JP2519391B2 - テ―プガイド案内機構 - Google Patents

テ―プガイド案内機構

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JP2519391B2 JP5196050A JP19605093A JP2519391B2 JP 2519391 B2 JP2519391 B2 JP 2519391B2 JP 5196050 A JP5196050 A JP 5196050A JP 19605093 A JP19605093 A JP 19605093A JP 2519391 B2 JP2519391 B2 JP 2519391B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置等に
おける、テープガイド案内機構のテープガイド部材の移
動経路の選択動作の確実化と、その構成の簡単化とを志
向した構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを案内するためのテープガイ
ド部材、あるいは、ピンチローラなどを支持する複数の
支持部材を動作させてカセット内から磁気テープを引出
し、この磁気テープを、回転ヘッド装置に対して所定の
角度にわたって巻付けることができるテープ装架装置を
有する従来の磁気記録再生装置は、特開昭57−209
57号公報に記載されているように、テープ装架中にお
いて、各テープガイド部材を支持する複数の支持部材が
移動経路途中の分岐点まで移動経路を共有し、それから
先、前記分岐点から分岐した別個の移動経路を移動し、
所定の位置へ至ってテープ装架を完了するものである
が、前記分岐点における各テープガイド部材の案内に関
しては前記支持部材に所定方向への付勢力を与えてお
き、該方向の移動経路へ導くように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように構成したテ
ープガイド案内機構は、テープガイド部材の案内方法と
しては有効な手段ではあるが、支持部材を所定の移動経
路へ案内するために該支持部材に付勢力を与えるための
ばね等の付勢部材が必要となる。したがって部品点数が
増加するのみならず、該付勢部材を収納するためのスペ
ースを必要とするので、磁気記録再生装置の小形化、薄
肉化の妨げになる。また、付勢力の調整が難しく、その
調整が適正でない場合には摺動負荷が増加したり、前記
テープガイド部材が移動経路を誤ったりするおそれがあ
るという改善すべき問題点があった。本発明は、上記し
た従来技術の問題点を解決して、テープガイド部材の移
動経路の選択動作が確実で、且つ、構成が簡単なテープ
ガイド案内機構の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1のテープガイド部材を駆動手段に常時連結する
第1の連結部材と、第2のテープガイド部材を前記駆動
手段に常時連結する第2の連結部材とを備え、前記駆動
手段により前記第1のテープガイド部材前記第2のテ
ープガイド部材を移動してテープを回転ヘッド装置に
装架するテープガイド案内機構において、移動方向に対
して前記第1のテープガイド部材が先行移動する場合に
前記駆動手段により前記第1の連結部材を引っ張り、
前記第2の連結部材を押し、また、移動方向に対して
第2のテープガイド部材が先行移動する場合には前記
駆動手段により前記第2の連結部材を引っ張り、前記
1の連結部材を押すようにする。
【0005】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明する。図
1は、本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置を示す
略示平面図、図2は、図1におけるテープガイド案内機
構の要部平面図、図3は、図2の構成のIII方向からの
視図、図4は、入側第1ふねが分岐点を通過した後のテ
ープ装架途中状態におけるテープガイド案内機構の要部
平面図である。
【0006】この磁気記録再生装置の概要は次の通りで
ある。すなわち、磁気ヘッドを搭載した回転ヘッド装置
2と、磁気テープ4を内包するカセット3と、ローディ
ング動作によりカセット3から磁気テープ4を引出して
回転ヘッド装置2に巻装させることにより所定のテープ
