JP2516627Y2 - 延線ローラ - Google Patents

延線ローラ

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JP2516627Y2
JP2516627Y2 JP1989084403U JP8440389U JP2516627Y2 JP 2516627 Y2 JP2516627 Y2 JP 2516627Y2 JP 1989084403 U JP1989084403 U JP 1989084403U JP 8440389 U JP8440389 U JP 8440389U JP 2516627 Y2 JP2516627 Y2 JP 2516627Y2
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JP
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roller
rotation support
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adjacent
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JP1989084403U
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JPH0326207U (ja
Inventor
典保 古川
靖房 武井
守夫 杉村
英雄 吉川
Original Assignee
株式会社関電工
昭和電線電纜株式会社
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ケーブル延線の際に使用される延線ローラ
に関する。
(従来の技術) 従来の延線ローラは、第4図に示されるように互いに
環状をなすように配置された4つのローラ本体1の外周
面を、平形鋼により環状に形成されたフレーム2で囲う
と共に、4つのローラ本体1をフレーム2に回転自在に
支持し、さらにこのフレーム2の外面の1か所に、吊下
げ用ワイヤ3を挿通するためのアイボルト4を取り付け
ることにより構成されている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、このような従来の延線ローラは、複数のロー
ラ本体1の全周を環状のフレーム2により囲っているた
め、外形が大きく重量が重くなり、運搬、使用時の取扱
いが不便である。
本考案は上記難点を解消すべくなされたもので、軽量
でかつ取扱い易い延線ローラを提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) すなわち本考案の延線ローラは、それぞれ軸心に回転
支軸を有しかつ互いに環状をなすように配置された複数
のローラ本体と、前記複数のローラ本体の相隣接する前
記回転支軸の各端部をそれぞれ収納して連結する複数の
連結部材とを備えた延線ローラにおいて、前記複数のロ
ーラ本体のうち、少なくとも1つのローラ本体の回転支
軸の一方端部は、隣接する一方の前記連結部材に対して
ヒンジで連結され、同回転支軸の他方端部は、隣接する
他方の前記連結部材の内孔に側面から挿抜自在に収納さ
れると共に、摺動自在に配設された可動ピンに着脱自在
に係止され、前記内孔に、前記可動ピンの一端を吸着す
る磁石と、一端が前記可動ピンに連結され、他端が前記
連結部材の外面に露出されると共に前記連結部材の外面
に設けられたガイド溝に沿って移動できるように配置さ
れたレバーとをそれぞれ配設したことを特徴とする。
(作用) このように構成された本考案の延線ローラにおいて
は、レバーをガイド溝に沿って移動することにより、可
動ピンを、吸着された磁石から離脱させて回転支軸から
離脱させるようにしたので、1つのローラ本体を連結部
材から取り外し、ケーブルを、環状配置された複数のロ
ーラ本体内に位置させることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面につき説明する。第1図
ないし第3図は本考案の一実施例を示す図である。第1
図において、3本のローラ本体10a、10b、10cは互いに
環状をなすように配置されている。これらのローラ本体
は第2図に示されるようにその軸心に配置された回転支
軸11a、11b、11cにベアリング12を介して回転自在に支
持されている。
各ローラ本体の回転支軸11a、11b、11cの端部は、そ
れぞれ3個の連結部材13a、13b、13cを介して連結され
ている。
しかして、1本の回転支軸11aの一方端部14aは、一方
の連結部材13bに対してヒンジで連結され、回転支軸11a
の他方端部14bは、第2図に拡大して示すように、他方
の連結部材13aの透孔15に摺動自在に配設された可動ピ
ン16に着脱自在に係止されている。可動ピン16は回転支
軸11aと直交している。
透孔15は回転支軸11aと直交して可動ピン16を収納す
る空洞部分の他に、回転支軸11aの一端部を連結部材13a
の側面から挿抜自在に収納する空洞部分(第3図参照)
を有している。
連結部材13aの透孔15内に、可動ピン16の一端を吸着
する磁石17、クッションゴム18、締付ねじ19がそれぞれ
配設されている。締付ねじ19は透孔15の一端部内周に設
けられたねじ溝20に螺合され、クッションゴム18を介し
て磁石17を押圧している。
可動ピン16にはレバー21が連結されている。このレバ
ー21は一端が可動ピン16に固着され、他端が連結部材13
aの外面に露出され、連結部材13aの外面に逆L字形に設
けられたガイド溝22に沿って移動できるようにされてい
る。
連結部材13a、13b、13cは、相隣接するローラ本体の
端面により形成される凹部を補完する形状、換言すれば
3本のローラ本体10a、10b、10cにより形成される環状
を補完する形の扇形状とされている。
軽量化を図るため、ローラ本体10a、10b、10cはポリ
アセタール樹脂製とされ、また回転支軸11a、11b、11c
および連結部材13a、13b、13cはアルミニウム合金製と
されている。
各連結部材にはフックのような吊り部材24を係止する
透孔すなわち吊り部材係止部25が設けられている。
上記本考案の延線ローラを使用する場合は第3図に示
すように、連結部材13cの吊り部材係止部25に、フック
あるいは吊下げワイヤのような吊り部材24を係止して吊
下げる。次にレバー21をガイド溝22に沿って第2図中、
