JP2516054Y2 - スライドスイッチの誤挿入防止装置 - Google Patents
スライドスイッチの誤挿入防止装置Info
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- JP2516054Y2 JP2516054Y2 JP5391991U JP5391991U JP2516054Y2 JP 2516054 Y2 JP2516054 Y2 JP 2516054Y2 JP 5391991 U JP5391991 U JP 5391991U JP 5391991 U JP5391991 U JP 5391991U JP 2516054 Y2 JP2516054 Y2 JP 2516054Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide switch
- slide
- sliding
- groove
- slider body
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- Slide Switches (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、スライドスイッチの
誤挿入防止装置に関するものであり、特に、コンピュー
タゲーム機等のコントローラ等に多数個用いられるスラ
イドスイッチであって、該スライドスイッチのスライダ
ー本体は同一形状を有し、且つ、色調等が異っているス
ライドスイッチを区分けして前記コントローラ等に組込
む際の誤挿入防止装置に関するものである。
誤挿入防止装置に関するものであり、特に、コンピュー
タゲーム機等のコントローラ等に多数個用いられるスラ
イドスイッチであって、該スライドスイッチのスライダ
ー本体は同一形状を有し、且つ、色調等が異っているス
ライドスイッチを区分けして前記コントローラ等に組込
む際の誤挿入防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の此種スライドスイッチ1を図8及
び図9に従って説明する。図8は従来型のスライドスイ
ッチ1の平面図であり、図9は図8のC−C線断面図で
ある。図に於てスライドスイッチ1は合成樹脂にて一体
成形されたスライダー本体2と、該スライダー本体2の
上面の略中心部に突設した把持部3と、該スライダー本
体2の裏面に一端部を固定して斜下方へ斜設されたバネ
材より成る摺動片4とから成り、該摺動片4の先端部を
回路基板上の固定接点上をスライドさせてスイッチング
動作を為さしめるのである。
び図9に従って説明する。図8は従来型のスライドスイ
ッチ1の平面図であり、図9は図8のC−C線断面図で
ある。図に於てスライドスイッチ1は合成樹脂にて一体
成形されたスライダー本体2と、該スライダー本体2の
上面の略中心部に突設した把持部3と、該スライダー本
体2の裏面に一端部を固定して斜下方へ斜設されたバネ
材より成る摺動片4とから成り、該摺動片4の先端部を
回路基板上の固定接点上をスライドさせてスイッチング
動作を為さしめるのである。
【0003】而して、該スライダー本体2を同一形状と
し、そして、色調のみを異にして形成された多数個のス
ライドスイッチ1,1…が該色調の違いによって区分け
されてコントローラに組込まれるのである。
し、そして、色調のみを異にして形成された多数個のス
ライドスイッチ1,1…が該色調の違いによって区分け
されてコントローラに組込まれるのである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記従来型のスライド
スイッチをコントローラに組込むときは、該スライドス
イッチのスライダーが色調のみを異にし、そして、該ス
ライドスイッチの組込み位置を区分けされることになっ
ているので、往々にして組込み位置或は方向を誤って組
込まれることがある。
スイッチをコントローラに組込むときは、該スライドス
イッチのスライダーが色調のみを異にし、そして、該ス
ライドスイッチの組込み位置を区分けされることになっ
ているので、往々にして組込み位置或は方向を誤って組
込まれることがある。
【0005】そこで、該スライドスイッチの組み位置及
び組込み方向を誤ってコントローラ等に組付けることが