走行路を形成することができる第1のテープガイド部材
24、第2のテープガイド部材22を具備し、これらの
ガイド部材を、移動経路の途中に設けた分岐点25まで
は同一の第1の案内溝41によって案内し、前記分岐点
25以降は、前記第1の案内溝41から分岐した第2の
案内溝42、第3の案内溝43によりそれぞれ第1のテ
ープガイド部材24、第2のテープガイド部材22を案
内して所定のローディング完了位置へ導くように構成し
たテープガイド案内機構とを有する磁気記録再生装置で
あって、前記分岐点25近傍に支点となる回動ピン46
を有し、ローディングの場合は、第1のテープガイド部
材24が第1の案内溝41から第2の案内溝42へ案内
されるに伴い前記支点となる回動ピン46まわりに回動
して第2の案内溝42を閉じるとともに、第1の案内溝
41と第3の案内溝43とを連通せしめ、アンローディ
ングの場合は、第1のテープガイド部材24が第2の案
内溝42から第1の案内溝41へ案内されるに伴い前記
支点となる回動ピン46まわりに前記回動方向と逆方向
へ回動して、第3の案内溝43を閉じることができる分
岐案内板45を前記分岐点25近傍に設けたものであ
る。
【0007】そしてこの分岐案内板45は、第1のテー
プガイド部材24が、ローディングの場合、分岐点25
近傍を第1の案内溝41方向から第2の案内溝42方向
へ向って通過するとき、該テープガイド部材24と当接
して該テープガイド部材24から前記支点となる回動ピ
ン46まわりの回動力を与えられる当接部45bと、
ーディングの場合、第2の案内溝42方向から第1の案
内溝41方向へ向って通過するとき該テープガイド部材
24と当接して該テープガイド部材24から前記回動方
向と逆方向の回動力を与えられる当接部45aとを有し
ている。
【0008】以下に、この磁気記録再生装置の詳細を説
明する。1は磁気記録再生装置のメインシャーシ、2は
磁気ヘッドを搭載し前記メインシャーシ1に回転自在に
取付けられた回転ヘッド装置、3は同じくメインシャー
シ1に取付けられたカセット装着機構(図示せず)に装
着されたカセットであって、このカセット3内には磁気
テープ4を巻装した供給側リール5及び巻取側リール6
が平行に配置されている。7は、磁気テープ4の走行時
のテンションを検出するテンションピン、8は、メイン
シャーシ1上に植立された固定ガイドである。
【0009】9は入側第2傾斜ガイド、10は入側第2
ガイドローラ、37は、ボス部37aを有する回転ピ
ン、26はガイド突起であり、前記入側第2傾斜ガイド
9と入側第2ガイドローラ10は先端部に位置決めピン
28が植立された入側第2ふね11の上面に所定の位置
関係で植立され、回転ピン37とガイド突起26は該入
側第2ふね11の下面に固定されて第2のテープガイド
部材22を構成している。
【0010】12は、磁気テープ4の全幅にわたり消去
する消去ヘッド、13は、磁気テープ4の縦振動を吸収
するためのインピーダンスローラである。14は入側第
1傾斜ガイド、15は入側第1ガイドローラ、35はボ
ス部35aを有する回転ピン、27はガイド突起であ
り、前記入側第1傾斜ガイド14と入側第1ガイドロー
ラ15は入側第1ふね16の上面に所定の位置関係で植
立され、回転ピン35とガイド突起27は該入側第1ふ
ね16の下面に固定されて第1のテープガイド部材24
を構成している。
【0011】17は出側ガイドローラであり、この出側
ガイドローラ17は出側ふね18に植立されている。1
9及び20は、磁気テープ4を圧接して駆動するための
キャプスタン及びピンチローラ、21は、カセット3内
に入る磁気テープ4の位置を規制する幅規制ガイドであ
る。なお、図1において、テープ装架開始前とテープ装
架後で位置が移動する各テープガイド類は、テープ装架
開始前のものは各々破線で図示し、かつ、符号にはダッ
シュをつけ、テープ装架後のものは実線で示してある。
【0012】次に、テープガイド案内機構について図2
を用いてさらに詳細に説明する。ローディングリング3
0は、複数のリングホルダ31によりメインシャーシ1
上に回転自在に支持され、駆動ギヤ32によりローディ
ングリング30の回転中心周りに回転駆動される。第2
のテープガイド部材22は、第2の連結部材33により
ローディングリング30に常時連結されている。すなわ
ち、第2の連結部材33は駆動ピン38によりローディ
