JP2516336Y2 - パチンコ島台における補給中継装置 - Google Patents

パチンコ島台における補給中継装置

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JP2516336Y2
JP2516336Y2 JP1989076819U JP7681989U JP2516336Y2 JP 2516336 Y2 JP2516336 Y2 JP 2516336Y2 JP 1989076819 U JP1989076819 U JP 1989076819U JP 7681989 U JP7681989 U JP 7681989U JP 2516336 Y2 JP2516336 Y2 JP 2516336Y2
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正博 竹内
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誠 田結
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はパチンコ機島台の上部に設けられた補給樋か
ら分岐し、各パチンコ機の賞球タンクへパチンコ球を計
数し、補給することに用いられる補給中継装置に関す
る。
[従来の技術] 従来のパチンコ球補給中継装置において、パチンコ島
台上部の補給樋から分流した球をパチンコ機の賞球タン
クへ球を導入する手段であるセーフ計数ボックス(以下
セーフボックスと略称する)は、セーフボックスを固定
するための板をパチンコ島台の横梁に取り付け、その板
に計数器等の装置を高さ位置を合わせてから、固定板と
計数器装置側とに嵌合するボルトとナットとで両装置を
固定していた。
[考案が解決しようとする課題] しかし、上記のようなセーフボックスでは以下のよう
な問題があった。
セーフボックスの設置場所が、パチンコ機裏面上部と
パチンコ島台の横梁との狭い箇所のため、固定するため
のボルトを両装置に嵌合する穴へ嵌挿し、ナットで固定
するなどの作業は手探りでの調整作業が多く、従って設
置の際の調整や日常の保守、点検は容易でない。また、
ホール営業中に内蔵されている電気部品等の故障が発生
した場合、接続した配線をはずし、固定ピンを抜き修理
後、高さを調整し、ボルトやナットを使用して固定して
おり、取り替え作業等は困難を要していた。
また、賞球タンクの高さ調整は、高すぎれば球こぼれ
となり、低い場合には球づまりをおこす等微調整に熟練
を要していた。
尚、ホール営業中に内蔵されている電気制御機器等が
故障した場合、パチンコ機の稼働を停止する事による損
失は大変なもので、簡略で的確な手段が望まれていた。
その上、近代遊技場は多様化するパチンコ機の中から
メーカーの異なる多機種が選定設置されるよう推移し、
パチンコ機は短期間で新台に入替され、その度にパチン
コ機種により賞球タンクの位置に差異があり、高さの再
調整を要し、多くの手数がかかる不経済があった。
本考案は上記した問題点に鑑みなされたもので、その
目的とするところは、パチンコ遊技において重要な補給
機構の要となるセーフボックスの円滑で簡単な高さ調整
且つ、内蔵電気部品等の故障の際、移動用台座本体を固
定台座より即抜取り交換可能とする装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上述した問題点を合理的に解消するため、 請求項1記載の考案は、 パチンコ機を背向列設するパチンコ島台上部に配設さ
れた補給樋に装設された分流手段から流下したパチンコ
球を計数し、パチンコ機の裏面上部に設けられ、景品球
として排出するパチンコ球を貯える賞球タンクに補給す
る補給中継装置であって、 前記補給中継装置は、 パチンコ島台に横架される島枠に固定する固定手段
と、該固定手段に装着される移動用台座で形成され、 前記固定手段は、 下部の両端には一方が固定され、他方は突出し、前記