ないようにするために解決せらるべき技術的課題が生じ
てくるのであり、この考案は該課題を解決することを目
的とする。
び組込み方向を誤ってコントローラ等に組付けることが
ないようにするために解決せらるべき技術的課題が生じ
てくるのであり、この考案は該課題を解決することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案せられたものであり、コンピュータ
ゲーム機等のコントローラ等に設けられるスライドスイ
ッチであって、該スライドスイッチのスライダー本体上
面には把持部が突設され、該把持部が前記コントローラ
等のケースに設けられた摺動孔より上面に突出されると
共に、該スライダー本体をガイドするための摺動溝がケ
ース側に設けられて、該スライドスイッチが該摺動溝に
組込まれ、更に、スライダー本体の裏面にバネ材より成
る摺動片を配設したスライドスイッチに於て、前記スラ
イダー本体のスライド方向の外側面にガイド片を突設
し、更に、該ガイド片の摺動方向であって、且つ、該ガ
イド片が挿入されて摺動できる溝を前記摺動溝を形成す
る壁に設けたことを特徴とするスライドスイッチの誤挿
入防止装置を提供するものである。
達成するために提案せられたものであり、コンピュータ
ゲーム機等のコントローラ等に設けられるスライドスイ
ッチであって、該スライドスイッチのスライダー本体上
面には把持部が突設され、該把持部が前記コントローラ
等のケースに設けられた摺動孔より上面に突出されると
共に、該スライダー本体をガイドするための摺動溝がケ
ース側に設けられて、該スライドスイッチが該摺動溝に
組込まれ、更に、スライダー本体の裏面にバネ材より成
る摺動片を配設したスライドスイッチに於て、前記スラ
イダー本体のスライド方向の外側面にガイド片を突設
し、更に、該ガイド片の摺動方向であって、且つ、該ガ
イド片が挿入されて摺動できる溝を前記摺動溝を形成す
る壁に設けたことを特徴とするスライドスイッチの誤挿
入防止装置を提供するものである。
【0007】
【作用】本考案のスライドスイッチをコントローラに組
込むには、先ず、該コントローラのケース内側面に設け
たスライドスイッチをガイドするための摺動溝に嵌込む
ことになる。このとき、スライダー本体に突設したガイ
ド片が前記摺動溝を形成する壁に設けた溝に嵌入するこ
とにより、該スライドスイッチは該摺動溝に正しい方向
で組込まれる。この際、もし、該スライドスイッチの組
付方向を反対にすれば、前記ガイド片が摺動溝を形成す
る反対側の壁に衝突するので、該スライドスイッチを該
摺動溝に組込むことはできない。更に、前記ガイド片と
之に対峙する前記溝とを各スライドスイッチ毎に違える
ことにより、もし誤った位置に他のスライドスイッチが
組込まれようとしても、前記ガイドを挿入する溝が対設
されていないので、誤った位置にスライドスイッチを組
込むことはできない。
込むには、先ず、該コントローラのケース内側面に設け
たスライドスイッチをガイドするための摺動溝に嵌込む
ことになる。このとき、スライダー本体に突設したガイ
ド片が前記摺動溝を形成する壁に設けた溝に嵌入するこ
とにより、該スライドスイッチは該摺動溝に正しい方向
で組込まれる。この際、もし、該スライドスイッチの組
付方向を反対にすれば、前記ガイド片が摺動溝を形成す
る反対側の壁に衝突するので、該スライドスイッチを該
摺動溝に組込むことはできない。更に、前記ガイド片と
之に対峙する前記溝とを各スライドスイッチ毎に違える
ことにより、もし誤った位置に他のスライドスイッチが
組込まれようとしても、前記ガイドを挿入する溝が対設
されていないので、誤った位置にスライドスイッチを組
込むことはできない。
【0008】
【実施例】以下、この考案を添付図面に従って詳述す
る。尚、説明の都合上、従来公知の技術も同時に説明す
る。図1はコントローラ10を示し、ケーブル11を介
してコンピュータゲーム機(図示せず)に接続される。
コントローラ10の上面左の+字キー12は、画面上の
キャラクターを上下左右に移動させるものである。中央
部位の13はセレクトキー、14はスタート/ポーズキ
ーであり、押圧する毎にスタートとポーズとが切換わ
る。右側の15,16,17,18並びに後面左右の1
9,20はトリガーキーである。
