JP2518036B2 - テレシネカメラ - Google Patents

テレシネカメラ

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JP2518036B2
JP2518036B2 JP1034715A JP3471589A JP2518036B2 JP 2518036 B2 JP2518036 B2 JP 2518036B2 JP 1034715 A JP1034715 A JP 1034715A JP 3471589 A JP3471589 A JP 3471589A JP 2518036 B2 JP2518036 B2 JP 2518036B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテレビ放送等のときに用いられるテレシネカ
メラに関し、撮像手段として固体撮像素子を用いたとき
であっても良好なる正像としての画像が容易に得られる
テレシネカメラに関するものである。
(従来の技術) 従来より映画用フィルムやスライド等の記録材料面上
に形成されている画像をテレビ放映用の電気的なテレビ
画像に変換する為の装置として所謂テレシネシステムが
用いられている。
このテレシネシステムでは該記録材料面上をプロジェ
クターで照明すると共に照明された該記録材料面に形成
されている画像を投影レンズにより所定面上に空中像と
して形成し、該空中像をテレシネカメラ内の結像レンズ
(リレーレンズ)により撮像手段面上に再結像させてい
る。そして撮像手段からの電気的な出力信号を利用して
テレビ画像を得ている。
一般にテレシネシステムでは第6図に示すように複数
のプロジェクター(映写機)61,62,63、可動反射鏡(マ
ルチプレクサ)64、そしてテレシネカメラ65より成って
いる。そしてマルチプレクサ64内のミラー64aを回動さ
せ又は光路中から退避させることにより撮像手段66面上
に形成する為の画像をプロジェクターにより、まず空中
像としてテレシネカメラの前方の所定面A上に形成して
いる。そしてプロジェクターにより所定面上に形成され
た物体像をミラー67を介して結像レンズ(リレーレン
ズ)68により撮像手段66面上に再結像させている。
一般にミラーで反射させると物体像は反転するが撮像
手段としてビジコンやサチコン等の撮像管を用いた場合
には電子ビームの偏向を電気的に制御することが容易な
為、反転像から正像は容易に得られる。この為、従来の
テレシネシステムでは反転像に関しては特に問題はなか
った。
(発明が解決しようとする問題点) とろこが最近、撮像手段として高解像力の固体撮像素
子(CCD)がテレシネカメラに用いられるようになって
きた。この固体撮像素子はその構成上、電気的な制御手
段により反転像から正像を得るのが大変難しいという性
質がある。
この為、CCDを用いたテレシネカメラではCCDの読み出
し方向を左右逆にした専用のCCD素子が必要となり、こ
の為従来のものに比べて製作が難しくなり、又高価格に
もなる等の問題があった。
本発明はプロジェクターからの光束をマルチプレクサ
内のミラーで反射させ又は直接所定面上に導光し物体像
を形成する際、マルチプレクサの使用の有無によってテ
レシネカメラ内に設けたミラーの反射回数を変化させる
ことにより、いずれの場合でも容易に正像を得ることが
できるテレシネカメラの提供を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、マルチプレクサの可動反射ミラーを介し、
又は介さないで所定面上に形成された物体像を固定及び
変位可能な全体として複数のミラーを有した反射手段を
介して結像レンズにより固体撮像素子面上に再結像させ
るテレシネカメラにおいて、該マルチプレクサの可動反
射ミラーを使用するときは、該所定面上に形成した物体
像からの光束を該反射手段の変位可能なミラーを含む2
つのミラーで反射させて該結像レンズに導光し、該マル
チプレクサの可動反射ミラーを使用しないときは該反射
手段の1つのミラーで反射させて該結像レンズに導光し
ていることを特徴としている。
(実施例) 第1図は本発明のテレシネカメラを用いた所謂テレシ
ネカメラの第1実施例の要部概略図である。
同図において、1はスライド用のプロジェクター、2
は35mmフィルム用のプロジェクター、3は16mmフィルム