移動用台座に当接する方向へ向かって凸状に形成された
固定用嵌合部を備え、 前記移動用台座は、 パチンコ球を計数する計数手段と、前記分流手段から
流下した球を流入し前記計数手段に流出させる計数器流
下手段と、パチンコ機をパチンコ島台から開閉する際
に、パチンコ球の流下を停止、停止解除可能にする流下
停止手段と、外部からの打ち止めの指令信号により、前
記賞球タンクにパチンコ球を補給するのを停止し、又逆
に補給の停止を解除する打止補給停止手段と、打ち止め
の指令信号や、前記計数器からの信号を送受信するため
の配線を接続する接続手段と、前記固定手段に上下自在
に摺動し、装着する装着手段を備え、 前記計数手段は、 前記計数器流下手段からのパチンコ球を流入し略垂直
状に整列させると共に、略垂直状に整列したパチンコ球
を補給管に導出する球通路と、流下するパチンコ球によ
り回動する計数用歯車と、該計数用歯車の回転数を電気
信号に変換して出力する電気信号変換出力手段と、から
なり、 前記装着手段は、 裏面の中央に前記固定手段と嵌合する係止溝と、裏面
の両端に前記固定用嵌合部と嵌合する凹凸状の歯止め部
を備えたことを特徴としている。
そして、請求項2記載の考案は、 前記固定手段は、 移動用台座と当接する面の両端に設けられ係止板と、
前記移動用台座と係止する係止溝を備え、 係止板は、端に適宜個数の穴が形成された小穴を備
え、 前記装着手段は、 裏面の両端に前記係止溝と係止する係止腕と、前記係
止板に嵌合し装着する係止装着手段とを備え、 係止装着手段は、前記小穴と嵌合する小穴嵌合手段
と、前記小穴嵌合手段が前記係止板方向に付勢される係
止付勢手段を備え、 前記移動用台座は固定手段から着脱自在にしうるよう
にしたことを特徴としている。
[作用] 本装置を装着するには、固定用主座をパチンコ機の上
部にあるパチンコ島台の横梁に固定し、移動用台座の嵌
合部分を固定用台座の嵌合部を嵌合することによって装
着固定される。この時、高さ調整するには、嵌合に逆ら
って、移動用台座の高さをパチンコ機の賞球タンクに当
接するまで位置を合わせることによって、調整される。
また、第2実施例の装着においては、固定用主座に移
動用台座を嵌挿し、固定用主座の小穴に、移動用台座の
突出した突出片を嵌合させ、コイルバネによって、固定
用主座方向に移動用台座は装着固定される。高さ調整は
突出片の嵌合を解除しながら、摺動移動させ、適宜高さ
の位置にある小穴に再び嵌合させることにより固定され
高さ調整される。
[実施例] 以下、本考案の詳細を図面を参照して説明する。
第1図にはパチンコ島台Eが示され、パチンコ島台E
はパチンコ機Pを複数台列設させており、パチンコ機P
はパチンコ島台Eの中間部に埋設され、側端側から開閉
可能なように設置される。パチンコ機Pの上部には幕板
Mが設けられている。幕板Mは上下に開閉するように、
パチンコ島台Eの上部に螺着されている。又、パチンコ
島台Eの中央部には、パチンコ球をパチンコ島台内部で
循環させるための原動力となる還元機(図示省略)が内
設されている。還元機は各々のパチンコ機Pから排出さ
れたアウト球をパチンコ島台Eの上部に球を磨きながら
揚送させている。そして、パチンコ島台Eの上部には、
還元機より揚送されたパチンコ球を各パチンコ機Pへ補
給できるよう、パチンコ島台Eの中央から山状に両端に
向かって補給樋24が架設されている。そして、第4図に
示されるように、前記補給樋24の側壁にはパチンコ球を
導入させ各パチンコ機Pへ補給するための分離器15が設
けられている。その分離器15の下部にはセーフボックス
Fへ球を導入させるための蛇腹ホース13の始端が接続さ
れており、蛇腹ホース13の終端はセーフボックスFへ接
続されている。そして、パチンコ球は補給樋24から分離
器15と蛇腹ホース13を介して、セーフボックスFへ導入
されている。そして、セーフボックスFはパチンコ機P
の賞球タンク14へとパチンコ球を計数後導出させてい
る。また、パチンコ島台Eの内部には、パチンコ機Pの
