて複数個の保持孔を設
け、この保持孔内に、ばねにより付勢した結合ボールを
収嵌保持し、このボールの一部をコア体取着部周面に突
出させ、コア体のコア体取着部が嵌挿される上端開口部
には結合ボールが係脱する係合孔を穿設した構成のもの
である。
着部をコア体の上端開口部に嵌挿するときに、コア体の
上端開口縁で結合ボールを押して引っ込ませ、結合ボー
ルと係合孔が合致したところで係合ボールを係合孔に突
出係合させて基体とコア体を結合し、穿孔作業では、基
体側から結合ボールを外向きに引き出す方向の力が作用
して基体とコア体の結合関係を安定させて穿孔を行わし
めるものである。
結合・分離がワンタッチ式に簡単にできてコア体内から
の切抜き廃材の抜き取りを容易にするものである。
成のコアドリルでは、基体とコア体の結合において、コ
ア体の上端開口周縁をばねの付勢下にある結合ボールに
押し当ててこれを引っ込めるようにしているため、コア
体の両方の開口周縁に穿孔刃を設けたコア体への適用は
不向きとされる。
あって、コア体の両方の開口周縁に穿孔刃を設けたコア
体への適用も可能で取り扱いに便利なコアドリルを提供
することを目的とする。
めのこの発明の要旨とするところは、シャンク、スリー
ブ装着部およびコア体取着部を形成した基体と、開口周
縁に穿孔刃を設けた円筒状のコア体からなり、前記コア
体取着部に設けた複数個の収嵌孔内に、コア体取着部周
面に出没自在に係合部材を収嵌し、該係合部材を引き込
みばねにより引き込み方向に付勢し、前記スリーブ装着
部に軸線方向に移動自在に操作スリーブを装着し、該操
作スリーブを押し下げばねによりコア体取着部側向けに
付勢し、押し下げばねのばね力により操作スリーブ下部
に形設した操作片をコア体取着部上面から前記収嵌孔底
部と係合部材との間に押入可能にし、前記コア体取着部
が嵌挿されるコア体の開口部に係合部材が係脱する係合
孔を穿設したことを特徴とするコアドリルにある。
た状態では、操作片が収嵌孔外に出て引き込みばねのば
ね力により係合部材が引っ込む。この状態でコア体取着
部をコア体の開口部に挿入して操作スリーブを離すと、
引き込みばねのばね力を上回る押し下げばねのばね力が
操作片を介して係合部材基部に作用し、係合部材とコア
体の係合孔に合致したところで係合部材が押し出されて
係合孔に突出係合し、基体とコア体が結合される。
体的に説明する。
で示す正面図、図2 (a) , (b)は図1a−a線にお
ける断面図である。
クにより支持されるシャンク2 、操作スリーブ3 が装着
されるスリーブ装着部4 およびコア体5 が取着されるコ
ア体取着部6 を形成している。
に対して軸線方向に移動自在に装着され、スリーブ内に
おいてスリーブ装着部4 上部に嵌着した受け部材7 との
間に押し下げばね8 を介装してコア体取着部6 側向けに
付勢している。
に対して嵌脱自在とされ、その周面は軸線方向に所定の
厚み (幅) を有し、コア体5 内面に当接するようにして
いる。
設けた複数個の収嵌孔で、コア体取着部6 周面に開口し
ており、係合部材10を収嵌してその先端部10a をコア体
取着部6 周面から出没自在にしている。
成して収嵌孔9 底との間に隙間を形成し、また、この係
合部材10を収嵌孔9 内に収嵌して収嵌孔9 開口部に嵌着
した受け部材11との間に引き込みばね12を介装して係合
部材10を引き込み方向に付勢している。
片で、この操作片13はコア体取着部6 上面から収嵌孔9
底と係合部材10との間に押し下げばね8 のばね力により
押入して係合部材10を押し出すようにしたもので、操作
片13下端外面には係合部材10を押し出すための傾斜面が
形成してある。なお、係合部材10の押し出し動は引き込
みばね12に抗してなされるため、引き込みばね12のばね
力に比べて押し下げばね8 のばね力を大きく設定してい
る。
で、コア体5 の開口部にコア体取着部6 を嵌挿して係合
部材10先端部が係脱するようにしている。
は、その下端開口周縁だけに穿孔刃15を設けた構成のた
め、コア体5 の上端開口縁が当接する肩部16がコア体取
着部6に設けてある。
ーブ装着部4 に掛けて設けた取り付け孔で、この取り付
け孔17にはセンタードリル18の基部を挿入して取り付け
孔17側方から螺装したヒット用ビス (図示せず) などに
よって脱着自在に固定している。
時は、図1に示すように、基体1 にコア体5 を結合す
る。基体1 にコア体5 を結合した状態では、押し下げば
ね8 のばね力により操作片13が収嵌孔9 底と係合部材10
との間に押入して係合部材10を押し出し、係合部材先端
部10a がコア体5 の係合孔14に係合している。(図2
(a) 参照)こうして、穿孔時の基体1 側からコア体5
に伝達される駆動トルクは係合部材10を介して伝達され
る。一方、穿孔推力は、肩部16からコア体5 の上端開口
縁に伝達されて係合部材10による推力伝達負担をなくす
るか、または軽減する。
示すように、操作スリーブ3 を押し下げばね8 に抗して
引き上げると、操作片13が収嵌孔9 外に出て引き込みば
ね12のばね力により係合部材10が引っ込んで係合孔14と
の係合が解かれる。この状態でコア体5 開口部からコア
体取着部6 を抜き出す。(図2 (b) 参照)図4はこの
発明の他の実施例のコアドリルの一部を断面で示す正面
図である。
ト径のものを用い、コア体5 の両方の開口周縁に穿孔刃
15a,15b を設け、この両方の穿孔刃15a,15b を選択的に
使用できるようにしたもので、基体1 との結合のため
に、穿孔刃15a,15b に近接してコア体5 の両方の開口部
に係合孔14を穿設している。
が同一種類のもの、あるいは被穿孔物を異にする異種類
のものであってもよい。
リルによれば、次のような効果を奏する。
ア体にはその開口部に係合孔を穿設するだけでよいか
ら、コア体構造を簡素化し、また、基体からコア体を分
離してコア体内から切抜き廃材を取り出すのにコア体内
に邪魔物がなく、切抜き廃材が簡単に取り出されて作業
性を向上する。
押し下げばねに抗して操作スリーブを引き上げる操作を
しない限りできないから、信頼性が高い。
に穿孔刃を設けてこれを選択的に使用できるから、回転
ドリルハンマー等に使用して穿孔刃の折損等に対する対
処が素早くできて作業性を向上し、また、コア体の使用
時間を延長して資材の有効利用上からも有利になる。
面図である。
図である。
一部を断面で示す正面図である。
断面で示す正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シャンク、スリーブ装着部およびコア体
取着部を形成した基体と、開口周縁に穿孔刃を設けた円
筒状のコア体からなり、前記コア体取着部に設けた複数
個の収嵌孔内に、コア体取着部周面に出没自在に係合部
材を収嵌し、該係合部材を引き込みばねにより引き込み
方向に付勢し、前記スリーブ装着部に軸線方向に移動自
在に操作スリーブを装着し、該操作スリーブを押し下げ
ばねによりコア体取着部側向けに付勢し、押し下げばね
のばね力により操作スリーブ下部に形設した操作片をコ
ア体取着部上面から前記収嵌孔底部と係合部材との間に
押入可能にし、前記コア体取着部が嵌挿されるコア体の
開口部に係合部材が係脱する係合孔を穿設したことを特
徴とするコアドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4240553A JP2520548B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | コアドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4240553A JP2520548B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | コアドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0691417A JPH0691417A (ja) | 1994-04-05 |
JP2520548B2 true JP2520548B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=17061245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4240553A Expired - Fee Related JP2520548B2 (ja) | 1992-09-09 | 1992-09-09 | コアドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2520548B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004034210A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Miyanaga:Kk | コアドリル |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
USRE46103E1 (en) | 2008-03-06 | 2016-08-16 | Irwin Industrial Tool Company | Quick change arbor, hole cutter, and method |
US8328474B2 (en) * | 2008-03-06 | 2012-12-11 | Irwin Industrial Tool Company | Quick change arbor, hole cutter, and method |
KR101581714B1 (ko) * | 2014-09-19 | 2015-12-31 | (주)아이오닉스 | 홀커터 |
-
1992
- 1992-09-09 JP JP4240553A patent/JP2520548B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2004034210A (ja) * | 2002-07-02 | 2004-02-05 | Miyanaga:Kk | コアドリル |
Also Published As
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JPH0691417A (ja) | 1994-04-05 |
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