用のプロジェクター、4は投影レンズ(プロジェクター
レンズ)、5はマルチプレクサであり、内部には可動反
射鏡5aを有しており、該可動反射鏡5aを回動又は光路中
から退避させることにより所定面A上に対象とするプロ
ジェクターの画像を空中像として形成している。6はテ
レシネカメラであり、該所定面Aに形成された空中像を
物体像として撮像手段面上に再結像させている。
第2図は第1図におけるテレシネカメラ6の内部を示
す要部概略図である。同図において位置Aに形成された
物体像からの光束をフィールドレンズ7で集光し、反射
手段を構成するミラー81,82を介し結像レンズ(リレー
レンズ)9により3Pプリズム等の色分解系10で色分解し
た後、所定の固体撮像素子11面上に各々の色光の物体像
を再結像させている。このとき例えば35mmフィルム用の
プロジェクター2又は16mmフィルム用のプロジェクター
3からの画像はマルチプレクサ5のミラー5aを介してテ
レシネカメラ6側に導光している。この為、撮像画像は
ミラー5aにより左右反転する。又35mmスライドプロジェ
クター1からの画像はマルチプレクサ5のミラー5aを介
さず所定面A上に結像させている為に前者と物体像の方
向に合わせる為にスライドを裏返し(左右反転)にして
用いている。
そしていずれの場合もプロジェクターレンズ4により
投影された光束はテレシネカメラ6の直前に集光し、空
中像Aを形成する。このときの空中像Aはテレシネカメ
ラ6の左方から見ると左右反転像が観察され、又テレシ
ネカメラ6の右方から見ると正像が観察される。
本実施例においてテレシネカメラ6内のミラーの数は
偶数枚(ゼロを含む)あればよく、第2図では2枚用い
た場合を示している。
個々のミラー81,82は光路を水平面内で折曲げる方向
でも垂直面内で折り曲げる方向でもよい。それぞれの場
合に応じて色分解光学系10の配置方向及び固体撮像素子
11の色分解光学系10に保持される方向に物体像が正像と
なるように合わせればよい。
第2図ではミラー81,82をいずれも光路を垂直面内で
下り曲げ物体像を上下反転するような方向に配置し、こ
れによりカメラの幅及び奥行きを小さくしている。
第3図は第1図においてマルチプレクサ5を用いない
場合のテレシネシステムの一実施例の要部概略図であ
る。同図においてはプロジェクター1(又は2,3)とテ
レシネカメラ6とを1対1で使用するためスライド用の
プロジェクター1を用いた場合でもスライドを裏返しに
入れる必要はない。テレシネカメラ6の直前に形成され
た空中像をテレシネカメラ6の外側から、即ち左方から
見ると正像が観察され、内側、即ち右方から見ると左右
反転像が観察される。この為、本実施例ではテレシネカ
メラ6内部で物体像を左右反転、又は上下反転させて物
体像の方向を正像に直している。
このときのテレシネカメラ6内のミラーで反射される
ミラーの数は奇数枚であり、同図では1枚のミラー8を
示している。
本実施例においてはミラー8が配置される方向は光路
を水平面内で折り曲げる方向のでも垂直面内で折り曲げ
る方向でもよい。それぞれの場合に応じて色分解光学系
10配置方向及び固体撮像素子11の色分解光学系10に保持
される方向を像が正像になるような方向に合わせればよ
い。
尚、第3図のミラー8は光路を垂直面内で折り曲げる
ような方向に配置されている。
第4図は本発明の第2実施例の要部概略図である。
本実施例では光束をマルチプレクサ5内を通過させた
後、所定面Aに物体像を形成したときは、同図の実線で
示すように光束を2枚のミラー81,82で2回折り曲げ光
路を変えた後、結像レンズ9に導光している。
又マルチプレクサを用いないで所定面Aに物体像を形
成したときは、同図に示すようにフィールドレンズ7に
対向したミラー81を点線の位置に変位させ、それと同時
にリレーレンズ9、色分解光学系10を共に点線の位置に
変位させてフィールドレンズからの光束を1枚のミラー
81で反射させた後、結像レンズ9に導光している。
即ち、本実施例のテレシネカメラの基台12は上記2つ
の場合に対応できるようにミラー81,82、リレーレンズ
9、そして色分解光学系10が変位可能に構成されてい
る。
又、容易に分かるように本実施例においてマルチプレ
クサの有無に応じて各要素を変位させてテレシネカメラ
を構成すると固体撮像素子11上での像の方向は180゜異
なったものになる。(上下左右が反転する)。従って変
