JP2516608B2 - 感圧性化学記録材のための修正用組成物 - Google Patents

感圧性化学記録材のための修正用組成物

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JP2516608B2 JP61503956A JP50395686A JP2516608B2 JP 2516608 B2 JP2516608 B2 JP 2516608B2 JP 61503956 A JP61503956 A JP 61503956A JP 50395686 A JP50395686 A JP 50395686A JP 2516608 B2 JP2516608 B2 JP 2516608B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は感圧性化学記録材に記録された文字等を修正
するための新規の修正用改良型組成物と、感圧性化学記
録材に書いた文字等を修正する新規の改良型方法に係
る。
感圧性化学記録材は既知の商品で、普通記録材2枚1
組の形をとっていて、その一方は被覆裏面(CB)を有し
他方は被覆表面(CF)を有する。被覆裏面シートは通常
その組のカバーシートとなり裏面上に通常無色の着色材
を担持している。被覆表面シートは表面シート上に発色
材を担持しており、裏面と表面のシートは重畳関係に置
かれている。使う時には手書き、タイプ打ち、又は印刷
用具によるなどして裏面シート面の反対の面に圧力をか
けて着色材を放出させて発色材と相互作用させる。両シ
ートを離すと、かけた圧力のパターンと一致する可視像
パターンが表面に得られる。
紙のような記録材に通常のインクで書いた文字等の修
正用の組成物も既知の商品で、それらの性能特性の望ま
しい組合せも明確化されている。基本的にそのような組
成物の性能特性の主な組合せには、紙面の誤った文字数
字等を完全に効果的に覆い、表面に多く結合されてはい
るが修正したシートを扱ったり折曲状態にする時もひび
割れや薄片はげ落ち等によって表面からはがれないだけ
たわみ性もある、修正した文字等のための薄膜となる能
力がある。さらに、その薄膜は紙の色とよく合った色を
もち、紙のきめ、すなわち表面とよく合致した表面を成
すものであるとよい。他の好ましい性能特性として、貯
蔵安定性がよく、容易にむらなく塗れる流動特性と粘度
特性、修正が比較的速くできるように速く乾燥すること
が挙げられる。上述の組成物は従来のインキで書いたも
のを修正するには効果的であるが、感圧性記録材には適
当ではない。化学感圧記録材に書いたものを修正するの
に効果的な組成物は、上述の全ての性能特性に加えて、
書いた文字等を覆うことができると共にその覆った面に
目に見える修正ができるように記録材の画像形成能を効
果的に取戻す手段も与えるものでなければならない。本
発明は感圧性化学記録材用の効果的な修正用組成物の提
供という当該技術分野での未解決の問題に係るものであ
り、これに対して、特に効果的な解決策を提供するもの
である。
本発明は着色材と酸性発色材の相互作用によって感圧
性化学記録材に目視できるように書いた文字等を効果的
に修正するための新規の改良型修正用組成物を当該技術
分野に提供するものである。基本的に本発明の修正用組
成物は不透明化用顔料の分散剤、高分子薄膜形成用結合
剤、及びルイス酸すなわち電子受容体を包含してなるも
のである。本発明によって提供される改良法において
は、感圧性化学記録材の表面に書かれた可視の文字等に
組成物を塗布して効果的にその文字等を覆うと同時にこ
の記録材に可視の修正文字等を書くことのできる能力を
回復させる薄膜が形成される。感圧性化学記録シートを
その薄膜に重畳して着色材(CB)を担持したシートの面
をその薄膜に接触させ、修正文字等と一致する着色材の
パターンを薄膜に塗布することによって薄膜の面に文字
等が修正される。
本発明の修正用組成物は不燃性で、ほぼ無毒で速乾性
