JP2518309Y2 - 接続具 - Google Patents
接続具Info
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- JP2518309Y2 JP2518309Y2 JP1990015914U JP1591490U JP2518309Y2 JP 2518309 Y2 JP2518309 Y2 JP 2518309Y2 JP 1990015914 U JP1990015914 U JP 1990015914U JP 1591490 U JP1591490 U JP 1591490U JP 2518309 Y2 JP2518309 Y2 JP 2518309Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- connector
- jack
- opening
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は接続具に関し、特に例えば家庭用ビデオゲ
ーム機や家庭用パーソナルコンピュータ(情報処理装
置)のようなデータを入出力する電子機器において、デ
ータを入出力するためのバス等の接続に用いられる接続
具に関する。
ーム機や家庭用パーソナルコンピュータ(情報処理装
置)のようなデータを入出力する電子機器において、デ
ータを入出力するためのバス等の接続に用いられる接続
具に関する。
(従来技術) 従来、データの入出力のために用いられる接続具とし
ては、ハウジングの凹部内に複数のピンを設けたピンジ
ャックとそれに嵌まり合う穴の開いた凸部状のプラグが
あった。このピンジャックは、データ出力するビット数
に相当する数の線状のピンを含み、ピンジャックの各ピ
ンが嵌まり合う穴の開いた凸部状のプラグと接続され
る。
ては、ハウジングの凹部内に複数のピンを設けたピンジ
ャックとそれに嵌まり合う穴の開いた凸部状のプラグが
あった。このピンジャックは、データ出力するビット数
に相当する数の線状のピンを含み、ピンジャックの各ピ
ンが嵌まり合う穴の開いた凸部状のプラグと接続され
る。
その他の接続具としては、実開昭62−106487号及び実
開昭54−131799号が知られている。実開昭62−106487号
の技術は、コネクタ本体に横長の凹部を形成しかつ凹部
に所定間隔でコンタクトを形成した雌型コネクタに対し
て、凹部に対応する嵌入部の長手方向の所定間隔毎に挿
入方向に沿う溝を形成しかつ溝にコンタクトを嵌め込ん
だ雄型コネクタを挿脱自在としたものである。
開昭54−131799号が知られている。実開昭62−106487号
の技術は、コネクタ本体に横長の凹部を形成しかつ凹部
に所定間隔でコンタクトを形成した雌型コネクタに対し
て、凹部に対応する嵌入部の長手方向の所定間隔毎に挿
入方向に沿う溝を形成しかつ溝にコンタクトを嵌め込ん
だ雄型コネクタを挿脱自在としたものである。
また、実開昭54−131799号の技術は、複数の電気導体
を持つ印刷回路ボードを1対のジョー部を持つコネクタ
で圧接することによって、印刷回路ボード上に形成され
た2つの導体間を接続するものである。
を持つ印刷回路ボードを1対のジョー部を持つコネクタ
で圧接することによって、印刷回路ボード上に形成され
た2つの導体間を接続するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のピンジャックとプラグを用いた接続具は、使用
者が指でピンにふれると錆びるので、経年変化に伴い接
触不良が生じ易かった。また、使用者が子供等の場合
は、誤ってシャープペンシルやドライバ等の金属性の異
物を差込むことが多く、ピンが曲がって接触不良や接続
不良を生じ易く、場合によっては短絡されて電子機器内
部の半導体メモリ等に悪影響を与えることもあった。
者が指でピンにふれると錆びるので、経年変化に伴い接
触不良が生じ易かった。また、使用者が子供等の場合
は、誤ってシャープペンシルやドライバ等の金属性の異
物を差込むことが多く、ピンが曲がって接触不良や接続
不良を生じ易く、場合によっては短絡されて電子機器内
部の半導体メモリ等に悪影響を与えることもあった。
また、実開昭62−106487号の技術は、横長の嵌入部に