位と同時に固体撮像素子11の取り付け方向を光軸を中心
に180゜回転して取り付けるようにしている。又は色分
解プリズム10と固体撮像素子11とを一体で光軸を中心に
180゜回転させるようにしている。
第5図は本発明の第3実施例の要部概略図である。本
実施例ではプロジェクターからの光束が第4図に第2実
施例とは逆方向から入射してくる場合を示している。
本実施例では設置場所の都合により、プロジェクター
とテレシネカメラの位置が決まってしまうので、このよ
うに逆方向から入射する場合にも対応できるようにして
いる。
テレシネカメラ6内のフィールドレンズ7、ミラー
81,82、リレーレンズ9、そして色分解光学系10等の変
位可能な取り付け位置は第4図と対称の位置となってい
る。マルチプレクサの使用の有無に応じて各光学要素を
変位させる方法は第4図の場合と同様である。
尚、本実施例においてテレシネカメラとしての変位が
第4図と第5図の双方において適用することができるよ
うに各要素を構成すれば1台のテレシネカメラでプロジ
ェクターからの光束の入射方向及びマルチプレクサ使用
の有無の全体として計4通りの場合に対応することがで
きる。
(発明の効果) 本発明によれば以上のようにプロジェクターからの光
束をマルチプレクサ内のミラーで反射させ又は直接所定
面上に物体像を形成する際、マルチプレクサの使用の有
無によってテレシネカメラ内に設けたミラーの反射回数
を制御することにより、いずれの場合でも容易に正像を
得ることができるテレシネカメラを達成することができ
る。
特に固体撮像素子を用いたテレシシステムにおいて、
マルチプレクサを使用するときにはテレシネカメラ内の
ミラーの反射回数を偶数回(ゼロを含む)、マルチプレ
クサを使用しないときにはミラーの反射回数を奇数回に
し、像の上下左右が正像に合うように色分解光学系の配
置される方向、固体撮像素子の色分解光学系に保持され
る方向等を適切に決めることで、いずれの場合でも正像
を容易に得ることができる。
又、マルチプテクサの使用の有無に応じてテレシネカ
メラ内の光学素子の取り付け位置を変えるように構成
し、これにより1台のテレシネカメラでマルチプレクサ
使用の有無に容易に対応することができる。
更に前者に加えてプロジェクターからの光束が前者と
逆方向から入ってくるときにも対応できるような構造を
基台が併せ持つことにより、1台のテレシネカメラで4
通りの場合に対応することができる等の特長を有したテ
レシネカメラを達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテレシネシステムの第1実施例の
要部概略図、第2図は第1図のテレシネカメラの概略
図、第3図は第1図においてマルチプレクサを用いない
ときの要部概略図、第4,第5図は各々本発明のテレシネ
カメラの第2,第3実施例の概略図、第6図は従来のテレ
シネカメラの要部斜視図である。 図中、1はスライド用のプロジェクター、2は35mmフィ
ルム用のプロジェクター、3は16mmフィルム用のプロジ
ェクター、4は投影レンズ、5はマルチプレクサ、5aは
ミラー、6はテレシネカメラ、7はフィールドレンズ、
81,82はミラー、9は結像レンズ、10は3Pプリズム、11
は撮像手段、12は基台である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マルチプレクサの可動反射ミラーを介し、
    又は介さないで所定面上に形成された物体像を固定及び
    変位可能な全体として複数のミラーを有した反射手段を
    介して結像レンズにより固体撮像素子面上に再結像させ
    るテレシネカメラにおいて、該マルチプレクサの可動反
    射ミラーを使用するときは、該所定面上に形成した物体
    像からの光束を該反射手段の変位可変なミラーを含む2
    つのミラーで反射させて該結像レンズに導光し、該マル
    チプレクサの可動反射ミラーを使用しないときは該反射
    手段の1つのミラーで反射させて該結像レンズに導光し
    ていることを特徴とするテレシネカメラ。
  2. 【請求項2】前記結像レンズと固体撮像素子を基台上に
    変位可能に配置していることを特徴とする請求項1のテ
    レシネカメラ。
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