JP2516493Y2 - 自走式噴霧機の旋回機構 - Google Patents

自走式噴霧機の旋回機構

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JP2516493Y2
JP2516493Y2 JP1990074766U JP7476690U JP2516493Y2 JP 2516493 Y2 JP2516493 Y2 JP 2516493Y2 JP 1990074766 U JP1990074766 U JP 1990074766U JP 7476690 U JP7476690 U JP 7476690U JP 2516493 Y2 JP2516493 Y2 JP 2516493Y2
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JP
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locking pin
axle
self
wheel
propelled sprayer
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JP1990074766U
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JPH0433375U (ja
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久一 坂本
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Greenhouses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は園芸ハウスの内部において、作物の畝間を無
人走行をしながら、防除を行う自走式噴霧機の旋回機構
に関するものである。
(ロ)従来技術 従来から、畝間を無人走行しながら作物に薬液を噴霧
する技術は公知とされているのである。
例えば実開平1−73032号公報や、実公平1−11333号
公報に記載の技術の如くである。
(ハ)考案が解決すべき課題 しかし上記従来の技術においては、自走式噴霧機は畝
間を走行する場合には無人で走行出来るのであるが、1
条の畝間の防除を終了した後に、次の畝間に移動する場
合には、自走式噴霧機の操向旋回を行う必要があるので
ある。
しかし、駆動モータの回転をチェーンにより前輪と後
輪の四輪に伝達しているだけの簡単な操向機構では、サ
イドクラッチ等がないので、人力により引っ張ったり押
したりして、操向旋回を行う必要があったのである。
本考案は、この旋回をサイドクラッチが無くとも簡単
に行うことが出来るように、車軸と車輪パイプハブとの
間に設けた係止ピンと係合長孔により動力旋回機構を構
成したものである。
(ニ)課題を解決する手段 本考案の解決すベき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
車軸1の軸心と直交する方向に係止ピン15を嵌装し、
該車軸1に遊嵌した車輪パイプハブ16に、該係止ピン15
の嵌入する長孔16aを車輪パイプハブ16の外周の半分以
上に渡って穿設し、前記係止ピン15を車軸1に対して摺
動可能とし、該半周の係合長孔16aの一端に係合した状
態から、係止ピン15を突出位置を180度変更して、他端
に突出係合した状態に切換える切換レバー17を設けたの
である。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は園芸ハウス内において噴霧作業を行い畝間端
部において旋回を行っている自走式噴霧機の平面図、第
2図は自走式噴霧機の側面図、第3図は前輪3と車軸1
の分解状態の斜視図、第4図は車輪パイプハブ16の部分
の斜視図、第5図は車軸1と車輪パイプハブ16と前輪3
・3の後面断面図、第6図は同じく側面断面図である。
第1図において、作物の畝間を自走式噴霧機Aが無人
で操向する状態が開示されている。
自走式噴霧機は駆動モータ10により駆動し、チェーン
により前輪3・3と後輪4・4に動力伝達しているだけ
であり、操向用のサイドクラッチ機構やデフギア装置が
具備されていないので、畝間において、機体がジグザグ
に操向し、畝の側面に衝突すると逆の方向に進行し易い
ように構成する必要があり、畝間内部における自動操向
機構として、車軸1と車輪パイプハブ16との間に、係合
長孔16aと係止ピン15が構成されているのである。
本考案はこのように車軸1から突出した係止ピン15
と、該車軸1に嵌装する車輪パイプハブ16に穿設された
係合長孔16aを、そのまま兼用して、1条の畝が終了し
た後にA′の位置からA″の位置まで旋回する場合の旋
回機構として兼用したものである。
第2図において自走式噴霧機Aの構成について説明す
る。
機体フレームFの前部に前輪3・3を、後部に後輪4
・4を軸受支持し、駆動モータ10より前輪3・3と後輪
4・4にチェーンにより動力伝達している。機体フレー
ムFの上方にホース巻取リール5を載置支持しており、
該ホース巻取リール5にホース14を巻取り、前進する場
合にはこれを引き出して畝間に載置し、後進する場合に
は該畝間に載置したホース14を再びホース巻取リール5
に巻取ながら戻るのである。
機体フレームFの上にバッテリー7が載置されてお
り、機体フレームFの前部に噴口噴霧杆6が立設されて
いる。ホース巻取リール5とバッテリー7の上にボンネ
ットカバー9が被覆され、後部に操向ハンドル8が突設
されている。
従来、自走式噴霧機の旋回機構としては、後輪4・4
の後部で、操向ハンドル8の下方の位置にキャスター輪
31を設け、該キャスター輪31を突出することにより、後