の分散液である。本発明の修正用組成物の主要成分は全
てほぼ均一に流動性媒体に分散された不透明化用顔料、
高分子薄膜形成用結合材、及びルイス酸を含んでいる。
本発明の組成物に適当な流動性媒体は高分子薄膜形成
用結合材が好ましくはほぼ完全にそれに溶けるものであ
るとよい。さらに、この流動性媒体はその流体の貯蔵寿
命が許容限界を越えて短くなるほど揮発性が大きくな
く、又あまり速く蒸発してしまうほど蒸気圧が低くない
とよい。好適な流動性媒体は沸点が約60℃〜約85℃の有
機溶剤である。塩素原子3個以上を含むハロゲン化エタ
ンあるいは塩素原子及びフッ素原子1個上を含むハロゲ
ン化エタンは本発明の修正用組成物に適当な流動性媒体
となる。具体的な適当な流動性媒体には1,1,1−トリク
ロロエタン、1,1,2−トリクロロエタンあるいはこれら
と他のハロゲン化エタンとの混和物がある。流動性媒体
は修正用組成物を被修正面に容易に塗布でき、自由流動
特性を与え又塗布後組成物の比較的薄い薄膜が得られる
だけ充分な量を用いる。従って、流動性媒体の量は組成
物中の顔料と高分子物質の種類と量によって変わるが、
任意の配合に効果的な量は規定の実験によって決めるこ
とができる。流動性媒体の代表的な適当な量は組成物全
量の約80〜約125重量部である。
本発明の修正用組成物に用いる適当なルイス酸は、化
学記録材の着色材と相互作用して被修正文字等を覆う薄
膜に可視の文字等を書けるようにする電子受容体であ
る。適当なルイス酸には他にもあるがAlCl3、ZnCl2、Ca
Cl2、酸活性化ベントナイトのような酸活性化粘土及び
フェノール/アルデヒド系ポリマーのような酸性重合体
がある。ルイス酸の量は変えてもよいが、約0.5〜約15
重量部の量が通常適当である。好適なルイス酸はZnCl2
で、本発明の好適な実施例においてはZnCl2は組成物に
添加する際に適当な溶剤に溶かす。好ましくはZnCl2
溶剤の量はほぼ当量とするとよく、最も好適な溶剤はエ
タノールである。
本発明に適当な高分子薄膜形成用結合材は、媒体の容
器が大気にさらされているとき流動性媒体の量が減るの
で、好ましくはほぼ完全に流動性媒体に溶けるものであ
るるとよい。この流動性媒体の含有量の低減によって組
成物の粘度が急速に増える。更に、高分子物質と流動性
媒体の分散液はこの組成物に含まれる他の物質と相溶性
でなければならない。極性特性の高い高分子薄膜形成用
結合材は本発明の実施に一般に適当である。好適な高分
子薄膜形成用結合材は無臭のミネラルスピリットに可溶
なビニルトルエン/アクリル系である。他の適当な市販
の高分子薄膜形成溶結合材には塩素化ゴム、メタクリル
酸メチル、メタクリル酸n−ブチル及びメタクリル酸イ
ソブチルのようなアクリル系樹脂及び塩化ビニル/酢酸
ビニル共重合体のようなビニル重合体及びそのような高
分子物質の混合物がある。高分子薄膜形成用結合材の使
用量は変わるが、約3〜約20重量部の量で通常適当であ
る。
修正用組成物の技術に熟成した人は流動性媒体と高分
子薄膜形成用結合材の選ばれた組合せに各種の顔料を含
めることができることを知っている。基本的に全ての修
正用組成物は、調色してこの組成物を塗布使用とする紙
の色とよく一致した修正用組成物とすることのできる基
本白色とするための不透明化用顔料として、二酸化チタ
ンを含んでいる。適当な二酸化チタンには好ましくは平
均粒径が約0.2〜約0.4ミクロン、平均吸油量が顔料100
ポンド当たり約14ポンド〜約36ポンドの市販のルチル型
及びアナタース型二酸化チタンあるいはこれらの両者の
混合物がある。この組成物に含まれる二酸化チタンの量
は主として所望の被覆度によって変えることができる。
しかし約30〜約70重量部の量が一般に適当である。他の
不透明化用顔料は単独で用いてもよいが、二酸化チタン
と組み合わせるとよい。そのような顔料には硫化亜鉛、
酸化亜鉛、及び塩基性炭酸鉛や硫酸船がある。修正用組
