JP2516460Y2 - 脱穀機の処理胴取付構造 - Google Patents
脱穀機の処理胴取付構造Info
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- JP2516460Y2 JP2516460Y2 JP11435290U JP11435290U JP2516460Y2 JP 2516460 Y2 JP2516460 Y2 JP 2516460Y2 JP 11435290 U JP11435290 U JP 11435290U JP 11435290 U JP11435290 U JP 11435290U JP 2516460 Y2 JP2516460 Y2 JP 2516460Y2
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- JP
- Japan
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- processing cylinder
- processing
- case
- machine frame
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、処理胴を内装した処理胴ケースを機枠に着
脱自在に取り付けることができる脱穀機の処理胴取付構
造に関する。
脱自在に取り付けることができる脱穀機の処理胴取付構
造に関する。
[従来の技術] 従来は、処理胴を内装した処理胴ケースを機枠に連結
して構成する脱穀機において、前記処理胴を内装したま
まの処理胴ケースを機枠に着脱する場合には、処理胴の
一端側より突出する入力プーリを取り外さないと、着脱
できないような構造になっていた。
して構成する脱穀機において、前記処理胴を内装したま
まの処理胴ケースを機枠に着脱する場合には、処理胴の
一端側より突出する入力プーリを取り外さないと、着脱
できないような構造になっていた。
[考案が解決しようとする課題] したがって、そのように入力プーリを着脱する作業は
手間がかかって面倒である、といった不具合を呈してい
た。
手間がかかって面倒である、といった不具合を呈してい
た。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、処理胴ケース
を機枠に簡単容易に着脱できるようにしたものであり、
そのため、処理胴ケースの一端側を機枠に着脱自在に取
り付けるとともに、処理胴の他端側を前記処理胴ケース
の他端側のメタルに軸架し、入力側となる前記処理胴
(a)の一端側より突設した部材(2)を、前記機枠の
外側方に設けた嵌合体に着脱自在に嵌装して取り付け構
成したものである。
を機枠に簡単容易に着脱できるようにしたものであり、
そのため、処理胴ケースの一端側を機枠に着脱自在に取
り付けるとともに、処理胴の他端側を前記処理胴ケース
の他端側のメタルに軸架し、入力側となる前記処理胴
(a)の一端側より突設した部材(2)を、前記機枠の
外側方に設けた嵌合体に着脱自在に嵌装して取り付け構
成したものである。
また、部材を処理胴の入力軸にするとともに、嵌合体
を、機枠の外側方に架設した入力プーリにして構成した
ものである。
を、機枠の外側方に架設した入力プーリにして構成した
ものである。
[作用] したがって、処理胴側より突設した部材を機枠側の嵌
合体に嵌合したり外したりしながら、処理胴ケースの一
端側を機枠に着脱すると、従来のように入力プーリを着
脱することなく、迅速容易に取り付けたり外したりする
ことができる。
合体に嵌合したり外したりしながら、処理胴ケースの一
端側を機枠に着脱すると、従来のように入力プーリを着
脱することなく、迅速容易に取り付けたり外したりする
ことができる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。第1図お
よび第2図において、第1図はコンバインに搭載する脱
穀機の一部の断面図を示し、脱穀機の扱室および排塵側
に連通するとともにクリンプ網(4)を張設した処理胴
ケース(A)を、脱穀機の機枠(B)に着脱可能にして
取り付けるが、前記処理胴ケース(A)に内装した処理
胴(a)の他端側を処理胴ケース(A)の他端側のメタ
ル(1)に軸架し、処理胴ケース(A)の一端側の側板
(5)の外方には、先端側外周面がテーパ面(2a)とな
って突出する円筒形の部材(2)をボルトナット(6)
を介して固定し、前記部材(2)の中心部には前記処理
胴(a)の軸(7)をベアリング(8)を介装して軸架
するとともに、Dで示す直径を有する前記部材(2)よ