枠をはめ込み固定するための横梁25がパチンコ島台Eに
内設され、横梁25はパチンコ島台Eの骨組みとして横架
されている。
次に、本考案の要旨であるセーフボックスFを第2図
乃至第6図を参照し詳述すると、 セーフボックスFは、大別すれば移動用台座1と固定
用主座4で形成され、固定用主座4はセーフボックスF
を横梁25側に固定するものである。移動用台座1は球を
計数し、パチンコ機Pへ補給しており、該固定用主座4
に嵌合し、上・下自在に高・低を調節するものである。
まず、移動用台座1から詳述すると、第2図には、移
動用台座1が描かれている。移動用台座1は内部に補給
計数器11、ソレノイド9、電気配線用プラグC、D、と
突出部30が形成されている。
まず、突出部30は略直方体状に形成された移動用台座
1の上部の端(図面向かって左に)に略直方体状で突出
し形成されている。突出部30は始端にパチンコ球直径大
の球補給口7が穿設されており、球補給口7はパチンコ
球を導出するために、前記蛇腹ホース13の終端と接続さ
れる。また、突出部30は内部に後述する補給計数器11に
パチンコ球を導出させるための、パチンコ球直径大の大
きさで下方に傾斜した空洞な球通路28が形成されてい
る。更に、球通路28の終端は補給計数器11の球導入口29
に接続されている。
前記突出部30の下部には弓状に湾曲した球切腕10が設
けられ、球切腕10の上部は支軸21Aにより軸支されてお
り、支軸21Aは前記球切腕10を貫通するような状態で形
成されている。前記支軸21Aを軸支するように支軸孔21
は、移動用台座1の側壁の内部に嵌合するよう穿設さ
れ、前記球切腕10に対して対象な位置の補給計数器11側
の側壁にも穿設されている。また、球切腕10は、後述す
る補給計数器11の補給管5の終端の直下に位置するよう
作用板17を中央付近に設けている。作用板17は球切腕10
と垂直になるように設けられ、補給管5から落下してく
る球を作用板17で止めることが可能なように、補給管5
の終端を遮るような大きさで略矩形状で形成されてい
る。また、球切腕10は支軸21Aを中心に、固定用主座4
に相対する方向(図面向かって手前方向)に回動可能で
あり、この回動方向に逆らうように付勢するバネ(図示
省略)が移動用台座1の側壁内部に内設されている。
また、移動用台座1の上部中央には矩形状の孔が穿設
され、内部には電気配線用プラグC、Dが埋設されてお
り、外部からの信号線を着脱自在可能にするよう構成さ
れている。
補給計数器11は移動用台座1の中央に略直方体状に形
成され、向かって中央より少し左によった箇所には、上
部に球導入口29が穿設されている。そして、球導入口29
から垂下した位置に補給管5が設けられ、補給計数器11
の内部の球導入口29と補給管5との間には計数球通路
(図示省略)が形成され、計数球通路はパチンコ球を計
数するために回動自在な歯車(図示省略)が途中介在し
ている。歯車は補給計数器11の内部で軸支され、計数器
球通路を通ったパチンコ球を1個づつ歯に噛合しなが
ら、補給管5に導出するように、歯車が設置されてい
る。次に、向かって右には打止用挺8を挿入可能な挿入
口32が設けられている。さらに、補給計数器11は計数し
た信号を前記電気配線用プラグDに送り出すよう図示さ
れない配線が形成されている。
ソレノイド9は移動用台座1には向かって右に設置さ
れ、ソレノイド9は図示されない配線で前記電気配線用
プラグCと接続されており、打止用コネクターAを介し
て外部からの打ち止め信号を受けることによって作用し
ている。打止用挺8はソレノイド9の上部に設けられ、
打止用挺8はソレノイド9が作用することによって、上
下に作動し、下に作動する時、打止用挺8のくの字に曲
がった先端にある先端部33が前記歯車の歯に当接するこ
とによって、歯車の動きを阻止するよう構成され、パチ
ンコ球の補給を停止させている。又、打ち止め停止を解
除するには、解除信号が送られてくると前記とは逆に、
前記歯車の歯に当接した打止用挺8の先端部33が上に作