輪4・4を浮かせて、前輪3・3とキャスター輪31の3
輪により操向旋回を可能としていたのであるが、キャス
ター輪31の突出に際しても人力が必要であり、また操向
旋回に際しても人力が必要なのである。
本考案はこのようなキャスター輪31を設ける必要がな
く、駆動モータ10により駆動力によりサイドクラッチが
無くとも操向旋回が出来るように構成したものである。
第3図から第6図において本考案の要部を説明する。
従来も、第4図の如く係止ピン15と車輪パイプハブ16
と係合長孔16aは設けられていたのである。
この場合の係合長孔16aは、半周以上に及ぶ長いもの
ではなくて、約90度の角度に渡る短い長孔だったのであ
る。
該係合長孔16aが設けられて、この係合長孔16aに車軸
1から突設された係止ピン15が係合されていることによ
り、直進状態で走行中に左右の車軸の一方が畝に衝突し
て、その衝突した側が前進不可能となった場合に、機体
の慣性力により他方の車輪のみが押し出され、デフギア
装置と同様に、抵抗を受ける側の車輪の速度が遅くな
り、抵抗を受けない側の車輪の速度が速くなり、操向操
作を行うのである。
このように係合長孔16aの長さだけ前輪3が自由に回
動できるように係合長孔16aを設けて、デフギア装置を
設けたと同様の効果を発揮させていたのである。
本考案においては、このデフギア装置の作用を行う為
に設けた係合長孔16aを更に長く構成し、第6図の如
く、係止ピン15が180度逆の側の係合長孔16aの孔内に突
出できるように、半周以上に渡る係合長孔16aとしたも
のである。
通常に直進走行している場合には、係止ピン15は係合
長孔16aの上端部分に接当係合している。逆に後進して
いる場合には、係合長孔16aの下端部分に係止ピン15が
係合している。
本考案は該係止ピン15の突出位置を上下にスライド可
能としたものである。即ち係止ピン15に係止部15aを設
け、該係止部15aに切換レバー17の先端を係合してい
る。
切換レバー17は中途部15aにおいて枢支されており、
端部が車軸1の外側に突出し、上下の係止位置に固定す
るストッパー18が設けられている。
該構成により、切換レーバ17を上下に回動すると、係
止ピン15が車軸1の上側に突出したり下方に突出したり
することが出来るのである。
(ヘ)考案の作用 本考案は以上の如く構成したものであり、次のように
作用するのである。
即ち、前進で直進状態の場合には、係止ピン15は係合
長孔16aの上端に接当状態で係止されているのである。
この状態から左右へ旋回したい場合には、旋回する方向
の前輪3と後輪4の部分の切換レバー17を操作して、係
合長孔16aの上端に係合している係止ピン15を、逆の側
に突出して、係合長孔16aの下端に係合する位置に突出
するのである。
旋回方向と逆の側の前輪3と後輪4についてはそまま
まにしておくのである。この状態で前進を開始すると、
車軸1・2が回転しても旋回側は、係合長孔16aの下端
に位置しているので、この状態から係合長孔16aの上端
の係合位置へ至るまでの間は、内側の車輪は回転され
ず、外側の車輪は最初から係合長孔16aの上端に係合し
ているので通常に駆動されるので、外側のみが走行し内
側が停止した状態となることにより、旋回が行われるの
である。
(ト)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するものである。
第1に、デフギア装置の無い走行装置において、デフ
ギア装置と同様に抵抗の掛かった方の車輪はゆっくり
と、抵抗の掛からない方の車輪は速く回転する為に設け
ている係合長孔16aと係止ピン15の機構を、そのまま使
用して自走式噴霧機の旋回機構を構成することが出来た
ので、低コストで旋回機構を構成することが出来たもの
である。
第2に、切換レバー17により係止ピン15の位置を逆に
しただけで、後は駆動モータ10を駆動してモータの力で
旋回するのであるから、人力により無理矢理に操向旋回
をする必要がなくなったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は園芸ハウス内において噴霧作業を行い畝間端部
において旋回を行っている自走式噴霧機の平面図、第2
図は自走式噴霧機の側面図、第3図は前輪3と車軸1の
分解状態の斜視図、第4図は車輪パイプハブ16の部分の
斜視図、第5図は車軸1と車輪パイプハブ16と前輪3・
3の後面断面図、第6図は同じく側面断面図である。 1……車軸 3……前輪 4……後輪 15……係止ピン 15a……係止部 16……車輪パイプハブ 16a……係合長孔 17……切換レバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車軸1の軸心と直交する方向に係止ピン15
    を嵌装し、該車軸1に遊嵌した車輪パイプハブ16に、該
    係止ピン15の嵌入する長孔16aを、車輪パイプハブ16の
    外周の半分以上に渡って穿設し、前記係止ピン15を車軸
    1に対して摺動可能とし、該半周の係合長孔16aの一端
    に係合した状態から、係止ピン15を突出位置を180度変
    更して、他端に突出係合した状態に切換える切換レバー
    17を設けたことを特徴とする自走式噴霧機の旋回機構。
JP1990074766U 1990-07-12 1990-07-12 自走式噴霧機の旋回機構 Expired - Lifetime JP2516493Y2 (ja)

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JPH0433375U JPH0433375U (ja) 1992-03-18
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