上方向に移動することにより、可動ピン16を、吸着され
た磁石17から離脱させると共に回転支軸11aから離脱さ
せる。このようにすることにより、回転支軸11aが一方
の連結部材13bにヒンジで連結された一方の端部14aを中
心として回動可能であり、しかも回転支軸11aの他方の
端部14bが透孔15から解放されていることから、この他
方の端部14bは連結部材13aの側面の空洞部分から外方に
(第1図中、手前方向に)抜き出される。そしてケーブ
ル26を、環状配置された複数のローラ本体内に位置させ
るようにする。
磁石17は保護用のクッションゴム18を介して締付ねじ
19により連結部材に固定されており、磁力が低下した磁
石17を容易に交換することができる。
吊り部材係止部25は実施例ではすべての連結部材13
a、13b、13cに設けられているが、少なくとも1つの連
結部材にあればよい。吊り部材係止部25をすべての連結
部材に設けた場合には任意の連結部材に吊り部材24を係
止することができ、さらに他の連結部材の吊り部材係止
部25に揺れ止め用としてのワイヤ(図示せず)を取り付
けることができる。
上記した本考案の各実施例においては3本のローラ本
体により構成された例につきそれぞれ述べたが、本考案
においては4本以上のローラ本体を備えたものも含むも
のである。
(考案の効果) 以上、本考案の延線ローラは、複数のローラ本体の、
相対向する回転支軸をそれぞれ連結部材により連結し、
連結部材に吊り部材を係止する係止部を設けたことによ
り、前記した従来構造のような複数のローラ本体の全周
を囲うフレームを使用しないから、小型軽量化が可能で
あり構造簡単である。
また本考案によれば、少なくとも1つのローラ本体の
回転支軸の一方端部は一方の連結部材に対してヒンジで
連結され、同回転支軸の他方端部は他方の連結部材の内
孔に摺動自在に配設された可動ピンに着脱自在に係止さ
れ、前記連結部材の内孔に、前記可動ピンの一端を吸着
する磁石と前記可動ピンに連結されたレバーとをそれぞ
れ配設したことにより、各構成部品が連結部材に内蔵さ
れているので、部品の紛失、脱落や外部からの衝撃に対
する損傷のおそれが少なく、またローラ本体の開閉操作
が容易である。したがって取扱い易く、また3面ローラ
でも容易に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の延線ローラの一実施例を示す平面図、
第2図は同実施例の要部を示す断面図、第3図は同実施
例の斜視図、第4図は従来の延線ローラを示す斜視図で
ある。 10a、10b、10c……ローラ本体 11a、11b、11c……回転支軸 13a、13b、13c……連結部材 16……可動ピン 17……磁石 24……吊り部材
フロントページの続き (72)考案者 杉村 守夫 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (72)考案者 吉川 英雄 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番 1号 昭和電線電纜株式会社内 (56)参考文献 実公 昭43−8428(JP,Y1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ軸心に回転支軸を有しかつ互いに
    環状をなすように配置された複数のローラ本体と、前記
    複数のローラ本体の相隣接する前記回転支軸の各端部を
    それぞれ収納して連結する複数の連結部材とを備えた延
    線ローラにおいて、前記複数のローラ本体のうち、少な
    くとも1つのローラ本体の回転支軸の一方端部は、隣接
    する一方の前記連結部材に対してヒンジで連結され、同
    回転支軸の他方端部は、隣接する他方の前記連結部材の
    内孔に側面から挿抜自在に収納されると共に、摺動自在
    に配設された可動ピンに着脱自在に係止され、前記内孔
    に、前記可動ピンの一端を吸着する磁石と、一端が前記
    可動ピンに連結され、他端が前記連結部材の外面に露出
    されると共に前記連結部材の外面に設けられたガイド溝
    に沿って移動できるように配置されたレバーとをそれぞ
    れ配設したことを特徴とする延線ローラ。
JP1989084403U 1989-07-18 1989-07-18 延線ローラ Expired - Lifetime JP2516627Y2 (ja)

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JP1989084403U JP2516627Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 延線ローラ

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JP1989084403U JP2516627Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 延線ローラ

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Publication Number Publication Date
JPH0326207U JPH0326207U (ja) 1991-03-18
JP2516627Y2 true JP2516627Y2 (ja) 1996-11-06

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ID=31632862

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JP1989084403U Expired - Lifetime JP2516627Y2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 延線ローラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS438428Y1 (ja) * 1965-09-16 1968-04-15

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JPH0326207U (ja) 1991-03-18

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