る。尚、説明の都合上、従来公知の技術も同時に説明す
る。図1はコントローラ10を示し、ケーブル11を介
してコンピュータゲーム機(図示せず)に接続される。
コントローラ10の上面左の+字キー12は、画面上の
キャラクターを上下左右に移動させるものである。中央
部位の13はセレクトキー、14はスタート/ポーズキ
ーであり、押圧する毎にスタートとポーズとが切換わ
る。右側の15,16,17,18並びに後面左右の1
9,20はトリガーキーである。
【0009】前記セレクトキー13とスタート/ポーズ
キー14の後方に配設された7個のセレクトスイッチ2
1,22,23,24,25,26,27は夫々スター
ト/ポーズキー14とトリガーキー15,16,17,
18,19,20に対応しており、且つ、夫々三段に切
換えられる後述のスライドスイッチS,S…にて形成さ
れている。そして、前記セレクトスイッチ21はスター
ト/ポーズキー14の動作モードを切換えるみのであ
り、通常のスタート/ポーズキーと、スタート後にスタ
ートとポーズを自動的に反復し、所謂スローモーション
効果が得られるスローモードとを選択できる。又、セレ
クトスイッチ22はトリガーキー19に対応し、23は
20、24は15、25は16、26は17、27は1
8に夫々対応している。
キー14の後方に配設された7個のセレクトスイッチ2
1,22,23,24,25,26,27は夫々スター
ト/ポーズキー14とトリガーキー15,16,17,
18,19,20に対応しており、且つ、夫々三段に切
換えられる後述のスライドスイッチS,S…にて形成さ
れている。そして、前記セレクトスイッチ21はスター
ト/ポーズキー14の動作モードを切換えるみのであ
り、通常のスタート/ポーズキーと、スタート後にスタ
ートとポーズを自動的に反復し、所謂スローモーション
効果が得られるスローモードとを選択できる。又、セレ
クトスイッチ22はトリガーキー19に対応し、23は
20、24は15、25は16、26は17、27は1
8に夫々対応している。
【0010】而して、前記セレクトスイッチ21,2
2,23,24,25,26,27は前述せる如く、ス
ライドスイッチS,S…にて構成されている。そこで、
該スライドSを図2乃至図5に従って説明する。図2は
本案一実施例のスライドスイッチSの平面図である。図
に於て、スライドスイッチSは合成樹脂にて一体成形さ
れたスライダー本体28と、該スライダー本体28の上
面略中心部に突設された把持部29と、前記スライダー
本体28の外側面であって、且つ、該スライダー本体2
8のスライド方向に突設された一定の長さのガイド片3
0とを有し、更に、図3乃至図5に示す如くスライダー
本体28の裏面に、バネ材より成る摺動片31の一端部
を固定して斜め下方へ斜設し、そして、該摺動片31の
先端部を接点31aとして、該接点31aを図5に示す
回路基板32上の固定接点(図示せず)上をスライド自
在に形成されている。
2,23,24,25,26,27は前述せる如く、ス
ライドスイッチS,S…にて構成されている。そこで、
該スライドSを図2乃至図5に従って説明する。図2は
本案一実施例のスライドスイッチSの平面図である。図
に於て、スライドスイッチSは合成樹脂にて一体成形さ
れたスライダー本体28と、該スライダー本体28の上
面略中心部に突設された把持部29と、前記スライダー
本体28の外側面であって、且つ、該スライダー本体2
8のスライド方向に突設された一定の長さのガイド片3
0とを有し、更に、図3乃至図5に示す如くスライダー
本体28の裏面に、バネ材より成る摺動片31の一端部
を固定して斜め下方へ斜設し、そして、該摺動片31の
先端部を接点31aとして、該接点31aを図5に示す
回路基板32上の固定接点(図示せず)上をスライド自
在に形成されている。
【0011】尚、図4及び図5に於て33,33はスト
ッパーであり、前記摺動片31が前記回路基板32の固
定接点上をスライドしてスイッチング動作を為すとき、
該摺動片31がその一端の固定部位を回動支点として上
下回動を為す際の回動範囲を規制してスイッチング動作
に必要且つ充分な範囲を越えて回動しないようにしたも
のであり、之によって摺動片31の弾性復元力の劣化を
可及的に防止しようとするものである。
ッパーであり、前記摺動片31が前記回路基板32の固