成物の色をその組成物を塗布する紙の色と合わせるため
に着色顔料を使うこともできる。
修正用組成物にはその4種の主成分、すなわち、ルイ
ス酸、顔料、高分子物質、及び流動性媒体に加えて好ま
しくは流動性媒体に溶ける不揮発性可塑剤を入れること
もできる。可塑剤は脆化を減らしこの組成物によって形
成される薄膜の粘着力と可撓性を良くして薄膜の欠損や
剥離をできるだけ少なくするために用いられる。適当な
特定の可塑剤にはフタル酸ジオクチル、フタル酸ジブチ
ル、低分子量ポリスチレン、鉱油、燐酸トリクジル、及
びひまし油があり、可塑剤の量は約0〜約10重量部が通
常適当であるが、必要な場合や望まれる場合にはそれよ
り多くも少なくも用いてよい。
本発明の修正用組成物には組成物を安定化させ又顔料
によって与えられる被覆力が分散液中にほぼ均一に分布
されるようにするために分散剤も用いることができる。
適当な市販の分散剤にはそれぞれTenneco及びArmakによ
って市販されているNUOSPERSE 657及びDUOMEEN TDOの商
品名で売られているものがあり、使用量は変えてもよい
が、通常約0〜約10重量部の量用いられる。
修正用組成物に入れてもよい他の添加物としては白の
所望の色合いを得るために加える上質のカーボンブラッ
クなどのトナーがある。相手の紙の色と合った望ましい
色の組成物を得るために着色顔料、染料などのトナーも
適当に用いてもよい。分散物の沈降を調節するために更
に有効量の増粘剤をチキソトロピー剤として用いてもよ
い。増粘剤の量は約0〜約5重量部が通常適当である。
本発明の適当な代表的な修正用組成物には有機溶剤
と、被覆顔料を沈着させて薄膜を形成する高分子物質を
包含して成り、溶剤と高分子物質の組合せの混和特性が
Mナンバー約22以上である修正用組成物の成分と組合せ
てルイス酸を更に含むものがある。改良型修正用組成物
はあるレベルの混和性(Mナンバーで規定される)が保
持されるように、組成物中の溶剤、高分子物質及びその
他の成分を選定することによって得られる。
本発明の代表的な適当な組成物を下記に挙げる。
上記の組成物には相手の紙の色と合った好ましい色の
組成物とするに充分な量のトナーを加えることもでき、
このトナーの量は約0〜約50重量部の広い範囲又はそれ
よりいくらか高く変えてもよく、好適な範囲は約0.5〜
約25重量部である。
本発明並びにその組成物の製造法、使用法及びそれか
ら得られる利点について次に実施例によってより充分に
説明するが、これは本発明を例示する目的だけのため
で、請求する本発明の範囲をこれに限定するためではな
い。
実施例1 本実施例は下に掲げた成分を含むベース修正液組成物
の調整法を例示するものである。
成 分 重量部 二酸化チタン 50 ビニルトルエン/アクリル系重合体 10 塩化亜鉛 1.25 1,1,1−トリクロロエタン 100 フタル酸ジオクチル 3 分散剤 3 エタノール 1.25 [注]1:二酸化チタンはdu Pont de Nemours & Co.に
よって商品名TI−PURE R931で売られている市販の二酸
化チタンを用いた。2 :ビニルトルエン/アクリル系重合体はGoodyear Tire
and Rubber Co.により商品名PLIOLITE OMSで売られてい
る市販の重合体を用いた。3 :分散剤はArmakによって商品名DUOMEEN TDOで売られて
いる市販のジオレイン酸N−タロウ−1,3−ジアミノプ
ロパンを用いた。
上記のベース修正液組成物はまず重合体が溶解するま
で1,1,1−トリクロロエタンの一部をビニルトルエン/
アクリル系重合体と混ぜて調整した。次いでこの溶液に
フタル酸ジオクチルと分散剤を加えてから二酸化チタン
を溶液に添加してスラリーとし、これを約4分/ガロン
の間1500psiで均質化した。その後、残部の1,1,1−トリ
クロロエタンと1:1のZnCl2/エタノール溶液をこの均質
