JP2518516Y2 - 複写機 - Google Patents

複写機

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JP2518516Y2
JP2518516Y2 JP1987095789U JP9578987U JP2518516Y2 JP 2518516 Y2 JP2518516 Y2 JP 2518516Y2 JP 1987095789 U JP1987095789 U JP 1987095789U JP 9578987 U JP9578987 U JP 9578987U JP 2518516 Y2 JP2518516 Y2 JP 2518516Y2
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JP1987095789U
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JPS642243U (ja
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浩次 西川
真作 米田
浩美 早田
好彦 田中
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三田工業株式会社
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機に関し、更に詳しくは、自動原稿送
給手段により原稿が重なったまま送給された場合等に警
告を発生するようにした複写機に関する。
〔従来の技術〕
従来、原稿の種類(A4,A4R(A4横方向),B5,B5R(B5
横方向)といった規格原稿の大きさとその方向)を入力
することにより原稿の長さを入力する原稿サイズ入力手
段と、自動原稿送給手段と、その自動原稿送給手段を通
過した原稿の長さを検出する原稿サイズ検出手段とを有
する複写機が知られている。
原稿サイズ入力手段は、拡大複写や縮小複写を行う際
に元の原稿のサイズを設定するために設けられている。
自動原稿送給手段は、多数の原稿を複写する際に原稿
を原稿面ガラス上に一枚ずつ自動的に送給するために設
けられている。
原稿サイズ検出手段は、自動原稿送給手段で送給され
る原稿サイズを検出して、適合するサイズの転写紙を自
動選択するために設けられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
自動原稿送給手段は原稿を一枚ずつ送給するものであ
るが、例えば2枚の原稿が少しズレて密着した状態で送
給してしまうこともある。
そのような場合、従来の複写機では、何ら警告がなさ
れなかったので、全く気付かれなかったり、気付くのが
遅れ、複写のやり直し等の後処理が面倒になるという問
題点がある。
また、折れ曲がった原稿が混入している場合にも、上
述と同じ問題点がある。
従って、本考案の目的とするところは、自動原稿送給
手段により原稿を送給する場合に、ズレて密着した状態
で2枚の原稿を送給してしまった時や折れ曲がった原稿
を送給した時に、迅速に警告を発生するようにした複写
機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の複写機は、原稿の種類を入力する原稿サイズ
入力手段と,自動原稿送給手段と,上記自動原稿送給手
段で送給された原稿の長さを検出する原稿サイズ検出手
段とを有する複写機において,上記原稿サイズ入力手段
により設定された原稿の種類から決定される原稿の長さ
と,原稿サイズ検出手段により検出それた原稿の長さの
比を算出する算出手段と,上記算出手段により算出され
た比が所定の許容限界内にあるか否かを判定する判定手
段及び,上記判定手段により上記比が所定の許容限界を
越えたと判定された時に警告を発する警告手段とを具備
してなることを構成上の特徴とするものである。
〔作用〕
本考案の複写機では、自動原稿送給手段で原稿を送給
する場合にも原稿サイズ入力手段で原稿サイズを設定で
きるようになっている。
そして、その設定された原稿サイズと実際に検出した
原稿サイズの比が許容限界を超えた時に警告を行うよう
になっている。
原稿が適正に送られている場合は、両者の相違はほと
んどないので、警告は行われないが、2枚の原稿がズレ
た状態で密着して送給された時は、検出される原稿サイ
ズが設定された原稿サイズより大きくなるので、両者の
比が許容限界を超え、警告が行われる。従って、直ちに
オペレータは異常に気付くことができ、迅速に適正な処
理を行うことができる。
また、折れ曲がった原稿を送給した場合も、設定され
たサイズと検出されたサイズとが大きく相違するので、
警告が行われて、オペレータは迅速に適切な処置を取る
ことができる。
〔実施例〕 以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に詳しく
説明する。
ここに第1図は本考案の一実施例の複写機の模式的断
面図、第2図は同複写機の操作パネルの平面図、第3図
は同複写機の制御系の要部ブロック図、第4図は同複写
機における比較及び警告処理の概略フローチャートであ
る。なお、図に示す実施例により本考案が限定されるも
のではない。
第1図に示す複写機1は、自動原稿送給手段2を具備
しており、原稿トレイ3に重ねられた多数の原稿から一
枚の原稿をローラ4等が取り込み、図の左方へ送り、ベ
ルト5その原稿を更に図の左方へ送って、原稿面ガラス
6上の所定位置に止める。原稿センサ7は通過する原稿
の長さを検出し、トレイセンサ8は原稿トレイ3上の原
稿の有無を検出するようになっている。かかる構成は、
従来公知の構成と同様である。
第2図に示されているように、上記複写機1の操作パ
ネル9は、原稿サイズ入力キー10を有し、原稿サイズを
設定できるようになっている。原稿サイズ入力キー10に
よる入力は,通常,規格原稿の種類,即ちその大きさと
方向(図2の原稿サイズ入力キー10の部分に描かれてい
るようにB6,A5,B5R,A4R,B4,A3(Rの表示は原稿が横方
向,即ち搬送方向に長手方向を向けた場合で,それ以外
は原稿の長手方向を搬送方向に直角となるようにセット
する)を入力することにより行われ,その長さは,予め
記憶されている上記原稿の種類に対応する長さが入力さ
れる。また,用紙(転写紙)サイズ入力キー11、複写倍
率指定キー12、濃度指定キー14a,14b、枚数指定用テン
キー15およびプリントボタン16を有している。さらに、
原稿サイズ表示ランプ17、ADFランプ18、自動用紙選択
ランプ19等を有している。このような構成は、従来公知
の複写機における構成と同様である。
第3図は、上記複写機1の制御系20の要部を示すもの
で、上記原稿センサ7,トレイセンサ8,原稿サイズ入力キ
ー10等が、制御の中枢たるマイクロコンピュータ21に接
続されている。また、原稿サイズ表示ランプ17,ADFラン
プ18等が前記マイクロコンピュータ21に接続されてい
る。複写機1の機械系も前記マイクロコンピュータ21に
よって制御されている。
次に、第4図を参照して複写機1の本考案に係る主要
な作動について説明する。
まず、原稿トレイ3上に原稿を載置すると、トレイセ
ンサ8によってその原稿が検知され、ADFランプ18が点
灯される。また、自動用紙選択モードとなり、自動用紙
選択ランプ19が点灯される。
原稿サイズ表示ランプ17は消灯しており、この状態で
プリントボタン16を押すと、自動原稿送給手段2で原稿
を取り込み、その原稿サイズ,即ち原稿の長さを原稿セ
ンサ7に検知して、それに適合するサイズの用紙を自動
選択する。
ところが、ADFランプ18が点灯し且つ原稿サイズ表示
ランプ17が消灯している状態で、原稿サイズ入力キー10
を押すと、原稿サイズ表示ランプ17が逐次点灯し、これ
により原稿サイズ,即ち原稿の長さを設定することがで
きるようになる。
そこで、第4図に示すように、この原稿サイズの設定
を行った後、プリントボタン16を押す(S1)と、第1枚
目の原稿が送給され(S2)、その通過する原稿の長さが
原稿センサ7で検知される(S3)。
マイクロコンピュータ21は、上記ステップS1で設定さ
れていた原稿サイズ,即ち原稿長さと、上記ステップS3
で検知した原稿の長さとを比較し、その相違が所定の許
容限界以下であるか否かを判定する(S4)。具体的に
は、両者の比を取り、その比が0.9〜1.1であるか否かを
判定する。
比が許容限界以下であれば、通常の複写動作を行う
(S5)。上記ステップS2〜S5は、原稿トレイ3上に原稿
がなくなるまで繰り返され(S6)、原稿が終了すると機
械系を停止する(S7)。
一方、上記ステップS4において、比が許容限界を超え
ていれば、警告が行われる(S8)。警告としては、例え
ばADFランプ18を点滅する。また、所定のメッセージを
表示したり、警告音を発生する。
警告後、機械系を停止する(S9)。
従って、2枚の原稿がズレた状態で密着して送給され
た場合や、折れ曲がった原稿が送給された場合には、誤
った複写は行われず、警告によってオペレータは直ちに
事態を認識でき、迅速に適切な処理をとることが出来る
ようになる。
他の実施例としては、自動原稿送給装置2自体に上記
警告機能を組み込んだものが挙げられる。即ち、自動原
稿送給手段2に、インジケータやアラームの如き警告発
生部と、警告機能をオンオフするスイッチと、設定され
た原稿サイズを複写機本体側から入力する入力部と、警
告制御部とを設け、スイッチで警告機能をオフしている
ときは従来と同様の動作を行わせ、一方、警告機能をス
イッチでオンすると、複写機本体側から設定された原稿
サイズと、原稿センサ7で検出した原稿サイズとの比を
算出して、その比が所定許容限界を超えていれば警告を
発生するようにしてもよい。
また、原稿サイズ検出手段として、原稿面ガラス上で
光学センサ等により原稿サイズを検出するようなものを
用いてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、原稿の種類を入力する原稿サイズ入
力手段と,自動原稿送給手段と,上記自動原稿送給手段
で送給された原稿の長さを検出する原稿サイズ検出手段
とを有する複写機において,上記原稿サイズ入力手段に
より設定された原稿の種類から決定される原稿の長さ
と,原稿サイズ検出手段により検出された原稿の長さの
比を算出する手段と,上記算出手段により算出された比
が所定の許容限界内にあるか否かを判定する判定手段及
び,上記判定手段により上記比が所定の許容限界を越え
たと判定された時に警告を発する警告手段とを具備して
なることを特徴とする複写機が提供され、これにより自
動原稿送給手段で原稿を送給する際、2枚の原稿がずれ
て密着した状態で送給つれた場合や、折り曲がった原稿
が送給された場合に、オペレータが直ちに認識できるよ
うになるので、迅速に適切な処置をとることが出来るよ
うになる。更に当該技術では、原稿サイズをその比でも
って許容限界内にあるか否かを判断しているので、原稿
の大きいサイズから小さいサイズに至るまで同等の精度
で原稿の重送あるいは折れ曲がりを検出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の複写機の模式的断面図、第
2図は同複写機の操作パネルの平面図、第3図は同複写
機の制御系の要部ブロック図、第4図は同複写機におけ
る比較及び警告処理の概略フローチャートである。 〔符号の説明〕 1…複写機 2…自動原稿送給手段 7…原稿センサ、8…トレイセンサ 9…操作パネル 10…原稿サイズ入力キー 17…原稿サイズ表示ランプ 18…ADFランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 好彦 大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−260032(JP,A) 特開 昭57−191660(JP,A) 特開 昭61−275833(JP,A) 特開 昭60−131559(JP,A) 特開 昭55−119644(JP,A) 特開 昭61−60539(JP,A) 実開 昭62−30258(JP,U) 実開 昭62−57269(JP,U) 特公 平4−30017(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿の種類を入力する原稿サイズ入力手段
    と, 自動原稿送給手段と, 上記自動原稿送給手段で送給された原稿の長さを検出す
    る原稿サイズ検出手段とを有する複写機において, 上記原稿サイズ入力手段により設定された原稿の種類か
    ら決定される原稿の長さと,原稿サイズ検出手段により
    検出された原稿の長さの比を算出する算出手段と, 上記算出手段により算出された比が所定の許容限界内に
    あるか否かを判定する判定手段及び, 上記判定手段により上記比が所定の許容限界を越えたと
    判定された時に警告を発する警告手段とを具備してなる
    ことを特徴とする複写機。
JP1987095789U 1987-06-22 1987-06-22 複写機 Expired - Lifetime JP2518516Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987095789U JP2518516Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 複写機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987095789U JP2518516Y2 (ja) 1987-06-22 1987-06-22 複写機

Publications (2)

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JPS642243U JPS642243U (ja) 1989-01-09
JP2518516Y2 true JP2518516Y2 (ja) 1996-11-27

Family

ID=30960792

Family Applications (1)

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57191660A (en) * 1981-05-21 1982-11-25 Canon Inc Picture recorder
JPS60260032A (ja) * 1984-06-06 1985-12-23 Ricoh Co Ltd 自動原稿送り装置

Also Published As

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JPS642243U (ja) 1989-01-09

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