り少しく小径となる入力プーリ(9)を前記軸(7)の
先端側に嵌合固定し、入力プーリ(9)には伝動上位側
よりベルト(10)を掛装できるようにして構成する。
よび第2図において、第1図はコンバインに搭載する脱
穀機の一部の断面図を示し、脱穀機の扱室および排塵側
に連通するとともにクリンプ網(4)を張設した処理胴
ケース(A)を、脱穀機の機枠(B)に着脱可能にして
取り付けるが、前記処理胴ケース(A)に内装した処理
胴(a)の他端側を処理胴ケース(A)の他端側のメタ
ル(1)に軸架し、処理胴ケース(A)の一端側の側板
(5)の外方には、先端側外周面がテーパ面(2a)とな
って突出する円筒形の部材(2)をボルトナット(6)
を介して固定し、前記部材(2)の中心部には前記処理
胴(a)の軸(7)をベアリング(8)を介装して軸架
するとともに、Dで示す直径を有する前記部材(2)よ
り少しく小径となる入力プーリ(9)を前記軸(7)の
先端側に嵌合固定し、入力プーリ(9)には伝動上位側
よりベルト(10)を掛装できるようにして構成する。
また、前記機枠(B)には、Dで示す内径を有した円
筒状の嵌合体(3)を外側方に向けて一体的に形成し、
処理胴ケース(A)の側板(5)を機枠(B)に接合す
るとともにボルト(11)を挿着して取り付けることがで
きるように構成する。
筒状の嵌合体(3)を外側方に向けて一体的に形成し、
処理胴ケース(A)の側板(5)を機枠(B)に接合す
るとともにボルト(11)を挿着して取り付けることがで
きるように構成する。
したがって、部材(2)を嵌合体(3)に嵌合したり
外しながらボルト(11)を着脱して、処理胴ケース
(A)の一端側を機枠(B)に着脱すると、従来形のよ
うに入力プーリを着脱することなく容易に取り付けたり
外したりすることができることになる。
外しながらボルト(11)を着脱して、処理胴ケース
(A)の一端側を機枠(B)に着脱すると、従来形のよ
うに入力プーリを着脱することなく容易に取り付けたり
外したりすることができることになる。
第3図は他の実施例を示し、前記実施例同様に機枠
(B)に処理胴ケースを着脱自在に取り付けるが、処理
胴(a)より突出する入力軸をスプライン形の部材
(2)にして構成する。
(B)に処理胴ケースを着脱自在に取り付けるが、処理
胴(a)より突出する入力軸をスプライン形の部材
(2)にして構成する。
また、機枠(B)の外側方には分割ケース(12a)(1
2b)をボルト(13)により固定し、分割ケース(12a)
(12b)の内部には、伝導ベルト(14)を掛装した入力
プーリである嵌合体(3)を、ベアリング(15)(15)
を介装して架設し、嵌合体(3)の中心部には雌スプラ
イン軸孔(3a)を形成して構成する。
2b)をボルト(13)により固定し、分割ケース(12a)
(12b)の内部には、伝導ベルト(14)を掛装した入力
プーリである嵌合体(3)を、ベアリング(15)(15)
を介装して架設し、嵌合体(3)の中心部には雌スプラ
イン軸孔(3a)を形成して構成する。
したがって、部材(2)を嵌合体(3)に嵌合したり
外しながら、処理胴ケースの一端側を機枠(B)に着脱
すると、従来形のように入力プーリを着脱することなく
容易に取り付けたり外したりすることができることにな
る。
外しながら、処理胴ケースの一端側を機枠(B)に着脱
すると、従来形のように入力プーリを着脱することなく
容易に取り付けたり外したりすることができることにな
る。
第4図および第5図は他の例を示し、脱穀機におい
て、扱胴(16)を内装した扱胴(17)の終端部を処理胴
(a)側に連通するとともに、その終端部の下方には送
塵口(18)を設け、該送塵口(18)の上方側となる扱胴
カバー(19)の下面には、扱胴(16)の中心方向あるい
は扱胴(16)の外周方向に向け屈曲したリード弁(20)
を架着して構成したものであり、送塵口(18)側より持
ち廻る被処理物を矢印で示すようにリード弁(20)によ
り扱胴(16)の外周側に案内して、フィードチェン(2
1)側に流れて刺さり粒が多くなることを防止できるこ
とになる。
て、扱胴(16)を内装した扱胴(17)の終端部を処理胴
(a)側に連通するとともに、その終端部の下方には送
塵口(18)を設け、該送塵口(18)の上方側となる扱胴
カバー(19)の下面には、扱胴(16)の中心方向あるい
は扱胴(16)の外周方向に向け屈曲したリード弁(20)
を架着して構成したものであり、送塵口(18)側より持
ち廻る被処理物を矢印で示すようにリード弁(20)によ
り扱胴(16)の外周側に案内して、フィードチェン(2
1)側に流れて刺さり粒が多くなることを防止できるこ