化した分散液に混ぜながら加えた。修正用組成物の固形
分含有率は40重量パーセントであった。
本発明の修正用組成物は着色剤と酸性発色剤の相互作
用によって可視像パターンを与える感圧性化学記録紙に
書いた文字等を修正するのに用いる。上記の可視像パタ
ーンを与えるシステムを用いている「カーボンレス」紙
又は、「NCR」(カーボン不要)紙と呼ばれることのあ
る感圧性化学記録紙は既知の商品である。これら商品の
共通因子は紙が2枚で1組をなしている点である。1枚
目の紙は着色剤を担持した裏面を有し、この面は酸性発
色剤を担持した2枚目の紙の表面に重畳されている。圧
力によって着色剤と発色剤の間に相互作用が起こってこ
の作用する圧力のパターンに相応する可視像パターンが
表面シートに与えられる。このような市販品に用いられ
ている代表的な適当な着色剤と酸性の発色剤については
米国特許第4,275,906号に詳述してある。
実施例2 本実施例は本発明の白色修正用組成物の調整法を例示
するものである。実施例1のベース修正液組成物中に下
に挙げた量のトナー成分を混ぜながら加えて分散させ
た。
成 分 重量部 ローアンバー 0.58 ランプブラック 0.02 イエローオキサイド 0.06 無鉛プリムローズ 0.07 実施例3 この実施例は本発明の黄色修正用組成物の調整法を例
示するものである。下に挙げた量のトナー成分を実施例
1のベース修正液組成物に混ぜながら加えて分散させ
た。
成 分 重量部 ローアンバー 0.64 無鉛プリムローズ 8.82 実施例4 この実施例は本発明のピンク色修正用組成物の調整法
を例示する。下に挙げた量のトナー成分を実施例1のベ
ース修正液組成物に混ぜながら加えて分散させた。
成 分 重量部 ローアンバー 0.59 無鉛ミディアムオレンジ 3.40 注:印の全ての着色剤はNuodex,Inc製の866シリーズ
g着色剤濃縮物から選ばれたものである。
実施例5 この実施例は市販の感圧性化学記録紙に書いた文字等
を修正するために実施例2、3、4の組成物を使用する
場合を例示するものである。この実施例で用いた記録紙
はAppleton Papers,Incorporatedにより商品名NCR PAPE
Rで売られているものである。基本的に記録紙は4枚重
ねシートを含むものである。下の表にP1で示す紙におい
ては、1枚目と2枚目の色は白であるが3枚目は黄色
で、4枚目はピンクであった。P2で示した紙では、1枚
目は白、2枚目は黄、3枚目はピンク、4枚目は白であ
った。紙P1,P2の1枚目、2枚目、3枚目はカプセルに
入れたロイコ染料を含む着色剤を包含して成る被膜を裏
面(CB)に有した。紙P1とP2の2枚目、3枚目、4枚目
は石炭酸樹脂を含む酸性発色剤を包含して成る被膜を表
面(CF)に有した。下の表のP1紙は1枚目の表面に圧力
をかけると、2枚目、3枚目、4枚目の表面に黒い文字
等を書き出す着色剤と酸性発色剤の組合せを包含するも
のであった。下の表のP2紙は2枚目、3枚目、4枚目の
表面に青く書く着色剤と発色剤の組合せを包含するもの
であった。
本発明の修正用組成物の有効性を示すために、比較例
の修正用組成物を調整した。これらの比較例の修正用組
成物は下の表に例20、例30、例40とした。例20、例30、
例40は、例2、3、4とほぼ同一であるがZnCl2を含ん
でいない。
下の表はマグベスPCMII反射率計を用いて得られた反
射率値の測定値を示す。FSと表示される反射率値は2枚
目、3枚目、4枚目の表面シートの書いていない面の反
射率値の測定値である。反射率値Mは1枚目の表面に書
く器具の圧力をかけることによって2枚目、3枚目、4
枚目の表面に得られたこれらの表面に書かれた文字等の
反射率値の測定値である。反射率値Lは2枚目、3枚
目、4枚目の表面の上記に書かれた文字等に塗布した修
正用組成物の層の反射率値の測定値である。反射率値CM
は修正用組成物の層に与えられた修正した文字等の反射