ングリング30に連結され、回転ピン37により第2の
テープガイド部材22の入側第2ふね11と連結され
る。同様に、第1のテープガイド部材24は、第1の
連結部材34によりローディングリング30に常時連結
されている。すなわち、第1の連結部材34は駆動ピン
36によりローディングリング30に連結され、回転ピ
ン35により第1のテープガイド部材24の入側第1ふ
ね16と連結されている。このとき図2に示すように、
第1の連結部材34を第2の連結部材33の駆動ピン3
8側に連結方向を傾け、第2の連結部材33を第1の連
結部材34の駆動ピン36側に連結方向を傾けるように
両連結部材の位置関係を設定すと、移動方向に対して
第1のテープガイド部材24が先行移動する場合(ロー
ディング開始時)にはローディングリング30の回動に
より第1の連結部材34は第1のテープガイド部材24
を引っ張り、第2の連結部材33は第2のテープガイド
部材22を押す状態となる。また、移動方向に対して第
2のテープガイド部材22が先行移動する場合(ローデ
ィング解除時)にはローディングリング30の回動によ
り第2の連結部材33は第2のテープガイド部材22を
引っ張り、第1の連結部材34は第1のテープガイド部
材24を押す状態となる。この結果、図2に示すように
第1のテープガイド部材24と第2のテープガイド部材
22は相互に接近して移動することができ、また、図1
に示すように、テープ装架前においては第1のテープガ
イド部材24と第2のテープガイド部材22をカセット
3の狭い開口部内に効率良く収容することができ、テー
プガイド案内機構を小型、薄型化することができる。従
来装置では、第2のテープガイド部材22の移動経路の
選択手段である分岐案内板45がないため、各テープガ
イド部材自身にその移動経路を選択する機構を取り付け
る必要上各テープガイド部材が大型化するので、上記の
ような構成を取りにくく、このため小型、薄型化を十分
に達成することができなかった。
【0013】40は、メインガイド40a、ブランチガ
イド40b、サブガイド40cから成るメインシャーシ
1に保持されたガイド板であって、このガイド板40に
は第1のテープガイド部材24及び第2のテープガイド
部材22を分岐点25まで案内する第1の案内溝41
と、この第1の案内溝41を延長した所定位置まで第1
のテープガイド部材24を案内する第2の案内溝42
と、分岐点25からふね位置決め部材29まで第2のテ
ープガイド部材22を案内する第3の案内溝43とが設
けられている(案内溝41〜43は、いずれも一点鎖線
で示されている)。
【0014】当接部45a、45b、第1溝部45c、
第2溝部45dを有する分岐案内板45は、分岐点25
近傍に植立された回動ピン46を支点として回動可能に
設けられている。47は、この分岐案内板45の第1溝
部45cもしくは第2溝部45dと係合して該分岐案内
板45の停止位置を規制することができる突起部47a
を有する位置規制部材であって、この位置規制部材47
はサブガイド40cに設置されている。
【0015】このように構成した磁気記録再生装置のロ
ーディング動作の概要を図1を用いて説明する。テープ
装架開始前において、カセット開口部23に位置してい
た第1のテープガイド部材24′、第2のテープガイド
部材22′は、ローディング動作の開始に伴い磁気テー
プ4を引出すよう二点鎖線で示す方向へ移動する。この
とき、第1のテープガイド部材24と第2のテープガイ
ド部材22とは同時に移動開始して同一経路(すなわ
ち、第2図における第1の案内溝41)に沿って移動
し、分岐点25まで矢印Aのようにその高さ位置を変え
ることなく移動していく。
【0016】分岐点25において、第1のテープガイド
部材24は矢印Bのように回転ヘッド装置2に近づく経
路に沿って移動し、その高さを徐々に高くしていき所定
の位置に至り磁気テープ4を回転ヘッド装置2に装架す
る。このとき、テープ装架途中において13′の位置に
あったインピーダンスローラ13が矢印Gのように移動
する。前記第1のテープガイド部材24の動作と同時
に、第2のテープガイド部材22は分岐点25におい
て、矢印Cに示すように回転ヘッド装置2から遠ざかる
方向の経路に沿ってその高さを変えることなく移動し、
テープ装架終了時に所定の位置に至り、回転ヘッド装置
2のテープ入側の走行経路を形成する。