定接点上をスライドしてスイッチング動作を為すとき、
該摺動片31がその一端の固定部位を回動支点として上
下回動を為す際の回動範囲を規制してスイッチング動作
に必要且つ充分な範囲を越えて回動しないようにしたも
のであり、之によって摺動片31の弾性復元力の劣化を
可及的に防止しようとするものである。
【0012】又、図3は図2の右側面図であり、図4は
図2のB−B線断面図であるが、同図に於てスライダー
本体28のスライド方向の下部両縁部を下方へ突設して
側壁部34,34が突設されており、更に、一方の側壁
部34の下方部外側両端部に弾性体35の両端部を連着
すると共に、該弾性体35の中央部外側に半円状のクリ
ック突部35aを該弾性体35と合成樹脂にて一体成形
されている。
図2のB−B線断面図であるが、同図に於てスライダー
本体28のスライド方向の下部両縁部を下方へ突設して
側壁部34,34が突設されており、更に、一方の側壁
部34の下方部外側両端部に弾性体35の両端部を連着
すると共に、該弾性体35の中央部外側に半円状のクリ
ック突部35aを該弾性体35と合成樹脂にて一体成形
されている。
【0013】一方、図5及び図6に示す如く、前記スラ
イドスイッチS,S…が夫々組込まれる摺動溝36,3
6…をコントローラ10のアッパーケース37の裏面に
設けられている。而して、該摺動溝36,36…は対応
する各スライドスイッチS,S…を区分けして組込むこ
とができるように構成される。而して、該摺動溝36,
36…はスライドスイッチS,S…のスライド方向と直
角方向の前後壁36a,36a…と該スライドスイッチ
S,S…のスライド方向であって、且つ、該スライドス
イッチS,S…のスライド方向両肩部38,38外側面
を遊嵌してガイドするためのスライド方向壁36b,3
6bとによって各矩形状に形成されている。而も、該前
後壁36a,36a並びにスライド方向壁36b,36
bは夫々高さを低く形成して、前記側壁部34,34を
該壁36a,36a並びに36b,36bより下方へ突
出できるように構成されている。斯くして、前記一方の
側壁部34より側方へ突設した前記弾性体35及びクリ
ック突部35aは各スライドスイッチSのスライドに支
障を与えることがなく、スライドスイッチSのスライド
に追随して同時にスライドする。
イドスイッチS,S…が夫々組込まれる摺動溝36,3
6…をコントローラ10のアッパーケース37の裏面に
設けられている。而して、該摺動溝36,36…は対応
する各スライドスイッチS,S…を区分けして組込むこ
とができるように構成される。而して、該摺動溝36,
36…はスライドスイッチS,S…のスライド方向と直
角方向の前後壁36a,36a…と該スライドスイッチ
S,S…のスライド方向であって、且つ、該スライドス
イッチS,S…のスライド方向両肩部38,38外側面
を遊嵌してガイドするためのスライド方向壁36b,3
6bとによって各矩形状に形成されている。而も、該前
後壁36a,36a並びにスライド方向壁36b,36
bは夫々高さを低く形成して、前記側壁部34,34を
該壁36a,36a並びに36b,36bより下方へ突
出できるように構成されている。斯くして、前記一方の
側壁部34より側方へ突設した前記弾性体35及びクリ
ック突部35aは各スライドスイッチSのスライドに支
障を与えることがなく、スライドスイッチSのスライド
に追随して同時にスライドする。
【0014】又、前記直線状に形成されている各摺動溝
36,36…の一方のスライド方向壁36b,36b…
の側方に、前記クリック突部35a,35a…が嵌合し
て三段階に弾着するクリック穴39,39…を有するス
ライド位置決め片39aが設けられている。従って、ス
ライドスイッチS,S…を各摺動溝36,36…に組込
んでスライドさせるときは、前記クリック突部35a,
35a…が夫々前記クリック穴39,39…に夫々嵌入
して弾着できると共に、スライドスイッチS,S…を三
段階に間歇的にスライドさせて位置決めされるようにな
っている。
36,36…の一方のスライド方向壁36b,36b…
の側方に、前記クリック突部35a,35a…が嵌合し
て三段階に弾着するクリック穴39,39…を有するス
ライド位置決め片39aが設けられている。従って、ス