率値の測定値である。
上述の説明より、本発明の新規の改良型組成物が感圧
性化学記録材用に特に効果的な修正用組成物であること
が明らかである。それらは書かれた文字等を効果的に覆
って修正するための薄膜を与え、同時に重畳した紙の裏
面に担持された着色材と相互作用して優れた品質の修正
ができるものである。そのような化学記録材の修正が比
較的速く簡単だが極めて効果的にできる。従って、本発
明によれば、本発明がなされた時点で当該技術分野で既
知のものとは全く異なる新規の修正用組成物が提供され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−131675(JP,A) 特開 昭60−214988(JP,A)

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸性発色剤を包含して成る発色材を担持し
    た感圧性化学記録媒体の表面に前記発色材と着色材との
    相互作用によって形成された文字等を修正する組成物で
    あって、基本的に、約30〜約70重量部の不透明化用顔
    料、約3〜約20重量部の可溶性の高分子薄膜形成用結合
    材、約0.5〜約15重量部のルイス酸及び約80〜約125重量
    部の結合材用溶剤から成る実質的に均一な分散液から成
    り、この分散液は書かれた文字等を覆い修正文字等に相
    応する着色材のパターンに触れると可視の文字等の修正
    ができる薄膜を形成することを特徴とする感圧性化学記
    録材のための修正用組成物。
  2. 【請求項2】組成物の色が文字等の書かれた表面の色と
    よく一致するように組成物に着色したことを特徴とする
    請求の範囲第1項の組成物。
  3. 【請求項3】顔料とルイス酸を沸点約60℃〜約85℃の不
    燃性有機溶剤に分散させたことを特徴とする請求の範囲
    第1項又は第2項の組成物。
  4. 【請求項4】溶剤が1,1,1−トリクロロエタンを包含し
    て成ることを特徴とする請求の範囲第3項の組成物。
  5. 【請求項5】顔料が二酸化チタンを包含して成るもので
    あり、かつ/あるいは高分子薄膜形成用結合材がビニル
    トルエン/アクリル系重合体を包含して成るものである
    ことを特徴とする請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れか1項の組成物。
  6. 【請求項6】ルイス酸がAlCl3、ZnCl2、CaCl2、酸性粘
    土、酸性重合体又はこれらの混合物であることを特徴と
    する請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか1項の組
    成物。
  7. 【請求項7】下記のものの有効な量を含むことを特徴と
    する請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項の組
    成物: (a)薄膜の可撓性又は粘着性を向上させるための可塑
    剤、 (b)顔料の被覆力を向上させるための分散剤、及び/
    又は (c)分散された成分の沈降を調節する増粘剤。
  8. 【請求項8】ルイス酸がZnCl2を包含して成るものであ
    り、組成物がルイス酸の溶剤を含むことを特徴とする請
    求の範囲第1項ないし第7項のいずれか1項の組成物。
  9. 【請求項9】下記の成分を組成物の全量に対して下記重
    量部包含して成ることを特徴とする請求の範囲第1項な
    いし第8項のいずれか1項の組成物: a.薄膜の可撓性又は粘着性を向上するための可塑剤0〜
    約10重量部、 b.分散剤0〜約5重量部、及び c.増粘剤0〜約5重量部。
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