【0017】一方、出側ふね18は第1、第2のテー
プガイド部材24,22の動きと並行して矢印Dのよう
に移動し、ピンチローラ20及び幅規制ガイド21
はそれぞれ矢印E,Fのように移動するとともに回転ヘ
ッド装置2のテープ出側のテープ走行経路を形成し、テ
ープ装架が終了する。ここで、図2〜図4を用いてテー
プ入側のテープ装架動作をさらに詳細に説明する。
【0018】図2において、駆動ギヤ32が矢印方向へ
駆動源(図示せず)によって回転し、ローディングリン
グ30が矢印L方向へ旋回する。第1のテープガイド部
材24は第1連結部材34を介して、また、第2のテー
プガイド部材22は、第2連結部材33を介してそれぞ
れローディングリング30により駆動される。このと
き、第1のテープガイド部材24と第2のテープガイド
部材22は、ともに第1の案内溝41に沿って摺動移動
する。
【0019】そして、分岐点25において、第1のテー
プガイド部材24の下面に設けられている回転ピン35
のボス部35aが分岐案内板45の当接部45aの右側
の側面と当接してこの側面に沿って摺動移動し、第1の
テープガイド部材24は矢印M方向へ案内され第2の案
内溝42に沿って摺動移動する。そして、所定の経路に
沿って上昇し最終的な位置に位置決めされる。
【0020】前記第1のテープガイド部材24が分岐点
25近傍にあるときの状態を側面から見たのが図3であ
るが、この図3において、入側第1ふね16はガイド板
40の上面に沿って移動し、このガイド板40の下面か
ら下方へ突出しているボス部35aが、分岐案内板45
(の当接部45aの右側面)と当接しながら摺動移動し
ている。
【0021】再び図2へ戻って、前述したように第1の
テープガイド部材24が分岐点25を通過して矢印M方
向へ向かうとき、そのボス部35aが分岐案内板45の
当接部45bに当接することにより該分岐案内板45が
回動ピン46を中心軸として矢印N方向へ回動する。こ
れにより、それまで分岐案内板45の第2溝部45dに
係合していた位置規制部材47の突起部47aが矢印P
方向へ移動してロックが外れる。そして第1のテープガ
イド部材24が分岐案内板45の当接部45bから離れ
ると、位置規制部材47の突起部47aが第1溝部45
cに係合し、分岐案内板45が該位置に固定される。こ
のときの状態を図4に示す。
【0022】この図4に従い、第2のテープガイド部材
22の移動動作について述べる。前述のように、第1の
テープガイド部材24が分岐点25を通過して分岐案内
板45の当接部45bから離れたとき、この分岐案内板
45の当接部45aはメインガイド40a側、すなわち
回転ヘッド装置2側へ移動して第2の案内溝42を閉じ
る。ローディングリング30がさらにL方向へ回転する
に伴い第2のテープガイド部材22も移動し、入側第2
ふね11の下面に設けられているガイド突起26が分岐
案内板45の当接部45aの左側面に当接して矢印M′
方向へ案内され、第3の案内溝43に沿って摺動移動す
る。
【0023】そして、入側第2ふね11の先端部に植立
された位置決めピン28がふね位置決め部材29に係合
してテープ入側のテープ装架動作が終了する。以上はテ
ープ装架動作を説明したものであるが、テープ装架を解
除する場合にはテープ装架動作と逆の動作となる。すな
わち、図4において、ローディングリング30が矢印L
と反対方向へ回動し、第2のテープガイド部材22が矢
印M′と逆方向へ移動して分岐点25を通過する。
【0024】このとき、分岐点25において、分岐案内
板45が第3の案内溝43側開いているので、第2の
テープガイド部材22は何ら当接するものがない経路を
通り第1の案内溝41へ戻る。次に第1のテープガイド
部材24が第2の案内溝42を矢印M方向とは逆方向へ
移動する。このとき、ボス部35aが分岐案内板45の
当接部45aと当接して分岐案内板45が回動ピン46
を中心に矢印N′方向へ回動し、図2に示したような位
置で分岐案内板45が止まる。その後第1の案内溝41
に沿って第1及び第2のテープガイド部材24、22が
移動し、それぞれが前述の図1のカセット開口部内23
に至りテープ装架解除が終了する。
【0025】以上説明したように、本発明では、従来の
テープ装架装置のように、各テープガイドを所定方向に
付勢して案内するばねなどの付勢部材が不必要なので、
構造を簡単化し調整を容易化して各テープガイド部材を