とになる。
[考案の効果] このように本考案は、処理胴(a)側より突設した部
材(2)を機枠(B)側の嵌合体(3)に嵌合したり外
しながら、処理胴ケース(A)の一端側を機枠(B)に
着脱すると、従来のように入力プーリを着脱することな
く、処理胴(a)を内装したまま処理胴ケース(A)を
機枠(B)に確実良好かつ迅速容易に取り付けたり外し
たりすることができることになり、分割、組立ての作業
性を一段と向上させることができる簡単な構造にして好
適に実施できる特長を有する。
材(2)を機枠(B)側の嵌合体(3)に嵌合したり外
しながら、処理胴ケース(A)の一端側を機枠(B)に
着脱すると、従来のように入力プーリを着脱することな
く、処理胴(a)を内装したまま処理胴ケース(A)を
機枠(B)に確実良好かつ迅速容易に取り付けたり外し
たりすることができることになり、分割、組立ての作業
性を一段と向上させることができる簡単な構造にして好
適に実施できる特長を有する。
第1図は本考案の実施例である要部の断面図、第2図は
その一部の分解図を示し、第3図は他の実施例を示し、
第4図は脱穀機の一部の側断面図、第5図はその一部の
縦断面図を示す。 (a)……処理胴、(A)……処理胴ケース (B)……機枠、(1)……メタル (2)……部材、(3)……嵌合体
その一部の分解図を示し、第3図は他の実施例を示し、
第4図は脱穀機の一部の側断面図、第5図はその一部の
縦断面図を示す。 (a)……処理胴、(A)……処理胴ケース (B)……機枠、(1)……メタル (2)……部材、(3)……嵌合体
Claims (2)
- 【請求項1】処理胴(a)を内装した処理胴ケース
(A)を機枠(B)に連結して構成する脱穀機におい
て、前記処理胴ケース(A)の一端側を前記機枠(B)
に着脱自在に取り付けるとともに、前記処理胴(a)の
他端側を前記処理胴ケース(A)の他端側のメタル
(1)に軸架し、入力側となる前記処理胴(a)の一端
側より突設した部材(2)を、前記機枠(B)の外側方
に設けた嵌合体(3)に着脱自在に嵌装して取り付け構
成したことを特徴とする処理胴取付構造。 - 【請求項2】部材(2)を処理胴(a)の入力軸にする
とともに、嵌合体(3)を、機枠(B)の外側方に架設
した入力プーリにしてなる請求項1記載の脱穀機の処理
胴取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11435290U JP2516460Y2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 脱穀機の処理胴取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11435290U JP2516460Y2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 脱穀機の処理胴取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0471430U JPH0471430U (ja) | 1992-06-24 |
JP2516460Y2 true JP2516460Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=31862027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11435290U Expired - Fee Related JP2516460Y2 (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 脱穀機の処理胴取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516460Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4636277B2 (ja) * | 2006-11-02 | 2011-02-23 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
1990
- 1990-10-30 JP JP11435290U patent/JP2516460Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0471430U (ja) | 1992-06-24 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |