JP2519319Y2 - カーセキュリティシステム - Google Patents

カーセキュリティシステム

Info

Publication number
JP2519319Y2
JP2519319Y2 JP9980490U JP9980490U JP2519319Y2 JP 2519319 Y2 JP2519319 Y2 JP 2519319Y2 JP 9980490 U JP9980490 U JP 9980490U JP 9980490 U JP9980490 U JP 9980490U JP 2519319 Y2 JP2519319 Y2 JP 2519319Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
security
circuit
sensor
security system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP9980490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0456556U (ja
Inventor
由人 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP9980490U priority Critical patent/JP2519319Y2/ja
Publication of JPH0456556U publication Critical patent/JPH0456556U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2519319Y2 publication Critical patent/JP2519319Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は車両又は車両内機器の盗難防止のためのカ
ーセキュリティシステムに係り、特に、車両の非盗難時
の振動や衝撃などによる誤警報動作を防止するのに好適
なカーセキュリティシステムに関する。
(ロ) 従来技術・考案が解決しようとする問題点 従来より、車両又は車両内機器の盗難防止用カーセキ
ュリティシステムは、車両内に振動や衝撃を感知するセ
ンサー回路を備え、このセンサー回路からのセンサー反
応でセキュリティ回路を動作させ警報音などを発生さ
せ、車両の盗難を防止するようにしたものである。
しかし、上記した従来のカーセキュリティシステム
は、車両に加わる振動や衝撃をセンサー回路が感知し、
例えば交通量の激しい場所などで停車した時大きい車両
が近くを通過したり、又は横に停車した時、この大きい
車両の振動が加わってセンサー回路が動作し、セキュリ
ティ回路が警報動作状態になるなどの不具合があった。
また、センサー回路の検出装置が何らかの原因で破損
した時、セキュリティ回路は警報動作状態になり続け車
両のバッテリの負担も大きくなるという欠点もあった。
この考案は上記した点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは従来例の欠点を解消し、センサ
ー回路のセンサー反応によってセキュリティ回路を禁止
状態又は警報動作状態にするようにしたカーセキュリテ
ィシステムを提供するところにある。
(ハ) 問題を解決するための手段 第1図はこの考案の構成を示す機能ブロック図であ
り、この考案のカーセキュリティシステムは車両に装着
したセンサー回路と、このセンサー回路で車両の振動や
衝撃を検出して車両又は車両内機器の盗難防止の警報動
作を行なうセキュリティ回路を有したカーセキュリティ
システムにおいて、上記センサー回路のセンサー反応が
一定時間内に一定回数の検出を行なう検出手段と、この
一定時間内に一定回数の検出によって上記セキュリティ
回路の警報動作を禁止状態にする禁止動作手段と、この
禁止状態を予め設定した時間で禁止解除するタイマ計数
手段とを備え、セキュリティ回路が警報動作状態で車両
の盗難防止を実行するよう構成したものである。
(ニ) 作用 この考案の作用を第1図の機能ブロック図を用いて説
明する。
車両に装着したセンサー回路で車両の振動や衝撃を検
出し(検出手段1)、このセンサー回路のセンサー反応
が、予め設定した一定時間内に一定回数のセンサー反応
があるかを検出する(検出手段2)。
この一定時間内に一定回数以上のセンサー反応を検出
した時、セキュリティ回路の警報動作を禁止状態にする
(禁止動作手段3)。このセキュリティ回路の禁止状態
は、予め設定した時間で禁止を解除するよう構成し、こ
の禁止解除の時間をタイマ計数し(タイマ計数手段
4)、この禁止解除タイマ時間を経過するとセキュリテ
ィ回路は通常の動作状態になる。
一方、一定時間内に一定回数の検出が成されない時、
セキュリティ回路は警報動作状態になり車両の盗難防止
を実行する。
この様に、カーセキュリティシステムは一定時間内に
一定回数以上のセンサー反応を検出した場合(非盗難と
判断)、セキュリティ回路を禁止動作状態にして無用な
警報動作を避けることができる。
(ホ) 実施例 この考案に係るカーセキュリティシステムの実施例を
第1図乃至第3図に基づいて説明する。
第1図は機能ブロック図、第2図はハードウェアのブ
ロック図、第3図は動作を説明するフローチャートであ
る。
図において、10は車両に装着したセンサー回路、11は
セキュリティスイッチ、12はカウンタを内蔵しセキュリ
ティ回路などを制御するマイクロコンピュータ(以下、
単にマイコンという)、13はセキュリティ回路である。
車両内にカーセキュリティ用の振動や衝撃を感知する
センサー回路10を装着し、セキュリティスイッチ11をON
にすることによりカーセキュリティシステムは動作状態
になる。
このセンサー回路10及びセキュリティスイッチ11はマ
イコン12に接続され、マイコン12はセンサー回路10から
の振動や衝撃を感知したセンサー信号によってセキュリ
ティ回路13を制御してカーセキュリティシステムを動作
させ、車両や車両内機器などの盗難防止を行なうことが
できる。
このカーセキュリティシステムの動作を第3図のフロ
ーチャートで説明する。
センサー回路10の振動/衝撃センサーに反応があった
かを判断し(ステップS1)、振動又は衝撃の反応がある
場合、セキュリティ回路13のセキュリティ動作が禁止中
か警報動作中かを判断する(ステップS2)。
セキュリティ回路13が警報動作中(ステップS3)であ
れば、前記センサー回路10からのセンサー反応が一定時
間内に一定回数(時間/回数と記載)の反応があったか
を判断し(ステップS4)、センサー反応が一定時間内に
一定回数に達していれば、マイコン12はセキュリティ回
路13を禁止状態にする(ステップS5)。
上記センサー反応が一定時間内に一定回数に達してい
ない場合、セキュリティ回路13は警報動作状態で車両盗
難防止用警報を発生し盗難防止を行ない(ステップS
6)、一方、センサー回路10は再度センサー反応の感知
を続ける(ルートR1)。
ステップS2でセキュリティ回路13がセキュリティ動作
禁止中である場合、セキュリティ動作禁止解除の設定時
間が経過したかを判断し(ステップS7)、セキュリティ
動作禁止が解除したらセキュリティ回路13のセキュリテ
ィ動作の復帰時間を経過し(ステップS8)、セキュリテ
ィ回路13が警報動作中になって再度センサー反応を感知
する(ステップS9)、このセンサー反応の感知において
1度の反応も無い場合、セキュリティ回路13はセキュリ
ティ動作の禁止解除を実行し(ステップS10)、セキュ
リティ回路13は警報動作状態になる(ステップS6)。
一方、上記センサー反応の感知が1度でも発生した場
合、セキュリティ回路13はセキュリティ動作を禁止状態
にして禁止時間解除のタイマ設定を実行し(ステップS1
1)、マイコン12内蔵のカウンタ12aをカウンタ動作さ
せ、ルートR2を介してステップS7を実行する。
尚、上記ステップS9の1度でものセンサー反応の判断
は、予め設定した一定回数以内のセンサー反応を感知す
るようにしても良い。
この様に、盗難以外の車両の振動や衝撃に対してセキ
ュリティ回路13が禁止状態になるので、無用の警報動作
をすることが無くなり、本来の車両盗難防止用警報動作
を行なうことができる。
(ヘ) 考案の効果 この考案に係るカーセキュリティシステムは前述のよ
うに、例えば交通の激しい場所などでセンサー反応が一
定時間内に一定回数以上発生するような振動や衝撃に対
しては警報動作を禁止し、本来の車両盗難の目的にのみ
警報動作することができるので、無駄な警報動作を無く
すことができるという効果がある。
また、センサー回路などが不良になった場合でも自動
的にセンサー反応を禁止して警報動作を中止することが
できるので、警報装置が動作し続け警報音が鳴りっぱな
しになるなどのことを防止することができるという効果
もある。
しかも、このセキュリティ機能は内蔵されたマイコン
のソフトウェアに大きく依存し、コストを上げることな
く機能を増やすことができるという効果があり、実施も
容易であるなどの優れた特長を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図はこの考案の係るカーセキュリティシ
ステムの実施例を示し、第1図は機能ブロック図、第2
図はハードウェアのブロック図、第3図は動作を説明す
るフローチャートである。 主な符号の説明 10:センサー回路、11:セキュリティスイッチ、12:マイ
クロコンピュータ(マイコン)、13:セキュリティ回
路。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に装着したセンサー回路と、このセン
    サー回路で車両の振動や衝撃を検出して車両又は車両内
    機器の盗難防止の警報動作を行なうセキュリティ回路を
    有したカーセキュリティシステムにおいて、 上記センサー回路のセンサー反応が一定時間内に一定回
    数の検出を行なう検出手段と、この一定時間内に一定回
    数の検出によって上記セキュリティ回路の警報動作を禁
    止状態にする禁止動作手段と、この禁止状態を予め設定
    した時間で禁止解除するタイマ計数手段とを備え、セキ
    ュリティ回路が警報動作状態で車両の盗難防止を実行す
    るよう構成したことを特徴とするカーセキュリティシス
    テム。
JP9980490U 1990-09-26 1990-09-26 カーセキュリティシステム Expired - Lifetime JP2519319Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9980490U JP2519319Y2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 カーセキュリティシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9980490U JP2519319Y2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 カーセキュリティシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0456556U JPH0456556U (ja) 1992-05-14
JP2519319Y2 true JP2519319Y2 (ja) 1996-12-04

