JP2518942Y2 - シェーディング補正回路 - Google Patents

シェーディング補正回路

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JP2518942Y2
JP2518942Y2 JP1990005670U JP567090U JP2518942Y2 JP 2518942 Y2 JP2518942 Y2 JP 2518942Y2 JP 1990005670 U JP1990005670 U JP 1990005670U JP 567090 U JP567090 U JP 567090U JP 2518942 Y2 JP2518942 Y2 JP 2518942Y2
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JP1990005670U
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JPH0398568U (ja
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保男 吉村
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日立電子株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,固体撮像素子を用いたテレビジョンカメラ
において発生する,固体撮像素子特有のシェーディング
を補正する回路に関するものである。
〔従来の技術〕
固体撮像素子を用いたテレビジョンカメラにおいて
は,水平同期期間及び垂直同期期間に固体撮像素子に蓄
積された信号を移動するため,その期間に多大な電流が
流れる。その結果,固体撮像素子を用いたテレビジョン
カメラの黒レベルには,第2図に示す様な特有の水平及
び垂直方向にシェーディング波形が現われる。この波形
は,固体撮像素子部の電源回路の形成,接地インピーダ
ンス等による違いも有るが,一般的に第2図に示す波形
となる。
従来の黒レベルシェーディング補正としては,水平及
び垂直のノコギリ波信号及びパラボラ信号から作った補
正信号に基づく補正が有る。また,従来の撮像管を用い
たテレビジョンカメラでは,撮像管特有のコーナーフレ
ーム(画面の4隅に発生するシェーディング)が発生す
るため,このコーナーフレームを除去する各種コーナー
フレーム補正信号に基づき,補正されているが,固体撮
像素子を用いたテレビジョンカメラでも,このコーナー
フレーム補正信号によりシェーディング補正を行ってい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
前述の従来技術では,固体撮像素子を用いたテレビジ
ョンカメラで発生したシェーディングを補正した場合,
発生したシェーディング波形と補正信号が合致しないた
め,完全にシェーディングを補正することが出来ないと
いう欠点がある。本考案はこれらの欠点を解消するため
に,発生するシェーディング波形と同等な補正波形を作
成し,シェーディングをほぼ完全に補正することを目的
とする。
〔課題を解決するための手段および作用〕
本考案は上記の目的を達成するため,固体撮像素子を
用いたテレビジョンカメラから発生する黒レベルのシェ
ーディングが,コンデンサと抵抗による時定数(CR時定
数)カーブに近似していることから,このシェーディン
グ補正カーブに,CRの時定数カーブを用い,シェーディ
ングを補正するようにしたものである。
その結果,発生するシェーディング波形と作成したシ
ェーディング補正信号波形が合致するため,固体撮像素
子を用いたテレビジョンカメラにおけるシェーディング
をほぼ完全に補正することができる。
〔実施例〕
以下,本考案の一実施例を第1図により説明する。1
は水平同期信号入力端子を示し,水平ブランキング期間
に正極性の水平同期信号が入力し,NPNトランジスタ2の
ベースに入力される。トランジスタ2は,スイッチング
動作を行っており,正極性の信号が入力した時オンとな
り,トランジスタ2のコレクタは接地電位となる。正極
性の信号がなくなるとトランジスタ2は,オフとなり,
そのコレクタ電圧は可変抵抗器3の値と,コンデンサ4
の値との時定数による積分カーブを描いて+V電圧まで
上昇し,再びトランジスタ2に正極性の信号が入力する
と,そのコレクタは接地電位に下がる,第3図に示す様
な水平方向の補正信号が得られる。この補正信号の積分
カーブは,可変抵抗器3の値により,調整することが出
来る。この可変抵抗器3による積分カーブの設定は,固
体撮像素子を用いたテレビジョンカメラから発生する水
平方向のシェーディングカーブと近似する補正カーブに
設定される。この水平方向の補正信号は,インピーダン
ス変換器5により,インピーダンス変換され,可変抵抗
器6の一端子に入力すると共に,反転増幅器7の入力端
子にも入力する。反転増幅器7により極性反転された信
号は,可変抵抗器6の他端子に入力される。可変抵抗器
6によって,正極性から負極性までレベルが可変された
水平方向の補正信号が得られ,加算器8に入力する。同
様にして,9は正極性の垂直同期信号入力端子,10はNPNト
ランジスタ,11は可変抵抗器,12はコンデンサ,13はイン
ピーダンス変換器,14は可変抵抗器,15は反転増幅器を示
し,可変抵抗器11により,発生する補正信号を,固体撮
像素子を用いたテレビジョンカメラから発生する垂直方
向のシェーディングカーブと近似した垂直方向の補正カ
ーブとなるように設定する。そして,可変抵抗器14によ
り,垂直方向の正極性から負極性までのレベルの可変さ
れた垂直方向の補正信号は,加算器8に入力する。16
は,水平及び垂直方向のノコギリ波信号及びパラボラ信
号の発生回路及び極性・レベル可変回路からなる具体的
なシェーディング補正信号発生回路であり,この回路の
出力の水平ノコギリ波信号17,水平パラボラ信号18,垂直
ノコギリ波信号19及びパラボラ信号19を加算器8にて上
記補正信号と加算し,シェーディング補正信号として加
算回路21に入力する。加算回路21の他入力には,映像信
号入力端子22からのシェーディングを含んだ映像信号が
入力しており,上記シェーディング補正信号によって,
シェーディング補正され,出力端子23から図示しない他
の映像系像増幅器へ出力する。ここで,可変抵抗器6,14
の値,基本的なシェーディング補正信号発生回路16の水
平ノコギリ波信号,水平パラボラ信号,垂直ノコギリ波
信号及び垂直パラボラ信号の各極性レベルは,加算器21
出力における水平及び垂直方向のシェーディングが無く
なるような値に設定する。
なお,本説明では,単一映像信号チャネルにて説明し
たが,3板式の固体撮像素子を用いたカラーテレビジョン
カメラにおいては,同様回路を3チャネル設けることに
より,同様動作で補正を行う事か出来る。
また,上記構成はマイクロコンピューターを用いたソ
フト構成にても,同様動作を行うことができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば,固体撮像素子を用いたテレビジョン
カメラに特有に発生するシェーディングをほぼ完全に補
正することができる。
【図面の簡単な説明】
第2図は,固体撮像素子を用いたテレビジョンカメラに
発生するシェーディング波形を示す図,第1図は,本考
案のシェーディング補正回路のブロック図,第3図はそ
の補正信号を示す図である。2,10はNPNトランジスタ,3,
6,11,14は可変抵抗器,4,12はコンデンサ,5,13はインピ
ーダンス変換器,7,15は反転増幅器,8,21は加算器,16は
シェーディング補正信号発生回路である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平映像信号期間および垂直映像信号期間
    ごとにそれぞれ積分カーブを描いて所定電圧レベルにな
    る波形信号をそれぞれ発生する回路と,上記発生された
    各波形信号をそれぞれ反転増幅する回路と,上記発生さ
    れた各波形信号と該各反転増幅された波形とを可変可能
    な比率でそれぞれ合成する回路とによって,該各合成さ
    れた信号を基に固体撮像素子を用いたテレビジョンカメ
    ラの黒レベル部に発生するシェーディング信号に近似し
    た補正信号を発生することを特徴とするシェーディング
    補正回路。
JP1990005670U 1990-01-26 1990-01-26 シェーディング補正回路 Expired - Lifetime JP2518942Y2 (ja)

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JPH0398568U JPH0398568U (ja) 1991-10-14
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