ライドスイッチS,S…を各摺動溝36,36…に組込
んでスライドさせるときは、前記クリック突部35a,
35a…が夫々前記クリック穴39,39…に夫々嵌入
して弾着できると共に、スライドスイッチS,S…を三
段階に間歇的にスライドさせて位置決めされるようにな
っている。
【0015】又、スライダー本体28,28…のスライ
ド方向に突設された前記ガイド片30,30…は、各ス
ライドスイッチS,S…毎にその突設の位置をずらし、
或は反対側に突設してある。一方、之等のガイド片3
0,30…と対峙するスライド方向の前後壁36a,3
6aに、各ガイド片30,30…が夫々挿入して摺動で
きる溝40,40…を夫々設ける。斯くして、各摺動溝
36内に異ったスライドスイッチS又は組込み方向を反
対にしたスライドスイッチSを組込もうとしても、前記
各ガイド片30,30…が夫々各摺動溝36,36…の
前後壁36a,36a…の何れか一方に衝突することに
なり、斯くして、該スライドスイッチSを誤った位置の
摺動溝に組込むことはできない。
ド方向に突設された前記ガイド片30,30…は、各ス
ライドスイッチS,S…毎にその突設の位置をずらし、
或は反対側に突設してある。一方、之等のガイド片3
0,30…と対峙するスライド方向の前後壁36a,3
6aに、各ガイド片30,30…が夫々挿入して摺動で
きる溝40,40…を夫々設ける。斯くして、各摺動溝
36内に異ったスライドスイッチS又は組込み方向を反
対にしたスライドスイッチSを組込もうとしても、前記
各ガイド片30,30…が夫々各摺動溝36,36…の
前後壁36a,36a…の何れか一方に衝突することに
なり、斯くして、該スライドスイッチSを誤った位置の
摺動溝に組込むことはできない。
【0016】而して、該スライドスイッチS,S…は夫
々コントローラ10内に取付けてある回路基板32上に
載設されると共に、該コントローラ10のアッパーケー
ス37に開穿せられた把持部29,29…の各摺動孔4
1,41…に該把持部29,29…を夫々挿入してアッ
パーケース37の上面に突出させ、そして、該把持部2
9,29…を夫々把持してスライドスイッチS,S…を
スライドさせることにより、該スライドスイッチS,S
…は前述せる如く、クリック突部35a,35a…の弾
着作用により三段階毎に間歇的にスライドすることにな
る。
々コントローラ10内に取付けてある回路基板32上に
載設されると共に、該コントローラ10のアッパーケー
ス37に開穿せられた把持部29,29…の各摺動孔4
1,41…に該把持部29,29…を夫々挿入してアッ
パーケース37の上面に突出させ、そして、該把持部2
9,29…を夫々把持してスライドスイッチS,S…を
スライドさせることにより、該スライドスイッチS,S
…は前述せる如く、クリック突部35a,35a…の弾
着作用により三段階毎に間歇的にスライドすることにな
る。
【0017】又、図7に於て、42は目かくしであり、
スライドスイッチS,S…のスライドに追随して移動し
乍ら前記摺動孔41,41…を夫々目かくしする。尚、
この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改
変を為すことができ、そして、この考案が該改変された
ものに及ぶことは当然である。
スライドスイッチS,S…のスライドに追随して移動し
乍ら前記摺動孔41,41…を夫々目かくしする。尚、
この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々の改
変を為すことができ、そして、この考案が該改変された
ものに及ぶことは当然である。
【0018】
【考案の効果】この考案は、上記一実施例にて詳述せる
如く、スライドスイッチのスライド方向のスライダー本
体の外側面にガイド片を突設し、そして、このガイド片
の突設位置及び方向を各スライドスイッチ毎に変えると
共に、該ガイド片に対峙して、該ガイド片が挿入し、且
つ摺動できる溝をスライドスイッチを組込んだ各摺動溝
の前後の何れかの壁に設けてあるので、各スライドスイ
ッチが組込まれる摺動溝は一定しており、前記ガイド片
と溝とが一致しない限り該スライドスイッチの正しい組
付けが不可能となるので、該スライドスイッチの誤った
挿入は未然に防止できることになる。