動し歯車が再び回動可能となる。
次に、第3図に示されるように、移動用台座1裏面の
両端に、左右均等に形成された凹凸状の停止用歯止2が
形成されており、停止用歯止2は後述する定置爪3と嵌
合するように形成されている。また、後述する固定用主
座4が嵌挿容易となるように固定用主座4の幅で嵌合溝
36が形成されている。また、移動用台座1の下部には球
跳ね防止板16が形成され、球が跳ね返って補給計数器11
等に衝撃を直接与えるのを防止することが可能である。
第2図に示されるように球跳ね防止板16はパチンコ機P
の賞球タンク14の一部分を覆うように略矩形状の板で形
成され、補給計数器11の補給管5から垂下した位置に球
をパチンコ機Pの賞球タンク14に補給可能な孔である球
入れ孔18が形成されている。
次に固定用主座4を第3図を参照し説明すると、固定
用主座4は上部がパチンコ島台Eの横梁25に上方からビ
ス等で固定できるようL字状に曲げられており、L字状
の一方は移動用台座1に嵌挿できる嵌挿板34を形成し、
他方は横梁25に固定される固定板35を形成している。嵌
挿板34は下部の両端に停止用歯止2と嵌合する定置爪3
が形成されている。定置爪3は一方が停止用歯止2と嵌
合するよう凸状で形成され、もう一方は嵌挿板34に固定
されている。
次に、本考案の球をパチンコ機Pの賞球タンク14に補
給する作用を第2図を参照して説明すると、 蛇腹ホース13から導入した球は突出部30の始端にある
球補給口7から球通路28を通り、補給計数器11にある球
導入口29に導出される。導出されたパチンコ球は補給計
数器11に内設される歯車(図示省略)の歯に噛合しなが
ら落下する。この時、補給計数器11は前記歯車が回転す
ることにより計数され(例えば歯車には10個の歯が設け
られ、1回転すると1パルスの信号が送られパチンコ球
10個づつカウントしている。)外部に設けられた計数コ
ネクターBに信号が出力され、ホールにあるコンピュー
タへ送られる。
また、外部からはパチンコ機Pが打ち止めになった
際、打止用コネクターAによってホールのコンピュータ
から信号が送られると、ソレノイド9が作動し、打止用
挺8が下方に作動する。打止用挺8の先端部33が歯車に
当接することによって、歯車の回動を停止させパチンコ
機Pの賞球タンク14へパチンコ球の補給を停止するよう
に構成されている。これにより、パチンコ機Pへの球の
補給を停止させ、パチンコ機Pの打ち止めを行いパチン
コ機Pから賞品球が排出しないように形成されている。
又逆に、打止用コネクターAによってホールのコンピュ
ータから解除の信号が送られるとソレノイド9が作動
し、打止用挺8が上方に作動する。打止用挺8の先端部
33が歯車から当接しなくなることによって、歯車の回動
を再び自由にさせパチンコ機Pの賞球タンク14へ、再び
パチンコ球の補給を開始するように構成されている。
また、弓状に湾曲した球切腕10は第5図や第6図に見
られるように、パチンコ機Pの賞球タンク14の上部周縁
に当接しており、パチンコ機Pが通常遊技されているよ
うな時には、図のような位置にある。この時、球切腕10
はパチンコ機Pの上部周縁によって図面向かって右方向
に押される。球切腕10は支軸21Aを中心に回動し、それ
に伴って球の流下を遮っていた作用板17も一緒に回動
し、パチンコ球は球跳ね防止板16の球入れ孔18を通過し
てパチンコ機Pの賞球タンク14に補給される。そして、
トラブル、保守や点検等の際には、パチンコ機Pをパチ
ンコ島台Eより開くことにより、球切腕10は内部に内設
されたバネの付勢力により、第2図にみられる位置に戻
り、補給計数器11の補給管5を塞ぎ球の流下を遮る。こ
のため、パチンコ機Pをいくら開閉しても補給管5より
こぼれ落ちることがなく、また、遊技中にはパチンコ機
Pへの賞球タンク14へ補給可能とする。
次に、本考案の取り付け作用を第3図乃至第6図を参
照して説明すると、横梁25にビス等で固定された固定用
