JP2519324Y2 - 画像比較回路 - Google Patents

画像比較回路

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JP2519324Y2
JP2519324Y2 JP11168190U JP11168190U JP2519324Y2 JP 2519324 Y2 JP2519324 Y2 JP 2519324Y2 JP 11168190 U JP11168190 U JP 11168190U JP 11168190 U JP11168190 U JP 11168190U JP 2519324 Y2 JP2519324 Y2 JP 2519324Y2
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利王 岩田
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Kenwood KK
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Description

【考案の詳細な説明】 （イ） 産業上の利用分野 この考案は二種類の画像を同一モニタ上に表示するの
に好適な画像比較回路に関する。
（ロ） 従来技術。考案が解決しようとする問題点 従来技術を第４図に示す。
第４図（ａ）は画像処理回路21で処理された画像をモ
ニタ22でモニタし、同様に、画像処理回路23で処理され
た画像をモニタ24でモニタする様にしたもの、第４図
（ｂ）は画像処理回路21で処理された画像と画像処理回
路23で処理された画像とをスイッチ25で切り換えてモニ
タ26に表示するようにしたものである。
しかし、前者は２つのモニタ22,24を必要とし、しか
も、モニタ22,24の性能が異なる場合画質の正確な比較
が出来ず、また、後者はスイッチ25で切り換えるため時
間差があり、同一画面を比較することができないという
欠点を有していた。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的をするところは従来の欠点を解消した画像比較
回路を提供するところにある。
（ハ） 問題を解決するための手段 この考案の画像比較回路は、コンポジット信号より抽
出された画像信号に所定の処理を施す２つの画像処理回
路と、前記２つの画像処理回路の出力を切り換えるマル
チプレクサと、前記コンポジット信号から垂直同期信号
を取り出す垂直同期分離回路と、前記コンポジット信号
から水平同期信号を取り出す水平同期分離回路と、前記
垂直同期分離回路で分離された垂直同期信号より所定時
間遅延し、且つ、所定のパルス幅を有するパルスを生成
する第１のパルス生成回路と、前記水平同期分離回路で
分離された水平同期信号より所定時間遅延し、且つ、所
定のパルス幅を有するパルスを生成する第２のパルス生
成回路と、前記第１のパルス生成回路の出力パルスと前
記第２のパルス生成回路の出力パルスとで前記マルチプ
レクサを制御するAND回路とで構成したものである。
（ニ） 実施例 この考案に係る画像比較回路の実施例を第１図乃至第
３図に基づいて説明する。
図中、１はコンポジット信号Ｃより抽出した画像信号
にノイズリダクション効果を施す第１の画像処理回路、
２はノイズリダクション効果を施さない第２の画像処理
回路、３は第１の画像処理回路１の出力と第２の画像処
理回路２の出力とを切り換えるマルチプレクサである。
前記コンポジット信号Ｃは垂直同期分離回路４と水平
同期分離回路５に導かれ、垂直同期信号６と水平同期信
号７とが分離される。
垂直同期信号６の立ち下がり6aをマルチバイブレータ
８が検出するとマルチバイブレータ８はパルス幅tV1の
パルス９を出力する。
マルチバイブレータ10がパルス９の立ち下がり9aを検
出するとパルス幅tV2のパルス11を出力する。
また、水平同期信号７の立ち下がり7aをマルチバイブ
レータ12が検出すると、マルチバイブレータ12はパルス
幅tH1のパルス13を出力する。
マルチバイブレータ14がパルス13の立ち下がり13aを
検出すると、マルチバイブレータ14はパルス幅tH2のパ
ルス15を出力する。
そして、パルス11とパルス15とは、AND回路16に導か
れ、AND回路16の出力信号17はマルチプレクサ３を制御
する。
第２図（ｇ）はAND回路16の出力信号17を示し、出力
信号17はマルチプレクサ３を制御して、パルス幅tV2の
走査時間において、パルス幅tH2の時間のみ切り換えら
れた画像がモニタ上に表示されるようになっている。
第３図は第２の画像処理回路２で処理された画像2A中
に第１の画像処理回路１で処理された画像1Aを表示した
例を示し、パルス幅tH1は映像1Aの水平方向の表示位置
を、パルス幅tV1は画像1Aの垂直方向の表示位置を決定
するものである。
また、パルス幅tH2は画像1Aの水平方向の幅を、パル
ス幅tV2は画像1Aの垂直方向の幅を決定するものであ
る。
前記したパルス幅はそれぞれのマルチバイブレータの
外付けのコンデンサ及び抵抗値を変化させることにより
変化させることが出来るから、容易に希望する位置に希
望する大きさで表示させることも出来る。
（ホ） 考案の効果 この考案に係る画像比較回路によれば上述のように構
成したので、以下のような効果を奏する。
一台のモニタで２つの画像を比較することが出来る
から安価になる。
同時に２つの画像を比較することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第１図乃至第３図はこの考案に係る画像比較回路の実施
例を示し、第１図はブロック図、第２図は（ａ）（ｂ）
（ｃ）（ｄ）（ｅ）（ｆ）（ｇ）は各部の波形図、第３
図はモニタ上の表示例を示す図、第４図（ａ）（ｂ）は
従来技術のブロック図である。 主な符号の説明 1,2:画像処理回路 3:マルチプレクサ 4:垂直同期分離回路 5:水平同期分離回路 6:垂直同期信号 7:水平同期信号 8,10,12,14:マルチバイブレータ 16:AND回路 C:コンポジット信号

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】コンポジット信号より抽出された画像信号
    に所定の処理を施す２つの画像処理回路と、前記２つの
    画像処理回路の出力を切り換えるマルチプレクサと、前
    記コンポジット信号から垂直同期信号を取り出す垂直同
    期分離回路と、前記コンポジット信号から水平同期信号
    を取り出す水平同期分離回路と、前記垂直同期分離回路
    で分離された垂直同期信号より所定時間遅延し、且つ、
    所定のパルス幅を有するパルスを生成する第１のパルス
    生成回路と、前記水平同期分離回路で分離された水平同
    期信号より所定時間遅延し、且つ、所定のパルス幅を有
    するパルスを生成する第２のパルス生成回路と、前記第
    １のパルス生成回路の出力パルスと前記第２のパルス生
    成回路の出力パルスとで前記マルチプレクサを制御する
    AND回路とで構成したことを特徴とする画像比較回路。
JP11168190U 1990-10-26 1990-10-26 画像比較回路 Expired - Lifetime JP2519324Y2 (ja)

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JPH0469978U JPH0469978U (ja) 1992-06-22
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