JP2517711Y2 - 脱臭システムの吸気口 - Google Patents

脱臭システムの吸気口

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JP2517711Y2
JP2517711Y2 JP1990050813U JP5081390U JP2517711Y2 JP 2517711 Y2 JP2517711 Y2 JP 2517711Y2 JP 1990050813 U JP1990050813 U JP 1990050813U JP 5081390 U JP5081390 U JP 5081390U JP 2517711 Y2 JP2517711 Y2 JP 2517711Y2
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勇 石黒
仁志 市村
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トイレの幅木に設置される脱臭システムの
吸気口に関する。
(従来の技術) トイレの便器101は、第3図に示すようにトイレの壁1
03に沿って配設された配管ユニット105に前面板107を介
して取り付けられており、配管ユニット105内にはこの
便器101のための給水管、排水管109、脱臭管111等が設
けられている。又、脱臭管111は配管ユニット105内の上
部に設けられ、この脱臭管111に幅広、縦長のダクト113
が接続され、ダクト113の下部は前方に屈曲され、下端
部の吸気口115が前面板107の裏面の幅木117に近接した
部分に間隔をおいて臨んでいる。そして第4図に示すよ
うに、ダクト113の下部にハンガー119を介して前面板10
7の下部を固定している。こうして便器101や便器101か
ら床に零れた汚水から発生する臭気を脱臭する脱臭シス
テムが構成されていた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記従来例では、幅広、縦長のダクトが
配管ユニット内の配管の邪魔になり、配管設計を難しく
している。又、脱臭管と縦長のダクトの接続部がダクト
の自重で抜け易く、臭い空気が漏れてしまう不都合が発
生する。更に吸気口の周囲に隙間が多いため、密閉度が
低く、脱臭効率が悪かった。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案は、脱臭管に接続さ
れたダクトの上流側の吸気口を便器に近い幅木に設けた
脱臭システムにおいて、吸気口を幅広に形成し、この吸
気口の上部に設けた円筒部を介して吸気口をダクトに連
結し、この吸気口に屈曲部を形成して開口部を前方に向
け、この開口部の前面上部に前方に水平に突出された上
片を設け、この開口部の前面下部から下片を垂設し、こ
の開口部の前方を上片に固定されたL型片で覆って開口
部を下方に向け、下片を幅木に取付けた。
又、下方に向けられた前記吸気口の側壁で便器を取り付
ける前面板を固定した。更にダクトはフレキシブル管で
構成した。
(作用) 上記手段によれば、吸気口に上片を設け、開口部の前
方をL型片で覆ったので、L型片及び上片が便器からの
臭気を開口部から吸気口へ導くガイド部材の役割を果
す。
(実施例) 次に本考案の実施例を添付した図面により説明する。
第1図は本考案の脱臭システムの斜視図、第2図はそ
の吸気口の側断面図である。
トイレの腰掛便器1が、壁パネル3に沿って配設した
配管ユニット5に前面板7を介して取り付けられてい
る。配管ユニット5内には、この腰掛便器1の給水管、
排水管9、脱臭管11等が収納されている。脱臭管11は配
管ユニット5内の上部に配設され、その下流側には図示
せざるポンプが設けられている。又、脱臭管11の上流側
には、フレキシブル管からなるダクト13が接続されてい
る。ダクト13は適宜折り曲げる事により、配管ユニット
5内の給水管や排水管9等を避けて下方に延出されてお
り、その下端部の上流側に硬質塩化ビニル等で形成した
吸気口15が接続されている。
吸気口15の下部は、第2図に示すように幅広に形成さ
れ、水平に形成した上片17と、垂設した下片19により開
口部21が形成されている。そしてL型片23をビス25で上
片17に取り付けることにより開口部21が下方に向けられ
る。又、下片19と平行に短い垂下片27が形成され、この
両片によって形成される溝29を、配管ユニット5に取り
付けた幅木31の上端部に嵌合させる事で、吸気口15を固
定している。尚、L型片23側壁部は、前面板7の下部を
取り付ける際のハンガーの機能を備えているが、このL
型片の部分は、上片17と一体に形成してもよい。
吸気口15の上部には、屈曲部33を介して円筒部35が一
体に形成されている。この円筒部35に前述のフレキシブ
ル管からなるダクト13が接続されている。
尚、37はけ込みである。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、吸気口に上片を
設け、開口部の前方をL型片で覆ったので、L型片及び
上片が便器からの臭気を開口部から吸気口へ導くガイド
部材の役割を果すから、便器からの臭気を、開口部の外
に拡散させることなくL型片に沿って開口部内を上昇さ
せ、上片に当てて効率良く吸気口内に導くことができ、
確実に脱臭することができる。又、開口部が目立たない
ので、見栄えが良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の脱臭システムを示す斜視図、第2図は
その吸気口の側断面図、第3図は従来の脱臭システムの
斜視図、第4図は同じく吸気口の側断面図である。 尚、図面で1は便器、7は前面板、11は脱臭管、13はダ
クト、15は吸気口、31は幅木、33は屈曲部、35は円筒部
である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脱臭管に接続されたダクトの上流側の吸気
    口を便器に近い幅木に設けた脱臭システムにおいて、 前記吸気口を幅広に形成し、 この吸気口の上部に設けた円筒部を介して吸気口を前記
    ダクトに連結し、 この吸気口に屈曲部を形成して開口部を前方に向け、 この開口部の前面上部に前方に水平に突出された上片を
    設け、 この開口部の前面下部から下片を垂設し、 この開口部の前方を前記上片に固定されたL型片で覆っ
    て開口部を下方に向け、 前記下片を前記幅木に取付けた、 ことを特徴とする脱臭システムの吸気口。
JP1990050813U 1990-05-15 1990-05-15 脱臭システムの吸気口 Expired - Fee Related JP2517711Y2 (ja)

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JPH067108Y2 (ja) * 1987-08-11 1994-02-23 東陶機器株式会社 便所用室内配管ユニット

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