主座4に下方から、固定用主座4の定置爪3の凸部と移
動用台座1の停止用歯止2の凹凸部とを摺動させなが
ら、移動用台座1は嵌挿される。その後、移動用台座1
はパチンコ機Pの賞球タンク14の上部の周縁に移動用台
座1の球跳ね防止板16が当接するまで調整される。この
時、移動用台座1は手で摺動させるだけでよく、高さ調
整は容易に行うことができる。
第5図にはパチンコ機Pの賞球タンク14の位置がパチ
ンコ島台Eの横梁25に対して高い位置にある場合のセー
フボックスFの取付状態を示し、図で示すようにパチン
コ島台Eの横梁25に固着されている固定用主座4と移動
用台座1の間隔が狭く示されている。
第6図に示すのは、パチンコ機Pの賞球タンク14がパ
チンコ島台Eの横梁25に対して低い位置にある場合を示
し、賞球タンク14と横梁25の間が広く、パチンコ球補給
の際には、球がこぼれ易くなる為、固定用主座4と移動
用台座1の調整により適宜間隔となるよう移動用台座1
をスライドさせ調整をはかるものである。
次に、第7図を参照して第2実施例を示すと、 移動用台座50は上部に電気配線用プラグG、Hが内設
されており、突出した突出部60が形成され、突出部60は
始端にパチンコ球直径大の球補給口63を設け、内部には
補給計数器56に球を流下させる球通路61を形成してい
る。また、移動用台座50の中央部に補給計数器56を形成
し、補給計数器56は上部にはパチンコ球を導入する球導
入口65が形成され軸支された歯車(図示省略)が形成さ
れ、歯車はパチンコ球を1個づつ噛合する歯を形成して
いる。また、補給計数器56の下部には計数された球を流
下する補給管57が形成されている。また、移動用台座50
の右の部分には、補給計数器56の内部に内設される歯車
を停止させるためのソレノイド58が形成されている。ソ
レノイド58は上部に打止用挺62を形成し、打ち止めによ
る外部からの信号を受けることによって作動し、打止用
挺62を下方に作動させることによって、補給計数器56の
内部に内設される歯車を停止させ、打ち止め処理を行っ
ている。
次に、移動用台座50は側面側の両端に後述する固定用
主座40の係止溝41に嵌挿可能な係止腕59を形成してお
り、形成腕59が移動用台座50から両端に突出するように
形成されている。更に、移動用台座50は側面の両端に差
し込み部70を設け、差し込み部70は鋭角に折れ曲がった
略くの字状の差し込み片60を形成し、差し込み片60は固
定棒66によって軸支されている。差し込み片60は先端に
固定用主座40の係止板42の小穴44に嵌入できる突出片53
が固定用主座40方向に垂直に突出し設けられ、もう一方
には手で内側に押圧する押圧部51が設けられている。ま
た、差し込み部70の上下には固定棒板67、67が移動用台
座50の側面に対して垂直に形成されている。52はコイル
バネであり、コイルバネ52は固定棒板67、67の間に設置
され、移動用台座50の側壁の端から、固定棒66に一度巻
きつけられた後、突出片53のある差し込み片60の先端に
引っかけることが可能なように先端が鈎状に曲げられ形
成されており、突出片53を固定用主座40の係止板42の方
向に付勢している。
移動用台座50の下部には球跳ね防止板55が形成されて
おり、球跳ね防止板55は補給計数器56の垂下にパチンコ
球直径大の球入れ孔54を形成している。
そして、固定用主座40はL字状に曲げられた固定板43
を形成し、両端には係止板42を略T字状に形成してい
る。係止板42は移動用台座50に対する面の端に前記突出
片53と嵌合する孔の小穴44を適宜間隔で形成している。
また、係止板42と固定用主座40の間には、前記係止腕59
を嵌挿可能な溝である係止溝41が形成されている。
次に、取り付け作用を説明すると、 先ず、パチンコ島台Eの横梁25にビス等で固定板43を
固定し、固定用主座40に下方から移動用台座50を、手で
内側に押圧部51を押圧しながら固定用主座40の係止溝41
に嵌挿する。その後、移動用台座50をパチンコ機Pの賞