Family

ID=31841992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9980490U Expired - Lifetime JP2519319Y2 (ja) 1990-09-26 1990-09-26 カーセキュリティシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2519319Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067882A (ja) * 2000-09-01 2002-03-08 Yamaha Motor Co Ltd 車両の盗難防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0456556U (ja) 1992-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2768710B2 (ja) 車両の搭乗者を保護する保護装置を起動する装置
US5574424A (en) Anti-car jacking/theft device
TWI766022B (zh) 移動式警報裝置
JP4293454B2 (ja) 車両用盗難防止方法及び装置
JP2004062386A (ja) 防犯装置
JP2519319Y2 (ja) カーセキュリティシステム
JP2002079911A5 (ja)
KR100871441B1 (ko) 차량용 보안 시스템
US7327224B2 (en) Vehicle security system
JP2001003380A (ja) マンホール内落下防止装置
JP2006123650A (ja) 車内監視装置
GB2094045A (en) Vehicle having a security alarm system
JP2001088660A (ja) 車両用盗難防止装置
KR200229711Y1 (ko) 자동차 블랙박스
KR100534304B1 (ko) 차량의 도난 및 충돌 감지시스템
JPH0646758Y2 (ja) 盗難防止装置付の車載用音響機器
KR100774737B1 (ko) 차량의 풍속 경보장치
JP2001270425A (ja) 盗難検知装置
KR19980078775A (ko) 차량의 도난 경보장치
KR0168812B1 (ko) 자동차 도주 방지를 위한 장치
KR950011386B1 (ko) 차량의 도난방지 통합 시스템
KR0143164B1 (ko) 인체감지센서를 이용한 도난방지장치
JP2001018758A (ja) 盗難検知装置
KR0135628Y1 (ko) 자동차의 도어 열림 경보 장치
KR0151671B1 (ko) 자동차 위치감지장치