形成されるコンタクトが露出されているため、使用者が
指でコンタクトにふれ易く、それによって錆び易く、接
触不良が生じ易かった。また、雄型コネクタと雌型コネ
クタの構造が複雑で大型化し、高価となっていた。
形成されるコンタクトが露出されているため、使用者が
指でコンタクトにふれ易く、それによって錆び易く、接
触不良が生じ易かった。また、雄型コネクタと雌型コネ
クタの構造が複雑で大型化し、高価となっていた。
さらに、実開昭54−131799号のコネクタは、印刷回路
ボード上に形成された2つの導体間を接続するものであ
り、プラグを接続するために使用できず、接続対象が電
気導体の露出した印刷回路ボードであるので、指でコネ
クタの平面接触面にふれることを防止できる反面、印刷
回路ボードの電気導体に触れ易く、印刷回路ボードの電
気導体が錆び易く、接触不良が生じ易かった。
ボード上に形成された2つの導体間を接続するものであ
り、プラグを接続するために使用できず、接続対象が電
気導体の露出した印刷回路ボードであるので、指でコネ
クタの平面接触面にふれることを防止できる反面、印刷
回路ボードの電気導体に触れ易く、印刷回路ボードの電
気導体が錆び易く、接触不良が生じ易かった。
それゆえに、この考案の目的は、使用者が指でジャッ
ク(又はコネクタ)及びプラグの接点に触れ難く、誤っ
て異物を差し込んでも接触不良や接続不良が生じ難く、
しかも薄型かつ小型で、製造容易で、安価な、接続具を
提供することである。
ク(又はコネクタ)及びプラグの接点に触れ難く、誤っ
て異物を差し込んでも接触不良や接続不良が生じ難く、
しかも薄型かつ小型で、製造容易で、安価な、接続具を
提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本願は、電子機器へのデータ入出力のために使用され
る接続用ジャックとプラグを用いて接続するための接続
具であり、接続用ジャックは板状部材と、導電性部材
と、筐体と、逆差し防止部とを備える。板状部材は、絶
縁材料からなりその平面形状が4辺形をし、薄く形成さ
れる。導電性部材は、それぞれ帯状に形成され、それぞ
れが板状部材の少なくとも一方主面上の奥行方向の一方
端から他方端まで延びかつ幅方向に或る間隔を空けて複
数形成され、その奥行方向先端が解放端とされるように
構成される。筐体は、板状部材の上下に或る間隔を空け
て上面部と下面部を板状部材に対向して設けかつ板状部
材の左右に或る間隔を空けて1対の側壁を形成すること
により、奥行方向の手前側の端面に第1の開口凹部を形
成し、端面よりも奥行方向にずれた位置に板状部材の一
方端が位置するように板状部材を第1の開口凹部内で支
持し、導電性部材の解放端を外部へ導出するように構成
される。逆差し防止部は、プラグを上下逆に差すのを防
止するために、第1の開口凹部の一部に奥行方向に沿っ
て形成される。また、プラグは挿入凸部と第2の開口凹
部と、端子部とから構成される。挿入凸部は、第1の開
口凹部に嵌まり合う形状とされる。第2の開口凹部は、
挿入凸部の先端面から挿入方向に沿って奥行を有するよ
うに形成されかつ板状部材が嵌まる形状とされる。端子
部は、複数の導電性部材に対応して第2の開口凹部内に
複数形成されかつ各導電性部材に弾性的に圧接すること
によって電気的に接続される。
る接続用ジャックとプラグを用いて接続するための接続
具であり、接続用ジャックは板状部材と、導電性部材
と、筐体と、逆差し防止部とを備える。板状部材は、絶
縁材料からなりその平面形状が4辺形をし、薄く形成さ
れる。導電性部材は、それぞれ帯状に形成され、それぞ
れが板状部材の少なくとも一方主面上の奥行方向の一方
端から他方端まで延びかつ幅方向に或る間隔を空けて複
数形成され、その奥行方向先端が解放端とされるように
構成される。筐体は、板状部材の上下に或る間隔を空け
て上面部と下面部を板状部材に対向して設けかつ板状部
材の左右に或る間隔を空けて1対の側壁を形成すること
により、奥行方向の手前側の端面に第1の開口凹部を形
成し、端面よりも奥行方向にずれた位置に板状部材の一
方端が位置するように板状部材を第1の開口凹部内で支
持し、導電性部材の解放端を外部へ導出するように構成
される。逆差し防止部は、プラグを上下逆に差すのを防
