JP2519716B2 - 光フアイバケ−ブル用スペ−サ - Google Patents

光フアイバケ−ブル用スペ−サ

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JP2519716B2
JP2519716B2 JP62079879A JP7987987A JP2519716B2 JP 2519716 B2 JP2519716 B2 JP 2519716B2 JP 62079879 A JP62079879 A JP 62079879A JP 7987987 A JP7987987 A JP 7987987A JP 2519716 B2 JP2519716 B2 JP 2519716B2
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optical fiber
groove
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fiber cable
center
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裕一 増田
邦 林
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4401Optical cables
    • G02B6/4407Optical cables with internal fluted support member

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  • Optics & Photonics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光ファイバケーブル用スペーサに関し、とく
に光ファイバまたは光ファイバユニットを収納する溝構
造を改良した光ファイバケーブル用スペーサに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、この種のらせん状溝付スペーサを用いた光ファ
イバケーブルにおいては、ケーブルが引張られたとき、
または曲げられたとき、スペーサの溝内に収納されてい
る光ファイバが伸ばされた状態になり、この延伸により
生ずる歪が光ファイバの寿命、伝送損失などに大きな影
響を与える。この問題を解決しようとする従来の技術と
して、たとえば特開昭58−7607号公報に示されているよ
うに、光ファイバをスペーサの外周近傍、すなわち光フ
ァイバの収納されている溝の最外側に配設することによ
って、光ファイバケーブルが伸ばされたとき、光ファイ
バがスペーサの周辺部から中心方向に移動する、すなわ
ち光ファイバが溝の底に沈むことにより、光ファイバに
かかる張力を緩和させるような方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の提案された光ファイバを溝の最外側に配設する
構成では、溝の底に充填物を入れることなしに、光ファ
イバを溝の底から浮かせて溝内に収納することを実現さ
せるのはかなり困難であり、たとえ多少光ファイバを溝
の底部から浮かすことができても、その量を制御するこ
とは実際上容易でない。また溝の底に、たとえばシリコ
ン樹脂やクッション材などの充填物を入れることは、ケ
ーブルの製造工程、費用、困難性などの増加につなが
り、光ファイバの伸びに対する緩和効果も減じられる場
合も多く、また溝底部の充填物介在により光ファイバケ
ーブルの端末加工作業性の悪くなることも避けられない
という問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は従来の問題点を解決するため、断面が円形の
線状体の外周表面に一方向のらせん状の溝または周期的
にらせん方向に反転する溝を有し、前記溝に光ファイバ
または光ファイバユニットを収納する線状体により構成
する光ファイバケーブル用スペーサにおいて、前記光フ
ァイバケーブル用スペーサの中心に抗張力体を有し、前
記溝は、前記溝の深さ方向の中心を通る溝中心面に垂直
で、かつ前記光ファイバケーブル用スペーサの中心を通
る溝垂直中心面より深い溝の深さを有してなることを特
徴としている。
〔作用〕
本発明の光ファイバケーブル用のスペーサは、溝の深
さを溝垂直中心面より深くすることにより、光ファイバ
に張力がかかった場合、光ファイバを溝の底に沈めるの
ではなく、逆に溝の底からスペーサの中心方向に浮かせ
て光ファイバの伸びを緩和させるものである。以下に本
発明の原理について説明する。
第1図は本発明の原理を説明する図であって、1また
は1′,1″は溝中心面を示し、2はたとえば溝中心面1
に対し垂直で、かつスペーサ4の中心を通る溝垂直中心
面を示す。3は光ファイバまたは光ファイバユニット、
5は溝を示す。
第1図に示す一溝スペーサの場合、スペーサ4に張力
がかかり、伸ばされると、光ファイバまたは光ファイバ
ユニット(以下光ファイバを例とする)3は溝5内でス
ペーサ4の中心に向って移動することにより、光ファイ
バ3にかかる張力が緩和される。たとえば一方向のらせ
ん状溝付スペーサの場合、第1図に示す溝5の底に配置
してある光ファイバ3の中心と、スペーサ4の中心との
距離をγとし、溝5のらせんのピッチをPとすると、張
力がかかって収縮される光ファイバ3の1ピッチ分にお
ける長さをらせん状の線長lγとして求めると次の