所定経路に確実に案内することができる。また、構造を
簡単化した結果、図2に示すように、第1のテープガイ
ド部材24と第2のテープガイド部材22は相互に接近
して移動させ、また、図1に示すように、テープ装架前
においては第1のテープガイド部材24と第2のテープ
ガイド部材22をカセット3の狭い開口部内に効率良く
収容することができ、テープガイド案内機構を小型、薄
型化することができる。
【0026】また、分岐点25において、主通路である
第1の案内溝41から分岐する副通路への分岐角度を、
分岐案内用の可動部材である分岐案内板45の形状を変
更するだけで自由に変えることが可能であるので、テー
プ装架経路における分岐点25の位置を設計時に自由に
選択することができる。従って、テープガイド案内機構
のテープガイド類の移動経路の設計を容易に行えるとと
もに、該テープガイド類を支持する部材自体の形状の自
由度も大きく、小型にすることもできるので、特に回転
ヘッド装置に対してカセットと反対側まで磁気テープを
装架する構成のものにおいてはテープガイド案内機構の
平面占有面積を減少させることができるという利点があ
る。
【0027】さらに、本実施例においては、分岐案内板
45をガイド板40の下側に設けたが、これはガイド板
40の上側に設けても同様の効果が得られる。このよう
にすればガイド板40の下側のスペースをさらに減少さ
せることができるので装置の薄形化をさらに押しすすめ
ることができる。さらにまた、本実施例では回転ヘッド
装置2のテープ入側のみにおいて各テープガイド部材2
4、22が上昇していく構成の装架方式を例にとって説
明したが、回転ヘッド装置2のテープ入側、出側におい
て各テープガイド部材が平行に移動していく等の他の装
架方式の装置においても本発明を適用できることは明ら
かである。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればテ
ープガイド部材の移動経路の選択動作が確実で、且つ、
構成が簡単なテープガイド案内機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置を示
す略示平面図である。
【図2】図1におけるテープガイド案内機構の要部平面
図である。
【図3】図2におけるIII方向からの視図である。
【図4】入側第1ふねが分岐点通過後のテープ装架の途
中状態を示すテープガイド案内機構の要部平面図であ
る。
【符号の説明】
2…回転ヘッド装置、3…カセット、4…磁気テープ、
24…第1のテープガイド部材、22…第2のテープガ
イド部材、25…分岐点、41…第1の案内溝、42…
第2の案内溝、43…第3の案内溝、45…分岐案内
板、45a、45b…当接部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−187157(JP,A) 特開 昭59−210559(JP,A) 特開 昭60−209957(JP,A) 特開 昭57−20957(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のテープガイド部材を駆動手段に
    連結する第1の連結部材と、第2のテープガイド部材
    前記駆動手段に常時連結する第2の連結部材とを備
    え、前記駆動手段により前記第1のテープガイド部材
    前記第2のテープガイド部材を移動してテープを回転
    ヘッド装置に装架するテープガイド案内機構において、
    移動方向に対して前記第1のテープガイド部材が先行移
    動する場合には前記駆動手段により前記第1の連結部材
    を引っ張り、前記第2の連結部材を押し、また、移動方
    向に対して前記第2のテープガイド部材が先行移動する
    場合には前記駆動手段により前記第2の連結部材を引っ
    張り、前記第1の連結部材を押すようにしたことを特徴
    とするテープガイド案内機構。
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JPS61187157A (ja) * 1985-02-15 1986-08-20 Seiko Epson Corp テ−プロ−デイング装置

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