球タンク14の上部周縁に当接する位置に高さを調節し、
移動用台座50の突出片53を適宜位置にある固定用主座40
の小穴44に嵌挿させ、移動用台座50にあるコイルバネ52
の付勢によって、移動用台座50の突出片53は固定用主座
40方向に付勢され、移動用台座50は固定用主座40に固定
される。高さ調整を行うには、移動用台座50の押圧部51
を手で内側に押圧し、適宜位置の固定用主座40にある小
穴44に突出片53を嵌挿させるだけで良いため、簡単に手
で位置合わせや着脱をすることが可能である。
以上説明して明らかなように本考案における、 パチンコ島台EのセーフボックスFは、 (1) パチンコ機Pの異種設置の都度要したセーフボ
ックスFの上下移動を迅速且つ的確にに調整が容易に行
える。
(2) 移動用台座1、50を固定用主座4、40から着脱
可能な形成することにより、自在に差替可能で、例えば
移動用台座1、50に内蔵されている電気部品の故障等が
発生した場合、即移動用台座1、50だけ交換することに
よりホール営業の妨げを最少限に抑えることができる。
(3) 移動用台座1、50のみの製造が可能で作り置き
することができるため、管理においても安心である。
(4) 略一体形成することにより、部品数も減少し、
従って安価にできる。
(5) 移動用台座1、50内部に外部からの信号線とを
接続する電気配線用プラグC、D、G、Hを一括内蔵す
ることにより、配線間違いを防止でき、また、外部から
の信号線を簡単に着脱することができ、ホール内での煩
雑な作業も短縮できる。
(6) 移動用台座1、50には打ち止め信号により送ら
れた指令信号により、ソレノイド9、58を作動させ、補
給計数器11、56の中に備えられた歯車を停止させ、パチ
ンコ球をパチンコ機の賞球タンク14に補給することを停
止させ、打ち止め処理を確実に行うこが可能である。
以上説明の如く経済性にも副義的効果を有する特徴が
ある。
尚実用新案登録請求の範囲において、設計変更して広
く利用できることは言及するまでもない。
[考案の効果] 請求項1記載の考案は、固定用主座には移動用台座に
嵌挿できる嵌挿板を形成し、嵌挿板の下部の両端に定置
爪を形成し、また、移動用台座の裏面の中央には、前記
嵌挿板と嵌合する係止溝を形成し、裏面の両端には前記
定置爪と嵌合する凹凸状の停止歯止を形成することによ
って、固定用主座をパチンコ島台の横梁に固定し、固定
用主座の下部から移動用台座を摺動させながら嵌挿し、
移動用台座は定置爪と停止歯止を嵌合し固定される。ま
た、高さ調整も移動用主座を定置爪と停止歯止を嵌合に
逆らい摺動し移動させることによって調整されるため、
ビス等を利用しなくとも、簡単に高さ調整可能である。
また、移動用台座には打ち止め信号により送られた指令
信号により、ソレノイドを作動させ、補給計数器の中に
備えられた歯車を停止させ、パチンコ球をパチンコ機に
補給することを停止させ、打ち止め処理を行うことが可
能である。
請求項2記載の考案は、固定用主座の両端に係止板を
形成し、係止板には小穴を設け、更に、移動用台座には
裏面の両端に固定用主座に係止する係止腕を設け、前記
係止板方向に付勢しながら嵌合する差し込み部を形成す
ることによって、固定用主座をパチンコ島台の横梁に固
定し、固定用主座の下部から移動用台座を摺動させなが
ら嵌挿し、移動用台座は小穴と差し込み部の突出片を嵌
合し、固定用主座方向に付勢され固定される。そして、
高さ調整も移動用台座の差し込み部を押圧しながら、移
動用台座を摺動させ、適宜位置の高さにある小穴に嵌合
することによって、固定され、簡単に高さ調整可能であ
り、着脱に際しても簡単に取り外し、装着可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図……パチンコ島台全体略図。 第2図……要部拡大略図。 第3図……要部裏面略図。 第4図……島台裏面略図。 第5図……島台側面賞球タンク高い位置設置略図。 第6図……島台側面賞球タンク低い位置設置略図。 第7図……他の実施例略図。 1、50……移動用台座、2……停止用歯止、3……定置