(1)式となる。
光ファイバ3がスペーサ4の中心位置まで移動したと
き、すなわちγ=0のとき1ピッチ分における長さl0
スペーサ4のピッチPと同じになる。通常光ファイバ3
の撚込率λは一般に次の(2)式で定義される。
(1),(2)式から第1図に例示した場合における
光ファイバ3の撚込率λは次の(3)式となる。
たとえば、γ=3mm、P=250mmのとき、光ファイバ3
の撚込率λを(3)式から計算すると0.3%となる。本
発明の第1図に示すスペーサ4において、この0.3%の
撚込率が完全に光ファイバ3の余長となり、光ファイバ
3の歪緩和、伝送特性の安定などに極めて有効となる。
第2図は本発明による二溝スペーサの場合の例で、ス
ペーサ4に張力がかかり伸ばされると、光ファイバ31お
よび32は、溝51および52内でスペーサ4の中心からの距
離が最短となる位置に向って矢印方向に移動することに
より、光ファイバ31および32にかかる張力が緩和され
る。このとき光ファイバ31,32の撚込率λ1,λ2に相当
する分が完全に光ファイバ31,32の余長とはならない
が、移動した分だけ余長をもたせることができる。
本発明において、光ファイバは一溝に2心以上収納さ
れていてもよく、また光ファイバ複数本を撚り合わせた
光ファイバユニットを収納してもよい。以下図面により
実施例について説明する。
〔実施例〕
第3図a乃至dに本発明による二溝から四溝までの試
作したスペーサの断面構造を示す。第1図と同じ符号は
同じ部分を示す。斜線を引いてある6および60はスペー
サ4に収納される抗張力体および中心抗張力体を示す。
スペーサ4の材質はアルミまたはポリエチレンなどを適
用し、中心抗張力体60には鋼撚線またはFRPなどを、ま
た外周の抗張力体6には強化繊維類、たとえばケブラな
どを適用する。
第4図a乃至dに示す、第3図a乃至dに示した本発
明の二溝乃至四溝までのスペーサ4を用いて、各1000m
の光ファイバケーブルを試作した。それぞれのスペーサ
4の溝5の底にシリコン−ナイロン被覆構造の光ファイ
バ心線3を収納した光ファイバケーブルの断面構造を示
す。7は外層シースである。これら試作したそれぞれの
光ファイバケーブルについて次のような曲げおよび引張
り試験を行った。
試作したケーブルをケーブル直径の20倍となる半径で
180゜曲げたところ光ファイバの伸び歪が3.2×10-3%し
か検出されず、これはほぼ測定誤差範囲内の値である。
またケーブルを800kgまで引張ったところ、光ファイバ
の伸び歪はほぼ検出されなかった。
本試験結果から、光ファイバには実際上問題になる程
の伸び歪は認められない。また本試作した光ファイバケ
ーブルを架空に使用して架線後の光ファイバの伸び歪を
測定したところ、比較として通常のスペーサ構造の光フ
ァイバケーブルについては、収納されている光ファイバ
には0.2%程度の伸び歪が生じていることが検出された
が、本実施例の試作光ファイバケーブルにおいては、収
納した光ファイバが単にスペーサの中心方向に移動した
だけで、伸び歪は全く認められなかった。なお溝に光フ
ァイバユニットを収納した場合も全く同等であった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の光ファイバケーブル用
スペーサは、スペーサの溝の深さが、溝の中心面に対し
垂直で、かつスペーサの中心を通る溝垂直中心面より深
い構造を備え、光ファイバケーブル用スペーサの中心に
抗張力体を有していることにより、本発明のスペーサの
溝の底に光ファイバまたは光ファイバユニットを収納し
て形成した光ファイバケーブルにおいては、光ファイバ
ケーブルが曲げられたりまたは引張られたとき、スペー
サの溝内に収納された光ファイバに伸び歪は生ぜず、ま
た光ファイバの静疲労は全くなく、長寿命化がはから
れ、その効果顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明する図、 第2図は本発明による二溝スペーサにおける光ファイバ
の動きを説明する図、 第3図a乃至dは本発明のスペーサの実施例断面構造
図、 第4図a乃至dは本発明のスペーサを使用した光ファイ
バケーブル実施例断面構造図である。 1,1′,1″……溝中心面 2……溝垂直中心面 3,31,32……光ファイバ/光ファイバユニット 4……スペーサ 5,51,52……溝 6……抗張力体 60……中心抗張力体 7……外層シース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断面が円形の線状体の外周表面に一方向の
    らせん状の溝または周期的にらせん方向に反転する溝を
    有し、前記溝に光ファイバまたは光ファイバユニットを
    収納する線状体により構成する光ファイバケーブル用ス
    ペーサにおいて、 前記光ファイバケーブル用スペーサの中心に抗張力体を
    有し、 前記溝は、前記溝の深さ方向の中心を通る溝中心面に垂
    直で、かつ前記光ファイバケーブル用スペーサの中心を
    通る溝垂直中心面より深い溝の深さを有してなる ことを特徴とする光ファイバケーブル用スペーサ。
JP62079879A 1987-04-01 1987-04-01 光フアイバケ−ブル用スペ−サ Expired - Lifetime JP2519716B2 (ja)

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