止するために、第1の開口凹部の一部に奥行方向に沿っ
て形成される。また、プラグは挿入凸部と第2の開口凹
部と、端子部とから構成される。挿入凸部は、第1の開
口凹部に嵌まり合う形状とされる。第2の開口凹部は、
挿入凸部の先端面から挿入方向に沿って奥行を有するよ
うに形成されかつ板状部材が嵌まる形状とされる。端子
部は、複数の導電性部材に対応して第2の開口凹部内に
複数形成されかつ各導電性部材に弾性的に圧接すること
によって電気的に接続される。
(作用) この考案の接続具は、プラグを接続用ジャックに差し
込むことによって、接続用ジャックの各導電性部材とプ
ラグの各端子部とを電気的に接続する。
込むことによって、接続用ジャックの各導電性部材とプ
ラグの各端子部とを電気的に接続する。
(考案の効果) この考案の接続具によれば、板状部材の端面が第1の
開口凹部の端面よりも奥行方向に位置するように形成さ
れ、しかも複数の導電性部材が板状部材の主面に形成さ
れているので、使用者が指等で導電性部材に触れにくい
構造で、導電性部材が錆びにくく、接触不良が生じるの
を低減できる接続用ジャックとそれに嵌まり合うプラグ
が得られるため、使用者が誤って異物を差し込むことを
防止でき、それによって導電性部材を変形させたり破損
させることもなく、接触不良や接続不良が生じるのを大
幅に低減できる。
開口凹部の端面よりも奥行方向に位置するように形成さ
れ、しかも複数の導電性部材が板状部材の主面に形成さ
れているので、使用者が指等で導電性部材に触れにくい
構造で、導電性部材が錆びにくく、接触不良が生じるの
を低減できる接続用ジャックとそれに嵌まり合うプラグ
が得られるため、使用者が誤って異物を差し込むことを
防止でき、それによって導電性部材を変形させたり破損
させることもなく、接触不良や接続不良が生じるのを大
幅に低減できる。
さらに、この考案の接続具は、薄型かつ小型で、製造
が容易となり、安価である。
が容易となり、安価である。
(実施例) 第1図,第2図,第3図および第4図はこの考案の一
実施例のジャックとそれを用いた接触具を示す図であ
り、特に第1図はジャックの斜視図、第2図はジャック
の正面図、第3図はジャックの断面図を、第4図はプラ
グの斜視図を示す。
実施例のジャックとそれを用いた接触具を示す図であ
り、特に第1図はジャックの斜視図、第2図はジャック
の正面図、第3図はジャックの断面図を、第4図はプラ
グの斜視図を示す。
次に、第1図ないし第3図を参照して、ジャック20の
詳細を説明す。この実施例のジャック20は、その正面の
ほぼ中央に幅(横)方向に細長い凹部21を形成して成る
筐体22を含む。凹部21の内部には、後述のプラグ20を逆
に差すのを防止するために第1の開口凹部の少なくとも
1つの角に奥行き方向に沿ってテーパー部が形成され
る。また、凹部21の内部には、その平面が横方向に沿う
ように、絶縁材料からなる板状部材(エッジ部)23が背
面壁より突出して形成される。この板状部23の先端は、
指で触れにくいように、前面よりやや奥に位置するよう
に選ばれる。なお、板状部23を筐体22と一体的に形成し
てもよい。この板状部23の一方面または両面には、導電
性金属材料から成る帯状の端子板(導電性部材)24が幅
方向に一定間隔をあけて複数個固着される。端子板24の
解放端は、基板16の貫通孔に挿入するために下向きへL
字状に折曲げられる。これによって、端子板24の解放端
が外部へ導出される。さらに、ジャック20を基板16に取
付けるために、筐体22の下面には柱状突起25が形成さ
れ、その両側面には取付片26が形成される。
詳細を説明す。この実施例のジャック20は、その正面の
ほぼ中央に幅(横)方向に細長い凹部21を形成して成る
筐体22を含む。凹部21の内部には、後述のプラグ20を逆
に差すのを防止するために第1の開口凹部の少なくとも
1つの角に奥行き方向に沿ってテーパー部が形成され
る。また、凹部21の内部には、その平面が横方向に沿う
ように、絶縁材料からなる板状部材(エッジ部)23が背
面壁より突出して形成される。この板状部23の先端は、
指で触れにくいように、前面よりやや奥に位置するよう
に選ばれる。なお、板状部23を筐体22と一体的に形成し
てもよい。この板状部23の一方面または両面には、導電
性金属材料から成る帯状の端子板(導電性部材)24が幅
方向に一定間隔をあけて複数個固着される。端子板24の
解放端は、基板16の貫通孔に挿入するために下向きへL
字状に折曲げられる。これによって、端子板24の解放端
が外部へ導出される。さらに、ジャック20を基板16に取
付けるために、筐体22の下面には柱状突起25が形成さ
れ、その両側面には取付片26が形成される。
このジャック20との接続には、第4図に示すようなプ
ラグ30が用いられる。プラグ30はジャック20の凹部21に
挿入可能な形状の挿入部31を含む。挿入部31には、板状
部23の嵌り合う凹部32が形成される。この凹部32の上下
面には、ジャック20の各端子板24と弾性的に圧接される
ように、複数の端子部(図示せず)が設けられる。挿入
部31の後端には、つまみ部33が設けられる。
ラグ30が用いられる。プラグ30はジャック20の凹部21に
挿入可能な形状の挿入部31を含む。挿入部31には、板状
部23の嵌り合う凹部32が形成される。この凹部32の上下
面には、ジャック20の各端子板24と弾性的に圧接される
ように、複数の端子部(図示せず)が設けられる。挿入
部31の後端には、つまみ部33が設けられる。
このように、ジャック20とプラグ30とで接続具を構成
すれば、人が指で端子板24をふれにくいので、接触不良
や破損を低減でき、金属性のものをいたずらに差込んで
も簡単に短絡されにくい利点がある。
すれば、人が指で端子板24をふれにくいので、接触不良
や破損を低減でき、金属性のものをいたずらに差込んで
も簡単に短絡されにくい利点がある。
第5図,第6図および第7図はこの考案のジャツクと
それを用いた接続具の適用例を示すメモリカートリッジ
の図解図であり、特に第5図はメモリカートリッジの下
方から見た分解斜視図、第6図はその右側面図、第7図
はその断面図を示す。
それを用いた接続具の適用例を示すメモリカートリッジ
の図解図であり、特に第5図はメモリカートリッジの下
方から見た分解斜視図、第6図はその右側面図、第7図
はその断面図を示す。
第5図ないし第7図を参照して、ジャツクとそれを用
いた接続具が適用される一例のメモリカートリッジ10を
説明する。メモリカートリッジ10は、ケース11を含む。
ケース11は、上ケース12と下ケース13とを重ね合わせて
偏平な箱状に形成される。下ケース13の底面には幅方向
に細長い孔13aが開けられ、この孔13aの裏面下方には偏
平な筒状の挿入突起部14が形成される。この挿入突起部
14の正面側の両角には、挿入方向(上下方向)に沿って
削り取ってテーパ部14aが形成される。その理由は、メ
モリカートリッジ10の正面と背面が逆向きとなるよう
に、挿入突起部14をゲーム機等の挿入口(図示せず)へ
挿入するのを防止(すなわち逆差し防止)するためであ
る。挿入突起部14の内部にはストッパ用板14bが形成さ
れ、この板14bには後述のカード状のコネクタ15のエッ
ジ部分を挿入可能な細長い孔14cが形成される。さら
に、上ケース12および下ケース13のそれぞれの内部の四
角の近傍には、基板16を挟持するためのスペーサ12a,13
bが形成される。
いた接続具が適用される一例のメモリカートリッジ10を
説明する。メモリカートリッジ10は、ケース11を含む。
ケース11は、上ケース12と下ケース13とを重ね合わせて
偏平な箱状に形成される。下ケース13の底面には幅方向
に細長い孔13aが開けられ、この孔13aの裏面下方には偏
平な筒状の挿入突起部14が形成される。この挿入突起部
14の正面側の両角には、挿入方向(上下方向)に沿って
削り取ってテーパ部14aが形成される。その理由は、メ
モリカートリッジ10の正面と背面が逆向きとなるよう
に、挿入突起部14をゲーム機等の挿入口(図示せず)へ
挿入するのを防止(すなわち逆差し防止)するためであ
る。挿入突起部14の内部にはストッパ用板14bが形成さ
れ、この板14bには後述のカード状のコネクタ15のエッ
ジ部分を挿入可能な細長い孔14cが形成される。さら
に、上ケース12および下ケース13のそれぞれの内部の四
角の近傍には、基板16を挟持するためのスペーサ12a,13
bが形成される。