爪、4、40……固定用主座、5、57……補給管、8、62
……打止用挺、7、63……球補給口、9、58……ソレノ
イド、10……球切腕、11、56……補給計数器、14……賞
球タンク、15……分離器、16、55……球跳ね防止板、17
……作用板、18、54……球入れ孔、21……支軸孔、21A
……支軸、24……補給樋、25……横梁、28、61……球通
路、29、65……球導入口、30、60……突出部、32……挿
入口、33……先端部、34……嵌挿板、35……固定板、36
……嵌合溝、41……係止溝、42……係止板、44……小
穴、51……押圧部、52……コイルバネ、53……突出片、
59……係止腕、66……固定棒、67……固定棒板、70……
差し込み部、80……差し込み片、A……打止用コネクタ
ー、B……計数コネクター、C、D、G、H……電気配
線用プラグ、E……パチンコ島台、F……セーフボック
ス、M……幕板、P……パチンコ機。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パチンコ機を背向列設するパチンコ島台上
    部に配設された補給樋に装設された分流手段から流下し
    たパチンコ球を計数し、パチンコ機の裏面上部に設けら
    れ、景品球として排出するパチンコ球を貯える賞球タン
    クに補給する補給中継装置であって、 前記補給中継装置は、 パチンコ島台に横架される島枠に固定する固定手段と、
    該固定手段に装着される移動用台座で形成され、 前記固定手段は、 下部の両端には一方が固定され、他方は突出し、前記移
    動用台座に当接する方向へ向かって凸状に形成された固
    定用嵌合部を備え、 前記移動用台座は、 パチンコ球を計数する計数手段と、前記分流手段から流
    下した球を流入し前記計数手段に流出させる計数器流下
    手段と、パチンコ機をパチンコ島台から開閉する際に、
    パチンコ球の流下を停止、停止解除可能にする流下停止
    手段と、外部からの打ち止めの指令信号により、前記賞
    球タンクにパチンコ球を補給するのを停止し、又逆に補
    給の停止を解除する打止補給停止手段と、打ち止めの指
    令信号や、前記計数器からの信号を送受信するための配
    線を接続する接続手段と、前記固定手段に上下自在に摺
    動し、装着する装着手段を備え、 前記計数手段は、 前記計数器流下手段からのパチンコ球を流入し略垂直状
    に整列させると共に、略垂直状に整列したパチンコ球を
    補給管に導出する球通路と、流下するパチンコ球により
    回動する計数用歯車と、該計数用歯車の回転数を電気信
    号に変換して出力する電気信号変換出力手段と、からな
    り、 前記装着手段は、 裏面の中央に前記固定手段と嵌合する係止溝と、裏面の
    両端に前記固定用嵌合部と嵌合する凹凸状の歯止め部を
    備えたことを特徴とするパチンコ島台における補給中継
    装置。
  2. 【請求項2】前記固定手段は、 移動用台座と当接する面の両端に設けられ係止板と、前
    記移動用台座と係止する係止溝を備え、 係止板は、端に適宜個数の穴が形成された小穴を備え、 前記装着手段は、 裏面の両端に前記係止溝と係止する係止腕と、前記係止
    板に嵌合し装着する係止装着手段とを備え、 係止装着手段は、前記小穴と嵌合する小穴嵌合手段と、
    前記小穴嵌合手段が前記係止板方向に付勢される係止付
    勢手段を備え、 前記移動用台座は固定手段から着脱自在にしうるように
    したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項に
    記載のパチンコ島台における補給中継装置。
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