如く、スライドスイッチのスライド方向のスライダー本
体の外側面にガイド片を突設し、そして、このガイド片
の突設位置及び方向を各スライドスイッチ毎に変えると
共に、該ガイド片に対峙して、該ガイド片が挿入し、且
つ摺動できる溝をスライドスイッチを組込んだ各摺動溝
の前後の何れかの壁に設けてあるので、各スライドスイ
ッチが組込まれる摺動溝は一定しており、前記ガイド片
と溝とが一致しない限り該スライドスイッチの正しい組
付けが不可能となるので、該スライドスイッチの誤った
挿入は未然に防止できることになる。
【図1】本考案を実施したコントローラの平面図。
【図2】本考案のスライドスイッチの平面図。
【図3】同右側面図。
【図4】図2のA−A線断面図。
【図5】図2のB−B線を断面したスライドスイッチの
組込み状態を示す断面図。
組込み状態を示す断面図。
【図6】本考案スライドスイッチの組込状態をアッパー
ケースの裏面より見た底面図。
ケースの裏面より見た底面図。
【図7】本考案のスライドスイッチの組込状態を示す縦
断正面図。
断正面図。
【図8】従来のスライドスイッチの平面図。
【図9】図8のC−C線断面図。
10 コントローラ 28 スライダー本体 29 把持部 30 ガイド片 31 摺動片 32 回路基板 34 側壁部 36 摺動溝 36a 前後の壁 36b スライド方向壁 37 アッパーケース 38 肩部 41 摺動孔 S スライドスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 コンピュータゲーム機等のコントローラ
等に設けられるスライドスイッチであって、該スライド
スイッチのスライダー本体上面には把持部が突設され、
該把持部が前記コントローラ等のケースに設けられた摺
動孔より上面に突出されると共に、該スライダー本体を
ガイドするための摺動溝がケース側に設けられて、該ス
ライドスイッチが該摺動溝に組込まれ、更に、スライダ
ー本体の裏面にバネ材より成る摺動片を配設したスライ
ドスイッチに於て、前記スライダー本体のスライド方向
の外側面にガイド片を突設し、更に、該ガイド片の摺動
方向であって、且つ、該ガイド片が挿入されて摺動でき
る溝を前記摺動溝を形成する壁に設けたことを特徴とす
るスライドスイッチの誤挿入防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5391991U JP2516054Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | スライドスイッチの誤挿入防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5391991U JP2516054Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | スライドスイッチの誤挿入防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056596U JPH056596U (ja) | 1993-01-29 |
JP2516054Y2 true JP2516054Y2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=12956126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5391991U Expired - Fee Related JP2516054Y2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | スライドスイッチの誤挿入防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2516054Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP5391991U patent/JP2516054Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH056596U (ja) | 1993-01-29 |
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