コネクタ15は、絶縁材料からなる支持部15aを含む。
この支持部15aは、側面から見てT字形をしている。支
持部15aの下方端近傍が上端部よりも階段状に薄くなる
ような段差状に選ばれ、それによって下端部がエッジ状
とされる。支持部15aの正面または背面もしくはその両
面には、幅方向の微小間隔毎にスペーサ突起15bが形成
される。支持部15aの上端の幅方向両側には、取付片15c
が形成される。そして、支持部15aの両面または片面に
は、導電性材料から成る帯状の複数の端子部15dが幅方
向に沿って各スペーサ突起15bによって挟まれた状態で
配列保持される。そして、各端子部15dの下端部が支持
部15aのエッジ部分に固着され、各端子部15dの上端部が
支持部15aの上端部よりも突出した状態とされる。
この支持部15aは、側面から見てT字形をしている。支
持部15aの下方端近傍が上端部よりも階段状に薄くなる
ような段差状に選ばれ、それによって下端部がエッジ状
とされる。支持部15aの正面または背面もしくはその両
面には、幅方向の微小間隔毎にスペーサ突起15bが形成
される。支持部15aの上端の幅方向両側には、取付片15c
が形成される。そして、支持部15aの両面または片面に
は、導電性材料から成る帯状の複数の端子部15dが幅方
向に沿って各スペーサ突起15bによって挟まれた状態で
配列保持される。そして、各端子部15dの下端部が支持
部15aのエッジ部分に固着され、各端子部15dの上端部が
支持部15aの上端部よりも突出した状態とされる。
基板16には、挿入突起部14に対向する部分にコネクタ
15の各端子部15dを挿通するための貫通孔16aが幅方向に
沿って各端子部15dの間隔で複数個形成される。また、
基板16のその他の適宜の位置には、半導体メモリやLSI
等の電子部品17のリード端子を挿通するための貫通孔
(図示せず)が形成される。そして、この貫通孔を通し
て電子部品17が基板16の一方面(図示では下面)に実装
される。基板16の他方面には、各電子部品17のリード端
子とコネクタ15の各端子部15dの上端部とを接続するた
めに、所望の回路パターン(図示せず)が形成される。
そして、この回路パターンと電子部品17のリード端子お
よびコネクタ15の各端子部15dとが半田付によって電気
的に接続される。
15の各端子部15dを挿通するための貫通孔16aが幅方向に
沿って各端子部15dの間隔で複数個形成される。また、
基板16のその他の適宜の位置には、半導体メモリやLSI
等の電子部品17のリード端子を挿通するための貫通孔
(図示せず)が形成される。そして、この貫通孔を通し
て電子部品17が基板16の一方面(図示では下面)に実装
される。基板16の他方面には、各電子部品17のリード端
子とコネクタ15の各端子部15dの上端部とを接続するた
めに、所望の回路パターン(図示せず)が形成される。
そして、この回路パターンと電子部品17のリード端子お
よびコネクタ15の各端子部15dとが半田付によって電気
的に接続される。
ここで、電子部品17としては、この実施例のメモリカ
ートリッジ10がROMカートリッジとして用いられる場合
であればROMを含み、書込み読出し可能な外部記憶用メ
モリとして用いられる場合であればRAMを含む。
ートリッジ10がROMカートリッジとして用いられる場合
であればROMを含み、書込み読出し可能な外部記憶用メ
モリとして用いられる場合であればRAMを含む。
組立てに際しては、基板16に固着されたコネクタ15の
支持部15aが挿入突起部14に挿入されて、基板15が下ケ
ース13のスペーサ13bに載せられ、その上から上ケース1
2が被せられ、両ケース12,13がネジ止めされる。
支持部15aが挿入突起部14に挿入されて、基板15が下ケ
ース13のスペーサ13bに載せられ、その上から上ケース1
2が被せられ、両ケース12,13がネジ止めされる。
このようにして作られたメモリカートリッジ10は、挿
入突起部14が家庭用ビデオゲーム機やホームコンピュー
タ等パーソナルコンピュータ本体のエッジコネクタ(図
示せず)に挿入されて使用される。このとき、下ケース
13の底面が本体の上面に当接した状態となるので、メモ
リカートリッジ10が本体に対して安定な状態で装着され
ることになる。従って、ケース12の平面形状が大きくて
も、本体のエッジコネクタとコネクタ15の端子部との接
触が確実に行われる。
入突起部14が家庭用ビデオゲーム機やホームコンピュー
タ等パーソナルコンピュータ本体のエッジコネクタ(図
示せず)に挿入されて使用される。このとき、下ケース
13の底面が本体の上面に当接した状態となるので、メモ
リカートリッジ10が本体に対して安定な状態で装着され
ることになる。従って、ケース12の平面形状が大きくて
も、本体のエッジコネクタとコネクタ15の端子部との接
触が確実に行われる。
ところで、この実施例のメモリカートリッジ10をRAM
アダプタとして用いる場合、例えば磁気ディスクドライ
ブ装置(図示せず)で再生されたデータを一時記憶して
ゲーム機等の本体に与えるためのバッファメモリとして
用いる場合は、電子部品17としてRAMが用いられる。ま
た、磁気ディスクドライブ装置とデータを授受するため
に、メモリカートリッジ10背面には、外部機器にデータ
を出力し又は外部機器からのデータを入力するためのコ
ード18の一方端が接続される。コード18の他方端には、
プラグ30が接続される。プラグ30は、外部機器(図示せ
ず)に設けられたジャック20に接続される。
アダプタとして用いる場合、例えば磁気ディスクドライ
ブ装置(図示せず)で再生されたデータを一時記憶して
ゲーム機等の本体に与えるためのバッファメモリとして
用いる場合は、電子部品17としてRAMが用いられる。ま
た、磁気ディスクドライブ装置とデータを授受するため
に、メモリカートリッジ10背面には、外部機器にデータ
を出力し又は外部機器からのデータを入力するためのコ
ード18の一方端が接続される。コード18の他方端には、
プラグ30が接続される。プラグ30は、外部機器(図示せ
ず)に設けられたジャック20に接続される。
さらに好ましい適用例としては、第5図に示すよう
に、外部機器(図示せず)からのデータを入力する目的
で、メモリカートリッジ10の背面にはこの考案のジャッ
ク20が設けられる。そして、筐体22の開口面にガイド27
が設けられ、ガイド27に対して摺動自在なように扉28が
取付けられる。
に、外部機器(図示せず)からのデータを入力する目的
で、メモリカートリッジ10の背面にはこの考案のジャッ
ク20が設けられる。そして、筐体22の開口面にガイド27
が設けられ、ガイド27に対して摺動自在なように扉28が
取付けられる。
第1図、第2図、第3図および第4図はこの考案の一実
施例のジャックとそれを用いた接続具を示す図であり、
特に第1図はジャックの斜視図、第2図はジャックの正
面図、第3図はジャックの断面図、第4図はプラグの斜
視図を示す。 第5図、第6図および第7図はこの考案のジャックとそ
れを用いた接続具の適用例を示すメモリカートリッジの
図解図であり、特に第5図はメモリカートリッジの分解
斜視図、第6図はその右側面図、第7図はその断面図を
示す。 図において、10はメモリカートリッジ、20はジャック、
30はプラグを示す。
施例のジャックとそれを用いた接続具を示す図であり、
特に第1図はジャックの斜視図、第2図はジャックの正
面図、第3図はジャックの断面図、第4図はプラグの斜
視図を示す。 第5図、第6図および第7図はこの考案のジャックとそ
れを用いた接続具の適用例を示すメモリカートリッジの
図解図であり、特に第5図はメモリカートリッジの分解
斜視図、第6図はその右側面図、第7図はその断面図を
示す。 図において、10はメモリカートリッジ、20はジャック、
30はプラグを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】電子機器へのデータ入出力のために使用さ
れる接続用ジャックとプラグを用いて接続するための接
続具であって、 前記接続用ジャックは、 絶縁材料からなり、その平面形状が4辺形をした薄い板
状部材と、 それぞれが前記板状部材の少なくとも一方主面上の奥行
方向の一方端から他方端まで延びかつ幅方向に或る間隔
を空けて複数形成され、その奥行方向先端が解放端とさ
れた帯状の導電性部材と、 前記板状部材の上下に或る間隔を空けて上面部と下面部
を板状部材に対向して設けかつ板状部材の左右に或る間
隔を空けて1対の側壁を形成することにより、奥行方向
の手前側の端面に第1の開口凹部を形成し、当該端面よ
りも奥行方向にずれた位置に板状部材の一方端が位置す
るように板状部材を第1の開口凹部内で支持し、前記導
電性部材の解放端を外部へ導出するようにした筐体と、 前記プラグを上下逆に差すのを防止するために、前記第
1の開口凹部の一部に奥行方向に沿って形成された逆差
し防止部とを備え、 前記プラグは、 前記第1の開口凹部に嵌まり合う形状をした挿入凸部
と、 前記挿入凸部の先端面から挿入方向に沿って奥行を有す
るように形成されかつ前記板状部材が嵌まる形状をした
第2の開口凹部と、 前記複数の導電性部材に対応して前記第2の開口凹部内
に複数形成されかつ前記各導電性部材に弾性的に圧接す
ることによって電気的に接続される端子部とを備え、 それによって、前記プラグを前記接続用ジャックの第1
の開口凹部に差し込むことによって、接続用ジャックの
前記各導電性部材と前記プラグの前記各端子部とを電気
的に接続することを特徴とする、接続具。 - 【請求項2】前記プラグは、前記挿入凸部の奥行長さが
第1の開口凹部の奥行長さ以下に選ばれ、挿入凸部の先
端面とは反対側の挿入方向後端面に、挿入凸部の端面よ
りも大きな断面を有するつまみ部が形成される、実用新
案登録請求の範囲第1項記載の接続具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990015914U JP2518309Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 接続具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990015914U JP2518309Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 接続具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02136986U JPH02136986U (ja) | 1990-11-15 |
JP2518309Y2 true JP2518309Y2 (ja) | 1996-11-27 |
Family
ID=31519201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990015914U Expired - Lifetime JP2518309Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 接続具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2518309Y2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4162817A (en) * | 1978-03-30 | 1979-07-31 | Ncr Corporation | Electrical connector |
JPS5678075U (ja) * | 1979-11-13 | 1981-06-25 | ||
JPS57122684U (ja) * | 1981-01-23 | 1982-07-30 | ||
JPS621746Y2 (ja) * | 1981-04-03 | 1987-01-16 | ||
JPS60181871U (ja) * | 1984-05-15 | 1985-12-03 | 株式会社 エルコ・インタ−ナシヨナル | ガイドピン付コネクタ |
JPH029508Y2 (ja) * | 1985-12-24 | 1990-03-08 |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1990015914U patent/JP2518309Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02136986U (ja) | 1990-11-15 |
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